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2005年9月19日 (月)

ファイナルファンタジーアドベントチルドレン

カテゴリーを映画にしようかゲームにしようか迷いましたが、とりあえず映画に。ぶっちゃけネタバレアリですから、見てない人は読まない方がいいと思います。っていうかファイナルファンタジー(以下FF)7をやっていない人は見るべきじゃない作品ですが、「見るつもりがないから読もう」というのであれば、逆にFF7をやっていなくても見てから読んで欲しいです。見て損した、という作品ではありません。

まず僕は7も300時間ほどかけてクリアしていますが、

※いきなり余談ですが、僕はFFの7、8、9をそれぞれ「1枚100時間」ほど掛けてクリアしていたりします(正確には9の最後の一枚だけは20時間くらいだけど)。だから結構プレイ時間を覚えていたりするんです。と言いながらもし「3枚組」じゃなかったらどうしよう・・・と不安になったりする。などと保険を掛ける辺りが小心者の自分です。

ストーリーは全然記憶にありません。エアリスが死んだってことくらいで、まぁそもそもゲームにストーリーを求めないタチなので、どうでもよかったわけです(ちなみに僕は涙を忘れた機械の体じゃないですよ。っていうかむしろすぐに泣くことに掛けては結構な自信があるくらいです。まぁのび太における昼寝と思って頂いて差し支えありません)。システム的に遊び込めるところも多かったし、事前にやっていた体験版よりロードが短かっただけで既に僕の中ではOKだったので。

で、そんな自分が見るというのは、ほとんど予備知識のない人間が見るのとあんま変わらないとは思うのです。そうは思うのですが、でもこの作品は「ゲームをやった人」が見るように作られている。なぜなら、脚本や展開がとても「ゲームプレイヤー向け」に作られているから。

CGは本当に気持ちよくて、僕のように「金を使え、金を!」と映画に向き合う人間には全く問題ない感じ。特にデカキャラと戦う時や、チェイスシーンの気持ちよさは、かの有名なロードオブザリングのモンスター戦や、マトリックスリローデッドのチェイスシーンに勝るとも劣りません。キャラが人かCGモデリングされた人形かの違いはありますが、ノムテツ(ディレクターでありキャラクターデザインの野村哲也氏)キャラに抵抗がなければ、正直大した問題ではないでしょう。誤解を恐れずに言えば「完全に世界レベル」のCGです。

しかし、それを受け止めるだけの脚本がない。「FFムービーなんちゃらウィズイン(超うろ覚え)」の時にも思いましたが、ゲーム中なら素直に聞けるメッセージが、動画に組み込まれることでリアリティ≠リアリズム(ゴメンちょっと適当。ニュアンスだけくみ取って)の誤差が生まれ、違和感を感じてしまう。語尾に「そうナリ」と付けるのはやっぱアニメだから許される、みたいなトコロがあると思うわけだし、それ以外にも「ファンならこう言って欲しい」という感性と、普通に映画の中(キャラの立ち具合などを考慮して)なら「こうしゃべるのが自然」という正解にズレが生まれる、みたいな。

これは逆に「字幕」ならかなり変わった印象になったかもしれないとも言える。英語でしゃべってその意味をくみ取るのであれば、自分の中で咀嚼する時間が出来るし、キャラの「言葉イメージと映像のすり合わせ」という作業がいい方に作用する気がするから。

ストーリーは正直尺が短い。100分くらいだったかな。アクションシーンを十分に見せてくれるサービス精神はいいとしても、何年前かわからないような事実上の前作に対するフォローがいくらなんでもなさすぎる。これでは「7をプレイした人」ではなく「7をずっと愛し続けた人」にしかついて行けないんじゃないかと思ったのは、たぶん僕だけではないはず。絵的な作り込み、各キャラクターや背景、バイクなんてスッゲェ!カッコイイし、「ああFF7ってこういう世界だったんだなぁ」なんてファミコン時代のゼルダを知る者が64版を見て思うような感想が抱ける。でもその話はあまりにも疎外感ありすぎだ。

実際各キャラを踏まえて「1本の映画として」成立させるには、2時間どころか「3話完結」でも足りないかも知れない。それでももう少し歩み寄れる点はあったんじゃないかとも思う。とにかく派手だし、事実上のヒロインであるティファ(でもオッパイは大きすぎる)の見せ場も多く、クラウド同様描写も気合い入りまくり。知らないで見た人の中には「もっと彼らのことを知りたい」と感じる人も少なくないと思うほど、しっかりと映像として描かれている。

なのにその矛先がすでに前世紀の遺物と呼んではばからないプレステのゲームしかない

個人的にこのキャラを使ってプレステ2版を発売するくらいのことをしてもいいんじゃないの?という気すらした。とにかく話を思い出したい気持ちになったし、「プレイしてからもう一度見る」ことでより深く楽しめるのも間違いないと感じたからだ。しかしそんな簡単にこれだけの大作をリメイクできまい。そこにこのアドベントチルドレン最大の悲しさがある。

ちなみに見始めて10分くらいは、はっきり言ってつまんなかったです。なんだかよく分からないっていうか見終わっても意味わかんなかったシーンとかあったし。ティファとか出てきてぐっとモチベーションが上がった感じ。っていうかそれはたぶん僕だけじゃないと思うけど。

あとスタッフロールも2段階。最初はブラックバックだけど、途中からクラウドの配達シーン?をバックに氷室の歌が流れる。見応えがあるというと言い過ぎだけど、結構綺麗なシーンもあるので、とりあえずチャンネルはそのままで、って感じですかね。★★★★。※結構高いのは、それだけCGを大きく評価していると捉えて下さい。マトリックスも3が好きな人間ですから(^^)。

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