グフ
ちょっぴり前になりますがガンダム(百式含む)以外で久々に「おおっ」と思ったグフ。HY2Mっていうの?電飾バリバリの1/60キット。こういうビッグスケールの作品を見るとしみじみ思うのが、
「塗膜が薄いなぁ」
ということ。以前書いたかも知れないけど例えば実際のごついトラックとかで、かなり厚く塗装されていたとしてもせいぜい5mmとかだと思うのですよ。でもそれって1/60スケール換算でも83ミクロンですからね。薄くて当たり前なのです。当たり前なのですが、それを感じさせることこそが「スケール感」だと思うんですよね。
このグフなんて、各所に空いた「穴モールド」がよく見ると「縁取り加工」っていうか一旦すり鉢状になってから穴になってたりして、そういう細やかさもかなりグッと来ますよね。スジ彫りも強弱を意図的に付けてあるし。
ヤフオクが盛んになることで、雑誌に連載を持つようなプロモデラー以上に凄い人がごろごろ出てきてますよね。こういう凄い作品っていうのは高額で取引されるからこそ生まれたのかなぁなんて思ったりもします。でもこうして見るだけでも十分目の保養になりますから、僕的にはそういうのは「アリ」だと思うんですけどね。ちなみにこのグフ、落札価格は13万円でした。元々安いキットじゃないし、僕的には(お金持っていたら)考えられる価格かなぁなんて思いました。
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