« 松田聖子ライブ | トップページ | 携帯の話 »

2005年10月18日 (火)

リメイクして欲しいパソコンゲーム

クリス期待の新作「ザナドゥネクスト」の発売を27日に控え、ふと昔のパソコンゲーを振り返りつつ、「そう言えばなんかリメイクブームみたいな感じがする」なぁと思った。今風にリメイクするとなれば勢いベースはポリゴンになるだろうし、絵は綺麗になるだろうし、使うボタンも増えるかもしれない。でもそんな外見的なことより「パソゲーがパソゲーたるゆえん」を内包したタイトルを「今楽しめるように」作り直してくれないもんか、とも思ったりするのである。

「パソゲーっぽいパソゲー」というのは人によって大きく異なる。つい最近だと知人に勧められた「バルドフォース」というタイトルなどは、

 とにかく文が多い!

っていう感じで、5分くらいで忍耐終了。絵もギャル真っ盛りで正直(ギャルゲーが嫌いではないのだけども、)そのつもりで始めなかった分だけ抵抗が出てしまった。で、彼曰く「○○くん(本名)はPCゲーやれないね」だってさ。そればっかがパソゲーちゃうやろ!と思いつつ、「嗚呼自分の思っているパソコンゲームって今は昔ってことなのかなぁ」とも思ったりするわけだ。

パソコンゲーの歴史に関しては正直家庭用と比べてそれほど詳しくない。詳しくないが自分の触れた範囲で少し書いてみようと思う。っていうか主題とかなり違うけど気にするな。

自分が最初にパソコン=パピコン=マイコンというセンテンスに接触したのは、非常に記憶が曖昧なので、正直間違ってたらゴメンって感じだが、

・少年マガジンの読者プレゼントで「アップル+ミステリーハウス」が載っていて凄く欲しいと思った。

・すがやみつるの「こんにちはマイコン」の広告を小学館系の雑誌で目にした。

・近所の文房具屋にグリーンモニターのえらく高そうな機械が入った。

のどれかだと思う。まだファミコンすら発売されていないくらいの記憶で、それで何が出来るというより「機械ならなんでもイカス!」ってスイッチが入っていた頃だと思う。まぁぶっちゃけ手が届くとも思っていないし、イカスけど欲しいかどうかは正直微妙だった頃でもある。

中学に入るころ、たまたま自分の店の販促品でカシオのPB-100が数台入ってきた。もうオヤジを拝み倒して、簡単に言うとズルして手に入れたわけだけど、これがなかなか楽しい機械だった。ベーマガにも結構PB-100のプログラムは投稿されていたし、簡単な占いゲームでも学校で遊べば結構な人気者。別に友人が少ない方だとは思ってなかったが、新しいオモチャ、それも学校で使っていても先生に取り上げられたりしない、っていうのはかなりハイバリューだった。余談だけど、コンピュータだと「5-6÷2」みたいなのも計算できるじゃん?あれってなんかスゲェ嬉しかった気がした。電卓とは違うな、みたいな。

その当時はいわゆるパソコンを本人のモノとして持っている子はいなくて、オヤジのものってのがせいぜい。型はたぶん6001か6601くらいだと思うけど、遊びに行った先でめっちゃドットの荒い「バトルシティっぽいやつ」や「フロントライン風のやつ」をやらせてもらった程度。その程度なんだけど、やっぱ凄く羨ましかったのを覚えてる。

中三くらいになると友人でも「PC-8801SR」や「X-1」の所持者が出てくる。それはさすがにこれまでの機械とは一線を画す出来で、テグザーのオープニングやレーザーなんかは「おおぅドットが細けーゼ!」「レーザーが繋がってるゼ(レーザーなんだから当たり前)」って感じ。自分が小学1年の頃「某公立高校に入ったらパソコン買って貰う」という約束を親としていたのだけど、この辺りで「どうやら88になりそう」な機運が高まる。

結局我が家には廉価版FRが導入され、それはもう遊び倒すわけだが、ファミコンはファミコンで同じように遊び倒していて、どちらがどうということは正直なかった。いわゆる「ファミコンはアクション向き、パソコンはシミュレーション向き」というほどシミュレーションが好きなわけでもなかったし、パソコンでアクションやってもつまらないと感じたわけでもなかった。そんな88時代、僕が「これは違うな!」と感じたタイトルをいくつか書いてみる。それは同時に「今風のものをやってみたい」というものでもある。

・アークスロード
 ウィンキーソフトのファンタジーRPG。当時はスタークラフトの「ファンタジー」やら「ファンタジアン」(※これはどこだっけ?ザイン?クリスタルソフト?)やらはもてはやされていたのだけど、フォントが88のカタカナしか使えなかったこともあって、正直雑誌では一度も見かけた記憶がなかった。それでも非常に多くの魔法や多人数(6人?)パーティ、信じられないようなデカいキャラが雑魚として登場するなど、今で言う「やり込み要素」満載の作品だったような気がする。僕的には非常に感銘を受けて、以来「ロストパワー」「ルーイン」と続けて購入&クリア。EGGで再販されたときは迷わず購入してしまいましたよ。っていうかリメイクしても普通のRPGになってしまうのなら意味はない。やはり今でも当時と同等の「スケール感」を味わわせてくれる新作として登場して欲しいなぁと思う。

・アーコン
 知ってる人は知っている。そして知ってる人はみんな「結構好きだった」というタイプのソフトではなかろうか。簡単に言えばチェスのアクションゲーム版である。っていうかその説明は分かる人にしか分からない。簡単過ぎる説明なのでもう少し詳細に書くと、「駒を取ろうとした時に画面が1画面フィールドタイプのアクションゲームに変わるチェスのようなゲーム」と言ったところか。テクニックで何とかなる側面だけが伝わってしまうかもしれないので、補足するが、駒にはそれぞれ特殊な能力があり、テレポートさせたり、相手に化けたりといったことが出来たりする。当然1画面なので対戦も可能なのだが、右と左で多少ユニットが違っていたりするのもまた妙味であった。

今風にするならかなりアレンジの余地がある。ユニットをいわゆるカードゲームのカードとして捉え、敵を倒すごとに自分のデッキを強化していける、というのはどうだろう。強力なユニットばかりで組めなくするなら、それぞれにポイントを設定して上限を決めるとかやり様はあるはず。戦闘シーンをムリにポリゴン3Dする必要はさらさらないが、ベースがシンプルなだけに見せ方次第ではかなり面白いタイトルにリメイク出来るんじゃないかと思う。

・ウイバーン&リバイバー
今はなき「アルシスソフト」の作品。思い出すだけでも体がじんわり熱くなるほどこの2作には燃えた。でも前者のゲーム内容は今ほとんど思い出せない。変形していろんなフィールドやダンジョンを探索して、、、って記憶くらいしかない。でもメガドラに移植されて騒がれた「スタークルーザー」や68Kで熱烈に話題になった「ナイトアームズ」より僕はウイバーンが触れた。誰か覚えている人にSS付で補完して欲しいこの記憶。

一方リバイバーは良く覚えている。なんてったって謎でつまってアルシスに直接電話したくらいだから。「ああそこは一番質問の電話が多いところです」って言われた。とても丁寧な応対で、いいゲーム作るところはいい人がいるんだなぁなんてことをガキっぽく思った。内容はリアルタイムアドベンチャー、今で言えばリンクのアクション要素を抑えた感じのものなんだけど、世界観、グラフィック、音楽、どれも完成度が高く、まさしくリメイクするに値する作品性を持った傑作だったと思う。クリアしたとき凄く嬉しかったのも何となく記憶しているなぁ。

---------------------

やっぱ昔のゲームの話をするにはある程度やり直してからの方がホントはいいんだろうって思った。あまりにも伝えられないことが多すぎる。これ読んで「面白そう」って思うにはムリがあるもの。でも本当に当時は心が震えるほどドキドキワクワクニヤニヤしたタイトルたち。現在凄まじい数のタイトルが発売されては消えていく中、ザナドゥのように力のあるソフトハウスの作品だけがリメイクされるというのは、正直一抹の寂しさを禁じ得ない。もちろんファルコムは88時代「王者」と称するにはばからないクオリティとタイトル数を誇ってはいた。でもそれだけが88ゲームだったわけじゃない。エニックスだってT&Eだってクリスタルソフトだってシステムサコムだってソフトはいっぱい出してたんだ。EGGプロジェクトは素晴らしい計画だと思う。たしか5本くらい買った。でもやっぱり当時のままでは色あせてしまっている部分があるのも否めないのだ。「イース」のように、とは行かないまでも、GBAで動くレベルには焼き直せないもんか。リバイバーのテーマが霞がかった脳裏に明滅する。もう一度しっかりと抱きしめてみたいものだ。

|

« 松田聖子ライブ | トップページ | 携帯の話 »

コメント

実は私も「ザナドゥネクスト」を楽しみにしています。
普段、パソゲーなどはあまり購入しないのですが、「ザナドゥ」という単語を聞いてしまったからには黙っていられないのがレトロゲーマーというもの・・・。
ファルコムの株も所有していますので、今後共頑張って欲しいメーカーでもあります。
今思えば、当時「ザナドゥ」が発売された時に、将来この会社の株を買ってやろうなんて漠然と思っていたのですが・・・。
まさか、現実となってしまうとは・・・。
私が初めて触れたパソコンはFM-7でして、当時はテープでギー、ギーガー、ガーガガガガガ・・・、などの音でデータを読み込ませていましたね。
その後、FM-77L2、FM77AV40EXと機種変更していったのですが、2台共に未だ現役です。
たまに、「シルフィード」「アーコン」「ダイレス」「アムノーク」なんかを起動しては、当時を懐かしんでいます。
「アルシスソフト」といえば「ウイバーン」「リバイバー」ですが、1番やりこんだのは「スタークルーザー」ですね。
友人から譲り受けたX1turboIIでプレイしましたが、ゲーム内容もよく調べずに「アルシスソフト」というだけで購入してしまいました。(今思えば無謀でしたね)
X1版はハードの特性上、アクションシーンがすごくハードでして、何年か後にタケルで購入した98版をエプソンのPC-386でプレイした時には、あまりの簡単さに驚いたものです。
その時には、すでに「アルシスソフト」ではない事をタケルからプリントアウトされた用紙で知りまして、時代の流れを感じた覚えがあります。(10年くらい前の事だったかな?)
多数発売されていたレトロパソコンゲームの中にも、リメイクしだいでは現代でも通じる逸材があると思いますので、それらを過去の遺物としないでほしいですね。
ただ、セガのPS2ソフトのような勘違いリメイクはやめてほしいです。

投稿: ぴちょんくん | 2005年10月20日 (木) 13時28分

ばんわです。この時間になるとココログのアクセスが極端に悪くなるようで、それだけユーザーが急激に増えているということでしょうか。


ザナドゥは当時横の情報網が狭く、上からの毎月の限られた情報だけでクリアを目指すにはとてもハードルの高いタイトルだったように思います。っていうか僕自身完全な正攻法でのクリア経験もないのですが(スタートのみ裏技使用)、それでもかなり綿密なプレイを余儀なくされた覚えがあります。


ネクストにそれほどの「シビアさ」を望むつもりはないのですが、「息の長さ」は期待したいところです。情報は集めようとすればいくらでも手に入る世の中です。しかし自主規制すればそれらを抑えることもまた可能なはず。数ヶ月間にわたりパソコン雑誌の誌面をにぎわせていたザナドゥ。のんびりと取り組みたいと思いますね。


スタークルーザーは自分あまり評価していないのですが、やはりその理由は自分のPCが「FR」だったことも無関係ではないでしょう。友人の8Mhzでプレイしてみたところ、著しく快適であり、むしろその時点から自分のPCで動かすモチベーションが急激に下がってしまったからです。


ただ、MD版と比べればそれでも十分なアドバンテージがあったことも否定できず、作品としても「ベストなランデブー」がしたかったなぁと思える一作ではありますね。


>セガのPS2ソフト

自分はまだ一本も買ったことがないのですが、どれもダメなんでしょうか。「モナコGP」とか評判が良いと耳にしますが、、、。


余談ですが、もしセガみたいな焼き直しをしてくれるなら、MDソフトでは「闘技王キングコロッサス」を希望したいです。まぁマイナーでまずムリだろうとは思いますが、前半のちょっとずつ使える武器が増えていく課程はとても当時楽しく魅力的な設定でした。後半武器が強くなりすぎてしまってバランスが破綻してしまうのが残念ですが、もしリメイクされるなら、今でも十分通じる「ポテンシャル=潜在能力」はあったんじゃないかと思う次第です。

投稿: クリス | 2005年10月22日 (土) 23時15分

リメイクしたいですね。

投稿: urdcat | 2008年2月27日 (水) 19時07分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/119981/6461856

この記事へのトラックバック一覧です: リメイクして欲しいパソコンゲーム:

« 松田聖子ライブ | トップページ | 携帯の話 »