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2005年10月11日 (火)

牙狼~GARO~

ss_000001 「奇才雨宮慶太」などと書くとなんとも安っぽいことこの上ないが、個人的にはかなり期待を裏切る作品であった!(いい意味で)。事前情報では「金色の特撮ヒーロー物」「深夜枠」ってことくらいしか知らず、ただただ雨宮慶太ファンとして、「ぜひ見たい!」と思っていたに過ぎなかったのだが、いざ見てみると、これがなかなか「お金掛かってる!」のである。

テレビなのでそれほど毎回コストが掛けられるワケではないと思うが、とにかく1話を見た限りではVFXもワイヤーアクションも殺陣もカメラワークも全体としてのカラー統一も「モロ好み」。ごく個人的な主観の範疇であるところの「主役俳優の顔」も響鬼やマジレンジャーより高評価だし、敵怪人「ホラー」のデザイン、迫力とも「ホントにテレビか?」と思えるレベル。こんなに最初から飛ばしてバンダイ大丈夫か?といらぬ心配をしたくなるほど贅沢に仕上げてあった(思わず三回見ちゃったけど、30分番組で三回見たくなるというのは非常に珍しい)。

特に気に入ったのが主人公の指輪。ただの通話装置なのか、それともそれ自体が一つの生命体としての存在なのかはわからないが、まことに好みのデザイン&動いてしゃべってくれるので、思わずニヤリ。ワンフェスとかで作ってくるディーラーがいかにもいそうな小物だけど、正直ちょっと欲しくなった(添付写真のヤツ)。

全25話で、毎回ゲスト兼ホラーという感じで敵が出てきつつ、ヒロインとのミステリアスな関係が紐解かれていく流れになりそうだが、金子修介監督が怪獣映画を撮ってくれるまでは、和製特撮ファンの中心的な話題になりそうなこの秋冬期待の作品だ。

以下余談

主人公GAROのデザインに関しては可もなく不可もなくだが、あのメッキバリバリの着ぐるみで実際戦っているのはCGなのだろうか。その昔ギャバンやシャリバンは変身シーンこそメッキのスーツを着ていたが、戦うときはウレタンフォームのダサイやつに着替えていたもの。今作それほど戦っていたシーンは長くはなかったが、思いっきりピカピカのままだった。っていうかどう考えてもキズが付いちゃうよぉと人ごとながら心配してしまったが、、、。ゼヒいつまでもピカピカのままでいて欲しいものだ。

テレビ東京では金曜深夜1時半だが、他の系列局ではかなり時間帯が異なる。公式サイトで確認すればすぐわかるが、中には「深夜3時」という時間帯のところも。っていうかエヴァの時も思ったけど、作品の質と時間帯は全然関係ないみたいだね。

雨宮慶太作品は他に「ゼイラム」「タオの月」「ハカイダー」「ミカヅキ」なんかがあるけど、この作品も含めて蛍雪次郎ってオヤジがよく出る。関係は知らないけど、何となく雨宮作品には欠かせない人って感じはする。と言いつつ1話はスタッフロールの3番目に名前があったくせして本編では一瞬しか出てこなかったけどさ。

主題歌はともかくエンディングはなんと京本政樹が歌っていた。っていうかまぁ普通の歌だが、氏の場合は仕事なのか趣味なのかよくわからない感じもする。っていうか「特撮ヒーローが好きな役者」というカテゴリーで京本政樹はトップヒットだよな。さしずめ「ゲーム好きなタレント」で伊集院光がヒットするのと同様に。

劇中のセリフはほとんど違和感がなかったが、唯一終盤で主人公が「だけど」と言ったのは抵抗があった。あのキャラあの流れあの雰囲気なら、「だけど」ではなく「だが」が正解じゃないか。人の揚げ足を取れるほど自分に隙がないと言うつもりはサラサラないが(現にブログもしょっちゅう書き直してるし(こっそりと))、どうにも気になったので書いてみた。みんなは気にならなかった?

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コメント

 自分は特別特撮ファンというわけでもないし、完全にノーチェックだったのですが、たまたま先週の金曜に夜更かしをしていたらTVに「GARO」の文字が。真っ先に思い出したのが漫画雑誌名でしたが、そういえばクリスさんが以前チェックを入れているとコメントされていたような記憶が蘇り、翌日は休みということで遠慮なくリアルタイムで見ることが出来ました。

 深夜の特撮番組というと10年近く前に放送された「デビルサマナー」という駄作を見た苦い思い出があり、少々不安な気分で鑑賞しましたが、先の展開と映像が気になってしまう内容でした。変身後の殺陣はほとんどCGなのかもしれませんね。確かに金を掛けていそうだなぁ。

 実体のある小物に力を入れているのが良いですね。指輪は勿論、ライターとか変身前の刀とか絵本とか。主人公のコートもかなり装飾が派手ながら、浮かずに映像に溶け込んでおり、日本の映像界が苦手な「アニメ的な絵を実写化」することに成功しているのではないかと。

 とにもかくにも週末の楽しみが一個増えたのは有り難いです。でも深夜番組にしても、もうちょい早い時間の放送にならなかったものかとは思いますね(^^;。

投稿: トムニャット | 2005年10月12日 (水) 23時18分

GAROにコメント頂けるとは思っていなかったのでとても嬉しいです(^^)。ありがとうございます。


本作はマトリックスやジョンウー系の「今風なVFX」のローコスト仕様とも言える映像マジックを惜しげもなく使っていて、テレビであることを考えれば本当に「破格の効果」を生むことに成功していると思います。GAROのデザインそのものは賛否あるかとは思いますが、動きや雰囲気、エフェクトに関してはトムニャットさんのようにいつも特撮を見ない層にも十分訴求出来るポテンシャルは持っていると思いますね。1話を見損なうことでテンションが下がってしまうということもあろうかとは思いますが、今作に関して言えば(エヴァもそうでありましたが)途中から見ても十分楽しめる、1話を大切にした作りにもなっているようです(2話の予告を見る限り)。


なんにせよ自分が素晴らしいと思える作品に同意して頂けるとは恐悦至極。今後も随時GAROの話題は振っていく予定ですので、なにとぞよしなに・・・(^^)。っていうかこっちは放送遅いんだよな~。

投稿: クリス | 2005年10月12日 (水) 23時35分

昨日見逃した。

投稿: 宮野 | 2005年10月18日 (火) 23時15分

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