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2006年1月11日 (水)

エンコード素人

先ほどのように動画を貼り付けるとなると、相応の手順が必要になる。PCに詳しい方であれば、「んなもんはちょちょいのドン」ってなもんであろうが、こちとらまだまだそっち方面ではヒヨッコ。ズブの素人、トーシローである。そもそも通常使っているコーデックが「Dr.Divx」というのだからその素人さがうかがえるというものだ。
※ただ少々弁解もしておきたい。ウチのPCはウイルスまみれなので、現在主流と思われるWINDOWSMEDIAPLAYER10が上手く起動しなかったのだ。っていうか今使っているDr.divxでさえ、テンプレートを他のPCでいじって初めて使えるようになった体たらく。「みんなが出来ること」が全て僕も出来るわけではないのだ。

さて、そんな素人さんの「動画貼り付け」に至る手順をここでは恥を忍んで紹介してみたい。っていうかブログに貼り付けられるレベル(10Mまで)の動画であれば、むしろ「携帯動画変換君(以下携帯動画)」の方が向いている可能性も高い。つい先ほど「最悪なレベル」の画質で比較したところ、MPG4の方が遙かに良質な結果が得られた。ほぼ同様の容量で。

MPG4コーデックはDivxやWMVと比べるとややマイナーな感もあるが、まぁH264よりはポピュラーなんじゃないかと期待したりもする。いったいどれだけいるかわからないが、今後ウチのブログに貼り付けられるのはこのどちらかのコーデックを使っていくつもりなので、もしよろしければインストールしてみてもいいかもしれない。

さて、まず最初はキャプチャするところから始まる。今回のソース「太鼓の達人~とびっきり!アニメスペシャル」をPS2に掛け、早速録画開始。この辺りはビデオキャプチャの経験がある人でなくとも何となく理解できるところであろう。

その後、必要なところだけ「切り出し」したいわけなのだが、とりあえず通常はキャプチャボードについていた「MagicPlayer」を使う。慣れていることもあるがその時点で最終的な「開始と終了」が確定してしまえばあとは圧縮していくだけだからだ。しかし、時には既に録画したAVIファイルから切り出ししたいケースもあろう。実はこれが僕にとって鬼門だった。

「AVIからの切り出し」は一言で言って「どうやってやるのかわからなかった」のだ。Vectorで検索しようにも「フレーム単位」とか「シェアウェア」とか「WMVのみ」とかがヒットするばかりで、過去試みようとした時には全て惨敗。しかし今日は違った!っていうか今日使った「Aviutl」はその筋では有名なソフト。っていうか昔使ったこともあったはずなのだが、その時は「切り出し」が出来るとは思わなかったのだ。

そんなエアポケットのようなソフトになぜ今頃になって気付いたのか、と言われそうだが、「天啓」があったとしか言いようがない。まぁそんなことをクドクド書いていても話が進まないのでとりあえず具体的な手順を書いておく。これはいつか自分が使い方を忘れ去ったときのための保険でもある。ちなみに結果的に「切り出す」ことになるが、手順的には「前後を削除」する形になる。

1.Aviutlを起動し、ファイルを読み込む
2.開始直後に『 「 』キーを押し、削除するフレームの先頭を指定
3.切り出したい箇所の頭を探し、『 」 』キーを押し、削除フレームの終了を指定
4.「編集」から「選択範囲のフレーム削除」を実行
5.同様に切り出したい箇所の最後を探し『 「 』キーで先頭を指定
6.元動画の最後にバーを移動し『 」 』キーで終了を指定後、削除を実行
7.「CTRL+S」でAVI出力すればOK

文章にするとそれほど大変というわけでもないのだが、さすがに何も分からないところからだとここまでたどり着くのも一苦労であったりするのだが、まぁんなこたぁどうでもよろすい。とりあえず、自分でキャプった動画であれば、これで切り出すことが出来たわけだ。

さてそこからエンコードするわけだが、ぶっちゃけ携帯動画でエラーにならないAVIファイルならそっちでやった方が時間も手間も掛からないし画質も(比較的)綺麗だ。しかし悲しいかな「Aviutl」で切り出した動画は、そのままでは携帯動画に撥ねられてしまうという事態が発生した。ンガクック。

そこで我が家では結局Dr.Divxを使うハメになってしまうのだ。一旦ドクターでエンコードして、それを再び携帯動画でエンコードする。最初のドクターでエンコする際フレームレートはせいぜい500kbpsが僕的なギリギリの許容範囲。2分の動画で7.5メガバイトである。しかし携帯動画であれば、216kbpsでも結構見られる。要するに「大きめのやつを何とか10メガ以内に収めたい」場合には携帯動画を使い、そうでなければ普及率の高いDivxで、というわけである。

最後にサンプルとして先ほどの「響け!太鼓の達人」を216kbpsの携帯動画でエンコしたものを貼り付けてみる。当然コーデックはMPG4だが、ファイルサイズが46%になっていることを考慮すれば、十分許容範囲内なのではないだろうか。

「HIBIKETAIKO2.MP4」をダウンロード

ちなみにキャプチャ直後の「生MPG」を直で携帯動画に掛けると動きの早いシーンでブレが強烈に出てしまい、「許容範囲」を超えてしまう。エンコードというのはいつになっても手間と時間が掛かる作業なのだなぁとシミジミ感じる今日この頃である。
※WMVが使えればもっと簡単に綺麗な動画が出来るのだろうか・・・。

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コメント

Dr.Divxって何?状態な人は、エンコード・・なんというのでしょうか。
自分そっち方面は本当に疎いです。今日はWinXPのデスクトップでMedia Player10を使って太鼓の達人の動画を見たけど、やはり音しか聞けない。
くそーどうすりゃあいいんだ、と思っていたけど最近はPC雑誌で動画、動画とやたらと特集されていたのを思い出し付録CDを漁ってみて・・・Media Player Classicというのを使ったら無事見られました。動画の方もいいですね。合体太鼓ロボ?が良いです。
コーデックとやらも入れてみたけど、MPG4のは見られませんでした。Media Player Classicなら見られたけど。MPG4はマイナーなんですか?なんか最近のキャプチャーボード見ていると、「MPEG4ダイレクト録画!」とかを売り文句にしているものが結構あるので、そのうちメジャーになるのではないでしょうか。

投稿: 竜駆 | 2006年1月12日 (木) 01時12分

毎度です。「そっち方面」はやはりビデオキャプチャをPCに組み込んだ日から始まった感があります。それまでは全然うとかったし、興味もなかったのですが、PSPとの連動も合わせて、


「動画で遊ぶ」


楽しさを知ったと申しましょうか。MPG4のコーデックをここでスパッとお教えできたらよかったのですが、なにぶん


「どんどん入れて見られたラッキー」


というかなりファジーなというかいい加減な(^^;。インストールをしているので、残念ながら「これ、」というものが明確化できません。たぶん「PSP」「MPG4」とかで検索すればいいのかなぁ。VECTORで動画再生ソフトを探した中にもあったようななかったような。


コーデックは入れるのが面倒ではあるのですが、ある意味エミュの本体のようなもので、持っていて損はない類のものであるとも思います。レッツチャレンジ!ですよ(^^)。


PS.動画が見られてよかったです(^^)。合体シーンはモロコンバトラーを彷彿とさせてくれてニヤリですよね!そこさえ見て貰えれば本望ですよ~。

投稿: クリス | 2006年1月12日 (木) 09時49分

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