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2005年7月31日 (日)

ただの日記

明日は泊まりで月イチのオオサカ出張です。最近だと某アダルト向けの映像をPSPに入れ、取引先の方々に見せては歓声を浴びるのがマイブーム。っていうかPSP、画質にこだわらなければ512メガでかなり十分楽しめる感じ。っていうか1ギガあれば、日々の娯楽+音楽に映画も楽しめそうで、もしもう一台買うような事態が発生したら、その時は1~2ギガのメモステを買おうと思います。っていうかフツー過ぎる日常。テーマのない話はどうにも不鮮明でイケナイやな。ということで、軽いテーマをもって徒然なるままに・・・。

自分結構その「徒然なるままに」という表現が好きで、メールとかにもよく使う。っていうか自分以外で使ってる人を見たことがないのだけれど、実際の心情としてはこれ以上ナイスな表現はみナイス・・・。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・静かになり過ぎ。

言いたいことをとりとめもなく書くというのは、非常にお気楽であり、読まされる身にもなってみろ、という感じなのだけど、やっぱり書く方は結構楽しかったりする。なのでやはりつれずれに書いてみようと思う。

・接続の話

一人暮らししていたころは、S端子の6イチセレクターに「SFC」「DC」「64」「PS」「SS」をつなぎ、コンポジットの4イチセレクターに「FC」「PCE」「MD」「NG」を繋いで、かつそれらが繋がっているビデオの空きには基板のコンパネを繋いだ、

 自称最強のゲーム環境!

 でした。コダワリとしてはMDとNGは音声を内蔵イヤホン端子からステレオで抜いたり、MDは通常メガCD+32Xの状態にしておいたり、PCEはスパグラも買ったりしましたが、今はもう影も形もない状態。居間のテレビには、PS2をAVマルチで、GCがD1で繋げてあるだけ。でもPCの方は多少「要塞」してるかな。居間とは別のPS2がチューナ付モニターとキャプボに分配して接続してあって、2台のPCは外付けHDDが計3つ(一つ壊れちゃった)。テレビを見たり、ゲームをしたりしながらPCがいじれる「L字配置」になっていて、ついでにステレオにも接続。ある意味

 自称最強のPC環境!

 だったりします。※本当はこれにビデオを繋いで、ルーターからもう一台GC買って接続したいところ。我が家は子供が僕以上のゲームキチガイなのでGCはほとんどフル活動なのです。

 難点はあまりにもそこにいることが多いのに、部屋にクーラーがない!っていうかこの夏が越えられそうにないので、ようやっと重い腰を上げて注文しました。明後日の設置予定がとても楽しみな感じです。っていうかここで寝るようになるでしょう!一応夜なので小声ですが、気持ちは高らかに宣言します!「寝るだろうと!」。

・地球防衛軍2

今日はとにかく先に進めずずっと同じ面をやっていて泣きそうでした。っていうか、進展がないのに、ついついやり続けてしまうのはダラゲーの面目躍如なのですが、やはり得る物がないのはマズい。とりあえずしつこく食い下がっていた装備をすっきり切り替えて、何とかクリア。でもあまりにも進んでいないので、あんま書くことないですね。

しかし地球防衛軍2、ヤフオクで3200円ですよ。それも中古で。定価は税込み2100円なのに。まさかこのソフトにプレミアが付くとは思いませんでした。っていうかD3、もっと本数用意しとけよ、って思いましたよ。友人にも宣伝しましたが、売ってなきゃ買えねぇじゃんよ~。

余談ですが(ぶっちゃけ全て余談なワケですが!)、オークションとかで「中古なのでノークレームノーリターンで」という文章と、「新品なのでノークレー・・・(以下同様)」という文章の両方を見かけるのですが、これは一体どういうことなんでしょうね。「中古だから多少のことは文句言ったりするんじゃねえぜベイベ~」という意思表示と、「新品極まりないゆえ、あなたに指摘されるようなことは一切ござんせん!」という決意表明みたいなもんなんでしょうか。どちらもそれっぽいこと書いているけど、ぶっちゃけ「新品」「中古」はクレームとは関係ないと思うのは気のせいですかねぇ。ちなみに僕は今フィードバック無傷の+55ですが、ノークレームノーリターンと書いたことがないどころか、大抵の場合はクレーム対応も誠意を持ってするようにしています。これは自分が商売人だからなのかも知れませんね。

・やわらか頭塾

 が人気のようですね。こないだのランク王国で1位になっていてちょっとビックリ。っていうか僕的に「何とか教授のなんとかかんとか」っていうDSソフトに関しては、正直話題先行で、ぶっちゃけ「家に帰ってまで勉強するか!ボケェ!」くらいに思っていたのですが、こちらはどうやら違う模様。価格も戦略的に低く抑えられ、何より「メイドインワリオ」の子供っぽさを抜いたようなゲーム性が非常にプリミティブにイカス!正直「塊魂」より買う気が上がっていたのですが、あっさり売り切れてました。任天堂「犬」の人気にアグラかいてないみたいでちょっとカッコイイ。※「アグラ」ってカタカナで書いたの初めてですが、なんか「アンダーグラウンド」や「バイアグラ」を想起させて、ちょっぴりエッチ。<スゲェくだらないこと書いてるな俺。

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 と言うわけですので、しばし更新が途絶えます。次回予定では8月1日の夜になります。皆様からの生ぬるいコメントお待ち申し上げております。再見!

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2005年7月30日 (土)

地球防衛軍2~その3~

さすがに連日こんな時間までやっていてはよくなる体調もよくならないよなぁと自問自答する今日この頃。とりあえず経過報告的なことも(ある意味ブログっぽいし)書いておこうと思う。とりあえず多少のネタバレになるとは思うけど、あんましそれが重要な気がしないゲーム性だと感じるのは、僕のワガママでしょうか。

HPが約700ほどになったものの、途中ノーマルランクではクリア出来ず、ハード1面で装備とHPを強化してかつイージーでかろうじて抜けることが出来た面がありもうした。現在HPは900弱、武器はエメロードME。エメロードは前作も大活躍だったけど、ぶっちゃけ自分のスキルではこれなしで生きて行けそうもない。「この先誰を頼っていけばいいの?」「それなら彼女、エメロードさ。フフン」ってなくらい頼ってる。テクニカルモードで視点を水平にし、逃げながらアイテムを探す&エメは撃ちっぱなし作戦。なんだか「情けないことのび太のごとし」な作戦だけど、とりあえず死ぬほど有効なので、しばらくこれで行く予感。エメロードもMEになって爆発的に使えるようになったので、それまではゴリDDかなぁと言う感じです。

面は今39面くらい?全部で何面くらいあるんだろうか。でも僕よりやってる人はメチャいるだろうし、上手い人もまたいるだろうから、たぶんもうクリアは(ノーマル以上でも)出てるんだろうね。しかし今作のインフェルノってなどうしたもんか。前作はこんなじゃなかったような気がするんですけどねぇ。とにかく強すぎる。固すぎる。つかハーデストでも1面クリア出来ないもんな~。

HPアップアイテムは1個でどのくらい上がるのか、今ひとつよくわからない感じだけど、とりあえず「2に近い1」くらいかなぁと現状。だから1個ってのは一番効率が悪い。せめて2個とれば3は上がるような気がする。あくまで気がする。っていうかそのくらいよく見てればわかるだろうに、何が「気がする」だよ。怠慢!怠けモン!<同じ意味だし。

ハード1面で地味に稼いでいる時、適当に他の武器も試してみた。かんしゃく玉2号は、単純に全部当たれば1500という破格のダメージながら、飛距離、モーションとも最低なので、ソラス以外は使えそうもナシ。火炎砲もダメージさすがに「小++」だけのことはある。弱い。ショットガンの現状最高のヤツは1点集中型で、弾切れまでの2秒ほどで2800ダメージが与えられる計算。でもアサルトライフルとエメロードの蜜月に付け入るのは容易ではないんだよね~。敵次第かな。

 つか買ってない人にはこれ以上ないつまらない話題が続いてしまって恐縮です。とりあえず連日こんな時間までやってしまうくらいは面白いので、宣伝するわけではないのですが、もしよろしければ買ってもいいんじゃないかと思います。ただおもむろに見たヤフオクでは結構高値(ぶっちゃけプレミア)が付いていたので、買う気ならかなり気合い入れて探さないと見つからないかも知れませんです。もちろんその価値はあると思いますけどね!

 ではでは(^-^)/

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2005年7月29日 (金)

続報~地球防衛軍2

続報と言ってもそれほど進んでいなかったりしますが、とりあえず27面くらいまで行きました。しかしやればやるほど前作のままというか、より遊びやすくはなっているのですが、前回のような驚きがない分、「ダラゲー」感が非常に増量されている感じ。

「ダラゲー感増量」はもちろん僕にとって褒め言葉で、なんと申しましょうか、ダラダラとついつい続けてしまう魅力があるというわけです。※最近のタイトルだとやっててすぐイライラするというか「遊べない時間」の割合が多いじゃないですか?だからテンションが下がっちゃうんですよね。そこいくと「クリスの認定ダラゲー」は違います。思う存分ダラダラ遊べる。気軽に始めて、全然終われない!それでこそ「キングオブダラゲー」!。気づけば時計は2時間単位で回っていく。ふと耳を澄ませば鳥の声鳴く夜明け前。それでこそ「ダラゲー道」!

難度を高くすれば途端に死にまくるわけですし、簡単な面を繰り返せばマックスHPは(徐々にではありますが)確実に増やせます。やればやっただけ結果が残るのもダラゲーの基本。やはり時間が無駄になっていないところを強調したいですね。あと乱数要素も見逃せません。もちろん前作からの引き継ぎですが、プレイ中武器アイテムを手に入れても、どんな武器なのかはその面をクリアしなければわからず、自分の物にならない。重要なのはその武器がプレイ中に何か分からないところ。

ここでもしスゲェレアアイテムが出たとしましょうや、そうすると何としてもその面をクリアしなきゃならないという「切迫感」に駆られるじゃないですか。それは「ダラ道(略称)」に反する。あくまで「結果」でよいわけです。追われるでもなく追うでもないプレイこそが「ダラ王」への道なのですから。

何の話をしているんだかよくわからなくなって来ました。ちなみに昨日は気づきませんでしたが、今回の地球防衛軍2、もう一人の空飛ぶ女の子にも武器だけじゃなく別HPがセーブされるようで、男をいくら鍛えても女の子は華奢なまま。まぁそれが趣味って方には結構ですが、実際はそれぞれをちまちま鍛えまくるのがダラ道というものではないでしょうか。武器収集と合わせて、まさに一粒で二度美味しそうな予感です。

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2005年7月28日 (木)

地球防衛軍2

ss_000000 当然というわけでもないのですが、買ってきました。いつもはゲオで買うのですが、今日はたまたまプールに行く途中にあるヤマダに寄って購入。つかヤマダ電気よ、今日発売のソフトなのに棚に1本だけ、それも縦置きでほかのD3と一緒に並べるたぁどういう了見だい?あたしゃこれ見つけるのにえらく手間を取らせちまったよ。

ま、でもあれだね、5%たぁ言えポイント付けて税込み1780円はD3にしちゃあかなり破格だね。勢いで「塊魂」も買っちまったよ。※近所にエイデンの新型店舗が建造中の為か、「中古ソフト500円引き券」までくれた。つかヤマダってゲーム安いんだな。

さて、「塊魂」に関しちゃ息子がずっとやってたのを横で見ていただけだから、偉そうなこたぁ言わねぇ。ぶっちゃけあれだな、王様がウザいっつーかあのしゃべりが気に入らねぇヤツにゃぁ向かねぇシロモンだな。字もなんだか読みにくいしな。つか今風の人向きな感じ?プレステ初期に「ジャンピングフラッシュ」やったときのような感じ?まさにそんな感じ?評判の音楽は、、、まぁイロモノですな。ゲームジジイはこんなこっちゃ驚かねぇよ。超兄貴の衝撃に比べたらカワイイもんさね。

んでもって「地球防衛軍2」。まだそんなにやってないので、あくまで暫定。ノーマルランクの陸戦兵で19面まで到達したところ(写真は18面のミラーUFO。周りの風景を写すその見た目に惚れた!)。とりあえず陸戦兵でやってる分には前作とあまり変わったところはない感じかな。相変わらずロケットランチャーとアサルトライフルで戦ってます。これって序盤でも高難度をがんばって倒した方がいい武器が出るのかしら?前作は好きだったけどあんましやり込まなかったのでよく分かりません。あ、でも今回のがロード時間は明らかに短くなってると思う。全然プレイしていてイライラすることがない。強いて言えば相変わらず敵の歩行型戦車が固ぇってことと、バイクは相変わらず使えねぇってことかな。

今回のキモであるところの「空飛ぶ戦闘兵」=ペイルウィングはほとんどやってません。一回だけやった時は「洞窟面」だったので、「ただの柔らかい女の子」でしかなく、ちょっぴり微妙。でもこちらはこちらで別枠の武器収集が出来るみたいで、ある意味一粒で二度おいしい可能性大。つか女子である必然は感じないなぁ(あくまでこのゲームに関しては)。

あくまでローコストで仕上げているから、着飾ろうにもお金がないって状況なのはよくわかるんだけど、コイツの凄いところは「だったらどこを削るべきか」が他の2000円タイトルと違ってよくわかってる。何を見せ、どう楽しませるのか、しっかり目的に向かって作られているから、遊んでいて安心出来るし、イライラしない。もしかしたら大手でもこうした試みで仕上げることが可能な会社もあるんだろうけど、実現させるところにD3の底力みたいなのがあるのかなぁと思ったりした。★★★★!(暫定)

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ヨーヨー

yoyo  今日は昨日の予定通り家族でプールに行きました。プール自体は昨日の台風で非常に冷たく、自分は終始ぬるい幼児用プールに浮かんで3時間。まぁそんなくだらない話はともかく。

行く途中に寄ったセブンイレブンでなんとも魅力的な箱を見つけ、思わず購入。ファンタグレープ、コカ・コーラ、スプライトの復刻ボトル+ヨーヨーのセット(1本250円)。

僕らの世代でヨーヨーと言えば、誰しもラッセルヨーヨーにハマっているはず(ゴメン少し誇張)。数年前のハイパーヨーヨーブームにも思わずオトナ買いで自分の場合出来もしないのに30個以上集めたりしました。

しかしやらない人には全く訴求しないガジェット(最近はやりの表現ですよね>ガジェット。ぶっちゃけどういう意味かわかんないのに使ってます)だと思うのですが、その完成度はホント目を見張るものがあります。簡単に言うとパーツの精度が高い。今だと2000円ちょっとくらい、ブームの頃で5000円した金属ボールベアリング内蔵の「レイダー」なんかは、スナップ効かせてスリープさせると数分回ってたりしました。※「金属ボール・・・」とは糸を引っかける中心の柱の周りに負荷を軽減するために被せられたパーツのこと。

そんな「ハイパー世代」を経験したものにとっては、このコーラのヨーヨー、正直物足りない作り。まぁドリンク代を除けば100円~150円売りなわけですから、無理もないのですが、30年前のラッセルと比較しても正直かなり劣るように思いました。結局のトコロ精度が低い。※ちなみに僕が当たったスーパーもプロフェッショナルも中心のベアリングがナイロン&1ループで引っかけてあり(フォルムはルーピング用なのに)スリープします。とりあえず一つは壊れる覚悟で開こうとしましたが、どうもバラせない様子で、まぁあくまで「懐かしんで貰う」のが目的と感じました。

余談ですが、自分が行き着けのおもちゃ屋さんにはなんと「ヨーヨーの元世界チャンプ」がいたらしいのですが、実際本人には会ったことがありません(正確には会っていてもその話題にならなかっただけの可能性大)。ただ、その人の友人で自称「負けてないつもり」高校生くんの試技は見せて貰いました。

 今はかなりテクニック(ヨーヨーの場合はトリックと言うらしい)が進化しているので、ホントに今見ても凄いかどうかはわからないのですが、当時としては「お前お金取れるよ」ってくらい派手でよどみがない。周りのみんなから拍手されつつ、小さい子供から「練習すれば出来るようになるかなぁ」と問われ、「絶対なる」と言った彼が「お金があれば世界大会に行ったのに」と言ったのはなんだかとても印象に残っています。

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買おうと思っているゲーム(ウソ)

★今回はスッゲェだらけてます。まさに駄文。むしろ読まなくてもいいかも。っていうかこれ読んで怒ってコメント付けたりされるとマジつらい。ほんとクダ巻いてるっていうかそもそも前置きからしてウザい。いいからさっさと始めろ、みたいな?だからまぁそう!オオラカな気持ちで読んで欲しい。そう、それが言いたかったんだ僕は・・・いやまて、ホントは違う。ホントはホントに読まなくてもいいと思ってるフシも否めない。むしろそれが真実と言っても過言ではない。いやそんな気がしてきたぞ。つか明日は仕事が休みなので、心身ともにダラけている。いやいやそれは全くこの文章には関係ないはずだ。本当に重要なのは読んでる人が楽しいかどうかじゃないか!そこさえ守っていれば何を書いたって許されるに決まっている!っていうかそれが守れないから読まなくていいよって言ってるわけで、いつまでたっても先に進めない気がしてきたのでとりあえず書き始めることにする・・・★

さて、明日はいよいよ「地球防衛軍2」の発売日なわけですが、皆さんはもちろん買いますよね?「ローコストで丁寧」という相反する命題に果敢に立ち向かっている数少ないソフトで、僕もとても楽しみです。しかしこれ以外に「楽しみだ!」と声を荒げて走り出したくなるようなタイトルは、正直それほど多くはありません。っていうかぶっちゃけ1本もないかも。

さて、それでは最近めっきり面倒になって毎週買わなくなった不定期刊ファミ通(手近に転がってるヤツ。いつの号だか思い出すのも面倒)を開いてみましょう。期待の新作TOP30の中で自分が買いそうなのは、、、FF12とゼルダの新作、MOTHER3くらいですかね。。。っとこれはどうも半年前と同じみたいです。っていうか半年後もこの3本な予感すらしますね。他のページもパラパラとめくってみましょう。。。しかし昔はこうしてファミ通をめくっては欲しいソフトに赤ペンチェックしたものですが、、、ん、、、あ、、、、ホントに欲しいと思うソフトが少なくなりました。おっ「サモンナイト」の発売日が結構迫ってる。今度のは僕の好きなアクションRPGなんだよね~。ゼルダが出たときから「アクションRPG」っていうジャンルは個人的に「最強」だと思っていました。誰に対して強いのかよくわかりませんけどね、まぁ緊張感や達成感も味わうことが出来て、それでいてダラダラと稼ぐことも可能みたいなね。ハナシ的な盛り上がりは別に普通のRPGと比べて劣る理由も少ないと思うんですけどねぇ。もっとヌルヌル(いや、別にいやらしい意味じゃなくてさ)なアクションRPGがやりたいところですね。

閑話休題

「サモンナイト」はどうなんでしょうねぇ。作ってるのはフライトプラン?ちょっと調べてみましょうか、、、つかいきなりPCエンジンの「同級生」作ってたところってわかってちょっと引いてしまいましたが、他のタイトルを見てもほとんどやったことがあるやつがないな~。GBAのヤツをちょっと借りてやったくらいかなぁ。でも絵的にはかなり場数踏んでるっていう感じだよな~。

今日はたまたま結構大きな本屋に行く機会があって、だらだらとコミック売り場を回っていました。昔なら平置きされている表紙を見ただけでそのマンガが面白いかどうか、好みに合うかどうかがオーラのごとく流れ込んできたものですが、最近はとんと読まなくなったからか、全然ビートがかき鳴らされない。とりあえずGANTZの新刊買ったけど、コレってそう言えば前巻買ってなかったかもな~なんて。<今俺スッゲェウザイヤツになってる!

そう、昔はゲーム雑誌を見ただけでかなり「当たり」か「はずれ」か分かったモンなんですよ。あ、これはあくまで自分にとって、ね。で、知らないメーカーの続編でもなんでもないタイトルを思いっきり発売日に買う。もちろんその当時はネットなんてないから、前評判とかもろくになくて、ほとんどゲーム雑誌の情報だけで。でも結構外れたって思い出はないんだよね~。PCEのブロウニングとPSの武蔵伝以外は。

そう考えるとまだまだ「サモンナイト」は流れてこないんだよな~。大体自分のやりたいゲームってのがそもそも間違ってる。いや最初から間違ってると言うのも変だけど、やっぱ間違ってんだよね。「漬け置きで経験値稼ぎが出来るようなRPG」がやりたいってのはどう考えても非人道的だろっみたいな?遊びたいんじゃないじゃんオマエ!みたいな。ああ、でもポケモンとかやりたいかな~。ダラダラと穴を埋めるようなゲームがしてぇ!つか穴埋めるだけならピクロスでもいいやな。ピクロスしてぇ!でも頭使いたくない。頭使わないで時間だけ使うようなゲームがしてぇ!ついでにネットでみんながダラダラとやっていて、発売24時間でバラされたりしないヤツがやりてぇ!2週間くらい休んでいておもむろに再開してもみんながみんな2週間くらい休んでくれてるようなヤツがやりてぇ!<絶対無理。

ちょっと眠くなってきた。つかこれがブログでいいのか!?こんなのアリなのか!?俺はもっとみんなの為になる世のため人のためオタクのためマニアのためになるようなアヴァンギャルドでサレンダーな布袋さんみたいな、いやそれは全然関係なかった。もっとこうなんつーんだ読んでて「クスクスっこいつバカだよな~」なんて鼻で笑われるような文章が書きたかっただけなんだ。あん?たまにはそういうのも休みでいい?だよね~たまにはさ、非生産的っていうか一方からどんどん壊していくような、ぶっちゃけ破壊的な文っていうのもアリだよね。

 もう少しよけいに眠くなってきた・・

明日は仕事休みだけど、子供が夏休みなので、たぶんプールだな。っていうか前回海行って体調めちゃクズしたから超心配。次の日曜泊まりで出張だし。でも子供と遊ぶの自体は楽しい。つか子供は好きだから別にいいか。いやね、ホント言うとこういう「駄文以外の何物でもない文」って結構アコガレっつーの?書いてみたかったりしたわけなんだよね。せっかく何書いてもいいみたいなもんじゃない?ブログって。だったらたまにはこういうさ、とことん無駄なことに行を費やすって言うかさ、、、

 やばいかなり眠くなってきた・・・・・・・

・ ・ ・    ・ ・ ・つか座ったまま寝てた。マジ寝てた目つぶってたもん。いやホントに。見てなかったの?ええぇぇ。ウソついてないよぉ<こういう「ぉ」って結構ムカつく。スパムにズビズバたくさん書かれてる気がするんだけど、同意できない?まぁいいか、そんなことは。

昨日とか台風だったじゃん?ウチ客商売だから影響がでかくてさ、めちゃ疲れてたんだよねぇ。体調も今ひとつ良くなくて。でもそんなこと言ってられないじゃない、社会人なんだしさ、やるべきことはちゃんとやるっ!で遊ぶときは遊ぶ!っていうか遊びすぎなんだよね~。今時35にもなってこんなことしてるヤツがまともなオトナなワケがない!いや別に威張れるようなことじゃないんだよ。俺はこの歳になっても人様に威張れるようなことは何一つないんだよ・・・ってこともないかな。比較的「変わり者」で通ってるから。その点は自信がある。個性的ってみんな褒めてくれるもん(いい意味でも悪い意味でも実話)。

さて、ここまで読んでくれた良い子の君にはおじさんからプレゼントが、と書いてみた。書いてみただけ。いや別になんかあげてもいいっちゃぁいいんだけど、自分的に「欲しい物以外はいらない物」っていう座右の銘があるじゃん?でもさそこであなた方の欲しい物を差し上げるだけの財力は当方持ち合わせていなかったりするワケなのよ。だからとりあえず感謝の言葉で終わりにしたい。

 つかそんなこと書いたら絶対期待しちゃうじゃん?「どう落とすんだろ」みたいな。ここまで書いてきて簡単な礼で済ますワケにはいかないよな?みたいな、そういうのあるじゃん。でもさ、そうするとだんだん下腹部がゴロゴロしてきちゃうんだよね。いっぱいいっぱいっていうかせっぱ詰まってるっていうか追いつめられたネズミが何をするか、今こそ見せてやる!っていうか、そんな度胸もないくせに強がるなよお前・・・みたいな状態?それが今の俺?

なんだか眠気が大幅に覚めてきたらしい・・・一山越えたな

今日はバイトの女の子がメガネ掛けてて、結構似合うじゃん、、、、てお前今からまたそんな話をすんのかよっ!って思った?僕は思いました。いや別にただの照れ隠しですよ。て~れ~か~く~しっ!えっきしっ!グワシっ!バサラッ!あ、なんだか自然な感じでお別れの挨拶が言えたみたい・・・。さよならするのは嫌だけど、旅には必ず終わりが来るもの。メーテルにチューされてホワホワになってる鉄郎のように旅の終わりはいつも突然。っていうか鉄郎の旅はまだ始まったばかりだった。ああああああしまった。せっかく終わるチャンスだったのにっ!これじゃぁ学生時代に女の子に「あんた男のくせに長電話だね」って言われた時みたいだ!あれはショックだったんだよね~。ホントあれから1年以上女の子に電話しなかったもんな~。いや別に傷ついたってワケじゃないんだけどさ、なんつーか、イメージっていうの?イメージダウンじゃないんだよ、大体クラスでもいろんな意味で下の方にいたからさ、個性は大切にしたいけど、、、

 また失速してきた・・・ちょっとトイレに行ってくるナリ(さて問題です。語尾に「ナリ」と付けるのは「コロ助」以外に誰がいるでしょうかっ?チチチチチチ、、、、、ハイ時間切れ。トイレ行ってきます。

 ついでに歯も磨いてきました。もういつでも寝られるよ。じゃ、オヤスミなさいっ!

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PSPでエミュ~その3~

PCエンジンのCD-ROMを起動することが出来るという話を聞き、先人諸氏のアドバイスを拝見しつつどうにかこうにか試してみることが出来ました。やり方ウンヌンに関してはもっとずっと詳しい方(例えばリンクさせていただいているGTSさん)もいらっしゃるので、そちらをご覧戴くとして、とりあえず結果報告。※文中の「333」等はクロック333Mhzを指します。

・グラディウスII

無事起動。でも音は割れ気味。普通のHuカードより重め。BGMの曲順がおかしかったりする症状は、これ以外の作品でも全て見られたので、音源をコピーする際のタイムスタンプとかを見ているのかも。ゲーム的には333じゃないと遊べるレベルじゃないので、ほとんどやっていませんが、とりあえず1面ボスまでは無事行けました。

・精霊戦士スプリガン

無事起動。でもBGMは全く鳴らず、音声の順番もおかしい。ただBGMがないためかグラIIよりかなり軽く、222でもなんとか出来るレベル。ボイスがおかしくて野郎が女の子の声だったりするデモはなんだか失笑。しかしBGMがないだけでこんなにゲームがつまらなくなるのか、という発見にも似た驚きがありました。

・天外魔境2

期待していたのですが、全く起動せず。タイトルも見られませんでした。

・イメージファイト2

これも起動せず。

・ダライアス

起動して音楽が鳴るものの、Huカード同様ゲームは始まらず。なんだか惜しい感じ。

・イースI・II

無事起動。ただこれも音楽順がおかしいのかフィールドで洞窟の曲が。ゲーム自体は333であれば普通に出来るレベルですが、RPGなので長時間プレイはちょっと怖い感じ。お金持ちなら何台も買って試しちゃうんですけどね~(^^)。

・悪魔城ドラキュラX

無事起動。重いけどゲームは出来る。ただSTGと比べて画面がごちゃごちゃしてるので、オリジナルサイズでは小さくて視認性が悪い。パッドの操作も正直ちょっとツライけど、ゲームが動くことには素直に感動。

・ふしぎの海のナディア

イースが50メガ程度。グラIIは35メガ程度のファイルサイズなのに対し、ナディアは破格の389メガバイト。オーディオトラックが少ない=CDDAの音源が少ないためなのかなぁという感じですが、とりあえず試してみたところ、ゲームは出来るようです。あ、ナディアに限らず、バックアップラムはどうも初期化されていない状態になってしまうらしく、ソフトでそれを越えられる(セーブ不可で始めることが可能、もしくは初期化することが可能)場合以外は、そこでハングしてしまうようです(例:イメージファイト2)。

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全体的に重いのは否めなくて、正直気楽に遊べるわけではないのですが、十分未来に期待したくなるレベルです。タイトルも徐々に増えていけば嬉しいのですが、今持っているもの以外で遊ぼうとするとなかなか入手が困難なのは残念なところかも。何度も思いますけど、ホント凄い世の中になったもんです。PCエンジンでCDやLT、GTが出た頃に、まさか手のひらの上でグラIIやイースをディスクチェンジなしで遊べるような未来が来るなんて、夢にも思いませんでしたものね。

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2005年7月27日 (水)

水鉄砲

mizudeppo 皆さんは水鉄砲の歴史をご存じだろうか。と言っても僕がそれほど詳しいわけでもないのだが、水鉄砲には大きく分けて3つのタイプがあるように思う。

一つは遙かな昔より伝来する「竹水鉄砲」。竹の節に穴を開け、生地をくくりつけたピストンで押し出すもの。シンプルな構造ながら太い竹、細い穴を使うことで実はかなりの殺傷力を誇る。ただ弱点は言うまでもなくあまりに小さな燃料タンク(1回分)だ。長期戦どころかバケツのサポートなしでは1分と生き残ることは出来ないだろう。

次に発案されたのは「水ピストル」。拳銃を模したフォルムに水を蓄え、トリガーを引くことで射出する。性能はその精度にかなり影響され、昨今目にする舶来ものより、国内ものの方が高性能なのは言うまでもない。とは言っても所詮は指。連射能力と命中精度には優れていても、その飛距離には不満の声も少なくない。

そして一時代を築いたのが「圧縮ポンプ型」。密閉型の大型タンクの7割ほど水を入れ、残り3割の空気をポンプで圧縮することで、これまでにない強力な飛距離を実現した。筆者が初めてその威力を目の当たりにしたときは、「これで時代が動く・・・」と目を細めたものである。しかしこの新システムは即座に中国政府によって複製され、多くのまがい物が世に出回ってしまったため、当初の飛距離と精度を持つものは現状かなり数が少なくなってしまった。ちなみに筆者は「最高飛距離50m」などと書かれたものも見たことがあるが、実際はせいぜい15m程度である。

 添付写真はそんな水鉄砲研究家である筆者の現在の一番のお気に入り。初代「竹水鉄砲」の最大の弱点である連射性能を克服した最新鋭機である(と言っても中国製なので100円である)。市販のペットボトルを利用することで必要十分なタンクを確保。シンプルで無駄のない構造は指で引くトリガーとは比べものにならない飛距離と安定感を実現し、これぞ「未来の水鉄砲(実は温故知新)」だ。ノズルをロングバレルに、タンクを2リットルに変更すれば、もはや昔年の悩みの種であったエネルギー切れともおさらばである。

ちなみにそんな無敵のごときヤツにも弱点があった。それはやはり中国製ゆえの「耐久力のなさ」である。ぶっちゃけ簡単に壊れちゃうのである。写真のものは既に4代目。ヘタすると水を入れる前に壊れちゃうほどヤワな甘チャンだったりするのである。

最強の水鉄砲への道は果てなく遠い・・・。

※余談だがタンクに使用しているのは、チェリオの「スイートキッス※ノンカフェイン」。ナウなヤングにバカウケの最高にクールな炭酸飲料だったが、今ではローカルなお菓子屋さんでしか見つけることもない・・・。諸行無常。

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2005年7月26日 (火)

文才のある人

僕がブログを書き始めたのは、いくつものタイミングが重なったからです。実際ほんの2ヶ月前まで「ブログ」の意味すら知らなかったのですから。

たまたまGTSさんのサイトからリンクされたバブシカさんのブログを読んでいた頃は、それがブログであるという意識はなく、「ああ、こうやって好きなことを書いていくのもありだよな~」程度に読んでいました。実際に「ブログとはなんぞや」という意志のもとに触れたのは、ゲーム雑誌コンティニューでメガネの眞鍋かをりちゃんを見てから。つか自分そんなに「メガネっ子」に萌えたりするタチではなかったのですが、これは殊の外ツボにはまってしまい、おもむろにそのブログも読むようになりました。

 「なるほど確かに人気がありそうだな、アイドルの日記としてはかなり素直に書かれているし、『ブログの女王』というのもわからんでもないな」

最初はそんな風に見ていました。まぁそのサイトの脇にあったココログのバナーが実質的な引き金になって自分も書き始めたわけですが、昨日今日更新された彼女の最新ブログを読んで、はたと気づきました。

 この人は文章が上手い。

アイドルが書いているとか、本音が暴露されているとか、有名だとか、トラックバックが多いとかそんなことは実際はどうでもいいことで、一番自分が見るべきはその文才だったのです。文章の上手いヘタは、いかに読み手を引き込むことが出来るか。読み始めからどんどん加速していって長さを感じさせずに読み終えさせることが出来るか。彼女は芸能人としてのスキル以上に、人を魅了する文才の持ち主だったのです。

僕は小学生の昔から文章を書くのがかなり好きな方で、別段小説とかには興味もなく、読んでもいませんでしたが、コラム的な、短いながらもつい終わりまで読ませてしまう文には一方ならぬ興味と魅力を感じていました。長い物語で魅せる面白さは、ディレクションとストーリーテリングの技術とセンスが求められますが、短文の上手さは、巧みな日本語と流れるようなテンポ、リズム感が求められると思っていたからです。リズミカルな文章は、読んでいて心地いい。

その心地よさを提案出来る才能は、僕が文字をあまり読まない暮らしをしていたからかもしれませんが、正直あまり大きく取りざたされたりしてこなかったのではないでしょうか。僕が大好きなライターに、現「ほぼ日」元ファミ通の永田泰大さんがいらっしゃいますが、氏のような才能は、ネットが普及して「軽く気持ちよく心地よく読める文章」が求められる今だからこそ大きく開花したのではないかと思うのです。

ブログという文化が加速度的に普及して、これまで日の目を見ることが少なかった才能が、きっとどんどん明るみに出ている真っ最中なんじゃないかと思います。眞鍋さんのブログが出版され、多くの人の目に触れたとき、今よりもっと加速して、そうした「気持ちのいい文章」が生み出されるようになるでしょう。これは結構楽しみなことだったりするのです。

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ガンプラの話

G ああついに自分の見苦しい部分を出してしまいました(文章が見苦しいのはとりあえず言い出したらキリがないので保留)。以前作ったゴッドガンダムです。オール筆塗り。ペーパーどころか、接着剤もたしか使っていません。小学生の頃からラッカーで色を塗るのは好きだったのですが、以来まったく進歩していない・・・、いや爪切りで切っていたのがニッパーになったか!ってなくらいなプラモライフ。それもこの1年くらい作っておりません。※まぁテンションがモノを言う趣味ですけれど。

ガンプラはもうファースト世代ですから、シャッターダッシュや抱き合わせ、店長にコネクションから、買えなくて泣いたことまで、一通り経験しております。その辺の思い出話は機会があればするとして、今日はこのGガンダムの話を少々。

これはお友達と一緒に同じプラモを作ろうという「二人コンペ」で作ったモノで、ブログを読んでらっしゃる方ならおわかりの通り、僕はこの当時「Gガンダムを見たことがない」人でした。でも昨今のMGやPGを例に挙げるまでもなく、バンダイのプラモ技術はもはや世界有数のレベルにまで上っているのは疑うべくもなく、っってそんな大風呂敷な話がしたかったわけでは全然なく、まぁ「ゴッドガンダムはどう?結構かっこいいし、動かして遊べそう」。はい、それだけの理由だったように思います。カラーもトリコロールどころか自分は十中八九元の色で塗らない人なので、手元にあって使い道が見あたらなかったズワース用カラーで「バーン・バニングス用ゴッドガンダム」。ああ、別にいいんですいいんです。一人になるのは慣れてますから。とりあえずプラモを悪く言うのは止めて下さい。彼は何も悪くない。悪いのは僕なんですから・・・。そこまで卑屈になるこたぁないかな(^^;。

※ちなみにバブシカさん、僕もSWのプラモいくつか作ったことがあります。っていうかスピーダーバイクとAT-STだけですけど。その時はラインも消して結構がんばりましたが、今のバブシカさんのやってることを見てると、「ああホントはこうやって作るのがスジなんだろうなぁ」と遠い目をしてしまいます(^^;)。ミレニアムファルコンは持っていませんが、AT-ATとスピーダーバイク(気に入ったのでもうひとつ買った)が押し入れのコヤシになっておりますので、ホント期を見て作らなくてはね。

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2005年7月25日 (月)

思い出話~その4~

悪魔城ドラキュラというと、初代からして異彩を放ちまくっていました。コミカルやファンシーという雰囲気が「普通」であった時代に、しっかりとそして丁寧に作られた西洋風ホラー。次々に現れるメジャーな敵キャラもさることながら、ディスクの音源を巧みに使ったメロディアスなBGM、クライマックスの時計塔、そして変身・・・。見せ場もありまくりで、どこかコミカルさが残る魔界村の超高難度と比較されることなく、周囲にもたくさんのファンを獲得していました。

いくつものドラキュラが現れては消える中、次に僕の心に残ったのはPCE版。妙なアニメキャラのデモで大きく気持ちが萎えるものの、攻略法=事実上の魅せプレイの存在や、生音を使うことでただでさえ魅力的だったBGMにも磨きが掛かり、ホントうっとりしながら遊んでいました。何より「スゲェ・・・」と思ったのは、ドラキュラの時に三日月だった月に気づいたとき。ふと「あれ!?狼男は満月で戦ったんじゃなかったかなぁ」と思って再度プレイしてみると、なんと狼男からドラキュラに至る過程で、徐々に月が欠けていくではありませんか。たった一夜の出来事の中、最高の演出でプレイヤーを唸らせる。今でも名作と語り継がれているには、ワケがあるのです。

そして僕が一番好きなのがPS「月下の夜想曲」。これは正直「血のロンド」ほど唸らされたわけではないのですが、とにかく気持ちよかった。ダラダラといろんな武器を替え品を替え斬ってるだけでも楽しくて、個々の敵ごとにドロップアイテムが設定、閲覧可能だったのもたぶん当時としては珍しかったのではないかと思います。当時僕はNIFTYでリストを作り、みんなにも協力してもらいながら、それを徹底的に埋めていきました。教えて貰った物も結局自分で出したりして、ソニックブレードやヘブンズルーンを手に入れたときは本当に嬉しかったです(ヴァルマンウェは逆に強すぎてちょっと寂しくもなったりしました)。そしてリストをギリギリまで埋めていき、ラストたった一マスを残す頃には、攻略本も発売され、「出るアイテムが分かっている」のに、リストを埋めるために数時間、否、10数時間そいつを倒し続けていました。

 でも出ない。 こいつはセカンドアイテムを持っていない!

 結論付けた僕は、意を決してコナミのドラキュラを作った人に直接電話を掛けました。僕がどれほどこのゲームを楽しんだのか、どれほどこのゲームが好きなのかを語り、「普通はこういうことは言わないんだけどね・・・」なんていうリップサービスに踊らされながらも、「そいつは落とさないんだよ。本が間違ってる」という情報を得ました。この時初めて「ゲームに勝った」って思いましたよ。

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2005年7月24日 (日)

アニメソング

ぶっちゃけ僕は今もオタクというかマニアでありたいと思っておりますが、小学生当時はかなりのアニメ・特撮マニアでした。例えば仮面ライダーの1号から7号までのサブタイトルを暗記したり、生まれる前の番組まで「ケイブンシャの大百科」を中心にとにかく知識を蓄積。見たこともないマタンゴや海底軍艦の設定を読みふけり、お小遣いの続く限りアニメージュやジ・アニメを愛読しておりました。

そんな僕が特に好きで集めていたのがアニメソング。と言っても自宅にレコードプレイヤーはなく、もっぱらテレビにレコーダーを近づけて直録音。友達の持ってるレコードは全て入れさせて貰い、メインのストーリーはすっかり忘れても主題歌だけは歌えるという作品を溜めていきました。水木一郎、佐々木功、堀江美都子、子門真人この4人が私的四天王で、キャシャーンがデビューだった佐々木功さんなんかは、ほとんどの曲を(例えばそれがテレビ録音だとしても)持っていたんじゃないかと思います。

しかし、これが大人になってアニメソングに触れる機会があると、当時はさほどでもなかった歌手の曲が妙に心揺さぶったりするもの。特に「ヒデ夕樹(ひでゆうき)」さんなんかは、前述の有名歌手と比べると派手さに欠けるものの、とても魂を込めた歌い上げで、一曲一曲がとても熱い。ライオン丸、タイガーセブン、スターウルフ、ブロッカー軍団、そして海のトリトン。カーステから流れるメロディに家族の意見を無視して熱唱する。気持ちよく歌い終えてふと「もうこの人の歌声は聴けないんだなぁ」と思う。塩沢兼人さんや富山敬さん、ちょっと前だと山田康夫さんという声優さんと同様、心に残る声の主が他界するというのは、ろくに知りもしない俳優の死なんかより、ずっと切なく悲しいものです。合掌。

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2005年7月23日 (土)

鉄人28号

ss_000000 こちらも1話だけ見ました。テイストとしては明らかに対象年齢が上に設定されていて、主題歌などがモノクロ鉄人のリメイクになっているあたりも「狙っている」感じです。でも実際今モノクロ鉄人を「見て」知っている層が、どれほどアニメを見ているかと言えば甚だ疑問なわけで、「狙っている」と言ってもそれはあくまで僕ら30代のアニメ・特撮世代。言ってしまえば非常に狭いターゲットに向けた作品だと感じました。

しかし、ターゲットが狭いとは言え、そこに狙い撃ちされている者にとっては、それはもうかなり「良い」と言わねばなりません。クセのあるキャラデザインや、全体的にモノクロを意識させる彩度の低さ、意図的とも思えるパターン枚数の少なさなど、徹頭徹尾ポリシーが貫かれた確信犯。今になって触れたことが逆に悔やまれるほど、上手くお金を回しています。

最近のアニメには詳しくないので、もし間違っていたら恥ずかしいことなのですが、この作品ってデジタルじゃない塗料を使ったアニメなんですかね。コスト削減の為にはデジタルへの移行はやむなしとも思うのですが、使われ始めた頃と比べるとデジタルっぽくないというか、なんだか妙に塗料っぽい。その方が暖かみがあって好きなのですが、ホントのところどうなんでしょう。

余談ですが、Gガンダムと鉄人の添付写真は、さすがに1話しか見ていないので、「薄い」ものになってしまいました(ナディアの時とは違いますね)。全話見終えて、咀嚼した上でのチョイスであれば、きっともっと「マニア好みな」一枚を選ぶことが出来たのでしょうけど、、、。妙に残念だったりしてね(^^;。

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Gガンダム

ss_000000 まだ1話を見ただけですが、「フムフムなるほどぉ」と思うコトしきり。「熱いロボ」を描かせたらこの人アリ!という今川監督ですが、ジャイアントロボのときもしかり、「熱い漢」を描かせても十二分に素晴らしい才能がほとばしっていますね。例えバンダイがスポンサーだとは言っても所詮はテレビアニメ、使えるコストはたかが知れています。問題はそれをどう割り振るか。どのシーンを心に残すのか、どれだけ心に残るシーンにエネルギーを注ぎ込めるのか。

正直僕には、おせじにもシャイニングのデザインはカッコイイとは言えないのですが、それでもそこを超えて魅せるのは、描き手の愛のたまものとしか言いようがありません。

ガンダムは漠然と僕ら「ファースト」世代、「W」の女の子ファン獲得世代、「G」の若年層を中心とした新規ファン獲得世代、「SEED」でまたも女の子ファンを獲得、というのが大きな盛り上がりだったように思いますが、こうしていざ見てみると、それも頷けるなぁという感じがひしひしとしますね。プラモやラクガキ王国で人気なのもわかりますよ(^^)。

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2005年7月22日 (金)

やる気になるとき

 ゲームはそもそも好きなシリーズや特別楽しみにしていた作品を除いて、プレイするために何らかの決断が必要なものだと思う。というか中学生やゲーセンまみれだった20代前半の頃にはそんな決断は必要なかった。最近になって、「腰が重く」なってきたのだ。ゲームを始める為の理由付け、プレイするにはそれなりのパワーでエンジンを回さなければならない。

 ではどのようなタイトルがより強い決断を必要とするのか。それはズバリ短時間でプレイできない物だ。短時間でプレイ出来ないものとは、つまり短時間で結果が残らない物。何らかの足跡が「ゲームをプレイした」「楽しんだ」という気持ちを喚起させる。ここから書くことは人によっては非常に納得のいかないというか、「おまえそりゃいくら何でも極論だろうよ?」という気持ちになるかも知れない。なので、あくまで「そういう考え方がある」という程度に読んでもらいたい。

 僕はとにかく「プレイに際するモチベーション作り」を重要視する。それはゲームをより楽しむために情報規制をすることや、逆に攻略本を用意することも含まれるし、ゲーム側にそうした演出や、遊びやすさを求めたりするケースも多い。ゲームを遊ぶのは、昔と違って友人から羨ましがられる娯楽ではない。あくまで自分が楽しむために、何かを我慢したりするのは、甚だおかしな話なのだ。

 だから僕はスタート後、プレイヤーが操作できない時間が長いタイトルは、それだけでクズだと烙印を押す傾向が強い。自分が遊ぶ為に時間を割いているのに、坦々と画面を見ているだけ、というのは、既に著しいモチベーションの低下を引き起こさせる。それが毎秒数百万円という映像ならともかく、陳腐な人形劇であればなおのことだ。

 僕はゲームにストーリーを望まない

 映画のストーリーが全てゲームに勝るとは言わないが、まだまだ話で見せきるだけのパワーのあるゲームは少ない。実際「スれて」いないプレイヤーの多くは感銘や歓喜を得られる演出があろうとも、こちとら30年近くゲーム歴があるのである。せいぜい「巧いなぁ」と感心する程度なのである。だから、ストーリーはあくまで楽しく遊ばせるための味付け程度で十分なのだ。ストーリーを追うためにこちらの大切な時間を無駄にされてはたまったモンではない。こちとらただでさえ走行距離の長いエンジンなのである。まず第一に軽やかな操作感、そしてめくるめく展開と矢継ぎ早なオカズを用意して貰いたい。

 大作を遊びきるにはそれらの「追い風」が必須だと思うのである。

 ちなみにここで言う「矢継ぎ早なオカズ」とは決してイベントシーンのことではない。ゴールに用意された豪華料理ではなく、目の前にぶら下がったニンジンのことである。次に自分が目指す小さくも確実な目標。それはとどのつまり最初に言った「短時間で残るであろう結果」でもある。それはいきなり結論づけてしまうが、「戦闘で得られる喜び」に他ならない。アクションであれ、STGであれ、RPGであれ、ゲームは戦っている時間が長い。パズルゲームであれば、トライしている時間は全てここでいう戦闘時間に相当する。要は、プレイヤーががんばっている時間に、ご褒美が欲しいのだ。それもマメに!

 最近プレイしたタイトルにDSの「メテオス」がある。これはまさにそういう「ご褒美」の優れたタイトルだった。隣人に勝利するというプリミティブな目標と、より多彩なプレイを楽しみたいという個人的な欲求、そしてそれぞれを有機的に関連づけて1回のプレイが成立している。FFも一回戦うだけで、経験値、お金、スキルポイント、食材、青魔法などなんだかよくわからないほどいろんなものが手に入ったりする。

 贅沢なのだ。

 なので、どうも最近のポリゴンアドベンチャーは口に合わない。鬼武者、メタルギア、三国無双なんかもそうかな。やっていてイライラしてしまう。もっと単純に簡単にモチベーションを刺激してくれ。もっとギリギリまでロードは短くしてくれ。ボタンのレスポンスを上げてくれ。足を速くしてくれ。メッセージを速く表示してくれ。ボイスはカットさせてくれ。ムービーは飛ばさせてくれ。宿屋は一瞬で朝になってくれ。もっとオレをせかしてくれ!もっと焦らせろ!

・・・・・

 みんながそうだとは言いません。っていうかむしろ自分が少数派でしょう。わかっちゃいるけど書きたかったのさ。最近どうも業界の流れが、望まない方向にあるのがわかるから。

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昨日は・・・

仕事が休みで子供達と海に行ったはいいのですが、帰宅お昼寝後体調が急変。結局かみさんに急患に連れてってもらい、4時間近く点滴。さすがにブログも書けず朝復調して書いている次第。健康はやっぱ大切だとつくづく痛感。みなさんもあんまし太陽とかあなどっちゃいけまんせんよ~。

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2005年7月21日 (木)

sinさんへのレス~

s_yamato02 これが艦橋部分の写真です~。主砲は2×2のようですね。この写真を見ると主砲の大きさより副砲の数に圧倒されてしまいますよね(笑。

レゴでもラクガキ王国でもディティールの簡略化というのは絶対的に存在すると思いますが、もしこのヤマトレベルにラクガキを凝っていったら、絵の具にして1000本くらいは必要かもしれませんね(^^;。

※しかしこういうのを作る人って言うのはどこからスタートするんでしょうか。やっぱ図面とか引くんですよね?ってことは案外その道のプロだったりするのかしらねぇ。

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思い出話~その3~

 雑誌では「広井王子氏の作品」として紹介されている物の多くが、実は広井氏とは全く別の力が作用して大作、傑作になっていることは、あえてここで主張させて戴きたい!SSの「アルカナストライクス」、SFCの「カブキロックス」、PCEの「風雲カブキ伝」以外にも多くの駄作を排出している。ただ、「サクラ大戦」をはじめとして、スタッフに恵まれたことで素晴らしい作品に昇華されたものがある点は否めない。天外魔境2も、そんな素晴らしい「右腕達」の尽力によって結実した、紛れもない傑作なのだ。

 天外魔境2の優れている点は、大ファンである僕からすると、「優れていると思われている点」とズレがあるように思う。後者はアニメや豪華声優を多用した魅せるゲームであること、クリアまでに80時間以上かかるというCDならではの超大なボリュームなどだろう。が、本当にこの作品が優れているのは、そのプレイのしやすさと、戦闘のバランスチューニング、対象年齢の広さにあると思う。戦闘時にはロードがなく、敵のHPを表示することで得られる戦略性、素早さを中心とした組み立てによって得られる敵の強さの幅、低年齢層でもストレートに分かる単純なお笑いと、大人が思わずニヤリとするようなネーミングセンス。

 各国を回って進めていくストーリーも、適度な区切りと抑揚をもたらすし、それぞれのボスの個性付けは昔アニメを観ていた大人にも訴えかけるデザイン&バックボーン。かなり長めの物語を見せる手段も、前述のチューニング同様懐が深い。※「三博士」による「次回予告」等もプレイ中シームレスに挿入されるため、世界観から阻害されることなく、ブリーフィング的な準備が整えられる。

 僕が特に気に入っているのは、レベルを抑えても上げまくっても同様に手強いラスボス戦。久石譲氏の実力がいかんなく発揮され、個人的には過去のどんなラスボス戦よりも盛り上がった。※ちなみにレベル差があっても手強いのは、ラスボスのみこちらのレベルに応じて強さを変えるため。でもそれまで一度もそういう敵が出てこないので、「種」に気づかず、素直に熱くなってしまうのだ。

 これでもか、というほど多くの乗り物や、「え?いいの?」というレベルのエロ(「はまぐり姫に超絶真珠男ですよ!エロっ!)。千葉繁全開の掛け合いに、苦痛を感じさせない操作性と、飽きさせない展開。エンターテインメントとはかくあるべきというお手本のようなゲームなのだ。

----おまけ

 ファーストプレイは普通に物語を楽しんでクリア。43時間。でもセカンドは18時間。僕が当時死ぬほど考えたパターン(でもメチャうろ覚え)ナリ。京都に入ったときに当たり付の串団子を死ぬほど食って「七福の玉」を出来るだけたくさん当てる。次の国へ進み、仲間を呼ぶ敵で「経験値4倍」「お金4倍」が出るまで七福の玉を使う(当然出なかったらリセット)。あとは精根尽き果てるまで呼ばせ続け、倒す。僕はこれで一気にレベルを53くらいまで上げました。そして百鬼王を二人で倒して強力な武具ゲット。とにかくレベルが上がり続ける様は爽快そのもので、僕はこのお金で無事「おミルさん」の顔も見ることが出来ました!って書いたところで誰も試しはしないんでしょうね~。ちょっとションボリ・・・。

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2005年7月20日 (水)

勝手に転載~その2~

s_yamato02 コメントがついたのが嬉しくてつい他にも派手目なレゴを紹介します。と言ってもネットで見かけた「凄いヤツ」をご紹介するだけですけど(^^;。写真は某松本零士の宇宙戦艦。他の写真にあった壁のコンセントの枠から推測すると、その全長約4m!いったいいくつくらいブロックを使っているのか想像も出来ませんが、さすがに歴史があるというか、世界中で愛されているおもちゃだなぁと思ってしまいました。でももし4mがホントだとすると、LEGO社最大のモデル「インペリアルスターデストロイヤー」の約4倍!やっぱヤマトはデカいですね<全然違う。

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続けてLEGO新作

8421 ふと気になって他の新作はないかと思ったら、こんなのが予定されていました!カァ~!建機は男のロマン!っていうか最近のテクニックにしては珍しくビーム多用!?。黄色と黒も男のロマン!クゥ~しびれます。しびれすぎです!っていうか定価150ドル!?日本で発売されなかったらかなり高くつきそう。泣けるっス!マジ泣けるッス!地球防衛軍2とか、虫姫さまとか、タイトーメモリーズとか欲しいソフトもたくさんあるし、、、先日大箱買ったばかりなのに・・・。でもかっこよすぎるぅ~ん。え?もしかして誰も同意してくれてなくてひとりぼっちだったりしちゃう?しょんな~。

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LEGOバイク

8420 の新作がヤフオクに出品されています。#8420。メチャかっこいいです。以前ご紹介したフェラーリはたぶん国内でも発売されるアイテムでしたが、実際問題日本未発売のナンバーも少なくありません。主にテクニックと呼ばれる上級者(対象年齢9~15歳<つーか思いっきり超えとるがや)向けのアイテムにその傾向が強いのですが、もしかしたらこいつも?と不安も残ります。パーツ506に対して6000円~の価格設定は決して高くないと思うのですが、う~む定価は50ドルですか。マジ悩むな~。希望落札されちゃうかな~。でももっと安く出たらどうしよう・・・。ヤフオクで悩むのは結構久しぶりですが、とりあえず新作だからしばらく様子を見ようっと。

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2005年7月19日 (火)

映画の話

この数週間で結構たくさん映画観てるなぁと思った。でもホントに面白いと思うのは難しいとも思った。面白いゲームが奇跡であるように、面白い映画もまた運に左右される。自分の精神状態や、映画館で観るのか、テレビで日本語吹替なのか、DVD借りてみるのか。映画館で観なければならない映画をテレビで観てしまっては、本当は「本当に面白かった」だろう映画を見送ってしまったのと同義になってしまう。もちろんテレビで観ても、それが2度目、3度目だろうとも面白い映画は存在するから、「本当に面白い映画」と「本当に面白いと思えた映画」は厳密には違う。映画を立て続けに観れば観るほど、「本当に面白い映画」が観たくなる。

自分の中でそれに該当する作品は少ない。ただ、それらには明らかに共通することがある。それは「観ていて気持ちいい」ということだ。ドロドロしたり、ムラムラしたり、イライラしたりするシーンが続く映画は、やはり何度も楽しみたいとは思えない。例え結果がわかっていても、その過程を楽しめるというのは、これもまた、ゲームやお笑いにすら通じると思う。

人間は忘れてしまう生き物だけど、忘れないでずっと覚えていることもある。ほんのワンシーンだけかも知れないけれど、好きな映画であれば、忘れずに心に刻まれているシーンが誰しもあるはずだ。何度観ても気持ちいい映画というのは、その忘れられないシーンに行くまでの流れによどみがない。次々に展開するリプレイは、何度も通う通学路のように数を重ねるごとに加速していく。

とりあえず「バックトゥザフューチャー」と「カリオストロの城」が2強なクリスでした。

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ソードフィッシュ

以前いとこに勧められた映画のもう一つ「ソードフィッシュ」を見ました。トラボルタ、ハル・ベリーと、今をときめくヒュー・ジャックマン。とにかくメインの登場人物のほとんどが「頭のいいヤツ」ばかりで、見ていてとても心地いいというか、全編通しで絡まった糸がほどけるような面白さを持った作品でした。内容に関してはいくらでも探せると思いますので、あえて、僕なりの書き方でこの映画を表現するとすると、、、

・主人公はスタローン映画のような地味な性格
・「ペイチェック」とハイテクな感じで似てる
・どんでん返しが「ミッションインポッシブル」っぽいと言えばぽい
・観た後味が「フェイスオフ」に似てる
・アクションというよりサスペンス
・派手さは少ないが、ハル・ベリーのサービスカットは得した

って感じでしょうか。僕自身もっともっと映画を観ていれば、「○○を観た人にはオススメだけど、「○○が嫌いな人は楽しめない」という表現が出来たかも。ただ、「もっとこうした方が面白くなったのに」という部分はほとんどなかったので、そういう意味ではとても完成度の高い作品だったと思います。ヒュー・ジャックマンもメチャかっこよかったし。

 個人的には「面白かったけど好きじゃない」ってトコですかね。冴えないオヤジ(ジャックマン)が先日観た「宇宙戦争」のトムに通じるようなところも、ちょっぴりマイナス。でもこの映画ではしょうがないと思うところに歯がゆさもあったりして(トラボルタ以上にスーパーマンになっちゃダメだから)、、、やっぱ好きにはなれないな~。面白かったけど。★★★☆。

あ、映画の感想としてはタブーかもしれませんが、自分意味の分からないこのタイトルが嫌いでずっと観てなかったことを思い出しました。ソードフィッシュって何?

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2005年7月18日 (月)

ラクガキ王国2

95c 最近はほとんどやっていませんが、一時期猛烈にハマっていたPS2ソフト(写真はそれを使ってsinさんという方が描いたモノ)。このゲームの素晴らしいところは、前作より非常に使いやすくなったモデリングツールと、それで出来上がった作品を実際にゲーム内で自機として使えるところ。アクションRPG仕立てのゲーム内容も、徐々にラクガキを楽しく描くためのツール強化とリンクしていて、かなりいい感じ。

 sinさんの運営しているポータルサイトhttp://f38.aaa.livedoor.jp/~rakugaki/では、既に10回を超える大会が開かれており、見るだけでもとても楽しめる数少ないタイトルでもあります。※僕も過去何度か参加させて頂きました。結果?まぁそれはそれとして(^^;

 こうしたツール系のソフトを見ていてシミジミ思うのは、やっぱ版権のしばりってのはない方が楽しいよなってことと、一緒に盛り上がれる人がいるってのは何より重要だよな、ってこと。自分が作った作品を誰かに見て貰う、コメントを貰う、時には褒めて貰っちゃったりした日にゃ天にも昇ろうって感じで、もしCG制作に興味があるとか、趣味で絵を描いているとか、マリオペイントにハマったとかいう過去をお持ちの方にはぜひとも触れてみて欲しいと思います。

 ちなみにsinさんには今回相互リンクさせていただいた個人サイトもございますが、氏の作品のほとんどはこちらの方で拝見させていただくことが可能です。ただ、あまりにもレベルが高いというか、ぶっちゃけ制作者よりこのソフトを愛してらっしゃる方ですので、駆け出しのクロッカー(ラクガキ描く人のこと)の方にはちょっぴり目の毒かもしれません。※作品には「葉隠覚悟」や「ナイトオブゴールド」などもあって、一見の価値どころか百見の価値のあるサイトだと思いますデス。

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過去に持って行くとしたら

ふと周りを見渡すと、いくつものゲーム機が目に入ってきます。新しいところでPSP、DS。少し前だとGC、PS2、その前でDCやN64、PS、SS、、、どんどんハードスペックが下がっていって、もう目の前にはありませんが、一番最初に買って貰ったゲーム機は、レバーが付いたコントローラーで遊ぶ、車やピンポンのようなゲームが出来るヤツ(大人ファミにも載っていませんでした)でした。

 もし過去にどれか一つ持って戻れるとしたら、、、

 みなさんならどれを持って戻りますか?またいつの時代の誰に見せますか?単に驚かせるだけなら、やはりPSPでしょうか。とんでもなく綺麗な画面と未知なる二種類のメディア。もしそれがファミコン時代の任天堂なら、ボタンの数、アナログスティック、OSという概念、充電で6時間というパフォーマンスやSONYの製品であるという事実。エミュレータや動画、音楽も載せていたらその驚愕レベルは想像を超えています。

 でももし「価値ある存在」としてなら、どうでしょう。PSPの技術はあまりに隔世の感が強く、ファミコン時代にフィードバック出来るファクターは正直少ないかもしれません。現実問題それは単なる「オーパーツ」にとどまってしまうかも知れないのです。もちろん逆にファミコン時代にPCエンジンのCDROMというのも「近未来過ぎて」面白くありませんから、「いつ何を誰に見せるのが面白いか、」は意外と難しいところです(誰に言ってるんだか(^^;)。

 では割と近い過去ではどうでしょう。PS2の開発が佳境に入った頃のSONYにPSPというのは、技術的にも延長上でしょうし、メディアとしてもDVDが出てきている頃でしょうから、UMDにもリアリティがありそうです。いやいやちょっと待って下さい!これでは先ほどのCDROMと同じレベルか!?むむむ、これは確かに難しいですな(だから誰に言ってるんだ)。

 僕が技術革新に驚かされたのは、スペハリの32000色、スーファミの回転拡大縮小、CDROMのボイスと生演奏、バーチャファイターなどです。ということはそれを加速するようなガジェットをその制作者に見せるのが一番面白そう。それでは本日の僕の結論です。

・DSを64開発序盤に任天堂に!

 技術的に見えなくはないところでありながら、信じられない小さなメディアと「最先端そう」なデバイス。暗中模索のN64がそのままSONYに食われることなく別の未来を手に入れるかもしれない!でも、手に入れないかも知れない。

・バーチャファイター発売日に小型PS2+バーチャ4を鈴木裕さんに!

 ポリゴンの未来はきっといろんな角度と検証がなされているはず。それでもそれはあくまで可能性に過ぎず、実感も薄いはず。そこでコレ。「あんたらは将来こんなところまでたどり着くんだよ」という気持ちと、「じゃあなぜこれがSEGAハードじゃないんだ!」というあまりにもシニカルな現実。時代がどう動くか考えただけでも楽しい!

 ごめんなさいつまらない話でしたでしょうか?

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ただの日記

昨日は家族サービスでプールに行ってきました。まぁそれはどうでもいい話。その後ゲームショップに行ってゼルダの伝説4つの剣(GC)980円などを買ったりしたのですが、これもまぁどうでもいい話。本題は別にあります。

そこで、「GENJI」のデモが流れていたのですが、おもむろに「白組」の文字を見つけた僕は、横にいた長男に「この白組っていうのは、あの「ジュブナイル」のSFXを担当したところなんだぞ」と息巻いて解説。今になって思いました。それが一体彼にどれほど必要な情報だったのかと!っていうかそんなことは知らなくても全く生きていく上で問題がないどころか、知らない方がむしろ幸せだったんじゃないかってレベルの話ですよね。そういうところにふと自分のオタク性を見いだしてしまったりして、軽~い自己嫌悪に陥ったりする今日この頃です。

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2005年7月17日 (日)

自慢話?

何やらえらくいかがわしいタイトルですが、今のところ正しい情報が僕の元に届けられていないため、暫定で僕は日本一だと自負していることがあります。っていうか自慢にはならないかもしれませんが、僕はたぶん日本有数の

 経験値稼ぎが好きな人

です。正直以前からそれっぽい手応えがありました。ウィザードリィで一番楽しいのはマーフィを倒しているときですし、ドラクエ6やFF5は当然のようにスキルをカンストさせました。FF-Xも当然のようにスフィアを埋めてクリアしましたが、これだけなら正直やってる人も多いと思います。とにかく僕の特徴は、

 遠出しない

こと。とにかく「絶対死にたくない」タイプなので、自分の限界が来るまで稼ぐのです。最近の作品では、イースフェルガナの誓い。最初の町で売っている武具。剣はともかく、鎧と盾は高い方から買いました。ロマサガも最初のダンジョンで「足だらけ」にしましたし、FF8では二つ目の町に着く前にレベルカンスト。新しい魔法を使う敵が出た場所でドローカンスト。そんな僕のドラクエ8は、クリアまでに倒した敵16000匹以上。最初は「楽しみにしていたドラクエだから、このくらいの数字はザラだろうな」と思っていたのですが、掲示板やらネットのサイトやらを見ていて、どうも日本一くさい・・・(あくまでファーストプレイ限定)。

 何が楽しくてそこまで、と思われるかもしれません。僕も自分の楽しさを伝える自信もありません。ただ、ドラクエ8やFF8は、戦えば戦うほど戦闘が洗練されていくのです。かっこつけて社会人風に言えば「単位時間当たりの労働生産性が向上していく」のです。実際はその先まで行けばより生産性が上がるのは間違いありません。しかし、「向上していく感じ」をトータルでより多くより多角的に味わおうと思うとき、自分のプレイはあながち誤りでもないんじゃないかなぁと思ったり、思わなかったりなのです(弱っ)。

 ちなみにそんな僕が逆に嫌うのは、そもそも1回の戦闘時間が掛かるもの。16000匹倒すと言うことは5000回の戦闘をこなすということ。その戦闘1回あたり、もし3秒余分にロード時間が掛かったとしたら、、、なんと4時間も人生を無駄にしていることになるのですっ(力説)。っていうかそもそもそんなに経験値稼ぎをしていること自体が人生の無駄なんじゃないの?って思った人が凄く多そうなので、本日の僕の主張はここまで!

※ちなみにロックマンでも残機を「9」にしてから進みますよ(^^)。

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ただの日記

友達に「おめぇ更新しすぎだよ」と言われ、自分ではまだまだと思いつつ反省する気が全くないクリスです。でも今日は先日いとこに言われていた「デスペラード」を見てしまったので、時間がグッと少なくなってしまいました。軽く感想。

ロバート・ロドリゲスとアントニオ・バンデラスはスパイキッズ、同2で見たことがありましたが、まぁあちらは脇役でしたし、コメディタッチなので同列には比較できません。今作は元になったローコスト映画があり、それをハリウッドリメイクしたものらしく、正直バンデラスを「売る」感じが強かったように思いました。セガールより男前で、シュワルツネッガーより色気があって、ついでに笑顔もカワイイとあっては、プッシュするのもわかるにはわかるのですが、見ていて「もう少し話を面白くできないもんかなぁ」とか、「あそこはどうにもウソくさい」というツッコミが出まくってしまいました。

映画ですからウソはウソで全然OKなのですが、そこはそれやっぱり「うまく騙して」欲しいじゃないですか。見ていて現実に引き戻されるというのは、やっぱイマイチだなぁと。

中身は全く違いますが、個人的にはトニー・ジャーの「マッハ!!!!!!!!!!!!」と似た空気を感じつつ、そちらに軍配な感じ。カリスマ性のある主人公と、異国感漂う演出。当然バンデラスの方が「女性にもてる」男なのですが、トニー・ジャーの身体能力に、男として惚れずにはいられません。まだ見ていない方はぜひオススメします。ブルース・リーが好きなら鉄板だと思いますよ~。ってデスペラードの話はどこへやら。

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2005年7月16日 (土)

大好きなアニメの話

NADIA 庵野監督の何がいいかっていうと、それはもう「昔ながらのアニメの良さ」をしっかり大切にしていることに尽きると思います。丁寧に作画して、しっかりと動かして、飽きさせないように構成して・・・。とにかく見ていて楽しいし、安心できる(一部ナディアでは資金不足を感じさせた回もありましたが)。

僕は中学生の頃までかなりアニメ、特撮にハマっていました。映画はほとんど見に行っていたし、テレビで放映されるアニメも、出来る限り見ていました(それだけに同じ時間帯にかぶってる作品は辛かった)。そんな「アニメなら何でもいい」という状況でも、りんたろう監督や出崎統監督、安彦良和監督、押井守監督、宮崎駿監督など力のある方の作品はひと味もふた味も違うと感じさせてくれたものです。

とにかく一枚の絵の持つパワーが露骨に違う。詳しくは存じませんが、富野監督はあくまで商売としての割り切りを感じさせるのに、前述の監督たちからは、それらをほとんど感じない。良く言えば「こだわり」や「作家性」ですが、実際は「才能」と「わがまま」の同居があって成し得たことなんだろうと思います。ゲームの世界でもそうですが、最終的に物を言うのはやはり「才能」なんだろうなぁと。

正直言って庵野監督はとても運がよかったんじゃないか、とも思います。大抵の場合、作り手が作りたい物を作れるケースは稀で(例外は宮崎監督だけでしょう)、スポンサーの意向中心に物語を組み立てていかなければならないケースがほとんどと察するからです。意向と作りたい物がかなりシンクロしていて、かつそれを絶大に支持する層がその時にいた。※もちろん僕もその一人であり、運が良かったのは僕たちにとっても同じことなんですけどね。

添付イメージは僕が大好きな庵野監督の「ふしぎの海のナディア」最終話直前でのヒトコマ。その昔大人気だったタツノコの三バカを今風に(と言っても10年以上前ですが)、そして存在感絶大にリメイクし、その力量にただただ僕は盛り上がるしかなく、テレビの前で猛烈熱くなっていたのをよく覚えています。

徒然なるままに書いていて、「そう言えば・・・」と一人忘れていた監督を思い出しました。ジャイアントロボ・ジ・アニメーションの「今川泰宏監督」です。んん、他に氏は何を作られてたんだろうと検索してみると、、、「Gガンダム」の名が!そうか、そうなのか!正直なんであんな「へんてこなガンダム」の人気があったのか、思いっきり疑問だったんですよ。どうやらこの作品もまた、「意向と作りたい物がシンクロして、その受け皿がしっかりとあった」恵まれた作品だったようです。でもとなるとこれは見ずには死ねません。次の休みにでも早速借りてこなければ!

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サザンオールスターズ

かなり遅れてキャプチャしておいたカウントダウンTVを見たら、サザンの曲がえらくたくさんランクインしていて「何事?」。とりあえず事情はわからないまでも、懐かしい曲、思い入れのある曲がいっぱい見られてちょっと得した感じ。

サザンというと一般に訴求する「最大公約数」の大きなアーティストだと思うのですが、(ゲームとは違って)音楽に関しては非常にミーハーな僕も、例に漏れず学生時代よりとてもよく聴いていました。もっともレンタルして録音して、ってレベルですけど。

そんな中で(桑田佳祐、KUWATABAND含め)自分の好きな曲をいくつか書いてみます。あえて「紹介する」と言わないのは、「興味のない人にまで納得させるエネルギーはない」という意思表示だとお察し下さいませ(^^;)。※ちなみに全てその曲を聴きながら書いてみました。

・いなせなロコモーション

今回シングルで出たようで、一気にみんなに知られるようになればいいなぁというくらいメチャいい曲です。最初から最後までアップテンポなメロディがとってもしっかりしていて、聴いても歌っても気持ちいい感じ。個人的にサビじゃないところも聴ける曲は評価が高いです。

・マチルダBaby

ゲームライクな雰囲気を持った曲です。桑田さんらしい英語とも日本語とも取れるような歌詞が絶妙に聞き取りづらくいい感じ。この歌に限らず早口な部分を気持ちよく歌えると思わずニヤリとしてしまいますね。ドラクエとかRPGをやりながら聴くと微妙によこしまなモチベーションが得られて、それもまた良しです。

・哀しみのプリズナー

ソロの曲で、たぶんアルバムにしか入っていませんが、サザンでは出づらい音でつづられていてとてもカッコイイです。この曲もサビだけじゃなく、全体通しで飽きさせない作りが好きです。ちなみに例えそれが3分に満たない曲でも、飽きてしまうことはあります。消費されることが前提の最近の音楽に多い気がするのは僕の気のせいでしょうか。

・希望の轍

有名なんだけど、割とマイナーというか、あんまり耳にすることがないような不思議な名曲。映画公開時の「稲村ジェーン」を除くと「海のYeah!」にしか入っていないかも。今回の44曲にリストインしなかったのも謎なくらい普通にいい曲なので、まだの人はゼヒ!

他にも好きな曲はいっぱいありますが、どれもメジャーなので、今回は見送ります。サザンがそれなりに好きで、でも全部は知らなくて、という方がこのコメントを読んで、たまたま聴く機会があって、「うん、まぁまぁかもね」と思ってくれたらいいなぁというお話でした。

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2005年7月15日 (金)

価値観のすり合わせ

こうしてブログを書いていても思いますが、相手と自分の価値観が近くないと、なかなかスムーズなコミュニケーション、心地よい関係というのは築けないものです。自分がいくら好きなゲームや音楽があっても、それまでの相手の生き方、環境次第で、全く価値のない物になってしまう。時には嫌悪の対象にすらなってしまうこともあるでしょう。だから紹介するときも、紹介して頂くときも、その点を重々考慮に入れて咀嚼しなきゃならないなぁと思うわけでございます。

中でも最近特に感じる「ジェネレーションギャップ」と言えば、「PS世代」とのギャップ。ゲーム歴自体は同じように「長い」というくくりに入るのだけど、実際見た目や得られる快感の回路がソレより前の世代の僕とはどうしてもズレがある。例えば僕なんかは、PS2のポリゴン画面を見ても、正直さほど綺麗だと感じないことがままあるのですが、今の人にSFC時代のドット絵を見せてもきっと僕以上に「ふ~ん」でしょう。

そういった価値観というのは、実際かなり「埋めがたい」差であったりします。よほどコンピュータゲーム全般に興味があり、コアなファンでもない限り、昔のタイトルに一方ならぬ興味を抱くケースというのはないでしょうし、僕らが最新のゲームを次から次へと買いまくりクリアしまくるというのも、(社会人であることも多少の要因として)難しいでしょう。ですから、ぶっちゃけ書いてしまいますが、

 ここはかなりオヤジのゲーム好きが書いているところ

 ということを理解した上で、読んで欲しいということです。理解できない人が読んでもつまらない、いや、それ以上に腹の立つこともあるのではないかと思います。僕は決して読んでいる人たちに腹立たしい思いをさせたいわけではありません。出来たら、(あくまで目標ですが)読んだ方が「フフン」と鼻を鳴らして小馬鹿にしてくれるような文章を書いていきたいと思っているのです。

 価値観というのは、すり合わせることが非常に難しい部分です。しかしだからこそ近しい人と巡り会えることに大きな喜びがありますし、そこで芽吹く話題は、殊の外心地よい物に育つと思います。僕は自分の価値観を絶対視するつもりはありませんが、なるべく多くの方と同じように笑い、同じように腹を立て、同じように感動していきたいと思う所存でございます。この気持ちにウソ偽りはございません。

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2005年7月14日 (木)

思い出話~その2~

今でこそインターネットが普及していますが、昔はパソコン通信と呼ばれていて、アサヒネットやニフティサーブ、時には地方の草の根ネットが主流であった時代がありました。回線も電話がメインで、それも2400bps~14400bpsというレベル。今の光だと一般に100mbpsと言われていますから、単純に1万倍くらいの速度差があったわけです。しかし、そこでのやりとりは、当時ゲーム雑誌や友人間のやりとりがメインであった人間にとって、まさに「未来の情報源」だったのです。

餓狼SPでリュウを出す方法、初めて出た一人の豪鬼に数千円みんなでやられまくったこと。鉄山こうやトウキックスプラッシュ。今風に言えば

 「マジやばい!」

日本のどこかで誰かが見つけた情報が、書き込まれた直後には共有され、実戦に活かされる。どうしても解けない謎に直面し、自力ではもう一週間も足止めを食らっていたのに、もしやと思って質問してみれば、その1時間後には返答があって、あっさりと先に進める。時にはタイムを競ったり、時にはとことんまでやり込んでいったり。顔も本名も知らない友人たちと協力して、ちいさなメダルの最後の一枚を見つける。ミサイルタンクをリストアップする。敵の落とすアイテムの穴を埋めていく。

今、本当に当たり前のようにやりとりされている情報の黎明期。以前どこかで書いたかも知れませんが、自分の好きな話があるので、それを書いてみようと思います。

●初めてチャットをした日

当時僕はナムコミュージアムのイシターの復活をやり込んでいた。どの敵をどれだけ倒してレベルを上げるだの、このルートは効率が悪いだの、当時のゲーム雑誌片手にダラダラとカイを動かしていた。そんなある日「ファミコンのドルアーガのように裏面があるんじゃないか」という噂がNIFに流れ始め、以来僕らはそれを見つけるためにいろんなことを試し、いろんなマップを奔走したりするようになる。

当然なかなか見つからなかったが、1週間ほどしてリーダー格のオニキスさんが、「今日絶対見つける。一緒に探してくれる人は○○時からチャットで」。僕はそれまで一度もチャットをしたことがなかった。キーボードはかなり叩いていたが、自分の周りに同じようにNIFをやってる人はいなかったし、リアルタイムで流れるチャットの速度に、自分がついて行けるか、非常に不安だった。でもその「裏面」という情報は、当時どの雑誌にもなく、文字しか見えなくとも目の前のメンバーは、これ以上ない心強い人たちばかりだったので、「タイプ遅いですが、末席に・・・」と僕も加えて貰うことにした。

チャットが始まって、多くのメンバーはPCとテレビを同時に操作している。「これは試した?」「ここの画面が怪しいよな」「やっぱクリアデータからなんじゃねぇの?」。チャットが始まって1時間2時間。かなりの速度で流れていくメッセージに、遅れないように自分も必死になって思いつく限りのことを試しては、打ち込んでいた。1時を過ぎた頃から、メンバー全員に疲労の色が見え始め、書き込みペースもめっきり少なくなっていく。

「今日は無理ですかねぇ」

「そうだね~。やっぱそう簡単にはいかないもんだね」

などという書き込みがなされ、1人2人と離席していき、みんなのテンションが下がってきたとき、メンバーのひとりが、

「出た!!!!」

と叫んだ!正確にはただ文字が表示されただけなのに、その声は紛れもなく叫び声で、僕を含め他のメンバー全員が色めきだつ。

「えええええどうやって?どうやって?」

「マジで!スッゲェェェおめでとーーー」

「歴史的瞬間だぁ!」

さっきまでちらほら、というペースだった書き込みが怒濤のように流れていく。まさに文字が洪水のようにスクロールしていく。「帰っちゃった人にも教えようよ」「ああでも今日のメンバーだけの秘密にしたいね」「すぐバレちゃうのかなぁ」。「今日は徹夜確定。今から裏面の攻略に入りま~す」・・・。

 文字だけの友達。声を聞いたこともなければ、性別もわからない。その瞬間は誰にも予想できず、誰かが用意したものでもなかった。でもあの時ほどゲームをやっていて熱くなったことは、たぶんなかったと思う。

「つきましては一旦休憩をとって、○○時から再開します~」

まるですぐ横にいるかのような、まるで随分昔からの友人のような・・・。

「僕も参加します~」

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ガシャポン

GAMERA 今ではほとんどやらなくなりましたが、一時は小遣い全てをなげうって買いまくっていました。わずか6、7cm程度の彩色済みフィギュアでありながら、その造詣レベルは驚愕に値する物もあり、ガンダム、怪獣、ウルトラなどを中心にホントにハマってました。

結局途中から有害な素材だからか、「非フタル酸なんちゃら」が使われなくなり、ヘニョヘニョでモールドの甘い造詣に変わっていき、同時にこれまで彩色されていた部分にも地色がそのまま活かされるようになって、どんどん魅力が薄れていきました。※今でも食玩にはシャープな造詣を優先した硬質素材が使われていたりします。

個人的にはわずか200円で楽しめる、素晴らしく精緻な世界にも誇れるようなおもちゃだとは思うのですが、一旦離れてしまったファンを取り戻すのは、なかなか難しいかもしれません。

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ゼルダの伝説37分クリア

ss_000000 以下関西とは全く関係ないところに住んでいるクリスから見た、彼の行動(心理描写は脚色あり)です。クリアまでは書いておりませんが、当然ネタバレです。せっかく書いたのでアップしますが、ぶっちゃけ面白くないので1行読んでタルかったら読まない方がいいです。まぁ実験的にやってみたという程度でご理解下さいませ~。
※「つまんないのわかって書いてる」ので、改めて「つまんない」とか言わないように!
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「おっちゃん剣くれ、何はなくともこれやからな!」

次は東の海岸沿いにあるお宝を頂戴せなな、そん為にゃ爆弾が必要や、オラオラこのタコ野郎さっさとボムを・・・。あ、一発。あんちゃんおおきにな!ハートを増やして、と。
次は1面行く思うたやろ?ちゃうねん次は2面やねん。こっちのがええねんて!まぁ見とき。入ったら西に一部屋あとは北北北北北ぁぁぁウスノロ倒してハートの器ゲットや!
※こっから先割とマメに「ナイショ」のおっちゃんとこ寄るねんけど、面倒やからはしょらしてもらうわ。スマンな。

次もハートの器やな、でっかい岩ン中。ホイおおきに!いつの間にかハートが六つになってんで!ホワイトソード、ホイおおきに!ええと次はローソク買って3面やな。とりあえずスタート地点へワープや!コンティニュー、と。

3面だけやないけど、ホンマ初代言うんわ鍵がぜ~んぶ一緒で楽やわ。あ?ルート?イカダ取ってコンティニュー、青いの倒しておしまいや。壊れる壁は壊して行きや(ケチったおかげで鍵はもう5つも余ってンねんで。ごっつ余裕やわ)。

順番から行くと次は4面やけど、その前に肉と矢を買っとくかな。これもナイショのおっちゃん達のおかげやで。4面はな暗い部屋があんねんけど、火燃やすんは結構面倒やんか、わいは燃やさへんタイプ。ハシゴ取ってグリ夫倒してシマイや。

湖畔にあるハートの器取ったら、次はついに1面や。えらい回り道してもうたな。でもちゃうねんで、ここはハシゴと爆弾持っとった方が100万倍速いねん。
・・・ウソやで。
弓取ったらコンティニュー。地味な仕事やけど、西の部屋なんかは、ガイコツから体当たりで鍵取ってもコンティニューしたりしたな。いや別に倒してもええねんけどな。途中でブーメランもろて、アクなんとか言うのん倒して三角ゲットや。

次はいよいよ5面や。めっちゃ固いあいつらの面や。ま、きばるしかないな。笛取ってコンティニューすんのは根性見せるとこやで!丸いの倒して三角取ったら、笛で3面前に飛ばしてもろて、7面、マジカルソードってとこやけど、こっから先はあんま言うことないな。最後まで付き合うてもろておおきにな。

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何ゆえ関西弁で書く必要があったのかは、本人にも謎です。つかそのまま書いたらメチャ作業くさくてね。でもせっかく手順書くよ~なんて言っちゃったからやらないわけにもいかないよな~って。温かい目で見てやって下さい。いろんな意味で精進しますので。

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エピソード3見てきました!

スターウォーズエピソード3 シスの復讐、レイトショー1000円で見てきました。お客さんは僕らを入れて10人くらい。真ん中辺りで見ましたが、僕らの前には一人もいなくて、ある意味快適、ある意味寂しい感じ。以下ネタバレ有りの感想です~。

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 オープニングのメッセージが表示され、音が消え、メインテーマが流れるまでの短く長い空白がSWの重さと素晴らしさを凝縮しているような気がした。結果がわかっている野球やオリンピックの試合を見るわけじゃぁない。最新の映像美を楽しむのが目的でもない。話の流れも大体察しがつくし、演じる者たちが希代の名優ばかりというわけでもない。なのになぜ僕はこの席に座り、スクリーンに向かっているのか。それはこれが"スターウォーズだから"だ。共に歩いてきた隣人の成人式に参列する。彼が壇上に上がるまえの空白が、彼と共に歩いてきた「時の重さ」であり、「欠かすことの出来ない」イベントになっているのだ。

 物語は終始、戦争と戦闘ずくめだ。時折アナキンの心理描写や、ジェダイ、シス両陣営の動向が差されはするが、ほとんどはライトセーバーが煌めき、銃声が響き渡るシーンの連続。息つく間もなく最新鋭のCGがこれでもかと流され、アナキンはどんどん奈落の底へ堕ちていく。そして最後に二人の赤子の笑顔が映し出され、物語は終わる。言ってしまえばそれだけの映画だ。

 でも僕は彼が息子ルークに言った言葉を覚えている。自分が父であると告げる前に言った言葉も、いまわの際に父として言った言葉も。師であるオビワンと過ごした時間は、当たり前だがシディアスと過ごした時間よりも遙かに長いだろう。愛しいパドメに傾けた思いの強さは、きっと何物にも代え難いものだったろう。彼の弱さが彼に仮面を被せたが、彼の中に善の部分が全くなかったはずはない。

 「疑念」というのは何よりも恐ろしい魔物だと思う。そして「信念」こそが何物にも代え難い武器となるとも思う。テレビで帝国の逆襲を見て、ヨーダがX-WINGを沼から引き上げたとき、ルークは強い信念を手に入れたように見えた。運命というのは簡単だけど、アナキンの疑念の種は、いつ植えられたんだろうと思った。アナザーストーリーがあるとは思えないけど、もしも、もしもアナキンが「疑念」より先に強い「信念」を手に入れていたら、宇宙の平和は彼がもたらしていたんじゃないかなぁと思う。やっぱクワイガンが死んだのが痛かったかなぁ。

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 細かなツッコミどころはいっぱいありましたが、この映画はそういうところを楽しむのが正当な楽しみ方だとも思いました。シリーズを見ていてこそわかるところや、ちょっとした矛盾点をあーだこーだ話に花を咲かせる。これまでもそうだったかも知れませんが、そんな楽しい時間もこれで一つの節目なのだと思うと、やはり寂しさは禁じ得ません。賛否両論な部分も耳にしますが、自分的には見て良かったと思います。楽しく面白い時間はほとんどありませんでしたが、「スターウォーズはこれが最後」それだけで見るには十分すぎる理由。

 ちなみにこの映画を見ると、きっと他のエピソードが見たくなると思うのですが、みなさんはどうなんでしょうか。僕はこれを見た後、エピソード6ジェダイの復讐が見たいと思いました。ちょっとうがった見方ですが、今回の師弟対決と前回の師弟対決。それぞれの思いはどんなだったのかな、なんて。あとやっぱりハッピーエンドでSWを締めたいかな、ってね。

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2005年7月13日 (水)

ゲームミュージック

ゲームミュージックはそれ単体で訴えかけてくることはまずない。というかその必要性もない。ゲームミュージックはあくまで引き立て役であり、ゲームをより楽しむために最大限のチューニングと配慮がされるべきだと思う。

でも、

ステージに入った瞬間、タイトル画面でのサビ、感無量のエンディング、、、音楽の力なくしては語れないシーン、タイトルは無数に存在する。最高のゲームは最高の音楽が不可欠だと思う。ただ、その音楽のすばらしさを伝えるのは、実は非常に難しいのも、僕は知っている。なぜなら、書き手も読み手も同じ体験をしてはじめて得られるたぐいの共感であると思うから。「ドラクエのオープニングがいい!」という話には共感できても、「聖竜伝説モンビットのタイトルバックが最高!」という話にはなかなか共感しづらいだろう。

なので、やや微妙を承知しつつ話を進めざるを得ないことをご承知おき願いたい。

僕が最も最近ゲームミュージックで「トリハダ」が立ったのは、PS「ザナックネオ」。電源を入れ、画面が表示され、しばらくして流れてきたメロディは、昨今のオーケストラやフルバンドのものではなくて、ともすれば1音か2音のシンプル極まりない音色が奏でるファミコンライクなザナックのタイトルチューン。ファミコンディスクというほとんど初期の初期のハードに片面1枚というわずかな容量。ポニーキャニオンという「子猫物語」を作ったメーカー、何が僕を突き動かし、ザナックの書き換えをしたかわからない。でも「ジージージー」という読み込み音のあと聞こえてきたアップテンポなメロディと、それに勝るとも劣らないグルーブの塊のようなゲーム展開・・・。

これ以上のシューティングはないかもしれないな・・・

途中でどうしても倒せない敵が出てきたときは、残機をつぶし、無敵時間で倒した(実際は体当たりであれば倒せる)、雑誌で連射の裏技を知ってからは、開始直後必ず右に移動するクセが(他の縦スクロールシューティングにすら)付いた。パワーアップされた7番の魅力に取り付かれてからは、他の武器を一切使わなくなった(友人ごとにお気に入りが違っていたりしてこれまた愉快だったけど)。僕は幾度となくザナックのオープニングを見、聞き、時を過ごした。

そのメロディに刻まれた歴史は、僕の琴線をかき鳴らした。ゲーム音楽とはゲームがあってはじめて価値が明確化する。そしてそれはその人のゲーム人生すら描き出す。

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マンガの話~その1~

最近PCの前にいる時間が長くなったこともあり、「マンガ読まなくなったな~」なんて思うコトしきり。たまに本屋に言って継続して読んでるヤツを発見しても、「まぁこれはもういいかな、」なんて思う始末。でもたまに古く懐かしいマンガを無性に読みたくなることもあります。実家から持ってきておもむろに一気読み。さて、今回は思いつく範囲でですが、皆さんにお薦めの漫画をいくつか紹介したいと思います。ってこの時間に書き始めることじゃないよな、ぶっちゃけ(^^;)。→当然今日も仕事はありますよ~。

●ガラスの仮面

まだ続いてますが、こないだつい1冊100円だったので文庫版を数冊購入。そのまま続きが読みたくなって次々に購入していくという暴挙にまで及んだ傑作。※なぜ「暴挙」なのか。それは全巻通常のコミックを持っているにも関わらず、また買ってるから。一体何を考えているんだか。

少女漫画でありながら、「努力」「友情」「勝利」の基本に則ったスポ根魂は、紛れもない本物で、女性よりむしろ男性の方が楽しめるのではないかというくらい直球ストーリー。「俳優もの」というとマガジンの「Theスター」を思い起こしたりもするけど、やはり元祖の輝きには及ばない感じ(あっちもそれなりに面白いけど)。普通はここで話の筋なぞを書いたりするものですが、んなヤボなことは僕はしません。ん?だったら誰も読みたいとは思わないんじゃないかって?それはそれでしょうがないですね。でもいいのです。僕の紹介で誰一人読む人がいなくても、読んだことがある人が「あれは確かに面白いよね」と思ってさえくれれば、僕はもう何も思い残すことはないのです。<ウソです。

●シャカリキ!

僕の好きなマンガ、いやマンガに限らずこうした文章でも映画でもゲームでも、「加速感」のある話は、どんなものでも素晴らしいと思うのですが、みなさんどうでしょう?読んでいてどんどん先が読みたくなる、気になって気になって周りの状況、例えば明日仕事だとか、明日テストだとか、明日彼女のお父さんに結婚のご挨拶に行くだとかいうことを全て忘れさせるような、そんな勢いのある話は、どんな分野でも評価されてしかるべきだと僕はここで主張したい、「カスであると!」え、いやカスじゃないですカスじゃないです。

で、シャカリキなわけですが、これは僕の友人が勧めてくれたものなのですが、読み始めて最初に「絵が汚ねぇなぁ」と思いっきり失速します。これはもうチャンピオン特有と言ってもいいと思いますが、「ツカミがヘタ」なだけ。せっかくだからと読み進めていくと、あら不思議。さっきまで離れていた自分と彼との距離がみるみる縮まって行くではありませんか!1巻を読み終える頃には、2巻も読み終えてます(なんじゃそりゃ)。いやいやそれくらい勢いよく読み進めてしまうと、言いたかったわけです。そして気づいたらチュンチュン鳥が鳴きまくってるわけです。目がシパシパしていることに気づくわけです。そう言えば出張で朝6時起きなのに5時半を回ってたりするわけなのです。

ウソだと思ってるでしょ?そうでもないんですよ。ホントの話。加速感のある物語というのは、時計の針を3倍くらい速く回すチカラがあるんですから。今後、僕のブログでは、この「加速感」のことを「グルーブ」と呼びます。いえ意味が違うとかそういうことを突っ込まないで下さい。すぐに慣れますよ。すぐにね・・・ヒッヒッヒ<バカですな。全くもって。

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2005年7月12日 (火)

ピタゴラスイッチ

ss_000001 NHK大好きな自分ですが、以前紹介させて頂いた「プチアニメ」以外にもオススメがございます。時間帯は9時台になりますが、「未就学児向け」というにはあまりにもシュールで、かつ完成度の高い「ピタゴラスイッチ」です。

内容は大まかに「動詞から学ぶ」学習的な物と、おとうさんやおじいちゃんとのコミュニケーションネタ、「いつもここから」のアルゴリズム体操、単純な見た目ながらも表情豊かなアニメ系のものと、僕が大好きな「ピタゴラそうち」。

「ピタゴラそうち」は、オープニングとエンディングでも流れますが、いわゆる「ギミック」で、ビー玉が転がってドミノを倒し、そのドミノがミニカーを押して風船を割り、、、のような、やってることに生産性はこれっぽっちもないんだけど、個々の動きの面白さ、意外性のある法則性、それら全てを成功させる技術と調整に、本当に感心させられます。監修を慶応大学の方がやってるようで、「あたま良くないと出来ないよな~」と思わされることもしきりです。かなり再放送率が高く、マメにビデオに収めていても、かなり同じ話ばかりだったりするのがツライのですが、それでもぜひ一度は見て欲しい「作品」です。

※余談ですが、この「ピタゴラそうち」を称するに「インクレディブルマシーンのような」と、最初書こうかと思いました。でも今そのゲームのタイトルを覚えてらっしゃる方は、少ないのでしょうね。

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ゲームセンターCX

先ほどの「スーパープレイヤー」とは対局にありつつも非常に楽しめるプレイというのもあります。CSで放送している、よゐこ有野晋哉さんの「ゲームセンターCX」は、それほど上手くないんだけど、情熱と根気で「魅せる」番組。主にファミコン時代の作品、それも難度が高いといわれていた作品にスポットをあて、「極力」エンディングまでがんばる。時には攻略本も使うし、助っ人ADの手を借りたりもするけれど、30過ぎの中年プレイヤーが魔界村をクリアしようとする、その意気に感ずるじゃないですかっ!自慢じゃないですが、僕も人並み以上のゲーム歴があるつもりですが、初代魔界村だけは「絶対クリアできない」と思いましたから。※念のため申し上げますが、有野氏がクリアしているかどうかはまた別の問題ですよ。

オープニングで子供がカセットの端子に「フッ」と息を吹きかけ、ドラゴンクエストのジングルで表示されるファミコンライクなタイトルロール。用意されたプレイ用ファミコンはもちろん白とエンジ(推定丸ボタン)の初期型後期形。使用するカセットも丁寧に箱付のものを用意していて、細かなディティールにも感心してしまいます。内容的にもゲームをクリアするだけでなく、日頃ゲーム雑誌で目にするような著名人とのインタビューや、レアなゲーム、懐かしいゲームがプレイできるゲームセンターを紹介してくれるコーナーなど、コンピュータゲーム黎明期にどっぷりハマっていた層には、ジャストミートしないわけがない内容です。

7月16日深夜には地上波でもダイジェスト版として編集された「ゲームセンターCXボーナスステージ5」が放映される予定のようです。見ることが出来る方はぜひチェックしてみてはいかがでしょうか。

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スーパープレイ

昔からゲームの上手いヤツというのはかっこよく、今でもビデオや友人を問わず、心奪われるプレイというのは存在します。パターンを知り尽くし、よどみが無く、あれよあれよと倒していく。ただその凄さも、実際は自分のレベルがある程度その理解に追従出来なければあまり感動出来なかったりもします。怒首領蜂大往生やサイヴァリアのプレイを見ても正直自分には「異次元すぎて」、感動する前に「よくわからない」状況に陥ってしまうのです。

 しかし

これがよく知っていて自分もかなりやり込んでいたタイトルだったりすると話は別。「あそこはああするのか!」とか「ええ?その状態でクリアできちゃうわけ?」とか。今の世の中探すといろんなプレイムービーを見つけることが出来ますが、今日見た「ゼルダの伝説37分クリア」は、まさにその連続。マップを知り尽くし、最短のフローチャートを組み立て、無駄な物は一切取らず、ただひたすらにクリアに向かって突き進む。僕なんかは開始早々オバケのところでお金を稼いで指輪を買って、、、みたいなプレイなのに、彼は白も赤も指輪ナシ!薬も一切買わない使わない、盾も最初のまま。ルートが完璧なのも凄いのですが、やはり一番感動するのはそんな状況なのに、強敵タートナック相手に素晴らしい立ち回りで殲滅するテクニック。「早解き」というのは何物にも代え難いやり込みの頂点だ、という言葉をどこかで見た気がしますが、ホントこういうのを見ると納得しますね。

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いとこと電話

久しぶりに6歳下のいとこに電話をした。ゲームなど近しい趣味だった彼と近況を話し合うと、最近の趣味はゴルフと言い、距離を感じつつも映画の話題に移ると、双方そこそこ見ていて、やれ「ロードオブザリングは2までだ」とか、「宇宙戦争は微妙」とか。そこでいろいろ考えつつ、オススメの映画を挙げてみた。

・劇場版クレヨンしんちゃん「モーレツオトナ帝国の逆襲」「夕陽のカスカベボーイズ」「温泉ワクワク大決戦」など。テレビシリーズとのギャップを感じる作風。大人にこそ見て欲しい傑作群。僕の予想。「思ったよりずっとよかった」。

・クローサー。少林サッカーのヴィッキー・チャオが出るハイテクギャル映画。僕の予想。「面白いところと面白くないところが交互にくる感じ。後味は悪くないと思う」。

・スパイダーパニック。「インデペンデンスデイ」「デイアフタートゥモロー」のローランド・エメリッヒ脚本のクリーチャーパニック映画。個人的には手放しで面白い傑作だと思うのだが・・・。

・ジュブナイル。「リターナー」の監督作品。僕は大好きなんだけど、たぶん「見て損したとは思わない」が予想感想。いやホント邦画では数少ないオススメですよ。

 逆に勧められたのは「デスペラード」「ソードフィッシュ」「ボーンアイデンティティー」など。近日中に借りてくる予定。ってその前にエピソードIIIを見なきゃね。

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思い出話~その1~

ゲームを嗜んでいて、過去何度も「心躍る」体験をしました。時には発売が発表されただけで、時には画面写真のあまりの美しさに、時にはプレイした直後の音楽に。今回はそんな思い出話の一つを書いてみようと思います。

最初の作品は近所の発売日、おもちゃ屋に行き、普通に楽しみにして、普通に買いました。内容的には当時似たゲームが全くなかったこともあって、友人やその兄弟たちと、ワンシーンワンシーンに一喜一憂して、とんでもなく楽しんだのを覚えています。

そして二作目、三作目は既に前評判が高く、確実に手に入れるためにそのおもちゃ屋に予約をし、足早に帰宅したのち、ドキドキしながら電源を入れました。しかし、テレビで見るような行列や、購入に際するドラマもなく、「手に入ったけど少し寂しい」気がしました。

四作目はあえて予約をせず、自転車で20分ほどのゲームショップで「出るだろう」と言われた「当日販売」に並ぶことにしました。ただゲームを手に入れるだけじゃなく、手に入れる課程も楽しむために・・・。

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授業を終え、財布を確認して、目的のショップに下見へ。時刻はまだ5時前。店も開いていて「並ぶ」というオーラをまとった戦士の姿はない。僕は同胞に電話をしに近くの電話ボックスへ。

「念には念を入れて今から戦地に赴くことにする」

「了解。こちらも直ちに現地へ向かう」※ややアレンジ

短いやりとりの後、ショップに戻ると、先ほどいなかった戦士が2名、臨戦態勢を整えていた。年の頃は12、3だろうか。まだ若輩者だが、その目の奥には獲物を狙う鋭い光がみえる。

「君たちも明日のミッションに参加するのかね?」

「はい」

短い返事。僕は彼らの横に陣取り、これから訪れる短く長い夜への準備を開始した。飲み物、食べ物は同胞が到着すれば随時補給は可能。体勢も問題なく精神状態も良好だ。ただ天候にやや不安は残る。幸い我々の陣地の上にはささやかだが屋根があり、多少の雨ならしのげそうだ。僕は僅かながら胸の高鳴りを感じていた。

そうこうするうちに、次々と歴戦の勇者たちが集まってきた。ある者は折りたたみのイスと傘を早々にセッティングし、その時が来るまで眠りにつく。またある4人組は、あろうことが雀卓を囲んで小雨降る中麻雀を始めた。そしてまたある者は恋人同士なのか、一つの傘で、、、イチャイチャするんじゃねぇぇぇ!

同胞も含め多くの戦士たちが、不規則ながらも前後関係だけはきっちり確認しつつ、坦々と時を過ごしていった。仮眠をしたり、テトリスで対戦をして立ち直れないほど強烈に負けたり、人数を数えてみたり(最終的には120人くらいだったかな)、、、。明け方、雨が降っていて気温は低かったはずだが、僕らの周りをぼんやりともやが掛かったような熱気が包み込み始めた。一台の車が駐車場に入る。店長がダンボール箱を持って降りる。

いつもより早めの開店予定時刻が告げられ、今一度順番が確認されるいなかのゲームショップ。

「バカばっかしだなぁ」

「お前もオレもな~」

ショップのシャッターが開き、「おまたせしました~」の声。ゲームを手にし、同胞にわかれを告げ、帰路につく。僕らはまだスタートラインに立ったばかりなのだ。

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2005年7月11日 (月)

ヤフオク

vs1 ゲームやレゴの他にヤフオクに出品されているもので、結構見て楽しんでいるものに「ガンプラ」があります。個人で作っているものがほとんどですが、中にはプロ級、いや時間の縛りがないこともあって、「プロ以上」という作品も珍しくありません。そしてその価格も、「こんな値段で売れたら、これで食っていけるよな」というレベルのものも。

実際作るのにどれほどの手間と物理的なコストが支払われるのかは、レベルの違う僕にはわかりません。ただ傾向を見ていると、「大きさと原価」よりも、「クオリティと素材(何のMSなのか)」の方がずっと重要そうです。もっとも「売るために」作られたもので、破格の値が付くケースは稀なようで、最後には「プラモに対する愛」がものを言うのかなぁとも思ったりします。今回の(勝手に)添付させていただいた「シャアズゴックvsジム」は、1/144という小スケールながら、出品当初から群を抜く完成度で最終的になんと50万円くらいまで行きました。正直別次元の取引だなぁと思う反面、ここまでみんなを突き動かすような作品が作れるというのは、素直に凄いなぁと思う次第です。

ちなみに自分は全くもってヘタレで、最近はちっとも作っておりません。そもそもせっかちな性格なので、色を塗るのは大好きなのですが、合わせ目を消す、ペーパーを掛ける、トップコートを塗るという作業を一切しないのです。機会があれば、自分の駄作も載せてみたいな、とは思います。

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2005年7月10日 (日)

お笑い

昨日はエンタや爆笑オンエアバトルがありましたけど、みなさんはお笑い見てるのかしら。自分はとにかくテンポと勢いがある「ボケツッコミ」が大好きで、最近だとアンタッチャブル、トータルテンボス、笑い飯、磁石、タイムマシーン3号がお気に入り。※昨日だと、佐久間一行、ネゴシックスと磁石がキープ組でした。→「キープ組」:キャプチャで撮った中でお気に入りだけエンコードして保存しているわけなのです。

昔だと割とボケに笑いが集約されていたのですが、最近は結構ツッコミ側のウェイトの高さに目がいくようになりました。容赦なく電光石火のツッコミが入る「気持ちよさ」は、「面白さ」という引き金よりも実は耐久力が高い。要するに「何回も笑える」。

ブームとしてのお笑いは、既に下降線かもしれませんが、面白いものはやっぱり面白い。技術を磨き上げることで、全く同じネタでも見違えるようによくなります。この数年出てきている若手も、ブームの盛衰に流されずがんばっていけば、きっと芽が出るハズ。

アンタッチャブルはネプチューンやロンブーや爆笑問題の全盛期、正直「面白くないコンビ」でした。でも今は、今の柴田は、日本最高峰のツッコミだと思います。ホントの本音としてお笑いブーム終わって欲しくないな~。

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素人向けのゲーム

過去ことあるごとに「女の子向け」や「初心者向け」のタイトルについて考えていた僕ですが、今日もおもむろにPSPを通じてパートのおばさんにゲームをやらせる機会がありました。手元にあるのはファミコンとPCエンジンとGB。全て実機も持っていて自分の大好きなタイトルばかりですが、さて、ここで問題です。何を遊ばせれば楽しめるのか。

以前DSを買ったときは、間違いなく「女の子でも楽しめる」手応えを感じました。直感的な操作方法、わかりやすくシンプルな画面、すぐさま結果が出て、上達の実感もテンポ良く早い。ある意味「ニンテンドッグス」が出る前に「出たら受け入れられる」器を感じたモノです。たぶんリッジレーサーがUMDスロットに入っていたら、それもまた受け入れられる可能性を持ったソフトであったでしょう。

 しかしスロットには煉獄が。

念のために申しますが、「煉獄」はとてもいいゲームです。PSPと一緒に買ったタイトルで、ある意味ネバーランドカンパニーの煉獄がやりたくてPSPを買ったほどです。でもこれほど初心者に向かないゲームもないというゲーム性。じゃぁ何を勧めるのか。

 スーマリか?テトリスか?ギャラガか?

そんな選択肢を考えつつ、冷静に分析していったところ、素人にとって「一番重要」なのは、操作→結果が早くわかりやすいこと。「何をしたからこうなったのか」「どうするとどうなるのか」が長く複雑だと、自分が何をやっているのかわからなくなる。何をしているかわからないゲームで面白さを感じるわけがないのです。DSの「さわるメイドインワリオ」や「ニンテンドッグス」もそうした「操作→結果」のわかりやすさが素晴らしいからこそ裾野が広がる。

でもそれはある意味非常に難しい命題でもあります。「わかりやすさ」とは「単純」と表裏一体。重要なのはそこに「楽しさ」を織り込めるのか。そして「継続させるためのトリガー」を組み込めるのか。

まぁ後者はさほど重要ではないのかも知れません。それは、凄く面白いゲームを遊んだ後に、「短さに対する不満」が面白さを凌駕するケースは非常に少ないと思うからです。「面白かった」というプレイ後の感想は何より重要なのです。

 ここで少し余談です。

先日ユーゲーというゲーム雑誌を買ったところ、「日本ファルコム」の特集がされていました。そこで「YS」というゲームが「高難度主義に異論を唱え、プレイヤーを物語の中へ導いていくスタイルをもたらした」とありました。もちろんそれは当時のパソコンゲームの破格なまでの難度に対する比較であって、今のライトユーザーが「YS」をプレイしたところで、それほど易しさを感じることはないかもしれません。要は比較、体感の問題なのです。

レボリューションがゲームの異質で新しい体験を創造してくれるとしたら、そこでキーワードになるのは、間違いなくそうした「異次元の優しさ」であるのではないかと僕は考えています。ネットに関しても「繋いでいると意識せずに使える」ことを唱えていましたし、ファミコンなどの過去のハードのタイトルを遊べるようにするのも、そうしたゲームに対する抵抗感を払拭させるためのステップでしょう。

スーパーマリオをプレイしたパートの女性やバイトの女の子は、「絵がちゃちい」ことに関して一言も触れませんでした。十字キー以外二つしかボタンを使わないことにも不満はなく(むしろ開始時にスタートボタンを押さなければならないことに抵抗があったくらい)、ノコノコのかわいさや、キノコを取って大きくなって、そのあとクリボーに触って小さくなるマリオに一喜一憂してプレイをしたのです。

あの頃の楽しさがもう一度味わえるとしたら、、、レボリューションの未来は、案外そんな素人さんの中から生まれるのかも知れませんよ。

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飲み物

僕はお酒を飲みません。もっと言うとコーヒーや紅茶もほとんど好んで飲みません。主に清涼飲料や炭酸飲料。要するにジュース。そんな僕が最近リプトンのリモーネというレモンティーにハマり気味。友人があまりにおいしそうに飲むので、ついつい飲み始めたのですが、一口飲んでピンと来ました。

 生茶を混ぜた方が美味そう

実は僕は過去にも「なっちゃんりんご」に生茶を混ぜて飲んだ経験がありますが、これがなかなかにいい案配。酸味と甘みが抑えられて、当然そのまま飲むより多少はヘルシー。リモーネも紅茶独特の甘さが抑えられると思ったのです。

 ついでに氷菓のレモンアイス(細かいかち割り氷のようなやつ)を入れて、試しに一杯。

 「こりゃんまい!」

誰か試してみてくれないかな~。

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キラータイトル

ゲーム機というのは、あくまでソフトがなければただの箱というのが定説でした。面白いソフトがあって初めてゲーム機の存在価値がある。しかしPS2、PSPなどで、「このハードを買ってよかったと思わせたキラータイトル」の存在をふと思うとき、「ゲーム機としてのアイデンティティ」が驚くほど薄いことに気づかされます。

 ゲーム機なのにゲームをしない

むしろそれはゲーム機ではなく携帯電話のように「ゲームも出来る情報端末」という位置づけに近づいているのかもしれません。昨今の日本のゲーム市場の冷え込みを背景に感じつつ、漠然と「ゲームの未来ってどうなるんだろう」とも思ってしまうのです。

絵が綺麗で動きがなめらかで、というタイトルの魅力が薄くなったと言われる昨今ですが、実際次世代機を支えていくのは、そうした「ビッグバジェット」なタイトルを開発出来る数少ないメーカーでしょう。メーカーの数が少なければ当然タイトルも少なくなり、ライトユーザーがゲームハードを買う理由が、ゲーム以外の部分での魅力にも依存するようになっていく。「キラータイトル」が「マトリックス」であり、「mp3」や「Divx」であるというような「ゲーム不在のゲーム機」が最も魅力的になる未来。

僕はゲーム大好きで、ポケモンもイベント系のもの(ミュウやデオキシス)以外は、初代から全て集めています。Nintendo64のマリオには驚きと感嘆を感じつつクリアしましたし、ピクミンの「敷居は低いのに達成感は高い」という相反するゲーム性の両立には高い感銘を受けました。しかし、今後発売されるPS3、レボリューション、XBOX360の予定タイトルにやりたくなるようなものは上がっていません。

手元にあるPSPを見て、「こんなところに未来があったのか!」と驚く反面、「未来のゲーム」は全然見えてこない。ゲームに魅力がなくなったとき、それを支えることが出来る準備がなされているPS3。みんなに見えない「未来のゲーム」を探し続けるレボリューション。今の市場にまだ活路があると確信するXBOX。PS3は確かに買う。でも一番応援したいのは、間違いなく任天堂。SONYは未来を作ればいい。任天堂にはゲームを作ってもらうから。

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2005年7月 9日 (土)

ドクターマリオ

今日、なにげに娘がドクマリをプレイ中、遊びに来ていたいとこが

 「この音楽は聴いたことがあるっ!」

 と反応。長男と三人で紐解いていくうちに、オレンジレンジの「以心電信」であることが発覚。「♪僕らはいつも以心電信」の部分。予想以上にドクマリしてます。興味のある方は聞いてみて下さい。

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PSPでエミュ続報

今日はメガドライブとGBCを試してみました。MDは二つほど試しましたが、一つは音が無く、もう一つは起動せず。音がない方はとりあえず速度的にはPCEよりも軽快で、222Mhzでも十分遊べるレベルだったように思います。GBはポケモンのみ試しただけですが、内蔵時計とリンクしているのか、ゲーム内の時間も不具合なく機能していてビックリ。画面も見やすいし、DSがGBC非対応なので、今後GB、GBCのゲームをやるとしたら、PSPエミュというのも選択肢になりそうでした。

あと、昨日は試さなかった機能として、PCEエミュのクロックアップをやってみました。サイトでは「壊れても知らないよ~」と脅されていたので、お試し程度の起動でしたが、333Mhzでのプレイは速度的に十分満足いくレベルで、フレームスキップを3→1にしても、かなり実機に近いプレイフィールを得ることが出来ました。本音を言うと壊れないならこれで遊びたいなぁというところです。

あと、MAMEももう少し調べてみて、オメガファイターのみ起動を確認しましたが、速度的には遊べると言えば遊べるレベルで、正直もうひとつ。ただ対応ROMが増えて、昔の軽いアーケードが動くようになれば、タイムパイロットやスクランブル、ジャイロダインなど遊んでみたいタイトルが多いのも事実なので、今後に期待したいと言うところです。

余談ですが、ファミコンなどでの操作はデフォルトのABボタンを×→A、□→Bに替えると、より遊びやすくなる気がします。試してみて下さい。

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ケロロ軍曹

ss_000000テレビ東京系列のアニメと言えばまず何をおいてもポケットモンスターなわけですが、正直言って放送されている地区そのものは、それほど多くはありません。しかしゲームやビデオ、イベントなどの相乗効果でアニメ、キャラクターグッズとしても今日トップクラスの人気を博しているわけです。

実際アニメの質、という点から見ても、ポケモンは決して悪い出来ではありません。勧善懲悪のステロタイプストーリーではありますが、教育上問題のある表現や言葉はほとんど出てきませんし、素直に動物をかわいがる、他人との接し方の基本など道徳的な側面も多々見られます。はい、確かにポケモンが売れるのは納得できます。

 しかし!

面白いアニメはポケモンだけじゃない!我が家では子供たちに人気のあるアニメが3つあります。それはポケモン、クレヨンしんちゃん(映画限定)、そしてケロロ軍曹です。しんちゃんに関しては劇場版を数回でも見た方なら納得して戴けるでしょう。伊集院のラジオでも絶賛されていて、数年前の「オトナ帝国の逆襲」ではメジャーな映画誌においても非常に高い評価を受けました。テレビの方は「子供に見せたくないアニメ№1」とまで言われていますが、劇場版、特に昨年までの長編シリーズは、その細部まで心と知識のこもった描写、素直に笑えるストーリー、大人も引き込む隠し味的要素で、質だけ言ったらポケモン、およびポケモン映画など足元にも及びません。子供だましではないのです。

 そんなクレヨンしんちゃんとは全く別のアプローチで大人にも訴求するアニメ、それがこのケロロ軍曹です。この場合の大人というのは30~40歳の「アニメ世代」を指します。ガンダムを中心とした70年代から80年代前半のアニメや特撮をモチーフとしたパロディが全編にちりばめられまくっていて、「こんなのは全く子供にわかるはずがない」シーンの連続。些細な部分の作り込みも素晴らしく、当時深くアニメにハマっていればいただけ楽しめるのはうけ合いです。BGMや声優もバンダイがバックにあるからこそなのか、非常に完成度が高いですし、いい意味でうる星やつらのような「何でも有りだけど、それぞれが消化されている」脚本もよさげです。

 しかし!なぜこのケロロ軍曹のグッズはほとんどないのでしょうか!以前やっていた時間帯を含めれば1年半になろうかという昨今のアニメではかなりの長寿番組なのに、ハンカチ一枚、浮き輪一つも出ていない。あるのはゲームと書籍、DVDだけ?いくらテレビ東京だからって後番組のふたご星グッズがすぐに発売されたのにも納得がいきません!ぜひ皆さんもケロロ軍曹を見てみて下さい。質の高さに思わず唸ってしまうと思いますよ!

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PSPでエミュ

PSP-R-TYPESS 前日知ったPSPでファミコン。情報を集め掲示板で質問させていただき、無事起動するに至りました。試したのはFC、PCE、MAME、SFCで、速度に全く不満がないのはFCのみ。PCEは50~70%くらいかな。SFCは10~50%くらい。MAMEは対応ROMを持っていなかったのでプレイは試せませんでしたが、PCEを起動した手応えからいくと、かなり遅そうです。以下各ハードごとの感想を少々・・・。

●FC

画面の大きさは、ファミコンミニの比ではなく、迫力満点。エミュらしく途中セーブも出来ます。キーはファミコンと同様ですが、派手に動かすと壊れそうなのはPSPらしいと言えばらしいかな。サイズが小さいのでメモステをあまり圧迫しないのはいいですね。レスポンスも悪くなく、ホントに普通に遊べます。

●PCE

 多少速度が遅くなりますが、リアルタイム系でなければ十分実用に足るレベルだと思います。ただ画面の書き換えがもたつくのが目に見えてわかる時があるのも事実なので、タイトルは選ぶかも。デフォルトでフレームスキップが3になっていますが、これを上げるとかなりテンポはよくなります。桃鉄や数は少ないですがRPG系では活きるかも。途中セーブも出来ますし、速度面以外はいい感じです。ちなみにSGタイトルは動きません。

●SFC

 フレームレートを表示すると5~40の間をいったりきたり。概ね20前後のようですが、さすがにそれだと遅さが気になります。また、試したのは2本ほどでしたがその内1本は2面に入る時にハングしてしまったので、エミュとしてもまだ過渡期かもしれません。音声も割れ気味でしたし。あとフル画面に拡大したときにアンチエイリアスが掛かってしまったのは、FC、PCEにはないデメリット。ただメニューがLではなくアナログキーなのはかなり使いやすく、音声のオンオフやフレームスキップを簡単に調節出来るのも利点です。今後が非常に楽しみです。

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 とにかくPSP上で動くという事実にビックリです。現状ではファームウェアのバージョンが1.0か1.50であることが必須のようですが、今後ヤフオクなどで価格の高騰は間違いのないところでしょう。このバージョンによる縛りはエミュに限らず他のアプリケーションにも影響するようですので、PSPを使って様々なデジタルコンテンツを楽しみたい!という方は早めに手を打つのがヨイかもしれません。もちろん新たなセキュリティホールが発見され、以後のバージョンでも普通に動かせるようになる可能性は否定できませんが。

★★★この件に関する質問はお受けできかねます★★★

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2005年7月 7日 (木)

まさに日記!

 今日は仕事が休み。昨夜遅く(正確にはAM6:00頃)までフェルガナをやっていたので、結構な眠気とコミュニケーションしていたが、10時半頃なんとなく起きてしまい、そのままダラダラと続きをプレイ。前作よりメニューの起動に時間が掛かるような気がするけど、それ以外はかなり快適で、気持ちよくプレイ出来る。しかし今も思うけどイースってのは似たゲームがあまりない。正確にはどのイースも「イースっぽさ」がある。ファルコムのカラーなんだろうけど、割とこういうのは心地いいものだ。

 そのままダラダラと過ごし、昼寝していたら楽しみにしていたLEGO#8653のエンツォフェラーリが届いてた。猛烈に箱を開けたい衝動に駆られるもとりあえずなめるように見ることでよしとし、PCのある棚板最上段に鎮座。同スケールF-1タイプのフェラーリLEGOの箱より一回りほど大きくやはりカッコイイ。もうすぐザラスにも並ぶでしょうから、興味があれば見に行ってみて下さいまし。

 食事は以前ネットでチェックしていたラーメン屋に行くことにする。自分はトンコツ、長男は塩ラーメンを頼む。味はまぁまぁだったけど、長男曰く「今まで食べたものの中で一番おいしかったかも!!!」と。それは良かったという思いと、それってどうかな~という思いが同時に去来。う~む。

 帰りに本屋によってパラパラとゲームやPC関連の雑誌をめくる。そんな中、「PSPでファミコンやPCEが出来る」という記事を発見し、かなり興奮するも自分のPSPのファームウェアのバージョンは1.5。時既に遅し。その為にもう一台PSPを買うか!?というところまでテンションが上がりつつも冷静なもう一人の自分に静止される。

 帰宅しておもむろにPSP関連のサイトを巡ったところ、どうやら1.5でも出来るらしいことを発見し、血眼になって試してみるも、エラーの連続。う~む。知り合いにPSPを持っている人はいないし、どうしたものか。コメント頂いたGTSさんの掲示板に質問を書かせて頂きつつ、ブログにも書いている次第。実際PSPって凄いと思う今日この頃。

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ニャッキ!

ss_000000みなさんは NHKで朝8時半頃にやっているプチアニメをご存じでしょうか。わずか5分の子供向け番組ながらクレイアニメを中心とした非常に完成度の高いモノが多く、ビデオキャプチャを購入して以来、かなりたくさんの作品を録画しました。※「かなりたくさん」と言っても所詮は5分ですから、容量をそれほど食われないのもお手軽でヨイです。

その中でも件の「ニャッキ!」は特にオススメ。基本的にはイモムシのニャッキが写実的な実生活の中で繰り広げるドタバタなのですが。文字にするとチープでも実際見てみると、これがなかなかにリアル&愉快(世界観で言えばピクミンが一番近いかな)。凄く単純な造詣なのに、その表情や動きから、素直に笑顔を引き出されてしまいます。全部で何作あるのか、ビデオやDVD化がされているのかはわかりませんが極端にイモムシが嫌いでなければ、ぜひ一度チェックしてみて欲しいです。ある意味インクレディブルに勝るとも劣らないというのは言い過ぎでしょうか。

※実際はオススメしておきながら、かなり早いペースで放送ローテーションが変わるので、今現在はやってないかも(申し訳ない!)。本気で見ようと思ったら地道に撮り続けるしかないのが申し訳ないところですが、他にロボットパルタやジャム・ザ・ハウスネイルなんかもそこそこ楽しめると思いますので、騙されたと思って見て欲しいですね。

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イース フェルガナの誓い

序盤は前作と比べてやや引きが甘いかなぁとも思いましたが、敵の強さがかなりいい感じにチューンされていて、ボスなんかはかなり初代を彷彿とさせました。→強化をおろそかにして挑戦してしまったにもかかわらず、なんだか意地になって倒すまでコンティニューを繰り返しまくってしまうケース!

システムは前作の正当進化ですが、敵のアルゴリズムもよりテクニカル・タクティカルになっているようで、雑魚でも普通に死んでしまうことがあります。とは言っても僕のようにちまちまとした経験値稼ぎが大好きな人間にはジャストミートな「ダラゲー」に間違いはなく、店先の武具をにらみながら、「本来買うはずのないもの」を買うために奔走・虐殺を繰り返しております。

まだクリアしていないので感想としてはかなり不完全な部分もございますが、今のところ「訴求対象の広い」佳作という印象です。★★★★!

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2005年7月 6日 (水)

映像の進化

2000 DVDやテレビを圧縮しファイルサイズを小さくする作業を「エンコードする」という。どうあがいても元画像より綺麗になるはずはないが、手順や装置の善し悪しによっては同じファイルサイズでもエンコード後極端に差が出ることは珍しくない。

だが、あくまでそれは圧縮なのだ。

僕は何本か持っているDVDをHDDにとどめておける容量に圧縮したことがあるが、先日のインクレディブルでしみじみその現実を感じた。やはり圧縮は圧縮9ギガが2ギガになって画質が落ちないわけはないのだ。PSP用に300メガにしたものが2ギガと比較出来るわけはないのだ。

その昔パソコンでビデオを作ったり見たりすることが「初めて可能になった」時代。その画質を問うというのはほとんど見られなかった。160×120程度の小さな小さなウィンドウの中に全面モザイクがかかったようなブロックノイズの画面。市販パソコンに搭載されるHDDの容量が1ギガにも満たなかった頃は確かにあった。しかし、それが順に大きく綺麗になっていき、記録されるメディアもCD→DVD→次世代ブルーレイディスクなどに移り変わっていく。解像度もきっとハイビジョンが当たり前になって、僅かなノイズを見つけることすらめったにない未来が来るのも、そう遠くないんだろうと思う。

ふとこのまま技術と自分の趣味が順調に年を重ねていったとき、10年後、20年後にはどんな画面を見ているのか、と思う。ゲームや映画に限らず、ちょっとしたモバイルギアですら今のハイビジョン並の映像を提供してくれる。1インチの光学ディスクに2000テラバイトの記憶容量。邦画「ジュブナイル」に出てきた未来はいつの日か現実になりそうな気がする。

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メトロイドプライム2

前作は発売当時かなりのグラフィックで話題になったが、自分的には見た目以上に「メトロイドしている」ことが気に入ってかなりプレイした。結局それでもジジイにはツライバランスで、かなり終盤まで行ったにもかかわらずクリアせずに他のゲームに移ってしまったように覚えている。でもその印象は全くもって悪くはなく、続編が出たら買おうと誓ったものだった。

そして発売された2。当然のように買ったが、実際はほとんど期待してはいなかった。とにかく雑誌を見た限りにおいては「ストーリー性が増している」との記載があったためだ。

あえて名言するが、僕の中で、ゲームにストーリー性というのはあまり重要ではない。いや、正確には面白いコンピュータゲームとして、ストーリーの良さが重要視されるはずがないと考えている。なぜなら、ゲームはまず「遊ぶ」もの。見たり聞いたりする「受動的」な面白さがメインであったのなら、それは既に「ゲームというカテゴリー」とは違う。昨今見られる双方向性を折り込んだDVDのようなものだろうからだ。

ゲームはまず気持ちよく動かせること。全てはそこに始まり、そこに終わる。その気持ちよさの原動力には、単純な操作性の良さもあるが、常に目的意識(モチベーション)を刺激するファクターを提示し、エンジンを暖めてくれるチューンも含まれる。言わば、ストーリーというのは、このエンジンを暖める一因、手段の一つであり、目的ではない。

メトロイドというのは昔からそうしたモチベーションの刺激が絶妙なタイトルだった。プレイヤーに出来ることの充実と行動半径の拡大、常に高いモチベーションを維持させるバランスに、当時の僕は「奇跡のチューニング」だと思ったものだ。ボムジャンプや壁ジャンプなど、やり方次第で幾重にも広がりを見せる自分の分身の底力。プレイするほどに手に馴染み、マリオとは違うアクションの楽しさを存分に提供してくれた操作感。ディスクシステムやSFC時代にメトロイドに触れたものは、現実問題それほど多くはいまい。64版も発売されなかった。しかしスマブラにはレギュラーで出演し、プライムやGBAではそれぞれ続編すら制作されている。

 メトロイドは当初から非常にポテンシャルの高いゲームだったのだ。

難度や演出に試行錯誤があったのは間違いなく、プライム1、2ともに本当の満足をして制作者が送り出したものかどうかはわからない。ただ少なくとも僕はプライム2をクリアすることが出来た。齢35歳。アクションゲームをやっている年齢としてはほぼ最高齢に近いだろう。ゲームの難度も決して易しくはないし、正直毎日毎日欠かさずプレイしたわけでもない。それでも僕はこのゲームをクリアすることが出来た。メトロイドの魅力は、今でも僕のエンジンを暖め続けてくれている。

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スターウォーズ

日頃読んでいる雑誌でも何かと言えばSW。そこかしこで目にするのは「結末がわかっていても泣ける」的な話。実際のところ最近になって妙に期待感が薄れてきてしまっている。そもそも僕らの世代は明らかにSW世代に当たる。小学生の頃鳴り物入りで1を体験し、2、3はガンダムと合わせて直撃。時を経てエピソードIを見るときもボトルキャップを集めたり、LEGOやゲームに興じたり。だが正直今はもうほとんどどうでもよくなってきてしまっている。何かこう、「うさんくささ」みたいなものを感じるのだ。僕は大抵の場合、自分のそういう「勘」のようなものを信じて裏切られることがない。先日見た「宇宙戦争」もコストパフォーマンス的には大満足であったし、ファーストインパクトで琴線に触れたゲームで裏切られたことを思い出すのも難しい。そこでSWである。アナキンの俳優からはそうしたオーラ(この場合はフォース!?)を感じないのだ。

 見に行ったらまた感想書きます。果たして!

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アドベンチャープレイヤー購入!

半ば衝動買いと言ってもいい感じで、PSPのアドベンチャープレイヤーを購入。このソフトはパソコン上でデジカメ写真やテキストを作り、PSPに送ってアドベンチャーゲームをするというもの。毎週ソフトハウスからミニゲームが(ほぼ)無料で配信されるので、とりあえず自分がゲームを作れなくともそれなりに楽しめるらしい。しかし自分が買った本音の理由は、そんな販売元の作るやっつけ仕事のものではなく、雄志たちの作るアンダーグラウンドなタイトル。考えられるのは既存のマンガやアニメからキャプチャした写真を使ったものや、エロネタ、非常にローカルな、例えば「浅草おみやげや巡り」みたいな密着系などなど。作り方自体がそれほどお手軽ではないことが最大のハードルだけど、もしかしたら思いっきり化けるかもしれないと期待は高まる。とりあえず今はこのブログを立ち上げたことで「書きたい心」がかなり満たされているけど、テンションが上がったらそっちもやってみたいと思うところです。

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宇宙戦争

公開初日に高校の友人とレイトショー1000円で見に行きました。CM的には今ひとつピンとこなかったのですが、トムも好きだし、スピルバーグならまぁ固いところかと思ってそれなりに期待していました。

しかし!

ふたを開けてみると何ともツライ結末。見ている最中はとにかく派手な破壊シーンと緊張感のある演出で「見に来て良かったなっ!」と満足していたのですが、いかんせん締めが悪い。あまり書くとネタバレになってしまうので、極力抑えて表現するなら、「昔の作品を映像だけリメイクしたもの」だったという感じ。オチまで昔通りにしなくてもいいのに、と思ったのは、たぶん僕だけじゃないはず。あといろいろ伏線ぽい行動やカットも多いけど、ほとんど拾われないまま終わってしまったのも不完全燃焼でした。まぁ過度な期待はしないことですな。

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LEGO#8653

8653 今日デジラからメールがあり、かねてから非常に楽しみにしていたエンツォフェラーリ1/10が入荷したとのこと。パーツ数1360の大型モデルで、国内発売の大箱テクニックとしてはスペースシャトル以来実に9年ぶりくらい?送料込み13055円+振り込み料なら、ヤフオクよりも安く、近所で一番安いジョーシンよりもたぶん少し安い。このクラスのレゴになると作らずに箱を飾っておくだけでもかなりの満足につながるし、作れば作ったで10時間近く楽しめる。個人的にはレゴに興味がないような、でも車やメカが好きな大人のお友達にこそ作ってもらいたいと思います。ちなみにこのテクニックというシリーズ、一昔前だと「1ブロック20円」くらいが相場だったので、この価格は非常にお値打ちですよ。

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チャンプル最終回

なにげに先々週次回予告を見て「面白そうだな」と思い、先週録画したら、なんと今週で最終回とな。今風のダンス甲子園なんだろうけど、僕らの世代だと中坊の頃ちょっとだけ流行った「風見信吾の涙のテイカチャンス」とか「ブレイクダンス」とかを思い出す。「フットルース」や「フラッシュダンス」が有名だけどチャンプルとか見てると今でも十分お客さん集められるダンス映画とか取れそうな気がするんだけどな。

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インクレディブルDVDを見た

以前見たことがありましたが、今回しみじみ映像の綺麗さに圧倒されまくり。話的にはとにかくオヤジが素直であまりにもイイ人なので、暗くなりそうなところでも歯止めがかかって、最後まで気持ちよくさわやかに見ることが出来ます。エンターテインメント系のスパイダーマンなどと比べてもずっと楽しめましたが、作りのそこかしこに宮崎駿の「空とぶ幽霊船」的なテイストを強く感じさせてくれて、意外と新しさより懐かしさを喚起させたりもしました。日本語吹替で見ましたが声優に違和感もなく、ある意味ハウルや千と千尋以上に万人オススメ可能な傑作だとオモイマス。★★★★★!

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2005年7月 5日 (火)

とりあえず一回目

何となくハヤリものらしいということと、そもそも文章を書くのは好きな方だという理由だけで、そこはかとなく興味を持っていたブログというのを調べてみると、どうやら自分のプロバでも無料で作ることが出来るらしいことが発覚。そもそも長文書きな自分ですが最初は誰に読まれているかもわからないし、軽く近況なんぞを書いていきたいと思います。なにとぞよしなに・・・。

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