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2006年6月 5日 (月)

河村隆一~evergreen~

個人的にはかなりの当たりアルバムでした。テレビCMの「いちご白書をもう一度」を聞いてからチェキっていたのですが、収録曲の9割が知ってるというのはやっぱり強いですね。「馴染みがある」とまで言える曲こそ多くはないのですが、全く聞いたことがない曲は一曲もありませんでしたし、僕らぐらいで邦楽をそこそこ聞いてきた人になら、かなり訴求すると思います。特に有線放送が掛かっているような仕事場であればなおのこと。

収録曲と一言コメントを・・・。

・花の首飾り

タイガースというと「色つきの女でいてくれよ」くらいしか知らない自分ですので、馴染みはないのですが、かなり渋いところから入るあたりこのアルバムの意思表示というか「河村隆一ファン」に向けたモノではないことを感じさせて好印象です。

・「いちご白書」をもう一度

CMでも使われていましたが、かなりイイ感じです。もともとバンバンの原曲自体かなり大好きでしたが、彼らしいアレンジと伸びのあるサビの部分にトリハダです。聞いても歌ってもいい曲ですね。●オススメ!

・ブルースカイブルー

恥ずかしながら原曲を誰が歌っていたのかすっかり忘れてしまっていましたが、曲自体は覚えていましたね。フォーク100%のメロディですが、どことなく新しい命が吹き込まれたような印象がある爽やかな曲です。●オススメ!

・LOVE(抱きしめたい)

個人的には沢田研二は他にもっと好きな曲があるので、ちょっぴり渋すぎるかなぁとも思いましたが、直撃世代にはまた違った印象があるのかも知れません。

・オリビアを聴きながら

こういう選曲はちとズルい気すらしますね。もともとのポテンシャルが高いので、そこそこ歌が上手い人なら誰が歌っても及第点になってしまう気がします。まぁ彼なりの解釈と歌い上げは嫌いじゃないですけどね。

・YES-YES-YES

この曲はサビ以外の印象が薄いというか、個人的には「さよなら」や「言葉にできない」のが良かったかなぁ。悪い曲じゃないんですけどね。

・スローモーション

中森明菜も来生たかおも好きな僕には結構嬉しい選曲でした。アルバムを俯瞰すると結構新しい方に入ると思いますが、かなりアレンジが入ってるので、もはや別の曲の印象です。

・Virginity

レベッカは大好きですが、比較的ノーマークな曲でした。でもこれはかなりイイです。曲が彼のモノになっているというか、聞いていて違和感が全くない。むしろ原曲より好きなくらいです。●オススメ!

・恋の予感

対象半径の広い曲ですよね。でもこんなボサノバっぽい曲調になってくるとは思いませんでした。他の曲にも言えますが、「らしい歌い方」が好きな人にはたまらないでしょうね。

・恋におちて

原曲が非常に好きなので、正直ちょっと抵抗がありましたが、何度も聴いてると結構馴染んでくるから不思議。

ちと余談ですが、河村隆一というのはもともとビジュアル系バンド「LUNA SEA」のボーカルでぶっちゃけ見た目で売ってる側面が否めませんでした。しかしソロになってテレビに映ったときの彼は全くその面影もなく、Tシャツにジーンズのようなラフな出で立ちで、曲調もロックというよりはニューミュージック寄り。おかしな言い方になりますが、今回収録されているような曲を普通に作ってもおかしくないようなシンガーソングライターになっていました。

その方向性や他のアーティストへの提供楽曲などを見ても、以前の印象はほとんどなりを潜め、イイ意味での普通の邦楽アーティスト。LUNA SEAの時の曲に好きな曲は一曲もありませんが、ソロ活動以降は結構好きな曲があるんですよね。
※以前ブログにも書きましたが、ASAYAN出身のSAY A LITTLE PLAYERの曲も好きな曲が多いです。

今回のアルバムがどういった経緯で作られることになったのかはわかりませんが、なんていうか自分が好きな曲、馴染みのある曲をこうしたイケメンアーティストがカバーする、ファンがクロスしない曲を歌うというのは、なんだかとっても

 かっこいいな

って思いました。河村隆一のファンの女の子たちがどう思うかわかりませんが、河村隆一が好きなヤローども(どのくらいいるかわかりませんが(^^;)には特にオススメできるアルバムだと思いますヨ。

閑話休題

・真夏の果実

たぶんこのアルバムの中で一番新しい曲になるのかな。もともとしめやかな歌だし、桑田さんも結構いろんな人の歌をカバーしていたりするので違和感なく入ってきますね。●オススメ!

・OH MY LITTLE GIRL

尾崎ファンとしては、カバーされるのが辛くなるケースもないではないのですが、彼の曲をカバーする場合、そのほとんどが「カバーしたくてする。彼の歌が好きだから歌う」という気持ちが凄く入ってくるので、そのアレンジや歌い方に違和感が残っても、多くは「共有」「共感」として評価してしまうんですよね。お前もか、みたいな。
※でもメジャーなコレじゃなくて、もっと渋いところを持ってきて欲しかった気もしますね。まぁI LOVE YOUじゃないことを評価すべきなんでしょうかねぇ(^^;。

・愛燦燦

「あいさんさん」と読みます。美空ひばりさんの名曲ですが、この曲をチョイスするあたりがこのアルバムのメッセージというか、尾崎にも言えることですが、曲は色あせるものじゃない。ずっと残していきたい曲っていうのを感じます。でも馴染みがない分だけ「入れない」のがなんとも歯がゆい。何とも悔しいです。

・I FOR YOU

「あ、ルナシーの曲じゃん」と思いつつ、聞く限りでは「弾き語りか・・・」という感じでコレはコレでとってもイイ感じ。ただ並み居る強豪を相手には少々分が悪かったかな。

・TIME TO SAY GOODBYE

ライブ音源のボーナストラックだけど正直何故コレ?という印象が拭えなかったりして(^^;)。

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布袋兄貴の時にも思ったけど、「1枚でしっかり満足出来る」というアルバムって随分少なくなりましたね。距離が短かったということもあるかも知れませんが、中学高校時代の尾崎やハウンドドッグ、レベッカ、渡辺美里なんかは、どのアルバムも聴きまくったのですけれど・・・。時代・・・ですかね。

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