面白い映画の条件
今日またテレビで「ディープブルー」をやっていたので、思わず録画しながら見てしまいました。つか前も書いたかも知れないけど、
「この映画はホント面白い!」
つか誰もがそう思うとは限らないんだけど、自分の中ではかなり上位だなぁとあらためて認識したというか、見ていてイヤになるシーンがほとんどない。つかたまたま途中から見始めたってのも逆にプラスなのかも知れないけど、登場人物に「利己的」なヤツがいないのに全員がトラブルに巻き込まれるというか、ほとんど死んじゃうと言うか。
相手は所詮魚なんだから水がないところにいれば襲ってこられるはずはないんだけど、そこをうま~くデリートしてるというか「水+サメ」という二つの凶器に置き換えて結構中盤からドキドキさせてくれる。
面白い映画というのは、いろんな要素が必要なわけだけど、、、
※僕にとって、です。例のごとく。
・登場人物が魅力的である
・無駄なシーンがない
・題材が興味深くわかりやすい
・伏線の帰結が綺麗
・テンポがいい
・ハッピーエンド
これだけ揃っていればもうまず楽しめるね。こないだのインディも全て揃っていたし、他に僕が大好きなインデペンデンス・デイとかバックトゥザフューチャー、ザ・ロックもそう。ん待てよ、、、もしかしたらディープブルーはこの3本と並んで自分の好きな映画ベスト5入りしてしまうかも知れないぞ。あとはこれにカリオストロを足して決定、みたいな。
ただ、これだけのことが「既に分かっていて」も、面白い映画というのはそれほどたくさんなかったりもするんだよね。なんつか「テンポが今ひとつ」だったり「無駄なシーン」があったり、、、って冷静に考えるとこの二つは同じだったけど。
ちなみに頑張って頑張って他にこの条件を満たす映画を思い出そうとしてみると、セルラー、デイアフタートゥモロー、ターミネーター2、ローマの休日と、、、猫の恩返しかなぁ。自分実は猫の恩返し、大好きなんだよね。実はトトロよりも。なんつか
「終始イヤなヤツが出ない」
じゃない?主人公の女の子も全然凹まないし、ムタとか最高に強くて死ぬほど好きなキャラだし。強いて言えば「もしプロの声優を使っていたらもう少し良くなったかも知れない」という気はしないでもないけど、自分ぶっちゃけ池脇千鶴嫌いじゃないんでほとんどNO問題だったり。でも末席とは言えこのそうそうたる顔ぶれに名を連ねるほど好きだったとは、、、我ながら意外な結末ではあるな(^^;)。
※そう言う意味ではセルラーもダークホースかも。つかセルラー繋がりでファンタスティック4も条件満たしてるかも。つかつか嫌なヤツが出ないってワケじゃないか。
ちなみにここに挙げたタイトルは途中から観ても全然平気というか、そのまま最後まで楽しめてしまう作品でもあります。あ、まぁそれは自分が話の筋を知ってるからなのですが、それって「既にクリアしたゲームをもう一回やる」感覚と凄く近いかも。
「面白いことを知っている」
というのは
「既に結末を知っている」
というマイナスを覆すに足るモチベーターなんじゃないかと最近思うわけです。マンガでもそうだけど、「面白いかどうか分からない」ものより、確実に面白いことがわかっている、もしくは忘れていることがほぼ明らかになっているものの場合は、ぶっちゃけ「安パイ」なんですよね。
まぁでもそんな「使い古し」ばかりに目を向けていては、何も世界は変わらないわけで、進歩も進化も変化もないわけで。こんなんじゃイカンと思いつつ新しい作品に目を向けて行かなきゃなぁと痛感する次第でございます。
※だったらPS2のつよきすなんぞやっとる場合じゃない。
つか歳とって守りに入ってる感があるな。つかそれは非常に悪しき傾向だぞよ>俺。
| 固定リンク
コメント
個人的に面白かったB級えいがで、「ギャラクシークエスト」というのがあります
SFパロディですが
かなり大昔のSFをパロディの題材にしているので
最近のSFものを見ていなくても、結構楽しめます
基本的にギャグなので、楽しめますよ
投稿: ksn | 2006年7月11日 (火) 01時28分
ばんわです。クリスです。
メンテの為レスが大幅に送れてしまって申し訳ございませんでした。
ご紹介頂いたギャラクシークエストはトムニャットさんからも以前オススメ頂いて、その時に見たのですが、正直よく分かりませんでした。
※アメリカのパロディ映画というと他にスペースボールというのも遙か昔観た覚えがあるのですが、それと同様というか、「どこで笑えばいいの?」っていう感じで。
でも評判は凄く耳にしますし、何かのトリガーなのかなぁという気もします。今観るとまた違った感想が引き出されるのかも知れませんね。
投稿: クリス | 2006年7月13日 (木) 15時05分