大食いチャンプ
★これは7月12日分です。ココログメンテの為アップ時刻を修正しました★
※つか48時間メンテはキツいですな。まぁレスポンス改善の為にしかたないとは言え、せっかくずっと無欠勤だったのに・・・。まぁとやかく言っても始まらないですが、今回のオヤスミでも変わらぬご愛顧を続けて下さることを切に祈らせて頂きます。
先日テレビで「今年のホットドッグ大食いも小林尊くんがチャンピオン。6年連続」の文字が。「ああこの人はまだがんばってるんだなぁ」という思いと「んなもん白田にやらせれば簡単に塗り替えられるんじゃないの?」という思いが同時に去来。
大食いの歴史はたぶんそんなに深くない。僕の知りうる限り一番古い大食いチャンプは、今でもソレ系の特番には必ずと行ってよいほど顔を出す「赤阪尊子」。女性でありながらなりふり構わないスタンスと大食い、特に甘味に関する情熱は「大食いの女王」の名に相応しいオーラをまとっていた。
しかし次に「大食いチャンプ」の肩書きを手に入れた「中島広文」は、いったいどこへ消えてしまったのか。テレビチャンピオンの激辛王の新井和響を幾度か封じ、今、尊くんがチャンプに君臨するホットドッグ大食いで日本人初のチャンプに輝いた男。今同じような状況でまたチャンピオンになれるかどうかは分からないが、個人的には彼の食いっぷりが一番好きで、「有言実行」な大食いチャンプとして僕の胸には強く刻まれている。
※でもネットで調べたらなんか自分を買ってくれたテレビチャンピオンにドロを塗るような行為をしてホされたみたいなことが書いてあった。うーん人に歴史あり。
そして現れた次世代の大食いチャンプが冒頭でも述べた小林尊くんである。彼はテレビに最初に映ったときからオーラをまとっていた。細身の体に鋭い眼光、甘いマスク。世の奥様方が揃って「尊くんがんばって!」と応援したくなるのも頷ける。当時のエピソードとして「毎日のように女の子数人から弁当を作ってもらってる」みたいな話があり、そりゃあなんつーか手強いよな、と思ったものである。
大食いとは当たり前の前提としてたくさん食べる分だけお金が掛かる。実際量だけで言えば瞬間最大風速かなり食える奴らはきっと世の中にたくさんいると思う。しかし、それを継続できるだけの財力や、時間を割くことが出来る人間はきっとグッとシェイプされてしまうのではないか。関取や特別な仕事(例えばデブ役の俳優)などを除いてなかなか「食うことが仕事」になるケースもそうあるまい。しかし、尊くんはその大きなハードルを甘いマスクと脱いだら凄いキャラクターで手に入れていた。
番組的にも彼は非常に美味しかった。とにかく「いい絵になる」のである。かっこいいし、細いのに食べる。その食べっぷりもスマートで僕自身彼が出るようになってからの大食いはとても楽しみにしていたほどだった。そう、ヤツが現れるまでは・・・。
「大食いは数字が取れる」そう認識されたのもこの頃で、他局では「フードバトル」なる類似番組も現れた。多額の賞金を掛け、全国から強者を集め、食べ物も演出も大きくインフレさせたこの番組はディレクターのもくろみ通り大きな成果を上げることとなった。しかしそこでとんでもないブツが発掘された。
彼の名は「ジャイアント白田」本名白田信幸。尊くんにはない持って生まれた天性の体躯と無尽蔵の胃袋、見るからに食いそうな風体は次世代のチャンプとして様々なアドバンテージを携えていた。しかし非常に残念なことに番組は犠牲者を出してしまう。
※ゴメンこれはちっとうろ覚え。調べれば分かるのかも知れないけど。
結局白田政権はそれほど長くは続かず、大食い番組自体も「食べ物を粗末にしている」「体に悪い」などの理由から縮小を余儀なくされていった。まぁ「視聴率の取れる」ネタには違いないから、ほとぼりが冷めれば復活するだろうな、とは思っていたけど、、、。
たまたまテレビを見たら「大食い女王」をテレチャンで扱っていた。そこに出てきたのが「ギャル曽根」こと曽根菜津子。食ってる間にも化粧直しをする今時のコギャルみたいな風体で怒濤のスマイル&EAT。ごめん、ぶっちゃけ自分
萌え。
とにかく苦しそうじゃないのがいい。ライバルと称される岩田ミユキが終始厳めしい表情で食べているのに対して、ギャル曽根のそれはとても「美味しそう」。なんつか大食いの原点ってのは「美味しいからたくさん食べたい」というところじゃなかったっけかな。たった一人の勝者を作る大会である以上、結果が全てなんだろうけど、僕らが見たかったのって「食べた量」だけだったのかな。
彼女は終始笑顔のまま圧倒的な差で2位以下を引き離し、完全勝利。番組中ほとんどがトップ通過で、終了後もまだ食べる余裕に真のチャンプに一番大切な何かを見た気がした。つかまた出ないかなぁギャル曽根。メイクはともかく笑顔はぜひまた見たい。
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