ビューティフルジョー最終回
子供の入れ込みようと言ったらありませんでした。ヘタしたらケロロ以上にお気に入りらしく全て見終わったあとも何度も何度も同じ回を見ています。これは作品の持つ普遍性、勧善懲悪かつわかりやすい展開と、なじみやすく親しみやすいデザインあったればこそ。毎回毎回「GO!GO!BABY!」と刷り込まれればいつの間にやら心もヒーローに。
トムニャットさんもおっしゃっていましたが、序盤はとにかく主人公のテンションが空回り。周りの人間も「ヒーローとはなんぞや」というものに免疫もなければシンクロ係数も著しく低い。それが見てる側にも伝わってくるからどうしても「痛さ」が抜けきらない。
しかし中盤以降徐々にメンバーの「ヒーロー化」が進み、次々とジョーに感化され、生まれ変わっていく。それは同時に見ている僕たちも巻き込み、物語の中、ムービーランドの中に気持ちも染まっていく。最初冷めていた自分が熱い正義に目覚めたとき、最後の最後、一人でがんばるジョーに送る視線にかつての冷たさがなくなり、心とそして目頭が熱くなってしまうのだ。
ジョーは終始言葉も行動も軽くて気持ちを載せづらい。
「でもヒーローってのはそもそも揺るぎない信念と行動力を持っているものだろ?」
いつの間にやら僕の中で生まれたジョーが言う。ホントかよ!?と思いつつ、「今回はオマエの勝ちってことにしといてやるよ」、なんて自分も生まれていたりするのだ。
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コメント
TVアニメというのは尺が極めて長い分、人にお勧めするのはかなり難しいと思っているのですが、結果的にこのVJは好評価を頂けたようで、しかも思いもしなかったことにお子さんに気に入って頂けたようで、いやほんとファン冥利に尽きます(^^)。こういう真っ直ぐな熱血ものは子どもにはウケず、二十歳を越える大人向けではないかという先入観がありました。でもそんなものは思いこみに過ぎなかったと知り、ヒーローの熱い心は世代を越えるのだ!と独り勝手にグッと拳を握りしめていたりします。しかし、気になるのはお子さんが何度も繰り返しご覧になっている回とは、何話目?
さて主人公役の声優である関氏繋がりで、「Gガンダム」を見始めました。こちらは熱血スポ根ものと思い込んでいたのですが、見てみてビックリ、ドラクエのようなファンタジーRPGがベースだったんですね。マスターガンダムの頭が「竜王」みたいに尖っているのは何故?と以前から疑問だったのですが、ようやく謎が解けました。まだ個人的にはVJに遠く及ばないけど、これはこれで面白くなってきました(23話鑑賞まで)。
話をVJに戻しますが、ゲームキューブの「ビューティフルジョーバトルカーニバル」公式HPに、とても出来の良いOPアニメが置いてありますので、一度ご覧になられてはいかがでしょうか。
投稿: トムニャット | 2005年10月28日 (金) 22時39分
毎度です。ザナドゥネクストが殊の外面白いというか丁度僕好みのスタイル(ストーリーそっちのけで戦い続けられる感じ)で、どっぷりです。「ぜひ買え!」とまではいきませんが、買って損したと思わない程度はいいタイトルだと思いますよ(おまけも豪華だし)。
さて世間話はそれくらいにして。
VJが子供に受ける理由の一つは「色」じゃないかとも思いますね。ケロロにしてもドラえもんにしてもポケモンにしても原色を上手く使って楽しげな画面を常に演出してるじゃないですか。その点サザエさんは弱いとか。VJはプラス話もわかりやすいし、毎回必ず変身するので、ある意味ポケモンのロケット団のような安心感があるのかもしれません。
繰り返し見ている回は、娘は34話って言ったかな。長男はもう寝てしまっているので、また後日。個人的には最終話もよかったと思います。熱くて。ただちょっぴり重いですけどね。
サイト行ってきました。つかアニメからVJに入った人間には、ナンバリングされている前2作より馴染みがあるというか、スマブラが好きな子供にはかなりウケが良さそうな感じですね。OPアニメも高画質でニヤリ。残念ながら画面が小さいですが、明日子供に見せようと思います。
ゴッドガンダムは結局ダビングしたけどそれっきりだなぁ。やはり子供が見ないとなかなかテンションが上がらないですね(^^;。牙狼もちょっぴりエロが入ってるから見てるのかもしれない(汗。
投稿: クリス | 2005年10月28日 (金) 23時46分