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2006年1月26日 (木)

信頼できる店員

テレビがやばいことになってきたという話をしたのはいつのことだったか。とりあえず今日はそのテレビを買ったお店に電話してみた。まぁ状況を話して打開策があれば試みたい、というわけだ。

このテレビを買ったときのことはまるで昨日のことのようによく憶えている。っていうかまさか「まるで昨日のことのように」などという慣用句を自分で使うことになろうとは思いも寄らなかったが、まぁそのくらい印象的だった。

その時もそれまで使っていた25インチのSONYテレビの調子が悪くなって、何件か電気屋を回ったりネットで値段を調べたりしていた。まぁその頃は価格.comもなかったから、調べると言ってもネットで売っているショップを適当に渡り歩く程度のことだったのだが、それなりに目安というか希望が明確にあった。

 ひとつ、ゲームが綺麗に出来ること

 まぁこれだけである。っていうか普通に見るテレビも綺麗に越したことはなかったが、それは二の次。あとは価格に割安感があればいい、という程度だった。

 当時ゲームを綺麗にやるためには、

・コンポーネント端子

・D1端子

・AVマルチ端子

などの選択肢があったが、それまでのS端子からステップアップしたいというのが切望であったので、ぶっちゃけ「全て付いてる」のが条件でもあった。ってことは要するにSONY製品ってことなのである。

しかし店頭でそのSONY製テレビを見ると、何というか「普通に一番綺麗」に見えるのである。パナ系はどうも色がビビッド過ぎて目に優しくないし、サンヨーはフラットじゃなく、東芝は画質で比較にならないレベル。とにかく安い買い物じゃないから、しつこくしつこく話を聞き、どうだろう2時間くらいその場にいただろうか。その間相手の店員さんは嫌な顔一つせずにハキハキと適切な返答を繰り返してくれた。知識も豊富で、言葉にも重みがある。そして何より提示してくれた価格が凄く安かった。

僕は一通り情報を得ると、一言添えてその場を後にした。

「買うときは必ずアンタから買うで」

僕は笑顔で見送られ、車に乗って家路を走った。車の中では先ほどの話を自分なりに咀嚼しまとめて、答えを出そうとした。

そして、出た答えは、

「戻れ!そして今買え!」

わかりやすい。何ともわかりやすい答えだ。相手が完璧な応対と「絶対負けない」と明言する価格を提示してくれたのだ。何も迷うことなどない。僕は彼を信頼した。

買う時もねちっこく「もし他店でこれより高かったら言ってもいい?」と聞くと、彼は笑顔で「その時は対応させて頂きます。」とだけ言った。何というか自信の塊のような笑顔で。

僕が後日競合店でそのテレビの価格を調べたところ、買った価格より「7000円」高い値段を提示され、負けられないとまで言われた。

「○○くん、恐るべし」

僕は男性でも女性でも人として「認める」と、その人のことを猛烈に好きになってしまう。名前も覚えるし、関係を一度きりで終わらせたくないと思うのだ。

僕はその彼に感謝の電話をし、以後大型家電は全て彼から買っている。名指しで電話をすると、いつも彼は「憶えてますよ、もちろん」と声の笑顔を返してくれる。まぁアクが強いキャラだったししつこかったからな、と苦笑しつつ今日もまた彼に新しいテレビの話を聞くのだ。

っていうかこれで終わったら綺麗なのだが、せっかくなので続きも書く。どうも故障の原因はテレビの上に置かれた電話かも知れないということ、コンセントを抜いて5分くらいおいてからもう一度差してみて欲しいと言われたこと、サービススイッチなどでリセットする機能はないことなどを聞きつつ、またも彼に感心させられた。

「○○さんのテレビはたしかDR-1でしたよね?」

7年も前のテレビだぜ?なんで型番憶えてるんだよ。アンタやっぱスゲェよ。

これで話が終われば綺麗なのだが、まだ続きがあるので書く。

とりあえず僕は「露骨な話だけど」と前フリをしつつ「価格.com」の値段より安くなるかを訊ねた。

 「時と場合にもよりますが出来る限りのことはさせて頂きます」

ここで安請け合いしないところも彼の素晴らしいところだと思う。時として無茶な値段がアップされるケースも当然あるのだ。いい加減なことは言わないし、言ったことには責任を持つ。特に彼は当初からAV担当だったので、テレビには特に自信がある部分なのだが、だからこそ対応は慎重になるのだと思う。

うろ覚えながら価格.comの値段を僕が言うと、しばしの後、ほんの少し高い価格を言った。そして「これはまだ店頭の値段ですが」と注釈を付けて。

 僕は彼が最終的に価格.com価格より安くしてくれる確信を得た。

え?まだ続くんかい!と思われる方もいらっしゃるでしょう。実はこれには後日談があるわけです。っていうか正確には同じ日の話なので後日談ではないのですが、要するに家に帰ってきて、電話を動かしたり、コンセント周りを多少整理したり、GCを移動したりしたわけです。するとどうでしょう。

 揺れが収まった!

いやはや彼には申し訳ないが、もうしばらくこのテレビで行けそうです。でもね、彼が言った「4:3のブラウン管が市場にあるのはたぶんあと1年くらいですね」という言葉は忘れない。言い換えればなくなる直前が一番安いはずなのだ。

 買うときは絶対アンタんところで買うよ

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