重戦機エルガイムほか
僕が中学生の頃の作品ですが、非常に好きな作品でした。ストーリーとかはほっとんど覚えていませんが、なんて言うか「メカ」がかっこよくて、っていうかこの辺りの「ザブングル」「ダンバイン」「エルガイム」の3連作はどれもメカが個性的で、丁度自分がプラモにハマっていたこともあって、どれもこれもとても思い入れが深いです。
ザブングルはとにかく話のハジケ加減が良かった。主人公は見た目あまりカッコイイとは言えないんだけど、ヒロイン二人にモテモテで、悪役であるところのティンプやTARAKOの声も印象的。建設機械のような操作系に何とも言えない「身近さ」を感じつつ、好きでした。
ダンバインは異世界というより「生物」をモチーフにした造詣に心を奪われ。ザブングルよりはストーリーを覚えてるんだけど、まぁなんと言うか「ファンタジーの変化球」のような話でしたね。個人的には「ハイパージェリル」で「とてつもなくデカくなる」という話がインパクトがあって好きでした。あと現代の人間なのに、オーラバトラーに乗ってるからってんで敵視されて、本来敵であるところのガラリアと一緒に元のバイストンウェルに戻ろうなんていシーケンスも好きでした。なんて言うか「日常」が「非日常」になる感じが。
プラモもかなり作りましたが、正直出来がいいと素直に言えたのは「バストール」くらいかしら。あれだけは別格にプロポーションが良かった気がしますが、たぶん今見たらアラが目立つんでしょうね。
そしてエルガイム。当初出ていた「白いエルガイム」自体はさほど魅力的でもなく、まぁ可もなく不可もなし、という感じでしたが、途中からガンガン出てきたA級ヘビーメタルがとにかくイカしてましたね。オージェ、アシュラテンプル、アトール、グルーン、ヌーベルディザード、カルバリーテンプル(まぁバッシュは好みじゃなかったけど)、そしてオージとエルガイムmkII。アニメなんだけど、なんだか凄く質感が伝わってきて、オージはやっぱ金ピカに見えるし、ウエストはゴムみたいに見えるし、B級は安っぽく見える。
個人的には永野護はカトキハジメより好きなデザイナーだったりもします。別にファイブスター最高!っていうわけではないのですが、カトキハジメのデザインはどうも「無から有を作り出した感じが薄い」気がするのですが、どうでしょう。永野護はその点全く他の人が表現しなかった「メカ」へのアプローチをぶつけてきたみたいな。
個人的に好きなHMはアシュラテンプルですね。なんて言うか名前も色ももちろんフォルムもイカス!っていうか普通に戦ったら絶対強いだろ、コイツは!と思うメカでした。他にはプラモが結構かっこよく作れたのでグルーンとか好きでしたが、こいつはかなりマイナーな気がしないでもありません。
あとエルガイムのプラモというと「フルアクション」シリーズが忘れられません。とにかく「お高い」イメージを作って売ってきた最初のシリーズだったと思います。ダイキャストやラバーパーツをふんだんに使って、今のMGの基礎がここから始まったのは間違いありません。結局3種しか出ませんでしたが、箱からしてとにかく満足度の高いキットでした。でも結局何となく勿体なくて一個も作ってないんだよな~。それこそ勿体ないよ。
余談ですが、当時エルガイムのアニメ、プラモにハマっていた人だと一様に「カルバリーテンプル」に思い入れがあると思われるのですが、どうでしょうか。あれほど最高に描写されたオリビーの愛機であるのに、結局プラモ化されず・・・。のちにアトールやらオージやらもプラモになったにも関わらずスルーされて・・・。っていうかそれって人気がなかっただけだったのかしら?
そうそうヤフオクに昨日書いた「エルガイムのガシャ」が出品されてたので、無断でイメージを転載しちゃいます。問題あったら削除します。
明日は恒例の大阪出張なので、次次回の書き込みは月曜夜になる予定です。っていうか次回の書き込みは日が変わったらしますので、だったらそっちに書けよってハナシではあるのですが。
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