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2006年3月 4日 (土)

今週のファミ通

モンスターハンターに限らず、リアルタイムで進行中のゲームがあるときは結構な率でファミ通も買う。実際「情報を得る」ことだけに特化するのなら、別にネットでも構わないのだが、「情報を持つ」という側面、物として所有するというニュアンスは、ネットだけでは物足りない。まぁ昔から攻略本とか好きだったしね。

さて、今週はなにやら本が厚い。つか「900号」だそうで、ふと「二年に一回こんなの出してるんだなぁ」なんて斜に構えてみたり。つか銀色の表紙は「1000号」で金を使うからなんだろうなぁなどと邪推してみたり。

おまけにはよくわからないDVDと
※F-ZEROタイムアタックとか「心のゲーム」座談会とか「メタルギアソリッド4」の映像とかが入ってた。F-ZEROタイムアタックはさすがに凄いと思ったけど、MGS4に関しては「確かに綺麗だけどやりたいとは全然思わないなぁ」という感じ。
「心のゲームベスト100」の小冊子が付いていた。

自慢じゃないがアニメやゲームのベストランキングを当てるのは結構好きな自分です。今回もページをめくった最初に「第100位バイオハザード4」などと載っている気の利かせ方。やはりページをめくるごとにランクが上がる作りは正しいと言わねばなりません。
次々と有名どころが名を連ねてまいります。以外とスーマリが早く登場したり、しっかりとドラクエ7やFF8もランクインしているところが嬉しくなったり。ちなみに僕の予想はファミ通ということも踏まえて、「FF7かな」でした。あと「ドラクエIII」「タクティクスオウガ」あたりは来るだろうな、と。実際のランキングはこんな感じ。つかウェブで見ると一目瞭然なのであえて、1位から順に書きました。

1位 ファイナルファンタジー10
2位 ファイナルファンタジー7
3位 ドラクエ3
4位 ドラクエ8
5位 街
6位 ファイナルファンタジー4
7位 タクティクスオウガ
8位 ファイナルファンタジー3
9位 ドラクエ7
10位 ゼルダの伝説 時のオカリナ

どうですかみなさん。僕的には「街大健闘だな」この一言に尽きますね。つか先日久しぶりにやってみたのですが、正直発売当初から面白さに気付かなかったというか、そもそも何が面白いかわからなかった自分には、今でもちっとも面白くありませんでした(^^;)。やはり「ゲームオーバーになる前提」という作りは「ゲームオーバーが大嫌い」な自分には向かないようで。。。

あと意外と言えば意外だったのはFF4。スーファミ一作目ではありますが、個人的にはVの方が人気売り上げともに上だと思っていたので、びっくり。まぁGBA版の追い風があったのかもしれませんけどね。

100位までのランキングで自分的に「ほう」と思った物をピックアップして紹介いたしますと、、、

93位シムシティー

個人的には「SFCのピクミン」とも言えるほど素晴らしく素晴らしいローカライズが成された洋ゲーで、かなりやり込んで最後の「マリオフィールド」
※余分な川とかがなくマリオがフィールドに描かれているだけの自由造成マップ
まで出しましたが、直後にデータが消えたほろ苦い想い出も。音楽が印象に残るほどよかったタイトルでもあります。まさかコレを「心のゲーム」として挙げる人がいるとは意外でした。

87位スパルタンX

もちろんファミコン版です。つか当時は結構な本数出回っていて、割と友達のウチに遊びに行くと置いてあった感が強いですね。他には「忍者ハットリくん」や「キン肉マンマッスルタッグマッチ」とか。僕は当時から結構「掴みたくない」人でしたので、見送りましたが、ルーチンワークなりの面白さは確かにあるゲームでしたね。

77位スーパーモナコGP

メガドラはこれ以外だと「ぷよぷよ」と「ソニック」しかランクインしていません。ということは事実上メガドライブ第3位のソフトがこの「スーパーモナコGP」ということになるわけで、僕自身購入していて言うのもなんですけど、「そこまでのタイトルだったかなぁ」という気がしないでもないというか・・・。と言ってもズバリメガドラで最高のタイトルと問われて出てくるのは、「ジノーグかな」では、とても一般人とは言えないのでしょうね(^^)。

58位デジタルデビル物語 女神転生II

何が嬉しいって数あるメガテンシリーズの中で、僕が最もかつほぼ唯一好きなタイトルであるメガテン2が一番上にランクインした事実。あのゲームのストーリーテリングほどセンセーショナルなものは後にも先にもないのではないでしょうか。だって普通にクリアしたクライマックスの他に、ゲーム中盤からの選択肢を少しいじっただけで真逆の立場で進行するストーリーがあるんですから。それはとどのつまり、「ビアンカを選ばずにフローラを選んだら、ラスボスがオルテガになる」くらいのインパクトなんです。ホント唸らされました。システム的にも「オートパイロット」が際だっていましたね。

24位ファイナルファンタジー9
22位ファイナルファンタジー8

僕はいろんなところで再三書いていますが、「FF8大好き派」です。特にソレを声高に叫んだのが「9」が発売になった頃。「8がクソだったからこんなに素晴らしい9が売れない」などというタワ言を何度目にしたことか。
※ネット以外でのオフでは「友人全員8大好き」だったので、ネットのみですが。
その度に「9」がいかに面白みのないタイトルか、「8」がいかに「ゲームとして作り込まれているか」を書いてきました。確かに7と比べて8のバランス取りが「紙一重」であることは認めますが、少なくとも9のようにプレイヤーの意志を介在させないものよりは、遙かに高みを目指していたと僕は思います。この結果はとても嬉しかったですね。

16位ゼノギアス

何かで体験版をプレイして、街から出る前に飽きたゲームです。だから僕から中身に関することは何も言えないのですが、「16位」ということはそれだけ「何かに引きつけられた」人がいたということでしょうね。意外というより妙に感心してしまったタイトルです。

12位天外魔境II

これも嬉しいランキング。PCEではもちろんトップなのですが、それ以外にも「サクラ大戦」13位を抑えて12位なのです。広井作品での一位が天外魔境IIというのは、何とも気持ちいい結果。僕はサクラ大戦がどうにも楽しめない側の人種なのですが、
※エロゲーやギャルゲー一般がそう。強いて言えば「ToHeart」くらい。
天外2だけは別格に良かったので、やっぱ「広井節」じゃないところで琴線に触れたんでしょうな。

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僕は基本的に自分の「平衡感覚」を凄く大切にしたいタイプの人間です。自分が全てとか自分が絶対とか標準とか常識とかそういう考えは

 特に切り捨てたい

タイプで、だからこそプリミティブな面白さや楽しさに対する「嗅覚」をしっかり維持し続けたいのです。変な言い方ですが「みんなが面白いと感じるトコロ」は自分も面白いと感じたい。でも「みんなが面白いというタイトル」を面白いと言うつもりはないんですね。要するに「バラしていってどうよ?」という。

こうして「心のゲーム」という大きな風呂敷を広げたときに出てくるのは、そうした「心にしっかりと刻まれている何か」があったものなハズです。最近のタイトルが多かったりゲームボーイなどの任天堂タイトルが少ないなど、多少の甘さはありますが、出てくるには出てくるだけの「ワケ」があるはずなのです。だからトータルで見て「自分が全く面白くないと思った」タイトルがあると、結構悩んでしまったりもするのです。

「あれのどこが面白かったのよ?」

と。ただ冷静になれば「ゲームであること」に求めるニュアンスが、「物語」であったり、「世界観」「雰囲気」であったりすると、そこで既に僕とは袂を分かつ形になりますからね。ゼノギアスやヴァルキリープロファイルってのはそういう類のタイトルだったのかなぁと思ったりします。

ふと思い返すと「エストポリス伝記2」や「カオスシード」が無かったことが意外ではありましたね。個人的にはどちらもコアなファン層がいてもいい傑作だと思ったのですが、まぁ古いタイトルですし、分母が小さいというのが大きく影響したのかもしれません。

それほど読むべきところが多いとは言えませんが、前回の800号同様そこそこ楽しめる内容にはなっていると思います。興味がある方は買ってみてもいいかもしれませんね。

※他には大したことは載ってなかったかな(^^;)。

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受信: 2006年3月 4日 (土) 07時38分

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