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2006年5月15日 (月)

昔のアーケードゲームの思い出

「天野ゲーム博物館」やイントロクイズを通じて何となくだけど昔のゲームのことを考える事が続いた。ここで言う「昔」とはズバリ僕にとっての昔であり、読者諸氏全般に通じる事象の可能性は低い。まぁそういう貴兄には「ジジイの戯れ言」として軽い気持ちで目を通して貰えたら幸いである。

コンピュータゲーム(以下ゲーム)というものが家庭に持ち込まれる以前、ゲームと言えばゲームセンターでやるものであった。が、その前はと言うと当然ゲームセンターのない時代があるのである。その頃のゲームは意外と思われるかも知れないが、喫茶店やホテルにあったりした。

一台当たりの値段は僕の記憶が確かなら当時で100万円。もっともこれはインベーダーブーム最盛期の頃のオリジナルのインベーダーの価格だから、その前のブロック崩し(ブレイクアウトって名前だったかな)やテレビテニス(有名なのはポンってやつ)はきっとそんなばかげた値段じゃなかったと思う。まぁそれでも気軽に買えるようなモンじゃなかったとは思うけど。

両親とそこそこいいホテルに家族旅行に行くと、温泉の前にあるラウンジの片隅にひっそりと置かれたアップライト筐体。その前にはピンポンの台と背中をグリグリするだけのマッサージチェアが置かれていて、「両替はフロントへ」という張り紙が貼ってあったりした。

妹と一緒に左右それぞれにあるシンプルなボリュームを操作して光る玉を打ち返し合う。たぶん僕の中ではエアホッケーとさして変わらない印象だったように思う。

当時は結構ウチにもお金があったから、夏休みに大きなホテルに行ったこともあった。そこには小さなアップライト筐体が一台なんてことはなく、ガラス張りの区切られた空間に数十台のテーブル型筐体や、周りを包み込むような大型筐体がいくつもあった。1日1000円もらってパックマンやミサイルコマンド、スペースファイアバードをやる。トランキライザーガンもあったかな。どうもこのゲームコーナーが僕の中では非常に強く刷り込まれているらしく、現実的には非常にマイナーであるところの任天堂製「スペースファイアバード」の印象が妙に強く残っていたりするのは、まぁご愛敬というところだろう。

それからほどなくして自宅の近所にもゲームが出来る場所が出来ていった。正確には気付いたらいっぱいあったようにも思うので、単に僕がその存在を知らなかっただけなのかも知れない。

暗くタバコくさい店内はいかにも不良のたまり場という感じで、正直一人で入るどころか友達と一緒にもなかなか行けなかったりした。だから母親に隣町に連れて行ってもらった時なんかは、デパートの屋上に行くのが楽しみで仕方がなかった。

コインで遊ぶルーレットや潜水艦を撃つゲーム、モグラ叩きはこの当時はなかったような気がする。ネットに囲まれた大型筐体はボールを当てるやつだったかな。あ、でも円盤を打ち落とすやつは絶対あった。つか子供には難しすぎて全然ゲームにならなかったけど。
その頃よく遊んだのはラリーX。とにかく何面も続けて遊べるのがそれくらいしかなかったってこともあるけど、これは大好きだった。まぁ子供にはスクランブルとか難しすぎたんだよな。キング&バルーンもあったような気がするけど、やった覚えがあるのはギャラクシーウォーズとか平安京エイリアンとかかな。

で、このくらいの年齢になるとてれびくんとかテレビマガジン、テレビランドからコロコロ読者にシフトしていく。当然最初に読むのは「ゲームセンターあらし」。「なにが炎のコマだよ」「そんな格好して上手く出来るわけねぇじゃん」と思う一方で、いろんなゲームが取り上げられているマンガを読むだけで十分「やってる気持ち」になれた気がする。
家庭用だと「テレビベーダー」ってのが出た頃かな。レバーとボタンだけ付いたシンプル極まりない本体。でも値段は15000円くらいしたような気がする。LSIゲームや蛍光表示管ゲームとは違う迫力のあるテレビでのゲーム。持ってる友達はいなかったけど近所のおもちゃ屋に「5分30円」で置いてあったのを覚えている。

時系列が多少ごっちゃになっているが、母方の実家に泊まりに行ったときなんかは、おじさん(と言っても当時大学生)に近くのゲームセンターに連れて行ってもらうのが死ぬほど楽しみだった。お風呂も入ってご飯も食べて、夜8時の外出と言えばもはや小学生の子供にとっては完全なミステリーアワー。当然ゲームセンターに行っても同年代の子供などいるはずもなく、お小遣いをもらって「クイックス」や「アルペンスキー」「ギャラガ」なんかをやってた。クイックスはホント当時から面白かったんだよね。

それからしばらくはアーケードゲームから遠のいてしまう。まぁ学校が楽しかったって事もあるけど、ファミコンにシフトしていったってこと否定できないかな。

たまに友達とボウリングに行ったときなんかは、そこにあるたくさんの「自分の知らなかった」ゲームと出会ったりして「おおっスゲェな!」って気になったりした。おぼろげな記憶だとセガのLDゲーム「スターブレイザー」が一番衝撃的だったような気がする。置いてあったタイトルだとロードランナーとかイーアルカンフー、忍者くんとかかな。

中高生の頃はなかなかゲームセンターに行く機会がなかったので、ゲーム雑誌を見て「やった気になって」いた。もっとも情報が大切なのは今も昔も変わらず、そのおかげでハズレゲーを掴まされることはなかったし、沙羅慢蛇やドルアーガが移植される、というニュースをダイレクトに喜べたりもした。今だから告白するけど、

 僕はゲームセンターでドルアーガ、沙羅慢蛇をやった記憶がない。
 もっと言うとゼビウス、R-TYPE、グラディウスも1回しかやった記憶がない。

のだ(^^;)。そんなんでよくもまぁ、、、と言われそうだが、経験が少ないからゲームが好きになる権利がないわけはない(と思う)し、その分家庭用に濃くハマったりしたのだ。まぁだからイントロクイズもファミコン版が多いんだね(^^)。

実際ゲームセンターに通い始めたのは予備校に行ってた頃かな。「タツジン」「グラII」「ロストワールド」もこの時代だったか。で自分が結構やってたのが、こないだ書いた「ワイバーンF0」だったり「Xマルチプライ」だったりするんだね。でもこの当時から既に豊橋のキャロットにあるスターウォーズは壊れていたような気がする。

さすがにこの年齢、時代になると不良の温床というイメージはなくなっていて、店内もかなり明るかった。でもさすがに人がたくさん付いているゲームをギャラリー背負ってやる度胸もスキルも無かったから、、、

 ゲーセンでリアルタイムにダライアスやグラIIをやった経験もない

んだよね(^^;)。あんなに大騒ぎしてるのは、やっぱり家庭用に移植される、およびされた時の個人的盛り上がりが影響大ってところ。

その後は大学に「君は来なくていい」と言われ、仕事しながら一人暮らしするようになってストIIや東亜のシューティングにハマッて行ったりした。たぶんこの時期が一番ゲームやってたような気がする。

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ゲームってのはやっぱり一人で淡々とやってるだけでは、その面白さの半分くらいしか味わえないもんなんじゃないかと思う。親戚のおじさんやいとこ、友達やバイトの男の子、ネットでの情報交換もそうだし、時には行きずりの対戦相手ともコミュニケーションを取ったりする。そんなやりとりこそが僕にとっての

 ゲームは面白い

を支えているのであって、なんつーかこれからもそうでありたいと思う。正直今はまだ長男が「どこまでが言って良くてどこからが触れてはならぬネタバレ」なのかの判断が付かなかったりするが、それでも一緒に楽しめるというのは素晴らしいなぁと思う。
※まぁ勉強はぬかりなくやって欲しいけどね(^^;)。せめて僕程度には。

だからこそブログでもそうした「みんながやる」タイトルに比重を置きたくなる。FFやドラクエもそうだし、ポケモンが始まったらたぶん、いや絶対それについて書いていくと思う。

ゲームはやったからと言って誰かに褒められるような娯楽ではない。ごくごく一部の例外を除いて頭も良くならないし、プラモやレゴのように手元に何かが残ると言うこともない。しかし、こうしてブログなりなんなりで書き連ねていくことで「思い出が形になる」ようにも思う。FF11の頃もそうしていくつか思い出を書いたりしたし、ニフティのログなんかをたまに見ると結構熱かったりする。振り返るばかりでは進歩、前進はないが、いろんな積み重ねそのものが娯楽になることだってある。イントロクイズだけじゃなくて、もっとみんなと「ゲームで楽しめたら」って思うんだよな。

PS.イントロ関係のレス、少々お待ちを(^^;)。テンション上がったら一気に行きますんで。

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コメント

確かにゲームを遊んだと云う証は形としては残らないけれど、古いアルバムをめくるような記憶として忘れられない物を残していますね。
ひとつのゲームに使った多大な時間が、薄紙一枚程度の思い出として残っているだけでも感慨深い気持ちを提供してくれているのではないでしょうか?
これからも老衰するまで様々なゲームで遊び続けたいなと思います。

投稿: バブシカ | 2006年5月15日 (月) 06時26分

バブシカさんコメントどもです。
ライフサイクルの中にあってゲームから距離をおく季節というのは否応なく訪れるものだとは思うんですよね。でも自分の中に確かな源流として存在する事実さえ忘れなければ、久しぶりに起動したときに

 「なんで自分はこんなものに・・・」

ってことはないと思う。振り返ったときいつでも

 「やっぱグラディウスは面白れーな!」

でありたいですね(^^)。

投稿: クリス | 2006年5月15日 (月) 22時18分

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