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2006年3月21日 (火)

ファイナルファンタジーXII~その6~

★ついに二人目の幼なじみと合流したわがクリスの分身。某太陽のような石を集めきったところまでのシナリオのネタバレを含み、、、ってそれがそもそもネタバレ?つか普通にプレイしていれば開始2時間足らずで到達するはずのところなので、ソッチ方面のバレは大したことないかもしれません。むしろ重要なのはシステムやデータ面でのネタバレ。まぁ今日まで読み続けてきて下さった方なら、何の問題もないとは思いますが。

●FF12で一番凹んだ日

よく「大作ソフトばっかりでは胃がもたれてしまう」とか「実際そんなにヒマとかないしね」などという話を目にするけど、そんなことは僕に言わせれば「楽しいソフトをやっていない」以外の何物でもない。自分が面白くて仕方がないと感じたゲームであれば、それがクリアまで何百時間掛かろうとも何の問題もないはずだ。だって「面白い」んだから。

ただ、昔楽しめたものが時と共に価値観が変わっていき、全く精彩を欠いて見えるということはある。彼女が出来たり、仕事を始めたり、子供が生まれたり、、、生活環境が一変することで今まで楽しさを知らなかったことがいっぱい見つかって、相対的に「ゲームが幼稚に見える」。多くの大人たちはこうして「ゲーム」そのものから離れていってしまうんだろうと思う。

それはつまりその人にとって「より楽しい」「より素晴らしい」時間の過ごし方を見つけたからであって、他人がとやかく言えるものではない。一面においてはこれまでも「ゲームというものにそれほど傾注していなかった」可能性はあるが、まぁそれは大した問題じゃない。

しかし僕は、と言えばその限りではない。たとえ「旬なタイトル」がない時期、毎日のゲーム時間が全くなくなってしまうことがあろうと、ハートにバッシィィィィィン!と直撃してくるタイトルに関しては今まで通り、魂が抜けるほど心を奪われる。楽しいソフトであるのなら、それはぶっちゃけ大作であればあるほど良い。なぜならそれは「楽しい時間」なのだから。

今回のFFはそういった面で、過去最大級の「楽しめる要素」がタップリだ。開幕直後の「もしかしてシンプル?」と思ったのもつかの間、やればやるほど「やること」が沸いて出てくる。本来ならそれらを限界まで突き詰めつつ先に進む僕なのだが、これほどまで懐が深いと、そうも言ってられない。でなければヘタしたらクリアする前に死んでしまうかも知れないのだ(やや誇張。でもちょっとホント。だって睡眠時間削りすぎ(^^;))。

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RPGでパーティメンバーが増えるとき、そのステータスは様々である。あらかじめ定められた初期値で参戦、メンバーの平均レベルで参戦、レベルだけ底上げされるが、スキルポイントなどは全くない状態での参戦などさまざまな状況で合流する。僕は漠然とFFは初期値のまま参戦すると思いこんでいた。LP(※)も全くゼロから集め直すものとばっかり思いこんでいた。主人公と能力に差が出てしまうけど、実際やっていけば終盤には序盤のレベル差などそう大したことではないし、8のようにこちらのレベルで敵の強さが上下するシステムでもないから、それで何の問題もないと思っていた。むしろ「稼ぎ直しはここでやろう」などと本来なら無駄とも言える「再強化」を喜々として受け入れていた。そうすれば主人公はもっともっと強くなるし、それが僕には「愉快」だったからだ。
※LP「ライセンスポイント」とはいわゆるアビリティポイントのようなものです

敵からもらえる経験値にもいろんなケースがある。メンバーの頭数で割られる場合、全員に割り振られる場合、倒した人にしか入らない場合など様々だが、今作では戦闘に参加する人数の頭数で割られ、ベンチウォーマーにはLPのみ入るらしいことを友人から耳にしていたので、むしろ当然レベルは初期化されるものとばかり思っていた。全く疑うことなく。

ここまでしつこく書いてくればもうおわかりでしょう。

果たしてレベルもLPも全て主人公のソレに引き上げられた状態での合流であった。

これにはさすがに驚いた。なぜならみなさんもご存じの通り、僕はたぶん日本一「独り身」の時間が長かった男である。一人ぽっちでもくもくと敵を倒し続け、LPを稼ぎ、レベルを、HPを、強さを身にまとってきた男である。ゲームはオープニングから魅力にあふれ、脇道もとても良くできてる一方、本筋の方も当然しっかり作られている。ある意味僕のような「鉄の意志」でとどまり続けようとしない限り、たまらず歩き出してしまうくらい良くできているのだ。

いくら覚悟があるとは言え、二人目を一人目の強さまで引き上げる行為は明らかに「二度手間」だ。その(いわゆる初期値からの育成をさせる)作りでプレイヤーにプラスの印象は与えにくい。それでも多くのタイトルで普通に「初期値の引き上げ」をしてこなかったのは、「より長く遊ばせるための延命策」という意味合いが強かったのだろう。

しかし今作はそれをやってきた。ただでさえボリューム云々を取りざたされるビッグタイトルで。

それはとどのつまり他の部分に自信があるからではないか。ある意味何度も経験値稼ぎをさせるより、もっともっと見て欲しいところがいっぱいあるんだ、という決意表明ではないのか。

そう考えたらなんだか急に先に進めたくなった。二人目の育成に時間を割く必要などない。その分もっといろんなところに目を向け、楽しめるように作られているのだ。

そして僕は次のターゲットを見つけた。

が、まずはその前に横道を少々・・・。

先ほど二人目は一人目の経験を引き継ぐ、と書いたが、それは具体的に一人目が二人目と合流するまでに稼いだ経験値とLPが、そのまま二人目にも適用されるということだ。具体的に言えば二人目は既に20万以上経験値を稼いだ状態であったが、特に驚いたのはLPの方だ。

パンネロちゃんの初期LP値はなんと「3009」もあった。このゲーム、経験値こそ強いヤツからかなり大量に奪うことが出来るが、LPに関しては「ほとんどが1」。ワイルドザウルスやウェアウルフのような特に強いやつらでさえ「2」。レアモンスターが「3」といった具合なのだ。これはとどのつまり僕が「ほぼ3000匹の敵を倒していた」ことを表す。前々から書いているように僕はドラクエ8で「自称日本一雑魚を倒した男」である。今回もその面目を躍如すべく雑魚を倒しまくってきたことが、これで立証された。このペースで行くとどうやら「ドラクエ以上」の記録を打ち立てそうな予感である。

そしてついに今日の本題である。かつてこれほど長い前フリがあったであろうか(注:ウチのブログではしょっちゅうである)。

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先日(と言っても一昨日)グラディウスをゲットする話を書いた。その時はがんばってがんばっても2本が精一杯だったので、メンバーが増えた段階でその仕事をまずはやっつけるべく「西の砂漠」に赴く。

運が良かったのかほどなくして「砂漠のレッドウルフ(C.メタルマックス)」が姿を現した。その上(二人であったことを差し引いても)あっという間にお目当てのブツ落としてくれた。

「今日のオレはツイてる!」

意気揚々と次のターゲット、フィディルに向かう。「なんとか断層」を出入りすることで出現するフィディルは見た目「リッチ」という感じのアンデッド(推定。つかもしこれが普通に生きてたら、本気で怖い)だ。攻撃力もHPもそこそこあるが、お目当てのブツが「倒して手に入れる」武器である以上、レアを落とすまで執拗に討伐し続ける以外にない。

時には10回近く出入りしても出てこないこともあったりして、わずかながら焦燥感が身を包む。これほどたくさんやれることがあるRPGである。こんなところで不自然に立ち止まっていていいのか。

そんな織り、長男が横から顔を出す。

「父ちゃん何やってんの?」

「こいつが落とす物が欲しい」

「ふーん、あ、僕ねぇ・・・」

と言いかけて言葉を止める。僕は長男に内容に関するかん口令をしいている。空気のわかる友人であればそんなことはないが、彼はまだその区別が付かないのだ。

「何?」

「うん、僕も強い武器ゲットしたに」

ココで言う「したに」というのはこの地方の方言であって、要するに「したんだよ」の意である。「ゲット」というのは小学生らしいナチュラルポケモン用語と言えるだろう。

「へぇ~、それは何?」

「え?言っていいの?」

「全く問題ない。レアアイテムやレアモンスターに関してはむしろどんどん教えて欲しいくらいだよ」

遠慮がちに彼が口にしたのは「バーニングボウ」という弓だった。耳慣れない名前である。とりあえずどこかに売っていた記憶はなく、レアモンスターからのドロップにも表記はない。

「それってどいつが落とした?」

「うーんとねぇ、、、ダイブイーグル!」

ダイブイーグル!!!!?。ダイブイーグルとは個体数が少なく、ノンアクティブの飛行モンスターで、経験値的にはワイルドザウルスに次ぐ強敵である。空を飛んでいるため近接攻撃武器では届かず、僕的に敬遠していた相手でもあった。

「ほほう、そりゃナイスな情報だな」

僕はバーニングボウに興味が沸き、攻略本で調べてみると、

「攻撃力63!」

とあった。僕が苦労して手に入れたグラディウスでさえその攻撃力は45。風属性が付いているとは言え、「風吸収」の敵には逆にマイナスに働いてしまうし、何よりリーチの長さが違う。当たり前だが弓のリーチは短剣よりに長い(ホントに当たり前)。

「それ、メチャメチャ強いじゃん!」

途端に熱がこもる。それまではフィディルと戯れる僕に向かって「先にバーニングボウ取りに行った方がいいんじゃないの?」なんて言っていても上の空だったのが、その攻撃力を聞いてしまっては後戻りはできねぇぜ、とっつぁん。である。

僕はさっそくセーブポイント近くの単体で出現するダイブイーグルにターゲットを絞り、ミストナックでの連戦を始めた。ウェアウルフに慣れた身にミストナックの連続は正直キツかったが、普通に戦って勝てる武器は持っていないのだからやむを得ない。

ヤツが落とすアイテムは「風の魔石」と「あぶらとり紙」。他には何も落とさない。もしかしたら討伐ではなく捕獲でのゲットかと思い、苦労してダメージを調整したりするも、やつは気紛れに「デッドリーダイブ」という自滅ワザを使ってしまい、なかなか思うようにいかない。もちろん盗めるアイテムも取るに足らない物だ。

「まぁレアだからな、」

僕は長期戦を覚悟し、淡々と作業を繰り返す。

「2種類以上のアイテムを落とす敵って今までいなかったなぁ、息子の間違いかもしれないな」

10分経過

「攻略本には敵の落とすアイテムには『激レアも』ってあったよな、あれは通常ドロップの2種類以外にも落とすことがあるって意味に違いない。捕獲はないな。討伐オンリーで行こう!」

20分経過

「落とさないなぁ。とりあえず次のレベルまで2万かぁ、手に入る経験値は1000弱だから、まぁレベルが上がるまでがんばるか。20匹くらい倒せばなんとかなるでしょう」

40分経過。レベルアップ

レベルが上がったと言うことは手に入っていないということ。

「マジ泣けてきた。つかもう眠い。スゲェ眠い。『見えない大きな壁』が僕の前に立ちはだかる。つか長男が手に入れて僕が手に入れられない武器があってはならない。それはとどのつまり「やり込み派の自分」を否定することにも繋がる。なんとしても手に入れなければ・・・」

20分経過。パンネラもレベルアップ

「ふぅ。マジ凹む。今回のFFで一番ツライ。泣きそう。眠い」

愚痴が多くなってくる僕。しかしそこであることを思い出す。

「そう言えば息子は『上の方で取った』と言っていたな。ダイブイーグルならどれでも同じだと思っていたが、もしかしたらそれかも知れない」

僕は一縷の望みをかけ、西の砂漠の上の方(名前は失念)に向かう。そこは遙か昔、這々の体となりながらもコッカトリスで経験値稼ぎをした懐かしい場所だった。

いつものようにミストナックを起動し、とどこおりなくしとめる。

「お、アイテム落としたな!」

おそるおそる近づく僕。

「大鳥の羽根」。

大鳥の羽根?僕はそれをヤツから奪ったことがない。これまで大量に倒してきて一度もない。それがある意味レアである可能性はゼロではないが、それ以上にレアだと目されるバーニングボウをもそのダイブイーグルが落とすということになると、羽根のレア度が飛び抜けて高いとは考えにくい。

僕はいくつか推論を立てる。

長男がここでダイブイーグルを何度も倒す可能性は薄い。いくら僕より先に進めていて武器が良いとは言っても、レベルは僕に遠く及ばない。ヤツの攻撃は熾烈で、それほど長時間耐えることはまず無理だろう。となれば勢いミストナックでの撃破であろうことは想像に難くない。

ミストナックは基本的にセーブポイントに戻らなければ再び撃つことが出来ない。彼は経験値稼ぎや繰り返し行ったり来たりするのが嫌いなごくごく普通の小学生であるから、「ダイブイーグルのドロップを目当てに何度も往復した」とはまず考えられない。

ということは彼は普通にたまたまヤツを倒して手に入れた、ということになる。

PSOの時もそうだが、確率というのはぶっちゃけそんな簡単なものではない。100回に1回しか手に入らないようなアイテムが、1回目に手に入ることなど、

 現実的にはあり得ない

のだ。そしてヤツが落としたアイテムが「大鳥の羽根」。

「エリアが違うと落とすアイテムが違うのか!」

東砂漠と西砂漠では同じウルフでも強さが違う。しかしドロップアイテムに関しては差がなかったはずだった。ましてやこれまでは全ての敵が2種類しか落とさなかったから、この違和感はそうとうなものだ。僕は継続してヤツを狩る。

するとヤツは「あぶらとり紙」も「風の魔石」も落としてきた。ついに「2種類の均衡」が崩れた!
既に時計は例によって3時を回っているが、眠気は全くない。

そして砂嵐吹き荒れる5回目のトライで、ついにやつは落とす。

「バーニングボウゲッッッッッット!! っしゃぁぁぁぁぁ!!!」」」」」
※閉じカッコはそんなにいらない

叫びませんよ、大人ですから。でもガッツポーズは派手にしました(^^)。試しに使ってみると、たたき出したダメージは「1000オーバー!」。弱点属性の恩恵なしにこの数字。ましてや遠くから撃てるので、超便利。ゲージが溜まるのはちょっと遅いけど。

一時は泣きそうだった僕も、これで安らかに眠りにつくことが、、、と思ったでしょ?やっぱりがんばるんだな、コレが!と言っても5回くらいですけどね。さすがにもう落としませんでした。まぁ明日の楽しみってことでね(^^)。

ちなみにそうして敵が落とすレア武器、もう一つ持っていました。名前は「虎鉄」。攻撃力50の無属性かたな。持ってると結構かっこいいですが、全ての面でバーニングボウに劣ります。人より先に強い武器を手に入れようとするスタンスは、弊害として「無駄になる武器」をたくさん生み出してしまう。でもいいのです。僕はやり込み系プレイヤー。購入可能な武器と防具は全て3個ずつ持っているほどなのですから。

余談ですが、バーニングボウ、どうしても手に入れたかったのでネットで情報をあさりましたが、「2ちゃん」以外ではまだどこにも入手先が書かれていませんでした。
※2ちゃんは調べてません。
だからもしかしたらココが一番乗りなのかもしれないですよ(^^)。

 「おちこんだりもしたけれど 私は現金です・・・」

次の目標。

こうして強い武器を手に入れた僕は兼ねてからの懸案であった「風のエレメント」に試し撃ちをしてみた。ダメージは350ほど。メンバーが3人になり、各人が一人ずつきっちり1万越えのミストナックを成功させれば、残り18000÷3人÷350=18ターン。何とか耐えられるか・・・。まぁその前にパーティを3人にしてもう2本弓を手に入れなきゃならないんですけどね(^^)。

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