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2005年11月30日 (水)

ペットの話

僕がペットと呼べる生き物を飼ったのはそれほど多くありません。というより子供の頃自宅にいたインコや金魚を除くと、大人になってかみさんと暮らしていた頃アパートに食べ物を貰いに来た子猫だけ、というのがホントのところです。

子猫というのはどうしてああもカワイイもんなのか。正直それまでは自分で「飼いたい」と思った生き物なんてなかったのですが、か弱くひ弱く頼りない彼は、あまりに純粋で(っていうか最初は「女の子」だと思っていたので名前を「五月(サツキ)」と命名してしまったわけですが)、ついついエサをやりなついていきました。

トイレもすぐに覚えたし、まだ子供だったからかケンカをして帰ってくるようなこともなく、ただただ日がな一日ブラブラしてはアグラの中に入ってきた彼。ある時あまりにも枕元で「ニャァニャァ」泣く(この場合は「鳴く」より「泣く」)ので何かと思ったら、顔のすぐ横にウンコされたこともありました。「外に出して欲しくて泣いてたんだな」なんて妙に申し訳ない気持ちになったりして余計愛しく思えたものです。

結局たまたま車で一緒に出かけた先、知人が断りなく抱きかかえた途端に反射的に逃げ出してしまい、しばらく探したけど見つからずじまい。それっきりになってしまいました。結構人なつっこかったヤツなので、食いっぱぐれるってことはないとは思いましたが、なんて言うか「こんな寂しい思いはしたくないなぁ」って気持ちと、「死ぬところを見なくてよかった」という妙な安堵感、そしておよそ半年後に生まれてくることになる僕の子供との失われた出会いについて、本当にいろんなことを思いました。

今でも黒い背に白い腹のノラを見かけると「五月さんかな?」(※我が家では「さん付け」がポピュラー)と目をこらしてしまいます。

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