ゲーム批評とコンティニュー
昨日なんとなく買ってきてダラダラと斜め読み。なんて言うか全員遊びでやってるんじゃないんだけど、その対象が「ゲーム」なのか、「本を作るという仕事」なのかに思いがブレる。
同意を得ようと言うわけではないが、ゲーム批評では「メッセサンオー本店店長」の話が一番面白い。切実だし現実。ゲームの未来のこと、今のことをある意味一番真剣に考えているんじゃないかとすら思える。もちろん自分の生活の為というのがバックにはあるけど、読んでいて「軽はずみなスタンス」だと恥ずかしくなる。メーカーは氏ともっと真剣にディスカッションすべきだと思う。
コンティニューでは相変わらず「石井ぜんじ」先生の話がよい。氏もまたゲームに誠実で真摯なスタンスを貫いている。真剣だからこそ「甘さ」のある人から見ると抵抗を感じることもあると思うけど、なんていうかこういう人がいなくならないで欲しいと思うね。
「ゲームが悪い」みたいなテーマが昨今よく取りざたされてるけど、まぁ悪いんだろうというのが僕の考え。漫画の「北斗の拳」でもゲームのGTAでも影響される人はされる。土壌うんぬんの着眼はあってしかるべきだとは思うけど、一番「ゲームだけが悪いわけじゃない」と主張する人に言いたいのは、「オマエの基準が全てじゃないだろう?」ってこと。重要なのは「ゼロか1か」であって、ゼロじゃないかぎり無関係を主張することは愚かしい。問題は全てを認めつつどうするべきかを考えることなんじゃないかと思う。世の中にはいろんな人がいる。自分の尺度でしか他人を計れない人が多すぎると思う。僕も自分に著しく大きな実害がある場合は、そうも言ってられなくなるけどね。
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