XBOX360はどうすれば売れるか
今週久々にファミ通を購入。まぁ流し読みして終わったのだけれど、とりあえず中身に触れるのはまた今度(未定)。今日はその記事の中にあった「XBOX360(以下360)日本では静かな滑り出し」についてもの申したい。
国内事業本部長の丸山氏の話では、「ロンチにタイトルを揃えられなかった、開発ツールが少し遅れた、ハイデフの意味がうまく伝えられなかった」などを「きびしいスタート」の要因と挙げていたが、逆説的にタイトルが十分に揃っていて、開発ツールが遅れず、ハイデフの意味が伝わっていたら状況は変わっていたのだろうか。答えは否である。少なくとも現状予定されている360のタイトル全てが同時に発売されていたとしても、1月15日までの累積販売台数11万弱が100万台にはならない。いや、30万台にもならないだろう。
僕も一度は360の購入を視野に入れた人間だが、現状はスタンスを180度変えてしまっている。要するに「買わなくて良かった」というスタンスに。それはなぜか。
それは「買わない理由」の強さより「買う理由」の希薄さにある。買いたくなる理由がなければハードは買わない。DVDが見られるとか、タッチペンが楽しそうとか、動画も見られるとか。
ハードを購入させるには相応のきっかけとエンジンが不可欠なのだ。
それではどうすれば360を買いたくなるか、売れるかということになれば、それはもう「買わざるを得ないソフト」が登場することに尽きる。それをやるためには「買うしかない」という精神状態に追いやるしかない。曖昧な魅力、流動的な30~70%で買うか買わないか迷っているという興味ではなく、「100%買う」理由が必要なのだ。
しかし現状それを明言させるだけの、国内のユーザーに提案出来るだけのカードを、今のマイクロソフトはズバリ持っていない。ドラクエもFFもスマブラもポケモンもマイクロソフトにはないのだ。
重要なのはカプコンやコーエーではないということなのだ。もっと言えばスクエニでもない。重要なのはスクエニが参入するかどうかではなく、ドラクエとFFの新作が出るかどうかが重要なのだ。そうでなければ、ほとんどのPS2ユーザーが固い財布のヒモを解くことはない。
それじゃあ360を売ることは不可能なのか
正直可能性は低いかも知れない。だが冷静に「自分なら」とか「誰なら」と台数を試算していくことは出来ると思う。全てのユーザーが件の4本だけが引き金になるわけじゃないはずだ。
っとここまで風呂敷を広げておいて最後はチープに締めるのもどうかとは思うが、やはり自分以外のことは見えないのだ。情けないけど軽く箇条書きにして終わっちゃう。つかやっぱ360、厳しいかも(^^;オイオイ)。
●僕ならこれが出ただけでまず買う
・地球防衛軍の完全新作(以下全て完全新作)
・R-TYPE
・ディアブロ
・PSOエピソードI&IIの量的拡大版
・シャイニングフォースネオの続編(もしくはロードス島邪神降臨の続編)
・2Dのドラキュラ(絶対買う!間違いない(死語))
・ラクガキ王国3(僕以外にも結構いるはず!)
つかこれしかねぇのかって気もしないでもないな(汗。
●これは出たら買う人がいるんじゃねぇの?ってタイトル
・アイドルマスターアーケードリンク版
→やったことないけど、ヘビーユーザーなら絶対「4万」という額に抵抗があまりないはず。
・モンスターハンター3XBOXLIVE対応版
→これは絶対売れる。あのゲームはしゃべりながら戦いたいと思う
→つかカプコンじゃん!
・デッドオアアライブを使ったギャルゲー
→既にギャルゲー?
・プレステ2エミュレーター
→スゲェ売れそう。プレステ3が出る前に出さなきゃダメだけど
→つか出るわきゃないけど(^^;)
・ロケーションフリーステーション内蔵デバイス
→PCやネットとのリンクをより強化。
→360があればPC内のファイルをテレビで見られる、というツールが発売されたら、360、マジ買う。僕以外にも絶対いると思う。
・HDDレコーダーデバイス
→内蔵HDDを大容量化すると共に、ハイデフ接続のメリットを大きく訴求。価格が安ければ「PS2のDVD」並に訴求する可能性もある。
→当然テレビ番組表はネットから落とすし、使い勝手もよくする必要はある。
→ゲーム画面もハイデフのまま録画出来たら嬉しいけど・・・。
・ドラゴンボールをデジタルコミック化
→全巻で4999円くらいだったら面白い起爆剤になり得るかも。
→カードゲームと連携出来たら言うことないかな。
・・・なんだか怪しくなってきたのでここまで!
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