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2005年7月 6日 (水)

映像の進化

2000 DVDやテレビを圧縮しファイルサイズを小さくする作業を「エンコードする」という。どうあがいても元画像より綺麗になるはずはないが、手順や装置の善し悪しによっては同じファイルサイズでもエンコード後極端に差が出ることは珍しくない。

だが、あくまでそれは圧縮なのだ。

僕は何本か持っているDVDをHDDにとどめておける容量に圧縮したことがあるが、先日のインクレディブルでしみじみその現実を感じた。やはり圧縮は圧縮9ギガが2ギガになって画質が落ちないわけはないのだ。PSP用に300メガにしたものが2ギガと比較出来るわけはないのだ。

その昔パソコンでビデオを作ったり見たりすることが「初めて可能になった」時代。その画質を問うというのはほとんど見られなかった。160×120程度の小さな小さなウィンドウの中に全面モザイクがかかったようなブロックノイズの画面。市販パソコンに搭載されるHDDの容量が1ギガにも満たなかった頃は確かにあった。しかし、それが順に大きく綺麗になっていき、記録されるメディアもCD→DVD→次世代ブルーレイディスクなどに移り変わっていく。解像度もきっとハイビジョンが当たり前になって、僅かなノイズを見つけることすらめったにない未来が来るのも、そう遠くないんだろうと思う。

ふとこのまま技術と自分の趣味が順調に年を重ねていったとき、10年後、20年後にはどんな画面を見ているのか、と思う。ゲームや映画に限らず、ちょっとしたモバイルギアですら今のハイビジョン並の映像を提供してくれる。1インチの光学ディスクに2000テラバイトの記憶容量。邦画「ジュブナイル」に出てきた未来はいつの日か現実になりそうな気がする。

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