鉄人28号
こちらも1話だけ見ました。テイストとしては明らかに対象年齢が上に設定されていて、主題歌などがモノクロ鉄人のリメイクになっているあたりも「狙っている」感じです。でも実際今モノクロ鉄人を「見て」知っている層が、どれほどアニメを見ているかと言えば甚だ疑問なわけで、「狙っている」と言ってもそれはあくまで僕ら30代のアニメ・特撮世代。言ってしまえば非常に狭いターゲットに向けた作品だと感じました。
しかし、ターゲットが狭いとは言え、そこに狙い撃ちされている者にとっては、それはもうかなり「良い」と言わねばなりません。クセのあるキャラデザインや、全体的にモノクロを意識させる彩度の低さ、意図的とも思えるパターン枚数の少なさなど、徹頭徹尾ポリシーが貫かれた確信犯。今になって触れたことが逆に悔やまれるほど、上手くお金を回しています。
最近のアニメには詳しくないので、もし間違っていたら恥ずかしいことなのですが、この作品ってデジタルじゃない塗料を使ったアニメなんですかね。コスト削減の為にはデジタルへの移行はやむなしとも思うのですが、使われ始めた頃と比べるとデジタルっぽくないというか、なんだか妙に塗料っぽい。その方が暖かみがあって好きなのですが、ホントのところどうなんでしょう。
余談ですが、Gガンダムと鉄人の添付写真は、さすがに1話しか見ていないので、「薄い」ものになってしまいました(ナディアの時とは違いますね)。全話見終えて、咀嚼した上でのチョイスであれば、きっともっと「マニア好みな」一枚を選ぶことが出来たのでしょうけど、、、。妙に残念だったりしてね(^^;。
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