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2006年1月26日 (木)

次世代のギャルゲー

自分はほとんどギャルゲーをやらないのですが、技術が進歩していろんなことが出来るようになると、この分野でも過去にないアプローチが生まれるに違いないと思ったり思わなかったり。その昔「鈴木みそ」という漫画家がファミ通という閉じた世界で生きていた頃、同じようなコンセプトで「未来のエロゲー」を扱ったことがあり申した。まぁぶっちゃけ非現実的過ぎる物が多く、いざあと100年経っても難しいだろうという気がした当時ですが、その着眼は面白いと思いました。今日は「こういうの出来ないかなぁ~」という夢と希望を書いてみたいと思います。

と大きめの風呂敷を広げて書いてはみたものの、言いたいネタは一つか二つ。まぁそれが書きたいがためにわざわざこんな回りくどい前振りからにじり寄っているわけなので、過度な期待は当然禁物。っていうか「こういうのが出来たらいいなぁ」というのは小学生レベルの夢であり、非生産的な行動であることは言うまでもないのだけど、「技術的にどうか」はまた別の問題。いろんな大人の事情はともかく、こういうのは無理なモンか。

「トリビアの泉」視聴者人気投票でも上位にランクした「一青窈」の「もらい泣き」って歌をスロー再生すると平井堅が歌っているように聞こえる、というネタ。あれは音の位相だかなんだかがえらく似ているからそう聞こえるらしい。そこで思った。

 このデータはデジタルなんじゃないか?

と。デジタルであれば、当然構築も再生も可能なハズ。キーとなる言葉や発音はあるだろうけど、動画のノイズを消す「デジタルリマスター版」が存在するように、

 ある声をソースにしてそれを自由にしゃべらせること

は出来ないモンなんでしょうか。要するに好きな子や好きな声優、好きなアイドルの歌やしゃべりを取り込んで自由にセリフを言わせるってのは無理なのか。

実際PSPのアドベンチャープレイヤーではjpgとかのイメージをゲームに取り込んで自分で(情熱さえあれば)ゲームが作れる。そこで表示させるメッセージも本人の肉声に出来るなら、そりゃもういろんな遊びが出来そうな気がするんだよね。

もう一歩進めて、愛知万博の時の日立だか三菱だかの企業館でやっていた「観客をポリゴン化してゲームに登場させる」技術。つかそういう方向性に実用性がどれほどあるかはともかく、順調に進歩していけば、

仮想空間で実際の人間と見まごうばかりの「クローン(複製)」を登場させ、好きなことをしゃべらせることも出来るのでは?いやもっと進めて、自分をそこに登場させて絡ませることも可能になるのでは?(っていうか冷静に考えるとそれは誰も望まないか)

と思ったりするワケなのです。まぁそれがギャルゲーになるかどうかは、また別の話だったりするわけですけどね。
※案外ジャニーズ系で仕上げる方がニーズが強かったりするかもね。

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コメント

はじめまして右利きと申します。
「仮想空間で実際の人間と,,,」とありましたが、
以前テレビ東京の「ワールドビジネスサテライト」と言う番組の、
「トレンドたまご」というコーナーで紹介された「モーションポートレート」という技術をご存知でしょうか?
同番組のホームページでも紹介されているので、興味があればとおもいまして,,,。

ネット初心者なもので失礼がありましたら、おゆるしください。

投稿: 右利き | 2006年1月26日 (木) 13時40分

はじめまして!クリスと申します。レスTHANXです。
件のサイト行ってみたのですが、リアルメディアのファイル
が再生出来ませんでした。すぐさまダウンしようと試みた
のですが、送られてきたメールが文字化けで・・・。
※つかリアルはだからダメなんだよ、って言いたい。


でもやっぱ技術的にはそのあたりのことが可能になっていた
んですね(^^)。ちょっぴり嬉しかったですよ。
あとは声だけですね!

投稿: クリス | 2006年1月27日 (金) 01時29分

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