マリオカートダブルダッシュ
なぜに今更、という感もあろうかとは思うが購入。何となく「今でもタイムアタックとかやる気になるのかな」と思っただけの話。ゲーム自体は絵が綺麗になっただけのマリオカート64の印象が強い。アイテムが少々派手になったとか、二人乗りになったとかはあるが、別段それによって著しくゲーム性が向上したという印象は皆無だ。
まだ始めて間もなく主に長男が娘と協力プレイをしているだけだが、手触りとしては「カービィのエアライド」の方がかなり上。漫然とやっていてもモチベーションを得られる作りには届いてない。ぶっちゃけサービス精神が薄い。
デモやゲームモード関係も桜井作品と比べると今ひとつ作り込みが甘く感じる。もちろん任天堂タイトルとして必要十分なレベルなのだろうが、「何かが足りない感」は拭いきれない。
シリーズ通しで言えることだが、アイテムで順位が変動する乱数要素はスマブラ同様善し悪しだ。「ゲーム性」というくくりの中で価値を見出せるならそれもアリなんだろうが、実際そうした要素の耐久力は低いのではないかと思うがどうか。上達していく感覚を濁らせる作りは、あくまでタイムアタックで納得させようと言うのかもしれないが、初代が出てからもう15年くらい経ってる現在、もう一ひねり出来なかったのかという思いは捨てきれない。
でも中古価格、ヤフオク価格がなかなか下がらないのは大したモノだと思う。腐ってもマリオカート、心の何処かにフックし続けている人が今もなお多いということか。
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