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2005年8月 2日 (火)

篠原美也子

今日、職場で僕が彼女の曲を掛けていたら、後ろにいたパートのおばさんが「この人の歌もいいよね~」との声が。僕が「誰の曲かわかって言ってんの?」と聞けば「中島みゆきじゃないの?」との返答が。ちょっぴり切なくなりつつも彼女のことを説明しようとして、はた!と気づきました。

僕もよく知らない・・・

10年以上前、有線かラジオから流れてきた「誰のようでもなく」という曲が気に入って、当時出ていたアルバムを2枚とも買い(※ちなみに僕がCDを買うのは非常に珍しいことです。ゲームを買うのの20分の1くらいしか買いませんから)、会う人会う人勧めては、みんなから好評を博していました。ウチ何人かはアルバムを買うに至りましたので、結構なレベルの支持だったと推察します。

失恋や悲哀を中心にした歌詞が多く、前述の通り「中島みゆき」系の低いけど安心できる歌声。一時松村邦洋とラジオ番組を持っていたらしい程度の知識はあれど、実際どんな人なのか、全く謎。僕の知る限りテレビで見かけたこともないし、その当時の数曲以外、ラジオから流れてきたこともありません。

それでも歌は人の心を捉えることが出来る。

いつ誰が歌ったのか、どれだけ売れたのか、何歳くらいの人なのか、他の全てのことを知らなくてもその歌に込められた気持ちや、メロディは十分流れ込むことが出来る。さすがに僕の年齢からだと「リアルタイムな気持ちの重なり」は難しくなっているけれど、20代の女性には結構勧められるんじゃないかと思ったりした。10代の頃聴いた尾崎豊みたいなもんでさ。

※補足:オススメのアルバムタイトルは「海になりたい青」と「満たされた月」です。こうした場面で勧めても誰も聴かないかも知れませんが、僕に言われて聴いてくれた人で、悪く言った人はおりません。少なくとも「一般性」は高い楽曲だと思います。なぜなら、僕が天性のJ-POPミーハーファンだからです。

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