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2006年6月30日 (金)

リボルテック~ゲッター1~

Getterb 先日のFTYPEでテンションが上がったのでエヴァを買うつもりだったのだが、残念ながら初号機は売り切れ。ジョーシンは定価の2割引だからまぁ仕方ないのかも知れないが。で、他のは全て置いてあって
※7月発売の弐号機とキングゲイナーもサンプルが置いてあった。つかキングゲイナーはやっぱ愛着がないなぁ。つか版権降りないからだろうけど、普通にガンダムとか作ってくれればいいのにって思った。
しばし思案するもせっかくだから、とゲッター1を購入。感想一声、

 「関節柔らけ~じゃん!」

つかリボルテックが使われている(と認識出来る)関節は膝と足首だけで、それも足首はそれほど可動範囲が広くない。まぁnoriくんからも「よく動くならエヴァだけど、意外なほど動くならダグラム」みたいな勧められ方をしておいてゲッター買ったバチがあたったのかも知れないけど、

 「意外なほど動かない」

のである。かっこわるくは決してないのだが、正直食玩の「永井豪コレクション」だったかの方がマントもついてたしズングリ感が僕好みであった。

あと塗装が今ひとつというか赤は整形色にクリアが塗ってあるだけなのでどうしても安っぽく、胸部なんかは今ひとつ生乾きで普通に指紋が残ってしまった。

ただ、買う段階から既に「色を塗ろうかな」と思っていたシリーズでもあるので、正直塗装面はあんまし気にならないといえばならないかな。

付属パーツはデッカイゲッタートマホークがかなりいい出来。つかゲッター全体でエッジがとても立っていて、バンダイではこうはいかないだろうと思わせる。とにかくとがってるところが痛いのだ。手首は左右各3種ずつ付いていて、一応飛行ポーズ用のスタンドもある。ゲッタービームかストナーサンシャインかわからないが腹部からのビーム兵器を模したオブジェと、両肩に付ける延長の羽根のようなパーツで全て。まぁトマホークの出来がとにかくいいので、他はさほど気にならなかったかな。

とりあえずせっかくなので、と写真を撮ったが、なかなか難しい。かっこいいポーズというのも難しいし、それを綺麗に収めるのもまたしかり。それでもまぁそれなりのポーズにはなったと思うけど、どうかな?

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2006年6月29日 (木)

aviを家庭用DVDで&DSでWiFi

休みを利用して平常なかなか面倒でやる気の起こらない試みをいくつかチャレンジ。

一つはキャプチャした画像をPS2などの家庭用DVDで見られないか、というもの。ネットで手順を確認するとどうやら

 avi→mpg2→video_ts→焼き

というステップが必要らしい。つかこういうデジタル動画の分野は日進月歩だから、もちっと探してみると、

 avi→video_ts→焼き

出来るモノも発見。一昔前は画面のサイズだとかファイルの大きさだとかをナーバスに設定しないとダメだった気がするけど、この辺素直に技術革新に感謝。さっそく手近にあった小さめのやつで試してみる。



と言ってもエンコ始めたのは昨夜遅く

今朝になって無事video_tsフォルダに一般DVDフォーマットでエンコードされてた。早速メディアに焼いて、いざPS2で再生、と居間のマシンにセットをしたのだが、、、。

 画面が緑。

中古で買った際にしっかりチェックしなかった方も悪いのだが、居間のPS2はゲームは何ら問題なく表示するのに(AVマルチ端子接続で)、映画などの映像DVDは画面が緑になってしまうのだ。とりあえず接続をコンポジットに差し替えれば問題なく表示(画質は劣るが)していたので、コードを探すと、、、

 軽く「ない」。

そう言えばPC横のPS2に使っていたことを思い出しつつ、他にもあったはずだ、と家捜し。無事発見してリトライ。

 音しか聞こえん・・・

どう差しても映像出力がテレビに届いてない。むぐぅ。悔しいのでかみさんが2階で使ってるPS2からコンポジットケーブルを借りてくる。つか我が家にはPS2が3台あるのだ。

 でも音しか聞こえん・・・

こりゃあいよいよもって本体の故障か!?でもめげないのである。だったら本体を替えてリトライ2。かみさんのPS2で試してみることにする。

 ディスクアクセス不良。

要するに読み込んでくれないのである。いくらカシャカシャいっても終わる気配がないのである。むぐぅ。

だったらPC横のPS2でリトライ3→ディスクアクセス不良。つか改行するまでもないくらいの勢いで読み込んでくれない、にくいヤツ。

冷静に考えると我が家のDVDプレイヤーはこの3台とあとパソコンに接続されたものしかない。仕方なくパソコンのDVDにセットして再生してみると・・・

 「映った!」

何か悲しい気持ちが僕を覆い尽くす休日の朝。

気を取り直して今度は以前から気になっていたNINTENDODSによるWi-Fi(ワイファイと読む)接続を試してみることにした。Wi-Fiとはインターネット回線を使ってどこの馬の骨とも知れない人と対戦をするための機能である。ぶっちゃけマリオカートだろうとテトリスだろうと、知らない人にイキナリ対戦、それも一言もしゃべらない状態でやったって面白いワケはないのだ。だってコンピュータと何にも変わんないんだから。

だから今Wi-Fiをやろうと思い立った理由は別にある。そう、来るべきポケモンへの予行演習というわけだ。ポケモンがWi-Fiに対応することは既に確定していて、もしかしたらボイスチャットをしながらのやりとりもWiiと絡めて実装される可能性もある。だから今のうちに我が家のルーターでそれが可能なのか、もしくは不可能ならば必要な機材やら知識やらは何なのかを集めておこうと思ったのだ。

実際これは非常に重要な事だと思う。例えばルーターが無線に対応していない場合、任天堂のオンラインのみで販売されている「USBアダプター」3500円なるものを買わなければならない。今でこそニーズは少ないが、これがポケモン発売時に品薄になることは明白である。つかむしろ品切れになってヤフオクでプレミアが付いちゃうかもしれないくらいの勢いで不安である。

だったら今のウチに買うなら買おうじゃないか、というわけである。

が、

我が家のルーターの販売元であるNECに電話
※番号が「携帯不可」と言われたので居間にある固定電話
で聞いてみたところ、

「お客様のお使いになられている機種で、問題なく無線LANは使えますよ」

とのこと。軽くボケるつもりがボケ損ねて少し後悔しているが、まぁあまりにも問題なくOKサインが出た。じゃあそれをどうやるのか、ってことなのだが、、、。

一応確認しておくと、僕はこの「DSでWi-Fi」に関しての知識が非常に乏しい。全くやる気がなかったこともあって、何が必要で何が出来るのかもわかってなかった。だから、今回の電話でも一番最初に自分のプロバイダに連絡してしまったくらいなのだ。つか冷静に考えればプロバイダは一番関係ない。機械と機械のやりとりであって、ネット接続サービスそのものは特に共同回線のアパートでもない限り障害たり得ないからだ。

さて、そんなわけで無線LANが使えるとなれば、次はそれをどう使うのか、なのだが、DSをいくら探しても「Wi-Fi接続設定」が見あたらない。これはどうしたことか。全てのコマンドを試してもダメなら、「LR同時押し」だとか「スタートセレクト」だとか、いや大人ですから、ここで「上上下下LRLRBA」とかしませんよ。大人だから。

「見つからないんですけど・・・」

とりあえず今度は任天堂に聞いてみることにする。すると、

「ソフトのメニューから・・・」

というじゃありませんか。要するに「Wi-Fiに対応」しているのは「DS」ではなく「DSソフト」の方で、DSそのものにWi-Fi接続設定なるものはないという事実が発覚。つかこれは初心者でしか体験出来ない貴重なミステイク体験だと自分を納得させ、そのまま続きを聞く。

「対応ソフトって何がありますか?」

「おいでよどうぶつの森、テトリスDS、、、」

都合良くそのDSにはテトリスが刺さっていたので、即実行&チャレンジ。

 起動→Wi-Fi→Wi-Fiセッテイ→Wi-Fi接続先設定→接続先1

と操作すると画面に「アクセスポイントを検索」の文字が。

「それをタッチしていただければ対応するルーターを見つけられるはずです」

「アクセスポイントを見つけられませんでした・・・ガックシ」

「ガックシ」は僕の心の表示だが、どうもダメみたいだ。

「もしかしたらルーター側でセキュリティが掛かってるかも知れませんね。」

その後いくつかの箇所を聞き、きびすを返すがごとく再びルーターのメーカーにTEL。クイック設定画面から詳細、無線LAN設定を開いて言われるままにチェック確認。全てのセキュリティは先方の言う通りになっていた。

「まだ接続出来ませんか?」

「つか何も変更してないんですけど(汗」

当然接続は出来ず、一旦電話を切って、あらためて調べて折り返してくれるという。個人的な印象だが、ビッグローブとNECのサポートは電話が繋がりにくいことを除けば不満に思ったことが全くない。回転も速いし礼儀もわきまえているし、今回のように「任天堂」か「NEC」か「ビッグローブ(NEC)」かという誰に聞いていいかわからないような質問でも出来る限り対応しようとしてくれる。まぁどこもそうなのかも知れないけど、少なくともSONYやSEGAの時よりは気持ちよく電話できる気がする。

さて、とりあえず向こうには携帯番号を教えたので、いつもの居場所であるPCの前に移動して電話を待つ間、念のためもう一度トライしてみる。

 「見つかりました」
※正確にはこうは表示されないけどね。

 え?お前さっきの場所から3mくらいしか移動してないぜ。つかさっきいた場所だってルーターから5mは離れてないのに・・・。

何にしても無事無線LAN成功。勢いでテトリスの対戦開始。相手の名前は「ニート」。なんだか嫌な感じ(^^;)。つか操作もすっきり忘れてアワアワしてたので、あっさりやられるかと思ったら相手もまたそれほどでもないプレイヤーのようで、意外と長期戦、それも地味にラインを消し合うだけの戦い・・・。

 これはこれでイイ

何て事を思いながら、画面には「WIN」の文字が。念のために確認しておきますけど、僕はこのテトリス、クリアしたことありません。つかレベルも12とかが最高です。なのでホントに相手も上手くなかった、という幸運が働いたわけですが、そうは言っても初戦白星は幸先いいスタート。

とそんなことをやっていたらNECからTEL。

「繋がりました~」

理由はともかく結果をまず伝える。ついでに「公称ではどのくらいの距離まで大丈夫なんですか?」と聞くと「何もないところで30mとなっております」。おいおい5mだぜ、と思ったけど、とりあえず指向性のある電波なので、DSの向きという点でもマズかったのかもしれない。何にしても無事僕のDSはWi-Fi対応になりました。

PS.その後もう一度だけテトリスをしましたが、今度の相手は僕が1ブロック落としてる間に5つも6つも積み上げてる!!

 「何で?」

どうやらブロックを一気に下まで落とすテクニックがあるらしい。つかそれをここで書くことに抵抗はないのか、俺よ。自分がそこまでヘタレであることを公にすることに問題はないのか、俺よ、、、。もちろんNO問題である。

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チャットしたいな・・・

別に何を話したいことがあるというわけでもないのだけれど、何となくチャットしたい。例えばゲームの話、例えばプラモの話、アニメの話、食玩の話、映画の話・・・。とりとめもない非生産的な話を

 えらい勢いで流れていくような

そんなチャットがしたい。

最近は今ひとつテンションが振り切れず、グルーブ感のある文章がなりを潜めてしまって申し訳なく思うのだけれど、やっぱり「勢いのある話」というのはそれだけで価値がある。中身がからっぽだったとしても、スクロールする速度に価値があると思うのだ。誰が誰のために書いているんだかわからなくなってしまうような生産性のない会話ばかりが、日本のどこかで打ち込まれ、それらが織りなすうたかたの夢。

中学生の頃はもの凄い長電話が好きで、親が注意しないのをいいことに、平気で6時間とか9時間とか電話してた。相手はクラスメートであったり担任であったり、時には音楽の先生とか。とにかく話をするのも聞くのも大好きだったのだ。

今でもそうだけど、人と話をするというのは面白い。自分を伝えるというのはいろんなリアクションがあって大好きなのだ。大抵の人は僕を「変わっている」という。「正直」と呼ばれることもあるし、「嘘つき」と呼ばれることもあるが、基本「変な人」である。しかし、それは僕の望む立ち位置でもある。凡百の民衆に埋もれてどうする。個性だけが自分の価値かも知れないんだぜ?見た目も才能も学歴も金も力もない自分が、他の人に名前と顔を覚えてもらう為には、「他とは違う何か」を常に発し続けなければならない。

などと息巻いてみたところで、別にそれは負担でも何でもない。まぁ普通に毎日を送っていればそれでOKである。こうしてブログで好きなことを書いたりもしているわけだし。

しかしここで書けない、書きづらい話というのもまたこれ大量にある。まぁチャットしたい理由にそんな話がしたいというのもないではないのだが、なんつーか

 「みんな俺を誤解してないか?」

と思ったりもするのだ。別に誤解する方向が僕の望むベクトルであるなら、なんら問題はないのだが、

 「ぶっちゃけヘタレだし・・・」

みたいな。

僕は自分の書く文章が好きだ。文章のナルシストと呼んでもらって構わないほど自分の文を何度も読み返す。時には普通に笑ったりするし、さすがに泣くことはないが、ジーンとしたりすることもある。僕は僕が個性的だと思ってるから、僕と同じような人はあまりいるとは思っていないし、思いたくない。だから僕の文章を僕が評価するということは逆説的に多くの人には評価されないかも知れないという懸念も正直抱いていたりする。

FF11をやっていたときは、かなり楽しかった。別にやっていてつまらないと思ったことはほとんど無かったくらい充実していた。別に一人でハチと戦っていた時も、つよカメに追われて絶命した時も、魔法に反応した精霊がスゴイ剣幕で追っかけてきたときも、もちろんパーティプレイでコミュニケーションを取っていたときも、ほとんど楽しんでいたと思う。

それほど長くやっていたワケじゃないけど、
※メインが34くらいだったかなぁと思う。
そんなオンライン生活の間で、正直自分以上にしゃべる、高いときの自分以上にテンションが高いと感じた人は一人しかいない。僕はこう見えて結構タッチが速い。速度自体は僕より速い人はいくらでもいると思うけど、考えながら叩く速度としてはかなり自分なりに自信がある。特に書きたいことが明確にあるときで、かつくだらない内容の時の僕のテキストは、自分で言うのも何だけど

 普通の人が引く

くらい叩く。でもそんな僕が「この人には敵わない」と思った人が一人だけいた。もう名前も忘れてしまったけど、その人はとにかくしゃべりづめにしゃべっていた。FF11をやったことがある人なら分かると思うけど、しゃべりづめにしゃべってるということは、ある意味戦闘に手を抜いているか、パーティの中で孤立しなければならない。連携にしても釣りにしても先導するにしても従うにしても自分の言いたいことだけを話し続けるというのは、なかなか(いろんな意味で)難しいのだ。

でも僕はその人のしゃべりが凄く好きだった。たぶん男性だと思うが、非常に自虐的で「誰にも相手にされていない」前提で突っ走る。それでいて全くへこたれずテンションが下がる気配がない。僕はその人に会うことが出来たのは1度だけだったけど、ジョークのキレも凄くよくて、僕も全力で対応していた気がする。

 そう言うときの文章のスクロールが何とも気持ちがいいのだ。

自分が何かを言う。それについて相手が何かを言い返す前に自分で自分にフォローを入れる。同時に相手のメッセージにも返信する。そんな連携が△となり□となっていく課程がたまらないのだ。電話や実際に会って話をする場合、相手の話ている最中に口を挟むのは気心の知れた仲であれば別段どうということはないが、どうしても相手の言うことは聞けなくなる。チャットだからこそ出来ることなのだ。そういう複数の人間が同時に言葉を発しながら会話が流れていくということは。

いや、だから別にそんな大仰なものじゃなきゃダメってんじゃないですけどね(^^;)。

何となく誰か僕とチャットしてくれないかなぁって。つかあんま詳しくないから今普通にチャット出来るところとかがあるのかすらわからないんですけどね。誰にも聞かれないところで。

なんつか黒い話もしたい自分がいたりしてな(^^;)。

誰か誘ってくれない?

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2006年6月28日 (水)

未来のゲーム機

10年先か20年先か、僕らを取り巻くゲーム環境はどう変わっているのか。つか10年先で46歳。20年先で56歳である。冗談ヌキに片足棺桶な年齢に突入するまでそう間もないと思うと正直そら恐ろしくなってくるが、今回はそんな中年真っただ中の僕の話じゃない。

一言で未来と言ってもいろんな道があると思う。今週のファミ通で鈴木みそのマンガが久々に載っていたが、PS3が勝つ未来もあればXBOXが勝つ未来、Wiiが勝つ未来があるだろう。だが今僕が考えるのはそう言った短期的なモノではなく、将来的に、例えばファックスもビデオもなかった時代からひとり一台の携帯電話を持つ時代を考えるような視点である。40メガのハードディスクすらなかった時代から1テラのデータを扱うようになる変化&進化の話である。携帯ゲーム機が据え置きを駆逐するのか、携帯電話が携帯ゲーム機を駆逐するのか、ネットで買うのか、店頭で買うのか、いろんな見えない未来がある。そんな数ある道の一つを考えてみたいというワケである。

●求められるもの

ゲームに求められるものは時と共に変化してきた。不良のたまり場と称されたゲームセンターから、子供たちの共通項となり、今では結婚に至る出会いの場や中高年のボケ防止に使われるとは誰が予想したか。

完全にひとり遊びとしてのゲームのニーズ、アイデンティティも紛れもなく存在するが、それは遙か昔、黎明期の事情とは大きくウェイトが異なる。というか昔も今も変わっていないのかも知れないが、やはり同好の者達が楽しさを共有するツールとしての価値がより際だってきたのではないだろうか。それは「脳トレ」
※「脳を鍛える大人のDSトレーニング」はオフィシャル略称「脳トレ」だそうで。
であっても同じ事。奥さんが旦那さんに、おばあちゃんが孫に自分の結果とともにコミュニケーションを取るからこそ「ゲームは楽しい」と言われるのだ。ただひとり黙々とやり続けられるほど強い人は、正直それほど多くはあるまい。

だから携帯ゲームであっても据え置き機であっても「コミュニケーション」が最も重要なキーワードになるのは間違いのないところだろう。よりお手軽に、より多くの人と、より頻繁に、より深く、より楽しく、、、。年齢が上に大きく広がったことでこれまで関係を持つことが難しかった世代同士のやりとりも生まれるだろうし、そこから新たな市場が生まれるだろう。

WiFiがいったいどういうモノなのか、正直まだよくわからない。がインターネットという情報送受信メディアと、コンピュータゲーム、およびゲーム機がより近く濃い関係になっていくのは間違いあるまい。日本中どこにいても携帯電話が繋がるように、世界中どこにいてもネットに繋がる。十数メートルという短距離ではなく、数キロ数十キロという長距離でも簡単に(アクセスにほとんど待ち時間なく)気軽に(完全定額制でかつ安く)ボイスチャットをしながら対戦ゲームやMMORPGが出来るようになるだろう。

通信速度も光の数百倍という未来もあるに違いない。DVD程度の容量なら数秒でダウンロード出来るようになるだろうし、通信速度の速さは、自宅PCのコンテンツを世界中どこにいても何の気負いなく携帯機で閲覧、プレイ出来るようにもなるに違いない。別に携帯機自体にグラフィックや計算をさせる必要などないのだ。PCを端末として高スペックのゲームを低スペックのPCでプレイさせる試みは既に実現しているのだから、携帯機には通信速度と操作性、見やすさ、軽さ、が最優先で求められるだろう。

据え置き機の進化はそんな携帯機のホストとしての役割を持ちつつ様々なベクトルに進化していくだろう。家庭の中の家電の中心となるのか、情報端末のホストとなるのか。「ジゴバイト」に届くHDDや次世代の記録メディアを内包したスーパーコンピュータが、数週間、数ヶ月分のテレビやインターネットのストリーミング放送を全て保存し、複数の携帯機との同時アクセスを可能にする未来。

 「じゃ俺は自分の部屋からやるから」

友達同士の通信プレイも全ての家電に無線LANが標準搭載され、あくまでインターフェイスとしてのみの機能で必要十分となれば、プレイ環境は劇的に広がりを見せるだろう。ヘッドセットのような煩わしい装備ではなく、「しゃべっていること」と「聞きたいこと」を判別するマイク&スピーカーが開発されれば、当たり前のように話をしながらゲームに興じることも出来るようになるに違いない。出張中のホテルに持ち込んだ携帯機と自分の部屋のテレビから居間にある据え置き機にアクセスして3人で一緒にゲームをする。

好きな芸人、好きなアーティスト、好きなスポーツを好きなところで好きなだけ見られる。液晶が進化していけばきっと非常に薄く軽いものが出来ていくだろう。電源さえあればトイレの扉に引っかけて使えるようなお手軽なモニターが登場するかも知れない。防水でバスタイムをより楽しく演出出来るかも知れないし、車のフロントガラスいっぱいに映画やゲームを映し出す未来も(車を空に飛ばすよりはずっと)現実的だろう。
※ホログラフが実現するならもっと本体が小さく、描画エリアが大きくなる可能性もあるだろうけど、正直こちらはあんまし現実感がない気がする。あくまで個人的にだけど。

パッケージ商品のアイデンティティがどんどん失われ、全てのゲームがオンラインになる未来も十分考えられる。ユーザーはIDを購入してゲームをダウンロードする。セキュリティの進化がなければゲームの未来はない。通常のPCですら購入の際に身分証明や親の許可が必要になり、自作は全て駆逐されるかも知れない。それだけデジタルコンテンツの存在が全ての消費者にとって絶大なバリューを持つようになると思う。

映画やテレビも、最初は画質が非常に悪い状態で無料配信されて、高画質、例えばハイビジョンクオリティのものには別途ID登録が必要になるのでは?とも思う。家庭用の大型スクリーン大型液晶がどんどん進化していけば、今以上に映画館に足を運ぶ人は減ってしまうのではないか。レンタルショップに行くまでもなく、時間や服装を気にするでもなく、超高画質な映像を気軽に楽しめるようになる。

音楽だって現状すでに「配信オンリー」の楽曲が存在する。昔は文字だけで精一杯だった通信速度が、静止画を運べるようになり、次は音楽、動画、そしてそのクオリティアップへ・・・。

●相乗効果と利益確保

そうして様々なコンテンツがネット配信され、個々のタイトルもその環境メリットを享受するようになると、これまでいろいろな障害があって及び腰になっていた関連商品などの購買意欲が飛躍的に向上すると予想する。

現状でも多くのサイト上でアマゾンへのリンクが貼られているが、これがもっとずっと加速する。

例えばドラマを見ていて主題歌が気に入ったら、リモコンひとつでPCなりPS4なりのHDDの指定フォルダにサクッとダウンロードされ、携帯電話、携帯ゲーム、カーステレオは常時アクセスでPCに入っている曲を簡単に聴けるようになる。そうなれば一曲辺りの価格は高くても100円。安ければ50円以下に抑えられるのではないか。着メロを着メロより安く速く、多用途で利用できる環境。

そのドラマに出演する俳優の写真集も「大きく軽く丈夫で持ち運び出来るデジタルコンテンツビューワー」が実現すれば、何も紙に印刷される必要などない。「紙はなくならない」と言われるのは単にデジタルメディアの使い勝手が紙に追いついていないだけで、将来的には十分駆逐される可能性をはらんでいると僕は思う。Wiiのコントローラで画面を「ピッ」とポインティングしてその俳優の写真集やエッセイ本、過去の出演作品などにシームレスでリンクする。ヒット数の多さがその俳優の「時価」であり、あらゆる商品が作品やその人物のヒット数を元に開発・販売されるようになっていくだろう。

ネットで配信出来ないものは、鮮度の問われる食料品やペットなどの生き物、実際に見たり触ったりしたい物などだろう。だから将来的にもワールドカップや人気アーティストのコンサートチケットなんかは、価値が下がるものではないだろうし、コンビニもスーパーもなくならない。未来の路面店で存在意義が失われるのは、本屋、ゲーム屋(含むゲームセンター)、映画館と新聞店とかかも知れない。

●未来のゲーム像

「どうぶつの森」「ボイスチャット」「常時接続」がキーワードになる気がする。一本道のひとり用RPGだろうがシューティングだろうが対戦格闘だろうがFPSだろうがおよそ考えられる全てのジャンルのタイトルが「ぶつ森」のようなコミュニティを内包し、自分以外でそのタイトルをやっている人の進捗や記録、コメントなどを見ながらプレイ出来るようになる。同時間帯にプレイ、「受信OK」にしている人にアプローチをしてもいいし、一緒に冒険したり対戦したりしてもいい。ランキングやプロフェッショナルな領域が確立されていくだろうし、実際この時代までゲームを作り続けていられるメーカーはそれほど多くはないだろうとも思う。

ヤフオクのフィードバックのような個々の人間を評価するシステムが、ゲーム界にも広まり、荒らしやネカマ、ゲームの世界での「英雄」が今以上にリアリティを持つ。「プラス」のフィードバックが数十万、数百万というプレイヤーがいるとしたら、みんなその人と一緒に遊びたいって思うよね?話が面白くて気配りが出来てゲームが上手い人。当然そういうプロも生まれてくるに違いない。

今現在でもコミュニケーションはお金になる。そしてコミュニケーションにこそお金を払う価値があるとみんなが思うようになると思う。共有し、繋がることが最大の娯楽であり、一番の幸せになっていく。

「今日○○さんいないね」「風邪でもひいたんじゃないかな」「心配・・・」

コミュニティの結束力の強さは、ご近所のそれとなんら変わることはない。昨日のドラマの話や、子供の学校の先生の評判、行きつけの居酒屋の旨い肴の話や、こないだ行ったディズニーランドの話。いい思い出はそれを伝えることで何度でも繰り返し楽しめる。日々の暮らしと密接に絡んだ「楽しい時間」を加速するような娯楽=ゲームになるんじゃないか。そしてその楽しさを演出出来る人間が「楽しさのクリエイター」としてゲーム業界を引っ張っていくのではないか。

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 略歴

・自分の操作が画面に反映される
・敵を倒す気持ちよさ、やられる悔しさが生まれる
・色がついて派手になった
・テクニックや裏技で記録に挑む
・自宅でも遊べるようになる
・操作する楽しさとクリアする喜び
・育てる楽しさと物語
・肉声と生演奏と飛躍的なボリューム増加
・最高記録の保存
・交換と対戦
・ポリゴンによる仮想空間の構築
・ネットでの同時プレイ
・高スペック広域対象の携帯機


 果たして!

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2006年6月27日 (火)

パソコンが・・・

まぁなんつーかウチのパソコンはウイルスまみれなわけですよ。とりあえず再インストールなぞという100%濃縮還元なエネルギーが必要なことは出来ないわけですよ。とりあえず起動していつものようにネットを見るなりテレビを録画するなりが出来れば、さほど問題はないわけですよ。

しかし今日唐突にIEが「ほどなくしてテメェのパソコンは壊れる予感がするからこれをやれ!」と、セーフなんとかってソフトをインストールさせようとしてきたわけです。つか僕はそもそも大抵のことは疑って掛かるタチなので、

 「そういうオマエこそがウイルスなんじゃねぇのか!?」

と食ってかかろうとも思いましたが、冷静になれば最近普通にリンクをクリックしただけでブラウザがフリーズすることが頻出。つかあまりにも脆弱な我がPC。

 「今回だけはオマエの言うことを信じてやる」

とスキャンを開始したところ、

 「144685システムに異常を感知しました」

的な?つかその「144685システム」って何だよ?と。冷静に考えて14万ファイルがオカシイってこと?それって結構な数だよ!?

とりあえずそのスキャン中にやたら見ていた「OSドライブのドキュメントアンドセッティングスの自分のフォルダのローカルセッティングス」を見てみた。つかアルファベットで書くのは疲れるのでカタカナでスマヌ。

そうすると「テンプ」「テンポラリーインターネットファイルズ」といういかにも「消して良さそう」なフォルダを発見。中身を見るとこれまた「いらなそう」なファイルだらけである。両方ともざっくり消そうと試みるが、前者は気持ちよく昇天したものの、後者は全然ダメ。

仕方ないので少し調べてみると、セーフモードじゃないと消せないらしい。IEオプションの「一時ファイルの削除」じゃないと消せないらしい。

併せて実行。つかフォルダ内のファイル、どう見ても1メガもないような気がするんだけど、フォルダ右クリックプロパティで見ると3ギガ近く表示されるのはなぜ?まぁわからないことを気にし続けていても何も始まらないので、とりあえず継続。

再起動後エラーセーフだかセーフエラーだかの常駐が勝手に起動&チェック。エラーの数が4465に減った。つか自力で14万を4500くらいに減らせるなら、それを100くらいにも出来そうな気もしたが、一方で

 「直したいなら4500円払えよオラっ」

という横柄な態度にムッとして思わずプログラムの削除。絶対直る、直るまで付きっきりで面倒見るってんなら4500円だって払うけど、4500もあるエラーファイルを1ファイル1円で直してくれるワケないじゃん!と妙に自信ありげな俺。つかIE立ち上げるたびに「直せっつってんだろ!」と叫ばれた日にゃ、どうしたもんかとも思うけど。

しかしパソコンってのは便利な反面やっかいというか融通が利かないというか、裏じゃ何やってるかわかんねぇっつぅか、表でも何やってるかわかんねぇ生き物だよな?つか電源落としても勝手に立ち上がったりするし(マジで)、コンセント抜いてもいつの間にか自分で差したりするし・・・(これはウソ)。それでも今の生活からパソコンなしってのは考えられないわけで、WiiやPS3用に貯金してるのもヘタしたらまるごと新パソ用に消えるって可能性も無くはないよな~なんて思ったりもする今日この頃だよ。

つかパソコンに詳しい友達とかマジ欲しい。ウチのレジストリとか見て欲しいデスヨ。まぁ「もしかしたら立ち上がらなくなるけど、いい?」とか聞かれたら即答「NO」だったりするんだけどさ。

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2006年6月26日 (月)

つよきす~その後のその後~

実はまだPS2版を探していたりする。店頭ではもうほぼ絶望的に見つけられず、今日はついにヤフオクで買う決心をするも通常版はなんと2本しか出品されてない。それも一つは25日昼で終了(要するにもう終了してる)。一度入札したが上書きされ結局手に入らず。残り一つは4500円スタートの希望落札5500円+送料振り込み料。定価6800円+taxの中古価格としてはやはり少々高すぎる感が募る。つかヤマダで買った方が安いくらいだ、、、がまぁヤマダにはないわけだが。

とりあえずしばし静観していれば値段も下がって流通もするだろうと楽観視してもいる。一方ほんの二日ほど前にシナリオライターのタカヒロ氏最後の落とし種「つよきすドラマCD」も発売された。タイミングが合わずまだ店頭に出向いてないが、これも普通に行って買えたりするんだろうか。つかPC版を既に50時間近く遊んでいる人間としては、1時間そこそこにおよそ半分のコストを支払うには正直抵抗がある。が、ヤフオクでのヒットは1件「1500円~希望落札2700円」。大きな声で言う話じゃないが、超驚録があれば普通に転売である。どっちみちタカヒロさんに利が入るわけでもないだろうし・・・。

そうそう、手に入らないと言えばノベルの「つよきす番外編~なごみのクリスマス」もいい加減手に入らず、ついでにアンソロジー本
※つか生まれて初めてキータイプしたよ(^^;)
も手に入らなかったので、アマゾンで併せてオーダー。1ヶ月以上かかるとのことだけど、いかんせん売ってないし、やはりここまで浸かっていたら読まずには死ねない感じなのでNO問題。

エロを中心に嗜んでいる友人にタカヒロ氏の前作「姉、ちゃんとしようよ2」を借りてプレイ。つかエロウェイトが高すぎ&キャラ立てがつよきすほど出来てないので、正直今ひとつ。それでもメンツの多くがツン属性も内包してるので、他にやったエロゲーよりは抵抗が少ない。つかこの一ヶ月くらいそっち方面に傾注してきたけど、氏の新作が出るまではどうやら離脱の様相を呈してきてるかな(ゲームからは)。

最後にいくつかつよきすで自分の好きなセリフを貼り付けてみる。ゲームをやってない人には全く持って無価値であるし、やった人でもこういうセリフにピンとこない人、萌えない人も多いと思うから、「つよきすは面白かった」と思う人だけ聴いて下さいまし。「ふーんクリスはこのセリフでグッと来たのか」と。つかどれも普通ですので期待しないで下さいませ(^^;。

・乙女センパイ
 まぁオーソドックスですが唯一彼女のセリフで好きなので。

「tuyo001.mp3」をダウンロード

・エリー
 これもオーソドックスにデレっとしたところ。

「tuyo002.mp3」をダウンロード

 もう一つはまぁキャラがよく出てて元発言より気に入ってたりして。

「tuyo003.mp3」をダウンロード

・カニ
 彼女が「デレった」瞬間はここかと。

「tuyo004.mp3」をダウンロード

 実はこういうセリフが凄く好き。自分はどっちかっつーとスバル側(T-T)なんだけど、それでも好き。玉砕する時は潔くしたいと学生時代からシミジミ思ってましたよ。

「tuyo005.mp3」をダウンロード

 カニのマシンガントークは数々あるのだけれど、探すのが大変だったので一つだけ。

「tuyo006.mp3」をダウンロード

・なごみん
 僕の中ではこのセリフが「デレった」瞬間。

「tuyo007.mp3」をダウンロード

 一応元発言の方も・・・。

「tuyo008.mp3」をダウンロード

 vsカニトークの一つ。何度聞いてもいい。こういうセリフを言われたい・・・。え?セリフ間違ってないかって間違ってないですよ。

「tuyo009.mp3」をダウンロード

・よっぴー
 超ネタバレ。クライマックス。未クリアの人は聴かない方が絶対いい。

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・祈先生
 このスローさ加減はハンパねぇ。これを飛ばさずに聞くというだけで、僕にとってどれほどつよきすが大きなタイトルだったのかがわかろうというもの。もはや踏み絵か!?

「tuyo011.mp3」をダウンロード

・フカヒレ
 まぁ泣かせるセリフは数多くあるわけですが、まぁコレは好きな方。

「tuyo012.mp3」をダウンロード

・スバル
 コレしかない!

「tuyo013.mp3」をダウンロード

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ああでも続編作られないんだろうか。寂しいな~。せっかくここまでキャラが立ってるってぇのにもったいないな~。つか小説買ったのなんて黄金拍車以来だよ。そのくらい入れ込んでるつか普通のゲームとは「楽しんでるポイント」が明らかに違うからな。ある意味初の「俺的メディアミックスタイトル」な感があるよ。いや別にひとりぼっちでもいいですよ。ええ、僕も一人のフカヒレですから・・・。

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2006年6月25日 (日)

テイルズオブシリーズが今ひとつ好きになれないワケ

僕は昔からアクションRPGが好きだったのだけれど、別にコマンドRPGが嫌いだったというわけじゃない。ドラクエ、FF、女神転生、ウィザードリィの4大RPGの発売日はいつも胸が躍ったし、実際かなりの時間を共に過ごしてきたことに間違いはない。

しかし時代が移り変わり、プレステやサターン、プレステ2へとハードと共にソフトの中身も様変わりしていくにつれ、いわゆるRPGからは距離を置くようになったようだ。「ようだ」というまるで他人事のような言い方をしたのは、それに気付いたのがつい今さっきのことだからなのだが、今回はそれについて少々書いてみたいと思う。

僕が今でも楽しみにしているシリーズはその多くがビッグタイトルの続編である。ドラクエ、FF、クリアは結局してないけどマザーも楽しみだったし、ネバーランドのタイトルはいつもポテンシャル以上に期待してしまう。

一方でやってはみたが今ひとつ違和感を禁じ得なかったものもある。世間では比較的評判のGBAサモンナイトクラフトソード物語シリーズや、スーパーマリオRPGのシリーズ、そしてタイトルのテイルズオブシリーズなどだ。

 「なんでかな・・・」

としばし理由を考えると、ほどなくして一つの共通点が見えてきた。それは、

 「どれも戦闘がアクション」

ここで冒頭の話に戻るが、僕は「アクションRPG」が好きである。なのにこれらのタイトルに抵抗があるのはなぜか。それは

 エンカウントしてから戦い出すまでの間

に理由があった。敵が見える見えないに関わらず、「戦闘開始」から最初の一撃を食らわせるまでに「もう一度仕切り直す」間がある。これがどうやら気に入らないらしい、クリスには。

再三書いているからご承知頂けているとは思うが、僕はとにかく効率が悪いのを嫌う。ロード時間にしても、移動速度、コマンドのレスポンス、エンカウントの頻度などにしても「生産性が下がる感覚」はどれも著しく嫌悪してしまう。

ゲームはよほどの場合を除いて非生産的な娯楽だ。しかし娯楽であるが故に楽しいモノである必要はある。ゲームの中の生産性が低下するとは、要するに楽しさが低下する、楽しい時間が減少することに他ならない。だから技術的な問題の大小こそあれ、「やればきっと出来るだろう配慮※」が為されていないタイトル、箇所には特に憤りを覚える。
※例えばデモが飛ばせないとか、文字表示の速度が遅いとか、画面切替に過度なエフェクトが掛けられているとか。

しかし、前述のテイルズシリーズなどはそうではない。初代こそ著しいエンカウントで辟易とさせられたが、昨今のタイトルにその印象はない。あるのは切り替わる戦闘シーンだけだ。

RPGの戦闘というのは、ゲームの総プレイ時間中でかなりの割合を占める。寝ても覚めても経験値を稼がなければ先に進めないというチューンこそなりを潜めたが、自分の意志で戦いをこなし、成長させていく過程に楽しさも必然性もないとしたら、それはもはやRPGではなくADVでいいはずで、RPGである為には戦闘、経験値を溜める課程は不可欠だ。

 要は「価値のある戦闘」をどう捉えるのか、なのだ。

よく新たな戦闘を織り込んだタイトルを紹介する誌面に「単調になりがちな戦闘シーンもこれで、、、」という謳い文句を見かける。要するに飽きさせない工夫をし、一戦一戦の価値を引き上げようと言うわけだ。テイルズもマリオRPG以外でもそうした工夫をするのは決して悪い事じゃない。現にマザー3だってやっている。

 しかし前者は僕にとって面白く感じられず、後者はさほど抵抗がない。

これはズバリ僕が「戦闘よりもその結果」に興味が集中していることに起因する。戦闘シーンは経験値を溜めレベルを上げる、キャラクターを強化するステップではあるが、それ自体にテクニカルなファクターを織り込む必要性を感じない。だったら最初からアクションRPGとして戦闘シーンへの切替をなくしてしまえばいいじゃないか、と思うのだ。強くなってからのアクションRPGの雑魚は1秒と掛からずに消化可能になる。わざわざ切り替わるもどかしさは、どうにも「無駄な時間」に思えてしまうのだ。
※その点マザー3はよく考えられている。完全な雑魚は雑魚の方から戦闘を仕掛けてこなくなるし、いざ戦闘になっても前述のようなラグは発生しない。ボタン連打で瞬殺である。

だから言い換えれば僕のように「経過より結果」ではなく「結果より経過」の楽しさを重視するプレイヤーにはテイルズのシステムは大きく訴求すると思われる。たぶん、いや間違いなくそういう人にしてみれば、「毎秒1回のペースでマーフィーズゴーストを数時間狩り続ける」ような経験値稼ぎは理解出来ないだろう。僕が「普通にやるより圧倒的早く強くなる」感覚を楽しさと直結できるのとは全く別の価値観だ。
※ちなみに長男は僕とは違って「結果より経過」をエンジョイする派。

ゲームの中には一戦一戦のウェイトが重く、アークザラッドのようにまるで戦略シミュレーションのような比重を置いているものもある。正直経験が薄いので今ここで結論づけることは出来ないが、それもまた「楽しさのベース」がどこにあるか、という点ではたぶん価値観の袂(たもと)を分かつことになるんじゃないかなぁと思う次第なのである。

昔は楽しんでたんだけどね(^^;)。年取って時間に対する価値観が変わったってことなのかも知れないな。

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2006年6月24日 (土)

マニアックウィザードリィ~その3~

昨夜あれから少しだけ(1時間くらい?)侍を育てて、今日また2時間くらいやった。全てマーフィーでの育成。つかここまで来るとぶっちゃけ

 グレーターデーモンを養殖する必要はあるのか?

という疑念すら浮かんでくる効率の良さ。少なく見積もってもトータル経験値で2000万くらいマーフィーで稼いでる気がする。現状のパーティはこんな感じ。

1.戦士   LV22 きりさきの剣
2.侍    LV22 カシナートの剣  全呪文習得
3.戦士   LV12 ソウルスレイヤー
4.ロード  LV19 けん(^^;)  全呪文習得
5.ビショップLV16 僧侶呪文修了 魔法使い呪文途中
6.シーフ  LV12 全呪文習得

最初の戦士は一応「クリス」という名前なので(^^;)、予定では僧侶→魔法使いにしてマハマン要員にするつもりだったがさすがに悔しくなって「最後の戦士」にすることに変更。代わりに3人目の戦士を育てて、HP200前後を目処に僧侶→魔法使いを目指す。

侍はもちろん、ロードも既に攻撃力としてあてに出来るまでに成長しているので、マディを持たない3人目の戦士と共に軽く育成の助勢をし、晴れて基本メンバーの完成となる。とりあえず現状でも10Fの冒険はなんら問題ないはずだが、マーフィーとの蜜月があまりにも心地よいので、

「戦士、侍、ロード、ビショップ 魔法使い シーフ」

のメンツ(全員レベル14以上)になるまでここで育ててから10F入りしようと思う。※13ではなく14なのは、マハマンを使うため。つか13以下だとマハマンは必ず失敗したような「記憶」があるが、記憶違いだったかも・・・。

懸念だったロードのHPも165まで増え、デーモン養殖にほぼ死角なしだが、逆にこれほどマーフィーが美味しいとなれば、10Fに降りる理由は宝探しをおいて他にない。当面の目標は盗賊の短刀だが、ムラマサ、ロードの法衣の3種を集めた時点で今回の冒険は終焉を迎えそうである。果たして!

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食玩~エヴァ_TYPE_F~

Eva_01f6 職場の同僚に「店長も好きだって聞いたから持ってきたよ~」とエヴァの食玩をもらった。TYPE-Fはゲームのエヴァ2出のアイテムだが、以前よりゴツく複雑な形状になっているのが特徴だ。つか綺麗に写真撮って綺麗に加工すんのがなんと大変なことか!つかつかその道に慣れた人ならもっとかっこよくもっと綺麗に出来るだろうと思えるだけにちと悔しい感じ。でも現物のかっこよさはまぁまぁ出せていると思ったりするが、どう?

Eva_01f3 あんまし上手く補正出来てないけどせっかく加工したのでもう一枚載せておく(※ちなみにこの2枚は全く同じ物で完全固定ポーズなので撮った角度が違うだけ。微妙にそう見えないよね?)。最近写真が少なかったので、まぁたまにはいいかな、と。つかあっさり書いてるけど、冷静に考えると全高8cmかそこらでこの造詣と彩色は凄まじいモノがあるよな。なんつか初代1/144ガンダム作ってた頃の自分に見せてやりたいよ。

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マニアックウィザードリィ~その2~

昨日は初期メンバーがレベル12になるまで進めたが、今日はその続きを1時間半ほどやった。つかマーフィーでの稼ぎがこれほど高速に進むとは予想外で、

 もう一度あらためて書くが今日は1時間半ほどしかやってない

にも関わらず、全員レベル12だったのが、

1.戦士  LV12 きりさきの剣
2.戦士  LV20 カシナートの剣
3.戦士  LV12 ソウルスレイヤー
4.侍   LV13 僧侶呪文修了
5.ロード LV12 魔法使い呪文修了
6.シーフ LV12 全呪文修了

の状況である。つか10Fの宝箱から出た剣はわずかに3本。それがこの内訳とはどういった強運だろうか。
※正確にはソウルスレイヤーが最初に出て、それでメンバーを鍛え、先ほど潜った時にきりさきの剣とカシナートをゲットした。

戦った相手は「アーチメイジ+レベル10メイジ+ハイプリースト+レベル8ビショップ」や「ポイズンジャイアント+ウィルオーウィスプ」「マスターニンジャ+α」など。つか10階で戦った回数もまだ10回に満たない。状況でこの出土はやはり

 戦う敵は選べ!

ということに尽きるのではないだろうか。

ちなみに昨日書き忘れたが、全呪文習得のシーフが出来たら、マロールで「東8北2下8」で9Fシュートの上に飛ぶのは常識だが念のために書いておく。あと、侍やロードにするのもマーフィーを使う。これも常識かな。

まだカシナートを手に入れてから一度も戦っていないが、侍やロードの戦力の低さが予想外に大きい。特にロードは魔法使い出ということもあってHPが78しかない。
※それでもまぁ多い方だとは思うけど。

ここはマディも使える侍一人でカシナートを持たせ、マーフィーでレベル20くらいまで育てたのち、早々に戦士→僧侶→魔法使い→ビショップ作りに向かった方が良さそうかな。ってところ。もしくはあっさりとクリアを目指してみるのも一興かな。

 ウィザードリィ5時間クリア。

みたいな。

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2006年6月23日 (金)

マニアックウィザードリィ

今回はウィザードリィ未経験者おいてけぼりの話です。もし興味がおありでしたら、読み進めて頂いてももちろん結構ですが、正直キツいかもしれませんので、何とぞご了承のほどを・・・。
※その昔GTSさんのところでも書いたかも知れません。

以前から「一度まとめておきたい」と思っていた「狂王の訓練場」。最初のキャラメイクが面倒なのでなかなかやる気にならなかったが、あまりにも最近のタイトルにやる気が沸かなかったので、休日を利用してプレイを開始した。ソースはNNNESTERのFC版である。※リルガミンサーガもやってみたけど、右にマップがある以外メリットは薄いように思いました。マウスオペレーションだと生産性が下がるんですよね。どうしても。

まず最初に「なぜ今更ウィザードリィの話」ということを軽くご説明申し上げるが、別になんら深い意味など無い。単に「今やっても楽しいRPG」という点。積みゲー消化より昔取った杵柄を活かせる娯楽というだけの話だ。あとはみなさんそれぞれが持つ「ウィザードリィ虎の巻」に僕の実戦する「僕の考える正解」がどれだけ踏み込むことが出来るか、という話だ。もし「これはこうした方が良いのでは?」というご意見等ございましたら、真摯に受け止める用意はございまするけども・・・、

 自信はあるつもり

なので、初代をそこそこヤリ込んだと自負されてらっしゃる方にはぜひ読んで欲しいと思ったりするところだ。

実際の攻略を書く前にいくつかポリシーを明言しておく。それは、

・リセットOK
・補欠なし
・より早くより強く

こんな感じ。メンバーは最初にメイクした6人で最後まで通す。鑑定用のビショップや、捜索用のサブメンバー、いらなくなったらファイターを外すということはしない。その分リセットも頻繁にするが、最終的に、

 安定してグレーターデーモンの養殖が出来るようになる

のがゴールと設定している。そこまでより短時間にたどり着ければ良いというところか。
さて、それでははじまりまじまり、である。

●キャラメイクについて

人種は全て人間。属性は全員悪。ボーナスポイントは15以上ならOK。

人種に関してはみなさんいろいろ思うところはあるかもしれないが、初代FC版に関して言えば全員人間が正解に最も近いと思う。

理由1.素早さと運が8と9で低くない
理由2.力も低くない
理由3.マディしか使わなくなるから信仰心は必要ない

これが主な理由である。まぁメイクの時にカーソルを動かす回数が少ないってのもあるかも。でも一番は素早さと運と力。6人プレイだと全員が前衛になり後衛になるタイミングが訪れるので、力は無視出来ない。シーフ用に運の高いキャラを用意したくなる気持ちもわかるが、最終的に確実ではない以上、複数の確認法は必須になる。ならば9で十分だろうという判断だ。

属性は問題ないとして、ボーナスポイントの割り振りについて。

戦士は力と生命力を15以上。残りは素早さに
僧侶は信仰心と生命力にほぼ全て。15以上になるようなら残りは素早さに
魔法使いは信仰心を10に、知恵は11以上。残りは全て生命力に。

ん?職業はこれで終わり?と思われたかも知れないが、僕の開始メンバーは、

戦士×3
僧侶×2
魔法使い×1

である。ぶっちゃけ最初盗賊は必要ない。むしろ僧侶3人にしたいくらい序盤の回復はキツいのだが、必須魔法の一つマカニトの為にも魔法使い一人は外せないのだ。

さて、ここでなぜ盗賊が必要ないか、を説明する。

盗賊に出来て他のメンバーに出来ないことは何か。それは宝箱のワナを外し、安全に宝物を手に入れることである。忍者が一人前に育つゲーム後半ならいざ知らず、序盤で盗賊以外のメンバーがワナを外すなど、初代では実際まずありえない。普通考えると

 宝物は全て諦める

ということになる。ぶっちゃけ外伝などでは盗賊にしか解除出来ない扉等があり、話を進める上で不可欠な職業となっていたが、視点を変えてみれば、初代において盗賊は

 宝箱がなければ存在意義がない

職業なのだ。

さて、みなさんに思い返してもらいたい。ウィザードリィで「宝箱から出た武具で、最初に嬉しかったモノは何か」を。そしてそれはどこで手に入ったモノなのかを。

 ぶっちゃけ10階じゃねぇの?

 せいぜい4階じゃねぇの?

別に彼は序盤必要ないのである。特に部屋に入った瞬間以外のランダムエンカウントが多いFC版に置いては、FPSをガシガシに上げてしまえば、その場でクルクル回るだけで敵は出る。宝箱が開けられなくても、ランダムエンカウントの敵からゴールドをせしめることが出来るため、序盤の装備に必要なお金くらいは十分稼げるのだ。

それじゃぁ10階にたどり着く前に「使える盗賊」を作っておくのか、ということになるが、それも実は違う。10階に到達したときには、僕のプランではまだ盗賊はいない。でも宝箱は開けたい。

 ワナに掛かってしまえばいいのだ。

カルフォを2回掛けて、体力のありそうなヤツに強引に開けさせてしまえば、テレポーターと爆弾以外は何とかなる。

え?そんなのずっと続けられるかって?

別にそんなに長く続ける必要はないのである。強めの剣が一振り手に入れば、それで十分。別にカシナートじゃなくてもいいです。とりあえずきりさきの剣でOK。何とかソレが出るまでは盗賊なしでがんばります。

さて、話が前後してしまいましたが、一端戻って、、、

●序盤

メイキングしたら前衛に「剣」「盾」「兜」と「くさりかたびら」×3を購入。まぁお金が足りるようならもう一つ強い鎧でも結構ですが、大した違いはありません。

※余談ですが、一人だけ強い武器を装備出来る状況になったら、その人は二人目に配置しましょう。これは僕のうろ覚えですが、ウィザードリィは敵2人対味方3人で攻撃を仕掛けたとき、味方一人目三人目は敵の一人目を、味方二人目は敵の二人目を自動的にターゲッティングします。些細な違いに思われるかもしれませんが、複数の強敵と対峙したときにはかなり結果が変わってきます。

あとは地下に降りて、階段から1マスだけ移動してブーストしつつクルクル回るだけ。じきにエンカウントするので倒すだけ。一番最初はローグとブッシュワーカーのシルエットだけ逃げましょう。アンデッドコボルドにはカティノを掛けましょう。それでも死んだらリセットしましょう。

 レベル7までこれで稼ぎます。

「7」というとかなり先のように思われるかもしれませんが、ぶっちゃけHPが心許ないレベル4くらいまでが大変なだけで、そっから7なんざスグです。要所要所でちょっとずつ装備を強化していきましょう。ひかるくさりかたびらを買うくらいなら胴鎧を買うべきだとだけ言っておきます。銅の小手以外はほぼ揃うでしょう。

そしたらマポーフィックを覚えているか確認。運良く覚えていたら、早速使ってマーフィーを目指します。

知ってる方には常識かも知れませんが、レベル6と7では剣による攻撃回数が一回増える分だけ攻撃力が劇的に向上します。具体的にはレベル3ごとに1回増えるんだったと思いますが、マポーフィックとこの攻撃回数アップがあって初めて安定してマーフィーが狩れるようになるのです。

回復魔法が切れるまでマーフィーでがんばれば、大抵1レベルは上がります。ぶっちゃけレベル11までここで稼ぎますが、先ほどやってみたところレベル7から11まで30分くらいだったように思います。つかもしかしたらそんなに掛かってないかも。PCのスペックにもよりますが、ぶっちゃけレベル10ともなれば瞬殺(1秒~2秒くらい?)です。

●中盤

そうして僧侶が一人でもマディを覚えたら4階に降ります。この時は別に彫像とかメダルとか集める必要はありません。マーフィーの小部屋方面からダークエリアに入ってエレベーターに向かえば良いのです。多少面倒ですが、2階に一切降りることもないし、効率的には悪くないと思います。

4階はさすがに敵が強いので、油断せずにいつでもリセット出来る心構えをしてコントロールセンターに入ります。ここには固定モンスターが登場しますが、敵戦士と敵魔法使いはマカニトで倒せますから、最初に集中して忍者を攻撃、僧侶2人は敵僧侶にモンティノ×2でまず安定でしょう。ここの宝箱は自力鑑定すればかなりのお小遣いになる指輪が出ますが、今は開けません。

最初をくぐり抜けられれば、あとは少し進めてリボンをゲット。MPがガンガン残っているようならそのまま9階→シュートで10階に行っちゃいます。9階のエレベーター部屋を出たところで一旦キャンプを開け閉めするのを忘れずに。これで9階でイヤな敵が出てもリセットですぐやり直しが出来ます。

10階に降りたら、いつものようにルートを通って部屋の前でキャンプの開閉。さて、いよいよ本番です。

部屋に入って出てきた敵次第では当然逃げて敵チェンジをします。カルフォ2回も使ってワナをくらいながら宝箱を開けようというのですから、クズは出来る限り掴みたくありません。

ここで狙うのは、ポイズンジャイアントかフロストジャイアント、マスターシーフです。
前2者はマカニトで倒せますから、先に殺されない限り経験値も宝箱も悪くありません。マスターシーフは僕の経験上強さと宝箱のバランスがいい敵という認識です。

逆に避けた方がいいのは、忍者全般、エナジードレイン系、グレーターデーモン、マイルフィック、アーチメイジ、フラックなどの強力キャラと、経験値もいいアイテムもたいしてくれない雑魚です。雑魚は主に

 弱い奴ら

全般を差します。まぁ先ほど挙げたやつら以外はほとんど全部かも。ファイアージャイアントとかマーフィーズゴーストとかレベル10メイジとかゴーゴンとか。まぁウィルオーウィスプは経験値が美味しいので、倒してもいいけど、とりあえず武器が弱いままでは返り討ちに近いダメージを食らうので要注意。

そこでとにかくがんばって1本でもいいから強い武器を手に入れます。

そうしたら、、、、

メンバー変更。強い武器を持ったもっとも力の強い戦士と僧侶の2人でマーフィー狩りに行きます。僧侶のレベルが13になって一つでも最高レベルの呪文を覚えていたら即魔法使いに転職。同じ戦士を使って魔法使いのレベルが13になるまで上げます。そしてようやくメンバーに盗賊を作ることが出来るようになりました。勢いがある頃ですから、盗賊もレベル11くらいまではサクッと上げましょう。この盗賊は今後レベル39で盗賊の短刀のSPを使うまでずっと盗賊のままです。
※レベルうろ覚え。その辺りでアーマークラスがLOになったような気がしたので。

他のメンバーの変遷はこんな感じ。

僧侶→侍

ある程度強くなって前衛を任せられるようなら(レベル16くらい?)

戦士→僧侶→魔法使い→ビショップ
魔法使い→ロード
※ビショップは一気に作るとマディも使えないクズ期間が長すぎるので、両方覚えてから作るか、せめてマディを覚えてから転職するようにする。魔法の使えない後衛はクズだからね。

ロードが一人前になったら、

戦士→僧侶→魔法使い

こいつがようやくマハマン要員に。これで最初の盗賊をレベルアップしつつ、盗賊の短刀をゲットし、ようやっと最後に残った戦士を

戦士→僧侶→魔法使い→忍者

で4人目の前衛保険&二人目の宝箱チェッカー。

で、出来上がるパーティはこんな感じ。

忍者

ロード
忍者
ビショップ
魔法使い

ムラマサはもちろんのこと、ロードの法衣も手に入っても装備出来るヤツがいないってんでは寂しい限り。忍者2人で宝箱をチェックさせ、答えが一致しない場合だけカルフォ。魔法使いはこのメンツでは一番レベルアップが早い=気軽にマハマンでグレーターデーモンを黙らせることが出来るはず。

スペルキャスターのレベル13まではマーフィーで稼ぐのが基本。つっても1時間も掛からないけどね。ぶっちゃけ強い武器があれば。

ちなみにこのプラン。最後まで行ったことがなかったりします(^^;)。つか最後の戦士を忍者にする前にムラマサが出土だとかデーモン養殖が余裕だとかでモチベーションが下がってしまうというわけ。結果盗賊の短刀を使った時点で終了みたいな?

そんでまた最後の戦士が強いんだよね(^^;)。ロードや侍が5回あたり、6回辺りって時に一人だけ10回攻撃するからダメージも安定してデカいし。一人だけ呪文が使えなくても別に痛くもかゆくもないんだよな。

そんなわけで結局のトコロHPが200越えるくらいでいつも止めてしまうわけですが、今もこうして再度スタートしたくなるくらい魅力的なタイトルであることに疑う余地はなく、もし最初のキャラメイクからもう一度やってもいい、という方には素直にオススメしたい所存でございます。★★★★☆。

PS.外伝ではコレに近いパーティまで育てましたね(→忍者が後衛攻撃出来たりするので、マハマン役がビショップになってヴァルキリーの虎のヤリを持たせたり)。HPも1000越えるくらいまでやりました。ノブナガやトライアス討伐はいい思い出です。

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2006年6月22日 (木)

シリーズ作品

ふと自分が持っているゲームで何が一番多いかな、と思ってみた。別に深い意味は全くなくて「一番お金を掛けている」シリーズって何だろうと思ったわけである。早速列挙してみたいと思う、、、がその前に軽く予想しておこうとも思った。
※一応同じソフトを2本持っていたら2本とカウントする。
※スポーツや音ゲーは除外した(マリオのゴルフとか、ドンキーコンガとか)
※タイトルはうろ覚え。ヘタしたら持ってないのに持ってる気になってるやつもあるかもしれないけど、そんなのは調べようもないからあんまし気にしない方向で。

予想ではたぶんドラキュラシリーズかマリオあたりかな。意外とポケモンも多いかも。ドラクエは少ない気がするけど、、、どうだろう。不思議のダンジョンというのも案外あるか!?つかそもそも思い出し損ねたシリーズに本命とかあったらショックかも。まぁゆるりとまいりましょうか。
※★印はお気に入りね

●ドラキュラ・・・16本

・悪魔城ドラキュラ
・同2
・悪魔城伝説
・ドラキュラ伝説
・悪魔城ドラキュラX
・バンパイアキラー
・悪魔城ドラキュラSFC
・悪魔城ドラキュラXX
★月下の夜想曲PS
・月下の夜想曲SS
・悪魔城年代記
・ドラキュラ64
・サークルオブザムーン
・暁の円舞曲
・キャッスルバニアPS2
・蒼月の十字架

持ってないのは「ドラキュラくん」「伝説2」「百夜の協奏曲」「PS2版1,3」「MSX2」「X68K」あたりかな。蒼月の十字架は個人的に評価大だけど本音は据え置きで出て欲しかったな。

●マリオ・・・19本

・スーマリ
・スーマリ2
・スーマリ3
・マリオランド
・スーマリワールド
・スーマリコレクション
・RPG
・ヨッシーアイランド
・64
・ヨッシーストーリー
・RPG64
・ペーパーマリオ
・サンシャイン
・ワリオランドGC
・DS64
・DSNEW
・ドクターマリオ
・マリオvsドンキーコングGB※タイトル違ったかも
・マリオvsドンキーコングGBA

ドクマリはどうかとも思うが、それより振り返ってみるとそれほど愛着のある作品がないことに愕然とする。それでもなお一本選ぶとしたら、64かな。ルイージマンションは一応除外で。

●ポケモン・・・13本

・緑
・赤
・青
・黄色
・金
・銀
・ルビー
・サファイア
・スナップ
・コロシアム
・スタジアム
・ポケパネポン
・ポケピンボール
・げんきでちゅう
・青の救助隊
★ポケカGB×2
・ポケカGB2

ポケモンカードGBは迷わず2本買って後悔ないくらい遊んだ。GBソフトなのにカートリッジだけで赤外線通信をサポートしてる、それでいて値段も安い凄いヤツ。

●ゼルダ・・・12本

★ディスク
・カセット
・リンク
・神々のトライフォース
・夢を見る島
・時空
・大地×2(子供が間違って買って貰ってきた(^^;)
・時のオカリナ
・ムジュラ
・風のタクト
・4つの剣

実はGBAはどっちも買ってなかったりして(^^;)。初代を除いてもう一回やるとしたら迷わずムジュラ。好き嫌いは激しいけど個人的には評価大。

●ドラクエ・・・16本

・1~8
・3GBC
・3SFC
・1/2SFC
・DQM
・DQM3
・トルネコ1~3

移植モノはGB版で裏切られて以来スルーするようになったので結局本数的にはあまり振るわない結果に。作品的には4,5,DQM2、スラもり辺りをスルーしてたみたい。

●FF・・・16本

・1~12
・X-2
・クリスタルクロニクル
・ミスティッククエスト
・ファイナルファンタジータクティクス

ミスクエは買ったけどやってない。焼き直し系は一本も(インターナショナル含め)買ってないね。ちなみに好きなのは5,8,10。やっぱシリーズが長く続いてると本数も多い感じ。

●ストII・・・9本

・ストI
・ストII
・ストIIターボ
・スパII
★スパIIX基板
・ZERO
・ZERO3
・ストIIIDC
・α+

派生をたくさんやったり買ったりしてたからもっと持ってるかと思ったけど意外と少なかったな。まぁなんと言ってもスパIIXが一番です。

●ウィザードリィ・・・10本

・FC1~3
・SFC5
・SFC外伝
・GB1~3
・BUSIN
・98版7

なんだかんだ言って初代が好きというか、外伝も好きは好きだけど、って感じがぬぐえないかも。バブシカさんがご紹介してたPC版のリルガミンサーガが正直かなり欲しいけど、、、買おうか悩むところですな。

●グラディウス・・・13本

・FC1、2
・GB
・SFC3
・PCE1,2
・PCEパロ
・GBパロ
・PS極パロ
・PS外伝
・PS4
・5
・グラジェネ

意外と多い(^^;)。でも買ってないのもGB2、SFC実況パロ、セクパロ、PSP、携帯とこれまた結構多い。実は大所帯なグラディウスシリーズ。

●不思議のダンジョン・・・9本

・トルネコ
・シレン
・トルネコ2
・GBシレン
・64シレン
・トルネコ3
・チョコボPS
・チョコボWS
・ポケ

意外、、というわけではないけど少ない。ドルアーガとヤンガスをスルーしたくらいの記憶しかないけど、コラボ系は他にも出てたような気がしないでもない。ヤンガス評判いいみたいだけどどうかなぁ。

●R-TYPE・・・9本

・PCE
・PCE2
・PSコンプリート
・スーパー
・SFC3
・デルタ
・ファイナル
・GB
・2基板

いくら好きでも限界があるというか、むしろ思ったよりあったというべきか。つかファンとしては本体を持っていなくてもマークIII版を買うべきなのかも知れないが。

●スパロボ・・・9本

・第三次
・第四次
・64
・WS
・WS2
・新
・コンプリート
・魔装機神
・F完結編

やればやっただけ楽しいのだけど、最初のハードルがとにかく高いんだよな~。でもってクリアしたのは第四次とWSの1、魔装機神のみという。途中で強くなるとそれで満腹になっちゃうんだな。

●桃太郎シリーズ・・・7本

・伝説
・伝説2
・新伝説SFC
・外伝
・活劇
・電鉄
・電鉄2

電鉄をそれほど愛してなかったためか本数はさほどでもない感じ。個人的に初代はかなり良くできてた印象があったけど(ドラクエクローンの中では)、今思うとさほどでもなかったり。雰囲気は嫌いじゃないんだけどな。

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こんなもんかなぁ。でも記憶のうろ覚えだけで書いてるから、マリオとかまだありそうな気もする。つかやっぱマリオが一番なのかと思うと微妙に面白くないな。まぁそうは言っても子供達もやるし、ポテンシャルの高さはやっぱり疑う余地がないかなとも思うし。

他にはロックマンとかダライアス、女神転生、ドンキーコングあたりが何本か持ってたけど、やっぱ独身で働いていた頃に集中してリリースされたタイトルのウェイトが大きい感じ。何でも買ってたからな(^^;)。そう思うと最近はホントゲーム買わなくなったって思う。

今回は持ってるものでリストアップしたけど、発売されたもの、というカテゴリー分けだとまたかなり変わってくるだろうと思う。そうだなぁ有力なのは、、、

・ガンダム
・スパロボ
・ロックマン
・ドラゴンボール

とやっぱりマリオシリーズだろうな。つかガンダムはホント腐るほど出てるよな。自分はほとんど買ってないけど、アクション、シミュレーション、対戦格闘を中心に、シューティング、カード、パズル、クイズ、アドベンチャーとジャンルの多彩さではマリオに負けてない。スパロボをガンダムカテゴリーに入れれば、マリオも凌駕するトップコンテンツになる可能性もあるかってくらいガンダムはめちゃたくさんのタイトルが出てる。いやなんつかガンダム世代だからってわけじゃないけど、この視点から見るとガンダム、マジすげぇかもな~。
※なんだか最初の趣旨からズレてる気もしないでもないけど(^^;)。

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2006年6月21日 (水)

燃え尽きた~

久しぶりに燃え尽きるくらい書きましたね(^^;)。昨日から併せてどうでしょ30kくらい書いたのかな。30k=30000バイト=15000文字=原稿用紙37枚(余白なし)。かなり真っ白に燃え尽きたので、今日はごくごく軽い日記をサラリとして終えちゃいます。

・生徒諸君!教師編

 地味に読み始めたらこちらもかなり面白いです。でもナッキーの顔に違和感がスゲェある。うーむやっぱインターバルが開きすぎてたような気もしますね。久しぶりにコミック大人買いです。

・つよきす小説がない

 番外編2が面白かったので1の「なごみのクリスマス」を探索中。でも全然売ってない。つかソフトガレージの本自体ほとんど扱ってるところがない!?7月に出るエリカ編と併せてアマゾンで注文するしかないか!?

・GANTZ18、19巻

 「お、出てるじゃん」と買ってみたら1冊飛ばしてた。ってのはよくある話?つか世俗を離れてPCの前にばっか座ってるとホント何巻まで買ったとかすっかり忘れますね。ちなみに内容はいつも通り問題ないです。ちなみに僕はレイカが好きだったりします。ぶっちゃけ彼女はツンデレでしょ!

・PSPエミュ近況

これはちょっと詳しく書きます。

友人が2台目のPSPを買ってエミュについて訊ねてきたので、「がんばるしかない」というあまりにもあまりなリアクションを取ったのが昨日か一昨日の話。で、今日その結果を聞いてみたところ、

「SFC、フレームスキップとかグラフィックスピードアップとかすれば普通に動くよ」

との情報が!つか以前は15フレームとかでカクカクだったのに、222Mhzでも普通に遊べるのなら、これはがんばってみるしかない>つかがんばるのがまさか自分になるとは思いもよらず(^^;)。

で結局頑張った結果、

「無事動くようになりました!」

試しにエストIIをプレイしてみましたが、多少のカクりやウェイトはあるものの、222Mhzで十分遊べるレベル。BGMもスピードを上げれば全然聞けるし、

「偉い人のおかげで今の僕があるんです・・・」

と感謝せずにはいられない心境。

余力で「JPGビューワー」も入れてみたけど、こちらもかなり快適。あの「一度ボヤっと表示して、、、」というイライラする感じもなく、とってもいい案配。これもまた先人に大感謝です。

ちなみにPSPエミュでSFCが動くとなった場合、何を遊ぶのが有効ですかね。漠然と「スーパーピクロス?」とか思ってしまいましたが、それだったらGBCの頃から出来たし、意外と即答できないもの。もしコレを読んでいて興味が沸いた方、コメント下さると嬉しいです。「俺なら○○だな」みたいな。

PSPエミュ事情は他にも動いていて、GBAもボチボチ動き出したみたいです。まぁSFCでこのレベルなら266Mhz、333Mhzでかなり肉薄の可能性もありそう。まぁタイトル次第でしょうけど。でもモニターが横長な分だけ、SFCよりPSP向きってのはあるかもしれませんね。

それとPSエミュもPSPで動かそうという動きがあるみたいですね。こちらはまだかなり掛かりそうですが、メモリースティックも8ギガまで現実味を帯びてるみたいですし、PSPはまだまだ面白くなりそうです。

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なんだか軽い感じですが、今日はここまで。また明日~(^^)/。

PS.KSNさん、トムニャットさんのレスは明日書かせて頂く予定です。ご了承くださいまし~(^^;。

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2006年6月20日 (火)

生徒諸君!

Seitosyokun  以前このマンガについて書いたかも知れないが、今日たまたま読み返す機会があったので、軽く触れてみる。

つよきすのところでも書いたが、生徒諸君!は学園モノの王道中の王道である。主人公ナッキーとその仲間が友情と恋愛を縦糸横糸として縫い上げる非常にオーソドックスなストーリー。しかしその感情描写の上手さと飾らない、ある意味少女漫画らしくないセリフ回しで、男性が読んでも十分耐えられる魅力ある内容になっている。

僕がこの漫画を知ったのは確か中学生の頃。学校の廃品回収にクラスメートの女の子が持ってきたのがきっかけだったような気がする。今でもそうだが当時から僕は女の子にモテるような風体でも性格でもなかったが、それなりに口は達者だったし、何より女の子が大好きだったので(笑)、最初はその子との話の種程度で読み始めたような気がする。

読んでいくとそのストーリーが、自分の理想とする学校生活とあまりにも近しいことに驚きと嬉しさが沸いてきた。男子と女子あわせて6人程度のグループで何をするにも一緒、学校行事でも学校の外でもみんながみんなを気遣い、笑い、盛り上がる。実際僕には幸いにもそういう友人達がいたし、自分の幸運に感謝しつつ、よりドラマティックに綴られる物語にも人一倍心を奪われたのかも知れない。

当時は小泉今日子が主演で映画化もされた。僕は未だにこの作品を見ていないのだが、この映画の主題歌となった彼女の「スターダストメモリー」という歌は今でも大好きで、何て言うかマンガだけじゃない別のアプローチとしてもこの作品を僕の心に刻みつける要因となった。ともすれば乙女チックな歌詞ですら、素直に聴けたというか、変な言い方だけど、

 この曲が好きになれる自分があってよかった

なんて思った。↓一部抜粋

「STARDUST.mp3」をダウンロード

なんにしてもこういう学校生活がまた送れるのなら、時間を昔に戻したいよなぁなんて思ったりします。

ちなみに同じ少女漫画の「ガラスの仮面」と比較すると、あちらは序盤の方が面白い気がするが、こちらは中盤に大きな山場がいくつかある感じ。もし読むのなら、10冊くらいまとめて買って読まないと、正直良さは伝わらないかも知れない。★★★★★(満点)。

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2006年6月19日 (月)

CPU

人間の欲求や感覚には優先順位があります。よく言われるのは、「かゆみ」が最も耐えられないとか、「歯痛」が最も痛いとか(女性の場合は出産の方が上かも知れませんが)。これは体が脳に対してより頻繁により強力に指令を送っていることに他なりません。

常連さんのブログで「暑さに弱い」という話があり、僕はおもわず「それを忘れたらいいんじゃないの?」的なコメントを寄せました。僕はここ数年いろんな場面で「脳を思い通りに出来ないか」ということを考えています。暑さ寒さだけでなく、空腹、尿意、便意、かゆみや歯痛と言った生理的なモノから、涙、怒り、欲情(!)などの感情、より早くノンレム睡眠に入れないかとか、仕事絡みでも周りの雑音を一切シャットアウトして集中すること、同じネタで何度も笑うには、歌やアニメをより楽しむにはどうするか等々。

人間の脳にもコンピュータのメモリのようにリソースやスロットがあって、その中でも生理的欲求や感情的欲求、判断を司るそれぞれのセクションがきっとあると思うんです。いくら空腹だからと言って1秒の間断なくそれを意識し続けることはないと思うんですよ。仕事にしても遊びにしても、その時その時でシフトを切り替えているはず。

これを言い換えれば、これまでそこに「空腹」がはまっていたところに、同カテゴリーで優先順位の高いものを上書きすることが出来れば、一時的にでもそれを押さえ込むことが出来るはずだと思うわけです。人によってはそれがゲームかもしれないし、エロかもしれないし、音楽かもしれないし、睡眠かもしれない。とにかく全ての処理を同時に出来るわけはないはずだから、ちょっとしたきっかけでいくらでも「脳をいじる」ことは可能だと思うのです。

あとそれほどコアじゃない、フィジカルな話では、単純な体の動きや体勢でそれらの欲求、感覚をごまかすというのも十分アリだと思います。尿意を我慢するときに足を内股にしてモジモジしてしまったり、寒くて手に息を吹きかけたり。

以前書いたかも知れませんが、人間の体の表面には体温と近しい空気の層が出来ています。ですから、息を吹きかけるとその空気の層が破壊されて、外気温が体に直接触れ、涼しさを感じる。そう頻繁にはないかもしれませんが、扇風機の風が熱いと感じたことはありませんか?これは体温よりもその外気温が高く、体の表面にある外気温の熱をある程度緩和している空気の層が破壊され、熱風となって体に当たるために起こる現象なのです。だからもし自分の部屋の階下でガンガンエアコンを掛けられるなどして熱気が全てこちらに回ってきて、室内の温度があり得ない43度とかになってしまって、アゴから滴(したた)る汗が毎分20回を超えようか、いやむしろ人間はどのくらいまで暑さに耐えられるのか自分で試してみようか、などと愚か極まりない妄想を抱きつつ「あぁ~汗で池が出来た!(はぁと)」などと人間としてそれはどうよ?と自問自答したくなる課程をあえて楽しむ余裕を見せつつ暑さと向き合ったりした高校時代を過ごしてきた僕としては、むしろ熱風しか発しない扇風機より濡れタオルなどで気化熱を利用したクールダウンをしたり、大きめの桶に水を溜めて足だけでも涼しくしたりといった原始的だけどかなり有効な手段を講じたりもしました。

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そんな脳のメカニズムですが、正直まだまだ謎が多いです。っていうか何を当たり前な!とも思いますが、例えば(例えとして最低ではありますが)「不意に勃起してしまった息子をなだめる子守歌」というのも絶対ある(もしくは作れる)と思うのです。まぁ昔は渡辺美里の「MyRevolution」だった時代もありましたが、最近ではいい曲に恵まれず・・・。あと女性なら「泣きたいときに泣く引き金ネタ」の便利さを感じたことがある人もいるかもしれませんし、アルコールの力を借りて平常時では引き出せない潜在能力を発揮する術を持っている人もいるでしょう。

 全てに言える(と思う)のは、それらは意識してやれるはず、ということ。

火事場の馬鹿力や怪我をしたときに出血を止めるアドレナリン分泌、怖い話を聞いて背筋がゾッとしたり、寒いとちんちんが小ちゃくなったりする感覚。いろんな機能が人間にはデフォルトで備わっているのですが、その多くはやっぱり脳が管理しているはずなのです。「北斗神拳は残り70%を・・・」は極論としても、100%が常に使われているとは思えない。

漠然と「今何%くらい使ってるかな」と体に問いかけてみましょう。仮に空腹感に10%、タイピングに15%、内容を考えるのに20%、尿意に20%のリソースが割かれているとしましょう、あくまで仮に、です。さぁここで電話が掛かってきました。会話しています。この時の自分のリソース、あっさりと「空腹10%」が無くなっています。当然「タイピングとその内容を考える」も休止しますし、尿意20%も15%くらいに落ち込んだ感じです。

 つかそれっぽく書いてますがこんなことは誰でもが普通にやっていることなのです。何にも偉くありません。ただこれをちょっと変えて「意図的に」リソースを変更しようとするとなると少々趣は変わってきます。

例えば「ふと昔のアニメの主題歌の歌詞を思い出そうとしてみる」「ドラクエ3で最初のパーティを武闘家武闘家僧侶魔法使いにしたときと戦士戦士僧侶魔法使いにしたときの差について考えてみる」逆にもっと空腹を加速するように「脇腹の贅肉が毎秒1ミクロンずつ減っている気がする」と考えてみる。尿意が爆発してもしここで漏らしてしまったら、、、という怖い想像をしてみる。

 リソースはいろんな変化をするはずです。

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僕ら小売店が品物を売る際、「○○を忘れさせる安さ」という表現を使うことがあります。例えばそれはエアコンが壊れていて非常に蒸し暑い店内であったり、わざわざガソリン代を使って移動してくる時間的金銭的コストであったり、時として自分が着用出来ないサイズの商品であったりするのですが、これも一種の脳の操作、麻痺みたいなものと言えるでしょう。そしてこれはとても幸せな感覚でもあるのです。言うなれば安さに「酔っている」のですから。

ゲームにのめり込んでいくと、キャラクターとシンクロしたり、単純なルーチンワークに大きなカタルシスを感じる瞬間というのが時々あります。他のことが全く入り込む余地がない没入感、現実の時間を跳躍するかのような加速度的な時の流れ、集中と緊張が脳のリソースを大きく占有するとき、人はいろんなことを忘れ、見えなくなる。ソフトのポテンシャルと自分の嗜好、精神と肉体の状態、意図的に操作できるようになれば、それは人生を楽しく過ごす大きな糧となる。そんなことをまたも考えているクリスなのでした。っていうか世界的にはそういうの本気で考えている人って絶対いると思う。つかつか軍事利用とかだと既に実用化してたりしそうな気もするけど、、、マンガの見過ぎかな!?

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2006年6月18日 (日)

下北GLORYDAYS

深夜たまたまテレビを付けたらオッパイが出ていてなんだか得した気になったことってないですか?自分は結構あります。これもそんな中の一つ。まぁ出ている連中は僕の知らない俳優さんがほとんどなのですが、方向性として

 「毎度おさわがせしますみたい・・・」

僕らくらいの年代なら木村一八と中山美穂のちょっぴりエッチなあのドラマに思い出がないとは言わせません。つか僕自身は「見たいけど恥ずかしい」気持ちが先に立って結局ほとんど見てはいなかったりするのですが、、、でも今日までそのことをタイトル共々覚えているということは、やはりそれだけ大いなる作品だったと言えるでしょう。

ちなみに下北の方の話は、女ばっかりの「ぬーとぴあ」という下宿だかに男の子一人入ってよくわかんないけど勉強してるの?みたいな感じ。つかまだ2話くらいしか見てないし、正直、

 「エロならばよい」

という低レベルな視聴の仕方しかしてないので、人様にそれを伝えて良いモノかどうかは、正直微妙だったりするんですけどね(^^;)。

まぁアレだ、「毎度おさわがせしますみたいな」という表現だけでエンジンが暖まるような方にはオススメできる、ってなもんだな。つか全12回で既に9回目とかになってるから、油断するとすぐ終わっちゃうんだけどね。ちなみにマンガが原作で、そっちの方はまだ続いてるかもしれない。これもよくわかんないけど。★★★。<意外と高い(^^;;。

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2006年6月17日 (土)

メーカー別最初に浮かんだゲーム

みなさんこんにちはクリスです。まぁ企画というほどでもないのですが、もし

「そうさなぁヒマってわけでもねぇがいっちょつきあってやってもいいかもなぁ」

という気になったらやってみて欲しいかなぁとも思うのですが、まぁ時間のあるなしは個人差がありますし、誰も返事がなくても泣いたりはしませんのでその旨お気軽に読み進めて頂きたいのですが、

ふと、「タイトーって何作ってたかなぁ」などと思ったのが事の起こり。加えて「有名メーカーと言えばどこが入るかなぁ」とも以前思いました。今のゲーム業界は20年前とは随分趣を異にしているわけですが、なんつか在りし日の「ゲーメスト好きなメーカーランキング」的なことを思ったり思わなかったり。

そこでもしよければ、

・有名メーカーと思うゲームメーカーとそのメーカーで「頭に最初に浮かんだ」タイトルを3つまで※開発とか販売とかあんましとやかく言いません。

語ってみようじゃないかと思います。代表作ではなく最初に頭に浮かんだってのが今回のミソと言えばミソかな。あ、念押ししますが、ご自身でやってみるなら、下を読む前の方が愉快だと思いますよ。これはお互いのズレを楽しむ企画なので(^^;)。

●タイトー

 在りし日のタイトーと言えば確実に有名メーカーの一角だったのに、どこで道を踏み外しちゃったんだろ。やっぱスクエニのようなRPGに強い玉があったわけでも、カプコン、ナムコ、セガのような格闘ゲーでのブレイクがあったわけでも、コナミのような音ゲー、遊戯王のようなラッキーパンチがあったわけでも、任天堂のような根本的な体力と開発力があったわけでも、バンダイのような有力コンテンツがあったわけでもないのが原因なのかなぁ。一時ロケーションの数は日本一だったような気もするけど、アーケードの凋落とともに勢いも失速してしまったように思いまする。そんなタイトー。僕が思い浮かんだ3本は、、、

・レイフォース
 純粋に面白かったし格好良かったし良くできてたと思う。っていうかレイフォースクラスのSTGって実はそんなに多くないと思うのですが、どうでしょうか。実質続編は別のゲームになっていった感も否めず、ある意味孤高の一本と言えなくもないのでは?

・電車でGO!
 実はやったことがありません。でも頭に浮かんでしまったのだからしょうがない。なんつか何かにつけてコレに固執している、ある意味ネガティブな印象をタイトーに抱かせている引き金とも言えるタイトル。鉄道マニアにとっては至高の一本だったのかなぁ。

・サイバリオン
 普通インベーダーとかダライアスとかエストポリスとかいくらでもこれより先に浮かんでくるべきタイトルがあるはずなのに、、、これがきてしまいました。SFC版は持っていますが、正直それほど面白いタイトルという印象はありません。ゲームセンターでやった回数もそれほど多くなく、「何故?」という疑念の答えは用意できないままなのですが、なんつーかこの頃のタイトーは光っていた気がします。

●ナムコ

 まず落ち着いて頭にソフトを浮かべないようにしないと、油断してスラスラと数十個のタイトルが脳裏に発生してしまいます。ヤバイヤバイ。まぁ何がどうヤバイのかはともかく、ナムコバンダイになってからは、微妙に「どっちが開発してんだよっ」と突っ込みたくなることもしばしば。なんつーか「栄光の80年代」も今となっては昔の話なのでしょうかねぇ。

・ギャラクシアン
 ギャラガとかギャラガ88とかとセットにして1本扱いで。ナムコが凄いと思ったのはやっぱこのゲームだったような気がします。なんつーか「カラーだよっ!」みたいな。僕自身白黒テレビからカラーテレビへの進化をつぶさに見た世代ではないのですが、やっぱそういう印象はあったように思います。音もなんか軽快だったし。でも連射が出来ない点は相変わらずだったんだよね。

・鉄拳
 何ホッとしてんだよオレは!という気がしないでもない鉄拳です。初代バーチャはちょっぴりやったくらいで同2は凄いとは思ったけどスルー、正直それほどポリゴン格闘には入ってない自分なのですが、プレステ黎明期にひとり用で楽しい10連コンボや寝技の連続技というのはとっても痛快でした。デモムービーも綺麗だったし、、、ってでもどこかにコレを挙げた自分に対して非難する視線を感じるのは、僕の気のせいかなぁ。

・リターンオブイシター
 上のタイトルを書いている最中にも様々な思惑が交錯する気がしないでもないのですが、何とかそれらを押さえ込んで(まさしくそんな感じ)、何とか自分の好きなタイトルを引き出せました。とにかく当時(今もですが)はアクションRPGが大好きでそれもダラリとした経験値稼ぎをしている時が一番幸せだったんです。特にイースなどで見られるアイテムがアイコン化されたものや、このイシターのようにビジュアルで魔法が表示表現されるようなのは特に大好き。プレスでたくさんのスライムやヘビ(名前忘れたのが悔しすぎるっ)をつぶす感覚は、ある意味他のタイトルでは味わえないのでは?と思います。つか普通に遊ぶと難し過ぎるゲームですが、やっぱり育てるのは楽しいです。絵、音、ゲーム性どれをとっても好みですね。

●カプコン

 まず最初にタイトルを挙げてからカプコンについて触れることにしよう。「ストII」「大魔界村」・・・ま、待て!浮かぶ前に消すのだ、イメージをクリーンにして、、、ヘンなのが浮かぶ前に、、、「闘いの挽歌」。そうなんですよ。どうしてもカプコンというと僕らの世代だとこの辺りのタイトルが一つは出てしまうんですよ。まぁね「アクションのカプコン」というイメージは明確にありましたからね。任天堂と比べて決して操作性が傑出していたわけではないのですが、やはり時代の最先端を行くグラフィックと達成感というか挑戦しがいのある難度がカプコンをそう印象づけたのでしょう。今のゲーマーとは明らかに違う3本になるでしょうね。さしずめ「モンハン」「バイオ」「ロックマン」もしくは「鬼武者」ってところなのかな。

・ストリートファイターII
 カプコンというメーカーがメストで一番人気になったのもこのタイトルのおかげ。印象付けるという意味でもこれほどメーカーバリューを引き上げたタイトルもそうはないと思う。今思うとCPSシステムを出してからのカプコンは名実共にアーケードトップメーカーに上り詰めていった気がする。出すタイトル出すタイトル楽しみだったし、そのクオリティもきっちり及第点。移植も含めて「カプコンは違う」と感じた。SFCストII発売時はそりゃもう盛り上がったもんですが、当時は職場から2mのところにあるゲームコーナーでの対戦も最高潮だったので、なんつか環境に恵まれた感もあったかもしれないな。

・大魔界村
 ぶっちゃけ魔界村は僕の中でさほど大きな存在じゃない。アーケード版が出た当初はゲーセンに距離を置いていたし、ファミコン版にしても正直それほどいい印象があったわけじゃない。要するに僕には難しすぎた。でもメガドライブが鳴り物入りで登場する声を聞き、CPSシステムの強烈なラインナップが世を覆いつくさんとした頃となれば状況は変わってくる。初代当時にさほど感じなかったビジュアルショックはハードの明確な進化と共に僕のハートを撃ち抜き、高難度&2周エンドというハードルの高さの中にも「納得できる死」の累積がゲームの評価を引き上げた。まぁ実際はメガドラ版なんだけどさ。

・闘いの挽歌
 思い浮かんでしまったのだからしょうがない。というか別に剣王アキレスだっけ?噂にとどろく最強のボスに関する印象はほとんどない。つかアーケード版はほとんどやらなかったし。つかFC版ですら正直言うと中古買いのレベルで、のらりくらりとクリアしたのも1周のみ。でもなんつか「伝説だけが僕の中で一人歩きした」かのようなすり込みがあって、今ふとカプコンタイトルを挙げようとしたらこいつが顔を出してきたってワケさね。

●セガ

 これも下手な妄想を膨らませる前にタイトルを挙げてしまおう。「バーチャファイター」「スペースハリヤー」「トランキライザーガン」・・・だからなぜそこでトランキライザーガンが出てくるのか。これが「思い浮かぶ順」の恐ろしいところ。その前にスーパー忍やソニックやバーチャレーシングが出てきてもいいだろうオレよ。

セガは僕の中で正直それほど良い印象はない。その理由は明確で、要するに初心者に対する配慮に欠けているからだ。それは難度だとか操作体系だとかのレベルのみならず、支持層から祭り上げられたメーカーとしての「おごり」にも言える。「セガらしさ」という蜜で出来た甘いぬるま湯が最終的にプラットホームを破棄するに至ってしまった引き金ではなかったのか。

しかしそれはあくまで僕の中の視点の一つであって、冷静にアーケードゲーム史を俯瞰すると、セガの役割は非常に大きかったのは間違いない。「ターゲットを明確にして仕上げる技術」に関してはさきほどの「支持層」からの熱烈なラブコールを得るに相応しいクオリティとセンスを併せ持っていたことに疑う余地はないのだ。

・バーチャファイター
 今でもこのチョイスが明確にセガを体現するほどにセガにおいてバーチャの占める割合はデカい。技術としてのポリゴンをゲームにフィードバックするという開発力と情熱、その結実は素直に、ホントに素直に鳥肌モノの感動があった。「ゲームはここまで来たんだなぁ」ってメガロ50の前で立ちすくんだからね。

・スペハリ
 まぁこのタイトルに関してはほとんど語り尽くしてるけど、とりあえず思い浮かんでくれてよかった。これもバーチャ同様「歴史を作った1本」と言えると思う。スゲェくだらない例えをするなら、スペハリのメインテーマは、アニメで言うと哀・戦士に相当するくらい僕の中のランキングは高い。つかゲーム音楽部門では1位かもしれないな~。

・トランキライザーガン
 つか知らない人の方が多いんじゃ無かろうかという懸念もあるがスルー。緑色のブッシュで出来た簡単な迷路に出没するヘビやゴリラ、ライオンなどを麻酔銃=トランキライザーガンで眠らせ、外周に止めてあるトラックに運ぶゲーム。当時はその「難度の低さ」と「連射して大物を倒す」爽快感が凄く新鮮だった気がする。時代的にはディグダグよりも古いと思うし、もしかしたら最初に敵に耐久力を付けたタイトルかもしれないな。

●コナミ

 グラディウス、ドラキュラ、アルマナの奇跡・・・。またか。またこんなのが浮かんでしまったか。とにかくメジャーどころで行きたいという希望とは裏腹に、ポンポンショボンと3発目にテンションが下がってしまう傾向があるのかも。

コナミはとにかく「栄光と凋落」「作品と商品」「クールとダーク」という対になるような表現が似合う会社だ。実際会社としてはきっちり業績を残して今なお一線で他社との合併もなくバリバリにソフトをリリースしているのだから、その点は明らかに評価すべきだとは思う。思うんだけど、古いファンにはなんつか「コナミも変わったな・・・」という感覚がぬぐえないのは、気のせいじゃないんだろうなぁ~。でも今でもグラディウスやドラキュラを出してくれる点は忘れちゃなんないね。

・グラディウス
 折しも先日ゲーム博物館で本物を(電源立ち上げから)やったばかりなので、印象はすこぶる鮮明。つかやっぱグラディウスは素晴らしいゲームだと実感。とにかく絵が綺麗。「光に引き込まれる」薄暗いゲーセンの中でこそその魅力が120%発揮されると言っても過言ではないレーザーやオプションの輝き。人によってはゼビウスであったりR-TYPEであったりするのかもしれないけど、案外自分はこのグラディウスに「ゲーセンのニオイ」を見つけるのかなぁと思ったりした。

・ドラキュラ
 ここで言うドラキュラとはディスク版のドラキュラだけを指すワケじゃない。悪魔城伝説の重厚なサウンドであり、月下の夜想曲のヴァルマンウェ、ヘブンズルーンであり、血のロンドの超絶巧いデモプレイであり、初代の死神の泣きたくなる強さでもある。ドラキュラというコンテンツを取得した時点でコナミは版権を意識したのかも知れないな(多分違うけど(^^;)。

・アルマナの奇跡
 これが浮かんでしまったのだから仕方がない。ディスク版は当時たぶんクリアしたと思うのだが、今やるとダババ同様非常に難しい。というかストレートに言うとヒットラーと比べて操作がしづらい。でもなんつかその世界観は魅力的だったし、あのヒュロヒュロヒュロ・・と飛んでいくロープには何とも言えない心地よさがあった。つかDSドラキュラみたいな焼き直しだったら全然今でも歓迎なんだけど、やっぱ認知度が低すぎるかな。

●任天堂

 まず3本。「スーマリ」「ポケモン」「ジョイメカファイト」!?。まずさ、こういうの考えようとすると頭に一瞬モヤが掛かるじゃないですか。でその中からまず明確に出てくるのが「スーマリ」「ポケモン」という「文字列」だったりするのですが、そのあとでボヤ~と画面が浮かんでくるというか、

 「なんでゼルダじゃねぇんだよっ!」

と自分にキレる?でも仕方ありません。思い浮かぶなんてもんはそんなもんなのです。任天堂もまた素晴らしいタイトルをいくつも排出した世界一のソフトメーカーだとは思います。思いますが、なぜかジョイメカファイト・・・。いや別にこのソフトが優れていないとは言いません。言いませんが、、、ある意味僕の中では印象が強かったんでしょうか。ゼルダより?ピクミンより?スマブラよりメトロイドよりカービィより?南無~。

・スーマリ
 まぁある意味トレンドですからね、さすがにコレは出てきます。イントロクイズでも唯一全員正解のタイトルでしたし。名実共に史上トップ10に名を連ねるタイトルでしょう・・・。「史上トップ10」・・・。何とも甘美な響き・・・。

 お話の途中ですが、ここでクリス的史上トップ10タイトルのノミネート作品を発表します!急な話で申し訳ない。脱線というレベルを著しく超越して申し訳ない。でもNO問題。順不同ですがコレはさすがに浮かんだ順ではありません。まずは10個に拘らず・・・。

・スーマリ・ポケモン・インベーダー・ゼビウス・バーチャファイター・スペハリ・ストII・テトリス・ドラクエ・FF・グラディウス・ダライアス・バイオハザード・信長の野望・ファミスタ・ウィザードリィ・ウルティマ・ディアブロ・ゼルダ・GTA、、、こんなところかなぁ。ああでもグランツーリスモは入れてもいいかな。

結果発表~。

・スーマリ・ポケモン・インベーダー・バーチャファイター・ストII・テトリス・ウィザードリィ・ウルティマ・ゼルダ・グランツーリスモの10本が「クリス的史上トップ10(順不動)」となりました。つか皆さんのチョイスだときっと変わるんでしょうね(笑。

 閑話(ってわけでもないけど)休題

・ポケモン
 どこかで書いたかもしれないけど、個人的に世界一のソフトはコレだと思う(あくまで個人的に)。経年劣化が進んでいるので今見ても世界一かどうかと言われれば答えはもちろんNOだが、間口の広さ、複雑なルールを複雑に見せない技術とセンス、深すぎる乱数要素、数限りないほどのモチベーター、通信交換、通信対戦など僕の価値観上最も奇跡に近い内容と言っても過言じゃない。普通のソフトハウスでは実現しない技術的なハードルや開発期間なども含め、多分変わることのないナンバー1ソフトかな。

一応補足しておくと、ポケモンの中心対象が小学生のため、ファミ通やネットなどの評価は実際より低く見られがち。ファンシーな見た目とゲームボーイという子供向けハードであることを冷静にスルーして見れば、ウィザードリィやディアブロにも負けない大人が十分楽しめる完成度の高いゲーム性が姿を現すと思いますヨ。

・ジョイメカファイト
 とにかくこのゲームを評価する点はたくさんある。まずHPが単純な先取制ではなく、1本取った方が「有利」に抑えられている点(2本目に全回復しない)。キャラクターがシンプルながらもダイナミックな操作感が得られる点。少ないボタンと簡単な操作で様々な必殺技が使える点。一人用でも次々に新しいキャラが使えるようになっていくことでモチベーションを維持し続けさせる点などなど。スマブラや時限キャラのような昨今の格闘ゲーにも通じるシステムをいくつも折り込んでいる。ファミコンなのに!当時を知る人間で、ジョイメカファイトをバカにした人間は一人もいなかったですね。もっとも今でも楽しめるかっていうとそれは残念ながら正直微妙かもしれませんが。

●バンダイ

 「有名」かどうかで問えばバンダイは間違いなく有名メーカーだろう。というかバンダイ以上にバンダイが版権を所有するキャラクターコンテンツが有名なので、ひっぱられてバンダイもスターダムにのし上がっている感は否めない。しかし、FCの昔ならいざしらず、昨今のバンダイソフトの完成度の高さは、もはや全く別次元だとも言える。しっかりとコンテンツを活かす術を覚えた企業としても優良なソフトハウスなのだ。

・ゲゲゲの鬼太郎妖怪大魔境
 つかイントロクイズで出したのでつい脳裏に浮かんでしまった。さきほど「今のバンダイは違う」などと言っておいて舌の根も乾かぬままに「昔のバンダイ」を代表するソフトを挙げてしまうとは・・・我ながら情けない。それでも当時はかなりのユーザーがいて、僕自身それなりに楽しんだ記憶もあるんだよな。まぁ「それなり」止まりだけど。今はさすがに出来ないね(^^;)。

・機動戦士ガンダム
 死ぬほど出てるけど自分が思い浮かんだのはPS2で出た最初の方。つかゲーム自体はそんなに面白いってもんでもなかったんだけど、クライマックスの戦闘中にいきなり「哀・戦士」が掛かってきたときは、もう思いっきり「ヤラレチャッタ(C/パルテナの鏡)」って感じでしたね。つかいきなり「ですます体」になるほどの衝撃でした。アレこそがキャラクターを活かすということであり、バンダイにしかできないそしてバンダイに望まれる「ゲーム性」の一つなんだろうと思います。

 さて、もう一つバンダイのゲームか、、、今わざと思考を停止させてタイトルを浮かべないように浮かべないように努力しています。ああどうしよう浮かべないようにするのって結構難しいです・・・・浮かんだのは!!

・キン肉マンマッスルタッグマッチ
 やっぱりコレでしょう!つかコレしかないと言うほどバンダイ=キン肉マンなのは僕だけではないはず。とにかくゲームが面白いとかマンガが面白いとかじゃなくて、時代が産み落とした作品だと思います。なんつーかキャラだけなんだけどキャラゲーとして成立してるつーか原作と似ても似つかないようでいて、やってると結構似てる気がしてくるっつーか。「ったくブロッケンは禁止だっつーの!」みたいな?「俺は素人だからアリにしてよ!」みたいな?なんだかこう書くと僕がキン肉マン好きみたいですね(^^;)。

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さてさて他に「有名メーカー」というカテゴライズに入れてもいいところはきっとたくさんあるでしょう。人によっては「はぁ?コーエーは?」とか「貴様ハドソンをなめるな!」とか「そうは言ってもマイクロソフトは結構いいもん作ってるよ」とか。「スクエニ、忘れてるだけだよな?」とか。

つかスクエニはホントに忘れてるだけでした(^^;)。が、まぁ今回はここまでとします。もしどなたかコメント下さるようなら、「浮かんだ順」をキッチリ守ってコメント下さいませ。非常に楽しみにしておりますヨ(^^)。

ではでは!

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2006年6月16日 (金)

本体カラーの話

携帯ゲームに限らず、ゲーム機の多くは発売当初に購入するので、正直カラーバリエーションがいくつあろうとさほど僕には関係がない。まぁたまにはこういう「非生産的なネタ」もいいかと思いタッチを進めてみる。

ゲーム機で初めて「2色」出たのは、曖昧ながらツインファミコンだったような気がする。赤メインと黒メインの2色。つか印象自体は全く変わらなかったけど。次のPCエンジンの白と黒も同様だし、「セガサターン白」なんかもカラーバリエーションというよりは廉価版になったことをわかりやすく区別するための手段だった気がする。

セガサターンには他に「キティ」や「サクラ大戦」のものがあったような気もする。64でポケモンがダイカットされたレリーフ付のものや、DCなんかは結構バリエーションがあった気もする。

しかしそれら据え置き機は所詮家庭内用で、「個人の主張」と呼べるカラーバリエーションはやはりゲームボーイカラーからだろう。

とは言っても僕自身はゲームボーイ初代を普通に数台持っていたので
※今思うとなぜ2、3台持っていたのか謎。
カラーには全然興味が沸かなかった。だいたい「携帯機」とは言っても外でやるような時間(昼間)には持ち歩くことがなかったからだ。

初代ゲームボーイの画面は正直今の常識からは考えられないほど視認性が悪く、液晶の残像がとても目に優しくないものだった。まぁタイトルによってはその残像を一種のエフェクトとして活用したSTGがないではなかったが。

そんな僕が一番最初に本体カラーを意識したのは、「ゲームボーイライト」。簡単に言えば初代にブルーのバックライトを付けたものだったのだが、これが「金と銀」で発売された。なんつーか

 「メタリック!」←金銀だから当たり前

な印象が何ともイカス!クール!ステキ!思いっきり心を奪われてゴールドを購入。つかマシンとしてもこのゲームボーイライトはとっても優れていて、バックライトなのに電池は単三アルカリ2本で15時間くらい持ったし、何より前述の「外に持ち運べる」引き金にもなった。ライトなら暗くても遊べるのだ。

その次も実はゲームボーイライトを買っていたりする。ザラス限定だかショップ限定だかの「手塚治虫モデル」である。クリアレッドのボディも他に類を見ないものだが、何よりその表面にプリントされた絵柄に惹かれ、ゴールドのライトをいとこに売りつけて買い換えてしまった。自分はあまりこういった限定系ハードには興味を示さないタイプだと思っていたが、割とミーハーなんだなぁと妙に客観視してしまった覚えがある。

その後のGBAはホワイトをチョイス。紫というのがどうも「デフォルト」カラーとしてどうよ?と思っているのですが。まぁ白は白で汚れが目立つっちゃぁ目立つんですけどね。ちなみに2台目はまたも「ゴールド」発売と同時に購入。つかなにげに金色に弱い自分。つか「ステンレス製」とか「アルミ製」とかならなお魅力的というか、金属のニオイがする金や銀にプラスチックにはない高級感を感じるのかも。と、言いつつGCは普通のを買ってるんですけどね。さすがにDVD目的だけでごつくて高いメタリックGCを買う気にはなれず・・・。

 実を言うとこの「金属製」に関して一言書きたかっただけなので、他のハードに関してはどうでもよくなってしまいました。よってメインネタはこれにて頓挫!
※いいのか!?それでいいのかぁ!?

カラーというと最初は比較的ナチュラルな色で出て、その後ビビッド系、パステル系がフォローされて、加えてFFやポケモンなどのソフトバージョンやらクリアバージョンやらが出る感じがしますね。中にはネオジオポケットのように「迷彩」とか変な柄で発売されたものもありますが、正直あれはあれでアリだったように思います。携帯機は人に見せる可能性も高いから、一つの個性、例えば携帯電話の色や形、シールなんかにも顕著に出るように、もっと個人差がアピール出来るような仕様でもあり何じゃないかなぁって。

その点ゲームボーイミクロの質感とカラータイプはなかなか上手いなぁと思いましたね。なんつーか持っていることがかっこわるくない、みたいな。でもよくよく考えるとアレってXBOX360みたいに外面を変更出来るんじゃなかったっけ?つかつか、DSLiteでもDSでもいいから、携帯機こそ「ガワ」が変えられる仕様にしてくれてもいいのにって思いますね。

あ、いやちょっと待てよ、つかむしろ周辺機器的に携帯全面に貼り込むシールみたいなのが出てもいいんですよね。1000円くらいであるじゃないですか?スゲェイメージが変わるやつ。むしろ形がコロコロ変わったりする訳じゃないし、台数的にもかなり出てるわけだから発売されてもおかしくないと思うのだけれど・・・。
※価格的なものも、360のガワ2000円よりDSのガワ2000円の方が人に見られる可能性分払う気になるような・・・。自分なら完全ミラー仕様になるシールがあったらぶっちゃけ欲しいかも。まぁ簡単にはがれてくれちゃうようなのでは困りますが。

嗜好のアピールという面で考えると、PSPだってもっと面白いことが出来そうな気がしますよね。DSと違ってツライチな構造だから、液晶の外回りの「内部」にプリントを入れても操作性が変わるわけじゃないし。
※まぁあんましごちゃごちゃし過ぎるのはどうかと思うけど。
まぁSONYはウォークマンからの「黒モノ家電志向」が息づいてるから、割と面白みのない見た目に終わってるのかなぁ。まぁPSPも金色が出たら2台目勢いで買いそうなのにな(笑)。

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2006年6月15日 (木)

買う予定のソフト

ファミ通を見ながらチェックしてみる。昔は「★」やら「◎」やらがいくつもあったのだが、僕の嗜好の変遷か、はたまた質の低下か、今は数えるほどしかない。みなさんとかぶってるタイトルもあるかな・・・。

●PS2

・地球防衛軍タクティクス

 サンドロットが作ってるわけじゃない?まだ現時点ではよくわかんないんだけど、とりあえず彼らが作っているとしたら、「買うのが礼儀」と思ってるタイトル。別にタクティカルなシミュレーション自体は別段興味はない。

・・・PS2はこれ一本。ファンタシースターユニバースはPC版を買う予定なので、驚くことにホントにコレしか買う可能性があるタイトルがないのだ。我ながらビックリである。

●PS3

・モンスターハンター3

 まぁとりあえずな感は拭えないけど、PS3を買う理由としたら、これか後述のFFくらいしかない。まぁ持っている状況なら買う可能性があるソフトはいくつかあるけど・・・(グラディウスシリーズとかフロムのRPGとか)。

・FF2作

 とりあえずノムテツファンの自分としては、、、などといつの間に「ファン」になったのかとも思うが、12をやってアドベントチルドレンを見て、自分の気持ちに気付いた。やっぱ自分は野村哲也の作風が好きなんだと。だからFFもヴェルサスとか言う「黒い方」の方が楽しみ。まぁスクエニのテコ入れ次第でクオリティが激変するので、現時点では何とも言えないけど。とりあえずコイツらが発売される頃にはもう少し安くなっているでしょう。

●GC

・スーパーペーパーマリオ

 僕自身はやらないけど子供は絶対欲しがるので多分発売日に買わずともクリスマス、お正月までには我が家に導入される予定。つかぶっちゃけマリオRPGのアクション要素は僕のとってはウザい。経験値を稼ぐのは好きだが、そこに「飽きさせない工夫」なんざ不要。むしろ「無数の目的」を設定してくれればいいのだ。

・ゼルダ

 よくわかんないがWii版のトワイライトプリンセスとは別物?とりあえず買いますけどね。ある意味ドラクエ、FF、ポケモンと並んで「当然買う」シリーズかも。まぁタイニーな携帯ゼルダはイマイチモチベーションが上がらないけど。
※ドラクエやFFも同様。

●Wii

・スマブラX
・ゼルダ
・マリオ
・メトロイドプライム

 なんだかんだ言って自分がやりたいと思うゲーム、絶対買うだろうタイトルを上げていくと、こんな続編まみれのラインナップになってしまう。GCの時のピクミンのような「買う前には買う気にならなかったけど、いざ買ったらスゲェ楽しかった!」みたいなタイトルがあればいいのだが、今の自分の状況だとなかなかそう言った「テンション買い」は難しいんだよな。まぁPS3にしてもWiiにしても発売日が近づけば変わるだろうとは思うんだけど。

●XBOX360

・地球防衛軍X

 そうは言ってもやりたい。が、この為に今から360を買うような暴挙はしない。なぜなら「出るとは決まってない」から。むしろPS3やWiiでも発売されるんじゃないかとすら思ってる。ただ、このタイトルの場合は期待もかなり大きいので、「XBOX版の発売が他より1ヶ月早いのなら、XBOX版を買う」くらいの気概はある。死ぬほどデカイソラスを100人くらいのペイルウィングで総攻撃とかしてみたい。

●PSP

・問戦士
・極魔界村

 現状からだと本体ごとの購入となるので、正直上記2本が欲しいとは言っても買うまでには至らないかも。でも手持ちのプレステソフトをフルフレームで動かせるような仕掛けを作ってくれたら、間違いなく買うと思う。今普通にプレステをやることは皆無だが、PSPで動くならやりたいソフトはかなりあるんだよな。それだけ携帯機に大きなアドバンテージがあるってことなのだろうか。

●DS

・怪盗ルソー

 何とも言えない期待感があるが、ボリューム不足も同時に臭わせる。もっともその点(ボリューム不足)はむしろ自分が望むところというか、あっという間に終わってもイイからスゲェ楽しませてくれよ、という気持ちの方が強かったりもするので、正直今の時点では何とも言えないかも。音楽をクロノアの人がやっててくれたらいいのにな~。密かにクロノアファンだったりするので。

・ポケモン

 まぁ確実に買う。2本は最低買うし、ヘタしたら娘の分を入れて3本買うかも。つか最初から3色だしてくれりゃいいのにとも思う。なんだかんだ言ってポケモンをゲットするのは楽しいんだよな。

ちなみに各作品で僕が最後に手に入れたポケモンは、、、
※イベントオンリーは除く

初代・・・ミュウツー

 他の全てのポケモンを集め、マスターボールも温存した状態でのゲット。嬉しいというより半ば作業的だった記憶がある。ゲットが嬉しかったのはフリーザー。何回投げたか思い出せないくらい投げた。ちなみにハイパーボールよりスーパーボールの方がゲットしやすいという情報を見つけた人は本当に偉大だと思います。

金銀・・・ヤンヤンマ

 このポケモンは携帯に「大量発生」の電話が掛かってこない限り通常のプレイでは手に入らない。つか自分にはいつまで経ってもこの電話が掛かってこなくて、結局当時つきあいがあった中学生の友達に分けてもらった。嬉しかったというか寂しかったというか。まぁこれも思い出だね。

ルビサファ・・・ミロカロス

 正確にはミロカロスは単なる進化ポケモンなので、そのタネにあたる「ヒンバス」が最後の一匹。このポケモンはある流域のどこかのマスでしか釣れなくて、
※注:ちなみにその「釣れる場所」では他のポケモンも釣れるので、簡単には確定出来ない。
その場所はROMごとに違うという恐ろしいトリガー。結局大阪出張時に心に修羅を宿し、しらみつぶし。釣れたときは余りにも嬉しくてついつい20匹くらい釣りまくってしまいました(^^)。ポケモンやってて一二を争う嬉しい瞬間だったかも。

まぁそんなわけでポケモンも楽しみなクリスなわけですよ(笑。

・不思議のダンジョン 風来のシレンDS

 まだ全く姿を見たことがないのだけれど、64ベースではなくSFCベースのシレンを心の底から望むところ。つか最近のローグライクの安売りには目を覆いたくなるんだけど、伊集院のコメントを読む限りではヤンガスも面白いのだろうか。実は少しだけ、ほんの少しだけ気になっていたりするのだ。最近あんまし無駄遣いしてないので勢いで買っちゃおうかな。

・SNKvsカプコン カードファイターズDS

 今回チェックして初めてその存在に気付いたタイトル。つかシリーズのファンというかこの作品をやったことがある人なら「絶対欲しい」ソフトなんじゃなかろうか。グラフィック依存度が低く、インターフェイスとの相性も非常に良さそうなので、1本は僕が死なない限り絶対買いますね。内容次第では長男用にもう一本。つかある意味今日のブログの中で僕が一番やりたいソフトと言っても過言ではありません。それほどネオジオポケットの激突カードファイターズは面白かった。つか僕が好きなコンピューターカードゲームの中で一番です。

カルドセプトよりも、ポケモンカードGBよりも、カードヒーローよりも、、、カードファイターズ!!!。

あ、念のために申しますが、カードファイターズは「カードゲーム」が好きな人用のゲームじゃないです。むしろ(以前書いたかも知れませんが)ウィザードリィやディアブロのような「チクチク育てる」「頭を使わずに倒す」のが好きな人向け。テクニカルな楽しさより力でねじ伏せるアバウトさがとっても最高なのです。「カードこそ全て」という開き直り方がイカスとでも申しましょうか。まぁ興味がおありなら、まずネオポケとソフト購入をオススメします。二つ合わせても2000円はしないでしょうし。
※最安値の時には二つで1000円くらいでした(^^;)。

・悪魔城ドラキュラシリーズ

 これも期待してますね。何と言っても前作「蒼月の十字架」が僕的に大ヒットだったので、同じベクトルであれば、「絶対買う」ソフトになってます。まぁこれもディアブロのような、というか「チクチク」と回収するだけのゲームなので、向いてる人以外にはそれほどオススメは出来ないんですけどね。つかPS2版なんざ作らずにDSに注力してくれよって思うのは僕のワガママなんでしょうかねぇ。ドラキュラチーム。

・ゼルダの伝説DS

 以前のカプコンタッグの携帯ゼルダ数本は正直あまりテンションが上がらず、スルーしたものもあったのですが、今回のは見た目が僕の好きな風タクリンクなので買う気は満々。書き込んだり出来るというのも古くはウルティマアンダーワールドで経験済みなれど、とっても良好なシステムだし、普通に買って普通に楽しめるという、ある意味非常に難しいハードルを越えられるソフトだと期待している。つか発売日がWiiのゼルダより後になるって可能性も無くはないので、ある意味それが一番不安。

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こんな感じ?リストにはないけど、もし出るのなら「ディアブロIII」や「シャイニングフォースネオ2」「斑鳩2」「ドラクエ9」なんかは出たら絶対買う。つかこっそり書いたけど「斑鳩2」は出ないだろうな。自分ろくに上手くもなく大して長時間プレイしたわけでもないのに、DS版、GC版とプレイDVDまで買ってしまったくらい斑鳩を評価してるんだよね。なんつーか

 アレって芸術だし・・・

みたいな。

あ、そう言えば任天堂の「ビットジェネレーション」とかいうシンプルイズベストなシリーズも出ますね。あれはどうなのかな。なんだか詳しくは分からないですが、正直期待はしてません。一本くらいは買ってもいいかな、とは思いますけどね~。

こちらの常連のみなさんは何を一番期待してらっしゃるのかしら。モンハンやカルドセプト、ポケモン辺りなのかなぁ。竜駆さんの期待してるタイトルが一番見えてこないな(^^;)。

短くなるつもりが意外と書くことがあってビックリ。ではでは!

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2006年6月14日 (水)

AKB48

Akb48_1 最近はエロだとかアイドルだとかのネタが増えてきて、微妙感が加速している気もするが、まぁあんまし気にしない。どんなネタでも読んでくれる人もいれば読んでくれない人もいると思うし。

さて、この「AKB48」だが簡単に説明すると、

 「秋元康プロデュース2006年版おにゃんこクラブ」

としか僕には見えない。つか曲も曲なら歌声なんざ「おにゃんこが歌ってるのか!?」と思うほどに似ている。ちょいエロ噛ませる辺りもデジャビュかと思うほどクリソツ(死語)である。

が、実を言うと僕はこの秋元康という人がそれほど嫌いじゃない。好きだと言うほど共感しているわけじゃないが、商売人として実にしっかりとしたマーチャンダイジングをしてる気がする。本人ももちろん楽しんでいるのが想像に難くないから、

 楽しんで仕事をしてその結果多くの人を幸せにしつつお金を儲けてる

感じがする。いやいやここで「騙している」なんつー無粋なことを言っちゃぁなんねぇ。どんな娯楽でも内側にいる人間には比肩無き幸せであることが多いのです。

余談ついでにもう一つ氏を僕が評価するきっかけになった話。

ある時ラジオで秋元氏が「プレゼントの重み」について話していました。お金なのか気持ちなのかっていう話の流れだったと思うのですが、その時の氏の答えはこんな感じ。
※たぶんに脚色してますので、その旨ご了承を。

「プレゼントというのは時間で価値が決まると思います。どれだけそのプレゼントに決めるのに時間を掛けたのか。例えば指輪にしてもチョコレートにしても相手のことを考えれば考えるほどプレゼント選びにも時間が掛かる。どんなものが似合うかとか何なら気に入ってくれるのか、とか」

これは僕的にホントにそうだなっ!って大きく頭(かぶり)を振った一幕でした。相手のことを考えれば考えるほど、自分にとってのウェイトが高ければ高いほど贈り物選びは時間が掛かるものなのです。

ちなみに逆に誰かにプレゼントをあげることを想定してみると、この論説の凄さがより際だちます。自分の知り合い、友人、職場の仲間、誰でもいいですが、その人にその人が喜んでくれるようなものをあげようとイメージしてみて下さい。自分の中で距離を近づけたいと思う人ほど真剣に長時間考えてしまいませんか?それこそが「贈り物は気持ちが大切」ということなのです。言い換えれば最も時間を掛けてしまった人がもっとも大切な人ということにもなるかも知れません。

 閑話休題

そんなAKB48ですが、こないだテレビで歌ってた「スカート、ひらり」。僕みたいなエロオヤジにはたまらないなぁなどと思っていたら、ひらりとめくれたスカートの中に真っ黒なスカパンが。

 「65億年の熱も冷めたぜ・・・」

まぁ一度でも熱したわけでもないんですけどね(^^;)。とりあえず自分にはどうでもいい女の子たちになりました(苦笑。

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2006年6月13日 (火)

つよきす~その後~

★昼飯の時に書いてたから全然ワールドカップのことなんざ触れてないよ。つかやってたのもついさっき知ったばっかだし。つかつかそれって日本人としてどうよ?まぁ一応NO問題とさせてくり・・・(ちょっと反省)★

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何も言わないからすっかり飽きてるかってぇとそんなことは全くなかったりして。ソフト自体は以前書いたとおり選択肢のほとんどないデジタルコミックであるからして、普通は何度も楽しめるたぐいのモンじゃない。しかしまぁ好きな映画は何度も見たくなるのと同様に、ふと気付けばお気に入りのシーンを再度プレイしていたりする始末。大丈夫か36歳?

それだけ傾注していると当然今やってるPC版以外のソースが恋しくなるもの。フラフラとゲームショップに立ち寄りPS2版の在庫ゼロを確認したり、ネットで感想やらなんやらに目を通したり。勢いで他のエロゲーをその筋の友人に貸してもらったりもしたけど、なんつか

 男の声優が格段に落ちる!

ので、やはり僕の中のつよきすの牙城は崩れず。つか冷静に考えればつよきすとて女性も男性もいわゆる「アニメ声」ではあるのだけども、まぁ脚本との相性の良さはハンパなアニメ・ゲームの及ぶところではない。

なので今は割と自分の気に入ったセリフをじっくり聞き直したりしているわけです。まぁソレって言うのは他のアニメでもやるんですけどね僕の場合。繰り返し繰り返しその部分だけを聞きまくる。なんつか「魂の叫び」みたいなもんですよね。名台詞というのは。
※比較的最近では、ブログでも書いたけどFFアドベントチルドレンのクラウド「アンタには言いたくないね!」が大ヒットでした。惚れた。

さてそれ以外ではというと、行動半径内にある一番大きな本屋でつよきす絡みの書籍を物色。なんだかよくわかんない時計が付録に付いたPS2版大特集号もスッゴク食指をそそられたのだけども、いざ買うかどうかという段になって及び腰。

 「この腰抜けがぁ!!」

と特定しないアニメキャラに罵声を浴びせられつつレジまで持って行けませんでした。オレってばヘタレ。←あああっっっぅt、こんなところにも知らず知らずのうちにエロゲー用語が!かなり浸食されてますね実際。結局、

 「ま、いっか」

と、後ろ髪を引かれながらもその店をあとにしようか、、、、と思ったけどやっぱりUターン。未練が残るくらいなら最初からブツを探しにくるかっ!と今度はレジのおねーさんに、、、

こういうとき人間はその器の大きさを試されるという・・・。どんなタイトルだろうと客であるからして明確にかつスムーズに相手に伝える権利がある。恥ずかしい気持ちに押しつぶされ、ゴニョゴニョと何を言ってるのかわからないと思われたら負けだ。とりあえずこちらは自力でかなりしっかり探した。それでも東海地方で一、二を争う巨大な書店である。僕の知らないところにひっそりとたたずんでいるかも知れないじゃないか。意を決して僕は叫んだのだっ!

 「つよきす絡みの小説ありますか?」

 「え?」

あっさり聞き直される(激涙)。時間を掛けフルに充填した波動砲が外されたのだ。いやいやここでヤケになってしまっては相手の思うつぼだ。ここは冷静にリピートワンスモーである。

 「つよきす絡みの小説ありますか?」

 「つよ・・きす、、ですか?」

 「はい」

オレはやった。36歳にしてエロゲー関係の書籍の場所をレジで聞くのがこれほどキツいとは正直思わなかったね。正直手のひら汗でベットリだし。若かりし頃

 「ときめきメモリアルありますくわっ!!!」

と叫んだのも遙かな昔というところか。

レジの向こう側でおねーさんがキーを叩き、ほどなくして案内される・・・。が最初に案内されたところは、先ほど自分で目をサラのようにして探したところだ。見つかるはずもあるまい。

一瞥してターゲットがないと知るとおねーさんは踵を返し店内最奥へと向かう。

「むむ、こちらはオレ様の索敵を逃れているエリアだぜ・・・(心の中で言う。いわゆる独り言を黙読)」

果たしてつよきす小説は「アダルト」コーナーにあった。しかも7冊でている内の6冊があり、全てがフェイスアウト。
※「フェイスアウト」とはディスプレイ専門用語。つっても字面からイメージ出来ると思うけど、要するに「背表紙」が見えるようがその他大勢扱いではなく、表紙が見えるような陳列を指す。ちなみに衣料品での対義語は「スリーブアウト」。袖が見えるか顔が見えるかってことだね。さすがPS2版が発売されて温度が熱いだけのことはありますな。

つか実際は自分が買おうと思っていたブツがまさにそこにない1冊だったのだが、せっかくなので3冊をチョイスし、少々鮮度が落ちたファミ通と一緒にレジへ。



とりあえず自分は「なごみん萌え」なので、って大丈夫か!?36歳でエロゲーのキャラに萌えて大丈夫なのか!?つかそもそも「萌え」って書くこと自体大丈夫じゃないんじゃないか?とりあえず話が進まないので多分に問題を含みつつスルー。ああ途中だった。以下はそんな椰子なごみメインのもの中心。

・パラダイム版

 PC版ほぼそのままの展開。セリフも9割がたそのままで状況説明が加わってる感じ。挿絵もPCのモノクロ取り込みなので、良く言えば場所を選ばずシーンの回想が出来るが、悪く言えば本からは声がしないし、顔絵が変わったりしないので物足りない。僕みたいにPC版のセリフを覚えに掛かってるレベルのプレイヤーにはあんまし価値がない。★★。

・アナザーストーリー版

 挿絵も文章も別の人なので、原作リスペクトが絶大な人間(例えば僕)には正直「パラレルワールド」的な違和感がある。セリフはそんなに多くなくて、主にエロ描写。それもツンの時間がほとんどないとなれば、ぶっちゃけ単なるエロ小説である。ゲームではM寄りのなごみんのSっぽい一面を見ることが出来るが、個人的には違和感が消えなかったな。あくまで異世界として。★★☆。

・番外編2

 ホントは2ではなく1が欲しかったのだが品切れ中。しかし3冊の中では一番面白い感じ(まだ序盤しか読んでないので)。上の2冊がほぼレオとなごみんしか出てこないのに対して、キャラクター総登場でつよきすの最たる魅力である掛け合いが楽しめる。個々のメンバーのセリフも完璧ではないものの違和感はほとんどなく(強いて言えばよっぴーに甘さを感じたかな)、カットもむしろ全く似せていない分素直に受け入れられた。

ただ、「・・・と○○が言った」的な状況説明がほとんどないままにセリフが箇条書きされているシーンが頻出するので、かなり集中して「誰が言っている」のかを嗅ぎ取り続けないと、簡単に置いてけぼりになる。セリフ自体の完成度はまぁまぁ高いので声が聞こえ、絵が見えるようになれば、間違いなく楽しめると思う。でも短編集なので他の話は何とも言えないけどね。★★★☆。

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正直そろそろ始まるっぽいテレビアニメの方は全くキャラのイメージも違うし、監督も原作をプレイしてないらしいし、キャストもほとんど違うので全然魅力はない感じ。

他のエロゲーをいくつか触ってみても、つよきすほど惹かれないというかやっぱたまたま自分の嗜好にフィットする作品に巡り会えたんだなぁと実感した次第。なんつーか

 「泣きたいワケじゃない」

んだよね。遙か昔ToHeartをやったときは、そりゃもう泣けまくったんだけど、今じゃあもう一回やるかって言うと答えはNOだからね。重要なのは居心地の良さであって、達成感や感動じゃない。前から書いてるけど、

 グルーブ感のある文章

は僕、大好きですからね。それに加えて、

 プロの語り口

がつよきすの大きな魅力だと思うわけで。変な言い方だけど、「勉強になる」って思いましたから。マジで。

セリフっていうのはディレクター、脚本家の頭の中に理想があるわけじゃないですか。文章として生み出された時点では正直完全なキャラ付けが行われていないこともあるだろうけど、絶対「正解が存在するもの」だと思うんだよね。

例えばそれは僕らが普通に漫画や小説を読んでいるときでも、漠然と頭の中で浮かんでは消えているものなんだけども、キャラクターに対する愛着が深ければ深いほど、キャストが当てられて「肉声」となったときに「○か×か」の判断が生まれる。

それは声質そのものの場合もあるし、読み方の場合もあるんだけど、この「読み方」が自分の描いたイメージより以上の完成度をもって表現されていたりすると、「ああ、これはこう読むんだなぁ」と感心するわけです。それがとどのつまり「学ぶ」ことだったりして、前述のゲームノベル以外でもスキルを活かせるケースがあったりするわけです。

僕はこの登場人物の中で、特によっぴーのしゃべりが好きなのですが、彼女の声は本当に上手い。よく彼女をして「怖い」と称されるのは、ほぼしゃべりの巧さに起因すると思うのです。なごみんは好きだけど、正直ツンとデレの落差を完全に吸収しきれていないというか、「それぞれ別々の人間」とそて演じているに過ぎない感があります。エリーや乙女先輩、カニなんかは別段二面性があるわけじゃないからシンクロ度が高ければそれでさほど問題ないのですが、よっぴーに関してだけは、かなりディレクターに求められているものが「高い」感じがするのです。要するに難しい役。

全エンディングを見たあとでキャストのサービスボイスが聞けるのですが、その中でもよっぴー役の草柳さんだけが特に役になりきる難しさみたいなことを吐露していたように思います。

声優さんていうのはそもそもプロなわけですから、ともすれば当たり前なのかもしれませんが、「泣き声」というのはやっぱり上手いなぁと感じました。「えーん」などという今時小学生でも使わないような脚本や演技は当然論外ですが、実際問題私生活でもメソメソとかウルウルする以上の「大人の泣き声」を聞く機会なんてはっきり言って皆無だと思うんですよね。叫ぶでもなくほえるでもなく。
ぶっちゃけエロゲーですから「あえぎ声」も相当数入ってるのですが、こっちはいくらでもソースがあるし、正直どうということはないです。でもこのよっぴーの泣き声だけは、個人的に一聴の価値があると思います。まぁひいき目も多分に入ってるとは思いますけどね。
※ひいき目ついでに書き足すと、よっぴーはおわかりいただけているとは思いますが、すごく表裏のある人間なんです。彼女のシナリオやエリーの分岐ルートでこそその正体が明かされるわけですが、他のシナリオでもところどころ彼女の「黒い」部分は見え隠れしてるんですね。だから一通り終えたあとでもう一度よっぴーに注目してセリフを聞き直すと、より彼女(草柳さん)の演技の巧さが見えてくるかなぁとも思いますヨ。
※念のため申し上げますが、「リアリティ」があることが巧いわけじゃないですからね。

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2006年6月12日 (月)

今週のファミ通より

まぁ出てしばらく経ってるので速報というわけでもなくヌルりと箇条書きで。

・ユーザーの意見箱

 Wiiへの注目度の高さが際だっていてとても愉快だった。「購入しようと思う次世代機の順位が完全に逆転した」「どちらも来年3月までに600万台の出荷。本当にPS3が出荷すうに見合う売れ方をするなら、Wiiはすぐに売り切れてしまうと思う」「どう考えてもPS3の価格は高い。子供はもちろん一般家庭にも受け入れられないように思う」など。

 世界中で同じ事言われてると思う。

今日友達と話していたのだけど、今からPS3が勝つには、安い方の定価を39800円まで下げるしかないと思った。25000円vs39800円ならGCvsPS2の価格差と同じだから十分勝ちもある。現状では、もはやソフトハウスがかわいそうとすら思えてきたよ。

・NEWスーパーマリオ初週売り上げ86万5000本

 ドラクエ、FF、ポケモンというわかりやすいビッグタイトル以外、それもアクションゲームでこの数字は破格にスゴイ。だってアクションゲームだよ!?みんなよく考えてみてよ、なんか思い出せる?一番最近発売された普通のジャンプアクションで「売れた」って実感出来るヤツ。僕なんて「スーパーマリオワールド」まで遡っちゃうね。DS恐るべし。で、そのDS、

・DSLite本体売り上げ29万台、ハード別ソフト販売割合DS72%

 ですからね。大したモンです。1週間の数字で29万台、それも発売からかなり経っててこの数字は異常なくらいですよね同じペースで1ヶ月売れたら120万台ですからね。72%ってのも数字だけ見ると最盛期のPS2並?この分母の大きさはとニューマリの売り上げは結構業界に波紋を呼びそうな気がします。

・つよきす 11位 22000本

 とりあえず店頭で見かけたことはありません。ファンとしてはじわりじわりと売れて欲しいところです。最終的にキミキスに勝てれば嬉しいけどなぁ。

・新作「怪盗ルソー」「デジモンストーリー」

 ちょっぴり期待の2本。前者はノリの良さ、テンポの良さをレビュアー全員がコメントしている点でも期待大。キャラデザインも好みで、密かに前からチェックしてました。

 後者は一度もシリーズをプレイしたことがないのだけども、今年の夏の子供向け商材ではデジモンの芽はある、と問屋さんと話をしたりしていたことも含めてちょっぴり期待。でもまぁ中古待ちかもしれないけど。

・ウィンドウズビスタでXBOX360のソフトが動く

 既知の事実なのかも知れないけど、僕には初見だったのでビックリ。これは結構大きなニュースですよ。だってスペック次第では「PS3より高機能なXBOX360」が簡単に出来てしまう。HDDレコーダーとDVDレコーダーとネットブラウザやキーボード、マウスなど全て普通に揃ってるXBOX360が簡単に存在しちゃうわけですからね。価格の動向にもよりますが、「PS3より安くて高機能なXBOX360」というのもあり得ない話じゃないですよね。それに何より普及台数がベラボーに多くなる。

 普及無くして繁栄なし!

XBOX陣営、まさかこう来るとは思いませんでした。っていうかまぁ我が家のPCではビスタ360は動かないでしょうけど(^^;)、将来的に購入意欲が増したのは間違いないところですね。

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ざっと目を通しつつ、ジワリと行間を読むと、ファミ通のとまどいが見える様。今まで通りPS陣営をプッシュしていくのか、それとも王者復権の兆しありまくりの任天堂陣営にこびを売らざるを得ないのか・・・。

実際問題PCエンジンCDROMだって59800円してたし、誌面を飾ったFF最新作をやるためにはPS3を買わなきゃならないのも事実なんだろうけど、なんつか価格差がありすぎるんだよな。39800円と59800円じゃなくて25000円と60000以上だもん。

ファミ通としても死活問題だろうと思うよ。結局ハード以上にソフトが売れるってことはありえないし、ソフトが売れた本数と雑誌を買ってくれる人数ってのは密接に関係してるからね。
※現に僕もDOSをやりはじめてからファミ通買うの再開したし。

ただ、Wiiにも穴がないわけじゃないとも思うんだよね。当然僕は買うし、PS3とWiiが同じ値段でもWiiを取るだけの思い入れはあるんだけど、

 DSを買った人がWiiを買ってくれるとは限らない

ライバルという表現ではなくて、純粋に「DSでやりたいと思われたゲーム」が「Wiiでは実現不可能」ってことが非常にあると思う。棲み分けというと聞こえはいいけど、ぶっちゃけ「勢いが伝達しない」可能性も十分あると思うんだよね。ある意味ライバルというのか。それは。
※すまんNegitoroさん(^^;)

あ、でもGBAのようにDSをインターフェイスにしてWiiを使ってみんなで遊ぶってのはアリだろうとも思う。シリーズ累計500万のタッチジェネレーション(やわらかあたま塾入れて)、大人のDSシリーズのユーザーを拾わないわけはないもんね。

でもやっぱDSはDS、WiiはWiiかもしれないし・・・。

まぁまずはWiiの発売日と正式価格だね。自分としては当日に絶対手に入れたいので、早めに決まって欲しいけど、とりあえず10月末と11月末の自店の大売り出し初日さえ避けてくれればいつでもいいです。つか書いててその日になりそうな怖い予感がしてきたよ・・・。

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2006年6月11日 (日)

浜名湖ガーデンパーク

Gadenpark 今日は仕事が休みだったので、家族四人で浜名湖ガーデンパークに行ってきました。ここは以前「浜名湖花博」に使われていたところで、、、

イキナリ余談ですが、我が家ではこの「浜名湖花博」が当時軽いブームになったことがありました。まぁ

 早口言葉

なんですけどね。3回はなかなか言えません。

 冒頭から閑話休題

でもってまぁ行ってきたわけですが、ぶっちゃけ僕としては微妙なところでした。まず、基本はガーデンパークというだけあって、植物ありき。写真の「モネの庭」はモネが水連だかなんだかを描いた庭を再現したものらしいのですが、正直花が咲いてないと今ひとつピンとこないし、有料の展望台もそこそこ眺めはいいのですが、浜松にはそれ以上に高いアクトタワーがあるので、正直やや微妙。まぁこの季節は浜名湖の海岸に無数の潮干狩リストたちを発見できて愉快っちゃぁ愉快ですが。

ですので、まずおっきなお友達はガーデニングに興味があるかどうかが一番のキーになります。別に虫とか動物とかはいないので、木や花、草が好きじゃないと十二分には楽しめません。

しかし小さなお子様は別。

二カ所の子供向け娯楽施設があるのですが、これがなかなかスゴイ。一方はまぁネットが張り巡らされた小型のアスレチックみたいなもので、さほどでもないのですが、もう一つの「娯楽用噴水スペース」とでも言うべきエリアは

 子供なら100%楽しい

場所。傾斜角5度くらいの100坪ほどのフィールドに絶えず水が流れていて、その所々に噴水の発射口が開いているというだけのものなのですが、とにかく水がいつ出るかわからないゲーム性と、まだ日が浅いためかなり清潔感のある水底。
※傾斜の終わりには深さ20cmほどのため池があって、夏なら間違いなく泳ぐ子供続出という趣。

そこで遊んでいた子供の9割はパンツまでびしょぬれでした。つか僕自身中高生くらいだったら間違いなく濡れ倒していたと思いますし、夏の暑い日にはたまらない遊び場だと言えると思います。入場料は駐車料金も含めて無料。お金が掛かるのは前述の展望台と行ったら絶対食いたくなる事間違いなしの17アイス自販機くらいなものですから、コストパフォーマンスも良好です。

植物メインで無料の施設なので、経年劣化は否めないと思われます。もし興味がおありなら、なるべく早いウチに行かれることをオススメします。個人的には高校生の男2人女2人くらいで真夏の3時から7時くらいをターゲットに遊びに行くと、「いい思い出」が出来るところだろうなぁなんて遠い目をしてしまいました(笑。★★★☆。

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2006年6月10日 (土)

ヘルボーイ

今ひとつゲームのテンションが上がらなかったので、以前いとこが見て、

 「まぁバカ映画だけど悪くない。そこそこは楽しかった」

といういかにもB級なコメントを残した「ヘルボーイ」を見てみることにした。とりあえず見ていない人も多いかと思うので、クリティカルなネタバレは避ける方向でコメントをしてみるが、ぶっちゃけ上記コメントは正鵠を射ている。要するに

 「ツッコミ所が満載」

見ていて「アレ?」とか「ん?」というところがメチャある。でも主人公の性格が軽めに設定されていることが幸いして大抵のことは

 「ま、いっか」

と許せてしまう展開。あ、軽くストーリーを説明すると、なんだかよくわかんない秘密基地みたいなところでなんだかよく分からない実験だか研究をしている奴らがいて、それをジャマしに来たイイモン側。斬った張ったの撃ち合いのあと、そこで赤い怪物の赤ちゃんを保護したりする。そして時はウン十年・・・。ワルモノ側の連中が復活して良からぬことをたくらんでいるようだが・・・。

はいゴメンナサイ。こんな説明で分かるわけはないですね。でも大丈夫。どうせわかったからと言って大したメリットもありません。そうだなぁじゃこんな説明はどう?

 X-MENとブレイドを足して3で割ったような映画

ワカリヤスッ!っていうかホントこれでこの映画の90%くらは説明できてますな。まぁ強いて言えば人型じゃないクリーチャーが出るって点でハムナプトラ風味もあるからそれで10%補完して、まさにそんな映画と言えると思う。弱いんだか強いんだかわかんない主人公とスケールがデカイんだか小さいんだかわかんないワルモノ一味の目論見。つかこれ読んで「そいつはスゲェ見てぇな!」と思う人がいるとは思えないんだけど、もし見た場合もきっと納得して貰えることウケアイなくらい説明は完璧だとオモイマス。

とりあえずバカ映画だと了承して見れば、「そこそこは楽しめる」でしょう。評価は★★★。可もなく不可も無し。

あ、そう言えば「DOOM」の映画版も見たって話は書いたっけ?すっかり忘れてる。つか見たのはそんな前じゃないんだけど、どっちかってぇとこちらの方が面白かったですな。バイオハザードっぽいというか。まぁシリアス路線なので、ヘルボーイの方が気軽に見られるってのはありますけどね。

●その手の映画の個人的評価

・バイオハザード    ★★★★☆
・バイオハザード2   ★★☆
・ブレイド       ★★★★
・ブレイド2      ★★★★
・DOOM       ★★★☆
・エイリアン      ★★★★★
・エイリアン2     ★★★★☆
・エイリアン3     ★★★
・エイリアン4     ★★☆
・X-MEN      ★★★★
・X-MEN2     ★★★★☆
・ハムナプトラ     ★★★★
・ハムナプトラ2    ★★★
・インデペンデンスデイ ★★★★★
※★20点☆10点 計100点満点

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2006年6月 9日 (金)

パズルクラブ

Pclubys つよきす以来、何となく普通の家庭用ゲームから距離を置いてしまっている今日この頃。マザーやニューマリ、大神なんてのもあったなぁなどと遠い目をしつつ、瞬間手持ちぶさたになったりする。

いつもならここで溜まっていたキャプチャを見たり、マンガ読んだりブログ書いたりという過ごし方をするのだが、ココログ18時間メンテのとばっちりでブログ方面でのテンションも盛り下がり、「どうしよっかな」という気持ちになったというわけ。

そこでふと今日長男が友達とエスプガルーダをプレイしていたのを思い出し、自分もSTGほかアーケードゲームでも、と思いMAMEを起動する。いくつかさわりつつ、

「そう言えばSS(スクリーンショットの略。セガサターンじゃないよ)が抜けてるのがあるな」

ということに気付き、地味に埋めていくことにした。そんな中、見つけたのがこの作品。「YunSung」という海外メーカー(韓国とかかな?)の作品だが、これがなかなかどうしてとても良くできている。要は「間違い探し」なのだが、長男と2人でプレイした20分ほどの間、一度も同じ写真が出てくることもなく、妙に気合い入れて遊んでしまった。

※ファイルサイズは12メガちょいだから結構な絵数が入ってそうではある。

ルールは間違い探しだから非常に簡単。右と左で違うところにカーソルを持って行き、ボタンを押すだけ。多少移動速度が遅いかなぁと思うこともあるが、制限時間と合わせてかなりベストなチューニングにはなっていると思う。

ただ、一つだけ残念なのは2人でやっていてトータルの勝利数が全く分からないこと。その場その場で集中して、声に出して「これは楽しいなぁ」などと言うほど良くできてはいるのだが、今ひとつ対戦モノとしては温い感じ。まぁその分ギスギスせずに毎回プレイできるとも言えるけどね。

ちなみに女の子の写真も数多く登場するが、とりあえずエロはないので、その点は安心してプレイできる。友人や家族と楽しむのにはかなりオススメの1本かなと思った。★★★★。

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2006年6月 8日 (木)

WiivsPS3の話~その2~

いろんな話を目にするうち、僕の中でもいろんな想像が膨らむ。ちょっと前に書いたばかりだけど、少しだけ補足してみたいと思う。

今までは「PS3ではFFが出る」とか「価格がスゴイ高い」という側面にしか目を向けていなかったが、伊集院がラジオで言っていた

「PS3の機能をフルに活かして作れるところなんてそんなにはないだろう」

という言葉に重みを感じた。要するに「もしPS3で出るなら欲しい」ソフトはたくさんあるだろうが、それらは現状よりもかなりシェイプされるのではないか。そしてこのことに気付いた。

 PS3でソフトを作ると言うことは、PS2でソフトを作るよりお金が掛かる。

 →ということはPS3で作るソフトは、PS2で作るソフトより儲からないといけない。

 →となるとPS3で作られたソフトは、PS2と同じ値段でたくさん売れるか、

 →もしくは高い値段設定を余儀なくされる。

 →現実的に「高い値段」と言っても倍には出来ないから、たくさん売れる必要性がある。

 →ソフトがたくさん売れるためにはハードがたくさん売れている必要がある。

 →ハードがたくさん売れるためには、将来的にではなく、購入したいと思わせるタイトルが必要。それもハード込みの価格を飲み込んであまりあるタイトルが。

この矛盾どう?PS3で面白いタイトル、もしくは面白いとユーザーに感じさせるタイトルを作るためには、PS3の普及が不可欠。そのPS3を一般に普及させるためには、面白いソフトが不可欠。

 信頼はあっても今の消費者がどれほど「将来性」だけに投資をしてくれるのか。

その昔PCFXが登場の際、開発者が「先行投資としては見てもらえませんかねぇ」という話を言っていた。今はやれるゲームがないけど、将来出るという期待にお金を出してくれないものか、と。

もちろんFXとPS3ではベースとなる信頼値に天と地ほどの差がある。しかし、今魅力的に演出されているPS3発売予定タイトルたちは、果たしてPS3がこの価格になるということを事前に知らされた上で企画進行してきたものなのだろうか。Wiiの予測される価格や、DSの普及、勢いも想定した上で、「ウチはPS3で行こう」と決断されたものなのだろうか。

先ほども書いたが、PS3での開発はPS2よりも明らかに高額だろう。ボリューム面、技術面、そして不慣れな手探りでの苦労という側面でも、明らかに人件費に跳ね返ってくるだろう。ハードの加速度的な普及は不可欠だったはずだ。

しかしPS3の価格、それもある意味消費者以上にHDMI端子に期待をしていたのではないかと推察する(というかそう言った環境で開発が続けられるような体力のある)メーカーならば、下位機種の「端子なし」ではなく「端子あり」の7万越えで、「加速度的普及」はあまりにも予測の範囲を超えてはいないか、バクチ要素が強すぎるのではないか。
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Wiiの面白いところは、昔のゲームが出来るところだが、それはとどのつまり昔のスペックで作られたタイトルを今発売しても許されるということでもある。ニーズがどれほどあるかという疑念はあるだろうが、冷静に考えて50ギガバイトのPS3タイトルと、1ギガバイトのファミコンタイトル。どっちがやってみたいかと言えば僕は正直後者だったりする。

価格だってPS3タイトルで5800円はまずあり得ないだろうが、Wii版ファミコンタイトルなら2800円や事によっては1500円でも全く夢物語じゃない気がする。それだけWiiには「加速度的普及」が見込めると思うからだ。

確かにグラフィックや容量の進化、肥大化は大きな意味がある。だが、実際CDROM2枚組、3枚組が実在した果てに登場したDVDと、DVD2枚組というタイトル(ゲームね)不在で発売されるブルーレイでは、そのありがたみが全く異なる。

そして携帯コンテンツの充実もあなどれない。要は「どの程度のモノを何でどうプレイしたいと思う人がどのくらいいるのか」ってことなのだ。そしてそれが市場を作るのだ。

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着眼を変え、それではもしPS3が勝つには、という視点に立ってみる。なんだか「XBOX360が勝つには」みたいな、まるで負け組と決めつけた視点はある意味現チャンプのPS陣営には不似合いとも思えるが、これまでの推測からあながちあり得ない話でもあるまい。

まず、価格に関しての縛りについては、考えに考えて出した結論だとは思うが、実際問題「甘い」と言わねばならない。先ほど書いたように「作れる人がほとんどいないのに回収出来るあてがない」状況で、PS2時のDVDなどのゲーム外有力コンテンツの追い風もなければ、あの価格はそう長くは続かないと思うし、続けるだけの普及率は得られまい。

となれば少なくとも下位機種で39800円、上位機種でHDDを160ギガくらいに増やして49800円というラインは外せないところかと思う。これは普及しようとしまいと身銭を切ってでも落とさなければならない線だ。

そしてPS2からPS3への続編移行組タイトルで、比較的スペック依存度の低いモノ、例えばアーケードからの移植や、グラフィック依存度の低いスパロボなどのタイトルを出来る限り早期投入する。要するに「PS2でも十分発売できるけど、それをあえてPS3で出す」タイトルにテコ入れをする。ここはSONY側が特に優待する必要があるだろう。

当然家電側、テレビやブルーレイからのアプローチも重要だ。いかにブルーレイがスゴいのか、HDMI端子での接続がどれほどの美しい映像を引き出せるのかを認知させる努力にも心血を注ぐ必要がある。各家電店での地道な営業と、映画会社などの有力コンテンツの確保など文字通り命がけでやるべき所はここだろう。

PSPとの連携やHDDを活かした提案もしていかなければならない。例えば

「PS3ではお手持ちのPSPタイトルをPSP経由でプレイ可能」

「PSPソフトをPS3にダウンロードすることでPSPタイトルをPS3と同時プレイ可能」

「その第一弾として『モンスターハンターポータブル2DOS』を予定」

というようなPS3ソフトやブルーレイを活かしたコンテンツがなくてもPS3を買うメリットをアピールしていく必要がある。

今家電店で最も勢いがあるハードディスクレコーダー的な使い方が出来るようにするというのも面白い。当初ブルーレイは書き込み不可なものが搭載される可能性が高いが、近い将来書き込みの出来るブルーレイ+ビデオキャプチャというマグネットコーティングを施すことが出来れば、現状DVDレコーダーを買いあぐねている層に絶大なる福音となろう。この点は正直成功したとは言い難いPSXとは全くニュアンスが異なるところだ。

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とにかくPS3はいかに「PS3ソフトがなくても」買う価値がある、とユーザーを説き伏せられるかがキーになると思う。とにかく序盤ゲームには期待のしようがないと思うのだ。あの価格とあの過ぎた高機能では。

僕自身は正直任天堂寄りなので、PS3が無くなっても別にへっちゃらだったりする。Wiiのクラシックコントローラーなら別段現状PS2で出ているタイトルでも普通に動かせそうな気がするし、なんなら、USB端子からツナイデントでモロPS2コントローラを繋いだっていい。PS2系のタイトルがWiiで出来ないってことは全くないと思う。
しかしGC、Wii系のタイトルをPS3でやることは絶対出来ない。任天堂は別にSONYの庇護下を頼るほど脆弱なソフトハウスではないし、遙か昔のセガと違い供給が自社のみでも十分黒字が出せる鋼の体力を持っている。「ロイヤリティが高い」ことからPS陣営に流れた連中を根こそぎ回収することだって、今の任天堂なら可能だろう。大体ファミコン、スーファミ時代のソフトを低価格で販売する裏には、そういった金の流れは絶対あるだろうと思うし。

 ゲームマシン、ソフトなければただの箱

 である。しかし同時に、

 ゲームマシン、普及なくして繁栄なし

 であるとも思うのだ。

Classicc ※ちなみに←これがクラシックコントローラーです。普通ですよね?イイ意味でも悪い意味でも。

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2006年6月 7日 (水)

カロリーの話

ほぼ順調に間食を抜き、ジュースはせいぜいアクエリアスアクティブダイエット(10/100)かペプシネックス(0/100)まで。概ね爽健美茶の毎日。でもさすがに「急に増えた分は急に下がった」けど、「ゆっくりじっくり増えた分」はそう簡単には下がらないようで・・。体重は未だ63kg~65kgの間でございます。
※「10/100」とは100gあたりの10キロカロリーという意味です。

つか僕は詳しくないので間違ったことを書いていたら申し訳ないのですが、ぶっちゃけ食べ物とかに書いてある「カロリー」っていうのが体重の元だと思っていていいのかしら。ダンスダンスレボリューションとかで「消費カロリー」分だけ食べると体重は増えないの?

まぁよく分からないながらも食べ物のカロリー値を最近凄く気にするクリスです。ただこれだけ書くと「なんだてめぇ何が言いてえんだ!?」ってことになるかとは思うので、あえて補足すると、

 結構奥が深い、カロリー道。

ということになります。なんつか意外なものが意外なほど莫大なカロリーだったり、普通なモノが普通にローカロリーだったりします。最近僕がチェキったものをいくつか書きますと、、、
※要注意:全てうろ覚えです。大きくハズしているのはないつもりですが、あっても突っ込まないで下さい(^^;)。

●飲み物編

・アクエリアスと同アクティブダイエット

 どちらも「カロリーオフ」の表示ながら、実際には前者が19/100、後者が10/100で倍ほどの差がある。味も値段も印象はほとんど変わらないからここは迷わず後者をチョイス!

・ヤクルトジョア

 目に優しいブルーベリー味を常用していたのだが、ふと見ると125/1本!死ぬほどカロリーがデカイ!ママ、ボクもう飲めない・・・。1本って150mlくらいだっけ?

・リプトンリモーネ

 紅茶で唯一飲んでるリモーネだが、カロリーは24/100。決して大きすぎるわけではないが、リモーネはとにかく飲みやすいのが落とし穴。量を倍摂取すれば、当然カロリーも倍!油断は禁物だ。

・牛乳

とりあえず冷蔵庫にあったフィール牛乳は67.5/100。スゲェ多いかと思ったらそうでもない。が、通常摂取する可能性のある飲み物としては間違いなくトップクラスの実力者だろう。

・ファンタグレープ

うろ覚え指数が高いがたしか41/100。CCレモンも同じくらいだった気がする。炭酸は当然甘いのだが、牛乳と比べるとまだまだ子供というところか。

・ゼロカロリー組

前述のペプシネックスは売ってる店が限られてはいるが、味の割にゼロカロリー。思わず飲みたくなるが、炭酸は僕の実体験上「亜鉛を消費する」気がする。要するに味覚障害になりやすいので、取りすぎは厳禁。お茶系はどれもゼロだけど、ミネラルウォーターは飲み過ぎると「尿道結石」になるというウワサを耳にしたので、これまた油断は禁物だ。

●普通の食べ物編

今回のために特別に資料を取り寄せました。というか店頭でもらっただけですけど。

・吉野屋豚丼並   604Kcal
・豚鮭定食     667Kcal
・焼魚定食     530Kcal
・ご飯       385Kcal
・プレーンカレー  543Kcal
・かつカレー   1066Kcal

・醤油ドレッシング 58Kcal
・ごまドレッシング 81Kcal
・マヨネーズ    113Kcal

どうですかコレ。意外というかご飯のカロリーが大きいですね。僕はいつも豚鮭を頼むのですが、全体を俯瞰する上ではそれほど悪いチョイスではないようです。ちなみに豚丼と豚皿+ライスの合計カロリーを比較すると、15Kcalの差(豚丼のが多い)がありますが、これは「ツユ」のカロリーだそうです。僕の個人的な感覚ですが、

 ツユダクは+50Kcal

はあるのではないでしょうか。油断なりませんね。

僕は平日の朝食を菓子パンで過ごしているのですが、コレにも驚愕の事実が。
※つかホントにそうだったのか記憶を疑いたくもなるけど(^^;)。
↓参考までにヤマザキの菓子パンカタログ
http://www.yamazakipan.co.jp/products/kashipan/index.html

・ミニスナックゴールド

 丸いデニッシュ生地に砂糖のストライプが映える逸品です。しかしそのカロリーは、なんと驚愕の613kcal!インスタントラーメンより多い!スゴイ!こんなのを普通に食べていたのかと思うと恐ろしくて夜も眠れません。

・ランチパックピーナッツ

食パンでサンドしたおしゃれな二枚組。シリーズはいろいろ出ましたが、我が家ではコレが一番人気。ちなみにパスコにはカロリー表示がありません。でも「1パックで177kcal」は少なすぎないか?→調べてみたらどうやら1個177Kcalの様子。やはりピーナツクリームはハイカロリーだ!

・チョコチップスナック

おなじみスナックスティックのチョコチップ版。どちらも飲み物が無くても全然平気で食べられるくらい甘いですが、カロリーは1本139Kcalほど。ミニスナックゴールドを見たあとではかわいげがありますね。

・ダブルメロン

カタログにないところを見るとヤマザキじゃなかったのかなぁ。細長いコッペパンに2本のメロンクリームがソソる。定番菓子パン。その実体は、、、369Kcal!!でもやっぱりミニスナックゴールドの前では霞みますね。

・カロリーメイト フルーツ

一箱で400Kcal。一パックで200Kcal。1本100Kcalというなんともわかりやすいカロリーメイト。まぁ朝飯代わりに一パックというのはアリだろうな、この数値なら。

パン以外では、

我が家にあったラーメン二つ。

・寿がきや 台湾ラーメン

生麺+挽肉付き、去年の体重増の根幹を担ったスーパーデリシャスなラーメン。しかしその実体は意外と小物の456Kcal。つか菓子パンより低いとは!でもやっぱこれにはスープのカロリーは入ってないんだろうなぁと想像したりもする。

・ペヤングソース焼きそば大盛り

おもむろに今日昼飯がなかったら食おうと思っていたのだが、表示を見て血の気が引きました。885Kcal。「お前は何様のつもりだーーー!!ハァハァ」。こんなのを普通に食ってたら体がいくつあっても持たねぇぜ・・・。

とにかくラーメンだからとかパンだからとか言う曖昧なスタンスでは困るわけですよ。犯人を突き止めるためにはしっかりとした調査と検証が不可欠なわけです。誰が悪いのか。誰が濡れ衣を着せられているのか。

とりあえず「油勢」は概ねNGだと思われますな。生麺vsカップ麺では明らかに生麺の方がローカロリーっぽいですし、ポテトチップスやかっぱえびせんよりはせんべい系の方が全然低いです。前者が一袋当たり400から500Kcalに対して後者は300から400というところですからな。まぁそれでも多いわけですが。

あとここには書きませんでしたが、普通にお菓子の類も興味深いですな。エンゼルパイ159Kcal、カンロののど飴20Kcal、ロッテキシリトール3Kcal、こんにゃく畑20Kcalなど、調べれば調べるほど奥が深い。ここはやはりコストパフォーマンスを重視して油を抑えることがポイントになりそうです。まぁそれはともすれば「美味しくない」と言うことになりかねないのが難しいところではありますが。

とりあえずあまりにも気にしすぎると何も食えなくなってしまうので、朝食のパンと間食ジュース抜きを基本に、昼飯と晩飯はコレまで通り普通に食べていこうと思います。っていうかどうやらここからの体重減には、具体的な運動などの消費行動がキーになっている気もしますしね。動いて汗をかいて、それでいて飲み物はゼロカロリー、という夏を乗り越えられれば、もうちっと体重も減らせれるのではないかなぁと期待する次第でございます。

ファイトだ俺!10/1には夢の50kg台を勝ち取るぜ!
※つかそんなにやる気があるわけじゃなかったりして(^^;)。ただ今の時点では結構空腹を楽しむ余裕があるというか、カロリーを見る楽しさに飽きてないというか。そんな感じだね。

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2006年6月 6日 (火)

うちの3姉妹

他の人のブログっていうのはバブシカさんとBlueTasuさん以外ほとんど見ないのですが、比較的頻繁に行ってるのがこちら。つか人気も死ぬほどあるところですが、今回のドラクエネタはかなりヒット。子供さんがいる家庭なら確実に楽しいブログだと思います。

http://ameblo.jp/3shimai/entry-10013299380.html

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失礼な人といい人

今回の話は完全な戯れ言である。というか「戯れ言」とは冗談という意味もあるからやんわりと「おたわむれ」くらいの気持ちで読んで頂けると助かる。

僕はとかく異性から「失礼な人」呼ばわりされる。実際失礼なのだから何もそこで弁解しようとか否定しようと言うつもりはないのだが、今日ふと思った。

 僕はそう呼ばれるのが嫌じゃない

 むしろそう呼ばれたいとすら思っているかも知れない

と。みなさんは異性同性関わらず、面と向かって相手に「失礼な人」と言ったことがあるだろうか。「失礼な人」と「思った」ではなく、「言った」ことである。あるという人はその人のことを今一度頭に思い浮かべてみて欲しい、

 彼(もしくは彼女)が嫌いだろうか

僕がそう口にした相手は、すべからく友人であり、気の置けない連中。「失礼なこと」をしてくることが「許される間柄」だったりする。言い換えれば「口に出して」言わないような人というのは、そういった関係ではない完全な他人であり、「失礼」というよりは「やめてくれ」という気持ちが前に立つ。

一方、「いい人」という表現を使って誰か知り合いを紹介なり、説明なりしたことはないだろうか。実は僕はこの「いい人」という言い方にかなりうさんくささを感じている。

もしその「いい人」が自分の親友だったら、その表現は「いいヤツ」になるのではないか。性格が穏和なら「優しい奴」とか、口が堅い人なら「信頼出来る人」とか。

 「いい人」という表現には実際にはその人物との間に越えられない壁、距離が感じられるのだ。要するに「知らない人を紹介する」時に使われる。

それだけじゃない。「いい人」は字面だけ追えば決して悪口ではない。が、それは関係の薄い人間を悪く言う方がそもそもありえないわけだから、0点から満点までで言えば、実際のところ「0点」と同じだとも思う。「あいつは悪い人」と言うケースがありえないのだから、「いい人」という呼び名は現実問題最低な呼称だと僕は思うし、加えて、関係の薄さから、イメージ優先で導き出される呼称である故に、自分とは無関係なところで評価されている人、例えば会社にとっていい人かも知れないし、後輩にはいい人かも知れない。自分にとって具体的でない=メリットのないことを遠回しに言っているような気すらする。

でもそれは「仕方のないこと」とも思う。人間は全ての人と仲良くなれるわけじゃないし、深く知り合えるはずもないのだ。

だから自分が認めた人だけは、自分の理解出来る範囲で説明したいと思う。「口がくさい人」「チビ」「目が怖い」「デブ」一見悪口に思える表現の数々だが、本人を前に同じことが言えるようなら、その人との距離は「いい人」よりずっと近いものだと思うし、相手に「失礼なヤツだなぁ」と言われても、正直そんなに悪いニュアンスじゃないんじゃないかと思う。

 言葉の持つ意味は、字面だけでは計れない。

昨日の出張で2人のバイヤーに「○○さん(僕のこと)は口は悪いが嘘は言わん」「誠実な人やなぁ惚れ直したわ(男性)」と言われてちょっぴり天狗になったクリスでした(笑。失礼な男ですけどね。マジで。

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2006年6月 5日 (月)

Wiiの価格

が「25000円以上にはしない」と発表されたようですね。いつの間にか。つか正確には「25001円以上にはしない」か、もしくは「税抜き25001円以上にはしない」なのかもしれませんが、まぁ何にしてもPS3と比べたら破格の安さです。ゲームキューブが25000円と発表されたときも「安いなぁ」と思いましたが、今回のは比較対象が比較対象だけにその価格アドバンテージが異常なまでに際だちますね。

伊集院もラジオで言っていましたが、PS3はやっぱり高いですよね。個人的には6万数千円というエントリーマシンを用意するくらいなら、高い方、アメリカで100ドル増しとなる方のスペック、具体的に言えばHDDを20→60なんつーふざけた増量じゃなくて、20→2000くらいの増量で99800円コース1本にしてしまえよ、と思いました。

もちろんPS3を欲しい、という非社会人の方から見れば1円でも安いマシンを用意する意味が非常にあるとは思います。が、ぶっちゃけ6万つのは

 もう既に無理。

な領域に踏み込んでいるとも思えるんですよね。よほどゲームに理解がある家庭じゃなければ、小学生で家庭にPS3というのはありえないと思うのです。
※という言葉の延長には「中学生でもほとんどいない」「高校生なら少しはいるかも」「大学生ならバイトで何とか」と続いていく。

ということは、発売当初に買う層というのは、自分で給料をもらっていて、かつPS2で出てるようなゲームが好きな人ということになりますよね。

 そんなにいるか?そんな人。

まぁ最初はとにかく「出すこと」が重要で、そのごく一部のエッジの連中が布教するなり、羨ましがらせるなりして時間を稼ぎ、49800円、39800円と段階を追って値下げ出来る体勢を作っていく・・・そんなプランがかいま見えるようです。

しかし、正直世の中は常に動いているし、甘いモノじゃないとも思います。スペック的に例えWiiより上を行くとしても、今流れはどう考えてもそっちにあります。現に消費者の期待度も価格発表後かなり偏っているように思いますし。

 ゲームマシン、ソフトなければただの箱

という言葉は遙かな昔の言葉ではありますが、今なお続く真理でもあります。ぶっちゃけ携帯ゲーム機が今のゲーム業界の中心的存在とすら言われ、在りし日の「アーケードと家庭用の関係」がごとく、据え置き→携帯機へのダウン移植が日常茶飯事になる未来も、なんら不思議ではありません。そんな時流の中、しっかりとユーザーを捕まえることが出来るのはどんな機械なのか。どんなゲームなのか。

以下僕の幻想。

ドラクエ9がWiiで作られたりする未来はないんでしょうか。FFはスペック至上主義であり、かつ既にプロジェクトはかなりの加速を持って始動しているように思えます。が、ドラクエは(もちろん水面下では動き出しているでしょうけど)未だタイトルすら見えない。Wiiロンチに当てた外伝だけで「本編はPS3」と判断するのはあまりに早計だろうと思うわけです。

「Wiiが2台買える」

「Wii1台とDS2台買える」

そんな未来が目に浮かぶようです。

以下くだらない余談。

しばらく前になりますが、僕は2台目のGCを買いました。で、以前のGCはPCのある部屋に置きっぱなしになっているわけですが、ふとエアコンの掃除をしようと簡単な踏み台を探してる最中に目にとまったわけです。そのGCが。

例え故障しているとは言え、ゲーム機を踏み台にする、というのはゲームファンとしてあるまじき行為ではあるのですが、ふと思い出しました。

 任天堂はそういった耐久力試験もしてハードを送り出している

という話を。まぁDSライトでもそうなのかは別として、確かにGCのボディは構造上かなり頑強そうです。僕はおもむろに片足を乗せ、そのまま体重を掛けていきました・・・。すると、

 きしむ音すらしない

僕の体重はたぶんその時で65kgくらいあったはずで、試す気はありませんが、PS2が耐えられるとは正直全く思いません。PSPなんか言語道断でしょう。正直驚いたわけではありませんが、なんだか妙に嬉しくなったのです。

 「Wiiも丈夫ならいいな」

ゲーム機はそうは言ってもオモチャです。っていうかオモチャであって欲しい。デリケートなプラモを関節を気にしつつそお~っと動かして遊ぶようでは、もはやオモチャとは言えません。乱暴に扱うのが良いというつもりはさらさらありませんが、乱暴に扱っても良いという言葉はとても重い意味があります。なんつーかそんな意味でもWiiを応援したくなる今日この頃です。

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河村隆一~evergreen~

個人的にはかなりの当たりアルバムでした。テレビCMの「いちご白書をもう一度」を聞いてからチェキっていたのですが、収録曲の9割が知ってるというのはやっぱり強いですね。「馴染みがある」とまで言える曲こそ多くはないのですが、全く聞いたことがない曲は一曲もありませんでしたし、僕らぐらいで邦楽をそこそこ聞いてきた人になら、かなり訴求すると思います。特に有線放送が掛かっているような仕事場であればなおのこと。

収録曲と一言コメントを・・・。

・花の首飾り

タイガースというと「色つきの女でいてくれよ」くらいしか知らない自分ですので、馴染みはないのですが、かなり渋いところから入るあたりこのアルバムの意思表示というか「河村隆一ファン」に向けたモノではないことを感じさせて好印象です。

・「いちご白書」をもう一度

CMでも使われていましたが、かなりイイ感じです。もともとバンバンの原曲自体かなり大好きでしたが、彼らしいアレンジと伸びのあるサビの部分にトリハダです。聞いても歌ってもいい曲ですね。●オススメ!

・ブルースカイブルー

恥ずかしながら原曲を誰が歌っていたのかすっかり忘れてしまっていましたが、曲自体は覚えていましたね。フォーク100%のメロディですが、どことなく新しい命が吹き込まれたような印象がある爽やかな曲です。●オススメ!

・LOVE(抱きしめたい)

個人的には沢田研二は他にもっと好きな曲があるので、ちょっぴり渋すぎるかなぁとも思いましたが、直撃世代にはまた違った印象があるのかも知れません。

・オリビアを聴きながら

こういう選曲はちとズルい気すらしますね。もともとのポテンシャルが高いので、そこそこ歌が上手い人なら誰が歌っても及第点になってしまう気がします。まぁ彼なりの解釈と歌い上げは嫌いじゃないですけどね。

・YES-YES-YES

この曲はサビ以外の印象が薄いというか、個人的には「さよなら」や「言葉にできない」のが良かったかなぁ。悪い曲じゃないんですけどね。

・スローモーション

中森明菜も来生たかおも好きな僕には結構嬉しい選曲でした。アルバムを俯瞰すると結構新しい方に入ると思いますが、かなりアレンジが入ってるので、もはや別の曲の印象です。

・Virginity

レベッカは大好きですが、比較的ノーマークな曲でした。でもこれはかなりイイです。曲が彼のモノになっているというか、聞いていて違和感が全くない。むしろ原曲より好きなくらいです。●オススメ!

・恋の予感

対象半径の広い曲ですよね。でもこんなボサノバっぽい曲調になってくるとは思いませんでした。他の曲にも言えますが、「らしい歌い方」が好きな人にはたまらないでしょうね。

・恋におちて

原曲が非常に好きなので、正直ちょっと抵抗がありましたが、何度も聴いてると結構馴染んでくるから不思議。

ちと余談ですが、河村隆一というのはもともとビジュアル系バンド「LUNA SEA」のボーカルでぶっちゃけ見た目で売ってる側面が否めませんでした。しかしソロになってテレビに映ったときの彼は全くその面影もなく、Tシャツにジーンズのようなラフな出で立ちで、曲調もロックというよりはニューミュージック寄り。おかしな言い方になりますが、今回収録されているような曲を普通に作ってもおかしくないようなシンガーソングライターになっていました。

その方向性や他のアーティストへの提供楽曲などを見ても、以前の印象はほとんどなりを潜め、イイ意味での普通の邦楽アーティスト。LUNA SEAの時の曲に好きな曲は一曲もありませんが、ソロ活動以降は結構好きな曲があるんですよね。
※以前ブログにも書きましたが、ASAYAN出身のSAY A LITTLE PLAYERの曲も好きな曲が多いです。

今回のアルバムがどういった経緯で作られることになったのかはわかりませんが、なんていうか自分が好きな曲、馴染みのある曲をこうしたイケメンアーティストがカバーする、ファンがクロスしない曲を歌うというのは、なんだかとっても

 かっこいいな

って思いました。河村隆一のファンの女の子たちがどう思うかわかりませんが、河村隆一が好きなヤローども(どのくらいいるかわかりませんが(^^;)には特にオススメできるアルバムだと思いますヨ。

閑話休題

・真夏の果実

たぶんこのアルバムの中で一番新しい曲になるのかな。もともとしめやかな歌だし、桑田さんも結構いろんな人の歌をカバーしていたりするので違和感なく入ってきますね。●オススメ!

・OH MY LITTLE GIRL

尾崎ファンとしては、カバーされるのが辛くなるケースもないではないのですが、彼の曲をカバーする場合、そのほとんどが「カバーしたくてする。彼の歌が好きだから歌う」という気持ちが凄く入ってくるので、そのアレンジや歌い方に違和感が残っても、多くは「共有」「共感」として評価してしまうんですよね。お前もか、みたいな。
※でもメジャーなコレじゃなくて、もっと渋いところを持ってきて欲しかった気もしますね。まぁI LOVE YOUじゃないことを評価すべきなんでしょうかねぇ(^^;。

・愛燦燦

「あいさんさん」と読みます。美空ひばりさんの名曲ですが、この曲をチョイスするあたりがこのアルバムのメッセージというか、尾崎にも言えることですが、曲は色あせるものじゃない。ずっと残していきたい曲っていうのを感じます。でも馴染みがない分だけ「入れない」のがなんとも歯がゆい。何とも悔しいです。

・I FOR YOU

「あ、ルナシーの曲じゃん」と思いつつ、聞く限りでは「弾き語りか・・・」という感じでコレはコレでとってもイイ感じ。ただ並み居る強豪を相手には少々分が悪かったかな。

・TIME TO SAY GOODBYE

ライブ音源のボーナストラックだけど正直何故コレ?という印象が拭えなかったりして(^^;)。

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布袋兄貴の時にも思ったけど、「1枚でしっかり満足出来る」というアルバムって随分少なくなりましたね。距離が短かったということもあるかも知れませんが、中学高校時代の尾崎やハウンドドッグ、レベッカ、渡辺美里なんかは、どのアルバムも聴きまくったのですけれど・・・。時代・・・ですかね。

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2006年6月 4日 (日)

つよきす(PC版)

Yoppy 最近は、やってるゲームのせいもありなんだかメンタルな話が多い気もするが、もちろん気にしない。ここを読んで下さっている方というのはもちろん多ければ多いほど嬉しいし、コメント等戴ければそれはとてもありがたいことなのだが、カウンターがないためぶっちゃけどれだけの人に毎日読んでもらっているか全く見当が付かない。

だから逆に自分勝手に好きな話を書いていけるというのもある。FFをやっていればFF、スーマリをやっていればスーマリ、映画を見ればその感想を書くし、漫画やプラモでも割と事細かに私生活のディティールを露(あら)わにしているつもりだ。

だから特に昔を懐かしんで激情を吐露するケースを除いては、日々の日記、出来事をつづることになる。それがつまりウェブログ本来のスタイルだろう。

じゃあ今自分が私生活を何に費やしているかと問えば、それはつまり「つよきす」というエロゲーということになる。ぶっちゃけエロ絡みのトピックには過去一度もコメントを頂戴したことがないが(他のトピに書いて頂いたことはあるけど(^^;)、これは僕のブログである。「FF専門」でもなければ「RPG天国」でもない。時に共感し、時に異論を唱えたくなるのは別の人間なのだから当たり前なのだ。
※とは言っても最近何度かこのタイトルの話には触れているから、まぁ正直それほど新鮮みはないかも知れないけどさ。

今日は改めてこのタイトルについて掘り下げていきたいと思う。だがネタバレは極力避ける(もしする場合は明言して改行する)。なぜならとにかくプレイして欲しいからだ。36歳の中年既婚者が「スゲェ面白い」と感じ、PC版に続いてPS2版まで買う気で探して品切れで意気消沈しているようなソフトを、他の誰かにやってもらいたいからだ。そしてそこで「オレには合わない」でも「個人的には○○のシナリオはどうかと思う」でもいい。コミュニケーションを取りたい。

わがままに聞こえるかもしれないが、自分がこれほど琴線をかき鳴らされたタイトルをオフの友人ひとりとしか話題共有出来ないのがとても悔しい。前から書いてるけどゲームはゲームの話をすることも含めて娯楽だと思っている。ましてやそのゲームが愚痴で固めた期待はずれゲーではなく、一日7時間平均でプレイして自己評価満点のゲームであれば、いわずもがななのだ。

 問題はエロであるかどうかじゃないのだ。

だが、一つ問題もある。僕はこのタイトルを非常に評価はしているが、それはどうも「ゲームとして」ではないかもしれない。ボタンを押し、選択をする場面はあるが、それは全体からしてみればさして大きなインタラクティビティではなく、むしろ起動時間の9割以上はテキストを読んだり、セリフに耳を傾けたりといった時間に割かれる。

ここで軽く念押ししたいのは、「じゃあ一回遊んでおしまいなのか、コストパフォーマンスが悪いのか」という懸念に関してだ。6000円も7000円もするゲームがただ文章を読む、おしゃべりを聞くだけで終わってしまうというのは、デジタルコミック黎明期のPCエンジンソフトならいざ知らず、とんでもないコストを掛けたフルCGの映画すら実在する昨今においては、あまりにチープすぎるのではないか・・・。

確かにアニメーションと呼べるシーンは皆無だし、オープニングやエンディングを歌っている歌手も聞いたことがない人だった。コスト的には正直声優のウェイトが非常に高いんじゃないかと勘ぐりたくなるような作りだ。

しかしそれはあくまで「イメージと経験則からのコストパフォーマンス」でしかない。いざプレイしてみると、そのテキストとセリフの質と量に違和感を感じるほど、次元が違う。

あ、ここでも念を押しちゃいますが「2Dの女の子の絵」に極端な嫌悪感を抱く方にはオススメしません。さすがに。「萌え」とか「(エロシーンに)ソソられる」とかいう素養ははっきり言って必要はありませんが(あればより楽しめるとは思うけど)、重要なのはソコじゃないんで。

確約は出来ないが、ボイスをかぶせているセリフを全て聞いて全キャラクターをクリアすると、たぶん40時間くらいは掛かると思う。仮に6000円で買ったとしたら1時間150円だ。まぁ格安のビデオレンタルよりはコストパフォーマンスが落ちるかもしれないが、まず「全て見る」ことから立脚すれば決して高い娯楽じゃあない。

次にその情報密度に関してだが、ボタンレスポンス、テキストの表示速度の自由度は高い。既読を凄まじい速度で早送りすることはもちろんのこと、ボイスを全再生しつつテキスト部分
※主人公にはボイスがないので主にその部分
を自分に合った速度で併せて自動送りするなど物語に集中させるための用意も完璧だ。

 ある意味40時間の映画

のようなものという見方も出来る。

出てくる女の子ごとにシナリオがあるわけだが、短い人で2、3時間。長い人で10時間以上だろうか。その間プレイヤーがシナリオに介在する選択肢はひとりにつき5回程度。プレイ中は主にテキストやボイスのページめくりをするだけだから、ある意味「小説?」というイメージを抱いた人もいるかも知れない。

そこで「セリフ」の意味が出てくる。小説は読み手のイメージで想像を膨らませる娯楽だが、所詮は素人のイマジネーション。もちろん素人くさいアイドルを話題作りのためだけに起用した某アニメ作品などと比べれば、個人の希望とイメージはよりよく響くこともあるだろうが、つよきすのそれは明らかに本職の声優のものであり、少なくとも僕が感じた範囲で「ここはこう読んで欲しいのに、」というある種の疎外感のような感情はほとんど沸かなかった(というか一つもなかったと言いたいのが本音)。

名ゼリフというのは優れた脚本とスキルの高い声優、そしてその気持ちのノリ、聞き手の価値観、好みなど様々な要因が重なって初めて生まれるものだが、ことその世界観にフィーリングが合えば、そこでその作品の価値は大きく上がるだろう。それはゲームはもとより、映画監督やゲームのディレクターに対しても同様だ。

ビジュアル面ではちょっとした表情の変化がこのつよきすの、小説や漫画に対するアドバンテージということになる(まぁあとはカラーであることとか)が、コレに関しては正直さほど新鮮味はない。※他のメディアに対してはアドバンテージでも他のゲームに対してはありきたりの効果だからね。

 さて、

ここで改めてそのスタイルを振り返ってみると、

・画面に表示されるグラフィックは表情変化程度で派手なアニメーションはない

・膨大なテキストを任意に読み進める

・高品質のボイスが雰囲気を盛り上げる

と言った要素が挙げられる。しかしもう一つ重要なのは、

・希薄なゲーム性が物語りへの没入度を高める

という点だろう。ほとんど介在する余地のないシナリオはプレイヤーに対する負担が非常に少ない。むしろ自分のペースで進めることが出来る分映画やアニメ以上に「気楽」に楽しめるのだ。加えてそのハイレベルなボイスと数十時間に渡るボリュームである。

もしかしたら僕が知らなかっただけなのかもしれないが、このスタイルはもはや「ジャンル」と呼んで差し支えない完成度を感じさせた。先日デジタルコミックについて言及したが、以前僕が描いていたデジコミのボリュームとボイスの質を大きく上回っている上に、もはやゲームと呼ぶに抵抗があるほどのインタラクティビティの低下がこれほどプレイアビリティの向上に寄与するとは。

それとこれも重要なので言及しておかなければならないが、舞台設定と脚本がとても軽い。キャラクターの中にはかなりダークな印象を受ける者もいるが、最初に選択できる4人は誰もがさっぱりとした強気な性格だ。タイトルイメージとして「全員がツンデレ」というには正直語弊があるが、友人が進めてくれたギャルゲーの開始1行目で

 「合わねぇ!」

と投げ出すことすらある自分にとっては、この点は非常に評価が高い。以前から書いているが別にエロはおまけなのである。心地よい世界観の中で展開する軽妙なやりとり。キレのあるジョーク。雰囲気にマッチしつつ自己主張しすぎないBGM。

この世界に惹かれた者であれば、「新キャラがひとり増えた」というだけでPS2版の十分な購入動機になってしまうだろうとさえ思う。
※その新キャラクター「素奈緒」の評判もすこぶる良いとなればなおのこと。

 ここで少々ブレイクタイム。

先ほどから再三書いているようにこのゲームはボイスが命だ。だから音の出せない環境でしかギャルゲーが出来ない人には、

 はっきり言ってオススメできない。

エロのウェイト自体は低いから、プレイ中に恥ずかしい画面が表示されているケースはそれほど多くないが、それでも

 この歳でアニメを見ている。

というだけで家族やら連れ合いから非難の視線を浴びせられるのは想像に難くない。特にPS2が居間にしかないとか、使っているPCがオヤジのだという場合は、正直背中が気になってゲームに集中出来ないだろう。

だから僕としては過去最高に強くお勧めしているタイトルでありながら、環境が伴わない方にはホント残念ながらオススメできないというわけなのだ。せめて自室にPCなりPS2がある人にしか・・・。

思えばPCエンジンの「ときメモ」がそうであった。丁度その頃今のかみさんと一緒に暮らすようになったばかりで、さすがにギャルゲーは抵抗があった。買うには買ったが、プライベートあってなきがごとし。今思えばとってももったいないことしたという無念お思いが募る。

ゲームは時節が重要なのだ。いくら名作であってもタイミングを逸したら楽しめる物も楽しめなくなる場合が非常に多いのだ。折しも今はツンデレブーム。PS2版が発売されてまだ日が浅い。環境が伴わないなら、いっそのこと作ってしまうのはどうか(我ながらムチャ言うな(^^;)。

コンティニュー誌上での「未来へ残すゲームな言葉」。任天堂山内社長の「娯楽とは新鮮な楽しさが重要」という言葉(うろ覚え)。少なくとも僕には、このつよきすの放った光の矢が鮮烈に突き刺さりましたヨ(^^)。

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 自分がこれほど傾注しているタイトル。明日は月イチの出張なので更新が月曜夜まで途絶えることもふまえて、ここからはより具体的な話に入っていく。僅かながらネタバレを含む可能性があることをご承知おき頂きたい。まずは登場人物紹介。
※僕の価値観でかつ「やってない人向け」に書いているつもりです。

・容姿端麗明朗快活質実剛健大金持ちのお嬢様にして生徒会長なのにオッパイ星人な完璧主義者「霧夜エリカ」通称「姫」。ツン6デレ2。
→メインシナリオは比較的オーソドックスながら、途中である選択をすることで全シナリオ中最もブルーになる展開が。正直デレに転じてもあんまし変わりません。

・あずまんが榊さんのようなビジュアルで人を寄せ付けないオーラ爆発の口が死ぬほど悪いヤンキーのような振る舞いをするくせに料理が好きな1年年下「椰子なごみ」。ツン10デレ10。
→プレイヤー人気№1。僕もかなり好き。前半のツンツンがかなりキツイ分後半の癒し度が絶大。最初にプレイして心を奪われました。カニとのやりとりもとてもイイ感じ。全ての話の流れを考えるなら、これがラストかなぁ。

・主人公の幼なじみにして強烈なマシンガントーク&ハイテンションバカ一代。ビジュアルはロリ100%のお笑い担当「蟹沢きぬ」通称カニ。ツン3デレ8
→見た目の人気は低くともシナリオの完成度はかなり高い。個人的にはエロに行くまでで止めてもいいかも。キャラクターも物語もかなりピュアなラブストーリーなので、ある意味ベタな感は拭えないけどね。

・主人公のいとこにして幼少時より実の姉として接してきた義理人情と武道を重んじる最強の年上(一応ヒロイン)「鉄乙女(くろがねおとめ)」。※まだ攻略してないのでツンデレ指数はわかりません。
→一応まだやってないのでノーコメントで。

・表では面倒見のいい委員長にして姫のマブダチかつ巨乳かつ清楚なイメージだが、裏では本音と真実を押し殺すつよきすきってのダークサイド「佐藤良美」。ツン0デレ6
→いろんな意味で痛いシナリオだけど、声優の感情移入度、BGMともにクライマックスが最高に好きな話。PS2版にはなかったかも・・・。エンディングテーマは彼女の為にある。※一番最初の添付イメージはこの子です。地味ですが一番好きなシーンなので。

・つかみ所のないほわっとした空気と大人フェロモン出しまくりにして実はつらい過去もあるというありがちな「大江山祈」先生。ツン2デレ2くらいだけどまぁ言ってみればおまけ。
→不人気なのはディティールが甘いからか。ボリュームも少なく、アプローチ次第ではもっとずっと思い入れを育てることが出来たろうに・・・。途中のインターミッション的にクリアするのがオススメ。

以上が攻略可能な女性陣6名。しかしつよきすの本当の魅力はその脇役陣にある。特に幼なじみにして親友の「フカヒレ(本名新一)」と「スバル」のキャラ立ての素晴らしさは、正直一般コンシューマタイトルでも一度も見かけたことがないレベルの完成度。キャラの魅力こそが生命線とも言えるギャルゲーだからかも知れないが、こうした脇役に心血を注いでこそトータルの完成度が高まるのであって、作り手の愛と情熱を感じずにはいられない。

特に主人公やスバルの横にいて全くモテないフカヒレの一挙手一投足は、正直言って泣けるほど「自分」を投影する。いや、正確には彼ほどオープンに女性に接するような勇気も根性もないのだが、彼のセリフ一つ一つがプレイヤーの心の声を代弁するのだ。

彼の名ゼリフはあまりに数多いが、一番最近の彼の一言。
Hukahire「HUKAHIREV.mp3」をダウンロード
幸せになった主人公に向けての一言。マジ泣かせる。あ、ちなみにこれ一つ聞いてボイスの質うんぬんはご判断なさらないで下さいね。「1を聞いて10を知る」という言葉はありますが、「1を聞いて万を知る」というのはさすがに無理だと思うんで。

つらつらと書き倒して来ましたが、もし「やってみたけどつまらなかった」って言われたら、謝るしかないです。キャラやら脚本やらはどうしても趣味が出るし、既に「ひいき目」で冷静には判断できないところまで来ちゃってる感もありますし。まぁアレだ、常日頃ギャルゲーをしてなくて、かつ絵柄に抵抗がなく、学園物のワイワイガヤガヤという雰囲気が好きな人なら★★★★★。それぞれが欠けるごとに★一つ下がるってところで。

つか今回は微妙な内容だったかも知れない。最後まで読んでくれた人がいたら、素直に感謝です。THANX!。

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2006年6月 3日 (土)

NEWスーパーマリオ~その4くらい?~

昨日ひさびさにウンコがしたくなったので、トイレにDSを持って入る。僕の進度はたしか1-3か砦くらいのもんだったが、起動してビックリ。僕のファイルは娘に取られていた。なのでしかたなく三つ目から再スタートしたのだが、、、。

みんなは初代スーマリで最初のクリボーにやられたことあります?ありますよね?自慢じゃないですが、僕は

 スゲェあります。

隙間にいるノコノコに飛ばされてやられたこと、パタパタに突っ込んでやられたこと、ゲッソーに突っ込まれて・・・まぁ数限りなく屍を積み重ねた過去を持っているわけですが、今回のニューマリでも僕は凄まじい数の屍を、いや、もはやそれはただ積み重ねていったというレベルを超え、「屍塚」がいくつも出来るほどやられました。

で思った。

 「マリオは死んでナンボだな!」

と。

とにかく僕の動かすマリオはよく死ぬ。驚くほど死ぬ。見ていて滑稽なほど死ぬ。つか本人が見ていても愉快痛快怪物くんなほど死ぬ。まだワールド1なのだが、パタパタが二匹いるところを覚えてるだろうか。1-1じゃなかったと思うが、ここで僕は

 30機くらい死んだ。

全然ホントである。あ、ちなみに1-1は凄く好き。

 20回くらいクリアした。

これまたホントである。1-1はビッグマリオになって気持ちよくクリアすると、5UP出来る。上手くやればたぶんタイマー333での1UPも加わって6UPする。僕の今の残機は60機くらい。

 とにかく笑えるほど死ぬのである。我ながらスゴイ!つか褒めるに値するプレイ!ビバ即死である。開始1秒以内に死んだ経験もたぶん二桁を越えよう。つか未だにワールド2に入ったところである。つかつかワールド2に入った途端に1に戻って

 死ぬのをエンジョイ

している僕である。自分の動かすマリオはなんて素敵なやられかたをするのか!と画面を見ながらほれぼれである。ある意味セルフバーニング。自分で自分を笑う。なんとコストパフォーマンスの高い娯楽だろうか!

 「俺、面白れー!」

である(実話なんだな、これが)。

別にニューマリの評価を今ココでとやかく言うつもりはない。ただ、昔スーマリでやられまくった人間が今こうしてニューマリと対峙した場合、僕のように死にまくる人も少なくないと思う。それはつまり「難しい」ということなのだが、重要なのはその難度ではない。重要なのは「それが懐かしく、愉快だ」ということなのだ。

 死ぬのが愉快。

アクションゲームやSTGゲームなど「ゲームオーバー」が明確化されたゲームにおいて、死ぬこと=自分のミスなはずである。しかし中には

 納得いかない死

も非常に多い。ゲームとそのプレイヤーによっては物にあたりちらすこともあるだろうと思う。しかし、出来の良いゲームの場合、そういうケースは非常に少なくなると思う。要するに死ぬ理由が明確に突きつけられるのだ。

 自分が悪い

こう言うとなんだか自虐的なニュアンスが見え隠れしてしまうが、マリオは自分のミスを棚に上げなくても大丈夫な優しさと厳しさが同居しているのだ。だから初心者にも上級者にも懐が深く感じられる。

初代ほどではないにせよ、ニューマリもまた歩みを止めずに作られている(のかな)と感じることがあった。でもそれを達成するにはそれなりの努力と技術が必要になる。そしてそれを得る為には相応に死ぬしかない。気持ちよく走ってクリアするためにギリギリの死に様を何度も体験するのだ。

 なんて愉快なんだと思う。

同時に、

 なんてスゴイゲームなんだ、とも思う。

みんなダラダラやってどんどん死んでみよう!ニューマリオはそんなあなたに優しいゲームなんだぜ!

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2006年6月 2日 (金)

パフィ

今日は仕事が休みで部屋の掃除ならぬHDDの掃除をちょこちょことやる。

もうほとんどやらなくなったゲームを消したり、優先順位の低くなった映画を焼いたり。
唐突に余談だが、昔から僕はそう言うところがあった。ビデオはとにかく「まず録る」。それを見るかどうかは後から考えればいい。当時はあんまし画質とかにこだわってなくて、まず何より「録ってある」という事実が重要だった。ポイントは「見られる」ではなく「録ってある」こと。要するに

 未だに見ていないビデオの何と多いことか!

別に構わないのだ。「見られなくなっている事実に気付かずにいられる」ならば。「いつかはわからないが見ることが出来る」という保険が心地よい。いやむしろ

 いつか見られるという感覚を楽しむための娯楽

とさえ言える。どうせ見ないんだし。

例えば友人がDVDに焼いた映画を数百本、アルバムを数千枚貸してくれたとしよう。

 全部見ないし、聞くわけがない。

でもその瞬間は絶対ワクワクすると思う。ゲームでもそう。Wiiのレトロゲー配信でももし1本100円とかだったら絶対ワクワクする。FCやPCEのソフトが全て対応していたとしたら、そしてそれらのリストが画面に表示されたとしたら、

 やらないけど嬉しい

に違いない。「楽しい物は全部娯楽」的思考回路の自分はなんかそんなことを思うんだよね。

さて、そんな感じで焼けるものをどんどん焼いていたら、結構パフィ関連のものもあった。つか自分パフィ結構好きなんだよね。

 パフィが結構好き

というのはきっと僕だけじゃないと思う。

 パフィがスゲェ好き

でもなく

 パフィは1曲だけ好き

でもない。

さっくりと大量に聞き直してみると、正直途中で飽きたり、それほどでもないなぁと思うんだけど、テレビでたまに見かけたりするとついつい見てしまうし、歌っている姿も嫌いじゃない。デビュー当初「踊れないから」という理由で振り付けされたあのわけのわからない動きも、オリジナリティを重視する自分には案外無価値じゃなかったりもするのだ。
 しかし!

ここでパフィの好きな曲をいくつも挙げられるかというと、またこれそんなこともなかったりする。それほど好きでもないのだ。意外とそういう「立ち位置」の歌手は多くない。
「まさか30歳になるまでやってるなんて思わなかったね。

「気持ち悪いし」

などとドライな一面もあれば、

「とにかく消えないようにってことを考えてます」

なんて斜陽に入った演歌歌手のようなことを言ったりする。サバサバと自分たちの分析をして、

「アメリカの子供達はわたしたちのことたぶん知らないんで」

なんて言ったりしつつも別段アニメになったことがイヤじゃなかったりする。

 「パフィってみんなから中くらいに好かれてる」

そんな気がした。ちなみに一番聞いたパフィの曲は実はカバーだったりする。

 シャネルズの「ハリケーン」。

テレビで歌ってて速攻惚れた。なんつーかギャップと選曲にニヤリとさせられてしまった。ニヤリとさせられたら負けである。僕の勝負の決め手は意外とそんなところにあるのかも知れないな(笑。

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2006年6月 1日 (木)

納得させたい男

今日は家に帰ってからずっと「つよきす」をやってた気がする。昨日今日の自店の大売り出しが一区切りして、明日は休日。つか二日で27時間弱働くとさすがに疲れますな。つか世の中にはそんな毎日が普通の方もいるでしょうけど。
※そんな中にあってもキッチリブログは書くというか、昨日なんかは、PCの前で速攻寝てたからね(^^;。起きて更新という。

接客業をしているといろいろ思うことがある。別にこれは僕だけじゃないある意味普通のことなのかもしれないけど、やっぱり人はコミュニケーションを欲する生き物なんだろうなぁということ。「人見知り」という言葉があるけど、あれだって一旦内側に入ってしまえば意味を成さない。お客様との他愛もないおしゃべり、問屋さんと取引というとえらく(←コレ、ちなみに方言。「非常に」の意。つか以前も平気で使ってるけど)堅苦しい感じがするけど、ぶっちゃけ僕の場合は、

 口で商売してる

感も強い。書くのも書くけど、しゃべるのもかなりしゃべるんですよ(^^;)、自分。とにかく相手の心の機微に触れたいと思う。元気があるのかないのか、忙しいのか忙しくないのか、取るに足らない話をするとき、大事な話、クレーム、仕事とは関係のない話をするとき、いつも自分なりに正解に近いアプローチを心がける。

だから、誰としゃべっていても「スベる」のは凄くキツい。話しかけた相手が聞いていなかったり、もしくは自分に話しかけられたと思われなかったりするのも凄くツライ。まぁそういう経験を数多く「積みがち」な方もいるかもしれませんけど、自分の場合は、ホント、

 「突き刺すようにしゃべる」

のを信条としてる。相手に言葉を突き刺す。僕はあなたに向けて話しているんだという意志を明確に伝えるために、目よりも声を撃つ。基本的に相手にはしゃべらせない。出来る限り相手を見、相手の気配を察して、相手が言わんとすることを先走る。

こんな事を書くと「それは嫌う人もいるんじゃないか」と思われるかもしれないが、ぶっちゃけ「僕が嫌いな奴」以外はそうそう嫌われたりしない。人は自分をしっかり見つめてくれる人間に嫌悪感は抱かないと思うし、実際「気配り」や「空気を読む」スキルというのは、あってマズいもんじゃない。まぁ僕の場合は多少度が過ぎるキライがあるかもしれないが。

僕の理想の会話というのは、1から99まで僕がしゃべって、最後に相手が笑うパターンだ。相手の気持ちを読み、会話の組み立て、起承転結まで見切って最後にお客様や問屋バイヤーに「ニヤリ」としてもらう。

目の前のお客様に力説して笑いをもらおうという談になって、やや距離を置いた別の方まで笑ってくれたりすると最高だ。僕は目の前のターゲットを射抜くつもりが、いつの間にか散弾銃になっている。つか有効射程はそんなに短くはないつもりだが。

いつもは広告を作っていたり、値札を作ったり商品を仕分けしたりという裏方の仕事が多い。まぁズルイと言えばズルイかもしれないが、こうした大きな売り出しの時は店頭に出てたくさん接客をする。

お客様の「買うつもり」ではなかったものをお勧めして、かつ「とても気に入って頂いて買って貰える」時も最高だ。

僕は商売人だが、無理強いは絶対しない。常連のお客様によく言うのは、

 「買わなくてもいいからなるべく長く店にいてね」

だ。ついでに

 「お客さんがいなくなっちゃうのが一番寂しいから」

とも言う。これは紛れもない僕の本音だ。とにかく買ってくれるかどうかはお客様が決めればいい。僕はその時に「満足」や「納得」を引き出せるようにしゃべるだけだ。もしかしたら「発見」をお手伝い出来るかもしれないし、「暇つぶし」になるならそれだって僕の望むところだ。

お客様に限らず、人は常に楽しいことや幸せなこと、面白いことを求めていると僕は思う。いろんな仕事があるから、どんな仕事でも一様にそれらが訪れるとは限らないが、そんな中でもやっぱりきっとそういう瞬間はあるんじゃないかと思う。

 ※締めようと思ったけど少し延ばす

僕は店長という役職にいるが、商品をたたんだり、値札を付けたりという単純な仕事が嫌いじゃない。しかしそれは多くのアルバイトが描くような「頭を使わない仕事」だからではなく、短時間に作業効率が上がる感覚がとても好きなのだ。

角度、距離、高さ、その時に掛けるBGMや確保できるスペースなどいろんな条件が仕事に影響を及ぼす。だから僕は時としてバイトやパートさんとジュースを賭けて同じ仕事を競争したりする。物が賭かっていると人はかなり本気になるし、出来る限りいろんな事を考える。

そういう本気が僕は大好きなのだ。

こないだ福山通運に電話をしたとき、僕は相手が受話器を取った瞬間に

 「荷物を取りに来て欲しいんですけど、電話番号は・・・」

とまくし立てた。相手がまだ名乗るより前に相手の言葉を遮って、自分の店名を名乗るより先に電話番号を言おうとした。そうしたら先方は気分を害したのか、「お名前は?」と聞いてきた。

別にそこで感情的になったわけではないが僕はこの件でいろんなことを学んだ。集荷の電話を掛けたとき、先方(運送会社)は僕から何を聞くべきなのか。僕は

 この電話が集荷依頼であること
 掛け主の電話番号
 集荷希望時刻

この三つだと思っていた。まさか電話番号以外の管理体勢を取っているとは思わなかったし、優先順位もこの順番だと思っていたからだ。まさか店名を言ってから再び電話番号を言う羽目に陥るとは思いも寄らなかった。

 「書いているんですか?」

と問うと、「はい」という。

お客様ではなく、問屋やこうした言わば僕が顧客に当たる相手と電話をするときには、僕は何より速度を重視する。とにかく時間を取らせられるのが何より嫌いだし、要件だけの電話であれば、相手に「ハイ」以外の言葉をしゃべらせることすら気に入らない。だから相手次第でその為のステップをいつも洗練していく必要性を感じる。

 それが結構楽しかったりするのだ。

人によっては凄く嫌悪するかもしれないが、ハッキリ言ってそんなヤツは仕事が出来るヤツじゃない。仕事が出来るヤツというのは時間の大切さを何より知っているし、それについて価値観を共有出来る人間には、嫌悪感を抱いたりしないものなのだ。少なくとも僕はこれまで十数年仕事をしてきてその見立てが誤っていると感じたことはない。

 なんだか支離滅裂になっているが続ける。

大きな会社でもクズはいるが、しかし玉もまたいる。僕がとにかく気圧されるケースというのは、「僕がハイしか言えない」ような時だ。ソフトハウスにゲームの質問をする時でも、電気屋に品物の問い合わせをするときでも、僕が聞きたいことを想定、予想して確実に当ててくる人と話をすると、僕はYESマンになってしまう。

 実はこれが大好きなのだ。

コミュニケーションとはこうありたいと思う。僕が広告に挨拶文を書いてお客様にそれを読んで頂いた時、最高のリアクションは「鼻でフフンと笑うこと」だ。絶対に「それは違うんじゃないか」とか「そんなバカな!」という感想では鼻は笑わない。

よく「YESマン」というとノーと言えない日本人として揶揄されることがあるが、僕はそれとは別にその価値を凄く重視する。いかにして相手をYESマンにするか。相手に納得して貰えるか。商売人としてのスキルはともかく、

 相手を納得させる

技術やセンスというのは、実は僕の中でとっても重要度が高く、かつ「かっこいい」と思うものだったりするんですよ(^^)。ロックンロール(深い意味なし)。
※ちなみに今日のは30分くらい。グルーブ感が久々にちょっぴり出たかな(笑。

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