ローグギャラクシー~その5~
●鉱山惑星クリアまでのネタバレ大いにアリ
今回はクリアまでにさほど足かせとなる場所もなく、かなり気持ち的にはすんなりと展開していった。途中2匹の賞金首も無事一発で撃破して、意気揚々と次の惑星へ。
しかしこの展開は何と言っていいものか。この章のクライマックスは英語の歌をバックに非常に盛り上がる。カメラワークも過去の傑作と比べても決して見劣りする物ではなく、まさしく大作と呼ぶにふさわしいクオリティで、本来RPGのデモシーンが好きではない僕でも思わず見入ってしまったほど。
でもそれは残念ながら映画「リターナー」のパクりとしか思えない展開でもあり、本当に心苦しい。「巧いんだけど悔しい」。そんな気持ちで一杯になる。
デモの増長さも気になった。確かに章のクライマックスを盛り上げるのはよいと思うのだが、その後そのまま次の序章に移ってしまうのはどうだろう。セーブをし、軽く予告を流す程度の繋ぎではまずかったのか。セーブからセーブにそのシーケンスだけでほぼ20分まるまるデモである。やはりちょっと長い。
逆に少しニヤリとさせられたのは「博士とマークのインターミッション」である。これは長い冒険の間に定期的に挿されるミニストーリーだが、話と話の幕間での展開は僕の大好きな「天外魔境II」を彷彿とさせる。実際あれほどたくさんの章立てになっているはずもなく、個々の物語のボリュームも比肩し得ないほど差があるが、作り方として全く影響を受けていないということはないだろう。
さて、ついでに先ほど少し触れて流してしまった「賞金首」について少し書いておきたい。
今回「ビリー・ザ・ピカレスク」と何の気なしに対峙したのだが、こいつが本当~に強かった!っていうか思わず笑ってしまうほどで、自分以外に初見でこいつを倒せるほど育ててきている人は少ないんじゃないかと思ったほど。
こちらの装備は詰み直前のロウズバプティスト、アークスコルピオン、雪国のクイーンで、レベルは47。「ひらめき」もそこそこ抑えて来ている。それでも相手に与えるダメージは150程度。消費アイテムをガンガン使って(ディーバのレベルは低かったので)の討伐となってしまったが、久々に緊張したし、楽しかった!やはり人一倍育成に気を遣っているのだから、たまにはこういう「ご褒美」があると、やっぱり嬉しいし、今後もやる気が出るというものだ。
ちなみに現在のハンターズランクは16。ポイントは122000である。ここまでで倒せる敵は全て倒しているつもりだが、この先も何とか
一度もゲームオーバーにならずにクリアまで突っ走りたい
と思う。なかなか難しいだろうけどさ。
現在気になっているのは「ひらめき」の穴。途中いくつか規定数を取らずに進めてしまったところがあり、それらをどの敵が落とすのか、ある意味取り返しが付かないかも知れないミスである(自力では)。まぁいざとなればもう一度これまでの惑星を回り倒せばいいだけのこと、と開き直ってはいるけどさ。
プレイ時間が58時間ほどになった(リセットした分も含めて)。このペースなら100時間は固いだろうけど、未だインセクトだけはやる気になれない。やっぱ残念。あと、いいゲームには違いないけど、オススメできる対象ってのはやっぱあるかなぁと実感し始めたりしてる。まぁ普通にシナリオを追っかけるだけなら、それほどやり込まなくてもいいように作ってあるとは思うけど、「経験値稼ぎが嫌い」な人に楽しめるかどうかはやっぱ微妙かなぁと思ったり思わなかったりなのだ。
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