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2005年8月 8日 (月)

ヤフオク~葛藤と敗北~

8421YAHOO ついに8421が出品されました。前回8420を出品された方と他の方から計3点。今回はこの8421の落札に関する僕の葛藤について書いてみたいと思います。

まず前回8420が出品されたときの価格やアメリカでの定価、デジラでの価格から、「もし8421が出品された場合、いくらなら買うか」を想定してみました。

8420:出品価格6000円
8420:希望落札価格8500円
8420:メーカー価格$50
8420:デジラ価格9598円

 単純に8421のメーカー価格は$150ですから、推定価格は以下のようになると思われました。

8421:出品価格18000円
8421:希望落札価格25500円
8421:デジラ価格28794円

 「25000円なら買いだな」。決意は固まり、虎視眈々と出品を待っていたわけです。8420は現在以前の希望落札価格である8500円の開始価格がポピュラーであり、もし同様の流れが固まれば8421の事実上の最低価格が25500円になるだろうとも思われました。そしてついに出品された8421は、

8421:出品価格16000円
8421:希望落札価格25000円

 「これは買いだ!」。もう買う気満々です。しかしよく見てみると、全く同じ方から同じ出品価格で2点出されており、それとは別に希望落札のない16000円のものも別の方から出品されていました。

 「これは考えなければ」

サクッと25000円をスロットに入れ、ガシャンと結果を出してしまってもいいのですが、16000円との価格差は9000円もあります。段階を追って値が上がっていけば、20000円前後で片が付く可能性も決して捨て切れません。まして決戦当日は月曜日。全国のモニターの前で数知れない思いが交錯したことでしょう。

「まず早めに入札をしたとする。17000円~18000円。それを見た人はどう思うか。『当然ヤツは20000まで出してもいいと思っている』と推察するハズだ。となれば、入札は21000円あたりをイメージしてくるハズ。決戦開始(終了1時間前)を前に21000円という表示価格は、どう考えても危険領域に踏み込んでいる。ぶっちゃけ差額4000円は希望落札するにやぶさかではない薄氷の生命線だ。となれば、あえて、決戦直前まで静観し、そこから500円単位のブラフを繰り返して『参加者みんなが少しでも安く買えれば・・・』スイッチを入れるか・・・」

そんなことを考えつつ今日の昼飯にもう一度点けてみると、、、

「18000円、18500円、16000円・・・」

 誰かがフライングしやがった!(<ヒデェ言われようだ)。こうなると話は別だ。こっちが後手になる戦いとなれば、落札価格の見えない最後尾の16000円は眼中にねぇ。アクションを起こさなければならない。両方の入札者が同じ入札額である可能性は捨てきれないが、まずは牽制の意味を込めて18000円側(便宜上Aコースとしよう)に20000円をスロットイン!

 結果自動入札 「20500円入れますか?」

 来たか。まぁ当然だろう。俺の予測の範囲だぜベイベー。じゃぁもう片方のBコースはどうだ。18500円と地味に刻んでいる。やり口は微妙に細かい。20000円が通るか!?

 「通りました。今のところあんたのモンです」 <やや脚色

やはりか。しかしこうなってはもう後には引けねぇ。表示額が20000円と20000円では、絶対誰かの逆鱗に触れる。一度均衡が崩れ落札された日にゃ、残されたもう一台は風前の灯火。天寿を全うすることなく神様からお呼びが掛かるに違ぇねぇ。

 「Bコース 25000円受諾。ブツはあんたのモンだが、勝負には負けだな・・・」

画面に表示されたメッセージが俺をなじっているようにも見えた。ギリギリの戦いを避け、手堅く逃げの一手を指しちまった。俺は本当に負けちまったんだろうか。

仕事から帰ってメールを確認すると、出品者からの感謝メールがあり、決戦の舞台にAコースのクレーンはいなかった。時刻を確認すると俺が落札したわずか1時間後に神に召されていた。もし逆の立場だったら、俺がABのウチ残された1台を目の当たりにした立場だったとしたら、、、。ま、当然買うけどね。買うけど、「けっフライングしやがって、この根性なしが!」って思うかもね。

残されたCコースの価格は現在17000円。発送予定日もやや遅く、終わりの見えないレールに乗っちまった哀れなウォリアーたちよ。おまえ達の戦いに幸あれ・・・。

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コメント

読み手に優しくない作文いつもご苦労様です。
自分的には、残り5分までの数分間が勝負だと思います。
当然ですが、勝敗という意味では入札云々よりも情報の収集と管理の質を高水準に保つことが重要だと思います。
さすれば引き時、攻め時を見失わずに済むでしょう。
これって当然か。
情緒が無いですが、私は希望価格が妥当ならば希望額で買います。長い目で見ればその方が結局負けない気がする。

投稿: oz | 2005年8月 9日 (火) 14時56分

コメントどもです。「優しくない作文」は友人にも言われました。まぁそれが自分の個性だとも思っておりますので、反応できるところだけでも流してみて下さいまし。
※最近は話題が偏っていて良くないとも言われましたが、実際自分がそこに時間を割いてしまっている以上、変えられない壁というのもあるわけで・・・。スミマセン長い目で見ればその方が結局負けない気がする


何を負けとし、何を勝ちとするのかの考え方次第という部分もありますが、あくまで「欲しい物をより安く手に入れさえすれば良い」というスタンスを貫き、結果を得ることが出来るなら、それはその人にとって「勝ち」でしょう。ただ、一方でオークションというシステムを楽しみ、これも一つの娯楽として捉えるとするのなら、やはり「情緒のない入札や落札」はある意味「負け」だと考えています。


 自分が出品した際は努めて希望落札を設定し、その際には様々なおまけを付けたりしています(へたするとおまけの方が価値がある場合もあったりして)。
 その際にはお客様に満足頂けるお取引を第一に考えていますが、それも実際は僕のエゴでしかなく、結局は「自分にとって楽しいものであったかどうか」を問うオークションの楽しみ方に起因するんです。


 損得だけが勝敗ではないと思うのですヨ(^^)。
※これはあくまで僕の価値観ですので、お気を悪くなさったら謝ります。

投稿: クリス | 2005年8月 9日 (火) 21時08分

とんでもございません。
謝ることなんてありませんよ。
クリスさまが好きなことを書き込み、私も同様にコメントするだけです。

最近別のBBSでも話題にしましたが、私的にスポーツ選手は勝ってナンボ。ヤフオクは欲しい物を欲しい時に出来るだけ高品質のものを出来るだけ安く手に入れてナンボだと思うのですよ。売る場合は出来るだけ高く、気持ちよく買ってもらう。終了7,8分前からの数分間だけしか入札しなくても十分楽しめますよ。(^ー^)

投稿: oz | 2005年8月10日 (水) 01時16分

ラスト数分の緊張感たるや筆舌に尽くしがたいものがありますよね。オークションの醍醐味はやはりそこにあるのかなぁと思ったりもするくらいです。ただ、自分が相手が売りたい以上に欲しい場合は、既に負けてる感は否めなかったりします。この場合の相手というのは競り合ってる相手、出品者両者ですけれど。


確かに「より安くより良く」というのは命題です。僕も物販に携わっているのでその旨深く理解しているつもりです。ただ、ヤフオクの形態だと通常の小売りと違って、「普通に買えない」ものが存在しますよね?先ほどの話とかぶってしまいますが、やはりそこには「より安く」の優先順位より高いものが発生してしまうと思うのですよ。要するに


 売り手のが偉い


感、みたいなものが。そこをどう料理するのか、っていうのがある意味面白みでもあり、心苦しいところでもありと言う感じです。余談ですが、ヤフオクより価格.com価格の方が安いものはかなりありますね。物と価値、価格を見極める目を持ちたいものですね。

投稿: クリス | 2005年8月10日 (水) 02時11分

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