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2006年1月 5日 (木)

攻略本の話

本がなければクリア出来ないような難解なゲームをよしとするわけでも、本単体で楽しめるような作りをよしとするわけでもない。攻略本のアイデンティティ。それは間違いなく
 どれだけ使われるか

ここに尽きるのではないかと思う。「穴が空くほど読む」「手あかにまみれる」というのは紛れもなく攻略本にとっての褒め言葉であり、作った人の努力が報われ、読み手も大いに手助けされたことの裏付けにもなる。

僕が買った本の中で思い出せる範囲でではあるが、最も使ったと記憶に記されているのは4冊(正確には5冊)。「ウィザードリィ」「伝オウガ」「ディアブロII」「PSO(青と白)」である。これらのタイトルは「データ」としての需要と「攻略法」としての需要の両方に価値が高く、本当にボロボロになるまで使った。

「ウィザードリィ」の本はゲームアーツ著の黒い細いヤツ。当時はまだパソコンゲームの攻略本がそれほどポピュラーではなく、この本も多くは手書きのイラストやマップが載っていたように思う。「手作りの良さ」。作品に対する大いなるリスペクトと、その重責に対する自分なりの精一杯が込められた答え。忍者の説明、ムラマサの説明、グレーターデーモンの養殖、僕のウィザードリィはこの本なしでは語れない。きっと当時はそういう人が828人くらいいたに違いない。

「伝説のオウガバトル」。確かアスキーの本だったと思う。同時に双葉社からも出ていて、そっちには各ユニットの大きめのイラストがあり、価格が安価だったが、アスキー本はデータが充実していた。発売当初から攻略難度の高さは広く認知されていて、この本はかなり東奔西走して入手した記憶がある。一度も行ったことがない隣町の小さな本屋でそれを見つけたときはホントに嬉しかった。本の背表紙が真っ黒になるほど何度も何度も使ったし、いろんなことを書き込んだもんです。墓に持ってく一冊!

「ディアブロII」。とにかくデータが多い。後述するPSO本にも言えることだが、「狙っているアイテム」があるゲームはその狙いの精度をより上げる為に、攻略本のアイデンティティは飛躍的に上昇する傾向がある。ディアブロIIは「前置詞」「後置詞(便宜上そう表現)」「ユニーク」など多角的なアプローチでモチベーションを刺激するタイトル。そこでのデータや写真の果たす役割は大きい。当時まさにバイブルと呼べるほどの一冊だった。

「ファンタシースターオンライン」。青本と白本と呼べる2冊は2冊あって初めて意味をなす「ものではない」。前後編という分け方ではなく、クエストやレアアイテム、ストーリーや育成など大きく分けてライトとディープと呼べる内容になってはいる。しかしそれぞれに必要な場面があり、それも本全体に多数見つけられる。レアアイテムを探してデータを引く、ボスの弱点や攻撃パターンを知る、キャラクターやマグの育成プランを練る。はっきり断定してしまうが、PSOはこの二冊の本があってこそ本当に楽しめる。二冊で3400円+税は決して安くないが、ソフトを廉価版で購入した自分には、本を含めても十分元が取れた気になるほど楽しませて貰った。ただいまの座右の書である。

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買ったことを後悔するようなケースはそれほど多くないが、ほとんど使わなかった攻略本は結構ある。ナムコミュージアムの本や、噂の「マザー百科」、最近だとモンスターハンターの本など、「知ってることが多い」「ゲームそのものをほとんどやらなくなってしまった」「書いてある内容が稚拙(もしくは面白みがない)」など、攻略本は当然のことながらゲームあっての存在だと強く認識する次第である。

今後も凝りもせず買うだろうが、せっかく買うならそれなりに使える状況で、使える本を買いたいものである。

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コメント

>ゲームアーツ著の黒い細いヤツ

例外なく828人の中の一人です。

投稿: バブシカ | 2006年1月 5日 (木) 09時38分

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