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2006年1月17日 (火)

音楽とのつきあい方

僕のカーステにはCDもMDもなくカセットとラジオしか聴けない。ゲームやらパソコンやらにはお金を掛けられても「現状で必要最低限の機能を果たす」生活家電にはなかなかサイフのヒモは固いものなのだ。貧乏だし。

しかしこと音楽に関してはそれほど失速した生活を送っているとは思わない。ビデオキャプチャやPSP、そして多くのフリーウェアによって学生時代よりずっと音楽が身近なものになっていたりするのだ。既に僕以上の域に達してる方も多いとは思うけど、今回はそんな音楽を楽しむスタイルについて書いてみたいと思う。っていうか以前も書いた気がするが今回はもう少し突っ込んで書く予定。まぁこれ読んでキャプチャを買うような人が出てくるとちょっぴりニヤリだ。
※と書いてから思ったけどここを頻繁に訪れて下さる方ってのは多くが僕より上のスキルをお持ちな気もして、ある意味「釈迦に説法」かもしれないけど、まぁそういう人はおおらかな気持ちでヨロロ。

まずソースはこんな感じ。

・テレビ
・ビデオ(DVD)
・ゲーム
・CD
・ネット

特にテレビは音楽とのつきあい方を激変させた。音質ははっきり言って良くはないが、それが最重要であるのなら、最初からCDを借りるなり買うなりすればいい。テレビには補うに値する利点があるのだ。それは、

・タダであること
・CDが発売される前に視聴できること
・CDで発売されていない歌が聴けること
・ライブであること
・短いこと

一つ一つ解説していく。まず一つ目「タダ」であるというのは言うまでもなく手軽ということ。借りてきて聴いたら思いの外ハズレだったということもないし、カセットやライトワンスのCDに焼くわけでもないから現実問題で消耗する物はほとんどない(電気代とかくらい?)。大きなメリットである。

二つ目もドラマの主題歌などで有効だ。フルコーラスではないものの、CDはドラマが軌道に乗ってから発売されることの方が多い。直接カセットで録音していた時代もあったが、今なら音質をほとんど劣化させずに取り回しの楽なデジタルデータでやりとりが可能になった。もちろん歌番組のエアチェックも通常のビデオより遙かに簡単だ。

三つ目。これが個人的には最もビデオキャプチャの威力が発揮されるポイントだと思う。要するにAという歌手の歌をBという歌手が「お遊びで」歌うケースは少なくない。しかもそれが「いい!」ものであったりする。そんなときこまめにキャプチャしておけば、その「稀有な楽曲」をいくらでも楽しむことが出来る。これはCDからだけでは絶対に得られないメリットだ。

四つ目も三つ目に近い。「クチパク」で歌っている番組がないとは言い切れないが、やはりスタジオで歌うときに大なり小なりのアレンジが入ることはある。そしてテンションによってはCD収録時よりもずっと情感が入っていたり、声が出ていることだってある。特に「中継」で実際のライブ会場から放送されるような場合は、その歌手に思い入れが強ければ強いほど、「単なるデータ」に大きな付加価値が生まれるだろう。

5つ目の曲の短さは最近ならではのメリット。要するに「フルコーラス」であることにデメリットがあるのだ。重要なのはサビのワンフレーズだけでなにも前奏から思いっきり全部聞きたい訳じゃなかったりする場合がある。っていうかMCやCMを完全にカットした歌番組の歌部分というのは、非常にテンポよく聞ける良質なダイジェスト盤であったりする。まぁ音質は悪いけどね。

---------------口調も変わってしまいます。失礼!

●テレビをソースにする場合

ここまで読んで来てちょっぴり興味が沸いたあなた!次からは具体的な手順に入っていきます。最初は「ええ~メチャ面倒くさいじゃん!」と思われるかもしれません。でも要は慣れ。「音楽を楽しむ」娯楽だと思えばいいのです。カセットやMDのインデックスに曲目を書くのと同じ。面倒だと思えば面倒だけど、お気に入りの一本に手を掛けると思えばそれはそれで楽しい作業に生まれ変わるものなのですヨ(^^)。さて、具体的にはこんな感じ、、、

1.ビデオキャプチャを買う
2.番組表をダウンロードしてエアチェックする
3.録画された番組から不必要な部分をカットする
4.それをエンコード(圧縮)する
5.圧縮されたものからmp3だけ抜き取る
6.歌ごとに分割する
7.wavファイルに変換して音圧を上げる
8.CDに焼く
9.カセットに録音する

全部の行程が必要じゃないですが、通しで書くとこんな感じ。ボードはチューナー付のハードウェアエンコード可能な15000円程度のものでとりあえず十分だと思います。価格.comで調べて購入しましょう。人気のあるやつを選んでおけば大きく外すことはないと思います。ちなみにこの価格、高いか安いかは今後どれだけ使うかによって大きく変わってきます。僕的には居間にあるテレビの10倍くらい利用していますから、かなりお値打ちだったと思いますけどね。

次に週間テレビガイド的な番組表をダウンロードします。僕が買ったものには付いていましたが、これはたぶんポピュラーな機能だと思われますので、さほど心配することはないでしょう。強いて言えばこの時点で「録画時の音質は最良に」しておくべきだと思います。目的が音楽だけに。

録画されたものからのカットは付属ソフトの使い勝手こそあれ、その時点でやった方が良いかも。とりあえず僕が知らないだけかも知れませんが、エンコードされた「.avi」ファイルは切ったり貼ったりがなかなかお気軽に(ソフトウェア代等含めて)出来るものでもないみたいなので。まぁ動画ベースじゃなくmp3を中心に考えるなら6番の「歌ごとに分割」で出来なくはないけどね。

4つ目「エンコード」こればっかしはここで僕なんかがおいそれとお教えできることは少ないです。自分はシェアウェアの「Dr.Divx」を使っていますが画質はそれほど良いとは言えません。ウチでは上手く起動しなかったので試していませんが「WindowsMediaPlayer10」のWMVコーデックでのエンコードの方が画質がいいかも。スキルと向上心のある方は「H264」というコーデックがかなり高画質みたいですし、お手軽ならPSPで見るためのエンコーダー「携帯動画君」もアリかも。ここが一番大きなハードルです。がんばって下さい。

5.6.7はベクターでフリーウェアやシェアウェアを使ってやります。僕が使ってるのをご紹介してもいいのですが、正直使い勝手が良いツールとは言えないものもあるので、今回は簡単な説明にとどめます。

5.はaviファイルから音声部分だけをmp3でコピーするわけですが、mp3にすることでCDに焼いたりカーステで聞きやすくなる(対応デッキであれば)メリットがあります。

6.は純粋に1曲を選んで聴ける点がメリットであり全てです。これをやらないと「番組全部で1曲」扱いになってしまいます。ただ実際は結構面倒なので、最初に録画されたデータを編集する際、曲ごとにファイルを分けられるなら、その方が手間は少ないと思われます。もっとも何らかの事情でまとまってしまったmp3を刻むというスキルは、持っていて損はありません。

7.の「音圧」というのはぶっちゃけボリュームです。DVDソースなどでは極端に音が小さい場合があります。それを強引に上げるわけですが、当然ながらノイズも大きくなりますので、ソースの音質次第ではあまりムリは出来ません。意外と面倒な作業ですが、効果は絶大です。

あとは出来上がったデータをCDに焼くだけです。相性次第ではデッキで再生する際に音が飛んだり割れたりしますが、こればっかりは試してみるまでわかりません。

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●DVDをソースにする場合

テレビと比べてかなりグレーな領域に踏み込みますので、軽く手順だけ書いておしまいにします。とりあえずテレビより音質は間違いなく良いです。

・リッピングする→vobファイル化する
・エンコードする→aviファイル化する
・以下テレビと同様

PCのスペックにもよりますが我が家ではリッピングで10~20分くらい?エンコードは2passでヘタしたら14時間くらい掛かります。vobファイルの状態で編集することが出来れば良いのですが、とりあえず今のところ僕には出来ないので甘んじて全~部エンコしてから編集です。

●ゲームをソースにする場合

ビデオキャプチャとほとんど同じです。ボードの入力端子にゲームの出力をつないで、PC上で見られるようにすれば行程の半分は終わったようなものです。ただ、問題があるとすればそのボードが「スルー出力」機能を備えていない場合、操作と画面に1秒ほどのズレが発生します。「サウンドモード」などでズレがあっても問題無い場合やオープニングを録画する場合などでは大した問題にはなりませんが、プレイ中の録画となるとそこで工夫が必要になります。具体的には3択。どれもお金が掛かります。

1.もう一台のテレビとゲーム機からの出力を二つに分配する機器を準備して、PCとは別に「ズレずに表示させる環境」を作る。

2.チューナー内蔵のモニターを準備してモニターのハードで2画面表示させる。分配する必要はないが、モニターからの出力をPCに繋がないと録画は当然出来ない。

3.「スルー出力機能」のあるボードに買い換える。「スルー出力」とは録画とは無関係に入ってきた映像音声を画面に表示する機能。つか自分のボードにない上にうろ覚えなので正式には違う名称だったかもしれない。

ちなみに自分は1つ目の選択肢を取っています。ツインモニターは何をするにも便利ですし、安いテレビでも代用出来ますから、コスト的にも一番低く抑えられると思います。まぁ場所は取りますが。
余談ですが、ゲームの動画というのは旧来のアナログ録画だと画質の劣化が著しく発生したもので、今回の手順をで録画した画質に不満があったとしても、それは普通にビデオで録画したものよりはかなりまともであるとお考え頂きたく思います。それから、僕は「S端子」で入力していますが、ここに「アップスキャンコンバーター」というグレイトなパーツをかませたりすることで大幅に画質を向上させる手だてもあります。以前GTSさんのサイトで話題になりましたが、自分には(コスト的にもスキル的にも(^^;;))高嶺の花という感じです。間口は広いが、奥は結構深い。それがゲーム録画ですね。

●CDをソースに・・・は別段書くこともないでしょう。っていうか本当はCCCDからのmp3作成に関して記述すべきなのかも知れませんが、なんだかヤバそうなので今回はスルーさせていただきます。※実は僕が上手く出来るときと出来ないときがあるので書けないだけですが。

●ネットをソースにする場合

結構フリーで楽曲をアップしてらっしゃる方がいます。好みの人に巡り会うのは至難の業かもしれませんが、巡り会えた時の喜びはテレビとは異質なものがあります。なぜならそれらの楽曲の多くは「普通に暮らしていたら一生触れることがない」ものだからです。

また、場合によっては普通のアーティストの曲が普通にダウンロード出来たりすることもありますが、ほとんどの場合は違法ですので、触るときは自己責任で。

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以下全く関係ない余談

こうして結構長い文を書いた気になっていても、ニフティ全盛期と比べたらはっきり言って10分の1くらいなんだよね。一日に書く量として見ると。タイピングも随分遅くなったし、なんか文章を組み立てながら書いてる感じがするもんな。別にプロじゃないんだし試験でもなければ生死に関わるわけでもないんだから、もっとダラダラと高速に書いていきたい気もする。長い文章が嫌いなら読まなきゃいいんだけど、そんな人でも最後までつい読んでしまうような文こそ凄いと思うんだよね。まだまだだけど。で、そういう文っていうのはやっぱ組み立ててちゃダメだと思う。一番大切なのは「勢い」であって正否でも真偽でもないと思ったりします。僕自身そういう文章に久しく触れていないからなぁ。栄養失調なのかもしれない。永田さん連載始めないかな~。ではでは!

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