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2006年2月28日 (火)

モンスターハンター2DOS~その8~

昨日のブログは久々に「録音」を使ってしまいました(^^;)。つか言い換えればほとんどそうして「書きためて」おいている分などないのですが。

して実際は何をしていたかと言えば仕入れから帰ってから結構ずっとDOSやってました。「軌道に乗った」とでも申しましょうか、「やっぱり片手剣は使いやすいぜ」と申しましょうか。今まで先の見えないランスやら打撃力重視ではあるものの切れ味が悪くてイマイチ不安定な感がぬぐえなかった「大骨塊」やらを使ってまいりましたが、いい加減息子の使う片手剣が羨ましくなって、「何をどう料理しようか」と思案しておりました。

ここで比較的初心者の方でもイメージしやすいように、この「モンスターハンター」というゲームの流れを今一度ご説明申し上げますと、このゲームは基本的に「武器でしか強くなりません」。そして「その武器を作るにはほとんどの場合モンスターを倒すしかない」作りになっています。具体的に言えば毒を持つヤツを倒さなければ毒の効果のある武器を作ることは出来ないし、大型の竜を倒さなければ「竜骨<大>」という素材は手に入りません。

モンスターの出現クエストはゲームの進行とも絡んでいますが、基本的に「倒し続けていけばどんどん強い武器を作ることが可能になる」システムです。ですから必然的に「上手い人の方が進行速度が速い」形になります。しかし、ヘタな人でも何とか進めるようにいろんなサポートアイテムや逃げ道が用意されてもいます。

例えば薬一つとっても、僕のようなヘタレは予め準備しておいた薬とクエスト中でも可能な調合用の素材を持って行くことで、事実上のHPを大幅に確保することが可能なわけです。
※具体的に「回復薬」を例に取ると、支給品では3個しかもらえない場合でも、効果が倍の「回復薬グレート」を10個、それの素材(調合することで回復薬グレートになる)ハチミツと回復薬を各10個ずつ、加えて回復薬に調合出来るアオキノコと太陽草を10個ずつ持って行き、なおかつ狩り場が密林であればハチミツを採取してより多くの回復薬グレートを確保することも可能なわけです。
→回復薬グレートはHPの約半分ほど回復しますので、最大9倍ものHPを確保することが可能な計算になります。

武器に関しても非常に多くの選択肢が用意されており、それらには当然強い敵を倒して初めて作ることが可能な武器も多いのですが、単にピッケルを持ってフィールドから採掘することを「非常に」繰り返すだけで作ることが可能な「そこそこ強い」武器も存在します。回り道にはなりますが、出来うる限りの下準備と地味ながら確実な素材集めさえしていけば、実際はそれほど難度の高すぎるゲームではないのです。

ただ、それらの情報がゲーム中にサクサクと入手出来ないのは辛いところです。雑誌やネットからの情報、もしくはゲームを直接オンラインに繋いでの友人からの口コミなどをフル活用していかなければ、なかなか「気持ちいい回り道」すら見つけられません。人によってはそれが楽しさだと言える人もいるかもしれませんが、
※自分も最初はそうしておりました。
実際大した腕を持たないプレイヤーにとっては、もう少しゲーム中やマニュアルから得られる情報が多くてもよかったかなぁとは思いました。
※具体的に言えばいわゆるRPGにおける「魔法」の効果すら載っていないようなレベルです。

そんなこんなでいろいろ寄り道をしまくりましたが、ガノトトスと対峙するまでは、デスパライズ一本でOKかな、というのが今のところのヘタレによるヘタレの為の僕の結論です。メリット・デメリットを列挙すると、、、

◎いいところ

・武器を出したままアイテムが使える
 →回復薬を飲むために武器をしまう必要がない
 →武器を出した状態でピッケルも使える
 →ペイント玉もゲリョスを起こす石コロ投げるのも武器を出したまま出来る

・麻痺させている間に足下にワナを仕掛けることが出来る
 →強敵に大タル爆弾を使うこともやりやすい
 →捕獲のための落とし穴を掘りやすい

・麻痺無効、もしくは効きづらい敵が少ない

・麻痺させていれば体力低下時に逃げられにくい
 →一気に片を付けやすい
  →効率が良い

・切れ味緑の部分がかなりあるので安定して戦える

・攻撃力も序盤片手剣の中では高い方

・複数のコンガのようなウザい雑魚も麻痺の恩恵で比較的楽に処理できる

・エフェクトも派手で気持ちいい

×悪いところ

・高い打点にある破壊可能部位に通常の戦い方では届かない

・ダイミョウザザミのヤドが破壊できない

・毒じゃないから虫を狩れない

・・・・これくらい?

とにかく無印の時と比べて、片手剣そのものが強くなってる気がしました。そもそも敵のアルゴリズムを把握しなければとても戦いづらい大剣やランスと違って、身軽=硬直が短い利点を活かしてアバウトなプレイでも許容してくれる点が非常にデカい。あとソレっぽいことを付け加えるならば、、、
 仮に

・相手に好き勝手攻撃出来る隙が24秒あったとして、大剣の攻撃力が1000、一回の攻撃が6秒掛かったとするならば、1000×(24÷6)=4000のダメージを与えられることになりますよね?
※防御力や属性、現実のダメージ計算等は考慮しておりません。あくまで仮に、です。

 一方片手剣の攻撃力が333で一回の攻撃に2秒掛かったとしても、333×(24÷2)≒4000のダメージにはなります。

 しかし、相手に攻撃できる隙が「23秒」であったとしたら、

大剣は4回が3回しか攻撃出来ないことになり、ダメージ値は3000になってしまいますが、片手剣は12回が11回になるだけで、ダメージ値は3660以上になり、大剣より無駄が少ない計算になります。

もちろんこれはあくまで「攻撃回数と攻撃力」のバランスが取れていた場合であって、大剣の中にはそれらを大きく覆すほどの強大な攻撃力を携えたものもあるでしょう。しかし、プレイヤーのスキルが低い場合、「大剣で1回攻撃できるかどうか」という隙に対して、「片手剣なら確実に2回斬れる」という状況ならどうでしょうか。ヘタしたら「一度も攻撃出来ないまま」ズルズルとこちらのHPを削られてしまうことすら十分ありえる話なのです。「0と1の差」は「1と2の差」よりも大きいのです。

上手い人の中には既にオフをクリアされてらっしゃる方も多いかとは思います。でも中には昨日今日始められた人もいらっしゃるでしょう。重くて慣れが必要な武器は、ゲームのシステムや敵のアルゴリズムを把握できるようになってからでも遅くはありません。「片手剣で30分掛かる敵」を15分で倒したいが為に新たな武具を鍛錬しても、何ら遅くはないはずなのです。

●ヨロイに関して、、、

序盤バトルシリーズで攻撃力を少々上乗せしたところで、たかが知れています。かと言って慣れていないとドスガレオスをサクサク倒すのはままならないのではないでしょうか。
※自分がそうでしたので(^^;)。
となればオススメはランポスやゲネポスの防具です。サブターゲットでもソツなくこなせば無難に集められますし、防御力もレベルを1つでも上げればまんざらではありません。その間に武器が強くなっていけばガレオス系にシフトするも良し、クック系でまとめるも良し、というところです。

自分はクック系+バトルヘルム+コンガグリーブ+腕力珠で攻撃力UP中にしていました。数値は96くらいだったでしょうか。まぁそれほどオススメできる装備ではありませんでしたが、ダイミョウザザミが安定して倒せるようになったら間違いなく↓をオススメします。
※ドスイーオスの皮や大量の守護珠が必要ですが、

 ザザミセット+スロット全てに守護珠(デスパライズも含め7カ所くらい?)

実際まだその状態になっていないのですが、各武具の防御力は26。全部守護珠を入れると防御+20が発動して防御力合計170!(になるハズ(^^;)。ごめんなさいまだ机上の空論です。つかもしかしたら計算ミスかもしれない・・・。それでも防御+15が発動するだけでもかなりのレベルですし、個人的にはこれでガノトトスを討ち取りたい所存だったりします。つかここまで上げて倒せないってことになると、そりゃもう端にへたくそなだけなのかもしれませんが。
※当然守の護符も買いますよ~(^^)。

とにかく、及び腰で今ひとつ「難しそう」「取っつきづらそう」と思われてらっしゃる方、ぶっちゃけボタンも一杯使うし、「似たゲーム」が思い浮かばないタイトルではありますが、とんでもなく難しいゲームではございません。集められるだけ情報を集めつつプレイするのも、たまにはよろしいのではないでしょうか?
※最初の頃と言ってることが全然違うけど(^^;。

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