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2005年10月29日 (土)

僕らの音楽

ss_000000 今日の「僕らの音楽」は宇多田ヒカルでした。っていうかヒッキー(宇多田ヒカルのことです念のため)もある意味「体重七変化」ですな。見るたびに別人のような風体。体重だけじゃなくて顔もなんだかホント別人。っていうか自分は「Wait and See Risk」の頃が一番好きだったので、見た目に関して今どうこう言うつもりは(あんまり)ないにはないのですが。

ライブ音楽(リアルタイムかどうかは無関係)というのはCDとかと違って一発撮りだし、場合によっては観客がいたり、演奏がフルオーケストラだったり、路上だったりといろんな条件が発生する。CDはよりクリアに音楽を楽しむものだから、疾走感や臨場感は逆に抑えられて「純度を上げていく」方向でチューンされやすい。歌い手によってはCDの方がよかったり、ライブの方がよかったりするが、状況次第で大きく変わるのはどのアーティストでも同じだろう。

ヒッキーの場合、今回森久美子並に太ってしまって見ていて辛くなりそうだったが、歌に関してはとてもいい感じだった。「Be my last」一曲しか歌わなかったのはとても残念だったけど、その一曲が非常に情感が込められていて、CDで聞いたときと比べて大きく「曲の中に」入ることが出来た。っていうか対談の部分はどうでもよく飛ばして見たけど、歌は飛ばせなかったのだ。ついつい引き込まれてしまって。

ヒッキーの魅力というのは、結局こういうところにあるのかなぁとも思う。CDを聞いただけでは伝わらない魅力というか、もっと歌番組に出てどんどん新曲を作って欲しいと思う。歌っているところは決して美しくない。鼻の穴が大きかったり、今回みたいにボディラインがちょっぴり幅広になっていたり。でもZARDとは違う。ライブでしか聞こえない音が確かに聞こえてくる気がするのだ。叫びというか。

思えば僕の大好きな「尾崎豊」もそうだった。ライブとCDでは歌に込められる情念が違う。CDが自分の叫びであるのに対して、「ライブ」では対象が目の前の観客になる。いかに気持ちをさらけ出すか、というのと「俺の歌を聴いてくれ」というのではやはりニュアンスが変わってくる。

「僕らの音楽」は演奏されるロケーションがフルオーケストラで観客も「選ばれし民」だと思われる。言い換えれば「普通じゃない」環境で演奏したり、歌ったりするので、他では見られないような雰囲気の(ちなみにミュージックフェアもそう言う感じはあった)歌が聴ける。人によってはとても「得した」気になることもあるし、来週の「氣志團」なんかは正直不似合いなんじゃないかと不安にもなる。今回の宇多田ヒカルは対談はともかく見て良かったと思った。っていうか好きじゃないこの曲でこれなんだから、好きな、例えば「First Love」とかだったらもっともっと高揚出来たんじゃないかと思って、逆に残念な気すらしたよ。

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