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2005年10月17日 (月)

松田聖子ライブ

ss_000006 キャプチャで録画した聖子ちゃんのライブを飛ばし飛ばし見ました。なんというか年齢相応の見た目なんでしょうけど、いろんなことを思いましたね。まずわずか1時間ほどの番組ながらメドレー的に昔の曲もやってくれたので、完全に知らない曲は最初の一曲めだけ。逆に言えば知ってる曲がこれほどたくさんあるんだなぁというのが一つ。高校時代の文化祭ライブでもそうだけど、知ってる曲をやるというのはノリを得る上で最も重要で簡単な手段。ただ持ち歌やヒット曲がなければもちろんそれも叶わないわけで、腐っても「松田聖子」なんだなぁと痛感。まぁヒットしなかった曲だけやられてもみんな困っちゃうわけだけど。

次に嬉しかったのは口パクじゃなくてちゃんと歌ってくれていたこと。当たり前と言えば当たり前なのかもしれないけど、相応に年齢を重ねていてそれもシンガーソングライターのように常日頃から歌を作ったり歌ったりしてなければ、相応に衰え、歌詞を忘れても不思議じゃないと思うのに、なんか「がんばってるなぁ」「歌がホントに好きだったんだなぁ」と感じてジジイ的ではあるけど、ちょっぴり熱くなった。

聴いてる方も「大阪城ホール」がどれほどの集客数を誇るのかわからないけど、ほぼ満席のようで、男性女性半々くらい?なんか昔から好きだった人が集まったみたいで、ノリもよく、見ていてホッとした。空席だらけとか、白けまくってる客だとこうしたライブ番組としても萎えてしまうからね。ただ歌の途中で「セイコー!」ってかけ声が入るのは、「正直ちょっとムリしてないか?」とは思いましたけど。

次々に歌われた中で、今もって良さを実感したのは「チェリーブラッサム」。タイトルを聞いてすぐ曲が思い浮かばない人は、迷わず「スペースハリヤー」を思い浮かべるがよろし。今聴いても普通にイイ曲なんだよね、これが。なんて言うかメロディがしっかりしていてノリやすいし、展開にメリハリがあって飽きさせない。

聖子ちゃんというと自分がハタチ前後の頃は「瑠璃色の地球」とか「ガラスの林檎」とかが好きで、バラード志向みたいなところがあったんだけど、他にもやっぱイイ曲がたくさんあるなぁって思う。思い返せば小学生の頃は「夏の扉」が大好きだったし、「時間旅行」も「蛍の草原」も「制服」もいい。平井堅がカバーしていたのを聴いて「瞳はダイヤモンド」の良さを再認識したり、「SWEET MEMORIES」を聴くとペンギンを思い返したり。結構僕と同年代で聖子ちゃんの曲にフックする、当時は「アイドル?フン!」ってスタンスだった人でも今でこそフックする人も多いんじゃないかと思いました。で、逆にもっといろんな曲も聴きたかったな、って。

ライブラストはやや最近の曲で今ひとつだったんだけど、ラス前の「夏の扉」は観客もノリノリ(死語)で僕も「やっぱ夏の扉はイイ曲だよなっ」なんて。昔から好きだった曲が今(ライブは2005年6月)でも聴かれていて歌われていて好かれているってのがなんかホント嬉しかった。添付イメージはそこからのスクリーンショットなんだけど、正直なかなかかわいく撮れなくて苦労したってのはオフレコのがよかったかしら?

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