GCのネジの話
昨今のデジタル機器には安易にバラされないためにいろんな形のネジが使われているようです。ゲームボーイのカセットや携帯電話、そして今回バラしたゲームキューブのコントローラにも特殊ネジが使われていました。ちなみに形は三つ又。
しかしなんでこんなネジを使うんだろうと思います。ちょっと調子が悪くなったので、バラして掃除したい、そう思う人は少なくないでしょう。でもいざその為のドライバーとなると正直近所ですぐに手に入る、というものではありません。
※ちなみに僕はヤフオクで送料振り込み料込で1020円で4種類の先が付いたものを購入しました。まぁ探しに行くのが面倒だったというか、以前あると聞いていたダイソーになかったからなのですが。
きっとバラしたことでより解決の難しいトラブルを誘発し、そのトラブルシューティングに通常以上の手間とコストを払うケースが多かったか、もしくは安易に新品を買って貰いたいが為の姑息な小技なのか。特殊なドライバーを手に入れてまでクリーニング、修理をしようとするほどのユーザーであれば、むしろ逆にサポートの手を煩わすこともないとの判断なのか・・・。
ボタンの中はベトッとしていて、ジュースや果物の汁をこぼしたような状態でした。ウェットティッシュで綺麗に拭き取ったら気持ちよく押せるようになり、分解→組み立てもデュアルショックよりずっとやりやすく、正直「素人でもやれる」レベルだったように思います。昔のファミコンパッドなんて結構安直に部品交換とか出来たように思いますが、何つーかこういうのにも僕の想像も付かない大人の事情とかがあったりするんですかねぇ?
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コメント
ファミコンやスーパーファミコンの時代は、手軽に分解してラバーの交換なんかができたものでしたが・・・。
大体、5分、10分程度待ってもらえれば、簡単にチェック及びパーツ交換ができましたから、良い時代だったと思います。
どうも、メーカー側からすると、コントローラーは消耗品として考えているようですね。
以前、おもちゃ屋勤めしていた時も、その対応に苦労した覚えがあります。
交換用のパーツをストックさせてもらうだけでも、かなりの割合で直るものですが、コントローラーを気軽に分解できなくなったおかげで、それすらもできなくなりましたね。
修理扱いでお預かりしても、新品以上に高くなってしまいますからね。
パーツ代だけでなく、技術料(これが高くなる原因)、送料もかかってしまいますので、素直に買い換えろという事ですよ。
たとえ分解可能なPSコントローラーでも、パーツのストックすらさせてくれなかったですから・・・。
昔の任天堂は、すごく親切だったなと・・・。
投稿: ぴちょんくん | 2006年2月12日 (日) 19時39分
ラバーに関しては最近のヤツのが持ちがいい気がしないでもないですが、やはりボタンに汚れが詰まってしまった時の対処が一番問題です。
ただ、ファミコンやスーファミの頃と同尺度で語れない、と思える点として、コントローラの原価が大幅に上がっているということもありますね。昔の単純構造と違って、今のはキーアサインもヘタすりゃ3倍くらいありますし、
※デュアルショックで25入力。ファミコンは8入力
やれアナログだぁやれ振動だぁで単価だけ取れば赤なんじゃないかと思うほどです。
※だから各社からいろんなパッドが出たりしないんだろうなぁと。→HORIの場合は多少なりブランドイメージ維持というお題目で、パッドは利益度外視なんじゃないかと邪推したり。
とりあえず掃除したマイGCパッドは無事稼働してくれました。今後のことも考えれば、ドライバー買ったのは正解だったですよ(^^)。
投稿: クリス | 2006年2月12日 (日) 22時38分