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2005年9月 9日 (金)

ややマイナーなシューティング

僕がシューティングが下手な割に好きだ、というのは局地的に有名な話ですが、今日はその中でも比較的マイナーなトコロをご紹介いたします。「比較的」ですから「著しく」マイナーだと思われる「エリミネートダウン」や「オーバーホライゾン」は今回は見送ります。さて皆さんの同意は得られるのか!?

・ザンファイン

サクセスの1500円ソフトです。一部では有名なタイトルで、僕の中では「地球防衛軍」に次ぐ低価格ソフトと位置づけています。内容は多少のスクロールこそあるものの、面クリア型(グロブダーに近いとも言われています)で見下ろし型のSTGです。その最大の特徴は慣性の働くその挙動にあります。ヘックスを潰すようにクリアしていき、ボスのマスを囲んでから倒すと楽だとか、時間に関するフィーチャーがかなり大きなウェイトを占めていて、コンマ1秒単位でしのぎを削るようなゲーム性を折り込んでいたりとか、何種類かの武器の特性を活かしていかにダメージを溜めていくのかとか、結構独自のシステムが盛り沢山なのですが、やっぱり重要なのは「慣性」。

過去のソフトで「慣性」が働いていたソフトと言えば、「エクセリオン」「海原川背」「グラナダ」などでしょうか。ちょっとした味付け程度で慣性が働くものもあれば、ゲーム性の根幹としてシステムに根付いているものもあります。ザンファインのそれは明らかに後者。射出から発動までのタイムラグはデカいが、相手の軌跡を読んで「置いておく」操作や、アムロよろしく相対速度の速いもの同士のすれ違いに切って捨てるアクション性、スキルの上昇で使い勝手が変わっていく武器もとても良く出来ています。こう書いているとSTGというよりはアクションに近いかも知れませんね。

ザンファインは中古屋で見かけたことがほとんどありません。僕自身注文して購入した経緯があります。ましてやPSソフト、現状での取り扱いは決して高くないでしょう。でも幸運にもサクセスは現状生き残っている数少ないメーカー。注文すればまず購入することが可能だと思われます。タクティカルなアクションSTGが好きな人、というのがどれほどいるのか疑問は拭い切れませんが、ゲームとして1500円以上の価値は間違いなくあるタイトルだと思います。★★★☆。

・爆裂無敵バンガイオー

64で発売され、DCにも移植されたのかな、トレジャーのアクションSTGです。トレジャーというメーカーは人気がそこそこあるのに、結構やりたいことやってるというかあまりユーザーに媚びていないようなところがありますよね。「ガンスターヒーローズ」が絶大に評価され、コナミの血族であることを高々と旗揚げしたかと思えば「ダイナマイトヘッディー」やら「マクドナルド」やらよく分からないタイトルを出したり、「罪と罰」のような映画的なタイトルを出したかと思ったら、グラディウスの新作を作ったり。バンガイオーはそんな「よくわからない」トレジャーらしさがとても良く出ているタイトルだと思います。

とにかく派手なミサイル攻撃や多方向への撃ち分けがピックアップされがちな本作ですが、よくよく見ていくと、そのゲーム性が「サイドビューのガントレット」に見えてくるのは僕だけでしょうか。ダンジョン走破型で1対多のスタイル。迷路と広間の巧みなハーモニーで緩急を付け、溜めて溜めて爆発させる流れで爽快感を生み出す。ちょっとしたデモや文字はちょっぴりおちゃらけでありつつも、中身の作りはしっかりしてる。パッドの特性から64パッドが一番相性がいいんじゃないかとも思いますが、中古屋であまり見かけないのはそもそも本数が出ていなかったからですかね。個人的にはSSの「心霊呪殺師太郎丸」よりはずっとゲームとして面白いと思うんですけどねぇ。★★★。

・イグジーザス

現状だとMAMEでしか出来ないかもしれません。タイトーのアーケードタイトル。丁度時期的にはダライアス前夜あたりになるかと思いますが、これをプレイすると「ダライアスは一日にしてならず」だったんだなぁと実感するコトしきり。っていうか個人的に、あくまで個人的に、ですがダライアスIIやダライアス外伝より、道中は楽しい気すらします。なんでかよくわからないのですが、当たり判定と敵のアルゴリズムの案配がなんともいい感じで、プレイしていて「心地よい」感じがするんです。こればっかりは個人差のあるものかもしれませんので、あまり強くは言えないのですが、「今やっても楽しめる昔のSTG」として、超メジャーなグラディウスやR-TYPE、ガンスモークなどを除いたあとで生き残る、数少ないタイトルなんじゃないかなぁと思いますです。横STGが好きで、まだやったことがない人には結構オススメですよ(^^)。★★★。

・グラディウスジェネレーション

密かにマイナー指数が高いんじゃないかと思いつつ外伝よりはメジャーなのかな、とも思う「グラジェネ」です。GBAタイトルなので、ぶっちゃけやったことがある人も多いと思いますが、ぜひ触れるだけじゃなくラストまで遊んで欲しいと思うタイトルでもあります。絵的にはハードスペックこそSFCですが、容量も結構使っていてかなり後期のタイトルらしく丁寧かつ豪華。ドット数こそ荒いのでそこを攻められると弱いのですが、武器もオリジナリティに富んでいて、詰まったときの救済措置もしっかりしているなど、グラディウス初心者にもしっかり遊べる「優等生なグラディウス」だったりもします。

難度を上げれば相応に弾が増えていくのは「らしい」とも言えますが、GBAだからとなめて掛かっている御仁にこそしっかり腰を据えて遊んで欲しい「比較的マイナーなグラディウス」としてあえて、ここでご紹介したい所存にございます。★★★★☆

・ジオストーム

一度竜駆さんのサイトでもご紹介させて頂きましたが、「メタルスラッグ」のようなアクションSTGが好きな人には非常に強くお勧めできる「メタスラ前夜」の作品です。ぶっちゃけスタッフは8割がた同じ人なんじゃないかと思うほど風体は似ていて、やってみてのプレイフィールもかなり近いものがあります。ドット絵の精緻さも酷似していて、多少違和感を感じるとすれば「コミカルな感じが少ない」ことくらい。前作「ガンフォース」はSFCにも移植されていますが、かなり絵が寂しく、単調な印象が拭えません。海外版ジオストームが「ガンフォースII」であることから、「ガンフォースの続編か、」とスルーしてしまった人にこそ遊んで欲しい、「ガンフォースの続編ではなく、メタスラの前作」のジオストームです。★★★★。

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本音を言うと僕が教えて欲しいってところもかなり強いカテゴリーです>「マイナーシューティング」。ただそれが面白くなければダメなわけで、ただ「知らない」っていうのは求めていないんですよね。ネットで手に入るフリーウェアのSTGでも本当に面白いと手放しで言えるタイトルはごくごく一握りで、逆に教えて貰っても疑心暗鬼になっている自分を見つけることもあります(これは逆に期待過剰にならない保険でもあるのですが)。とにかく新旧問わず楽しめる作品というのはなかなかないのが実情です。もし「これはどう?」と言えるタイトルがあったら、コメント貰えると非常に嬉しいですね(^^)。※中身によってはヤフオク落札もやぶさかでなし。STGではないですが以前そうした経緯で教えて頂いて購入した「聖鈴伝説リックル」や「重力装甲メタルストーム」は、ホント名作でしたからね(^^)。

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コメント

こんにちは、マクー空間の3倍とシャア専用ザクの3倍って同じ効果なのかと最近思いつつ、通常の3倍(当社比)で書き込んでいる、ぴちょんくんです。
マイナーかどうかは意見の分かれるところですが、コナミの「タイムパイロット」が密かにお気に入りです。
現在ではGBAの「コナミ アーケードゲームコレクション」でプレイできるのですが、当時としては「全方向スクロール」「ステージごとのボスキャラ」「スリル感溢れるドッグファイト」を味わえるゲームとして、地元ではそこそこ有名でした。
特に、ステージ3(1970年代以降)に出てくる誘導ミサイルに追尾されながら、旋回してかわしつつ撃墜するあたりの爽快感はなんともいえませんね。
インパクトあるタイトルとして有名なので、ご存知かとは思いますが、FCの「暴れん坊天狗」なんかも1度プレイしてみると、タイトル見て笑っていた自分自身を恥じ入る事、間違いないですね。
ものすごく硬派なシューティングゲームですから・・・。
自機が天狗ではなく、タイトルも違うものになっていたら、違う意味で有名になっていたかもしれませんね。
難易度のみを追求したければ、PCエンジンのCD-ROM2ソフト「ライザンバーⅡ」なんていかがでしょうか?
自分には1面クリアすらできませんでした・・・。
クリスさんにとって、プレイ経験のあるゲームばかりかもしれませんが、パッと思いついたのがこれぐらいだったので・・・。

投稿: ぴちょんくん | 2005年9月10日 (土) 09時18分

「Xボンバー」の変形シーンにガオガイガーの祖先を見た!気がしたクリスです。ぴちょんくんどもっ!


タイムパイロット、非常にいい感じのレス、ありがとうございます。まさしく「ややマイナー」なカテゴリーにぴったり収まりつつ、今やってもついつい楽しめてしまう佳作なのではないでしょうか。グラフィックの荒さは自機の小ささがフィールドの広さに変換してくれることで緩和され、自由度の高さと操作性のよさが現在でも十分遊べるプレイフィールを創造してくれています。下のメーターが「小さな目的」を刺激してくれるのも楽しめる理由なのではないかと思います。似た感じのヴァンガードも嫌いじゃないですよ(^^)。


暴れん坊天狗は実機を普通に買って持っていますが(^^;、そういうちょっと普通の人とは違った歩みをしてしまった人種からすると、正直周りが騒いでるほど凄いかなぁという印象だったりします。なんて言うかカルトゲー色が強いような。でも実際自分が期待過剰であったことも事実で、普通にリラックスして(それがそもそも難しいという噂はあるが)遊んでみたら、結構面白いのかも知れませんね。


ライザンバーは1がパソコンで、2、3がPCエンジンでしたっけ?2はリアルタイムで買ってますが(っていうかその当時はかなりR-TYPEっぽいシューティングに飢えていたので、結構手当たり次第ってこともありましたが)、クリアできませんでしたねぇ。もう本当にがんばりました。がんばりすぎるぐらいがんばってもダメでしたぁ(遠い目)。


ちなみに数年後、トムニャットさんからライザンバーIIIを借りて、そっちは結構普通に遊べました。2の印象が強くて3はスルーしたのですが、逆にカリスマ性という意味で言えば2の方が上だったのかなぁとも思ったりする今日この頃です。


ちなみにニフティサーブをやっていたころ、自らを「シューティングバスター」と名乗る方と知り合って、その方からいくつかのビデオを借りて見させて頂きました。その中にはスーパースターソルジャーの最高難度(マニア?ウルトラ?)や件のライザンバー2、ディープブルーなどがあって、「ああ、みんなクリア可能には作られていたんだなぁ」と非常に感心してしまった思い出があります。上手い人はいますよね。今も昔も。

投稿: クリス | 2005年9月10日 (土) 21時34分

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