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2006年4月19日 (水)

ザ・チーター

深夜枠でやっていたバラエティ系クイズ番組がゴールデンに進出。全く会ったこともないのになぜかブロガーというだけで非常に親近感の沸く眞鍋かをりが出ていたので、思わず前のめりでテレビに集中。

番組を一言で言えば「だまし合い」。いかに自分が嘘つきではないか、もしくは自分が嘘つきであることを悟られないかを競う。一問答えては審判がなされ、みんなから疑われたらそれでもうその場から追放され、回答権がなくなる。それが間違いであったとしても。
僕がこの番組で一番好きなのは、「リアル涙」が見られるところだ。嘘をついてみんなを騙した者が、普通にバレて追放される分にはなにも問題ない。しかし、巧みな話術とその場の空気で、全く無実のまま疑われ、その場を追われる時の表情は、まさにセメント。人から疑われるということがどれほど辛く苦しいものなのか、まざまざと見せつけられる。

今日はゴールデン進出第一回ということで時間枠もこれまでの30分から一気に4倍の2時間。AグループBグループに分けて最終的に決勝で勝者を決めるというやり方だった。
とにかく一番最初に眞鍋が落とされたときが最高のクライマックスだった、もうマジ泣き。ボロボロに涙を流して悔しがるマナベを見たのはもちろん初めてだったし、番組的には「こりゃぁタナボタでいい絵が撮れたな!」というところだろう。

 ホント、トラウマになるんじゃないかというほど泣いてた。

実際ブログを読んでいると、彼女は非常にきっぷのいい、「男らしい」女性だと感じられる。いい意味でサバサバしているし、女性的な側面以上に人間的にサワヤカなヤツという印象が強い。ビジュアルがいわゆる芸能人っぽいからどうしても色眼鏡で見てしまうけど、決して嫌なヤツじゃないのだ。

 それでもみんなから疑われてしまう

そこがこのザ・チーターのキツいところであり、面白いところでもある。他のメンツも次々と追放されていったが、マナベの涙が一番印象に強く残ったのは、きっとその時の感情の波動が一番こちらに強く流れ込んできたからだと思う。ファンというわけじゃないけど、なんつーか「こいつはイイ奴だなぁ」などと一人で納得してしまいましたよ。

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