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2005年9月25日 (日)

コントローラの話

僕が買って貰ったファミコンは既に丸ボタンで、友達の四角いゴムボタンと比べて「やりやすいかな」って程度の差しかありませんでした。しかし高橋名人とともに鳴り物入りで登場したスターフォース、そしてハドソンスティックとともに、僕のコントローラへの意識は、飛躍的に上昇します。

ハドソンスティックはレバー部分こそ現在主流となっているアーケードスタイルの物とかなり異なりますが、誤って押しづらい形状のセレクト、スタート、左手で固定しやすく滑りにくい本体とともに、ABのトリガーが非常に連打しやすいコントローラでした。伊達にテレビで名人が16連射をたたき出すだけのことはある、「連打に特化した」デバイスだったのです。

実際慣れてくると他のゲームにも使いやすくて、レバーはどんどん軽くなっていくんだけど、どこまでいっても(今のデュアルショックのように)誤動作するでもなく、慣れてくれば片手でも操作出来るほどで、とても気に入っていました。当時は「ジョイボール」というワケわかんないコントローラや満を持してアーケードパーツを使用したと思われる「アスキースティック」なども出てきた時代です。ちなみにアスキースティックは安くなった「2」を買いましたが、正直ハドソンスティックのが使いやすかった気がします。慣れてたからかな。

続くPCエンジンでは、マルチタップにも使える電波新聞社のスティックを購入。見た目は結構しっかりしてるように見えますが、全体的に華奢な作りで、思いの外やりづらかったです。まぁ他に出ていたものよりはマシだったでしょうか。他にはスタートを3ボタン目に見立てたパッドを買ったりしましたが、そもそもナムコの「バルンバ」くらいしか使い道がなく、その「バルンバ」も面白いゲームではなかったので、殆ど使わずじまいでしたね。

メガドライブもスティックを買っていますが、こちらはもっとツライ出来。レバーが上手く入らない時があって、どうしても連射する必要がある時(ズバリ「ゼロウィング」をやるとき)以外はほとんど使いませんでした。あとは、、、どうしても斜めに入って欲しくないランドストーカーやるときくらい。でもメガドラは32Xの頃、一部で有名な「6ボタンパッド」を購入して、その性能がよかったんで、元のパッドの使いづらさはあんまし取りざたされませんね。

SFCのパッドに関してはさすがに王者任天堂が満を持して発売しただけのことはある、非常に隙のない物でした。軽くて押しやすいのはもちろん、強度的にもファミコンのパッド以上に安定していて、本体との接続部分のカチッとした感じは僕が持っているハード(含むPS2、DC、GC、SS、PS、64)全ての頂点だと思います。っていうか各社もっと本体接続しっかりやってくれよ、って思いますけどね。他には、、、

・XE-1

 既にコントローラに関しては確固たる地位を築いていた電波新聞社最強の一台。消費者のリクエストに応えた機能満載で、僕の記憶では初めてマクロを記憶、再生出来る機能が搭載された機種でもあります。通常の操作性は非常に良く、SFCで遊ぶならコレ!といった趣がありましたが、記憶させたり「押さずに」連射させたりという突っ込んだレベルでの操作に関しては、さすがに機能の豊富さが煩雑さを生んでしまい、わかりにくくなってしまった感は否めないかもしれません。

・カプコンスティック(正式名失念)

 友達と対戦するのに一人だけスティックではあまりに不平等ということで我が家に導入された「への字型」のやつ。実際はあんまし操作性が良くなくて、ある意味無駄遣いだったかも。

・必殺コマンドコントローラー

 歴代最高のパッドの一つに数えられるコナミの名機。SFC純正パッド並に使いやすい通常のボタンと形状(&見た目)に加え、とても感覚的でわかりやすいマクロを備え、RPG全盛のコアユーザーのプレイを陰で支えてくれました。マクロは精度こそ低くシビアなタイミングを要求するようなケースには向かないこともありましたが、簡単なルーチンワークでの経験値稼ぎ、対戦格闘の面倒なコマンドなどポピュラーな使い方の他、ゼロヨンチャンプのギアチェンジやRPGでメニューから特技(口笛など)のショートカットまで、非常に使いどころが多かった。僕が「壊れたらどうしよう・・・」と不安になった唯一のコントローラでもあります。ほとんど売ってなかったしね。

など。この頃の我が家(一人暮らしのアパート)のテレビ前は、「これをカオスと言わずして何をカオスとす?」というほどでしたね。他にも、、

ネオジオのコントローラは、とにかく「安っぽい」作りなんだけど、必要十分ギリギリという操作感を実現していて、「許さざるを得ない」感じ。っていうか他にコントローラがないから、それで慣れるしかないし。でも連打と溜めを使い分ける「パルスター」に関しては、ハードな連射にもしっかり耐えてくれたので、まぁ悪いコントローラじゃなかったんだろうね。

プレステ、サターン、64の時代になると、かなりいろんなものも出てきて、我が家のカオス事情もますます加速していきました。

サターンは発売当初にスティックとハンドルを買いました。実際ほとんど使わなかったというか、どちらも出来の良い物ではなかったのが残念ですが、パッドはかなりいい出来だったと思います。まぁほぼ同期と言えるプレステの十字キー部分が慣れていないせいもあって使いづらかったから、というのも印象に後押ししているかもしれませんけどね。

そのプレステ陣営ですが、HORIのスティックは普通に普通。可もなく不可もない出来で、今でも「どうしてもスティックでやりたい時」には引っ張り出して使っています。上位互換で後継機を作ってもらえるとコントローラが使い回し出来るのでいいですね。

他にはネジコンとアスキーの記憶型パッド、HORIの6ボタンパッドなどを買いました。正直ネジコンはクセがあるというか「自分にベストな角度」に調整するのが各ゲームごとに違っていて、どうしても面倒な印象が先立ってしまいましたね。面白い機械だとは思うんですが。

アスキーの記憶パッドは「必コマ」の代替えを期待したのですが、あまりにもマクロの使い方が難しすぎてやるたびに説明書を開くような状態。精度は高かったと思いますが、そもそもの十字キーやらボタンやらのフィールが今ひとつで、あまり使いませんでした。ある意味惜しかった。

HORIの6ボタンは正直買ってすぐに十字キー部分が「押されっぱなし」になったり、ボタンが同様の症状に見舞われ、一度は交換してもらったのですが、交換してもらったやつも同じような症状が発生して、「む~」な感じでした。でもパッドで連射させたい時なんかは仕方なく使っていましたね。

64の「3Dスティック」やら「ライトポジション、レフトポジション」なんかのコンセプトに関しては正直今ひとつだった感が否めません。3Dスティックはその形状上「細かな操作には向くけど、急な切替には向かない」ものでした。要するに細くて長い為に対角線に切り返すのに距離が必要で、正確に動かしづらい。わかりにくくて恐縮ですが、具体的にはカーブを緩やかに曲がるには向いているが、右へ左へ撃ち分けるような時には斜めに入りやすい、そんな感じがしました。正直SFCのパッドの方が操作はしやすかったですし、、、

これにヒントを得て作られたとしか思えないプレステのデュアルショックは、かなり素晴らしいコントローラだと思います。既に十字キー部分の操作にも慣れていたし、スティックの根本が太い為に切り返しもしやすい。何より圧倒的な数のボタンによってより複雑な操作も実現する一方、かゆいところに手が届くショートカット機能としてもアイデンティティを見いだせました。個人的に後継機であるデュアルショック2よりもスティック部分の誤動作が少ない(気がする)初代の方が操作性はいいと思います。
※突っ込んだ話をすれば中の掃除しやすさも上です。2はボタンがはめづらい。

DCではよりアーケードに近くなったスティックとこれまたハンドル、そしてバーチャロン用のツインスティックを買いました。相変わらずハンドルはほとんど使わず、スティックも思いの外バーチャが楽しめなかった自分には使い所が少なく(斑鳩に使ったくらい)、ある意味もったいない買い物が多かった感もありましたが、ツインスティックだけは別。ろくに経験がなかったチャロンですが、あれだけしっかりした作りであればプレイにも熱が入ろうというもの。っていうかもっと対応ソフトをたくさん出して欲しかったです。クレイジークライマーとかアサルトとか。

あとDCでは標準パッドの出来が初代メガドラパッド並に悪かったと言うことも挙げておきたい。アナログ部分は滑りやすいプラ製だし、コードが下から出ていてジャマだし、子供とかだとスタートボタンをお腹で押しちゃって誤動作しやすいし、何よりメモリーパックが抜けない!二本差し出来ることでデータを移動しやすくする発想も、「パッドが重くなるじゃん!」とまず言いたかった。使いやすくて最高!って人もいるのかしら。

プレステ2で新たに買ったコントローラは別になく、純正のデュアルショック2を2、3個買ったくらい。っていうかすぐ壊れる(アナログ方向が入りっぱなしになる)ので何度も掃除したりして、、、。でも悪いコントローラじゃないと思います。少なくとも「デュアルショックライク」な他社のものと比べるとその差をはっきり感じますからね。

GCのパッドはアナログ部分が64よりデュアルショック寄りになり、持ったときの感触も悪くありません。多少Zキーが押しづらいかなぁとか、LRの「深押し」がしづらいかなぁと思うこともありましたが、やはりメインのAボタンが特筆して押しやすいのは大きなメリット。Cレバーがあまり活きてないのがもったいないと言えばもったいないですかね。

GCでは他に無線の「ウェーブバード」も買いました。パッドとしては結構な値段ですが、コードがないのは結構快適。でも個人的に「震えない」のも好きだったり。っていうか振動って結構手が疲れるっていうか重くなるからどうかと思うんだよね。たまに古いプレステパッドとかさわると軽くてビックリするもん。腱鞘炎の経験とかないけど、パッドはもっと軽くて強いやつを志向してくれてもいいんじゃないかって思います。

他のコントローラというと、SSでガンコンを買ったり、PSのダンレボコントローラ、PS2のタタコンとかGCのタルコンガ、パソコン用のパッド、基板用のVEGA9000(これはこれで確かに使いやすかった)などかな。結局XBOXと共に鉄騎も見送っちゃったし、グランツーリスモ用のハンドルも見送り。独身時代と比べてお金掛けることも少なくなったけど、心のどこかに「シューティングはスティックでやりたいよな」という思いがあるのも、こっそりと事実だったりするクリスです。最後にそんな自分のナンバー1を一つ挙げるとするなら、、、

 「XE-1」~SFC~

 ですかね。ボタン部分を回転させることで角度をやりやすく出来たり、LやRが複数あって、押しやすいボタンで押せたり、ボタンに他のボタンを設定出来たり、離して連射、押して溜め、とかR-TYPE用の凝った設定も出来たり、大きさや重さも悪くなく、壊れることもヘタることもない強度も評価大。定価13800円だったか、かなり高かったけど、それに見合う満足を提供してくれた最高の一台でした。っていうかアナログ全盛になる前の最後ッ屁みたいなのだったのかもしれません(それはたぶん違う)。

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コメント

いやはや、イイ話題ですね!

ファミコン時代の強力な助っ人コントローラーと言えば、やっぱり一番に出てくるのがハドソンの「ジョイカード」ですかねぇ。友達はみんな持っていましたし、勿論私も所持しており、グラディウス2やロックマン2などの高難度ソフトの攻略にとっても役に立ってくれました。ただ、我が家に最も早くやってきた連射パッドはHORI製のものでした。最大連射速度がジョイカードより速くて、ロックマン2でバブルリードを連射するとほとんど一個のバブルに見えたほどのスグレモノ。とはいっても、十字キーがぐにゃっとしていて、すぐ斜めに入り、STGは苦手としていました。

時代は飛んでネジコン。買ったはいいものの、感覚が掴めずリッジレーサーでは使い物にならず。そこで、私の兄が「ネジコンを縦に置いて、端に円盤をつければハンドルになるかも」と思い立ち、小さな鍋のフタ(!)を接着するという改造(?)を行ったところ・・・余計使いにくくなりました(^^;。


ドリキャスの専用コントローラー群はほんとにどれもこれも使えないのばかりでしたね。ノーマルパッドはクレイジータクシーのシフトチェンジに耐えれずLRキーが破損。スティックはレバーが軽い上に弾力がありすぎ。ガンコンはトリガーの遊びが大きすぎ。ツインスティックは買わなかったのが残念。
メガドラ時代は「人間工学」の名の元にコントローラーが作られていましたが、その時から既に使いにくかったですね。今は懐かしいけど、当時は使いかっての良い非純正品を探すのに苦労したものです。


さて、最後に私にとってのベストコントローラーとは、正式名は忘れましたがHORI製SFCスティック。メールの方でちらほら書かせて頂いたことがありますが、再度敢えて言わせてもらいましょう。
「こいつは戦友だ!!」
SFCストII全盛期に我が家にやってきたものの、あまりにレバーの感触が軽かったために、PCエンジンで使っていた同社製スティックのレバー接点部を移植、これによりアーケード筐体に匹敵する操舵性を会得。さらにその後、電気街で売っていた「SFC→SS」「SFC→PS」アダプターと合体させることにより、驚異の拡張性を見せてくれました。
加えて、本体は元から鉄板が張られ、ゲーム中にキレたプレイヤーの八つ当たり鉄拳を9割吸収。残りの1割とは、誰とは言わないがアホな一ゲーマーの鉄拳に耐えきれずYボタンが一時反応しなくなったことを指すが、分解して基盤を持ち上げるようにガチャポン戦士(ZZに出てきた偶像)をはめ込んだら無事復活。現代もグラディウスVやら雷電IIIやらで現役中の我が頼れる相棒です。いやホント、これがなければバトルガレッガ(SS)はクリアーできなかったです。ボタン数はあくまでSFCという欠点はありますが、STGならあまり関係ないので気になりません。
考えてみれば、このスティックって既に10年近く我が家に鎮座していることになります。PS3がPS2のコントローラーと互換性があるのならば、さらに寿命が延びる見込み。日本広しといえど、ここまで長寿のコントローラーはあるまい!と思うのは井の中の蛙かしらん?!

投稿: トムニャット | 2005年9月26日 (月) 23時56分

毎度ですトムニャットさん。ストIIの頃は電話帳×2にスティックを両面テープ貼りして使ってたなぁなんて思い出したクリスです。ども!


「女医カード」(^^;はウチもそう言えばあったかも。値段的にも結構安かったんですよね。速度は・・・よくわかんないというか、「同期」が取れて無くて上手く弾が出ない経験は結構ありました。HORIのパッドは昔から斜めに入りやすいというか、あれってもう既に「作り手の好み」でやってるんじゃないかってくらいでしたね。メガドラもそうですが、「円」の動きがしやすい(→そんな動きをしたくなるソフトは稀)のをメリットだと「勘違い」してんのかなぁなんて(^^;)。


ネジコンは普通に使うとかなりピーキーというか、ちょっと動かしただけでえらい曲がっちゃったりして「オイオイ」ってなった経験がありますっていうか発売直後にやったナムコのゲームくらい「一番いいところ」になるように双方調整しとけよって感じでしたけどね(他社のレースゲーのが動かし易かったり)。でもナベブタ付けて、って発想は昔はともかく、今だとかなり「評価される」スタンスなんではないでしょうか(^^;。GJ!みたいな。


>DCコントローラ&メガドラ


確かに割れた割れた(^^;。っていうかセガってコントローラに対する意識が甘過ぎると思うよね。たった一個作ったコナミの必コマのが30年近くハードを作り続けている会社より質がいいってのはどうなんでしょう。そりゃリアルアーケードとかのしっかりしたシリーズもあります。ありますけど、「家庭用のパッドでやろう」っていうスタッフがいないのかって思いますよね。ミニマムなところですが、家庭用撤退したのは正解なんじゃないかってこういうところから思います。


>HORIスティック


愛機。まさに「指の延長」というやつですね。僕も初代ハドソンスティックはそうでした。形状こそ「あんな」ですが(^^;)、馴染むって言うのはそういうもんですからね。でも「SFC→PC」アダプターなんてあったんですね。っていうかそりゃあるか(^^;。今でも売ってたりするのかしら。そしたら僕もXE-1をPC用にするのにな。


>PS3、PS2互換


これは重要なポイントですが、可能性は薄そうです。今出てるパッドデザインはかなり先鋭的で、イメージチェンジしてますからね。無線が基本みたいだし。まぁでも「互換させる」機械は絶対でるでしょうね(^^;。

投稿: クリス | 2005年9月27日 (火) 14時03分

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