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2006年3月22日 (水)

爆笑オンエアバトルファイナル

先日のファイナルは悲喜こもごもありつつもやはりそれなりの見応えはあった。これまでわりとマメに見ていた人であれば、各人各様の思い入れなり評価なりが交錯するはずで、その出来不出来にも心を払うところであろう。

個人的にはやはり「タイムマシーン3号」の出来の悪さがつらかった。
決勝というのは、通常の放送と比べて、お客さんが厳しい。全11組は全てオンエアされる前提であって、いつものように「気楽に玉を入れる」というより、「さあ笑わせてみろ!」という空気が感じられる。きっかけを掴み勢いに乗ることがまず大切で、ネタの完成度だけでなく、本人たちの「気持ちのノリ」が求められる。

そういった場においてやはり強いのは経験者、そしてキモが座っているヤツだ。タカトシはその点さすがに横綱漫才。実力の点でもそうだが、ネタの仕上げ方も「これでもか!これでもかぁぁぁ!」というくらい詰め込んできていて、加速感が素晴らしかった。一つ目の笑いから二つ目、三つ目と「笑いの波」がどんどん短い周期でかつ大きくなっていく展開は、いつもはそれほどタカトシが好きではない僕ですら、

「う~ん面白れぇ!!」

という感じ。年間ランキングや準決勝での好成績はほとんど関係ない。ホームチームや東京03なんかは、正直見ていて辛かった。

そんな中しっかりと実力を出し切ったのはハマカーンや三拍子か。特にハマカーンはいつも通りのペースで序盤からしっかりと笑いを掴み、他の常連たちが実力を発揮しきれずにスベってる一方、見ていてむしろホッとした。経験の浅さと順位は関係ないが、2位という数字はもっと他のお笑い番組に進出していける実力があることの証でもあると思う。これからに期待したい。

それと唯一のピン芸人「星野卓也」のがんばりも評価したい。決勝に残っただけでも大したモノなのに、いつもの芸風を曲げず、最後までしゃべくり倒した。たぶん今回一番しゃべったのは彼だろう。漫才はやはりしゃべってナンボ。島田洋七師匠を例に挙げるまでもなく、「ガトリングガン両手持ち」くらいの勢いを今後も期待したいところだ。

いつものオンエアバトルでもそうだが、優勝が発表されたあとのエンドロールが僕は大好きだ。いつもはおちゃらけている芸人たちが、本音で悔しさやこれからの課題を口にするそこに甘えはない。ここまでの道のりの長さとその結果に対して真剣に向かい合う姿を拝める数少ないチャンスだ。素直にお疲れ様、来シーズンもがんばれ!と応援したくなる。
でもM-1と比べてそんなに質が落ちるってわけじゃないと思うけど、やはりこういう時NHKなのかなぁとは思う。優勝の瞬間やその後に今ひとつ盛り上がりが弱い。賞金だけが全てじゃないけど、もう少し副賞などで具体的なメリットがあった方がいいかなぁと思った。それ目当て、というと下世話な感じがするが、やはりこれを機に大きくステップアップ出来る未来は見せて上げたいところだ。

余談だけど、各芸人の最も面白かったネタを視聴者からリクエストしてもらって、その10組にボールを携帯電話から入れて貰うってのはどうだろう。実力を出し切れずに終わるということもないし、素直に面白いネタばかりを見ることが出来る。ある意味「歴代最高のネタ」にも年間チャンピオンと同程度の価値があると思うのだが・・・。

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