« ザナドゥネクスト~その2~ | トップページ | 牙狼3話 »

2005年10月27日 (木)

パソコンテレビ「ギャオ」

会員が300万人を超えたとトップページで言ってますからご存じの方も多いのでしょう。パソコンでテレビのように「タダで」「CM付」の番組が見られるというユーセンの「ギャオ」の話を少々。

ブログをフラフラしていて知ったのですが、これは結構凄いっていうか企画して運営してる側は楽しいだろうなぁってプロジェクトですね。視聴者からお金を取らないかわりにCM提供者から思いっきりふんだくる。いつでも見られる(番組は定期的に変わっていくが)自由度と、全部ではないが何話か続けてみることも出来る「ボリューム感」。ケーブルや衛星放送に縁がなかった自分にはとても新鮮なシステムでした。

しかし、いざ見ようとすると、結構不満点も。まず何より「CMがウザい」。最近の自分はテレビをキャプってCMとばして見るのが普通になっているので、「本編は飛ばせるけどCMは飛ばせない」というのがなにげに「スゲェウザイ」。

そして映画とかだと特に感じる「まわりの枠が外せない(フルスクリーンに出来ない)」。ただでさえウィンドウの枠がジャマなのに、そこにもCMが。いくら地上波でまだやってないタイトルだからってそれじゃぁ興ざめです。

その上画質もあまり良くない。分かる人には分かる言い方をすれば「下の上」くらい?正直テンションも下がります。これは普通のテレビと比べて大きなディスアドバンテージです。見る前に数十秒待たされるというのもツライですね。当然録画も出来ません。

逆にメリットは(パソコン上なので)ちょっとした巻き戻しや早送りが容易く出来るということ。好きなジャンルの番組を集中的に見ることが出来る、ということでしょうか。ジャンルに関しては結構多彩で、映画やアニメだけじゃなく、音楽番組やバラエティー、ちょっとアダルトっぽいものなんかもあって、「引きこもることが許された人」だったら、ずっと見ていられる程度は充実しています。まぁ人気ランキングの番組が既に放送終了してるってのは何とかして欲しいとは思いますが。

とりあえずアドレス http://www.gyao.jp/ です。簡単な登録ですぐ見ることが出来るので、興味がある方は一度覗いてみてはいかがでしょう。ちなみに僕は20分くらいつまみ食いして飽きてしまいました(^^;)。

|

« ザナドゥネクスト~その2~ | トップページ | 牙狼3話 »

コメント

広告については「ふんだくる」のではなく、いままでテレビCMができなかった中小企業が動画による広告が安価でできるようになります。
メディア占有率がテレビが減少する一方でネットが増加する流れは誰も止められません。
これから何百何千というコンテンツが出てくるのでしょう。

投稿: ほうそうきょくちょう | 2005年11月 1日 (火) 16時31分

はじめまして。
「いままでテレビCMができなかった中小企業」が全国的なインターネットで効果的なCMが出来るものなのでしょうか。全国展開している企業=すでに中小とは言えないのでは?
※もっとも「中小企業」のくくりが「年商100億程度」という認識をお持ちでしたら一旦それらをすり合わせる必要があるかもしれません。


ネットが今までのテレビに取って代わる可能性は確かに大きいですね。ブログやメール文化もちょっとしたきっかけで現在の携帯コミュニティを根底から揺るがすような可能性も無くはないと思いますし(相手が知人である必要性が薄れていく→不特定多数とのコミュニケーションは携帯電話の方向性を変えていくかもしれない)。


コンテンツの充実は一方で新たな母体の必要性を求められることにもなりますよね。アダルトとかギャンブルとか。近い未来には同時通訳や字幕で海外の番組すらネットで無料視聴可能になるのかもしれませんね。

投稿: クリス | 2005年11月 1日 (火) 21時44分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: パソコンテレビ「ギャオ」:

« ザナドゥネクスト~その2~ | トップページ | 牙狼3話 »