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2005年11月 6日 (日)

ジャンクスポーツ

一週間を通してほとんどバラエティしか見ない自分が今一番「熱い」と評価するのがジャンクスポーツです。大体スポーツを「全くしない」人間としてスポーツ番組関係に興味を持つなどありえなかったのですが、この番組の素晴らしいところは、

 スポーツマンでも人間である

ことに着眼した点。当たり前のことではあるのですが、やはりテレビで見るプロ野球選手やプロレスラー、オリンピックや「肩書き」のあるスポーツ選手は、どこか「人間離れ」している印象がありました。

でもジャンクスポーツではそうした「成績」や「抱負」のようなありきたりな切り口は最低限に抑え、「人として」のスポーツマンを掘り下げている。浜田の舵取りも非常に良好で、出ているゲスト達はホントにみんな「素」で楽しそう。

この「楽しそう」っていうのは今僕がテレビのバラエティを見る上で最も重視するファクター。

以前「態度のデカさ」や「横柄さ」などを取りざたされた大物司会者の番組がはばを利かせていた時期がありました。まぁ内情はともかく、徳光、福留、関口、あと欽ちゃんもそうかな。番組のクオリティには堅実で切実な努力が不可欠とでも言いかねないスタンス。

もちろんタダでゴールデンタイムの番組が出来るわけはありませんから、「プロ意識」というのは当然必要不可欠なのですが、最近の(伸助の番組にも言えますが)傾向として、見ているものを「笑顔で笑わせる」流れを強く感じます。「ゆーとぴあ」や「ドリフ」のようなシビアな滑稽さではなく、もっと砕けた「ゆるい」笑い。

ジャンクスポーツはその「ゆるさ」が常日頃最も張りつめているスポーツ選手と絡めることで最大限効果を発揮している番組なのです。本人達もそれをよく理解して出演しているっぽくて、「選手に対する質問」や本人の秘密的なネタ話にも非常に積極的だし、安心して任せられるトップ(真ん中の金子賢はよくわからないけど)との進行にどなたも本当に楽しそうで幸せそう。

細かな切り口としてはCMの扱いも挙げられます。CM直前にCM後の前フリをし、視聴者を惹きつけておいて、CM後は他の話題から入る。でもほとんど同じシーンの使い回しはせず、見ている人に「またここからか」というストレスを与えない。よく「いいところで」CMに入る番組が見られますが、基本的にジャンクスポーツは「魅力的な話題だけ」で構成されているので、「クライマックス前」にCMを差す必要性が薄く、視聴者のモチベーションを維持することにも成功している。

 人間は騙されたがりである。しかし騙されたことは知りたくない。

これは今僕が勝手に作った言葉(^^;。「テレビで言ったから」を全て真実だとは全く思っていません。でも気持ちを上手く引き上げてくれる映像に真偽を問う行為はおろかなことだと思うのです。ジャンクスポーツはその「マジック」がとっても上手い番組だと言えるのではないでしょうか。

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