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2005年12月31日 (土)

2005年クリスアワード!

大晦日ですからよくある「今年を振り返る」系の話をしようかな、と思います。今年一年振り返って何が一番大きな出来事だったのか。もちろん世界レベル日本レベルでは一介の中年が思うところ無く派手な出来事があったりするわけですが、あくまでミニマムに、自分の周囲、個人にスポットを当てて考えてみたいと思います。

「一番大きな出来事」というのはやはり一番自分の精神、肉体、生活に影響を及ぼした事、ということになると思います。大きな病気や事故、昇進や転勤、結婚や出産、人生の岐路に立たされるような選択・・・のようなものは今年一年振り返ってみても、何一つありません。「日々コレ平和」が一番という見方もありますから、これはこれでよしとしましょう。次に浮かぶのは、「高額品」の購入。車や家、家電製品などですが、さて少々調べてみますと・・・カタカタ・・・ピッ・・ポッ・・パッ。出ました。今年クリスが購入したもので一番高額なものは、

 「PSPとメモリースティック+ゲーム一本」

全部で3万円くらいです。お大尽!太っ腹!金の亡者!はい、まぁそんなもんです。次点はDSですね。2台買っていますが同時ではありませんし、僅差でPSPに軍配というところ。でもこれを使ってる時間は正直100時間前後でしょうか。毎日使っているわけでもありませんし。時間の使い方というとやはりゲームが浮かびますが、今年「がんばった」ゲームといえば、

・モンスターハンター   100時間
・PSO         70時間くらい?
・ローグギャラクシー   88時間くらい?
・シャイニングフォースネオ60時間くらい
・地球防衛軍2      50時間くらい?
・悪魔城ドラキュラDS  50時間くらい

意外とモンスターハンターの壁が厚かったようです。っていうか僕はコレ、発売後かなり経ってから買ってますので、ここにランクインしてくるわけなんですね。まぁそんなことはどうでもよろすい。さて、他に僕が時間を費やしたことと言えば、、、「映画」ですかね。ビデオも含めて、、、でもあんまし見てないかな。去年は一時的にスゲェ見ていた時期もありましたが、今年はせいぜい30本くらい。見た中ではトムニャットさんにオススメ頂いた「セルラー」や、「ステルス」「ファンタスティック4」「Mr.インクレディブル」なんかが面白かったかな。ああ「ローマの休日」も土壇場でランクインですね。

実はローマの休日、あれからDVDでも見たのですが、テレビと日本語のセリフが違うところが散見されてビックリ。っていうかテレビ版の方がよかったので、録画しておかなかったことをより後悔するハメに。例えばジョーがアーヴィングに「これから仕事があるんじゃないか?」のくだりで、DVDだと「ミスターゲンゾウと会う約束が・・・」のところがTVだと「因果な仕事を・・・」になってる。アンのセリフもいくつかいじられていて結構違和感がありました。ちなみに英語の方はとびとびで見たのですが、こちらも翻訳がなんだかぎこちないというか、、、まぁ最初に見たのが刷り込まれているからかも知れませんね。

他の趣味と言えばプラモやレゴ、ポケモンカード、マンガなどですが、レゴでデカイクレーンを買ったこと、PGのストライクガンダムを買ったことくらいで、昨年のポケモンカードみたいにアホほど金をつぎ込むような事態には至りませんでした。ああテレビでは牙狼がありましたね。これはかなり熱かったと思います。今でもしっかり楽しみにしている番組でありますし(次回はダイジェストのようですが)、来年にも期待です。

食玩やガシャはほとんどノータッチ。旅行もそれほどでもなく、何かおいしいものを食べたという記憶もないなぁ。強いて言えば「寿がきや 台湾ラーメン」は食いまくりました。ぶっちゃけ日本中で一番食べたんじゃないかと言っても過言ではありません。50食くらい食べたのではないでしょうか。っていうか食い過ぎな上に「ワタシはコレで体重+10kg」ってくらい太りましたね。南無~。
音楽ではBENIEEKの「DREAMLAND」、川嶋あいの「絶望と希望」、スピッツの「テクテク」の三曲が今年のフェイバリットチューンですかね。DREAMLANDはとにかく飽きがこなかったし、絶望と希望はゲームでかなり刷り込まれました。テクテクはカップリングの曲ですがカウントダウンTVで紹介されて一発で気に入って今でもたまに聴いてます。いわゆる世間でいうヒット曲の多くは「消費型」であんまし心に残らなかったですね。オレンジレンジとか。

さて、こんな感じで今年一年を振り返ったりしてみたわけですが、やはり「最大の出来事」に当たるものと言えば、これしかないでしょうね、

 「ブログを始めた!」

トータルで200時間近く関係事項に割いた気がします。とにかく「しゃべりたがり」な自分は何かにつけて誰かに聞いて欲しい人なんですよね。映画を見てもテレビを見てもゲームをやっても音楽を聴いても、そのことの感動や失望を誰かに伝えたい。もちろんそういう人が世の中にはン百万人もいるからこそ、この「ブログ文化」がここまで急速に広がりを見せたのだと思います。

まぁ敷居も低いですし、僕以外にも今年始めた方がたくさんいると思いますけどね。ただどこまで継続できるのかは神のみぞ知るというか、休み無く更新している人はあんまし(っていうか僕は知り合い以外のブログやサイトに滅多に行かない人間なので、実は一人も知りません)いないんじゃないかとも思いますし、今後もそこをアイデンティティにウダウダ書いていきたいなぁと思いますです、ハイ。「一見さんより毎日来てくれるお得意さんを大切に!」っていうか、そういう人は10人もいない気がしますけど(^^;)。ここはあくまで「クリスの濃い部屋」ですからね。煮詰めて参りましょう。来年もよろしく~!

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GANTZ

やっぱ面白れー!とシミジミ思う18巻。微妙にキャラが立ってないかなぁって思うことがないではないのだけれど、この疾走感たるやマジ並ぶモノなし!マンガなのに自分のペースじゃなくて作者の意図した流れがこちらを支配するがごとくにシーンが移り変わっていく。絵的な説得力も非常に高く、寺沢武一先生がその昔志向した「CGマンガ」の方向性の中の一つの正解と言っても過言ではなかろう。

ストーリーも心地良いご都合主義と物語の中での不条理さが非常に巧くかみ合っていて、読んでいて先が見えない面白さも十分にある。いつ誰が死んでもおかしくない。でも時として「そんなんアリか!?」という設定が顔を覗かせる。それでいいと思うのだ。マンガとは面白ければ全て許されると思うのだ!

この先どうなるのかわからない。弟とかどうなったかすっかり忘れた。ワザワザ中坊を生き返らせた意図も不鮮明だ。でもあんまし暗くならずに突っ走って欲しいというのが一番かな。「マイナスの演出でプラスを加速する」手法は、常套手段だけどこのマンガには似合わない。スマートかつマーヴェラスに斬って殴って勝って欲しいと思う。クロノも早く職場復帰して欲しいなぁ。いや別に「死ね」ってことじゃないけどね。

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2005年12月30日 (金)

グフ

IMG_g1 ちょっぴり前になりますがガンダム(百式含む)以外で久々に「おおっ」と思ったグフ。HY2Mっていうの?電飾バリバリの1/60キット。こういうビッグスケールの作品を見るとしみじみ思うのが、

「塗膜が薄いなぁ」

ということ。以前書いたかも知れないけど例えば実際のごついトラックとかで、かなり厚く塗装されていたとしてもせいぜい5mmとかだと思うのですよ。でもそれって1/60スケール換算でも83ミクロンですからね。薄くて当たり前なのです。当たり前なのですが、それを感じさせることこそが「スケール感」だと思うんですよね。

このグフなんて、各所に空いた「穴モールド」がよく見ると「縁取り加工」っていうか一旦すり鉢状になってから穴になってたりして、そういう細やかさもかなりグッと来ますよね。スジ彫りも強弱を意図的に付けてあるし。

ヤフオクが盛んになることで、雑誌に連載を持つようなプロモデラー以上に凄い人がごろごろ出てきてますよね。こういう凄い作品っていうのは高額で取引されるからこそ生まれたのかなぁなんて思ったりもします。でもこうして見るだけでも十分目の保養になりますから、僕的にはそういうのは「アリ」だと思うんですけどね。ちなみにこのグフ、落札価格は13万円でした。元々安いキットじゃないし、僕的には(お金持っていたら)考えられる価格かなぁなんて思いました。

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DSとPSP

行きつけのPSOサイトでちょっぴり話題になっていて、少々書き込んだりもしましたが、「書き足りない感」が充満してきたのでもう少しブログに書いてみます。

DSはよく「子供向け」と称されますが、実際そうでしょうか。「大人のDSトレーニング」や「楽引辞典」のようにどう考えても大人をターゲットにしたソフト展開もありますし、実際それらを僕よりも年上の方が楽しんでいるという話も耳にします。でもその一方でタイトルが全体的に子供向けという印象も拭えない。それらを踏まえて、それぞれの対象年齢を細分化してみました。

●小学生以下
 これはどう考えてもDSでしょう。インターフェイスも直感的だしラインナップも低年齢層にジャストミートです。問題なし。

●中高生
 DSや任天堂、ポケモンというキーワードがちょっぴりハズかしくなってくる年齢。ゲームをヘビーに楽しんでいる人ならともかく、ライト層には正直DSのフォルムは格好悪く映るのではないでしょうか。かと言ってPSPは高価だし、それほど魅力的なラインナップでもない。実は中高生はPSPもDSもライト層に弱いゾーンなんじゃないか、というのが僕の見解です。強いて言えばGBASPやミクロがクールなんじゃないでしょうか?

ただ、ヘビーに(例えばファミ通を比較的毎週読むような)ゲームを遊んでいるような層には、間違いなくPSPが訴求するでしょうね。DSでは満足出来ず、テイルズ系のRPGやモンスターハンターで購入を決めた人もいると思います。私見ですが、この辺りの層が一番「DSをガキっぽい」と見ているのではないかと思ったりもします。

●大学生~20代前半
 比較的自由になるお金を得て、ライトにゲームを楽しんでいる層であれば、周囲の空気でいかような選択肢もあり得るはず。あり得るはずなのですが、実際はかなりここでユーザー嗜好が分岐する気もします。まず、

・PSPでゲームをする層
 既に中高生からかなりゲームをやっていてその勢いを持続している層。9割以上男性だと思うのは僕の勝手な思いこみでしょうか?

・PSPでゲームをしない層
 かなりヘビーにPCを使っている層。動画や音楽、エミュなどのメディアプレイヤーとして価値を見いだしてます。別にゲームはどうでもいい感じ。PSPでネットやったりもしそうですね。実はDSも持ってたりするのでは?実際は前者以上の男性占有率でしょうね。僕は30代半ばですがここに属します(^^;)。

・DSをライトにやる層
 人前でプレイすることは少ないでしょうが、実は結構ゲームを楽しんでいると思われる、全体でも女性の率が高いところがこの辺りなのではないでしょうか。周囲にPSPユーザーがいればそれを羨んだりもするし、どちらも持っていてもずっと触らなくなってしまったりもするような、まさにライトユーザーですね。

・DSをヘビーにプレイする層
 正直かなり少ないのではないか、というのが僕の予想。でもそれもポケモンが出るまでの話。いくら若年層に支持が厚いと言っても、洗礼を受けてそれを未だ継続したい人口は決して少なくない。ドラクエやポケモンや「出戻りゲーマー」のより所ですからね。

●20代後半~30代
 PSPに魅力を感じ購入するもそれほど熱くなるでもなく、PC連携組以外はDSもPSPも似たような位置づけなのではないか、というのがこの辺りの年代。DSだけ買ってPSPはいらない、と明言する層もいますし、逆もまたいる、という感じでしょう。これはそのまま「任天堂ハード組」か「PSからゲーム入り組」かに分かれるのかもしれません。でも正直その期待に添えるほどは稼働してないんじゃないかなぁと思うのは僕だけですかねぇ。
※現時点ではDS「どうぶつの森」。PSP「モンスターハンター」が燃え上がっている可能性は高いですけどね。

●40代以降
 ヘビーユース組以外はかなりDS優勢なのではないでしょうか。人前でやるということはないにしてもホントに「脳」や「老化」対策として購入プレイしている人が周囲にいたのには、軽いショックを受けました。任天堂の施策は間違いじゃなかったんだなぁとね。
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一番ゲームにどん欲な層がPSPを支持している結果が、「DS子供論」に繋がってる気がしますが、本当にヘビーにゲームを遊んでいる層は実は携帯機に目もくれていないのではないかなぁなどとも思ったり。XBOX360を持っている10万未満のユーザーはやっぱり洋ゲー最高!な人だけなんでしょうか。何となくそういう人はDSもPSPも持っているような気がします。

現状「DSとPSPは完全に済み分けられている」と言われたりしますが、実際はどちらもさほど相手にされていないんじゃないかとも思ったりするんですよねぇ。まぁそれは自分がゲームから離れ気味だからなのかもしれませんけども。みなさんは

 どちらが「面白い機械」だと思います?

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XBOX360初めて見た

店頭で初めて動いているヤツを見ました。リッジ6でしたが、第一印象

 「おおっピカピカじゃん!」

第二印象

 「ピカピカだなぁ」

第三印象

 「どの車もピカピカだ」

第四印象

 「ピカピカなだけかな?」

第五印象

 「背景はセピア色みたいだな」

第六印象(プレイしてみて)

 「ボタンがわかんねぇ(^^;)」

 「ああ普通のリッジっぽい」

 「背景とか見るヒマないなぁ」

 「そう言えば綺麗だったかな」

という感じ。ぶっちゃけ買わなくて良かった(^^;。やっぱ綺麗なだけでは僕の心を引き留めておくことは出来ないようです。もし悩んでらっしゃる方がいたら、ぜひ店頭で触ってみてから決めることをオススメしますよ。

あ、でもコントローラの出来自体はそんなに悪くありませんでした。慣れ親しんだデュアルショックやGCよりは劣りますが、十分動かせるレベルではあります。強いて言えばロードは思った通り長かったと言うところですかね。

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2005年12月29日 (木)

日記なぞ

今日は仕事の取引先がウチに遊びに来ているので、あまり書く時間がない。なので、くだらないことを少しだけ書いて一旦筆を置くことにする。

今自分の車にはCD-Rが一枚ダッシュボードから顔を出している。メモやら何やらと一緒に挟まっているので、見えるのはごくごくわずか。これに直射日光が当たると、本来虹色に輝く記録面の1色だけが抽出されて光る。

 これがなかなか飽きない

普通考えると理解出来ないかも知れないが、実際見てみるといろいろとくだらないことを考えるものなのだ。

 ああ赤だな

とか、

 ああ青の次は緑なんだな

とか。見る角度や時間によって見える色が変わるのだが、これは誰かが作った色じゃない。純粋に自然界から抽出された色なのだと思うと、これまた感慨深い。

 うーんナチュラルなオレンジだ!

とか、

 この黄緑は捨てがたい!

などなど。だからどうだ、それ見てみろというわけじゃないけど、なんつーか

 天然色だぜっ!

って気持ちになったのは初めてだったので書いてみました。オソマツ!

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2005年12月28日 (水)

何か一本

年末年始に何か一つゲームを買おうと思っているのですが、一体何がいいか。ゲーム批評を軽く読んでいると、ナムコ「アーバンレイン」が目にとまる。「鉄拳のスタッフが作るファイナルファイト」。ほほう、そりゃなかなか悪くない。でもちょっと待て、自分は鉄拳もファイナルファイトもやらないじゃないか!イマイチダメである。

「キングダムハーツII」。年末期待の大型タイトルである。ファミ通での前評もかなり高い。これはどうか。でもちょっと待て。自分は前作もGBAも全く琴線に触れなかったじゃないか!ヤッパリダメである。

「ソウルキャリバーIII」はどうか。前作こそ買わなかったが、前々作、そして「ソウルエッジ」の自己評価は高い。RPG的に自分のキャラを作り、武器をチマチマ集めたり育てたりするのはまさに自分向きか!?でもちょっと待て。どうせ買うなら前作でも構わないんじゃないか。かなりお値打ちになっているはずだし、やってない人間には前作も本作もあんましかわらないのでは?微妙にパスである。

「グランツーリスモ4」を今更ながら買うというのもアリか!?リッジレーサー6やプロジェクトゴッサム3などの最新グラフィックに触れる前に、現状最高と誉れ高いレースゲーを未だ未購入というのは問題あるんじゃないか!?価格もかなりこなれているし、買って損なしに違いない。違いないのだが、、、ちょっと待て!オレはマリオカートダブルダッシュ何回プレイしたと思ってるんだ!たったの1回である。やっぱりレースゲーはダメである。

「龍が如く」ってのもアリか!?和製GTAという噂とそこそこお金を掛けた名越兄ぃ渾身の一作。18歳未満NGというのも兄ぃらしくて悪くない。いやいやよく考えろ!まず何より自分はGTAをろくにやったことがないんじゃないか!その上シェンムーは体験版でノックアウトだった経歴もある。このタイトルはどうやら自分には向いていない気がしてきたぞ。

ファミ通をパラパラめくっていて目に付いた「セガエイジス23メモリアルコレクション」は悪くないんじゃないか。ナムコミュージアムばりに5本のタイトル「ヘッドオン」「トランキライザーガン」「コンゴボンゴ」などがアレンジと合わせて収録されており、価格もお手ごろだ。自分は結構「トランキライザーガン」に思い入れもあるし、アレンジ版もなんだかやってみたい。おおっこれは!どうやら自分にとっての欠点らしい欠点が見あたらないじゃないか!ある意味圧倒的なタイトルがよもや遙か昔のアーケードリメイク集になろうとは、書き始めた段階では全く思いもよらなかった展開。まず最有力ね。

「通勤ヒトフデ」はどうか。さっきのセガエイジス同様低価格でかなり気軽に買える。ゲーム批評での評価も高く、ダラダラとプレイするパズルはピクロスやソロモンの鍵同様、実は結構好きである。強いて言えば「完全なクリア」と「とりあえずクリア」が分けられているらしく、「完全なクリア」が好きなくせにそういう遊び方をしようとするとすぐに「心が折れちゃう」弱い自分に問題がないではないのだが・・・。ちょっと有力。

ほとんど忘れかけていたが「バイオハザード4」という選択肢もある。やった人やった人大評判のビッグタイトル。そろそろ価格もこなれてきたところだろう。怖い系というよりアクション寄りの学習系タイトルというのも悪くない。というかこれをやっていないのはある意味マズいんじゃないかとも思えてきたぞ。これもちょっと有力。

「FABLE ロストチャプター」に関しては情報を集めれば集めるほど「キャラクターが気持ち悪い」ことが発覚。急にやる気が失せてしまった。ゲーム性としては悪くないというか好みなんだけど・・・。

他には「おいでよどうぶつの森」なんかも候補ではあるのだけれど、これはまぁ子供達二人がお年玉で各人購入するパターンかな。僕はたぶんやらないから。シューティングを何か買うのも悪くない。「雷電III」は結局見送っちゃったけど、どうせ何を買ってもほとんどやらない可能性が高いなら、そのコストを愛すべきSTGに注ぐというのは「アリ」な選択かもしれない。でもどうせならもう少し待って新作の「鋳薔薇」を買いたい気もしないでもないけど・・・、ってそれじゃぁたぶんビッグタイトルまっただ中だな(2/23発売なので)。意外とあるようでない「フックタイトル」だなぁ、まぁそれもこれも自分がわがままで狭い志向だからなのかもしれないけど・・・。ハード的にはGCはやっぱリビングにあるからプレイしづらいんだよね。出来たらPS2か携帯機がいいのだけれど、、、。ゼルダみたいなゲームがやりたいかなぁとも思うんだよな。PS2であれくらい完成度の高い箱庭でレーティングの低い(あんまし暴力的じゃない)ダラりと、それでいて抑揚のあるゲームってないものかしら。

とりあえず本命「セガメモリアル」で今度の休みにヤマダに行こうと思います。っていうかヤマダは安いけど品揃えは最低なので、やっぱゲオかな。まぁ今回パスるって書いたモノでも店頭で急に「来る」ケースもあるし、結果は後ほどってことで。ではでは!

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2005年12月27日 (火)

今週のファミ通から今年のゲームを振り返る

別に深い意味もなくただ「金色だったから」という理由でファミ通を買う。まさかこんな理由で買ってる人がいようとは浜村通信も思うまいて。

さて、買ってはみたものの中身はさして濃くない。一番面白かったのは「読者のご意見番」(※TOP30の横にあるやつね)。早速転載しちゃうけど、こういうのは誌面で読んでこそ面白いものなので、ここでは軽くスベることは承知の上である。

「バツ2の父が久しぶりに家に連れてきた女性が、『MOTHER3』となる人でした」
これで10秒くらい笑いました。まぁそんなとこ。伊集院も魂叫もやや弱く、新着ニュースらしいことでグッと来るものもない。強いて言えば2005年に発売されたゲームのリスト→まぁ大賞を選ぶ、みたいな企画があって、自分でも振り返ってみたってところ。

2005年遊んだタイトルはまぁさほど多くない、その中で軽く心に残ったモノを列挙してみたい。皆さんはどうでしたか?っていうかそのほとんどはこのブログで書き倒しているので、まぁ新鮮みはないかもしれませんが。

●地球防衛軍2

これは外せない。期待通りの出来で、プレイ時間終盤の地味な展開も含めかなり楽しませて貰った。ロード関係の時間が少ないのも好印象。個人的に一番心に残ったのは、「鉄球」の面。かなり弱い時に稼ぎで始め、橋の下まで走り込む感覚はまさに「戦争中に防空壕へ逃げ込む」ってこんなだろうなぁなんて思ったもの。そこからチビチビチビチビ2時間くらいかけて倒していく課程の中で、ほんの一種油断しただけで死んだりとか。

怪獣関係は主にペイルで稼いだ記憶しかなく、どうしても作業色が強い。僕は苦労するのが嫌いなので(というか地味な作業が好きなので)、高難度にチャレンジする楽しさはほとんど味わわなかったのですが、「踏み込んで」いった人にはまた別の「想い出の面」があったんだろうなぁって思いました。

●シャイニングフォースネオ

ブログではほとんど書いてませんが、個人的に2005年の一番大きなゲームニュースがこのタイトル「DCロードス島戦記の続編発売!」だったかも。とにかく僕好みのゲームで最後の敵(隠しダンジョンの最終フロアのドラゴンのことです)が弱いことを除けば、これほど気持ちよく遊び倒したゲームは多分今年他にはなかったんじゃないかと思う。

あと、主題歌も凄く好きで、画面展開にも合っていたし、普通のアニメのOPを含めてこのタイトル以上のものは僕の人生の中でそれほど多くない。ことゲームに関しては3指に入る好きな曲でした。ちょうど当時川嶋あいにハマってたってこともありますけどね。

●悪魔城ドラキュラ 蒼月の十字架

DSタイトルでは一番集中して遊びました。まぁこれも上の2作と同様「ダラダラ稼ぐ」ダラゲーですから、僕好みと言えばそれまでなのですが、やはりグラフィックの美麗さがポイント高いです。上の2作は所詮ポリゴン。やはり2Dドット職人の「業」には見た目で及ぶべくもありません。2画面の操作性も良く、過去のドラキュラ全ての中でも個人的には1、2を争う「気持ちよかった」タイトルですね。

まぁ名作かどうかと問われたら「初代」「悪魔城伝説」「血のロンド」などには劣るかもしれませんが、「月下の夜想曲」が最高だというドラキュラフリークには、「DSを買ってでもやれ!」と言いたくなるレベルの作品ではありますよ。

●メテオス

DSタイトルがもう一つランクイン。僕のゲーム史上同じゲームを2本買ったのはこれだけ。そこまでのめり込む価値がこのタイトルにはあったと思います。桜井氏のサービス精神の高さと、ワンアイデアにおごらない丁寧な作り込み。今でも子供がプレイしますが、それぞれの惑星ごとの曲を聴くだけで当時PCの背景にしてた惑星イメージが蘇ったりします。やっぱりジオが好きだったりしますけどね。

●メトロイドプライム2

他の作品と比べるとのめり込み指数そのものはそれほど高くはないのですが、やはり純然たるアクションゲームをクリアしたというのは、それなりに感慨深いものでした。難度としては前作より大幅に緩くなってはいたものの、それぞれに達成感のあるボス、完成度の高い箱庭、気持ちのいい操作性など見るべきトコロはたくさんありました。個人的に想い出に残るシーンは「浮遊要塞ホレイト」を目の前にしたシーン。カリオストロの城で、クラリスの捕らえられた鉄塔を前にしたルパンのような心境になりました。

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こんなところかなぁ。あれほど書いてきたローグギャラクシーに関しては途中からすっぽりテンションが下がってしまってこの3日間手つかず。なんつーか

 「ダンジョンが広過ぎる」

んですよ。無駄に広い。面白いんだけど、ここまで広くする意味がウザい。要するに「最低限経験値を稼がせなければ先に進めない作り」の為に広くしているのがわかるのが「かっこ悪い」わけです。強い敵を配せばいいと思うのですよ。必要十分なマップに盛り沢山のイベントを高密度で載せて遊ばせればいいんです。それだけの実力も魅力もあるのだから、プレイヤーは付いてきますって。でもこの状態だとこっから先どんどん広くなっていきそうなマップに辟易だったりするんですよねぇ。最初はちょうどよかったのに。無念。
他にはやはりファンタシースターオンラインを楽しんだ今年の秋、という感じですね。2度目(DC版を入れれば3度目)のPSOですが、アイテムを移動しないファーストキャラを育てる課程はやはり楽しい。途中初めてハングを食らってめまいがしそうになったのも今ではいい想い出です(ホントかよ)。あくまでダラゲーですが、今日挙げた他のタイトルが楽しめるような人ならまず間違いなくイケると思います。オンラインはむしろ必要ありません。

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来年のゲームはどうなんでしょうねぇ。次世代機、360買おうかマジ悩んでます。でも価格.comのコメント読むと、かなりの人が「ドライブのシーク音がウルセェ」って書いてます。よっぽどうるさいのだろうと思ったり。ラックに入れないとうるさくて死ぬ!くらいの勢いで書いてある一方、メチャ熱くなるので放熱対策はしっかりやれ!ともあるし、ファミ通の読者評でも「まだいらない」「魅力ない」「高い」の悪態だらけ。よもや初代XBOXより初動が悪いとは思いませんでした。

余談だけど、XBOXで唯一遊びたかったFABLEがPCでリリースされていたようで、こちらは買ってもいいかなぁなんて思っています。っていうかこれ買うとXBOX買う理由が大きく減退したりもするのですけどね。

360以外の通常タイトルではPS2の「ファイナルファンタジーXII」が3月。「ファンタシースターユニバース」が2月。「モンスターハンター2DOS」もPSUと同じ日の発売なんですよねぇ。あと過去の作品はほとんどやっていませんが、「GTAサンアンドレアス」は買ってもいいかなぁって思っていますし(※調べたらPS3での発売のようですね)、当然「ポケットモンスターダイヤ・パール」も今年発売されるでしょう。「GCゼルダの新作」も今年中に出てくれるのかな。360タイトルですが「地球防衛軍オンライン」は「出るなら買うか!?」の一本。当然と言えば当然「MOTHER3」も買いますが、これは「春予定」から大きくズレ込むと予想。ローグギャラクシーの開発が終わったレベルファイブは、当然ドラクエの新作にタッチしてるでしょうし(※ファミ通に載ってた「ヤンガスの不思議のダンジョン」はここじゃないでしょう。さすがに)、そっち方面でもニュースが楽しみなところ。レボリューションは滑り込み2006年末に出てくれれば嬉しいけど、これは希望的観測かな。PS3はいつかは買うことになるだろうけど最初は案外微妙なのかも。

そんなことを考えつつ、来年もいい年でありますように祈ったりするクリスでした。

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2005年12月26日 (月)

M-1グランプリ2005

帰宅してテレビを付けると、画面には麒麟と決勝の文字。「麒麟が決勝に?」正直驚きを禁じ得ない。なぜなら画面で漫才をする二人からはオーラもなく精彩を欠き面白さが全く感じられなかったからだ。

タイムマシーン3号(以後TM3号)はどうなったんだろう

何よりもそこが気になったが続いて出てきたのは「笑い飯」。順当と言えば順当だが、そこでやったネタは既に、というかたまたま昔ビデオ録りしたのを昨日見たばかりの「バースデーソングネタ」。ぶっちゃけ決勝でやるほどのネタでもなく、正直ガッカリ。っていうかこのネタでチャンプは無理だろう?ってのが全くの本音だった。

実際始めてからも盛り上がりに欠け、審査員ともども笑いの波は少ない。僕なんかに言われたくはないだろうが、

 今年はこんなにつまらなかったのか!?

という疑念が脳裏をよぎる。同時に品川庄司やTM3号は!?続いて出てきたのは噂のブラックマヨネーズ。あれから一つだけネタを見ることが出来、実力は感じた。ファイナリストはともかく、ラスト8人にこれまで残らなかったのが不思議なくらいのパワーもある。まぁお笑いはネタが命、とりあえず「笑う準備」をしつつブラマヨを見る・・・。

直前の二組がかなり自分としてはつまらなかったので、ある意味期待値が低めに再設定されていた感は否めないが、それでも十分に楽しめた。正直昨年のアンタッチャブルと比べれば「メーターの振り切れ感」はなかったものの、

 「こいつらが優勝だな」

と思うには十分な出来。事実結果はそうなった。しかし僕の興味は既に別のトコロにあった。

 「なんでこの三組なんだ!?」

ブラマヨはいい。確かに面白かった。正直過去のM-1のネタの中においては準決勝でももっと面白く、落ちてしまった人がいないとは言わない。それでも年々増え続ける参加者と他に類を見ない緊張感の中では、十分ファイナリストとしての役目は果たしていた。しかし、他の二組はどうだ。みんなこんな奴らに負けてしまったのか。それほどまでに他のコンビはつまらなかったのか・・・。

早速キャプチャを起動し、僕の大好きなTM3号から見てみると・・・。

「正直弱い」

いつものキレがない。ネタとネタのつながりも甘く、客席も盛り上がりづらい感じを受ける。僕自身そこそこは楽しめたが、ファンであることを差し引けば「準決勝敗退もやむなし」というレベルだった。「M-1には魔物が住む」とは某青空しょってで誰が言ったセリフだったか。

次に気になったのは麒麟である。あそこまでつまんない決勝、正直失速した準決のTM3号にも劣る。いったいどんな漫才をしたのか・・・。

「ペースがいい」

麒麟の漫才は正直あまり好きではない。スタートの「麒麟です・・・」から入って、基本的にツッコミの空回りをボケが抑えるテンポに「単位時間当たりの効率の悪さ」を感じてしまうからだ。しかしこの準決は違った。かなり早い。中くらいから大きい笑いが矢継ぎ早に起こり、ラストの気持ちいいオチまでほぼ完璧。言っちゃ悪いが過去に僕が見た麒麟の中ではダントツの出来。これなら決勝進出もする、会心で納得の出来だった。

一方笑い飯はどうか。

こちらも序盤から得意のWボケ連発。いつもなら二つのネタを連結して序盤から中盤、中盤から終盤という小、大二つの山を作ってくるところだが、今回は一つのネタを磨いて大きな山を一気にぶつけてきた印象。笑いを抑えるところがほとんどなく、かなり「イってた」。はっきりとTM3号より上を確認出来るレベル。

しかし二人とも決勝ではズタボロである。

さて、それでは栄光の覇者ブラックマヨネーズの準決勝はどうか。しょっぱな「ブラックマヨネーズで~す」などという紹介もなく、一気にネタに入っていく。気合い十分。加速もいい。一つのネタを徹底的に磨いて時間いっぱい「突いて」くる。グラフで言うなれば縮尺を小さくしたゼロヨンチャンプRRのフルチューンNSXみたいな感じ(みなさんご理解頂けていると判断します)で、はっきり言って決勝の1.5倍は面白かった。「1位→1位」も当然の出来とも言える。伸助も「95点」最高レベルである。

 でも、

僕個人の好みという点で言えば、正直ブラマヨは好みじゃない。というか罵声を投げ合う漫才は見ていて愉快になりきれないのだ。確かに面白い部分があるのはかぶりを振って認める。でも「やすきよ」でも「B&B」でも、どこかに「怒ってるのはフリなのよん」的な「抜き」があったように思う。決勝の麒麟やブラマヨの漫才はもちろんネタでやってるのはわかるんだけど、見ていてなんだか「キツかった」。

僕がTM3号が好きなのはそういう気持ちに全くさせないところでもある。言い換えればツッコミにキレがないのかもしれないが、見ていて終始愉快なまま進んでいくのが、とても心地よい。目を覆いたくなる事もなければ、子供にでも安心して見せられる(まぁ安西先生みたいな「世代ネタ」は善し悪しあるけど)。

昨年のアンタッチャブルを大きく評価したいのは、やっぱそういう「ツッコミの優しさと上手さ」だと今更ながら痛感した。途中ちょっとした「諦めムード」を出してみたり、「あきれ顔」したりする息抜きと、烈火の如く突っ込む抑揚。場の空気に緩急があるからこそ安心して身をゆだねて笑っていられる感覚。

今回はM-1の空気にやられて落ちてしまったが、伸助も言ったように来年再来年とウデを上げたTM3号が見たい。その実力は十分にあると思う。そして今年で10年が過ぎてしまったコンビ。お笑いブームはまだ終わってない。強烈なネタはみんなの心にいつまでも残るハズ。ぜひ腹を抱えるくらい笑わせて欲しい。ブラックマヨネーズもチャンプの名に恥じない1年を過ごして貰いたい。アンタッチャブルなんて全然漫才しなくなっちゃって、スゲェ勿体ない気がしたから。

他に見た人いるかしら?

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2005年12月25日 (日)

ローマの休日~その2~

00 別に大したこと書くワケじゃない。ただ昨日途中からキャプチャしたものを見直していて、特にオードリーの「いい笑顔」をいくつか保存。その中で自分的に一番だと思ったものをアップしたかった次第。いかがであろうか。

「ローマの休日」というとパッケージにもなった王冠をかぶったアン王女の写真がその9割を占める。正直それほど魅力的だとは思えない。オードリーに限らないが、僕は基本的に「ほほえむ」笑いより「口を開けて」の笑いの方がかわいいし魅力があると思う。それが演技ではなく、ナチュラルなものであればそれに越したことはないが、昨日の添付イメージも今日のこの写真も正直僕には演技とは思えない。優しさと楽しさがにじみ出ているように思うのだ。

ちなみに昨日書き残したと思ったので、ついでにもう少し書くと、僕的にはオードリー以上にグレゴリー・ペックが魅力的だった。その時はその理由を見出せないでいたが、今日ふと思い浮かんだ。それは

 「オードリーは宮沢りえみたいだな」

ってこと。賛否は当然あると思うが、僕は女優としての宮沢りえの評価がとても高い。とにかく画面に出れば目が追ってしまう、言葉にはしづらいが「大切なもの」を持っている気がする。そして彼女も顔が小さく、演技に厚みがある。言うなれば、

 オードリーは最高に素敵だが、それは初めての体験ではなかった

というところか。しかしグレゴリー・ペックのかっこよさは僕の中でとても新鮮だった。特に彼女が王女であるとわかるまでの接し方が最高に紳士的。「こまったお嬢さんだな」という空気にやましさや疎ましさは微塵もなく、かっこいい男だけが持つ「余裕」と「配慮」が見て取れた。少なくとも彼のようなスラリとした長身で、あそこまでカッコイイ振る舞いが出来る人を、僕は見たことがなかったのだ。とにかく彼はキザではなくスマートなのだ。ともすれば哀川陽司(字が違ったか?)並のスカしたビジュアルなのに、矮小さが全くない。

でもそれもこれも監督の手腕と相方あってのものなのは言うまでもない。やはりローマの休日は希代の名作だったのだなぁと今日また改めて納得する自分である。

余談だが今日店で「ローマの休日見た?」という話をお袋にしたところ、「数十回見てるので、昨日は見なかった。もう完全に覚えてるし」という味気ないリアクション。加えて「初めてなら面白かったでしょ?」的ないかにもな一言。悔しいが面白かったよ。っていうか僕も誰かまだ見ていない人に同じことを言いたいぜ。そこのアンタ、一回見てみない?

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ローマの休日

000 古い映画のほとんどに興味はない。だから見たいと思ったこともほとんどなかった。強いて言えばSFくらい。チャップリンもベンハーも風と共に去りぬも、そしてオードリーにも興味はなかった。

今日はクリスマスイブ。仕事を終え、帰宅するとちょっとしたクリスマスパーティ。肉を食い、ケーキを食ってだらだらとテレビを見る。ふじいあきらとMr.マリックの師弟対決が終わる頃、子供達が僕の親から貰ったクリスマスプレゼント、激闘忍者大戦4をやらせろ、とせがむので、おもむろにパソコン部屋に退散する。

何気なくテレビを付け、チャンネルを回すと、見慣れないモノトーンの画面。ふと思い出す。

 「今日はローマの休日か。」

もう一度書くが僕は名作とか古典と呼べる様な作品にはさほど興味がない。オードリーもかわいいと思ったことはなかった。今日も見るつもりもなく、キャプチャもしていない。でもたまたまチャンネルをそのままに画面を見つめていると、ちょうど二人が出会う場面だった。ジョーとアンの。

グレゴリー・ペックという名前はローマの休日でオードリー・ヘップバーンと共演したと言うこと以外全く僕の知識になく、顔も知らなかった。もちろん動いているのを見たのはオードリーともども初めてである(あ、オードリーはCMで見たかも)。初めてのことなのだが、これがなんとサマになっていることか!ただ立って映っているだけで、一言しゃべるだけで、ほほえむだけで、角度が変わるだけで、二人の男女はとても生き生きと輝く。

 「そういえばモノクロだったな」

そんなことも忘れ去るくらいに魅力的な二人。ジョーはどこまでもスマートで、アンは「キュート」を絵に描いたよう。ちょっとした端役も、流れるメロディも、とてもセンスがあって、見ていて目が離せない。つい口元が緩んでしまうシーン、ハラハラドキドキのシーン、瞬きも忘れてしまう場面ばかりが流れては消えてゆく。

実はまだ映画は終わっていない。見ながら書いてるのだ。でもわかる。この映画が名作だということが。語り継がれ今なおみんなの心を掴むわけが。オードリーとグレゴリー・ペック。見たことがないという方がいたらぜひともオススメしたい。なぜなら、「ローマの休日」は、僕のような金掛けたハリウッドやアニメ、SFしか映画を見ないような人間でも十分に楽しめる最高の娯楽作だからだ。★★★★★。

PS.余談だが、最後までオードリーの声を誰が当てているのかわからなかった。絶対どこかで聞いたことがある。品があるのにかわいい。結局スタッフロールで発覚。「池田昌子・・・」、

 メーテルか!

なんつーか凄く悔しかった。わかれよ、オレ・・・。でも日本語でよかったとも思ったかな。何て言うか画面に集中出来たし、声もよく合ってたと思う。二人とも。でも英語でもう一度見たくなったのも事実。DVD買っちゃおっかな。

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2005年12月24日 (土)

スペースハリヤーの想い出

space_harrie リンク先のバブシカさんのところで盛り上がっていたのでネタ拝借。僕もスペハリの話をしてみたいと思います。まぁ気軽に気軽に。

スペースハリヤーとの一番最初の遭遇は多分Beepだったと思います。表紙をめくり、目次やら何やらのページをめくった最初の記事に、まさに「どどーーーん!」という感じで紹介。とにもかくにも「32000色!」というのは異次元で、今例えばポリゴンが10億だろうと5ガイだろうと知ったこっちゃねぇって感じですが、当時のその数字は言うなれば、

 「後光が射してる数字」

であったと言っても過言ではないでしょう。ムービング筐体やら3Dシューティングやら確かに「全てにおいて凄かった」のですが、自分の中ではその色数に関する衝撃が一番キましたね。で、実際ゲームセンターでプレイしてみたところ、、、

 曲がメチャいい!!

わけです。言っちゃ悪いですが、自分はアウトランとかアフターバーナーはほとんどピンとこなかった人種だったんです。ええまぁ悪いとは申しません、申しませんが!スペハリのメインテーマには劣る。誰がなんと言おうと僕の中ではスペハリこそが最高だったわけです。っていうか自分の中の全ゲーム音楽史においてもスペハリは確実にベスト10には入ってきます。そのくらいあの曲がこれまた琴線に触れました。

 でもってゲームもいい!

動くと言っても所詮たかが知れてたはずなのですが、当時はもう「ガッコンドッキャングイングイン」というかよくわからないんですけど、まぁそんなくらい衝撃で、ろくに進めもしなかったのですが、えらく満足した覚えがあります。っていうかこの満足感はバーチャファイターにも感じましたけどね。っていうかその2本しかないかも。

そして僕は誓うのです。

 「スペハリが出るならマークIIIは買わざるをえまい」

と。そして僕は誓約を果たすのです。

 「スペハリが出たのでマークIIIを買ったぜ!」

と。しかしこのマークIII版の出来たるや、筆舌に尽くしがたい!っていうかカクカクだとか枠があるとか、んなこたぁどうでもよろすい!僕がとにかくその時言いたかったこと、それは

 キャラがデケェ!

これに尽きるわけです。っていうか大ききゃ何でもいい!そんなわけわかんない価値観が僕を支配していたのかも知れません。背景で描いてるとかそんなこたぁ関係ない。とにかくゲーセン並、否、それ以上に迫力のあるボスや障害物が次から次へと出まくりやられまくりなだけで、

 既に最高!完璧!満足!

だったわけです。まぁあんまし巧くもなくサルペドンでしたっけ?ハヤオーか!アイツは1回くらいしか倒した覚えもないんですけどね。それもコンティニュー使いまくって。でもそんなこたぁどうでもよろすい!僕を包んだ幸せのオーラは、そんな些細なモンで破られたりはしないのです。

その後もファミコン版やPCE版、88版なんかもやりました。68kは周囲で誰も買わなかったしお金もなかったのでスルーしてしまいましたが、風の噂では「超スゲェ」と聞き及んでおります。「電波に足向けて眠れねぇ!」と伝え及んでおります。

そしてXデーが訪れます。ここで言う「Xデー」とは紛れもない「32Xデー」のことであって、それ以外の何物でもありません。僕は迷わずスペハリを購入。っていうかその頃は懐にゆとりがあったのか、たぶんソフトは他にも買ったような記憶です。ステラアサルト、DOOM、スターウォーズなどなど。まぁそんなこたぁどうでもよろすい。

この32X版、感慨深かったもんだよ。っていうか添付イメージはそれなんだけど、今やると結構普通。やっぱアーケードのが綺麗。ってそんなクールでいいんか!って気もしないでもないけど、やっぱり時の流れはああ無情。マークIIIの時のようなピュアマインドのままではいられませんでした。ええ、やっぱり環境は自分を変えてしまうのです。

でもここで節目になったのも事実で、次のSS版は結局見送ってしまいました。ゲーセンで「プラネットハリヤー」をやったのも数えるほどでしたし、つい数年前にドラゴンの顔がドラえもんになってるようなヤツを竜駆さんのとこにアップしたのも懐かしい想い出です。でも今日、再びスペハリのメロディを聞いて我思うわけです。

 スペハリは時代を動かしたタイトルだったよな、

と。

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2005年12月23日 (金)

ハリーポッターと炎のゴブレット

●ネタバレアリ

今日は仕事が休みだったので、娘と映画を見に行ってきた。っていうかその時はまだ雪が積もっていなかったので。

予備知識としては

・色恋沙汰が多い
・ヴォルデモートがついに登場
・ハリーを中心に展開

などがあったのですが、見た感想としては

・ロンのリアクションが不自然過ぎる
・クラン(他校の色男。名前は違ったかも)があまりにも活躍しない
・中途半端に顔が露出している割に話に絡んでこない人間が多い
 →例えばクランの高校の校長とか、コーチ?とか、アジア系のハリーがちょっぴり恋心を抱く女の子とか
・ネヴィルが大人になった(最初誰か分からなかった)。
・ダンブルドア先生がメガネ掛けていない時が多い(昔じゃなくても)気がした

など。要するに長い原作からどこを抽出するのか、という部分で今ひとつ不透明な感じが生まれてしまう。それは「原作を読んでいれば」「しかたない」と受け取れるのでしょうけど、読んでない自分にはどうにも居心地が悪い感じになってしまった、という。

SFX自体はとても満足のいくものでした。っていうか散々CMや予告等で露出していたので、多くに驚きはなかったものの、見ていて安心出来る金の使い方。たぶんキング・コングとかも凄いんだろうけど、やっぱり動く金の規模がデカいだけのことはある。ほんのワンカットしか出ないような「カムカムキャンディー」とか「ペガサス」とかドラゴンや水魔や巨大迷路以外のディティールも手抜かり無く作ってあるところはまるでスターウォーズのよう。俳優がどんどん大人になっていってしまうのでこの「炎のゴブレット」を前後編に分けることは難しかったのだろうとは思うけど、正直もっとしっかりと話を追えるような作りにして欲しかった感は否めない。

総じて損した気はしなかったけど、イマイチスッキリしない映画だったかなぁという感じ。ハーマイオニーももう少しハリーやロンと接近して欲しかったし、出番も少なかったし(魅力も少なくなっちゃったけど)。マルフォイとか「出た」ってこと以外記憶に残らないような扱いだったし、今までのレギュラーがほとんど軽視されてたのもなんだか寂しかったね。あ、でもこの映画見て久々に原作が読みたくなったってのはあるかも。もしかしたら僕が「補完して欲しかったところ」がしっかり抑えられているかもしれないしね。★★☆。

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2005年12月22日 (木)

アカギとカイジ

ss_000000 冒頭からいきなり余談だけど、やっぱ容量が2ギガになったというのはデカい。添付イメージのサイズを気にせずに貼り付けることが出来るというのは、意識しなければならない足かせを一つ取っ払うことであり、一歩確実に快適にPCと向き合えることでもある。ニフティありがと~。

さて、みなさんは福本伸行というマンガ家をご存じだろうか。恥ずかしながら僕はつい最近まで知らなかった。いざ既刊をチェックしてみればかなり前から描いていたことがわかったし、伊集院のラジオでも頻繁に登場することから作品としても十分にメジャーであるらしかったのだが、ぶっちゃけ、

 絵が変

と思ってアンタッチャブルだったのだ。しかし何がきっかけで読み始めるかはわからない。ふとコンビニで手に取った一冊からズブズブと沈み込むように、引きずり込まれるようにのめり込んでいった。まぁ実際はアカギではなくカイジだったのだが。

氏のマンガの面白さは、その緊張感の演出に極まっていると言っても過言ではない。不完全燃焼の焦げ臭さのような、鉄くさい血の味のような、ギリギリの精神状態の演出とその解放。決してリアルではなく、マンガならではであるのに、読み手にその緊張感をかなりダイレクトに伝えてくる描写。読んでいて「痛み」が流れ込んでくる、そんな面白さだ。

アカギは既に「後に伝説となる」というプロローグから始まるように、「基本的に強い」男だ。哭きの竜や坊や哲みたいに突出したカリスマ性で読み手に安心感を与え、それに対するにふさわしい強烈な壁を用意してくる展開。言うなれば「A級ヘビーメタル同士」の戦いとも言える。一方カイジは違う。もっと人間的で泥臭く、弱い。しかし相手はA級ヘビーメタルなのである。普通ではまかり通るはずもない。バルブドは普通にがんばっただけでは絶対にアトールファイブには勝てないのである。っていうかむしろウデ一本も落とせまい。

しかし、カイジの流す汗は、アカギの流す血とは違うヒリヒリを演出する。アカギはあくまでもクールでありカイジはとにかく暑苦しいヤツなのだ。それは戦う姿だけでなく、心情にもとてもよく現れる。カイジにあってアカギにないもの、「不安」。ドロドロとしたどす黒い重たい気持ちが幾重にも交錯する中での光は、アカギでは得ることが出来ない質のモノだと思う。あり得ない光明にマンガの面白さがあるのだ。

アニメになったアカギもたまに見る。っていうか最近はキチッとキャプっているほどだが、これまた作画が素晴らしい。原作の持つ「特異なデッサン」を非常に巧くアニメーションさせているし、主題歌、エンディングとも時代背景にマッチしたものをチョイスしてきている。制作スタッフが原作をしっかりとリスペクトしていなければこれだけの「構築」は出来まい。もちろん声優も盤石だ。

しかしアニメは枠が定まっている以上、こちらが思慮を巡らせる時間がほとんどない。雀パイが表示されるのは一瞬で、ある意味麻雀を理解しない人でも楽しめるように作られている一方、本当の意味での「勝負」にたどり着くことが出来ないんじゃないかという作りでもある。でもそれはやっぱり正解だと思う。大切なのは「面白いかどうか」であり、再現すべきは牌の並びではない。いかにその熱量と冷たさをモニターを超えて伝えられるかなのだ。

今でも福本キャラの絵に心酔することはない。でも一度は目を通す価値があるマンガだとは思う。マンガ喫茶で読むもよし、古本屋で買うもよし、気付いたら止めどなくページをめくる自分と出会えるはずだ。★★★★。

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2005年12月21日 (水)

今年のM-1は?

予告みたいな番組を見ましたが、下馬評では「ブラックマヨネーズ」と「品川庄司」が強いみたいですね。後者はともかく前者は正直自分ほとんど記憶にない。オンエアバトルにあまり出てきた記憶もなければ、自分が見ていた他の番組でも「M-1を制する可能性がある」ほどの力量があるなら、覚えていてもおかしくはないと思うのだけど・・・。

準決勝進出のメンツがある程度露出していましたが、個人的にはやはり「タイムマシーン3号」がイチオシっていうか一番面白いと思いましたね。ぶっちゃけ点数付けるのは素人じゃないし、笑いの方向性に「世代ネタ」が多いのも否めませんが、マシンガントークと隙のない笑いのシナジーはアンタッチャブルやますだおかだに通じる

 漫才の本来の面白さ

があると思います。要するに何度でも笑える「しゃべりの凄さ」が。

自分はオンエアバトルを中心に見ているせいか、他に「トータルテンボス」や「レム色」なんかも通っているっぽくてそのあたりやっぱ応援したくなる。ああいう「自分の身を削る」ような場所に身を置くというのはそれだけで芸人としてのプライドを磨く行為でもあるわけで、ギャラもいいし客も「安く」笑ってくれるようなゴールデンの番組にはない「真剣さ」がM-1にも通じると思うのですよ。

「面白いヤツがかっこいい」

というのはホントそうだと思う。フットボールアワーなんかは、正直優勝するのはどうよ?って思ったもの。なんて言うか「大阪だから勝った」んじゃないかと。南海キャンディーズも嫌いじゃないけどまだ決勝進出する器じゃないと思ったし、ああいう「極度の極み」みたいな緊張する場面でいつも通りのネタが出来るわけはないんだけど、やっぱ芸歴とか知名度とか抜きで裁定をお願いしたいなぁと切に願いますね。じゃなければ、タイムマシーン3号はオンエアバトルで満点は取れないと思うし、満点を取れるような人を評価しないのは、もう既にその人個人の「笑いの感性」がズレているとすら思いますから。

ここまで書いてきてふと「もう決勝進出者は決まってるんじゃないか」という気がしてネット検索したら、あっさり出てた(^^;)

笑い飯
アジアン
南海キャンディーズ
チュートリアル
ブラックマヨネーズ
品川庄司
タイムマシーン3号
麒麟
※出演順

だって。タイムマシーン3号、祝通過!俺はオマエを応援しているよ!という感じですが、さて、ここで自分の予想をば書いてみたいと思います。

3位 笑い飯
 そうは言っても面白いですが、まだ10年目じゃないんだよね?優勝は先送りにされそうな予感。せめて決勝進出はして欲しいという願いも込めて。っていうか笑い飯はいつもネタが尻上がりなんだけど、序盤から一気に加速してもらいたい。それだけの面白さは十分出せる実力があると思うので。

2位 タイムマシーン3号
 心情的には1位になって欲しいけど、さすがに知名度等に阻まれるでしょう。でも彼らを知らない多くの層に、これだけ注目される場面で見て貰える、というのは今後の彼らの仕事、活躍に大きく影響すると思います。それだけの実力もあるはずです。

1位 品川庄司
 やはり10年目というのは要素として外せない。加えて現状司会系の仕事もしっかりやって行けているのに、今でもちゃんと漫才をやろうっていう心意気も買いたい。そしてもちろん面白いし。ただ、「1位にはなっても他のメンバーの方が面白かった」というフットボールアワーの時のような事態が発生しないとも限らない。応援はしてるけど、「実力を出せずに勝っちゃう」のだけは勘弁して欲しい。

「ブラックマヨネーズ」はやはり自分の認知度が低いため、一応選外。でも面白かったらもちろん優勝してもらって全然OK。っていうか面白くないヤツがトップになるのはホント勘弁して欲しい。翌日仕事場で、「昨日のM-1面白くなかったよね」っていうのだけは、このイベントに期待している自分としていたたまれないから。

余談だけどやっぱり落ちたなぁっていうのは「オリエンタルラジオ」。勢いもあるしネタも嫌いじゃないんだけど、「インターバル系」はやはり失速する。漫才はやっぱり「しゃべりが命」。M-1のMは漫才のMだからね。
※「インターバル系」僕が勝手に命名したスタイル。波田陽区やだいたひかる、魔邪なんかの「繰り返し同じフレーズを刷り込む」ヤツ。ネタとネタの間にインターバルが挿されてるようで、どうも「時間を無駄遣いしてる」感が否めず、多くは好きになれない。

泣いても笑っても25日決勝戦。果たして!

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XBOX360が欲しくなってきた

まぁお金もないので、買うとしてもまだちと先になりそうではありますが、ここに来て急に欲しくなってきました。別に店頭で画面を見たわけでもなければ、CMに心が動かされたわけでもなく、ただ純粋に、

新ハードが我が家に来てケーブルを繋ぎ、ソフトのパッケージをやぶり、トレイにセットして、衣服の乱れを正し、飲み物やお菓子を用意して、気合いを入れた「パワーオン!」という瞬間

の感覚が味わいたいということなのです。DSやPSPは所詮「枯れた技術の水平思考(横井氏)」ですから、我が家における最新映像というとPCを除くとゲームキューブのウェーブレースで止まってるんですよね。
※ルイージマンションは正直全然グラフィックにグッと来なかった。っていうかウェーブレースブルーストームは我が家で評価かなり高いです。GC持っていてもなかなか購入対象にならないような古いタイトルではありますが、「イレギュラー要素」がマリオカートのアイテムほどランダム性を感じない、でもかなり大きいバランスで折り込まれていて、「瞬間瞬間の処理の面白さ」があります。GC持っていてまだプレイしていない人には素直にオススメしたい作品です。個人的にはF-ZEROやダブルダッシュより面白いと思いましたし、自分でプレイもしましたよ。

閑話休題

そんなわけでゲーム批評をして、「リッジレーサー6は初めてバーチャレーシングを見たときのような感じ」というのを味わってみたくなって来たというわけ。なんだかよく分からないけど、アスファルト表面のぶつぶつまで再現したってのが「巧いこといった」みたいなコメントも見かけるし、せっかく動いている画面を「今まで一度も見ていない」のなら、むしろ我が家で見てみたいかもなぁなんて。

 でもあのコントローラはどうよ!?

って気もするのも事実だったり。なんつーか店頭で見かけたんだけど、どうにも気持ちよく動かせそうな気がしない。特にLRボタン。DCパッドの悪夢再びか?という懸念すら沸いてくるし、十字キー、スティックも見るからに怪しい。ウェーブバードでワイヤレスコントロールの楽しさは理解しているつもりでも、どうもマイクロソフト製というだけで、

 内部接続はUSBなんじゃないの?

なんて懸念も生まれ、それだとラグが僅かながら発生するんじゃないかって気もしてくるんだよね。そう、欲しいには欲しいけど、不安要素が拭いきれないのが今の僕の中でのXBOX360なんですよ。ああ自分で買うのは怖いけど、サンタさんがプレゼントしてくれたらいいのにな~(^^;)。

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牙狼~第11話「遊戯」~

ss_000000 ああこうきたか、という感じ。まぁ予告でそれっぽい気配はしていましたが、忙しさにかまけてすっかり忘れ去っていました。

しかし前回は自分的に正直弱く、「ああこうして興味は薄れていってしまうもんなのかなぁ」なんて、たった一話失速したからってそりゃ言い過ぎだろう、って気もしないでもないのですが、まぁなんつーか僕は

 嫌なヤツは嫌い

なので。マンガでもアニメでも映画でも性格の悪いヤツや、「罵声」みたいなのはどうも生理的に嫌悪感を抱いてしまうようで、正直いつもと違って見終わった後気持ちよくなかったのです。でも今回はよかったです。

カオルちゃんとのラブシーンも進行上無理のない差し込み方でしたし、「笑い声」も鋼牙君に言わせるのは至難の業だったと思いますが、ごくごく自然に出てて、その後の僅かな時間のやりとりは、僕的に

 アラがあったらやだなぁ

という気持ちと、

 納得いかないセリフをしゃべらせたら許さねぇ!

という気持ち(まぁ両方同じって気もしないでもないけど(^^;))で見ていました。ホント僅かな時間だったのですが、凄く緊張して。でもキッチリとキャラの性格を裏切らない「間」と展開で、ホッと一安心。なんていうか「これからも牙狼のファンをやっていけそう」とまで思ったモノです。

今回SFXうんぬんは正直このラストシーンで消し飛んでしまいました。雨宮産っぽいイラストがたくさん出ては来ましたが、なんていうか「クラウドっぽくない」気もしましたし、敵役はかなり演技がんばってましたが、もとがどうしても「緩い」人なんで、あるライン以上はハマりこめなかったりもしましたし・・・。

でもまぁこういう回もあっていいと思いましたね。カオルちゃんに関しては今までで一番光ってたと思います。実際写真撮ろうと思ったのも初めてでしたし。次回からも順調に期待ですが、こうなってくるとクライマックスでどう展開するのか、ハッピーエンド大好きな自分としては今から気が気ではありません(^^;)。

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2005年12月20日 (火)

バイトの子二人に思う

めちゃ使えるバイトの女の子が止めてしまい、募集を掛けること2ヶ月。唐突に二人の希望者が同じ日に現れ、店が忙しかったこともあり即採用。まぁ合わなければ本人から止めるのがウチのバイト、とりあえず入って貰って僅かでも目の前の商品が店に出せれば、と思ったのだが、これがなかなかいい感じ。

一人の子は進学先が決まった現高校三年の子で、化粧もせず声は「島本須美系」と言えばアニメファンなら即イメージが沸くところだと思う。当然ロングヘアーでなくてはならないが、その点はクリアしている。っていうか別にウチのバイトはエッチな店じゃないので、そんな書き方をして誤解を招くのもよくないが、まぁあくまでそんな風体なわけだ。

声がそんなだから結構か弱い感じなのだが、至ってマジメで普通に動いてくれる。ウチの仕事は結構きつくて、特にこの時期気候がこうも冷え冷えだと「やること」は止めどなく発生する。最初にあまりにハードに使うと、最近の人(若い子に限らない)は結構あっさり来なくなってしまうのだが、寡黙にがんばってくれる。短大だというからあと1年半くらいは続けられると思うとそれもまた心強い。

もう一人の子も髪は長めだが、声はモロ「ヤマンバギャル系」。でもメイクはほとんどしてない高校一年生。ことあるごとに「ガラの悪い声」を指摘しつつ軽い笑いを取るのだが、聞いてびっくり「小学校4年から無遅刻無欠席、かつ小学生の時は徒歩1時間通学」だという。まぁあんまし勉強は出来ないようだが、ウチのバイトは過去においてほとんどのヤツが勉強は出来ないので、別に大した問題ではない。

とにかく長く続けて欲しいので、最初は随所に笑いを折り込みつつ気を遣うフリを忘れずに仕事を与えていく。後者の子はたまたま僕が作業仕事(チラシ作りや仕入れ処理ではない物理的な値付けや商品出し)をするタイミングに入ってきてくれたので、本人にはかなりきつかったと思うが、さすがに体力がある、矢継ぎ早の指令を難なくこなし初日たまたま8時間労働だったが全くへこたれなかった。声は悪いが非常に頼もしい。笑いの敷居が低い点もスムーズに仕事をする上で非常にポイントが高い(「島本須美系」の子はやや天然でリアクション芸人としてはまだまだ。っていうか何を見て仕事のスキルを計ってるのか)。

僕はとにかく「マジメに仕事をする」人が好きなので、二人にも「マジメにやっていれば周りのみんな、僕を含めて優しいし、仕事自体楽しいはず」と口をすっぱくして言う。実際そうだと思う。自分がより早く周りにとけ込むためには、とにかく役に立つことだ。人手が足らなくて入って来たのだから、がんばって貰えなければ意味がない。止めてしまった女の子はメイク完璧で見た目もかわいく、声も「ハイテンションキャピ系」な上に仕事も速いという、言わばちよちゃん並に完璧超人だったのだが、いかんせん労働時間が少なくて(バイト代も安いし)続けられないと止めてしまった。新しいバイトくんにそんなスーパーギャルの後陣を期待するつもりはさらさらないが、この2、3日の勤務態度を見ていると、

 人それぞれだが、誰しも光るところはある

と感じる。ゲームやらないとか映画見ないとかプラモ作らないとか(当たり前だが)にとどまらず音楽すら聞かないという子を相手に生産性を下げずにモチベーションを高めるのはなかなか大変だが、資質として大切な「マジメさ」「タフさ」を磨いていって、ぜひ短時間で「なくてはならない存在」になって欲しいなぁと思いました。その方がお互いにとって幸せだろうと思いますしね。

余談ですが、僕の出身高校の話をしたとき「非常に低く」見られたのが軽くショックだったり。そんなに頭悪く見られたことはなかったんだけど、、、。これも今時の視点なのかしら?

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2005年12月19日 (月)

ローグギャラクシー~その6~

●8章中盤までのネタバレアリ

ブログに書いてはいないものの、とりあえず毎日2時間程度はプレイしておりまして、ボチボチというか亀の歩みで進んではおります。ただ非常にストイックなプレイを志向してしまったためか、やってもやっても牛歩戦術なのも事実。思い切って一気に進めてしまおうかとも思わないでもないでもなく(要するに全くそうは思わない)、今日もまたクルクル稼ぎの毎日だったりするわけです。

さて、今の自分がやっていることを今日は書いてみます。ストーリー的には某3つの王様だかの宝を探しに行け~みたいなところで、急激に増えたハンターポイント対象の雑魚をどう処理したモノか、というところ。とりあえず、

1.各人の武器を「詰み直前」まで持って行く
2.ハンターポイント対象の敵を規定数まで持って行く
3.現状で「ひらめき」可能アイテムをコンプする

こんな感じでやってます。特に1.に関しては、

購入可能な武器を6~10程度購入し、片っ端からMAXにし、それぞれ1段階、2段階、3段階に合成しつつ、1個か2個しか買えない武具と鑑定してランクアップ合成を狙う。出来る限りランクアップ合成をした後、近接武器の方はオメガスターを2~4個使うと「相性が悪い」となるので、そこでそのキャラは終了。遠距離武器は正直言ってあんまし育てる甲斐もないし、オメガスターにも限りがあるのでとりあえず主人公以外は見送り、という感じ。

でもこれがなかなか時間が掛かる。一応ジェスター、キサラ、ゼグラム、ルルカまではやって、現在スティーブとサイモンを育成中。サイクルの速度を上げる上で「倒すキャラ」は強ければ強いほどいい、とジェスターの近接に関してはかなり悩んだ末ではありますが「詰ませて」しまいました。アルファベットは「+」にしようか「Σ」にしようか迷いましたが、まぁどっちにしろ大差ないと判断し「Z」に合成。現在はロウズバプティストZをメインに他の二人の装備を上げている、というわけ。

やっててでもちょっとブルーになったのは、ゼグラムが強いってこと。ゼグラムの詰み武器は詰ませる直前で既にジェスターのそれに肉薄しており、詰ませればそれを超えることは明白。「ひらめき」で攻撃力UP3が残されてはいるモノの、主人公として真価を発揮するべきメイン武器の存在が不可欠となった感じです。
※でもその武器はかなり入手に手こずりそうな気配もまた濃厚。

同時に2.の対象的を潰してはいますが、さすがにここに来て敵も強く、そうそう気持ちよく稼がせてはくれません。まぁバリアと踏みつけ以外はそれほどでもないと言えばそれほどでもないのですが・・・。

ただ、リスト上はなかなか空白が多く、根本的な「どこで会えるのか」という問題は拭い切れません。あまりにも手広にやっちゃうと収集突かなくなる恐れもあるので、地味に一つずつ消化しているところではあるのですが、、、まぁこが眠くなると言う次第ですな(^^;)。仕事も忙しかったりしますけど。

3.に関しては「星のネックレス」だったかが数個ないだけで、他はたぶんほぼ全部埋めてる感じ。まぁ進行上手に入ってないのはもちろんないのだけども。でも実際これのメリットって攻撃UPとゲージ回復速度UP以外はあんまし感じないでもなかったり。FFの召還魔法にも言えるけど、特定のデモを発動する攻撃ってやっぱどうも好きになれないんだよねぇ。ドラクエのスキルは時間対効果が高いからいいけど。同じ理由でチェーンもほとんどやりません。っていうかロウズを使っているとチェーンは一度も出ませんけどね。
---------------

そんな現状、ジェスターのレベルは51。プレイ時間は表示で75時間強(実質は78時間くらい)。所持金は663107。ストーリーの進行で言えばたぶん5~6割程度だと思うんだけど、これがなかなか(^^;)。ただドラクエ8でもこういった中だるみの時期はあったので、今の地味な作業を中断してでもテンション上げてった方がいいのかなぁとも思ったり思わなかったりの現状です。ちなみに電卓弾いてみたところ、倒した敵の数は12034匹でした。これはこれで結構な数字なんじゃないかと思うのですが、いかがなもんでしょうか。

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2005年12月18日 (日)

ラグナシアに行ってきた

「ラグナシア」と言って全国区でどの程度の知名度があるのか甚だ怪しいものだが、愛知県の蒲郡にある小さなテーマパークっぽい遊園地である。かみさんのお袋さんがそこに勤めていて割安でチケットが買えたのでクリスマスプレゼントとして4人分下さったというわけで、久々に「休日らしい休日」の過ごし方をしてみた。

ラグナシアはプールも併設されていて開園当初は2度ほど行ったが、結構値が張るので最近は足が遠のいていた。遊園地の方は正直なにがあるのかよく分からない印象が強く、このクリスマスシーズンでなければさほど魅力もなかったようなポイントである。

実際土曜日だというのにお客さんはまばらで、アトラクション関係のほとんどが待たずに遊べる状態。フリーパスで、それも待たずに遊べるというのは正直僕の人生にほとんどない体験だったのだが、やはり「客の入り」というのは重要なもので、全くジラされないというのは楽しさの何割かを削っていることなのだなぁと実感。

単純に動いて回るだけのライドに乗って、さして盛り上がりもない動く人形の間を抜けていく、マジックパウダー。ふーむ。★

当たっても痛くないボールやちょっとした「足こぎモノレール」で遊ぶ時間制キャンディファクトリー。密かに非常によく滑る滑り台が好印象。★★★。

かなり狭い空間に4人乗りの小型ジェットコースターで巡るアクアウインド。暗闇やら水蒸気やらで短いながらも凝った作りに個人的には満足するも娘は泣き叫ぶ始末。子供がいなかったらぶっちゃけ気持ち悪くなるまで乗り続けたかも・・・。★★★★。

多人数乗り込み型ライドで「3Dじゃない」中型スクリーンでの冒険映像モノ、UP SAILS。個人的にこういうのは大好きなのだけど、「さあ船出だ、嵐だ、宝だ、姫を取られた、取り返した、おしまい」というまさに文字通り矢継ぎ早な展開に少々困惑。でも絵的にかなり楽しく、入る前のウザい説明がなければ何度も乗りたかった感じ。★★★★。

二人乗り光線銃付ライドでモンスターを倒しながら廻る、ファイアファイア。エントランスになぜか「ロトの剣」ばりの剣が飾ってあるにもかかわらず銃で倒すというよく分からない展開ながら、スコアが出ること、ラストで出現モンスターとスコア、ランクがプリントされたカードが貰えることなどから一番人気のアトラクション。フリーチケットの子供なら何度でもやってカードのコンプリート&スコアアタックをしてしまいそうなシロモノであり、我が家も3、4周いたしました。やってる間にどんどん列が伸びていったのも頷ける。★★★☆。

個人的に一番面白いなぁというかやったことないタイプだと感じたのが、ドリーミングクエスト。スタートで青いカンテラを借り、狭い園内園内にちりばめられた「問題起動装置」に置くことで次々に目的が発生するラリーっぽいゲーム。

中には「ポルトストリート1Fの古本屋近くにある赤い缶の下の黄色い文字を読んで指示に従え」とか「フラワーワゴンに隠された文字をアフロディーテの祭壇で入力せよ」とか、純粋に何度もやり続けられるかどうかは別として、宝探し感覚がとっても楽しかった。やらせだけどリアルに見つけたときは嬉しくて、思わず長男と走って移動。チェックを6つかいくぐって最後のゴールで占いが出力される上に、そこに「当たり」が印刷されていたらプレゼントも貰えるという三段構えのアトラクションであり、園が狭いからこそできるとも思った。ちなみに娘はその当たりを引き当てたのだが、確率聞いてびっくり。20分の1だとさ。★★★★★。

他には簡単なステージでやるショーやらいわゆる普通の遊園地的なもの、クリスマスっぽいイルミネーションなどもあって、中学生のカップル(ええ僕にはありませんでしたよ、そんな時は!)とかならかなり楽しめる感じ。でも総じてコストが高い娯楽なので、やっぱり微妙なのかなぁとも思ったり。大人フリー付入場が4000円くらいだったと思うけど、「待たずに遊ぶ」ことに価値を見出せる人なら、十分元は取れるかな、って思いました。

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2005年12月17日 (土)

クリスマスイルミネーション

xmas 近所、と言うほど近所でもないのですが車で10分弱のところに、この辺りでも有名な

 クリスマスハウス

があります。毎年凝った電飾で家の周りを包み込み、屋根ではトナカイが回り、サンタが上り下りしたり、その年の有名人(今年は写真の「メイの家」やモリゾーとキッコロの樹で作られたオブジェなど。去年は「冬ソナ」)があしらわれた物が置いてあったりします。もう土日の夜なんて冗談でも何でもなく「数十台」のギャラリーの車であふれかえり、あっちで写メールこっちで写メールの嵐。テレビでも園芸関係で紹介された経験まであるそうで、初めて行ったときはあまりの凄さに思わず、

 こりゃぁスゲェな・・・

と感嘆の声を漏らすほどでした。具体的な場所とか書いちゃうとまずいとは思うのでそこは察して頂きたいのですが、もし友人知人が愛知県東部でそのような噂をしているのを耳にしたら、十中八九このオウチだと思いますので、ぜひ一度足をお運びになるよう、オススメしたいと思いますよ(^^)。とても緩い癒しが寒空の僕たちを包んで下さいます。

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2005年12月16日 (金)

20Q~トゥエンティキュー~

20q 以前ファミ通で伊集院が書いていた電子玩具。なんだか世界中で発売されているものらしく、その中でも日本の物が(言語の性質上か)最も正解率が高いという。

正解率というのはこいつのゲーム性ゆえの評価基準。こいつは電源を入れ、スタートすると、

 「ソレハイキモノデスカ?」

などと聞いてくる。ゲームを始める前にこちらが何かを思い描き、それについて基本的に「はい」「いいえ」で答えていく(一応他に「わからない」「ときどき」という選択もある)。そして全20問を終えた時点で、こいつが正解を言い当てるという物。

文にするとなんのこっちゃという感じだが、伊集院の紹介文がたまらず面白かったので実は結構チェキっていた。でも実際は、1.すっかり忘れていた 2.ローグギャラクシーをやっていて家から全く(プライベートでは)出なかった 3.子供のクリスマスプレゼントを買う用事があったのでオモチャ屋に行った などという理由で本日晴れて購入の運びとなった。

しかしその道は決して平坦なものではなかった。最初に寄ったヤマダ電気では「しばらく売り切れていますねぇ」と言われ、次に行ったジョーシンでも「クリスマスシーズンですし、メーカー欠品のためいつ入るとは言えません」などと一蹴。既にこの2軒クリスマスプレゼントは購入済みだったが、最後にアピタにも、、、とTELしてみたところ

 「ありますよ!」

という心強いお返事が!「すぐ行きます!」とたかだか2000円程度のオモチャに何を気合い入れているんだという気もしないでもないが、こちとら既に2ストライクなわけで、ここで空振ればアウチである。

行ってみると確かにあった。定価2100円のところ1980円とPOPがついている。勇んでレジへ持って行くと

 「2100円になります」

 あれ?見間違いだったのかな。と、とりあえず2100円を支払い品物を持って売り場に確認へ行く。「20Q 1980円」。確かに間違いない。おもむろにプライスカードをはぎ取りレジに「120円返して」と詰め寄る。っていうか実際はそれほど険悪でもないのだが。

さて、そんなこんなでゴタゴタしつつも、ふと「かみさんへのクリスマスプレゼント」も軽く思い出し、貧乏であるがとりあえず3、4千円のブーツを買う。ラッピングの待ち時間におもむろに起動してみると、

 「モニターにほこりが入ってるぅ・・・」

 さきほど値段を間違えた店員さんに新品と交換してもらう。っていうかなんでオモチャ一個買うのに苦労してるんだか、とも思うが晴れて再起動。以下僕の実況である。表示は実際はカタカナだが、読みやすく漢字仮名交じりにしている。僕が思い描いたのは、「ファミコン」である。

「それは生き物?植物?鉱物?その他?わからない?」

最初の設問だけ複数から選択して答える。とりあえず「その他」で。

ピロリロリイッ

「食パン一斤より小さいですか?」

一斤って結構大きいよな。と思い「はい」を選択

「それを曲げる事が出来ますか?

そりゃまぁ無理でしょう「いいえ」

「その表面は輝いていますか?」

当時は光り輝いていましたが、今はくすんでます。とりあえず「はい」かなぁ。

「手で掴んで使う物ですか?」

これは当然「はい」

「持ち歩くものですか?」

まぁ普通は持ち歩かないでしょう「いいえ」

「丸い形をしていますか?」

確かに僕のファミコンのボタンは丸形ですが、ファミコンそのものは丸とは言えません。「いいえ」

ここで「負けませんよ!」などと言いくさる。多少擬人的である。

「ソレハ危険な物ですか?」

ちょっとカタカナを混ぜてみたけど実際は全部カタカナ。でも結構大きなフォントなので割と読みやすい。赤いダイオードでスクロールするように表示されるので、暗いところでも遊べるが、逆に周囲が明るすぎると見えづらい。ちなみに単四アルカリ2本で起動する。答えはもちろん「いいえ」

「落としたら壊れますか?」

まぁ壊れる可能性も高いでしょうね。精密機械だし。「はい」

「それは金属製ですか?」

周りはプラスチックなので、とりあえず「いいえ」かなぁ。

「洗うことが出来ますか?」

無理、全く無理、超無理!「いいえ」(声を大に!)

「まっすぐな形をしている物ですか?」

なんのこっちゃ。っていうか何と勘違いしてるんだコイツは。とりあえず「いいえ」

「ほとんど毎日使う物ですか?」

今でこそNOだけど当時はイエス。間を取って「ときどき」にしてみる

「電気で動く物ですか?」

はーいそーで~す。「はい」

「アナタハナニヲカンガエテイルノ!?」

インターミッションというところでしょうか。

「それから音が出ますか?」

もちろん出ます!「はい」。あと5問!

「オフィスで見つけることが出来ますか?」

まぁ普通はないでしょうね。「いいえ」

「一緒に遊ぶことが出来ますか?」

ファミコンは2コン標準装備!もちろん「はい」!

「四角い物ですか?」

これはイェスでしょう!「はい」

「ソレでゲームが出来ますか?」

一気に核心を突いてきやがったぜコイツ・・・「はい」。さぁファイナルクエスチョン!

「プレゼントであげる物ですか?」

最後にふさわしい設問だ。僕はコイツをクリスマスプレゼントで貰った!ちょうど20年も前の話さ。気合い充実の「はい!!!!!!」

カンガエチュウ・・・

長考後、

「コタエハ ゲーム デスネ!」

惜しい!でも違う!ここは心を鬼にして「いいえ」を選択!。続けて

「21問目」

と表示される。てぇとなにかい?「泣きの一回」ってとこかい?

「ソレハ開く物ですか?」

蓋がついてますファミコンには!だから「はい!」。ん?まだ続くようだぞ

「それは黒い色ですか?」

つーかメガドライブかネオジオと競ってるのか?「いいえ」

「平べったい物ですか?」

まぁどっちかと言えばNOかなぁ。「いいえ」

「それに情報を保存できますか?

まぁセーブ出来るゲームもあるからね。「ときどき」としましょう。

「ソレハお金を払って使いますか?」

うーんとりあえず買ってしまえば本体にお金は使わないけど、カセットは買わなきゃならないし、、、。やっぱNOかなぁ。「いいえ」

「カンガエチュウ・・・」

泣きの5回ってとこですか。長考後表示された答えは・・・

「コタエハ ファミコン デスネ!」

おおーーー正解だよっアンタ!って20回でたどり着けなくてもラスト5つで明暗を分けたってとこかい。気持ちよく「はいっ!」

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意外にもかなり長文になってしまいましたが、いかがだったでしょうか。これ以外に今日やったもの(20問、25問問わず)を書いておきましょう。

・キリン 正解!

・万華鏡 不正解。コレの答えは忘れちゃったけど他の質問で「万華鏡」と言われたりして惜しさ爆発。

・トトロ 不正解「エルフ」とか「フェアリー」とか言われたよ。惜しい!

・エレベーター 正解!

・ヒマワリ 正解!

・ソフトクリーム 不正解

・お子様ランチ 不正解「夕食」と言われました。惜しいっちゃ惜しいかな。

・きしめん 一応正解かな「めんるい」って言われたから。

他にも親子でかなり遊んだのですがあんまし覚えてないです。でも結構楽しい。答えるのに苦労する問題とかあるし、同じ問題をしつこく繰り返すときなんかは、念を押されてる気になったりもするし。

物が単体であれば結構な正解率になりそうな予感はする。わりと難しい単語も出てくるので小学生にはキツイかもしれないけど、大人なら普通に楽しめるかも。当たると意外にも素で嬉しいんだけど、それがなんでか分からないのが逆に面白い気がする。どう?

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2005年12月15日 (木)

ローグギャラクシー~その5~

●鉱山惑星クリアまでのネタバレ大いにアリ

今回はクリアまでにさほど足かせとなる場所もなく、かなり気持ち的にはすんなりと展開していった。途中2匹の賞金首も無事一発で撃破して、意気揚々と次の惑星へ。

しかしこの展開は何と言っていいものか。この章のクライマックスは英語の歌をバックに非常に盛り上がる。カメラワークも過去の傑作と比べても決して見劣りする物ではなく、まさしく大作と呼ぶにふさわしいクオリティで、本来RPGのデモシーンが好きではない僕でも思わず見入ってしまったほど。

でもそれは残念ながら映画「リターナー」のパクりとしか思えない展開でもあり、本当に心苦しい。「巧いんだけど悔しい」。そんな気持ちで一杯になる。

デモの増長さも気になった。確かに章のクライマックスを盛り上げるのはよいと思うのだが、その後そのまま次の序章に移ってしまうのはどうだろう。セーブをし、軽く予告を流す程度の繋ぎではまずかったのか。セーブからセーブにそのシーケンスだけでほぼ20分まるまるデモである。やはりちょっと長い。

逆に少しニヤリとさせられたのは「博士とマークのインターミッション」である。これは長い冒険の間に定期的に挿されるミニストーリーだが、話と話の幕間での展開は僕の大好きな「天外魔境II」を彷彿とさせる。実際あれほどたくさんの章立てになっているはずもなく、個々の物語のボリュームも比肩し得ないほど差があるが、作り方として全く影響を受けていないということはないだろう。

さて、ついでに先ほど少し触れて流してしまった「賞金首」について少し書いておきたい。

今回「ビリー・ザ・ピカレスク」と何の気なしに対峙したのだが、こいつが本当~に強かった!っていうか思わず笑ってしまうほどで、自分以外に初見でこいつを倒せるほど育ててきている人は少ないんじゃないかと思ったほど。

こちらの装備は詰み直前のロウズバプティスト、アークスコルピオン、雪国のクイーンで、レベルは47。「ひらめき」もそこそこ抑えて来ている。それでも相手に与えるダメージは150程度。消費アイテムをガンガン使って(ディーバのレベルは低かったので)の討伐となってしまったが、久々に緊張したし、楽しかった!やはり人一倍育成に気を遣っているのだから、たまにはこういう「ご褒美」があると、やっぱり嬉しいし、今後もやる気が出るというものだ。

ちなみに現在のハンターズランクは16。ポイントは122000である。ここまでで倒せる敵は全て倒しているつもりだが、この先も何とか

 一度もゲームオーバーにならずにクリアまで突っ走りたい

と思う。なかなか難しいだろうけどさ。

現在気になっているのは「ひらめき」の穴。途中いくつか規定数を取らずに進めてしまったところがあり、それらをどの敵が落とすのか、ある意味取り返しが付かないかも知れないミスである(自力では)。まぁいざとなればもう一度これまでの惑星を回り倒せばいいだけのこと、と開き直ってはいるけどさ。

プレイ時間が58時間ほどになった(リセットした分も含めて)。このペースなら100時間は固いだろうけど、未だインセクトだけはやる気になれない。やっぱ残念。あと、いいゲームには違いないけど、オススメできる対象ってのはやっぱあるかなぁと実感し始めたりしてる。まぁ普通にシナリオを追っかけるだけなら、それほどやり込まなくてもいいように作ってあるとは思うけど、「経験値稼ぎが嫌い」な人に楽しめるかどうかはやっぱ微妙かなぁと思ったり思わなかったりなのだ。

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2005年12月14日 (水)

ローグギャラクシー~その4~

●鉱山惑星の某バーに入る直前までのネタバレあり

こういう夜更かし当たり前の生活が続いてくると、時計が「3時」を指していても「まだ余裕だな」などと間違った価値観が脳を支配していく。今日もまたこんな時刻にキーを叩いているのだから、ホントに困ったものである。

さて、我ながらペースが緩やかだと思う反面、やれることの少なさを感じたりする自分もいる。要するに話を進めるのはどうでもいいタイプなので、いかに気持ちよくやり込むにはどうしたらいいか、的なプレイスタイルをよしとしているのだが、前回合成に関して自分なりに答えが出てしまったので、今やれること、やっているのはこんな感じになってしまった。

・規定数まで敵を倒す

 惑星間移動が出来るようになり、買いそびれていて心残りだった物を漁った。しかしメンバーは主人公と彼女のみなので、育てられるのも限られている。強いて言えばたくさん買ってガンガンスキルMAXにし、どんどん合成していくことくらいである。もっとも主人公に至っては剣も銃も詰んでおり(正確には「詰み直前」)、キサラも剣の方は詰んでしまった。オメガスターをなるべく抑えつつ「蹴り」を上げていくことくらいしか現実問題やれることはないんだろうと思う。

・ファクトリーをやる

 これもネタを提供してくれる人がいなければ始まらず、とりあえず砂の惑星と商業惑星は一通りチェキ。でも実際は材料がなかったりしてそれほど進んでいない。っていうか手に入った武器はそう強い物でもなく、これを仕上げていっても今の剣より強くなるかは正直微妙。

個人的にファクトリーでは「ジャンプ力が上がる」とか、「移動速度が上がる」などのシステムにも踏み込めるような(※例えば戦闘中だけ有効でもいいから)、グッズが欲しいところ。今の状態では正直魅力は薄いと言わざるを得ない。掛かる時間に対して。

・インセクトをやる

 既に正式名称を忘れ去って久しいが、砂の惑星で5匹集めて、現状虫かごは一杯になってしまった。とりあえず地味に果物みたいなエサをやって育ててはいるが(森で取った5匹とも)、正直イマイチよくわからない。っていうかかなり完成されたこのゲームにあって、このインセクトの部分だけは不満が多い。使えるワザは戦うまで分からないし、戦っている時でもそのワザの攻撃力、効果ともわからない。どんなインセクトが強いのかが全く見えず、モチベーションを上げようにも「理由付け」が見つからない始末。これではなかなかハマりたくても難しいのではないかと思う次第。

とりあえず某ピンクの宝石をエサに某所で虫取りしろ、という指令があったので、そっちをがんばってみようとは思った。でもその「某ピンクの宝石」、あんまり落とさないんだよねぇ。カエルだと思うけどまだ5個くらいしか拾ってない。ほとんど全部使っちゃったし。

・とりあえず全員の話を聞きに戻る

一旦各惑星回ることは回ったのだけど、話は全員聞いてない。大したことは言わないと思っていたからなのだけど、「○○で××のエサで取れ」的なものは頭にリンクパール(^^;)が付いてない人がしゃべってたんだよね。再度情報収集の必要性を感じている次第。

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あとは話を進めるくらいしかない状態。レベル的にはジェスターが45。他は順繰りに低くなっていくが、まぁ仕方のないところ。本音を言えば武器を詰ませてしまってもいいかなぁとも思うのだけど、オメガスターが完全に安定供給出来ることが確定するまではやはり危険すぎるかなぁとも思ったり。でもここでの攻撃力の差はかなり大きいんだよねぇ。ちょっと悩む。まぁ戦闘力不足を感じた事ってのもそんなにはないんだけど。

それと今全体でどのくらいまで進んでいるのかという尺度として「ハンティングリスト」を指針とするならば、おおよそで「1/4」ほどと言うことになる。プレイ時間は約50時間。順調に行けば200時間ほどは遊ばせてくれそう。もっとも「バラし」が殊の外早く進んでしまうことも否めず、そうなるとクリアまでの時間が半減する可能性も否定できない。時間の伸びの弱さに関してはFFと比べてミニゲームが少ない点が挙げられるかなぁと判断。強制的なミニゲームは辟易とさせられはするが、プレイにメリハリは出来る。インセクトは悪くないとは思うが、先に述べたように情報不足が著しい。あの点だけはもっと詳細にオンラインヘルプを用意しておいて欲しかった。

実は今週はファミ通を買ったが、まだ読んでない。要するにローグギャラクシーのことで自分の知らなかったことが載っていたらイヤだからだ。しかしインセクトに代表される「情報の不備」は補いたいとも思う。かなり愛しちゃってるソフトなので、極力自力でクリアしたいのだが・・・。っていうかもっと寝ろよ、俺。

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2005年12月13日 (火)

35歳という年齢

他の歳の方もみんなそうかも知れませんが、自分はこの「1970年生まれ」というのを

 とてもラッキーだった

と思っています。幾多のブームや、革命的な電化製品や、海外からの文化が流れ込んでくる時の流れ。軽くその記憶を掘り下げてみたいと思います。

●物心つく頃

3歳、4歳の頃と言えば仮面ライダーV3やウルトラマンタロウあたりでしょうか。自分には6歳上のいとこがいて、よく一緒に遊んだりしたのですが、彼らにとっては僕以上にライダーは大きなヒーローであり、逆にそれが最後のヒーローだったような印象があります。僕らの年代では特撮ヒーローは(引きずった層であっても)サンバルカンがギリギリというところでしょうか。

ちなみに同世代の人間に名前を挙げても瞬間的にリアクションが得られるヒーローはそれほど多くはありません。そんな中で件のライダーやウルトラマン以外では意外と「プロレスの星アステカイザー」や「大鉄人17」なんかが記憶に残っているようです。これも世代がズレれば、「超人バロム1」「仮面の忍者赤影」になったり、「○○レンジャー」とかになったりするのでしょうか。あ、でも「シャイダー」は別の意味で心を奪われましたね(笑)。

●小学校低学年

まだコンピュータゲームにそれほどお金を掛けられない年齢ですが、インベーダー直撃世代という表現を使うとすれば、きっと僕らより数年上の世代になると思われます。この頃はちょうど仮面ライダーカードやメンコなどのブームが終わり、スーパーカーブームの末期あたり。ゴジラもやや失速気味で強いて言えばスターウォーズやスーパーマンが入ってきた頃です。

しかしそれも3年の頃でしょうか、大きな波が押し寄せてくることになります。そう、「機動戦士ガンダム」です。僅か2、3年の僅差では「ヤマト」「999」の大きな波があったのですが、僕らの世代ではそれらにかすりはしても直撃せず、やはりジャストミートはガンダムです。ただふと冷静に考えると僕らよりいっこ上の連中よりはいっこ下の奴らの方がガンダム熱を感じたりもしました。学校でプラモの話題に盛り上がったりしたのも急激なカーブを描いて僕らがピークになり、そこから緩やかに人気が収まっていった感じでしょうか。

僕はこの「ガンダムブーム」をして1970年生まれであることの一つのターニングポイントだったのかなぁとも思います。言うまでもなくガンダムは今でもトップレベルのコンテンツとして君臨するスーパーアニメですが、もしこれが「映画館でやっていた頃は知らなかった」となれば、その情熱もまた違ったものになっていたでしょう。今でもファーストガンプラを作る世代の多くは僕らくらいからなのではないかと思ったりする次第です。

●小学校高学年

ザブングルやボトムズ、ダンバインという流れはガンプラからそのままアニメを引きずった世代でもあります。ビデオレンタルが現れちょっとずつアニメの対象年齢も上がっていった頃でもあり、これがほんの2年早く生まれていただけでかなり明確にラインが引かれていたのではないかという印象すらあります。

もっとも自分が当時から特に「そういう位置」にいたことは否定の余地がなく、2コ上の先輩にも「ヤマト」→「999」→「ガンダム」をきっちり抑えていた人がいただろうことは想像に難くありませんけどね。でもそんな人でも「エルガイム」や「Z」まで引きずってる人は少なかったですね。

●中学生の頃

ファミコンブームが押し寄せてきた頃です。ちょうど親が子供に向ける視線がプライベートで軽くなり、学業面できつくなる時期。自分はたまたまその頃ファミコンを買って貰って著しくハマりました。とにかくロードランナーを初めて友達の家で遊ばせて貰ったときの衝撃は今でも鮮明に覚えていますが、

 「カセットビジョンとは違う!」(当たり前)

 「テレビベーダーとも違う!」(言うまでもない)

 「まるでゲーセンじゃん!」(ちょっと言い過ぎ)

ってな感じ。実際ファミコンを持っている子供の数はまだクラスの1割から2割程度でしたが、3割に届こうかという頃には正直僕らの中で、

 「これしかないっ!」

というレベルにまで興味が集まっていましたね。でもそういう話を年上の人とした記憶は実はなくて(受験とかの関係もあったのかも)、案外「ゲームの屋台骨が作られた世代」は僕らの頃だったのかも知れないなぁと思いました。まぁ自分ら以降の世代はおしなべて普及率が上がっていき、僕ら以上に「普通にあるもの」として認知されていったのかもしれません。

●高校時代

実はこの頃だったと思いますが、小学生の間で強烈に訪れた波がありました。「ミニ四駆」です。僕はこれが全然触れることがなかったのですが、正直

 かなり羨ましかった!

のを覚えています。きっかけもなく技術もなくパイプもなかったので全くやらずに過ぎてしまったのですが、これはやった人は絶対面白かっただろうなぁと思います。プラモの面白さをよりメカニカルにテクニカルに磨き上げる方向性はレゴのテクニックシリーズに似てとても男の子心をくすぐるものでした。タイムを競い合う、フォルムやカラーリング、遠征先のスピードに驚愕し意気消沈し一念発起して組み上げる。

実を言うと僕が生きてきた中で「触れずに終わってしまったブーム」として悔しいのは、このミニ四駆だけだったりします。ラッセルヨーヨーはヘタでしたがすぐブームも終わってしまったし、キン肉マン消しゴムはそれほど造形的に触れませんでした。チョロQはゲーム性が薄かったし、ダンジョンズ&ドラゴンズは友達と共同購入したけど結局ほとんどやらなかったです。最近ではマジックザギャザリングも日本語が入る前にちょっとかじっただけであまりピンとこなかったりしました(代わりと言っちゃなんだけどポケモンカードにはハマりましたが)。

ミニ四駆はそれほど大きなストリームだったと思うのです。

まぁそれでも結局ブームとは終わりが来るもの。中には本格的にラジコンに移行していった人、ダンガンレーサーで「出戻りミニ四カー」の人なんかもいるかもしれませんが、僕らの世代には少ないでしょうね。

●20歳の頃

ストII。そう言ってはばかりません。でもそれは僕の年齢をスタートとしてそれより若年層に広く大きく訴求したコンテンツであることも認識しているつもりです。たぶん当時高校2年くらいだった連中がストIIの中心世代だったんじゃないでしょうか。実際僕の周りでもそのくらいの友人が一番多かったです。

バーチャになるとまた方向性が変わってきましたね。ストIIより短時間に金を吸い取られること、100円筐体が多かったことなどから割と年齢層が高めで、僕のように「友人が若年層ばかり」の人には結局触れずじまい。でもこの後メキメキと対象を広げていって結局今では「対戦格闘における王者の風格」すら感じさせます。まぁ外側にいる人間がどうこう言うべきではないかもしれませんね。

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その年その年で使えるお金が変わります。子供の頃もそうだし、学生時代、バイトした人、社会人1年生、独身貴族、結婚してから、、、ホント自由になる時間とお金のバランスは大きく様変わりする。でもそのタイミングに一番あった娯楽が常に提供されるわけじゃないから、より大きなうねりに身をゆだねられる事が出来れば、それが実はとてものちの人生を豊かにすることにも繋がる気がする。

僕らの年代はいろんな「大きなうねり」のスタートだったんじゃないかと思う。ガンダムに触れ、ブロック崩しをやり、対戦格闘もSTGもRPGもやって、今でもドラクエだけは買っていたりする。でもそれはあくまで僕が僕だからに過ぎない。「1960年生まれ」の人でも「1980年生まれ」の人でも、きっとその年その年の「大きなうねり」があって、ふと35歳くらいで振り返ったとき、「ラッキーだったかな」なんて思うものなのかも知れないね。

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2005年12月12日 (月)

ローグギャラクシー~その3~

●ゼラード ファクトリー中盤までのネタバレ有り

出張行ったり体調崩したりで友人や長男に大きく後れを取りつつも自分なりに満足出来る育成が進行中の今日この頃。皆様いかがお過ごしでしょうか。っていうか自分はもう楽しい部分を見つけるとそこでとことん居続けてしまうタチなので、ストーリーの進行度が著しく遅いっ!その上僕より先に進んだ長男がちょっとでも口を滑らせ様ものなら、

 「だまれ!」

と我が子とは思えない口調で一蹴。まぁそんなもんですワ。愛するタイトルに対峙したときなんてものは。

さて、ここまでプレイした中で僕がかなり時間を費やしている「合成」のセクションについて軽く書いてみたいと思います。と言っても「猛烈にネタバレ」なので、読む時は相応の覚悟をもってお願いします。

★★★合成についてのネタバレ開始★★★

基本的に武器には3つの要素があります(剣と銃などという大別は除く)。それは主にグラフィックが同じで名前にも共通点がある「タイプ」(僕が勝手に命名)と、その中での格付け「ランク」。そしてそれを装備可能な「レベル」(プレイヤーのレベルと同義)です。

「タイプ」が同じものを掛け合わせた場合、上位タイプのものがもうワンランク上がる形で結果が出ると思って間違いありません。またそれは「ハイパークリスタル」を合成した結果とも同じです。「異タイプ」の掛け合わせの場合もより上位の武器のランクを上げる形で結果が出るケースがほとんどですが、ガマノートに記載されるような「特異」な場合はその限りではありません。

ガマノートに記載されるものは、その多くが掛け合わせる二つとは全く別の、主により上位のタイプになるようです。そしてこれは「オメガスター」を使って合成される結果に近いと言えると思います。

事後解説になりますが、「上位タイプ」とはそうしたマゼールやオメガスターによって武器のタイプがガラリと変容して「強くなった」ものだとお考え頂いて構わないと思います。序盤においては、「スラングエッジ」の上位が「ロッククラッシャー」という感じです。そしてこれは武器を強くする上で最も重要な要素であると言えます。

それはとどのつまりレシピのない合成はオメガスターでタイプを上げて行かざるを得ないということです。要するに「オメガスターの数だけ強くできる」と言っても過言ではありません。ここで非常に具体的に例を挙げます。

ジェスターの銃の掛け合わせ例
( )付は他の物でも一応代用可能。ただし下位タイプの物に限る

Aタイプ
スラングロッサ×スラングロッサ=ランブルロッサ
ランブルロッサ×(スラングロッサ)=グレイヴロッサ
グレイヴロッサ×(スラングロッサ)=バディアームズ

Bタイプ
バーニングブラスター×(バーニングブラスター)=同改
バーニングブラスター改×(バーニングブラスター)=デストロブラスター
デストロブラスター×(バーニングブラスター)=タイラントブラスター

Cタイプ
フロストマグナム×(フロストマグナム)=同改
フロストマグナム改×(フロストマグナム)=バウンズフロスト
バウンズフロスト×(フロストマグナム)=ラディカルフロスト

・バーニングブラスター×フロストマグナム=キングルーザー

Dタイプ
キングルーザー×(キングルーザー)=ロードルーザー
ロードルーザー×(キングルーザー)=カリストルーザー

・バウンズフロスト×キングルーザー=カオスバルチャー
・カオスバルチャー×ロードルーザー=オリオン
・オリオン×カリストルーザー=ロード・ハーデス
※ここで相性のいい合成品が無くなる

・ロードハーデス×オメガスター=ゼノン・ハイエクス
・ゼノン・ハイエクス×オメガスター=アークスコルピオン
※ここで次に何か(オメガスター以外)を合成しようとすると
 「もう合成できなくなるがいいか?」になり「詰み」となる。
 そしてオメガスターを合成しようとしても合成できなくなる。

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現状こんな感じが最強のルート。これだと基本のバーニングブラスターとフロストマグナム、オメガスター2個で攻撃力376必要レベル38の武器が合成可能。ゼラードレベルであればはっきり言って超余裕に強いです。

ちなみに他の武器でも概ね同じことが言えるのですが、ジェスターの剣に関しては「詰み」がかなり先で、大まかに名前だけ列挙しますと、、、
※一部抜けています

メタルブレイカー
→コアブレイカー
→失念※ただしメタルブレイカーの最上位
→アメノムラクモ
→オリンピアス
→ダイアフリーザー
→ゼレガ・ゼネガ
→グラントキャリバー
→ガンダリオン
→ルシファーズアダモン
→ロウズバプティスト(詰み)

という感じ。最終攻撃力はZで334。レベルは39という感じですが、ZやΣを付けてしまうとそれで合成出来なくなってしまうので、自力で「もうない!」と結論づけられるまではとりあえず無印のままでいこうと思います。

ちなみにこの時点までに購入可能なオメガスターは15個。無駄に使った覚えはあまりないのですが、残念ながら他のキャラも磨き上げる余裕は今のところありませんでした。まぁ基本が分かればかなりのところまでは(オメガスター)なしでも行けますけどね。

★★★合成についてのネタバレ終了★★★

さて、その合成をするのに一番ポイントになるのはそのオメガスターなのですが、それ以外に「効率を上げる」ためには「どこで」「何を相手に」「どうやって」稼ぐのかが重要になってきます。とりあえず僕の進行度ではドラクエで言うところの「くちぶえ」を持っていないので、よりエンカウントが多いところ、ということになりますが、現時点では、
 ローゼンカスタープリズン 内部経路A3・ゴミ廃棄場前

がオススメです。ここはセーブポイントがあり、L字型の狭い通路空間で、エンカウントの率が高いだけでなく非常に戦いやすい敵しか出てきません(「殻付」が出ない)。ここで、

 その場周回

をしてエンカウントを狙います。「その場周回」とは読んで字のごとく狭い空間をぐるぐる回るテクニックです。具体的にはLスティックを「4時」もしくは「8時」の方向に倒して壁にぶつからず方向転換せずに走り続ける事を指します。慣れればすぐに出来るようになると思いますが、個人的に見つけたときは嬉しかったです(^^)。

 さて、

そんなこんなで強くしてプリズンを抜け、今はファクトリーでハンター数クリアに勤しんでいる最中です。こんな事を言うのもあれですが、ここまでパーフェクトにノルマをクリアしてきている人は既に少ないのではないかと推察します。
※特に前の星のジャドーウッド!
僕的には評価の高いソフトなので、確実に潰していこうと思っていますが、まぁね単調な作業だし、みなさんにはオススメ致しません!これでゲームがつまんなくなては元も子もありませんからね。

PS.しかしホントに他のことについて書くことがないので、申し訳なく思います。寝ても覚めてもローグギャラクシーのことを考えているので、こればっかしはいかんともしがたく、何とぞ暖かなご理解を賜りたく思ったりするわけです。どうか見捨てずよろろです。

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2005年12月11日 (日)

風の三郎~その2~

最近めっきり本屋にいかなくなっていたので、たまに行くと「2巻が出てるかと思ったら3巻まで出てた(三郎)」とか、「あれ?なんだか話が繋がらないぞ・・・あ、31巻飛ばしたな!(頭文字D)」などということが発生してしまって結構情けない。まぁ気を取り直して読んでみると、

 やっぱり三郎は面白い!

今回も突き抜けた漫画ならでは!が随所にちりばめられ、荒唐無稽、豪放磊落、無我夢中である。マンガを読みながら、

 おおお面白れーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!

などと叫びだしてしまったほどである(実話)。別にこれを読め!というわけではない。わけではないが、このバカバカしさ、昔読んだ少年漫画(例えばリンかけやガクラン八年組)に通じるものがある。何とか失速しないで続けて欲しいなぁ。

※RGのことを書いていたのだけどもどうも長くなりそうなのでこれでお茶を濁す。っていうかまたも腹は下痢気味であり、明日は朝早くから出張なので今日は早く寝ないとママンにしかられちゃうのである(誇張)。

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2005年12月10日 (土)

ファンタシースターオンラインvsローグギャラクシー

●ネタバレを含みません

「連日朝6時半までプレイ」というのは僕のゲーム史の中でも3回くらいしかありません。もちろん今日は普通に仕事。っていうかそれは社会人としてどうなのか!?という疑念が拭い切れませんが、仕方ありません面白いんだもの。全員が楽しめるタイトルとは言えないかもしれませんが、ローグギャラクシー、私的には近年稀に見るハマりゲーです。ちなみに「3回」の残り二つは「FF8」と「ロードス島戦記邪心降臨」だったように思いますので、その面でも僕の嗜好がどういったものなのかをご理解頂けたらと思います。

っていうか文章が堅い・・・。

ので、少々ヒモをゆるめる方向で。

まぁ直前までPSOをやっていたわけで、見た目も結構似てるし「アクションRPG」としてくくればジャンルも同じ。共通点も結構多いこのタイトルを僕なりに徹底比較してみますっというワケです。っていうかそれは遠回しに「PSOのファンにRGを売り込めないかしら」という「RG布教活動」の一環でもあるのですが、まぁそんなこたぁどうでもよろすぃ。

さてさて、それでは参りたいと思います!

★ファンタシースターオンラインvsローグギャラクシー勝つのはどっちだ!★

※全て独断です。勝っていると思われる方の頭文字、PSOなら「P」、RGなら「R」を書いていきます。( )で書かれたものは嗜好が多分に含まれた回答、もしくは僅差なのでカウントはしません。設問の順番ジャンルはかなり適当です。PSOはGC版でアルチ遺跡到達までで推定300時間ほどプレイ、RGは30時間ほどプレイで未クリアです。
※「大きく優れている」と思われるものには複数表記しました。

・起動時間 P
・キャラメイク P
・キャラデザイン (R)
・オープニング R
・導入部のレクチャー R
・操作性 P
・レスポンス P
・ロード時間 R
・セーブ時間 P
・敵デザイン P
・世界観および背景デザイン (P)
・移動速度 R※加速が速い
・視点不具合 R※Rのが優れているという意
・打撃効果音 P
・ボイス R
・曲 (P)
・やり込み要素 R
・ランダム要素 PP※まぁレアを見つけた時のうれしさってヤツ?
・育成要素 R
・疲労度 R※Rのが疲れないの意
・止められない度 R
・達成感 PP
・難度 P※Pの方が練られている
・武器デザイン R
・武器の種類 R
・武器の乱数要素 PP
・武具のネーミングセンス R
・防具&アイテムの種類 R
・管理可能なアイテム総数 RR
・歩行モーション R
・戦闘モーション P
・レベル上昇による強さの実感 P
・ストーリー性 RR
・持続性 PPP
・ボリューム (P)
・戦闘爽快感 R
・戦闘エフェクト (R)
・ボス戦演出等 (P)
・デモ&ムービー R
・バランス P
・仕掛け R
・同時プレイ P
・メリハリ R
・緊張感 P
・テンポ (P)
・全滅時の救済措置 P

思いつく限り書いてみたけど、結構いろいろ見つめ直す感じがして、逆にそれぞれの良さが見えてきたような気がしましたです。ザックリ言えばPSOは「勝つために己を磨く」ゲームでありRGは「いろんなことを楽しみまくれる」ゲームと言えるかもしれません。RGはまだクリアしていないので、最終的には持続性や達成感がPSOを上回る可能性がないではないのですが、現時点では薄そうだと判断しました。ところどころ「?」という部分もあろうかとは思いますが、大筋においてはハズしてないつもりです。さて、せっかく考えて書いてきたのですから、結果も出すとしましょう。

カタカタカタカタ・・・
カタカタ・・・
カタ・・・・・・ちゅどん!

出ました!ポイント獲得数、

ファンタシースターオンライン・・・23p!!

ローグギャラクシー・・・23p!!

衝撃の事実!!(本当に衝撃!)全く調整なしでなんと同数!ウソみたいです。書いてる本人が一番ビックリです!驚愕です!。信じられませんが、どうやらPSOとRGは同じくらい素晴らしいソフトという結果が出てしまいました。っていうかもう一回数えたら変わってたりしてな(^^;)。いやいやそんなことはしません。何というか結果だけ見たら大人の都合のような答えになってしまいましたが、中さんと日野さんに誓って「どちらも本当に面白い!」と、締めさせて頂きたいと思います。皆さんご静聴ありがとうございました。またお会いできる日を楽しみにしております。さよ~なら~。

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2005年12月 9日 (金)

ローグギャラクシー~その2~

●未だ緑の惑星 そこまでのネタバレを含みます

いやはや面白いです。プレイ時間は表示17時間半、実際は20時間ほどでしょうか。これこそ僕が求めていたモノだという感じがしますね。とにかく

 序盤から強く出来る

というのがイイ!。経験値こそ弱い敵からは得られなくなっていきますが、合成によって武器がどんどん強くなっていく。そこがタマリマセン。より効率のよい稼ぎ方みたいなのを模索するのも愉快ですし、大きな目的に向けて「自分のスタイル」が固まった今、作業は作業ではなくなり、洗練されたルーチンワークは磨き上げられ、心地よさと共に加速していく。僕はこういう時間がRPGで最も好きな時だと言っても言いすぎではありません(※時としてこれで満足して止めてしまうこともあったりしますが(^^;)。

しかし微妙に新たな不満もないわけではありません。例えば、、、

・ロードがコマンドで出来ない。ソフトリセットがない。

 作者のポリシーであるとは思うのですが、やっぱり大切な武器を気軽に合成に使うわけにはまいりません。慎重にかつ納得できる形で先に進むためにはロードは不可欠です。そのたびにコタツから抜け出して、、、というのはなかなか残念なところです。

・キャンプ中のメニューレスポンスが悪い

 これはもしかしたらPS2のメモリの使い方に依存する部分なのかもしれませんが、例えばFFとかだと戦闘時にかなりロードしますよね?モンスターハンターだとエリアが異常に狭くてしょっちゅうロード、PSOはコマンドレスポンスが最高レベルですが、やはりエリアに行くときにはロードがかなりの時間入る。あくまで使い方だと割り切れば、「戦闘前後のロードがない」ためにキャンプのコマンドがもたつくのもやむなしと言ったところなのかも知れません。

・「ひらめき」盤に根拠が薄い

 「青枠」の有無だけが重要になってしまうと、その個々のアイテムの存在が記号程度になってしまって、イマジネーションの介在する余地がなくなってしまう。何というか「木とツルと木の葉で火をおこす」みたいな一種の理由付けみたいなものがもうほんの少しでもあったらよかったかな、と思いました。

----------------他に気付いたこと

・モンスターごとにドロップアイテムがあるっぽい

 でも実際は不特定の枠もあるっぽい。キノコとかバナナとか明らかに特定されているものもあるようで、1モンスターあたり6種くらいの中から出やすさが設定されてるのかなぁとも思ったり。出現そのものが少ない敵からレアなアイテムを手に入れるには、かなりの苦労が伴う感じです。でもそれが「嫌いじゃない」自分はある意味Mなのかも知れません(^^;。

・キサラのパンツは赤

 泳いでいるとすぐわかりますが、通常時でも「出っぱった木の根」を越える時などにごく稀に見えたりします。なぜ赤なのかはこのゲーム最大の謎と言ってよいでしょう。

・インセクトについて

まだ森なので捕まえるだけでしたが、「リーダー格」と言われたヤツを手に入れたので一応書いておきます。まぁ井の中の蛙であってあとから読み返したら恥ずかしくなるかも知れない話ではありますが、

「細身のメカキチガイのいる家の外あたりで、かごIにダイヤを入れて捕獲」

したら「ブレード」が手に入りました。何度も書きますが、珍しくないかもしれません。
----------------合成もかなりやりました

コレについてはネットを探せばいくらでも調べ尽くしたところが見つかる話だとは思いますが、あくまで個人でアプローチすることに意義があると思うので、あえて「自ら見つけた」レシピを掘り下げていこうと思います。ただ、大きくネタバレになるので、楽しみたい方は見ない方がいいセクションに当たるかもしれません。合成に関する記述のあとには大したことは書いてませんので、ここで読むのを止めるのもアリです。
※あとややうろ覚えも含んでおりますので、細部には間違いがあるかもしれません(名前とか)。気付いたら随時訂正していきますので、まぁあまり鵜呑みになさらぬよう・・・。
※そうは言っても社会人がちょっとやっただけですので、まだまだ大した量ではございません。徐々に増やせれば、と思っております。

●ジェスター

・剣
ジャンクエッジ×2=グランエッジ
グランエッジ×2=ワイルドエッジ
ワイルドエッジ×2=スターエッジS(詰み)
 →攻撃力155 炎属性99

・銃
スラングロッサ×2=ランブルロッサ
ランブルロッサ×2=グレイブロッサ
スラングロッサ+バーニングブラスター=フロストマグナム
グレイブロッサ+フロストマグナム=タイラントブラスター

ランブルロッサ+バーニングロッサ=フロストマグナム改
スラングロッサ+フロストマグナム改=バウンズフロスト
バーニングブラスター+フロストマグナム=キングルーザー
バウンズフロスト+キングルーザー=カオスバルチャー
 →攻撃力177

●キサラ

・剣
アクアスラッシャー×2=ディープアクア
ディープアクア×2=ディープスラッシャー
(アクアスラッシャー+ディープアクアでもディープスラッシャー)
ディープスラッシャー+シリウスの爪=ルーンブレイカー
 →攻撃力211
ルーンブレイカー+ハイパークリスタル=ルーンブレイカーΣ(詰み)
 →攻撃力253 雷99
ルーンブレイカー+オメガスター=バジリスクテイル
 →攻撃力245 聖多め数値失念

現状こんな感じ。ルーンブレイカーで溜め斬りするだけで750くらいダメージ与えられます(レベル33くらい)。とっても楽しいです(^^)。ではでは!

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2005年12月 8日 (木)

ローグギャラクシー~インターミッション~

さすがに14時間もやれば体の97%くらいはRGに侵されまくっているわけで、それ以外のことはそうそう考え及びません。若いときならここから1、2週間かなり無理してプレイを続けるところなのかも知れませんが、まぁそうも言ってられないでしょう。二、三日すればまたいつものようにダラダラと与太話を書いていくことになると思いますので、「RG?なにそれ」な人も平にご容赦。

しかしホント凄いタイトルだと思います。このタイトルはSCE発売なので、「ドラクエのレベルファイブ」という最大の謳い文句をパッケージやCMには載せられない。心苦しいまでの「RPG創造集団」みたいなことでお茶を濁さざるを得ない上に、結局雑誌やら何やらの情報源のない人にはあの見た目だけで訴求するしかなく、

 売りづらいはずなのに、ここまで丁寧に作り込む

というスタンスに「一生懸命磨くと輝き出す」という田尻智さんの言葉を思い返します。だって普通に7140円のソフトなんですよ、続編とかで売り上げが見込めるわけでもないし、有名なキャラデザイナーやシナリオライターが参加してるわけでもない。なのに何でこんなにがんばれるの?って思ってしまいました。元々の環境はいわゆる凡百の中小ソフトハウスとなんら変わらなかったはず。なのにレベルファイブの方のモチベーションの常軌を逸した高さはどこから来るんだろうってホント神懸かり的なものを感じました。

だからこのタイトルは売れて欲しい。僕が普通に楽しんでいるからというだけじゃなくて、「気持ちの込め方」の違いがしっかりと売り上げという形でフィードバックされて欲しいのです。アベレージでここまでの仕事が出来るソフトハウスは、正直世界中探しても5本の指に余りが出てしまうのではないかと思うほどです。

アラを探せばどんどん出てくる。でもイイところを探したとき、このソフトよりたくさん出てくるタイトルは、そうはないような気がします。今朝起きて付けっぱなしだったテレビから出てきた最初の言葉。

 「いま寝てたでしょ!」Cv.上戸彩

 ハイ寝てました。

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ローグギャラクシー~その1~

●緑の星にある二つ目のセーブポイントまでのネタバレアリ

さてさて早速ですが、箇条書きを交えてファーストインプレッションを書いてまいりたいと思います。っていうか「手放しで最高!」ってわけではありませんので、時に辛辣に時にぬるやかに(そんな言葉あるのかよっ)、あくまでマイペースでまいりたいと思います。

開始直後いきなり「プレイヤーにネーミング出来ない」ことが発覚。歴代の大冒険は全てと「クリス」と言っても過言ではない自分には少々ショックでしたが(ウソ。かなりショックだった)、まぁ仕方ない気を取り直して行きましょう。最初は当然のようにオートデモで話が展開していきます。僕はこの「見せられる」時間、特にそのゲームの世界に全く入っていない一番最初のデモ(起動して見ることになるデモは別)が大ッキライで、ここで挫折しそうになるタイトルも少なくありません。

ここで挫折しないためには、「発売日に購入してテンションが上がってる」とか「絵が著しく綺麗で普通に見てしまう」とかの付加価値が必要になってくるのですが、RGの場合は都合よく両方ともクリア。何とか序盤のつらさをくぐり抜けることに成功いたしました。っていうかこんなのは普通の人には至って普通な流れ。僕がまぁ極端なのでしょう。
さて、今軽く「RGはグラフィックが綺麗」を臭わせる表現をいたしましたが、実際はそれほど美麗というわけでもありません。店頭で動いているXBOX360の画面や、過去のFFの画面等と比べても取り立てて「最高に綺麗」というわけではない。しかし、

 非常に丁寧!

であることは間違いありません。見ていて凄く気を遣っているのが痛いほど分かる。「魂はディティールに宿る」のです。重箱の隅をゲッタードリルでえぐり取るように画面を注視したいところです。

僕がこういうオリジナルタイトルで重視するポイントとして、他に「初心者への配慮」が挙げられます。いかにしてシステムに慣れさせるか、用語や操作を理解させるかはその道の王者任天堂や、操作に関してはシンプルかつスタンダードなドラクエを除いて、一朝一夕に仕上げられるものではありません。しかし、

 レベルファイブもなかなかやる

感じ。開始比較的序盤に戦闘になるのですが
(※これも非常に好み。っていうか「俺に経験値を稼がせろ!」がゲーム序盤の合い言葉ですから、それも当然なわけですが、とにかく早く戦いたいわけです。僕としては)、
最初に表示されるのはデッカイ文字で

 ○近接攻撃
 □遠距離攻撃
 ×ジャンプ

これだけ(ちょっと間違ってたかも知れないけど)。たったこれだけ。さすがにこれならわかる。実際は戦闘中キャラも移動させられるし、HPが減ったら回復の必要もある。でも移動は戦闘に入る前に既に経験済みであるし、実際移動しなくても戦えるようになってもいる。それにこの説明のあとHP回復の方法(HPを50%回復させる薬もスタート時に10個持っている)も教えてくれるので、まずここで負けることはありません。
※実際はもう一人のパーティが強いので仮に主人公が死んでもゲームオーバーにはならないだろう保険も掛けてあります。

そんな感じで序盤から「堀井雄二直伝」のユーザーフレンドリーが炸裂し、そこを特に重視する自分にはかなり好印象。ストーリーだとか町民のビジュアルだとかはどうでもいい自分ですが、こういうところには凄くウルサイです。

さて、そんな感じでスタートするわけですが、今回は気づいた点をノートに書きながら進めています。もちろんブログに書くためですが、それをこれから列挙してまいりたいと思います。

・味方キャラがジャマ

 ドラクエは移動中自キャラ以外が見えないシステムで、「パーティで行動している感」が全く感じられなかったのですが、RGでは表示するため、逆に「見づらさ」を感じてしまいます。特にそれは町人などと会話するときに顕著で、「会話相手にカーソルが合ったら半透明にする」とか出来なかったのかなぁとは思いました。会話以外では移動時に距離が開くので、さほど気にはならないのですけどね。

・キャラクターの現HPを確認するのが面倒

 HPを確認するためにはメニューを開いて「仲間」を選択しなければなりません。カーソル位置はデフォルトで記憶なので、仲間以外が選択されていた場合、へたしたらかなりの数のボタンを押さなければ「たかが自分のHP」を確認することが出来ないわけです。これは正直かなりイヤな仕様だと思いました。実際メニューから開いたときも丁度HPの辺りにカーソルがかぶる感じになってはっきりと確認できなかったりもしましたし。

 まぁ実際には戦闘は頻繁にあるし、死んでもあっさりと回復出来るゲーム性なので、それほど(プレイを進めていけば)気にならなくなる点なのかもしれませんけどね。

・討伐記録の敵は全200種

 とりあえずカーソルを一番下まで動かしましたところ、確認出来ました。これにはボスは含まれませんが、それぞれに「何回倒した」かが表示される上に、個々の敵ごとに設定された「規定討伐回数」に達することで「ハンターポイント」をゲットする仕組みになっているので、僕みたいな大バカものはついついどの敵も「規定」まで持っていこうとしてしまったりするのですが、実際のメリットが見えづらいのが難と言えば難でしょうか。

・セーブポイントで体力回復出来るチャージはそれぞれ別扱い

複数箇所にあるセーブポイントではステータスを「何分かに1回」完全回復させてくれますが、AというポイントとBというポイントではそれぞれ別に「何分か」がカウントされている模様。まぁそれほど頻繁にセーブポイントが置かれたりはしなくなると思うので、あまり大した事ではないのかも知れません。

・フィールドエンカウントなので敵に会いやすい場所がある

正確には「会いづらい場所」と言うべきなのかもしれませんが、RGはシームレスで戦闘シーンに入るため、泳いで渡るような川やガレキの上などではエンカウントはありません。ですから特に経験値を稼ごうとする場合は「敵に会ったところ」で往復するのが結局効率がいいということになるようです。

・声優について

主役のジェスターは知る人ぞ知る「玉木宏」。歌手であり役者なのですが、正直ちょっとヘタです。っていうか入れ込みすぎていてプレイヤーとの距離が出過ぎてしまう感じ。もう少し薄くリラックスしてセリフを言って貰えたらよかったかも、と思いました。

ヒロインは上戸彩。こちらはセリフ自体に大きな問題はないのですが(玉木くんよりは普通に聞ける)、いかんせん「上戸彩」の声なので、声がする度に「上戸彩」が脳裏に浮かんでしまいます。本人の印象があまりに強く、「役」として明確に声を使い分けるほどの技術もないため、どうしても声がする度にこの世界から阻害されてしまう感じは否めません。むしろ声優が誰なのか、完全にクローズドにしておいた方がよかったんじゃないかと思ったほどですが、残念ながらそれはもう叶いません。

・ロードが短い!

これは以前も書いてきましたが、RGの最大の特徴と言っていい利点です。戦闘シーンに入るときにロードはなく、剣を出すモーションが終わればすぐに斬りつけることが出来ます。そして全滅させた瞬間に剣をしまい始め、その間に半透明のウィンドウでアイテムや経験値の取得を表示。その表示が「消える前に」既に移動は可能になっているという快適さ。今までのプレイで3秒以上待たされたのは、起動直後と惑星間移動後のデモムービーの時だけ。はっきり言って

 歴代最高にロード時間の短いRPG

と言ってもいいかもしれません。実測でもあのドラクエ8の上を行く快適さです。

・移動速度が快適

これもドラクエよりわずかに速くなっている気がします。とても気持ちよく動かす事が出来、ダッシュはありませんが(正確にはLスティックを大きく倒す通常移動がダッシュとも言える)僕的には全く不満はありません。

・戦闘中以外、移動中にもボイスが入る

パーティメンバーやマイキャラがいきなりしゃべります。概ねその場所に関する感想のようなものが多いのですが、ウトウトしながら移動してると結構驚かされますし、ぶっちゃけ寝ちゃうともっと驚かされます(^^;。ちょっと面白かったのは、プレイ時間が3時間くらいの時は「もたもたしてる場合じゃない」って言われたのに、5時間過ぎたら「そろそろ休むか」と言われたこと。なんて言うかまぁよくできてると思いました。
※これもぶっちゃけ上戸彩がしゃべってる感が強すぎて・・・って感じはします。

・サジェスト次に表示される数字は制限時間

 最初全然意味が分かりませんでした。説明を読み飛ばしたからかもしれませんが。

・武器を使っていってMAXで取得するスキルが全くわからない

 どこかに表示されてるのかしら?ちなみに「同じ種類の別の武器」は熟練度がそれぞれ別にカウントされるようで、誤って「育ってる剣」を売ったり捨てたりしたらかなりショックです。で、それをやってしまいそうなシステムでもあります。
※武器屋で熟練度が確認出来ない

・壁に向かって走っていたり、その場で左右に振るだけではエンカウントしない

ので連打やレバー押しっぱなしを使った稼ぎは難しいかも。でもスティックの真右よりやや下辺りを入れれば、円を描くように無限軌道が可能です。○ボタンでメニューが開いたりはしないので、これで上手くやれば「もしかしたら」オート稼ぎも可能かもしれません。

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戦闘は快適ですが、小さな目的がやや弱く、時間が経つのを忘れる、ということはあまりありません。レベルは上がってもステータスがどれだけ増えたのか分かりづらいし、レベルによってスキルを取得するというわけでもない。敵からレアなアイテムを手に入れることは嬉しいし、やる気も出るのだけども、敵によってそのアイテムが完全に決まっているわけでもなく、かつ敵の出るところもかなり曖昧なので、今ひとつ「狙って手に入れる」のが難しい点もそれを後押ししている。

とにかくアクションの快適さは、「ザナドゥネクスト」を彷彿とさせるほどで、「ドラクエ8のレベルファイブ」という印象から「コマンドRPG」だと思っていた自分にとっては結構意外だった。それでもそのベクトルでこれほどまで完成されたアルゴリズムを構築していれば全く文句はなく、だからこそ座椅子に座って6時間。トイレも行かずにぶっ通しでプレイ出来たんだろうと思いました。

最後に今日の時点での総括。ドラクエ8のビジュアルでアクション要素のあるRPG(FFXIとシンフォニアを足して二で割ったような感じ?)を「楽しめそう」な人には★★★★★(満点)!の出来だと思う。自分的には声優がやや惜しいこと、今ひとつキャラ育成の魅力が薄いことを差し引いて、現状★★★★、という評価としたい。

ただいま4時32分。実はこれから再開します。次の更新はもしかしたら金曜になるかも・・・。それでは皆さん、感想お待ち申し上げま~す。

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ローグギャラクシー~序章~

、●ネタバレなし

ついに始まりましたクリス的年末最大のタイトル「ローグギャラクシー」!!。っていうか今回は珍しく発売前にテンションが「120%」ほど向上しまして、いつもは割高なので敬遠していたショップにTEL。「ローグギャラクシー売ってます?」「はい」というあまりにも端的なやりとりののち、思わず購入してきてしまいました。要するにフライングでゲットしてきてしまいました。っていうか明日は仕事は休み。まさに、

 大作をプレイするにふさわしい環境が整った!

と言っても過言ではありません。っていうかもう明日は家庭のことはとりあえず勘弁してくれ、とかみさんにご了解も頂いていて、それってまるで「ドラクエ」か「FF」扱い。実際そこまで素晴らしいかどうかは微妙ではあるのですが、自分的にオリジナルタイトルとしてはカクベツの扱いをしていることは間違いありません。っていうかこれより前のオリジナルタイトルでここまでテンションが上がったタイトルというと、はっきり言って、んと、えーと、そう!思い出せないほど!っていうかたぶん「スターフォックス」までさかのぼってしまいます。まぁスターフォックスがそれほど素晴らしいタイトルであったかどうかはさておき、それほどまでに「ワクワクして」しまったのは間違いなく、まさしく「そそくさ」と家路についたのでした。

さて、夕食前に軽くタイトルとデモを鑑賞。はっきり言って予備知識はファミ通のクロレビくらいしかなく、タイトルのボリュームからすれば「0.2%」程度の知識であったと思われるのですが、このデモ、

 はっきり言って最高です!

っていうかもうメーターは既に150%!レッドゾーンまっただ中。歌が入っているわけではありませんが、劇中のシーンと勇壮な曲のハーモニーは紛れもない大作を感じさせてくれました。キャラデザインも当初「ちょっと弱いかな」と思っていましたが、いざ目の前で見ると全然OK。むしろ「どっかで見たような」感が「親しみ」に変換されるほど、すでに「ひいき目」になってる自分すらいたほどです。

さて、ここから一気にゲームのファーストインプレッションを書いていくわけですが、
ネタバレについてまず注意せねばなりません。要するに「僕はネタバレするけど、みんなはネタバレしないでね」ということです。無論これがわがままだとは百も承知です。しかし、序盤こそ僕がフライング&仕事休みでスタートダッシュをするものの、ほどなくしてそれが「大したリードではない」ことに気付かされるはずです。なぜなら僕は自称、

 ドラクエ8で日本一雑魚を倒してクリアした男

だからです。やり込める要素は出来る限り潰していく予定です。っていうかこれだけのハイクオリティなタイトルともなれば、「そういうプレイ」をよしとなさる方も他にたくさんいらっしゃるかも知れません。しかし!「たぶん僕のが遅い」予感(^^;)。まぁもし僕のが先に進んでしまっているようなら、RGに関するブログは遅めにお読み下さいまし。進行度は一応1、2行目辺りに書くようにして行きますので。

それでは「クリスのローグギャラクシー」はじまりはじまり~。

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2005年12月 7日 (水)

牙狼~第9話「試練」~

ss_000000 今回もよかったですねぇ。色っぽいシーンはなかったですが、特に敵クリーチャーの造詣が今までの「どっか似てる」ってヤツから変わって「強そう」な感じが伝わってきました。他にも「轟天」とか言う逆転イッパツマンの馬みたいなのとか、添付イメージの大剣、衝撃波のCGやらのバックに流れる「歌詞付き」のOPテーマもかなりいい感じ。

以前noriくんと話ていたのですが、やはり主題歌には主人公の名前(もしくはタイトル)がないと絶対ダメです。アニメでも特撮でもその為に作られた歌であるなら、その内容、雰囲気だけじゃなく具体的な表現がなければ!だってそうじゃないと「とってつけたような感じ」が絶対消えないと思うんですよ。その点でもプリキュアやこの牙狼はいいなぁと思います。ケロロは初代だけで途中から「ケロ」ってなくなったので失格!

「試練」というとV3、ストロンガー、スカイライダーのパワーアップするストーリーを彷彿とさせますね。常に鍛錬を怠らない鋼牙くんですが、やはりジャンプアップするにはもう一つ新しい壁を乗り越えなければ。今回のソレは正直「ふーん」って感じが拭えませんでしたが、見た目で押してくるあたりは今風であり、牙狼らしかったのかなぁとも思います。

あと今更気付きましたが(これまでも多少の違和感はあったけど)、OPのバックの映像、毎回違うみたいですね。ほんのちょっとだけど、銀牙が出た回は銀牙がワンショット映ったり、今回は轟天やなんだかよくわからないけど天使みたいなのが映ったり。律儀にいつもOPもEDも見てる自分でも9話にしてやっと気付いたというのは情けない話ですが、最初の方は同じだったのかしら。でも次回からもっと集中して見たいとは思いました。録画してる人はチェックしてみては?

「garo.mp3」をダウンロード

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2005年12月 6日 (火)

癒される系アニメソング

今までに同じような話をしたことがあるかもしれない、そんなことを改めて何度も書くもどうかとは思うけど、まぁ「アレ?このネタって前もあったような・・・」と思ったあなたは、ぜひ「ん~他のブログだったかな」と脳内補正を心よりお願いしたい。とにかく僕は忘れっぽいのだ。

そんなわけで表題通り「癒される系」の曲をズラズラっと書いてコメントを載せていく次第。人によっては「ちっとも癒されませんぜ、兄貴」というケースや、「これはまさに癒されるっていうか癒されすぎて眠い」というケースもあろうかとは思いますが、何とぞ心を寛大に読み進めていって頂きたい。
※あと、順不同であるので、さほどそれについて目ざとくならないでね。
※一応曲名からアプローチするので、その曲名でピンと来た人はなかなか僕と感性が近いのかも知れません。

・よあけのみち

 あまりにも有名な「フランダースの犬」の歌。僕はこの曲をスッキリ忘れ去っていたのだけども、2000年の年末、ラジオから「21世紀に残したい歌」をやっていて、そこでエブリリトルシング(カタカナにするとかなりマヌケですな)の野郎の方が上げていた(ような)。おもむろに聞くと結構油断して癒される感じ。指数で言えば90(/100)くらいはあるのではないかと思うが、いかが?

・青い空はポケットさ

 当時は全然気にもとめなかったエンディングテーマ。その中に実は数々の宝石がちりばめられていた事実を大人になって知る。結局のところ、アニメ制作スタッフは大人なわけで、子供向けのはっちゃけたOPは「必要であっても好みじゃない」ケースが多かったのではないかと推察する。ということはその反動がEDに現れてもなんら不思議じゃなく、これもその一つなのかなぁと思った次第。実は「よあけのみち」と同じ人だったりして。

 ちなみにその大杉久美子さん、他にもいっぱい歌ってます。有名なところで「アタック№1」「母をたずねて三千里」「あらいぐまラスカル」など。個人的に「エースをねらえ!」もかなり好きですね。OPもですがEDの「白いテニスコートで」も結構イイ曲です。何度も聴くと飽きて来ちゃうけど。

・風にひとりで

タイトルだけでピンとくる人はなかなかツウだと僕が太鼓判押します(まぁ嬉かないでしょうけど)。僕が買った数少ないレコード、そしてアニメソング全ての中で1、2を争うほど大好きな「哀・戦士」のB面だったはずの「劇場版機動戦士ガンダムII」挿入歌です。え?結構眠い?いやいや何度も聴いてると良さが出てくる曲ですよ。

ガンダムだと他に初代EDの「永遠にアムロ」も今聴くと結構いいですし、「いまはおやすみ」も名曲ですね。

・やつらの足音のバラード

「はじめ人間ギャートルズ」のED。これを小泉今日子がカバーしてるんです。それがとても好きですし、癒されまくり!伴奏のほとんどない穏やかな語り口調はキョンキョンの良さが凄く出てると思います。っていうか僕はかなり彼女が好きだったりしますが、それはみなさん同じでしょう(断定)。※タイトル間違ってたのでこっそり改訂しました(^^;。

・時には昔の話を

まぁこれはこれまでの曲の中では一番有名でしょう。「紅の豚」のEDで加藤登紀子さんの名曲です。この曲はとにかく情景が凄く鮮明に浮かんできてしまって、癒されるのとは違うのかも知れませんが、とても穏やかな曲調と声に「挙げざるを得ない」曲になってしまいますね。

ジブリでは実はあまりほかに癒しソングってないのですが、強いて言えばつじあやのの「風になる」が爽やかで軽やかな癒しと言えるかも知れませんね。
その「風になる」と同系統のメロディで好きなのが、

・夢色スプーン

です。っていうかこれはかなり個人差がある選曲かもしれませんが、「スプーンおばさん」の曲はとにかく当時「ミンメイが歌ってる」ってのもあってかなり魅力的でした。EDの「リンゴの森の子猫たち」も好きです。ちなみに飯島真理の曲で好きなのはこの2曲の他にはマクロスのED「ランナー」くらいだったりしますが、それもまたかなり個人的な嗜好と言えるのでしょうね。

・想い出がいっぱい

 王道中の王道にして既にスタンダード。っていうかある意味「仰げば尊し」みたいな位置づけになりつつある曲ですが、不意に有線やラジオ、テレビから流れてくるとやっぱりフックしてしまいます。回数だけなら今回の中で一番数聴いた曲であり口ずさんだ曲であり有名な曲です。

余談ですが、コミック版の最終話でこの曲の歌詞が出てきます。アニメ化され世に出たものがこうしてコミックにフィードバックされるケースというのは非常に稀で、僕の記憶ではこれだけです。よほどあだち充先生の心に触れたのでしょうね。

ちなみに作詞の阿木耀子さんは他に山口百恵「さよならの向こう側」、キャンディーズ「微笑みがえし」、ジュディ・オング「魅せられて」なんかを作ってらっしゃる方です。

・ぼくのベストフレンドへ

時々いい曲があるのでポケモンは侮れません。この曲は歌い出しの「赤いほっぺ、黄色のシャツ」というフレーズでもうグッと来てしまいました。岩崎宏美さんが歌ってると知ったのは随分後のことですが、さすがに上手いし、暖かいです。

他にも癒しソングではありませんが、林明日香「小さきもの」とか小林幸子「さよならありがとう」「風といっしょに」、宮沢和史「ひとりぼっちじゃない」など劇場版のポケモンの歌はほとんど名曲です。作品自体は正直言って子供だましな部分が強いですけどね。※個人的にはジラーチの話が一番好きです。「小さきもの」のヤツですね。

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アニメソングでも「曲」として十分通じるものはありますね。人によっては「真っ赤なスカーフ」、ハーロック「われらの旅立ち」、999「青い地球」の松本零士セットにグッとくる人もいるでしょうし、「みなしごのバラード」「今日もどこかでデビルマン」「カランコロンの歌」のレトロにフックする方もいらっしゃるでしょう。癒しソングは人の数だけ存在するのかも知れませんね(なんでこんなに普通に終わってるのか、、、逆に気持ち悪いぜ)。

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2005年12月 5日 (月)

ちょっとだけ続き

今日は仕入れ先で少々漫画のハナシになった。「私は何千冊持っている」なんてハナシや「○○は絶対読まないと!」などというまるで中学生のようなハナシに僅かばかり花を咲かせたわけだ。そしてその場を離れてふと思った。

 漫画って暇つぶしじゃないよな?

漫画に限らず、最近とみに「暇つぶし」という言葉を耳にしなくなった。それは言葉通り「暇がなくなった」のではない。要するにこれまで「暇つぶし」と称していた行動は実際には全く「つぶす」という後ろ向きの行動ではなく、ともすれば苦労して努力して捻出した時間を自分の好きなことに使う、言わば「大切な余暇の使い方」であったことが発覚したというだけのことだったのだ。

っていうかそれは以前も似たような事を書いた。とにかく今の世の中では、生まれてから死ぬまで、時間は常に加速し、消費され続ける。「暇だなぁ」なんて思うのは極論すれば「時への冒とく」とさえ言えるかもしれないのだ。

携帯電話やiPODに代表されるガジェットが支持される裏には、そうした「これまで使いづらかった時間」を使いやすくしたことが無関係ではあるまい。人は休みも必要だが、刺激も必要な生き物だ。そしてそれは手軽に手に入るほどいい。いろんな市場が携帯に食い荒らされていると感じる一方で、現実問題あれ以上に小さく手軽で、あれ以上に強い引力を持った「暇つぶし」装置をイメージ出来ない自分に気付く。

 みんなは時間にお金を払ってるんだな

PSPを使って電車や出張先の夜を過ごすのも同義だろう。「携帯ゲーム機」を買ったというよりも、「動画プレイヤー」を買ったというよりも、「mp3プレイヤー」を買ったというよりも、「暇つぶし装置」を買ったわけだ。僅かな隙間すら埋める小さな時間の使い方を買ったのだ。

この先無料のwikiポイントっていうの?ネットに無線で繋げられる端末みたいなものがどんどんどんどん増えて行けば、接続先を意識せずにネットにアクセス出来るような世界になっていくかも知れない。携帯ガジェットも、より軽く、より大きな高画質の画面になり、より狭い隙間にも入り込んでいくに違いない。車の運転中にカーナビとDVDを表示する「デュアルモニター」が出てきたように、数千曲も持ち歩ける携帯プレイヤーが出てきたように、広義での時間の食い合いではなく、もっともっとニッチな、ギリギリを攻める戦いが始まっているのかも知れない。

以下空想。

携帯電話の大きさとPSPなどの動画プレイヤーの大きさは、一長一短。画面は大きい方がイイに決まってるし、携帯は今の大きさがたぶんベストに近いだろうと思う。となると次はやはり「より薄く」が進化するのかな、と思った。薄くなれば重ねることが出来る。ボタン一つで3倍に、4倍にスクリーンが広がれば、より大きな画面で動画を楽しめて、なおかつ小さく取り回しが出来る。強度とかバッテリーとかいろんな問題はあるんだろうけど、ニーズさえあれば進化の加速度はきっと止まらない。10年どころか3年後の携帯も想像出来ない今だからこそ、「未来の時間」をウダウダ考えるのもいいかな、って思ったりした。

今日は支離滅裂な話でスマンかったね。

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今日得た情報

あくまで僕が「今日得た」のであって情報自体はさほど鮮度はございません。まぁあれだ、日記ってやつだ。軽く斜め読みしてくだされ。

・ファミ通立ち読み

XBOX360アメリカで発売されたんだってね。スゲェ品薄らしいってことや、メチャ人気らしいってことより、「一番最初、4日くらい前から並んでたヤツがマイクロソフトの社員」ってハナシに「オイオイ(^^;)」って思いました。まぁ同時発売18本を全部買うくらいゲームファンで、それが講じてマイクロソフトに入ったくらいだろうことは想像に難くないんだけど、一方でそれほどのファンである「社員」に発売当日休みを取らせるっていうのが僕の想像の範疇を超える。っていうかそれによって結果「サクラかよっ」って疑念までわき出してしまうわけで・・・。でもビルの写真久々に見たな。

伊集院のコラムで「20Q」っていうおもちゃが紹介されていて、スゲェ欲しくなった。

http://www.watch.impress.co.jp/game/docs/20050920/bandai.htm

プレイヤーが思い浮かべたものに対して質疑応答を20回繰り返してそれをゲーム側が予測するというもの。各国で発売されているらしいけど、伊集院のイメージした「アボガド」を当てた辺りにすごく感心。かみさんに言ったら「数回で飽きるのでは?」との返答。まぁ確かにおもちゃとしての耐久力は弱いかも知れないが、モノに対するイメージ、特に小さな子供の教育にはいいかも知れないと思った。ちなみに余談だが、未就学児に絵本を読み聞かせするとき、ところどころで絵本を指差し、「これは何?」「それは何色?」「それって美味しい?」という簡単な質疑応答で、子供の脳がかなり刺激されるんだとか。「20Q」は文字が全部カタカナで読みやすいとは言えないんだけど、方向性としては、かなりの可能性を持った(例えば「大人のDSトレーニング」みたいな)おもちゃだなって思いましたね。

「ローグギャラクシー」のクロレビが10.9.8.9(ややうろ覚え)。立ち読みなので正確に把握してないけど、記憶に残っているのは、「やり込み要素が多い」ということと、「やり込み要素がゲーム開始直後から発生する」ということと、「ひらめきや合成がある」ということなど。ここは「圧倒的じゃないか・・・」と富野ゼリフで僕の期待度を表してみたい。あと3日であるぞよ。

・週間アスキーを買った

なんだか「一億部」らしく、珍しく厚かった。が、中身の多くは広告とXPのTIPSで、価格も据え置きっぽい。さほど大したニュースもなかったのでみんなは買わなくていいと思う。

長男がPC使わせろとせっつくので、一旦マイクを置かせて頂きます。続きは後ほど。※っていうかどうも下痢っぽい(マタかよ)。っていうか出張中ピクロスで電池が切れたくらい久々にハマってやってたんだけど、「どうにもムズいぜ」って思った面を帰宅後かみさんにやらせたら「簡単だし」とか言われてあっさりクリアされた。っていうか自分のダメさに辟易する瞬間だし。

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2005年12月 4日 (日)

古い記憶のおもちゃ

自分が買った、もしくは買って貰ったおもちゃの一番古い記憶はたぶんロボコンの超合金あたりになってしまうと思うのだけども、それはあまりに普通なので、いくつかその当時の記憶を掘り起こして、徒然なるままに書き流してみたい。

・超合金とか

自分が手に入れることが叶ったものは、件のロボコン以外に何があったんだろう。友達が持ってるヤツを羨んだ記憶なら腐るほど出てくるが、実際自分が持っていたものとなると実はほとんど覚えがない。マジンガー系?ガイキング?ジーグ?コンバトラー?っていうかその辺はどれも友達の顔ばかりが浮かんでくる気がする。でもマジンガーZの「ジャンボマシンダー」は持っていたような・・・。あとマッハロッドも当時としては珍しい「フリクション動力」が付いていて、「ブロロロ」言わせていたような・・・。さすがに曖昧な記憶だなぁ。

・ミクロマンとか

これはかなりいろいろ持っていたと思う。モアイや土偶の形のケースに入ったモノや、水上で遊ぶもの、電池と磁石で光やつなんかは、当時「これはスゲェイカス!」ってなテンションで向かい合ってたような気がする。

クリスマスプレゼントに「ロボットマン」を貰って、布団の上で包みを開いた記憶が掘り起こされた。これはロボコンより古いものなのかも。ロボットマンはパーツを替えることでブルトーザーやドリルなんかも回るイカしたメカ。当時はキャタピラがあまりに最高で、「歩かせることが可能」なギミックに見向きもしなかった。地味に手が開くのがやたら嬉しかったのも覚えてる。数年前に再販されたときは「なんだか魅力がないなぁ」なんて思ったけど、やっぱそうしたオプションあってのものだったのかな。

あと「エスカルゴ」という名前に妙に記憶が深い。でもそれだけなんだよねぇ。欲しくて欲しくて手に入らなかったのか、持っていたけど大切な部品をなくしてしまって遊べなくなったのか・・・。記憶は闇の中なんだよなぁ。緑と黄色のミクロマンの乗り物のような・・・。

・変身サイボーグ

そう言えば、という感じで思い起こしたのがコレ。っていうか僕はこれを買って貰った覚えがない。当然買った覚えもなく、友達が持っていてスッゴク羨ましかった記憶しかない。透明なラバーの中のメッキパーツの輝きは、今のどんな最新ゲームハードも及ばないスーパーでグレイトな魅力を放っていたものさ。

・ロボダッチ

最近よくわからない形で再販されたイマイのプラモ。なんて言うかギミック系のプラモだったはずなんだけど、何がどうなって楽しかったのか全く思い出せない。でも他のプラモにはない魅力があったことだけは確か。だって鮮明に覚えてるもん。欲しかった記憶を。

・アトランジャー

これもプラモ。確かアリイだったと思うけど、いろんなバージョンがあって、変形したり合体したりしたような。っていうか本当に思い出したいのはアトランジャーじゃなくて、それっぽい時代背景で、ガンダム前夜に自分がのめり込んでいたシリーズなのだけど、、、思い出せない。やっぱりギミック系のものだったと思うんだけど、結構悔しいけど、幼少期の記憶なんざそんなもんかな。

・手足が伸びる人形

正式名が思い出せない。でもクリスマスに貰った記憶がある。友達と3mくらい伸ばしたり絡めて縛ったりして遊んだ。最後には切れて中のドロドロな液体が出てきて結構ショックだった記憶があるけど、なんて名前だったんだろ。あれって今でも現存してるヤツを探すの、スゲェ難しいだろうな。

・タイヤが磁石でフリクションで垂直に走る車

なんて言うか記憶の中には「ワンシーン」だけなぜか切り取られて残っているものがある。それがこれ。目医者の待ち時間にスチールの柱をズンズン上に向かって上らせて遊んだ記憶。自宅の冷蔵庫だとすぐ一番上に行っちゃうんだけど、そこだと天井まで伸びた「長いストレート」が何とも魅力的で、強く「目医者」とリンクして覚えてる。たぶんそれは自分の娘(6歳)より小さな頃の記憶だと思う。

・レゴ

実はほとんど記憶がない。買って貰ったのは間違いなく、大きなダンボールにメチャたくさんブロックが入っていた覚えがある。でもそのブロックを親戚の子にあげちゃった、というのが一番最後の記憶であり、唯一の記憶だったりする。この辺りが僕の思い出せる丁度境目なのかなぁと思ったりする。

・電子ブロック

もう少し後になると思うけど、これも「買って貰えなかった」ものの一つ。友達が持ってて羨ましいこと言葉にならぬ、というほどだったけど、一方で「これより欲しい物がある」のも事実だったから、結局買って貰うに至らなかったというアイテム。数年前にリバイバル発売されたけど、なんだかえらく高価なオモチャになってたね。

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他にも絶対あったと思うんだけど、パッと思い出せるのはこれくらいかな。もしみんなも何か「掘り出せる」ものがあったら教えてちょ。お返事は月曜の夜になりますが。

ではではオヤスミなさいませご主人さま。とか言ってみたりして(^^;。

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2005年12月 3日 (土)

重戦機エルガイムほか

僕が中学生の頃の作品ですが、非常に好きな作品でした。ストーリーとかはほっとんど覚えていませんが、なんて言うか「メカ」がかっこよくて、っていうかこの辺りの「ザブングル」「ダンバイン」「エルガイム」の3連作はどれもメカが個性的で、丁度自分がプラモにハマっていたこともあって、どれもこれもとても思い入れが深いです。

ザブングルはとにかく話のハジケ加減が良かった。主人公は見た目あまりカッコイイとは言えないんだけど、ヒロイン二人にモテモテで、悪役であるところのティンプやTARAKOの声も印象的。建設機械のような操作系に何とも言えない「身近さ」を感じつつ、好きでした。

ダンバインは異世界というより「生物」をモチーフにした造詣に心を奪われ。ザブングルよりはストーリーを覚えてるんだけど、まぁなんと言うか「ファンタジーの変化球」のような話でしたね。個人的には「ハイパージェリル」で「とてつもなくデカくなる」という話がインパクトがあって好きでした。あと現代の人間なのに、オーラバトラーに乗ってるからってんで敵視されて、本来敵であるところのガラリアと一緒に元のバイストンウェルに戻ろうなんていシーケンスも好きでした。なんて言うか「日常」が「非日常」になる感じが。

プラモもかなり作りましたが、正直出来がいいと素直に言えたのは「バストール」くらいかしら。あれだけは別格にプロポーションが良かった気がしますが、たぶん今見たらアラが目立つんでしょうね。

そしてエルガイム。当初出ていた「白いエルガイム」自体はさほど魅力的でもなく、まぁ可もなく不可もなし、という感じでしたが、途中からガンガン出てきたA級ヘビーメタルがとにかくイカしてましたね。オージェ、アシュラテンプル、アトール、グルーン、ヌーベルディザード、カルバリーテンプル(まぁバッシュは好みじゃなかったけど)、そしてオージとエルガイムmkII。アニメなんだけど、なんだか凄く質感が伝わってきて、オージはやっぱ金ピカに見えるし、ウエストはゴムみたいに見えるし、B級は安っぽく見える。

個人的には永野護はカトキハジメより好きなデザイナーだったりもします。別にファイブスター最高!っていうわけではないのですが、カトキハジメのデザインはどうも「無から有を作り出した感じが薄い」気がするのですが、どうでしょう。永野護はその点全く他の人が表現しなかった「メカ」へのアプローチをぶつけてきたみたいな。

個人的に好きなHMはアシュラテンプルですね。なんて言うか名前も色ももちろんフォルムもイカス!っていうか普通に戦ったら絶対強いだろ、コイツは!と思うメカでした。他にはプラモが結構かっこよく作れたのでグルーンとか好きでしたが、こいつはかなりマイナーな気がしないでもありません。

あとエルガイムのプラモというと「フルアクション」シリーズが忘れられません。とにかく「お高い」イメージを作って売ってきた最初のシリーズだったと思います。ダイキャストやラバーパーツをふんだんに使って、今のMGの基礎がここから始まったのは間違いありません。結局3種しか出ませんでしたが、箱からしてとにかく満足度の高いキットでした。でも結局何となく勿体なくて一個も作ってないんだよな~。それこそ勿体ないよ。

余談ですが、当時エルガイムのアニメ、プラモにハマっていた人だと一様に「カルバリーテンプル」に思い入れがあると思われるのですが、どうでしょうか。あれほど最高に描写されたオリビーの愛機であるのに、結局プラモ化されず・・・。のちにアトールやらオージやらもプラモになったにも関わらずスルーされて・・・。っていうかそれって人気がなかっただけだったのかしら?

ergim そうそうヤフオクに昨日書いた「エルガイムのガシャ」が出品されてたので、無断でイメージを転載しちゃいます。問題あったら削除します。

明日は恒例の大阪出張なので、次次回の書き込みは月曜夜になる予定です。っていうか次回の書き込みは日が変わったらしますので、だったらそっちに書けよってハナシではあるのですが。

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昔のガンプラ

別にそう大した話ではありません。ただたまにヤフオクとかで「ガンプラ」なのに高値が付いてるヤツがある。なんて言うかエクストラフィニッシュとか○○限定とか何とかプレゼントとかじゃなくて。

そういう「普通のガンプラ」は当然絶版なわけですが、でもやっぱ古びたオモチャ屋とかにありそうな気がすごくしませんか?実際探してないからまぁいい加減なことは言えないのですが、こないだでも「ジムスナイパー」だったかが6000円近く(うろ覚え)行っててビックリしました。「オイオイこれって400円じゃなかったか?」みたいな。僕も作りましたがそれほど最高なキットってわけでもなかったし。

以前ここで書いていたドルバックの「キャリバースペシャル」も5000円超えてた。まぁあれはいいキットだし、思い入れがある人がいるのもよくわかるし、どう考えて絶版な上にショップの店長とかも「古いからやだなぁ」って思うタイプのものでデッドストックが見つかりづらいだろうし、、、って理解出来るんですけどね。

そう言えばバブシカさんもダグラム関係を中心に昔のキットのリメイクを好んで購入してらっしゃいましたね。やっぱ思い入れのなせるワザなのかしら。ふと自分も昔のキットで買ってみたいかな、って思うヤツを並べてみたりします。っていうか今でも普通に売ってるのかもしれないけど。

・「ザクタンク」

 当時は「シャア専用」で塗って、ザクタンクなのに「3倍速」っていうギャップを一人で楽しんでいました。きっとアームとかメッチャ速く動くわけです。仕事が速い男。シャア=アズナブル。

・「1/24 スコープドッグ」

 当時から出色の出来で思い入れもありますが、これはどちらかというと股関節を誰かダイキャストにしてくれないかしら、という話。都合4体くらいこのスケールのタコは作りましたが、ウチ3体の股関節が折れました。悲しい思い出ですよ。マタと一緒に心も折れた・・・。

・「ガシャのエルガイム」

 当時プラ製のエルガイムガシャがあったようななかったような。っていうかガシャじゃなかったようなガシャだったような。いくつかうろ覚えで脳裏に焼き付いているものがあるんです。「チョコレート製アローン」とか「ブロンズ製バルブド」とかに塗った記憶が。ああでもマラサイも持ってた気がするなぁ。あれって何だったんだろう。デフォルメ系のアイテムでは数少ない僕が心を奪われたシリーズでしたよ。

・「パワードスーツ」

 これだけですぐブツがイメージ出来た人はかなりの通だと言ってイイでしょう!ご存じ?クラッシャージョウのキリーが乗っていたヤツです。っていうか当時も買って作って大満足。こいつはスゲェカッコイイと今でも思っていますが、実際そう思っている人もかなりいるみたいで、オクに出たときは結構どころか強烈な高値になっていたりするみたいです。ジョウのシリーズでは他に「ドンゴ」も欲しいところです。

・「デザートガンナー」

 ダグラムで欲しいのはこいつくらいかなぁ。当時もこいつくらいしかピンとこなくて(^^;。こいつだけ買って作って大満足。とにかくあのフォルムと、デカさが好きでしたね。ラクガキ王国でも描きまして、結構ウケが良かったのもいい思い出ですね。

・「邪神兵」

 ガリアンはどれもピンとこなくて、メタリックなやつを一つ買ったくらいしか覚えがないのですが、ヘビのような下半身のこいつってプラモで出てましたっけね?もし出てたなら欲しいなぁってだけなんですけど。

・「リブギゴ」

 こいつは結構ヤフオクでも登場しますね。これもパワードスーツ同様かなり造形的に完成度が高いのですが、ドクスラ系食玩でもほとんど見かけません。どこかのサイトでこれを料理して著しくかっこよさの増した完成品を見かけましたが、やる人はやるもんだなぁと感心した覚えがありますよ。

・「クラブタイプ」

 ザブングルで欲しいのはこいつと、オストリッチとかかなぁ。センチピードもちょっと欲しいかも。でも一番欲しかった「ブラッカリィ」はプラモ化されなかったんだよね。二番目に欲しかった「ドラン」も。うーむ。苦い思い出じゃ。

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全然ないかと思ったら結構出てきた。でも実際こういうのって手に入っても作らないんだろうなぁって思いますね。自分が積みな人だってのもあるけど、勿体ないってのもあるだろうし。ああでも財力に任せて何個も買うという選択肢があるなら話は別かな。っていうか今の自分には財力も時間もない上にに一番プラモを作る上で大切な「情熱」が低迷中なんだよな~。何かきっかけが欲しい今日この頃ですワ。

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2005年12月 2日 (金)

ハリーポッターと秘密の部屋

以前映画館で見ているはずなんだけど、忘れっぽいタチなのか、「これっぽっち」も覚えていず、結構楽しんで見ることが出来てしまいました。

テレビで映画を見るというのは縦横比が変更になることによって「見えなくなる部分」が発生するのが一番気がかりなのですが、一方で個々のシーンで最も見たい部分がクローズアップされていることにもなり、今回は見ていて「ああテレビも悪くないな」と思ったりもしましたね。

こうしてハリーの映画をこの数日の間にまとめて観た形になったのですが、そこで一番強く感じたのは「つまらない映画じゃない」ってこと。当時は「子供だまし」的ニュアンスが強くてあまり楽しめなかったのですが、今改めてみるとそのディティールの深さに驚かされます。なんて言うか「何回も観るに耐える」映像。加えてロードオブザリングと違うのは展開がめまぐるしく、「子供にも」飽きさせない努力が随所に観られるという点です。要するに「子供だまし」ではなく「子供に訴える」努力が惜しみなく注がれている。

それと個人的には3人がとても物語にあったスケールで登場してると感じました。ハーマイオニーは前作の方がかわいいとは思いましたが、物語の中での言動や演技に関しては3人とも「このくらいかな」という感じが凄くした。ロンもハリーもとても丁度いい感じ。個人的な感想になってしまうかもしれませんが、秘密の部屋が一番彼らにはグッドタイミングな作品なんじゃないでしょうか。

映画が終わったあとのスタッフロール時にダニエルのインタビューや最新作のトレーラーを流すのは非常にかしこいな、って思いましたね。あれなら「ノーカット」と謳いつつ、チャンネルを変えさせないし、ラストの「オチ」もすんなり視聴者に見せることが出来る。でもダニエル、大人になったなぁって感じ。なんかビバリーヒルズ高校白書のころのブランドンを思い出しましたよ(^^)。

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2005年12月 1日 (木)

11月から1月に掛けて

何を買おうか、という感じです。とりあえず確定しているのは、

・ローグギャラクシー

・ナルト激闘忍者大戦4

前者は僕、後者は長男のイチオシですのでこれは買います。まぁ正確には後者はクリスマスか正月になりますが。さて、他にもいくつか出るわけですが、軽く今の気持ちを吐露してみますと、、、

・スライムもりもり

 今日発売だったけど結局見送ってしまった。面白いんだろうか。ちょっと悩む。

・伝説のクイズ王決定戦

 やっぱ悩んでる。ちょっと欲しい。でもマイクの調子が良くないと絶対楽しめない。マリオパーティやってる限りにおいて非常に不安。

・マリオパーティ8

 長男のナンバー2タイトル。7とか横で見てる分にはあんまし面白そうじゃなかったけど、どうなんだろ。

・ブリーチ 蒼天に駆ける運命

 先日書いたDS版幽遊白書。トレジャーは鉄腕アトムでもいい仕事していたので、密かに面白いかもなぁ~なんて思って今回急浮上。

・ロックマンエグゼ6

密かに4は楽しかった。でも5はスルーしてしまった。何となくポケモン不思議のダンジョンが空振りだったので長男と2本買って遊ぶのも楽しいかも、と思い軽くチェック。どうなんだろ。

・XBOX360

さすがに見送り。お小遣いもないし。

・太鼓の達人 六代目

ドラクエとかプリキュアが入っていそうでちょっとフック。でもちょっとだけ。

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こうしてみると以外と少ない。娘にも一本と思っていたけどこれと言って決め手に欠ける感じ。このままだとローグギャラクシー(略称はやっぱローギャラか!?)一本ということにもなりかねない。でもそんなに懐が深いのか、現時点ではちょっと微妙な気もするんだよね~。とりあえず何を買ってもココで詳細にレビューしていきますので、過度じゃない程度にお楽しみに~。

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二度目のPSO~その9~

昨日少々、今日も少々プレイしたのですが、ついに食らいました。

  ハング!!

帰らずの滝でオブリリー相手にリューカーを繰り返し、途中アクセスが不安定になってきてもさほど気にせずプレイしていました。繰り返し繰り返しの作業なので、当然ウトウトしてきます。画面を見るのは敵を確認するときだけで、それ以外はマブタ閉じる方向で。そしたら、いつもよりBGMが長い。っていうか変わらない。おそるおそる重たいマブタを開くとそこには・・・!

「エラーが発生しました。本体の電源を切り、付属の取り扱い説明書の指示に従って下さい(そんな感じ)」

ついに来るときが来たか。苦労して手に入れたフローズンシューターも、ゴッドアームも、200まで育てた二つのマグも、、、ああサラバ愛しのマイキャラクターよ。っていうか消えるのは装備していたものだけだったか?いや、持っていたものだけだったか。まぁどっちにしろ調子の悪いGCをしつこく使っていた自分が悪いのさ、そりゃあわかる。そりゃあわかるのだが、、、、。

とりあえず3分ほどその画面を眺めた後、軽く悪あがき。蓋を何度も開け閉めしてみる。回転の止まったディスクを手動でクルクル回してみる(っていうかこれは凄く後ろ向きな行動な気がしてきた・・・)。どうにもならないので、「電源ボタン」を連打して再開してみる(もしかしたらごくごく軽い電気的なショックで、、、ってファミコンじゃないんだから)。

数秒ののち、普通にタイトル画面が表示され、キャラが尊命中という事実がまず確認される。キャラごとロストしてなくてよかった。安堵1。

データを起動し、おそるおそるアイテム所持数を見てみる。「19/30」ああ、200くらいあったアイテムが19になってる・・・。ん?200も持てるわきゃないだろう。30分の19?あれ?あんまし消えてないのかも。あ、そう言えば今回は結構ミスってスケドル無駄遣いしたので、装備を買えるだけレジストエビルにして、闇耐性の高い鎧に替えたんだったそうだった。この辺がなくなるだけなら全然OKだぞ!安堵2。

いやまて、それでもマグは消えてるだろう。間違いなく装備してたハズだ・・・。やっぱりないか、、、ん?あるぞ。もしかしてマグは消えないのかな。っていうか装備が消えたら自動的に残りのアイテムを装備してくれるの?ん?なわけない気がしてきたぞ。倉庫もチェックしてみよう・・・「200/200」。あれ?消えてないどころかこれってもしかして、

 古いデータ?

速攻で今日消化したクエストをチェックにいく。「クレイブ家の執事」をクリアして「帰らずの滝」をプレイしている途中だったのだが、、、え?「帰らずの滝」がクリアしたことになってるっ!なぜ~。やっぱバグで壊れかけたからこうなったの?えーそんなーせっかくサイコウォンド取るためにこれからもガンガンリューカーを・・・(全く懲りてない)。ん?ちょっと待て。そんなことあるわけないだろう。クリアしてないのがクリアした状態になるなんてバグは聞いたことがない。

 !

そういや焦ってノーマル難度で起動したんだった。すっかり忘れていたよっていか俺ってばあわてんぼさん!早速終了して、アルティメットで再起動、と。「クレイブ家の執事」もクリアしてない。ということは!!

 今朝に戻ってる!

っていうかこれはいわゆる一つの「人生が二度あれば銃」?「アズカバンの囚人」?「リプレイ」?いやはや焦りました。オフラインだと強制終了時にこんな風に、、ん?ちょっと待てよ、ということは今日手に入れたレアは消えてるってこと?・・・ってよく考えたら「今日手に入れたレア」なんてものは存在しないのでした!今日は2匹のミルリリーから「エンジェルマインド++」と「マークスマンアーム+」が出たくらいで、後は経験値3万くらいとHIT50の店売り武器二つを買っただけでした。

 いやーホントよかった。今日やった3時間程度が無駄になっただけで済んで、オンラインだったら絶対こうはいきません。ホントよかったよかった。何にもなくてホントよかった。っていうかよく考えてみるとこれは微妙な問題をはらんでいる。もしここでデータが消えていたら、僕はもうPSOを止めるだろう。これからPSOで巡り会うかもしれないレアアイテムとの出会いもなくなるが、それを「無駄な時間」だとした場合はその無駄な時間を費やすこともなくなる。

 果たして本当によかったのだろうか・・・。

                      ・・・つづく。

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カバー曲の話

別にカバーが悪いというわけではもちろんなく、曲によっては元歌よりいいって思えるケースもないでもない。もっと言うとライブやテレビの歌番組なんかで多少なりアレンジが加わってるケースもある種のカバーと言えなくもないわけで、とどのつまり「好きな曲」の様々なバージョンが発生する分だけ、より「お気に入り」に近づきやすいとも言える。

クリスマスソングをいくつか漁っていたときフックしたのは「山下達郎のクリスマスイブ」だ。この曲はもう毎年のように聴いているし、何本カセットに入れたかしれないし、CDも持ってるんだけど、たまたま先日初めてライブ版を聴いた。

達郎は言うに事欠いて「テレビに出るな!」とまで友人に言わしめるビジュアル系だが、僕的に決して嫌いなアーティストではない。「ライドオンタイム」とか「フォーエバーマイン」とか(※アルファベット打つのが面倒でカタカナなのが申し訳ないが)「ジュブナイル」の主題歌もかなり好きだった。「ホワイトクリスマス」も達郎らしい歌い方でとても丁寧だ。

そう達郎の歌はとても丁寧なので好きなのだ。カバーでも「微妙な好み」の範疇に入るかもしれないが、めっきりカバー大王の小田和正よりわずかに「リスペクト」を感じる。この「一歩譲る」感覚がカバー曲には不可欠なんじゃないかと、最近思ったりするのだ。

僕の好きなカバーは基本的に原曲に近いものが多いが、「マネ」では原曲を越えることは絶対出来ない。以前出た尾崎豊や加山雄三、スピッツのトリビュートでも、ほんの薄皮一枚のところで聞き続けられる曲とそうでない曲の線引きがなされたような気がする。

あとあまりにもぶっちゃけトークになってしまうけど、「若手」がカバーしたものはさすがに弱いケースが多い。カバーでイケルって思ったのはそれこそ宇多田ヒカルくらいで、自分的には他はほとんどピンとこなかった。全て歌に責任があるというつもりはないけど、何というかもう少し魂を入れるというか、、、。何を言ってるかわからないけど、要するに

 カバーは嫌いじゃない。でもやるなら本気でやってくれ~

と言いたかったわけです。セリーヌ・ディオンのHappyXmasを聴きながら~。

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