色男の悩み
今日取引先のバイヤー、
※以前も書いたことがある「男前」。坂口憲二+速水もこみちな感じ。
と話す時間があったので、ダラダラとプライベートの話を聞いてみたりした。つかかたや長身の男前で学生時代はバスケをやっていて、独身であり、かたやマニアでありオタクであり胴長短足な上に中年街道まっしぐらなクリスであるからして、当初より
「接点はねぇな」
という状況だったのだが、なんつか見た目だけじゃなく性格も普通にいい人
※つか取引先だから悪く言うのはあんまないとは思うけど、それにしちゃあ結構話に付き合ってくれたというか、ところどころで「逃げる」タイミングはあっただろうに、まぁ単にヒマだったのか?みたいな。
で、「モテてモテて仕方ないだろうなぁ」が僕の口癖にすらなるような人なので、そもそも普通に目を見て話せないのである。「うわぁそんな目で俺を見るな!」と自分の矮小さを刃渡り30cmのアーミーナイフを突きつけられてるような気になるのである。つか女性でも同じ。綺麗な上に仕事が出来て性格も悪くないような完璧超人を前にすると、ホント小さくなってしまうのだ。つかそんな人はそんなたくさんいないけど。
でもよくよく話を聞くと、実際そうでも無いご様子。彼の勤める会社は結構人使いが荒く、加えて通勤に1時間を要する為、朝8時から夜10時、11時まで働くのが普通にあるようなところ。「おつ」と素で言いたくなるわけだが、ぶっちゃけ
通勤2時間+(23時-8時)=17時間である。
仮に彼の1日が僕らと同じ24時間だったとしたら、残りはわずか7時間。普通の人間なら寝なくちゃ生きていけないから、ぶっちゃけ
「彼女がいても遊ぶヒマもほとんどない」
くらいの生活だという。毎晩缶ビールを4本以上飲み、実はFF12も100時間以上やってたりする奇跡的な接点を持ちつつも、
「それじゃあ女の子の方がツライだろうな」
なんて思ったりした。つかホントに僕が女の子だったら絶対面と向かって話せなくなるくらいの男前なのである。つか「写真欲しい」とせっつくくらい僕は彼のビジュアルを評価している。過去の知り合いの中でもダントツナンバー1なくらいなのだ。
以前少し書いたけど、僕は「かわいい女の子」「かっこいい男の子」は生きているだけで価値があると思っている。天下の往来で小学生の女の子をガン見するわけにもいかないから、なかなかそれを口にするのははばかられるが、やはり「美」というのは変質的な感性ではないと僕は思う。女の子がバレンタインのチョコをもらうのも十分理解出来るのだ。
だからこそ思う。「こんなところで仕事してちゃ勿体なくない?」と。顔だけ良くて背が低いとか、顔も背もあるけど性格が最悪とか、顔も背もあって性格も悪くないけどスゲェ不潔漢だとかなら話もわかる。が、彼は普通にマユゲの手入れもしちゃうイケメンなのだ。ぶっちゃけ芸能人でも彼よりかっこいいと僕が思える人はそれほど多くない。
なのに、、、まぁ彼女は当然いるだろうけど、変な話「5人や10人ではバランスが取れないんじゃないか」という男の子なのだからして、普通にプライベートの時間が少ないということを耳にしたりして出てくるリアクションは「やっぱり勿体ない」ということになってしまう。
さて、そんなことを思いつつ、「もし自分が彼だったら」と考えてみる。
スゲェかっこいい上に、学費を親に返済してるくらいの出来た男の子。でも仕事が忙しくて自分の時間があんまない状況。
つか俺が彼の姉だったら絶対他薦でオーディションとかコンテストとか応募してたと思うけど、もし彼が自分にそれほどまでの自信がなかったとしたらどうか。
現状を打開出来ないかも知れない。
いつのまにか歳を取っていってしまうのかも知れない。
ホストとかはきっと見た目以上にしゃべりだとか気配りだとかのスキルが求められるだろうから、なかなか女の子だけで食べていけるもんでもない気がするし、芸能人になるというのも本人にその気がなければ所詮無理な話。
ふと今のクリスの方が幸せなのかも知れない・・・
毎晩くだらないことを書いて、仕事も家庭もそれなりにエンジョイして、色気はないけど、笑顔はそこそこある。なんつか色男も大変だなぁって思った。つか彼女の写真とか見たいとも思ったけどね。ああ、でも自分は普通にファンなんで、出来たら今の仕事を辞めないで欲しいかな。
| 固定リンク
コメント