ゲームセンターCX
先ほどの「スーパープレイヤー」とは対局にありつつも非常に楽しめるプレイというのもあります。CSで放送している、よゐこ有野晋哉さんの「ゲームセンターCX」は、それほど上手くないんだけど、情熱と根気で「魅せる」番組。主にファミコン時代の作品、それも難度が高いといわれていた作品にスポットをあて、「極力」エンディングまでがんばる。時には攻略本も使うし、助っ人ADの手を借りたりもするけれど、30過ぎの中年プレイヤーが魔界村をクリアしようとする、その意気に感ずるじゃないですかっ!自慢じゃないですが、僕も人並み以上のゲーム歴があるつもりですが、初代魔界村だけは「絶対クリアできない」と思いましたから。※念のため申し上げますが、有野氏がクリアしているかどうかはまた別の問題ですよ。
オープニングで子供がカセットの端子に「フッ」と息を吹きかけ、ドラゴンクエストのジングルで表示されるファミコンライクなタイトルロール。用意されたプレイ用ファミコンはもちろん白とエンジ(推定丸ボタン)の初期型後期形。使用するカセットも丁寧に箱付のものを用意していて、細かなディティールにも感心してしまいます。内容的にもゲームをクリアするだけでなく、日頃ゲーム雑誌で目にするような著名人とのインタビューや、レアなゲーム、懐かしいゲームがプレイできるゲームセンターを紹介してくれるコーナーなど、コンピュータゲーム黎明期にどっぷりハマっていた層には、ジャストミートしないわけがない内容です。
7月16日深夜には地上波でもダイジェスト版として編集された「ゲームセンターCXボーナスステージ5」が放映される予定のようです。見ることが出来る方はぜひチェックしてみてはいかがでしょうか。
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