« 2006年7月 | トップページ | 2006年9月 »

2006年8月31日 (木)

PSU~その0~

つかセーブに3.5メガくらいいるって聞いてないし。やる気がなかったけどとりあえずストーリーモードを開始。

 はっきり言ってマジムカつく。

僕はとにかく頭の悪いヤツが大きらいなのだ。開始早々クソ広いエリアに投げ出されたり、せっかくサイフ撮られたことに気づいてもよそ見してて逃げられたり、空気を読めない妹がとんちんかんなことを口走ったり・・・

とりあえずオープニングがPSOのオープニングに英語の歌詞を乗せたモノだったってことは評価出来るけど、まぁ期待を裏切らない出来だね。現時点でのストーリーモードの評価。0点。言い換えればこれが楽しいという人は僕とは嗜好が違うってことですね。

あ、キャラデザインはかなり薄いから好きとか嫌いとかってことはまずないと思う。セーブは今のところまだ出来ない。セガらしい頭の悪い配慮だね。あとHDDに入れてプレイ出来るかと思ったらできなかった。これは仕方ないかな。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

ファンタシースターユニバースに向けて

さて、PS2版を買うのかPC版を買うのか悩んでいるというお話は以前いたしましたでしょうか。友人とも話していたのですが、我が家のPCはとりあえず事情があってSP1のまま。でもってPS2はHDDが既に外されて久しい・・。さてどうしたものか。

選択肢は3つ。PCをなんとかSP2にするか、PS2のHDDを再度使えるようにセッティングするか、PSUでオンラインをやらないか。

とりあえず買わないという選択肢はなさそうな気配。オフの友人が三人ほど参加の意思表明をしてきたし、トムニャットさんも動向次第とおっしゃってくださったので、まずは買うだろうやるだろう。でも一体どうやって・・・。

正直な話いざ動かすときにネットに繋がらない、ではさすがにテンションが下がる。なにをするにしても今日の内に手は打っておかなければならないのだ。そこで僕は重い腰を上げ、

「PS2のHDDを再セッティング」

を選択。つかHDDはどこにあるか分かっていたので、これは正直あっさり繋げれば出来るもんだと思っていた。FFの時に四苦八苦したのはまるでこれっぽっちも覚えていない僕である。

ぶっちゃけ箇条書きにするとこんな感じだった。

・HDD発見。埃まみれのため表面を拭く。が今日の腹筋の直後で体に力が入らず、HDDごと倒れ込んで顔を埃まみれのHDDに打ち付ける。

・HDDをクルリと回すとあらまACアダプター端子があるじゃないですか。当然周囲に対応するアダプターはない。

 「諦めるか?」悪魔がささやく。

とりあえず自室を探すだけ探そうや、と天使の勝利。つか一番最初に触れた箱から一番最初に手に取った四角くて黒い箱に「SONY 12V PLYASTATION」の文字が。僕の人生においてこれほどまでに簡単に捜し物が見つかったことは一度もなかった、というくらいあっさり見つかる。意気揚々と接続へ・・・っとその前にLANケーブルもゲット。さすがオレ。ぬかりない。つか運良くクロスケーブルが先に見つかって良かった。

・HDDを接続して電源を入れてもうんともすんとも言わない。つかプラグプレイに対応してねぇのかよ、と思ったがこのまましばらく眺めていた。

・とりあえずネットで探すとインストールディスクが必要だという。「そんなもんあるか!」と心の中でシャウト。でもココでも天使が根性見せる。「とりあえず探すだけ探してみたら?」。はい。

・二つ三つ箱を探すと「PS2ユーティリティーディスク」を発見。つかこれではない。
・次の箱になんと二つもブロードバンドナビゲーターのインストールディスクを発見。つか二つはいらんだろうと思いつつふと冷静に見るとDISK1と2であった。よかった1枚だけ持って階段降りなくて。ついでにマニュアルも発見。ラッキーである。

・早速インストールを開始しようとしたら、

 「メモリーカードに必要な容量が足りません」

とりあえず調べたら「13K」しか残ってなかった。そりゃ足りないわな。適当にデータを消して再トライ。

 「メモリーカードに必要な容量が足りないっつってんだろーが!」

ええ?まだ足りないの?400もあるんですけど・・・。とりあえず二つのメモカのデータをやりくりして1100開ける。これならいくらなんでも大丈夫だろう。

 「アホウがっ!」

そこまで言われる筋合いはないがBBがオレをバカにする。

 「マニュアルあるんだったら読めやボケがっ!」

渋々目を通すと「1800Kいるぜ、覚悟はいいか?」の文字が。全然足りないでやんの。しかたないので渾身の思いでプレイしたいくつかのゲームデータを削除。つかこういうとき中途半端に止めてるソフトはツライね。消すに消しづらいと言う感じ。

・で、無事インストール開始しようとしたら、、、「このHDDはモトカノが買ってきたもんだからワタシ使いたくない・・・新品の買ってきてよ」と言い腐る。つかアレンジし過ぎてなにを言ってるかわからないな。要するに初期化しろと言われる。言い直すくらいなら最初からそう言やいいのに・・・。

・ついに順当な手順でインストールが始まると、「この作業は余裕で30分は掛かるぜ、」の表示がされたが、PCで別の作業をしていたので我関せず進める。

・インストール終了。

・早速接続設定に入る。が、ここだけは以前のオレとは違う。ルーター様という心強い味方がいるため、わかんないところは全部自動にしておけば大丈夫なのだ。

 「あっさり過ぎてつまんねぇが繋がったぜワレ」

とHDDがオレを褒める。褒め称える。とりあえずこれで一安心だが、念のためにホントに繋がっているかDOSで試してみることにした。

・「ゲームディスクがありません」。HDDから立ち上げるのにそもそもスッゲェ時間が掛かるのに、その上ディスクが見つからねぇたぁどういう了見だよっ!仕方なくイジェクトしてまた入れてみる。

・10分経過、、、あ、別にこれは隣でDVD焼いてたのですっかり忘れて経っただけの時間。別にディスクを見つけるのにそんなに、、、ってまたエラーだし。やっぱほったらかしはイカンと反省。このあと何度か入れたり出したりして(えっち!)無事認識。

・DOS起動→接続設定→街へ・・・

・一ヶ月900円プラスソフトの接続料金が掛かるという。つか明日から他のゲームやろうってのにさすがにここでお金は払えません。ゴメンナサイ。

--------------

とりあえずまぁ大したトラブルもなく余裕の接続。トータル2時間弱かな、はっきり言ってFF11の時の比じゃないね。あの時はそもそもHDDをヤフオクで落札してから届くまでにスゲェ時間掛かったからね。相手が最低なヤツで。その上いろんなミスと手違いで永田さん並に苦労して5時間~10時間くらい格闘してた気がする。まぁそんな昔のことは忘れたぜ。

と、言うわけで、

 「クリスはPSU、PS2でやります。オンラインもやる気です」

と決意表明なんぞをしてみる。まぁ他に何かトラブルがなきゃいいけど、、、。あ、でも念のために書きますが、自分MORPGに関して正直さほどピンと来てません。話すのは好きですが、別にみんなでやることにメリットを感じたりはしないんです。情報は大切だけど、コミュニケーションとそこで精製されるゲーム性は別物だと思ってますから。
※DOSはたぶん別。あれは構築されていると思う。

だからオンはやるけど、それはあくまで「レアアイテムゲット」の為がメイン。みんなで遊ぶのは楽しいけど、それだけで「同時プレイによってしか得られないカタルシス」に出会えるとはさすがに思っていませんのでってさっきと同じようなこと書いてるけど、何度も書きたくなるようなことなのよ、こういうことって。まぁなにぶんセガのやることですから、過度な期待は禁物ってとこですね。辛辣ですが事実だと思ってます。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年8月30日 (水)

夏の家族旅行~最終回~

何が「最終回」なのかよくわかんないですけど、とりあえずメインであるところの2カ所に関しては詳細にレビューしてしまったので、今日は旅行の話をざっくりとバッサリと最初から最後まで通しで書いてみたいと思います。つかこういう「旅行記」的なものはそもそも僕自身ほとんど読まないので、なんつか的はずれな話になってしまってるかもしれませんけど。

当日は朝8時出発。高速を使ってまずは滋賀を目指す。一応朝イチで入る方がいいだろうという時雨殿は二日目とし、まずは宿泊地周辺の行楽スポットへ、というわけだ。

最初に訪れたのは彦根城。ドラマの撮影にも使われたりするその城は本丸そのものは小さめながら、周囲の庭園がなかなかに素晴らしく、風のある夏の夕暮れとかならかなり雰囲気がありそうな場所。つか僕はぶっちゃけ前日から首の筋を違えて、痛くて痛くて泣きそうなほどだったので、車の中でもバックシートでダウンしていたのだ。だから「着いたよ~」と言われて起きてみたらそこはすでに彦根城。かみさんワープ完了である。

降りてみると意外にも僕は既視感に襲われた。つか友達が免許取り立ての頃、目的もなく夜間車を走らせて来たことがある場所だった。こういう思い出ってのは誰しもあるかとは思うけど、さすがに深夜1時2時に城内に入れるわけもなく、美しい庭園も見えるわけもなく、ただただ「彦根城の駐車場」という映像だけが脳裏に焼き付いていたのだ。

天気はほぼ快晴で、風もあり、とても心地よく城内へ上っていく。丘と山の中間くらいの高さの上に建つ城は小振りだが、石畳や木々の木漏れ日がいい感じに降り注いでいて景色は悪くない。と言っても意気揚々と上っていたのは最初の5歩くらいで、すぐ「疲れたもう死ぬ」ではあったのだが。

2006ryoko01 結局ひぃひぃ言いながら天守閣まで上って景色を堪能後、別ルートで山を下り、玄宮苑だったかな、いや全然違うかも知れないけど結構広い庭を散策。子供がいるからままならないが、ホントはこういう庭はベンチとかでボーっと昼寝するのがかなり贅沢なんだよね。

で、庭の出口辺りまで来て飲み物でも買おうかとサイフに手を、伸ばし、、、「ない!」。

いつもはベルト通しにチェーンで付けているサイフが、この日はたまたまベルト通しのないハーフパンツで、前ポケットの携帯電話にチェーンを付けていたのだが、それがあっさり外れ、携帯だけひっそりとポケットにたたずんでいる・・・。

さすがに焦る。免許やカードや現金も3万ちょい入ってたはずだ。意外とこういうときは「ヤマダのポイントカードはいくら分だっけか・・・」などという金額換算ではあまり大きな影響のないところに意識が飛んでしまうものだ。

僕はとにかく今来た道を走り出した。広い庭園、寝ころんだベンチ、駆け抜けた下り坂、何百年も前からある由緒正しき城内も床だけ見て駆け上がる。っていうかそこまでタフじゃないので、途中で歩き出しちゃったけど(マラソンは最後まで走り続けられないタイプ)。

とにかく通ってきたところは全部チェックして、途中で見逃した気になったところなんかは、再度折り返して見直して、、、僕はひぃひぃ言いながら上った山を都合2周することとなった。かみさんたちは先に降りてるだろうから、もし車に忘れていたのなら電話があるはず、、そう信じて着信を待ったが鳴かず飛ばず・・・つか泣けてくるくらいショックなのだけど、それよりも見つかった時の安堵感をイメージして僕はスタート地点の駐車場に着いた。

遠目に見て車内にかみさんたちの姿はなく、おそるおそるバックシートを覗き込むと、、、

 「あったぁ~~」

このイメージは既に練習済みだったので、本番でもミスることなく完璧な演技をこなせたことは言うまでもない。つかみんなまず車まで降りてくれよ(T-T。
ふぅふぅ言いながら自販機でお茶を買って
※こういうときでもダイエットを意識する自分がニクイ!
水分を補給していると携帯が鳴った。「車はないかと思って」そうですか。まぁ何にしても旅行3回分くらい疲れました。

昼飯はそこから10分ほど歩いた観光地っぽいおみやげ横町でそばを食す。メニューに「10割」「8割」とそば粉の割合が書かれたメニューがなんとなく通っぽい。ヘタレな僕は当然8割を頼み、そこそこソレっぽいそばを堪能して彦根城をあとにした。つかこういうの書いてるとそばが食いたくなるね。っていうか腹が減ってさっきからグゥグゥ鳴りまくりってこれは旅行とは関係ないが。

一路ホテルを目指すがチェックインまでまだ間があったので、海洋堂フィギュアミュージアムを目指す。詳しくは↓こちら。
http://cris-deepsquare.cocolog-nifty.com/top/2006/08/post_9475.html

かなり満足しつつ時を過ごすと丁度チェックインの時間になっていたので、そそくさとホテルへ直行。「長浜ロイヤルホテル」はその辺りでは結構普通にいいホテル。まぁゲームコーナーには、スパIIX、メタスラ2、テトリス、デイトナなど取るに足らないタイトルが20台ほど。これだったら部屋でロコロコやってた方がマシというものだ。プンプン。

温泉は効能が書いてない怪しげな赤い露天と普通の大浴場。「洗い流さずに出て下さい」と書かれてはいるがとりあえず落ち着かないので結局洗い流した上に水風呂にも入ってそれでよしって感じ。僕はそもそも風呂が好きじゃないので、温泉旅館に来ても最初の1回しか入らないのだ。まぁかみさんたちは3回入ってたからそれなりによかったんだとは思うけど。

2006ryoko02 時刻が7時を回る頃、僕らは出かける準備をする。毎年23日から25日までの3日間は隣町の木之本町というところで10万人の人出がある屋台があるというのだ。片道30分ほどホテルのバスにゆられて到着すると、道幅5mほどの路地に連なる人と店の波。さすがにこの規模の屋台ともなれば普段見慣れないような店も多く、なかなか楽しい。親父ひとりで行列する客をさばくラーメンを食い、小さいお好み焼きを食い、かき氷を食った。しめて900Kcal(推定)。
※余談だがこのかき氷屋はなかなかにクオリティが高かった。金額は一律300円。カップは8色選んで下さい&ソースは掛け放題。イチゴ、メロン、レモン、グレープ、ピーチ、ブルーハワイ、宇治に加えてなんとミルクと小豆も掛け放題!「氷がなくなるまでなら何度掛けに来てもいいよ~」とおばちゃん。ミルク金時掛け放題は生まれて初めて見たよ。

あとこの屋台で感じたのはお客さんの顔ぶれ。とにかく若い子が多い。ジジババはほとんど観光客くらいで周囲の小中高生がかなりたくさん来てるっぽい。それもみんなスゲェ気合いが入ってる。メイクもそうだし、浴衣の子も多い。帰りのバスの中でホテルマンに聞いたところ、一年に一度親からお小遣いをもらって「これ用」におしゃれをし、恋が芽生えたりするのが伝統なんだとか。遠い目をしつつ語ってくれた彼がとっても印象的でした。つか43歳なんだけど。

翌朝のバイキングもカロリーを計算しながら食す。つか推定1100Kcal。昼飯は抜かなきゃハドソンである。個人的に朝食のバイキングはドリンクがあるから好き。あと細か~なところだけどトーストやクロワッサンなどのパンの質でホテルの質が計れる気がする。いいホテルのパンはハンパなく旨いと思うがどうか。
※ここのパンは悪いけどイマイチでした。

ホテルを後にして第一目的地の時雨殿を目指す。詳しくは↓
http://cris-deepsquare.cocolog-nifty.com/top/2006/08/post_cb00.html

周囲に駐車場がなかったらしく、かみさんが30分くらい遅れて来た。すみません。京都の夏は暑く素肌が焼けるようだったけど景色は悪くない。人力車の兄ちゃんたちがめちゃ余っててなんか哀愁だったな。

唐辛子で真っ赤になったせんべいを食べつつ再び琵琶湖方面に戻る。かみさんのリサーチによって「我が家向き」と判断された琵琶湖博物館に行くためだ。っていうか終始かみさんドライバーなので、僕は凄く楽させてもらっちゃいました。つかかみさんはかなり飛ばす人なので到着も早い。口は悪くなるが。

琵琶湖博物館はとりあえずオフィシャルサイトを見てもらうと詳しく分かるとは思うが↓
http://www.lbm.go.jp/
それではあまりにも芸がないので僕なりに少々解説したい。

大人1000円小中学生450という価格を高いと見るか安いと見るかはその人の好みの度合いに非常に依存する。展示は大きく分けて6つほどにわけられているらしいが、ぶっちゃけよく分からない。なぜならあまりにも見るものがありすぎて、その境目がハッキリとしないくらい途中でダレてしまったのだ。一応軽く紹介していくと、、、

2006ryoko03 ●水族館

最初は地味な川魚とかだが、途中からトンネル状の水槽やら育成中の様子やらカエルやらタガメやら淡水に生きる魚を結構満腹になるほど見せてくれる。基本的に僕が水族館が好きだということもあるが、自然光を取り入れた水槽もあれば、静かに涼しい薄暗いエリアも多く、海水魚、エビ、カニ、クラゲなどがいない割にはかなりのボリュームがある。

大型の魚は一部古代魚としてガーやチョウザメがいる水槽があるのだが、そこでのエサやりは必見。時間が決まっていて見せてくれるだけなのだが、とにかく見ないとその衝撃は伝わらないと思う。僕らを含めみんなかなり歓声を上げてた。

さすがに名古屋、串本、八景島、海遊館などの大規模水族館と比べると弱いが、施設全体のコストパフォーマンスから言えば十分合格点は挙げられると思う。

●昔の暮らし

「三丁目の夕日」に出てくるようなセットや、40年代50年代の流行りモノ、一般の生活風景やらなんやらの社会科と懐古趣味を足して割ったようなエリア。っていうか個人的には「変身サイボーグ」が置いてあったのが一番キたかも。昭和初期の畳敷きの部屋は上がることも出来、テレビでは当時の映像が映っていたりする。こういう展示物は割と見るだけだったりする場合が多いのだが、ここは普通に触ることが出来るモノも多く、密かに結構楽しめた。

●琵琶湖の歴史

琵琶湖に住む人々の暮らしとか道具とかの展示。つかあんまし面白くなかったのであっさりスルーしてしまった。まぁ歴史が好きな人ならそこそこ楽しめるとは思う。

●大昔の琵琶湖

マンモスの化石模型や標本、地層モデル、顕微鏡がたくさん置いてある研究室など。じっくり見れば絶対楽しいはずのエリアなんだけど、ぶっちゃけもうお腹いっぱいになってしまっていておざなりな見方に。っていうかホントは水族館の次に楽しめるっぽい。じっくり丸一日掛けて来ると子供にとってはかなりプラスになりそうな場所。全体的に教育的過ぎると言えば過ぎるけど。

●発見の部屋

子供がいろんなオブジェに触って遊べるエリア。なのだけど時間がおしてて見ることも出来なかった。つか存在に気付けなかった(^^;)。でも公式サイト見る限りではかなり普通に楽しそう。ちなみにこのエリア以外で2時間以上いたと思う。閉館時間にならなきゃもう少しのんびり見れたのに・・・。残念。

●企画展示室

今は湖に生きる魚と人と水みたいなのをやってる。一応1000円の内400円がこの企画展示閲覧料なのでボリュームも質的にも結構なレベルだったはずだが、それを意識せずに見ちゃったのでどこからどこまでがコレだったのかよくわからない。つかなんていい加減なレビューなんだと自らを叱咤したくなる次第ですけど、仕方ない事実なんだもの。

とりあえずここだけ後回しにして他を見て、まだ体力があるならここも見ればいいかなぁと思います。テンション続かなかったら600円で済むわけだし。

●おみやげ屋

まぁそう大したものはなかったけど、そもそも閉館時間が来ててよく見られなかったのも本音。これも実はちょっと残念。

-----------

とにかくゆっくり見るとホント時間が潰れる。水族館だけで1時間や2時間潰せる僕のような人間にはなおのこと。見て触って体験出来る良質な博物館と言えると思うけど、基本は「理科と社会」。戦闘機や車があるわけじゃないので、娯楽でありつつも向学とか知識欲とかを満たす施設と言えるかも。でも個人的な評価は高くて★★★★は挙げられるね。

さて、そんなこんなで琵琶湖を後にして、あとは一路我が家を目指す。つかさすがに昼抜きでお腹が空いたので、かみさんが「何か食べたいものある~?」

 「うーん吉野屋かな」と僕。

滋賀まで来て吉野屋かよっと思いっきりつっこまれつつめぼしい反対意見もなく、そのまま可決されてしまった。つか何度食べても豚シャケ定食の690Kcalはコストパフォーマンスが高い。価格的にもカロリー的にもあれだけ完成された食事は少ないと思うんだよね。根が貧乏性だから値段に見合わない食事に嫌悪感を抱いてしまうってのも大きいんだけどさ。

結局かみさん以外は満足して(我が家は安上がりっ!)、高速通って(ドライバーは全部かみさんが)帰ってきました。いろいろあったけどぶっちゃけ楽しかったかな(^^)。★★★★★(←ちょっとリップサービス入ってる(^^;)。

※ちなみに写真が少ないのは、基本ファミリーが映ってる写真は除外してるから。もう少し普通の風景とか撮ればよかったかな。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年8月29日 (火)

黒い話とどうでもいい話

黒い話はここでは出来ない。出来ないのだが、それ系の雑誌をいくつもこのところ立て続けに購入熟読していると、「いやはや黒いなぁ」という気になる。とりあえずプライベートがそういう時間に取られているとどうしてもここでそこに触れないとブログとしてツライ感じがする。だって実際何にもやってなくて寝て過ごしてるわけじゃないんだから、何かしてるだろう?ってことになってしまうもの。っていうか何かしてるかと言えばしてる。キャプチャボードの調子が悪くてタイマー録画中にかなりの確率でフリーズしてたので、デバイスドライバのバージョンを新しいのに替えようとしたら「本体もしくは取扱説明書にあるシリアルナンバーを入力して下さい」などと言いよるもんだから、四苦八苦しながら家捜しをして結局見つからず泣く泣く本体の裏を開けようとした矢先にふと、「そう言えばメモに残しておいたような・・・」とそれっぽいテキストをかたっぱしからチェックしたら「グラボシリアル」とかいうなんだか朝食に牛乳掛けて食べそうな名前の数列を発見して、「これってグラボか?」と思いつつキャプボで正解。つかしっかり書けよ、昔のオレ。と思いつつ新しいドライバだとCMカットがめんどいなぁなどと肩を落としたり、なんだか最近腹筋が以前より辛くなってきたような気がしつつも娘に足の上に乗ってもらってなんとか100回クリアしていたりする。っていうか今日は殊の外テンションが低いので、ブログもなんだか投げやりで誠に申し訳ない。っていうかホントは旅行の話を書くつもりだったのだけれど、ちょっとした手違いがあって今手元にデータがない状態になってしまったのだ。だから余計に萎えているというわけなのだ。あ、とりあえずせっかく来て下さった方になにも手みやげがないというのもあれなので、その「黒い本」の中からあんまし黒くない話で今日自分が試してみて「ほほぅ」と思ったことを書いておしまいにしちゃう。つかこんなに実のない話はまことに申し訳なく思うが、仕方ないそういう日もあるさ。で、その話というのは「エロい」話。つっても知ってる人もいるかも知れないからあんまし期待しないで聞いて欲しいのだけれど、Googleでエロワードをイメージ検索した事がある人、まずちょっと手を挙げて貰えるかな?、、、1、2、3、、、、はいありがとう。全部で65億人くらいいるね。その中で「けっ思ったより大したことねぇな・・・このクソがっ!」と自分の部屋だということも忘れてつばを吐きそうになったけど思い返して我に返った人は?、、、1、2、3、4、、はいはい結構たくさんいますね。4人と。実はあれ、僕も知らなかったのですが、どうも「フィルター」が掛かってるらしいんです。つかさ、完全に表示されないんならそれもわかるんだけど、中途半端にヒットするから嫌らしいことするよな、って思うけどまぁ今日でそんなストレスともおさらばです。あ、せっかくだからフィルターを外す前に一度適当なエロワードを検索して試しておくのもいいかもしれません。変化が体感出来ると思いますから。っていうかイメ検でヒットするようにはなるんだけど、そのヒットした内容に飛べないってのはどうしようもない事実として受け入れられる準備に関してはどうなの?っていうかそもそもキャッシュというかサムネイルというか小さい画像がちょぴっと表示されるだけで僕らのパトスは昇華されるのかっって話もあるけど、まぁそこはそれ。でも今日久しぶりにエロ系のことでネットやった気がした。つかこんなの最近すっかり忘れてたよ・・・。で具体的なやり方なのですが、とりあえずGoogleを立ち上げて下さい。そしてその画面の中にある「表示設定」をクリック。一番上の「表示言語の設定」を英語にチェンジして、保存して下さい。するとまたタイトルに戻りますから、次また先ほど「表示設定」があった辺りにある「Preferences」をクリック。その中の「SafeSearch Filtering 」ってやつを一番下の「Do not filter my search results.」(意訳:全部見せろオラッ!)にチェンジ。で、先ほどのように保存(英語だとSavePreferencesとか書いてあります)。あ、ついでにInterfaceLanguageもJapaneseに戻しておきましょう。はいコレで終了です。さぁ、先ほどのエロワードをもう一度入れてみましょう。自分は無難に盗撮とか入れてみました、、、結果は55300件のヒット。つか先ほども書きましたが所詮はサムネイル止まりというか、クリックしてもありきたりなwebがヒットするだけであくまでこの状態を楽しめるかどうかってのが残念なところですけどね。まぁいろいろ試してみて下さい。つかそれか!?それが言いたかったけど回りくどく改行せずに書くことで一種のプロテクトになんねぇかなぁと思っただけか!?なんて頭の悪いヤツだ。っていうかこの検索を試してくれる読者がホントにいるのか、もしくはいてもそれは多分本人のプライバシーに触れる部分だからきっとその事を書き込んだりはしないんじゃないのか。っていうか普通試すだろ、これは。っていうかそんな面倒じゃないし。つか「一応念のためにやっておくかな、、、」とかキョロキョロしながら挙動不審なそぶりでやるだろ普通。とひとしきりみんなの心の裏側を露呈したところで今日のブログはおしまい。明日はもちっとまともなことが書けると思うので、見捨てないでね~(^^;)。ではでは!

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年8月28日 (月)

買いたいゲームの話

定期的ってわけでもないし、ネタに困ってというわけでもないけど時々顔を出すこの話。今日の候補は、

・ファンタシースターユニバース
・ルーンファクトリー(DS)
・煉獄2(PSP)
・超操縦メカMG(DS)
・ばら色ルッピーランド(DS)

●PSU

つかねPSUを買うつもりだったわけですよ。実際ここで話をしても結構なニーズがあるでしょうし、PSOの一応は正当後継者ヅラをしてるわけじゃないですか。でもですね、全然ゲームが見えてこないんです。なんつかオフラインメインなの?みたいな。でもFF11がもしオフラインでも、という様相の12なんかは自分的にはかなり戦闘が楽しかったわけですし、むしろオフであること自体は別にマイナスじゃないんですよ。ただ問題は

 ストーリーがウザい!かもしれない

ってことなんですよね。ファンタシースターは太古の昔産み落とされた初代こそその時代背景から異端にして最先端だったわけで、僕みたいなゲームジャンキーにはタマラナイ一本であったことに疑いの余地はないわけですが、回を重ねるごとに微妙さが増幅されたりして、結局一番楽しいPSOはGC版。それもストーリー部分は全く価値なしというレベルの上での「楽しい」ですから、今回のPSUに及び腰になるのも無理はない、というところ。

ただ、WINDOWSももし同時に出るようであれば、こちらを購入するというのもかなり有力。つかアマゾンでも発売日が不明確ってのは一体どういう事?つかやっぱPS2でやった方が、
※PS2でネット環境を構築し直した方が
いいのかなぁとも思ったり。つかスゲェ面倒つかHDDが生きてるかどうか確かめるのがまずウザいけど。

ただもしWINで出来るのであれば、その環境はかなり快適とも言えるんだよな。画面は綺麗だし当然デュアルショックで出来るだろうから。
※ブルーバーストや初代PSOのグラボバンドル版ではUSB接続アダプター経由のデュアルショックがデフォルトで操作出来たのです。

とりあえず買う可能性は90%ってところかなぁ<なんだ高ぇじゃん。

●ルーンファクトリー

その対抗ってわけじゃないですが、ネバーランドの新作にして亜流牧場物語。つか自分ほとんど牧場物語シリーズをプレイしたことがなかったのですが、公式サイトを見ている限りにおいては、どうもこのタイトル、

 カオスシードのスメルがする・・・

ダンジョンで出会うモンスターを仲間にして一緒に冒険に連れて行ったり、牧場の世話をさせたりというマルチタスクなカオリ。どんどんダンジョンを開墾していくらしいゲーム性。正直キャラデザインモンスターデザインは微妙かなぁとも思いつつ、もしかしたら化けるかも、とも。でも今日EDFXの情報を得ちゃったりしたんでWiiと併せてそっちにもお金を貯めてかなきゃならない状況になっちまったんだよな~。

一応買う可能性は60%。期待度は★★★☆。意外と面白い可能性は★★★★ってところ。悩む。

●煉獄弐

ネバーランドのソフトであるということと、前作がある意味数少ない満足してクリアしたタイトルであること、っていうか冷静に考えてみると僕が最近クリアしたタイトルってかなり少ないんだよな(^^;)。FFやドラクエを除くと案外ネバーランドのタイトルが多かったりするのかも・・・。いや適当なこと言ってるけど(^^;)。

公式サイトを見る限りではさほど1とは変わってないみたいなんだけど、発売されてからちょっと経ってるからヤフオクでもこなれてきてるかもしれないし、なんにしても「ダラゲー」なので、好みとのマッチングは最高レベル。つかその前に魔界村やれよって声が聞こえてくるんだけど、、、そこはそれこれはこれってやつでしょうか(^^;。とりあえず購入可能性50%。期待度★★★★。なんだかんだ言ってやったら面白いタイプのゲームなんだよ煉獄は。

●超操縦メカMG

「CMMECHAMG.avi」をダウンロード ※たまたま録画したので貼り付けてみる。

これは正直テンションが下がっていたサンドロットの新作なのですが、今なんの気なしに公式サイトを覗いてみたらこんな一文が、、、

「各ステージに(イージー|ノーマル|ハード|スーパーハード)の難易度が設定されており、同じステージでも難度の高いものをクリアすると、通常よりもレアなアイテムがゲットでき、そのアイテムを使ってMGを改造できたりと、同じステージを何度でも楽しむことが可能です。」

もうダメ。購入決定。つか卑怯。つかズリー。つかセーブファイルが一つしかなかったら長男と2本買わなきゃハドソン?ってくらい。ファミ通の評価はそれほど高くないけど、地球防衛軍好きは買わざるを得ないんだよなぁこういうこと書かれちゃうと。それにサンドロットタイトル自体、僕はEDFしか買ってないんだけど、トムニャットさんのお話を聞く限りでは、

 「ロードさえなきゃ最高」

みたいなところがあるので、DSで出る意味が凄くデカイんだよね。なんつか

 羊の皮をかぶったF1

みたいな感じがする。あくまでそんな感じがするだけだけどする。つかPSUの発売日の3日後くらい?9月2日4800円。つか兄貴の主題歌は正直もっと作り込んでくれよって気もしないでもなかったけど、今のところ買う可能性は95%。期待度★★★★☆ってところかな。PSUよりあるいみこのブログらしいタイトルって感じですけどね(笑。

●ばら色ルッピーランド

つかMGのついでに公式サイトで覗いてみたら、なんつかサイトがスゲェ凝ってるっ。つか微妙に面白そうに見えてくるくらい作りが上手いっ!つか普通にやりたくなってきたっ!っつかMGと同じ発売日なのがツライっ!っっか「っ」が多すぎっ!

とにかくゼルダじゃあない。ゼルダじゃないけど、作り込みの丁寧さはそれを臭わせる。画面はクセがあるけど、そのクセの先にある面白さに気付けないとしたら、それはそれで自分が許せない。でもよくよくサイト見てると「フォントが読みにくい」「文章が多そう」というマイナス面も見えてくるし・・・。RPGというよりアドベンチャーと言った方がゼルダはしっくり来るときもあるけど、チンクルの場合はそれがより色濃く出てる感じもするなぁ・・・。購入可能性新品30%中古60%ってとこ?期待度★★★が妥当かなぁ。でも密かに面白かったらヤダなぁ。

-------------

でもEDFXの映像は結構良かったなぁあれはもう購入可能性99%。って感じになっちゃうもんな~。冬って何月まで冬なんだろうな~。とりあえず3月までは寒いっていうか予想外にMGが売れたりすると逆に開発が遅れたりするんだろうか。でも価格がまだオープンになってないあたり微妙っちゃ微妙だよな~。まぁ買うだろうけど。つか買った直後に「Wiiでも出ます」は勘弁して欲しいよな~。D3はプレステ陣営のが仲がいいけど、MGを出すことで任天堂とのパイプも繋がったとも言えるし、、、。

みんなは何か購入予定のソフトある?

| | コメント (8) | トラックバック (0)

地球防衛軍X!

タイトルには「!」は付いていませんが、結構な衝撃映像だったので思わず付けたくなった次第にございます。まずなにはなくとも↓
http://www.d3p.co.jp/
に行って頂くと、公式サイト近日公開の文字と共に「GYAO独占スクープ映像」の文字が(ごめんうろ覚えなんでちょっと違うかも(^^;)!
早速ギャオを覗いてみると、、、

 なんだかよくわかんねぇ小娘がギャァギャァウルセー!

映像と共に、XBOX360の最新映像が!今度の相手はいままでとは違うとは言いつつも相変わらずアリがいる画面もあったりしつつ二足歩行型ロボットやらソラスより当社比360倍!(失笑)くらいイカス怪獣やらメタリックな飛行物体やらがかなりオープンに!つか

 ホントに冬に出るのかよっ

って感じですけど、まぁ

 出たら、買うよ

ってとこでしょうか(^^;。つか自分は現時点ではサーガを買う予定がないので、まだ360はどっちでもいいって感じなんですよね~(^^;。つか別にEDF以外に欲しいゲームもないし。つかこんな小娘にやらせたって何にも得るもんがないというか、むしろゲームの印象を悪くするだけだってことに誰もつっこまないのかね?伊集院持ってこいとは言わないけど、これじゃあプロデューサーがアイドルに会いたいだけで映像提供してるっていうか

 D3の人間は全然偉くない

ってことを考えるとまさしくクソッたれな企画の上に素晴らしいスクープが乗ってるって感じなんですよねぇ~。ま、一旦は現役を退いたクリス隊員としても、再度入隊する時期が迫っているというところでしょうかね、トムニャット隊長と竜駆隊員はどう?(^^;。期待度★★★★☆。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年8月27日 (日)

夏の家族旅行~その2「海洋堂フィギュアミュージアム」~

第一の目的地は時雨殿であったが、宿泊地は滋賀県長浜。かみさんが言うには近辺に僕の好きそうな博物館があるという。まぁぶっちゃけ先日見た海洋堂の博物館があるという。少々の右往左往の末たどり着くと、そこはかなり大規模な食玩おみやげ売り場。っていうか海洋堂ってどこが本部なの?って気もしないでもないが、さすがの充実度。リボルテックなんざ腐るほど置いてあったし、ガシャやら箱モノやらも大量。
※ガシャでユニークなのは「2個イチ交換OK」の立て札。なるほどさすがヘビーユースという感じだ。

Kaiyodomap ちなみにここは商店街の中でもかなりの人通りのある建物で、同じ建物にオルゴール屋や万華鏡といった「ひとひねり」されたモノも売られていた。そこでなかなか楽しいウィンドウショッピングをしていると、どこからともなく耳覚えのあるメロディが聞こえてくるではないか。

 「うーんとこれは、、、えーと、、、ラピュタか!」

ラピュタのテーマがオルゴールの音色で奏でられる先に目をやると「ジブリのショップ(仮名)」が。っていうかここがあんまりにも充実していてファンとしてはマジタマラナイ感じ。思わずいっぱい写真に収めて来たので、順に紹介しちゃう。つかこういうのが嫌いな人には今日はツライかも。

Kaiyodonekobas ●猫バス蚊取り線香入れ
スゲェカワイイ!陶器で出来てて3990円だったかな。つか蚊取り線香入れてホントに使っちゃったら色がくすんで悲しくなることウケアイだろうと思ったけど、口とか窓とかから煙が出てくる雰囲気を想像すると妙にマッチしてる気もしないでもない。なんつかコレ一つでいきなりトトロな雰囲気が出そうな逸品だと思った。ちなみに姉妹品でトトロの形したやつもあったけど、そっちはハートに来なかったので写真は撮ってない。つか全部一枚撮りだったのでピンボケしてるのも(これもだけど)結構あって悲しい。まぁ大目に見て下され。

Kaiyodototoro10 ●トトロ植木鉢
これも猛烈カワイイ!つか自分は36歳男子なんだけど結構カワイイものが好きだったりする。っていうか「カワイイという感性を失いたくない、世間一般がカワイイと感じるものを普通にカワイイと感じ続けていたい」と常に思ったりもしている。コレなんかは「めい」がとってもファンシーな感じでGJ!だと思うがどうか!?

Kaiyodototoro11 ●トトロ流水置物
水を入れセンサーに反応するとオブジェの中を循環しつつメロディが鳴る。トトロ版じゃないやつは僕の仕入れ先でもよく見かけるがさすがにトトロというだけでかなりのバリューアップな感じ。ディティールも凝っていてハイソサエティなご家庭の玄関脇にある靴箱の上なんぞに置いてあるといい感じに来客が笑顔になるアイテムと見た!

Kaiyodototoro9 ●まっくろくろすけバッジ
ただの毛玉に目玉を付けただけのものなのに、長男が激反応。でもスルーしてしまいました。なんつかこれで399円は高いだろう!って気もするんだけど、この店の雰囲気に飲まれたが最後ついつい2、3点手に持ってる人がいっぱいいました。まぁこれを手に取ったかどうかは別として。

Kaiyodototoro6 ●トトロオルゴール
回転するオブジェ型オルゴール。メロディは「となりのトトロ」。めいの顔が良くできてるし、裏側も見えるオルゴールだけにしっかり作り込まれてるところも好感。でもコレに限らずこういうオブジェは楽しんで作ってるんだろうって凄く思いますね。だって出来がいいもの。

Kaiyodototoro ●トトロ一輪挿し
トイレの窓際とかに置いてあると雰囲気バッチリな感じの一輪挿し。汚れも目立ちにくい落ち着いた色目で、木の実やまっくろくろすけもキュート。っていうかこういうのはごちゃごちゃありすぎるとダメだけど、数点家を飾るアイテムとしては別に経年劣化するわけでもないし、案外安い買い物になるのかなぁとも思った。つかトトロなんて作られたの20年近く前だしね。

Kaiyodorobot ●ロボット兵テープカッター
ラピュタのロボット兵をモチーフにしたテープカッター。スゲェイカスッ!コケとか超雰囲気!ぶっちゃけマジで欲しかったけど2900円くらいしたような気がする。つか落としたら絶対壊れるし、テープカッターはよく落としちゃうモノなので、怖くて使えない。つかピンボケスマン。かなりハートに来たアイテム。

Kaiyodonausika ●王蟲プランター
正しくはプランターじゃないかもしれないが、中でカイワレみたいな植物を育てるというもの。半透明なボディの中にうごめく緑の植物、顔を出して成長していく様はなんつか「腐海が浸食しているんだわ・・・」と思わず口をついて出そうな感じ。僕的には中途半端に色を塗って電飾したりしたくなるね。

----------

他にもストラップやらノート、ぬいぐるみ、リース、なんだかいっぱい置いてありました。僕は「ジブリ美術館」に行ったことがないので正直そっちのが充実してるってことはあるかも知れないけど、まぁ東京より滋賀のが近いって人も多いでしょうから、選択肢としては有りかなぁと思います。つか「トトロが嫌い」って人は正直僕は一度も会ったことがないので、100人中97人くらいは楽しめるショップになってると思いましたヨ。

Kaiyodocoin で、本題の海洋堂ミュージアムですが、大人300円子供200円くらいで、子供には買うと300円とかしそうなティラノサウルスの未塗装箱入りフィギュアをくれます。で大人子供問わずコインを1枚くれて、中にあるガシャガシャが出来たりもする。と言ってもそのガシャで出てくるのは←この写真の3種、それも未塗装状態だったりするので、さほど魅力はないのかもしれませんが。
※ちなみに我が家では4枚回して無事コンプ。っていうかドラゴン4個かペンギン4匹の方がむしろ良かったような気もしないでもないけど。

面積的にはそれほど規模の大きな建物ではありませんし、メインはチョコエッグを代表とする食玩なので、正直普通にディスプレイされているものに関しては自分が集めていないこともあってさほどでもありませんでした。が、中には結構ヒネリが加わってるものもあって、それは結構にやり。いくつかご紹介したいと思います。

KaiyodobelKaiyodobelmini_1   ●入り口にあるベルダンディとそのちっちゃいヤツ
3人の女神が階段脇に神々しく立ってます。左はスケールにして1/1.3くらい?ほとんど人間と同じくらいの大きさで、右のは高さ15cm~20cmくらいのフィギュアです。つか左の写真は光の加減もあるけどまるでアニメみたいですな。

Kaiyodochoko ●チョコエッグより
ベランダから臨む懐かしい風景のジオラマ。レジンの池にいる鯉がとってもいい感じ。どこまでが食玩なのかわからないけど、座布団や蚊取り線香もいい味出してます。作り手がいるからこそ出来る「ならでは」なジオラマと言えるでしょうな。

Kaiyododiorama ●チョコエッグより?その2
女の子以外微妙なは虫類と両生類で構成されたリゾートジオラマ。個々のパーツはさほどディティールが凝ってるわけじゃないんだけど、見せ方が上手いから結果としてかなりまとまりが出てる感じ。良く見ると女の子の水着がつよきすの素奈緒の水着と似てる・・・。

Kaiyodoeva ●エヴァ
入り口に普通にディスプレイされていたエヴァ。かなりかっこよかったんだけど、微妙に高いところにあってじっくり見るというわけにはいかなかった・・・。個人的にはやっぱりエヴァは覚醒してるときがイカスと思うのだが、どう?

Kaiyodolupin ●ルパン
これも入り口に普通にあった。たぶんリペイントされたものだと思うけど、正直このクラスの塗りがされたルパンにお目に掛かったことはこれまでになく、一緒に並んでいた不二子と五右衛門には目もくれずずっと見てた。似てるというより上手いという感じかもしれないけど、こんだけ塗れたら楽しいだろうなぁって思う。

Kaiyodonisin ●ニシン
いったいいくつ使ってるんだ!?という鰊の群れ。ちなみに写真は1周だけどホントはこの柱を2、3周してる。メーカーならではな力業。ペンギンとか犬とかはよく見るけど、ここまでの大量となるとなかなかない。ちなみに旅行中に言った水族館で同じような光景も目の当たりにしたりして、思わず「似てるじゃん!」って口ついて出た。

Kaiyodotirano ●ティラノ
こういうのはもう感性に寄るところが大きいからなんとも言えないかも知れないけど、全長50cmくらいのフィギュアとしてかなりハートに来たんだから仕方がない。チョコラザウルスくらいの大きさでは語れないディティール、かと言って自然史博物館の大型標本模型とは違う細やかさ。こういうのをセンスというんだろうな。

Kaiyodosinchan ●クレヨンしんちゃん
300円ガシャのヴィネットなんだけど、自分的には一二を争うほどハートに来た。とにかくその作品の魅力を十二分に伝えきったアイテム構成とレイアウト、造詣技術。そのどれを取っても素晴らしく、思わず入り口で回してしまいました。
※一番欲しかったのが「温泉わくわく大決戦」でそれが出たのでよしとしましたが、今見ると「モーレツオトナ帝国」や「嵐を呼ぶジャングル」もかなり最高ですね。見えないところにはミサエとか猿とかも作られていたりします。ホントスゴイですよ、コレは。劇場版クレしんファンにはホントたまらない逸品だと思います。

Kaiyododoragon3 ●ヤマカツのドラゴン
社長の趣味なのかドラゴンを集めたエリアがあって、そこに陳列してあったモノの一つ。カッコイイかどうかは好みにも寄りますが、最近は版権ものばっかりでこういうオリジナリティあふれる造詣はあまり見かけないなぁと思ったので撮ってみました。現物は結構大きくて30cmくらいあります。

Kaiyododoragon2 ●世界のドラゴン
と称して社長が集めたらしいものの一つ。写真がピンボケだったのでかなりきつくシャープマスクしてしまいましたが、上手く造詣が伝わるかしら。正しくは何という生き物なのかわかりませんが、女神転生で「ランダ」とかってこんなじゃなかったかなぁとか思ったり。顔の作りにはかなりウットリです。

Kaiyododoragon ●ヤマタノオロチ
もしかしたらホビー誌でも見たことがあったかも知れないけど非常に目立たないところにこっそりと置いてあったにもかかわらず、スゲェ迫力で僕的に一番キた作品。どの首も手が抜かれてなくて、気合いの仕事が細部にまで魂を宿してます。つかスゲェ。こういうのが生で見られるだけでも、完成品系の博物館、ショウウィンドウの価値があるなぁと思いますね。

-----------

なにが言いたいかってとにかく「写真が自由に撮れるというのはいい!」と言うこと。そもそも商品ベースだからこうして写真を撮り、ネットで告知する=宣伝にもなるのはわかっているんだけど、それが前回の豊橋美術館では出来なかっただけに凄く嬉しかったですね。
※まぁ後から編集する面倒くささはあるけど(^^;)。

豊橋の方であったようなライダーやウルトラ、ゴジラ、ガメラ、ファイブスターなんかはほとんどなくて、ほとんどが食玩とガシャだったのが残念ではありますが、半径100kmくらいのところに住んでる人でホビー誌を買ったことがあるような人なら行く価値はあると思います。僕的にはかなり満足しまして、評価は★★★★☆(9/10)というところですね(笑。

Kaiyodomoonあ、一応女の子もいました、ってことで←これを貼り付けておきます。 え?ホントはもっとローアングルから撮るべきだろう!って?さすがに家族と一緒に来てそれは出来ませんでした(^^;)。

| | コメント (0) | トラックバック (2)

2006年8月26日 (土)

夏の家族旅行~その1「時雨殿」~

昨日今日と家族で滋賀、京都に行ってきました。第一目的は京都嵐山にある「時雨殿」。任天堂の山内相談役が私財を助勢して出来たウワサの新スポット。任天堂DSを使ったちょっとしたアトラクションがあるというだけで凄くそそられましたが、、、ぶっちゃけ期待しすぎるとボリュームの少なさに肩すかしを食うかも。面白くないとは言いませんが、大人800円子供500円は妥当という感じかも。

・DSナビを使った京都の空中散歩
Sigurechizu  →DSで地名を検索し指定すると足下のマップ上に「鳥」が現れ、その場所まで誘導してくれる。DSで拡大を指定するとその表示が大きくなる。場所によってはDSから音声が聞こえたり(例えば任天堂だとマリオが表示&テーマが流れる)、空撮の地図は緩やかにスクロールしていたり、車や電車がCG合成で貼り付けてあったり、飛行機、飛行船、ヘリ、UFOが紛れていたりとなかなかに凝った作り。

・DSナビを使ったカルタ取り
 →上記の画面を使ってDS上に表示された歌を足下の中から探し、その真上でDSの「取る」をタッチすることで点数を競い合う。参加者の中でランク付けがされ、終了時に「○○人中○位」と表示されるのでかなり熱くなれる。漢字が読めない子供でも絵札に表示された服を頼りに探せるので、十分楽しめる。

ちなみにこのDSナビは「20分貸し出し」。大体上の2種類を各3回ずつくらい楽しめる時間です。

Sigureds あとその部屋の側面には歌が書かれていて、足下の黒いカーペットの上でDSを操作することでDSからその歌を詠み上げている声が聞こえたりするフィーチャーもありましたが、まぁさほどでもないかもしれませんね。

Siguretaisen DSナビエリアの次には広さにして20坪程度かと思いますが、コンピュータと6首の札を取り合う簡易百人一首。全5戦で完勝すれば「最近100人中」1位になるし初戦で負けたら100位になる。終了時には「疾風のごときかるた取り中級者」とか「雅なるかるた取り中級者」など同ランクでもいくつかの呼称が表示され、なかなか楽しい。最初の二人は下の句が読まれ始めてもすぐ取れば勝てるレベルですが、最後の一人は上の句の序盤でスパーーンと取ってくるので侮れません。正直勝てて良かった(^^)。
Sigureichii ※この写真を撮るのに何回やったかはナイショ(^^;;;;)。

同じ部屋にはちょっとしたクイズを出してくる円形モニターが5つほど。どれも同じ問題だけど、画面がタッチスクリーンになっていて、触ると水紋が広がるような表示がされる。数こなせば確実にクリア出来るような問題だけど、娘は結構楽しんでた。

Sigure2kai 2階はいろんな百人一首や昔の歌合わせの様子を再現した人形なんかが置かれてるけど、正直さほどでもない。まぁ150畳くらいの畳敷きの部屋からはとってもいいニオイがしてきますし、写真撮影禁止の着物を着た女性スタッフも雰囲気があって、外の暑くて死にそうな京都からは隔絶された世界なのは間違いない感じ。駐車場がないので近所で停めて歩くことになるけど、百人一首が好きなら十分楽しめるだろうし、それほどでもなくても結構雰囲気のあるところなので、何かのついでに寄るのもいいと思う。ただ混んでるとそれぞれの機械を十分に楽しめないかもしれないから、出来たら土日やお盆、ゴールデンウィークなんかは避けた方がいいかもね。ボリューム不足の為★★★かな。

※次回は「海洋堂フィギュアミュージアム」の巻です(^^)。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2006年8月25日 (金)

つよきす~書き下ろし?特集~

まだつよきすのことを書くのか!と言われそうですが、ネタがあって愛が尽きぬうちは書きますよ(^^)。っていうか今回は実は予約でアップしてるというか、リアルタイムで書き込んでおりません。ただいま家族旅行の真っ最中にして予定では京都か滋賀に宿泊中。なので内容も薄いんですけど、サラッと見て貰えたら幸いです。

つよきすは白猫参謀さんという方が絵を描いてらっしゃるのですが、各所で書き下ろしをしてらっしゃったりもします。以前こちらのブログに貼り付けた小説の折り込みポスターや表紙もその一部ですが、多くはテレカになっていたりします。とりあえず無差別でネット上からかき集めたそんな書き下ろしテレカを今日は紹介します。
※実際はかなり解像度にムラがある、というか小さいものも多く、見て楽しめるレベルを下回っているかもしれませんが、何とぞご了承下さいませ。
※出典もよくわかりませんので、とりあえずサクッと見て貰うだけの企画ってことで(^^;)。
※っていうか書き下ろしじゃないものもぶっちゃけ入ってるっていうかテレカじゃないやつも多いかも。とにかく適当に集めたものなので、あまり目くじら立てないで下さいやし(^^;。

Tuyotere01

Tuyotere02_1
Tuyotere03 Tuyotere04

Tuyotere05 Tuyotere07 Tuyotere06

Tuyotere08 Tuyotere09 

Tuyotere10

Tuyotere11 Tuyotere13 Tuyotere14

Tuyotere15

Tuyotere16 Tuyotere17

Tuyotere18 Tuyotere19

Tuyotere20

Tuyotere21 Tuyotere22

Tuyotere23

------------

つか上手く並べる方法がわかんないのでデコボコだ!そんなわけでとりあえずまた明日!※ていうか今晩かな(^^;

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年8月24日 (木)

大好きなサントラ

以前もこの話題には触れたことがあるんだけど、今回は先日のスーパーマンに味をしめてまたも自己満足企画。つか僕と同じような人生(ってどんなじゃ!)を歩まれた方ならどれかは絶対フックするはず。っていうか個人的には半分くらい「良さげかも・・・」って思って欲しいなぁ。

音質は落としてありますし、中には劇中からの録音もありますが、心に残るメロディの数々。それもほとんどが「最初に聞いたときに触れた」ものを集めてありますので、その作品自体を知らなくても、一つの音楽として楽しめるんじゃないかとも思います。露骨にタイトルを貼るとマズいかなぁとも思いますし、常連さんが楽しんでくれればそれで十分ですので、今回の内容に検索ワードで飛んでくるのは難しいように意図して書いてます。
さて、一体なにが貼ってあるのかな(笑。ファイル名だけでわかるのもありますよね?コメントと共に聴いて頂ければ幸いです。今回はぜひ大きなボリュームで楽しんで欲しいですね。

「ev1.mp3」をダウンロード
まぁ最初は非常にメジャーなところから。このシーンはホント衝撃的でそのBGMの役割もなかなかに高かったように思いますね。この作品からは他にも絶対名曲があったと思うのですが、どうしても思い出せません。

「cj1.mp3」をダウンロード
今度は逆にかなりマイナーというか、僕らの世代でも思い出せる人は少ないかも知れませんね。劇場用アニメのサントラからの抜粋です。別にその作品を知らなくてもこの曲の持つ勇壮なイメージは伝わるのではないでしょうか。

「t1.mp3」をダウンロード
この作品はとにかく名曲が多い!っていうか見てない人は絶対見た方がいいというかみんな見てるよね?

「g1.mp3」をダウンロード
音色で演奏がワルシャワフィルだとわかるようなそんな作品がいっぱいの作品です。絵、音、話、セリフなど全てが高次元でまとまった作品は一個上の「t」に勝るとも劣りません。

「um.mp3」をダウンロード
邦画音楽、それも劇中からの録音で音色も悪いですが、noriくん以外にも出典が分かる人がいるんでしょうか。小学生時代の夏休みには毎年のようにこのメロディを聴いていた気がします。深作作品。

「sf.mp3」をダウンロード
これは洋画ですがかなりマイナーかな。でも僕的にはこのメロディがかなり頭にこびりつきました。決して下の3曲に負けてないと思いますが、どうでしょうか。っていうかこの出典は書いても問題なさそうですね、CGを多用した初期の映画「スターファイター」のメインテーマです。

「sw.mp3」をダウンロード
っていうか曲を聴く前にファイル名でどの曲かわかった方も多いでしょう。ちなみにこれは4でも1でもなくて5辺りのものじゃないかと思うのですが、自信なし。子供の時は有線放送からラジカセで録音して聴いてました。

「btf.mp3」をダウンロード
これも名曲なのですが、どちらかというとシーンありきというか音楽単体で盛り上がれるというわけでもないかも知れませんね。劇中では凄く良く曲が活かされてますよね。

「sm.mp3」をダウンロード
そしてコレ。トレンドですから当然チェキってますよ(^^。個人的には「sw」よりこちらの方が好きでしたね。ジョン・ウィリアムスのアルバムも買いましたが、レコードなのでPCに取り込めなくて残念。当時は結構友達から「貸してくれ~」って言われました(^^。

「ne.mp3」をダウンロード
アニメに戻って、某作品のクライマックスを飾った曲ですね。今でも鮮明にシーンが思い浮かびます。全話通して素晴らしいと言えないのが残念なところですが、最終話は歴史に名を残す作画と演出、そして音楽だと思います。

「te.mp3」をダウンロード
こちらも某作品のエンディング。っていうか今聴いても思いっきり鳥肌です。音楽の力でこれほど感動させられた作品は後にも先にもないかもしれません。僕と同じ時を過ごした方なら、少なからず押し寄せるものがあるのではないでしょうか。

------------

今回のはホント自分が大好きなメロディを集めてみました。大きなボリュームで目をつぶって聴けば、きっとそのシーン、作品が目に浮かぶはず。全部の作品がわからなくても曲の持つ力が否定されるわけじゃないので、ぜひみなさんに聴いて欲しいですね(^^)。※でも「um」はやっぱ音が汚いなぁ。誰かソース持ってませんか?(^^;

| | コメント (5) | トラックバック (2)

2006年8月23日 (水)

DSvsPSP~ある意味最新版~

以前も似たような話を書いたかも知れないが、とりあえずそれはそれこれはこれ。今日は最近かなりヘビーに稼働しているPSPにちなんだお話。

PSPとDSはどちらも携帯機だが、その方向性は大きく異なる。過去何度もされてきた話だが、今まさに感じるのはその「遊びやすさ」の差だ。

DSはタッチペンという特異なデバイスが導入されていることによって、本来「手の届かなかった」操作感を実現している。が、その一方で十字キーの操作性は決して良いとは言えず、スタートやセレクト、通常のABボタンも(LITEで改良されているとはいえ)正直微妙だ。モニターも2画面あるがその一つは小さく、ダイナミックな映像を旨とするタイトルでは面白さも目減りすることとなる。

しかしそんなDSではあるが、脳トレを代表とする「画面上の情報量が少なくても済む」タイプのゲームや、ドラキュラのように2画面であることがゲーム性を大きく向上させるものなどでそのアイデンティティを感じることも出来た。DSで重要なのはそのゲームとハードとの相性であり、いくら台数が伸しているからと言ってなんでもかんでも売れる、楽しめると思ったら大間違いなのだ。
※当たり前と思うかも知れないけどGCのコントローラで遊びたいタイトルとか普通にあるし。

かたやPSPはとにかくデリケートな印象が強い。ことに僕が触っているのが1.5であり、内部のフォルダ構造等までユーザーが触れることが出来ることが結果より精密機械色を濃厚にする。画面も大きく発色、音声再生も優れているため、ゲームというよりむしろ動画や音楽の再生ツールとしての側面の方が際だっている感もある。

が、いざゲームをいくつかやってみると、DSと違ってかなりプレイアビリティが高いと思えるものもある。要するに画面の綺麗さ、精細さが、大きさに助けられて十分なクオリティの情報としてプレイヤーに認知出来るのだ。

それが最も顕著に表れたと感じたのが「数独(ナンプレ)」だ。このタイトルはDSやPSPのみならず実はGBAにもリリースされているし、「携帯ゲーム機」という表現をするのなら液晶ゲームですら存在する。どれも同じゲームのようにも見えるが、実際やってみると最もプレイアビリティが高いのがPSP版なのである。

数独をプレイしたことある人ならわかると思うが、あのゲームは一マスの中に数字を仮置きしていく。1が入るかもしれないし、2かもしれない。そうして選択肢を狭めていって正解を導き出すゲームだ。
※上級者はまた違ったロジックで正解を導き出すみたいですけど。
そこで一マスの中には最大で9文字の数字を書き込む可能性が出てくるわけだが、これが解像度と画面の関係上、PSP版が最も優れた結果をもたらしてくれるというわけなのだ。

魔界村に関してもそうだ。画面が美麗であることが直接モチべーションに繋がる。DSドラキュラもその点では過去の作品と一線を画す出来ではあったが、所詮PS→N64の進化で、SFC→PS2の進化とも言える極魔界村の印象の変化には及ばない。余談だが、SFC版の超魔界村登場の際も、MD(64色)→SFC(32000色)という大きな落差があり、魔界村というゲームのビジュアル依存度の高さを感じたものだった。もっと言えばアーケードの大魔界村もそれまでの他社、自社の基板性能を大きく(解像度にして1.5倍くらいだったと思う)凌駕したビジュアルで登場していたし、初代魔界村も今でこそチープな印象が先に立つが当時はドラゴンにしても大魔王にしてもかなり大きなキャラクターで「見た目のインパクト」から大きなタイトルだったことを思い出した。魔界村はジャンルこそ斜陽に入ったアクションだが、見た目は常にその中のトップランナーだったのだ。

全てのゲームがビジュアル→面白さ直結というわけではない。正直な話数少ない僕の所持するPSPゲームであるところのリッジレーサーなんかはさしてPSPでやれることのインパクトは大きくなかったし、
※内容が悪いワケじゃないよ、念のため。
煉獄も面白いは面白いが、決して「ビジュアルありき」ではない。要はその方向性なんだと思う。ロコロコにしてもそうだが、手のひらの中で「愛でる」キャラクターの肌触りだからこそ、高解像度の柔らかさに意味がある。カズオや魔界村もそれぞれにPSPである意味がある。
※逆に鉄拳とかナルトとかの対戦格闘系はピンとこない自分・・・。あと解像度の関係からPSP用に移植した際ゲーム画面が非常に小さくなる、もしくは拡大してボヤけるタイプのゲームはモチベーションが大きく下がると思う。オリジナルに忠実である一方で見た目の失速感がゲームの楽しさを削ることもあるのだ。

----------

発売当初DSとPSPは棲み分けが出来る、と称された。確かにそのユーザーも使い方もリリースタイトルも、その傾向は異なる。が、実際はその中でもなお楽しめるゲームのあり方が違うということに今さらながら気づいた次第なのだ。対戦格闘はPSPではツライと書いたが、子供がDSでやっているジャンプスーパースターズはとても楽しそうだし、どうぶつの森の「手触り感」はもしかしたらどちらのハードでも「正解」が存在するのかも知れない。「作り手がわかってるかどうか」がソフトのクオリティに大きく影響を及ぼす。これは据え置き機以上にウェイトが高いことなんだと思ったな。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年8月22日 (火)

つよきす~目次?~

Tuyomokuzi 全世界3万8千人くらい(想像な上に適当)のつよきすファンのみなさま、こんにちは!今日も地味な「つよきす」話をしにやってまいりましたクリスですまいど。

前書いたかも知れませんがウチのブログ、アクセス解析というのがございましてどんな検索ワードでたどり着いているのかが調べることが出来るようになりました。で、毎日のようにそれをチェックしているわけですが、ぶっちゃけ「つよきす」結構多い。まぁ自分でもなるべく「ここでしか」見ることの出来ないモノ、でなおかつメーカーさんにマイナスにならないような出し方を提案していければいいなぁと思い愛すべき「つよきす」を支持してまいったわけですが、ぶっちゃけ今の「つよきすファン」って何を心のよりどころにしてるんでしょうか。

アニメは正直1話を見て失望して以来ろくに見ていませんが、mixiでちょっとだけみなさんの話を拝見する上では「かなりつよきすになってきた」様子。オリジナルとは方向性の違いこそあれ絵的なクオリティは低くなく、もともとゲームをプレイしていない層に対しては一定の満足を得られるだけの内容ではあるっぽいですね。
※熱烈なゲームファンにはどうしてもツライとこがありますが。

本家きゃんでぃそふとからは11月予定でファンディスクらしきものが発売予定となっており、ノベルやCDなどのサイドアイテムも地味にリリースされてはいますが、正直「足りない」。ぶっちゃけ僕なんかはPS2→キャプチャ→PSPに動画を納めて、通勤中から就寝前まで素奈緒ちゃんの声と共に生きているわけですが、普通のファンは「つよきす分」が不足してるんじゃなかろうか。毎日ここにつよきすでググってくる一見さんは果たしてウチのつよきすコンテンツを一通りチェックしていってくれているのか、と。

で、今日は過去のブログの中からつよきす絡みの話をリストアップしてみますので、もしよかったら覗いて見てやって下さいませ。一応ちょっぴり解説付き。

5/26
NEWスーパーマリオ&・・・
http://cris-deepsquare.cocolog-nifty.com/top/2006/05/post_18a2.html
つかなぜかニューマリの話の中でのコメントがたぶん最初に僕がつよきすについて書いたところだと思う。「エロゲーで異例の満点」というファーストインプレの個人評価は今でも変わってない。内容的には大したこと書いてない。

5/29
デジタルコミックとアドベンチャーと「つよきす」
http://cris-deepsquare.cocolog-nifty.com/top/2006/05/post_ac09.html
まさにタイトル通りの話。別にSSがあるわけでもムービーが貼り付けてあるわけでもないけど、我ながら熱く語ってる。つか文章メインのつよきすブログはあんまし読者ウケが良くないんだろうなぁと思ったりもするけどさ。

6/4
つよきす(PC版)
http://cris-deepsquare.cocolog-nifty.com/top/2006/06/post_beff.html
本気レビュー。一応SSとボイス有り。かなり長文だけどつよきすに興味がある人に読んで貰えたら嬉しい。

6/13
つよきす~その後~
http://cris-deepsquare.cocolog-nifty.com/top/2006/06/post_9a18.html
他のゲームについてつよきすの男性声優の質の高さについて独りで熱くなってます。軽く読み返してみると、「オレもそう思うよ!」と過去の自分に同意する今の自分。それってどうなの?

6/26
つよきす~その後のその後~
http://cris-deepsquare.cocolog-nifty.com/top/2006/06/post_b3e8.html
PS2版購入直前にPC版より抜粋したお気に入りボイスを貼り付けてある。でも今あらためて聞くとどれも「聞き飽きるほど」聞いてるものばかりなので、新鮮みはゼロ。つかエロボイスがあるわけじゃないからPS2にもたぶん全部収録されてます。

7/9
つよきすPS2版~その1~
http://cris-deepsquare.cocolog-nifty.com/top/2006/07/post_7be6.html
PS2版のオープニングが貼ってあります。SSも2枚。序盤部分のレビューみたいなもんですね。

7/13
つよきすPS2版~その2~
http://cris-deepsquare.cocolog-nifty.com/top/2006/07/post_0cc0.html
PS2版のなごみんルートを中心にレビュー。SSもムービーも有り。あとおまけでアニメ版エンディングムービーも貼ってあります。つかエンディングエロいけど、それがいいってわけじゃないのがつよきすなんだよな。

7/15
つよきすPS2版~その3~
http://cris-deepsquare.cocolog-nifty.com/top/2006/07/post_b418.html
エリールートのSSとムービー有り。かなりハードな展開だったけど個人的には弱いエリーの一面がPC版PS2版通しで唯一見られる名場面だったと思います。このエリーはかわいい!(一つ目のムービーね)

7/18
つよきすPS2版~その4~
http://cris-deepsquare.cocolog-nifty.com/top/2006/07/post_81b5.html
カニルート。カニはPS2オリジナルカットが少なくてメインはスバルの話になっちゃってる。ムービーもスバルエンドを貼ってあります。PCオンリーのスバルファンにはぜひ見て欲しいですね。

8/2
つよきす小説~番外編3~
http://cris-deepsquare.cocolog-nifty.com/top/2006/08/post_37b6.html
ソフトガレージの番外編小説の第三弾の軽いレビュー。表紙は貼ってあるけどムービーやボイスはなし。興味がある人なら・・・。

8/4
つよきすPS2版~乙女さん編~
http://cris-deepsquare.cocolog-nifty.com/top/2006/08/__6345.html
SS2枚とムービー2つ貼ってある乙女ルートレビュー。個人的に他のキャラと比べて見せ場は少ない感じ。やっぱ乙女さんは名脇役という感じがするな。

8/6
つよきすPS2版~近衛素奈緒ルート~
http://cris-deepsquare.cocolog-nifty.com/top/2006/08/post_f07d.html
最後の一人、PS2版素奈緒ルートのさわり紹介。正直全部で10本くらいムービーに録ったので貼りたくてウズウズしているんだけど、アニメがやってるウチはやっぱマズいかなぁと自主規制。SSも動画もありません。スミマセン。

8/8
軽く日記~
http://cris-deepsquare.cocolog-nifty.com/top/2006/08/post_c5a6.html
PS2版ついに終了。素奈緒のSSが1枚だけ貼ってあります。レビューも軽めであくまで「PS2版をみんなにもやって欲しい」という気持ち表明という感じです。日記の一部分に書いているのでつよきすと関係ない話の方が多いですけど・・・。

8/10
つよきす番外編ノベル~なごみのクリスマス~
http://cris-deepsquare.cocolog-nifty.com/top/2006/08/post_01b3.html
ソフトガレージの番外編小説第一弾のレビューと折り込みポスターのカットが貼り付けてあります。なぜ第一弾がこんなところに顔を出しているかというと、アマゾンからの発送が遅かったから。まぁノベルに興味があれば・・・。

8/11
つよきすノベル~角川「すなおにハイテンション!」
http://cris-deepsquare.cocolog-nifty.com/top/2006/08/post_e586.html
角川ノベルの軽いレビュー。実際はほとんど読んでないので、あくまで僕の印象だけ。この表紙とアンソロジー「竜鳴ツンデレ白書」の表紙が貼り付けてあります。一応両方とも白猫さんの書き下ろしで、たぶんこの大きさで貼ってあるところはないはず・・・。

8/15
つよきすノベル「すなおにハイテンション!」その2
http://cris-deepsquare.cocolog-nifty.com/top/2006/08/post_1e7d.html
全部読んで評価が大きく変わった角川ノベル版。PCオンリープレイヤーにはオススメしませんが、PS2で素奈緒が好きな人にはオススメかも。っていうかPS2版をプレイして素奈緒が嫌いって人はまずいないと思うけど。

8/22
つよきす~目次?~

http://cris-deepsquare.cocolog-nifty.com/top/2006/08/post_7202.html

このブログです。一応次につよきす関係の話が出るのはファミ通ノベルの時かな。で、その次がファンディスクかCDか。でも下のおまけを作るのに久々にカニや祈先生の声を聞いたらやっぱりいいんだよね(^^)。なんつか思いっきり聞き倒したくなるというか。みんなも聞こう!ちなみにSSはちょっぴり加工してあります。

------------------

 これだけだとちょっとパワー不足かなぁとも思いまして、おまけを少々・・・。つかこれはネットで探せば出てくるんでしょうかね。つか結構面倒でした(^^;)。PC版ボーナスボイス特集!※フカヒレプレイヤーと超驚録にて収録です。

●あけましておめでとうメドレー

「tuyovoice_akeome.mp3」をダウンロード

●バレンタインメドレー

「tuyovoice_choko.mp3」をダウンロード

●マイクテストメドレー

「tuyovoice_mike.mp3」をダウンロード

●HappyBirthDayメドレー

「tuyovoice_happybirthday.mp3」をダウンロード

●発売カウントダウン

「tuyovoice_countdown.mp3」をダウンロード

※以下は残りのボーナスボイスからちょっとだけお気に入りを抜粋。他の人のも同内容のものがあったりもするんだけど、全部入れるとクドくなるかと思って。

●起動

「tuyovoice_kidou.mp3」をダウンロード

●終了

「tuyovoice_shuryo.mp3」をダウンロード

●メール

「tuyovoice_mail.mp3」をダウンロード

●整頓

「tuyovoice_kataduke.mp3」をダウンロード

●???

「tuyovoice_kani.mp3」をダウンロード

で、挨拶は↓こんな感じで(^-^)/。

「tuyovoice_bye.mp3」をダウンロード

| | コメント (2) | トラックバック (1)

2006年8月21日 (月)

スーパーマン

Superman 誰のためでもない自分の為に貼り付ける。僕はクリストファーリーブのスーパーマンが大好きでDVDも持ってるくらいなのだ。今日の映画もキャプチャしようとしていたのに、PCが途中でハング。泣ける。全部は撮れなかったが最も好きな部分は辛うじて生き残った。そこが↓これ。

「supermanmov.avi」をダウンロード

※40メガ近くあるんで注意ッス。

もう30年も前の映画なのに、SFXがとっても上手くてスターウォーズとは違うリアルな方向性を見せてくれた。でもやっぱりやってる男がカッコイイのが最大のポイント。スーパーマンは今でもアメリカのヒーローだったと思う。リーブが他界したときのニュース映像がそれを強く印象付けた。ヒーローは永遠にヒーローなのだ。★★★★★!

| | コメント (2) | トラックバック (0)

ロコロコ~その2~

Locoroco2_1 魔界村フレンズのみなさん、誠に申し訳ない。クリスはこのファンシーでキュートな偽ピクミンに心を奪われてしまっております。ハードでヘビィな修行僧ライクプレイをあっさりと途中下車し、あれほど柔らかなものだけが正義じゃないと声高に叫んだにも関わらず、実際にはぬるま湯にどっぷり妖怪アンテナの先まで浸かってしまってます。いいのか!?これでいいのんか!?

 「だってオモシレーんだもん」(クリス談)

ロコロコはゲーム中のとある実を取ることで1匹ずつ増えていくんだけど、またこれがうまい具合に変化に富みまくった2Dのマップに隠してあるワケよ。でもって晴れて20匹(満タン)でクリア出来た暁にはちょっぴりレアなアイテムが手に入り、
※2度クリアすれば2個手に入る
ハウスの充実に思わずニヤリ。

ミニゲームに使えるコインや隠しキャラのムイムイ星人にもパーフェクトが設定されていたりするし、そのマップも、マリオやソニックと比べて密度が高いため細部まで探索したくなる魅力がある。だからついつい1面1面をヤリ込んでしまうし、操作フィールのファジーさ、タイム制限のなさがそれに追い打ちを掛け、いつまでもダラダラと転がっていたくなるのサ。

その一方でちょっとしたトラップや敵の攻撃でキュートな偽ピクミン(仮名)はあっさりとその分母を減らされてしまう。これによってわずか数分のマップなのに、基本パーフェクトクリアしたいがために常に緊張感を持たせることにも成功している。総匹数にこだわらずにクリアを目指せばかなり難度は下がるんだけど、そっちはそっちで「タイムアタック」というモチベーターを用意する周到さもあって、サクッとクリアを目指すならそっちはそっちで高みも設定し、きっちりみっちり遊び尽くしたい人にもタップリとフィーチャーとご褒美をご用意。なんとも至れり尽くせりなシステムだったりするのだ。

こうした通常ゲームが至れり尽くせりな一方で手に入れたアイテムの効果が今ひとつよくわからないという何とも歯がゆいもどかしさもある。これはもちろん褒め言葉で、別にシビアなRPGじゃないこのタイトルのそれもおまけ的な箱庭では、「なんだかよくわからないもの」を友人たちと話のタネにするのも一興となるのだ。画面を覗き込みながら「これはあそこに置くんじゃないの?」とか「これとこれを連携させれば面白いかもよ?」とか。なかなかニクイ。

音楽がいい、というのは前回も書いたが、現状ロコロコハウスで選択出来るBGMはわずかに3曲。それも1曲はご褒美で増えたモノだから、最初は2曲しか聴けない。今時珍しいケチさ加減だけど、これはこのゲームの音楽の良さの裏付けがあって初めて強いモチベーターとして機能する。要するに「曲が欲しくてがんばりたくなる」。同じような「BGM増える機能」があるマザー3との大きな違いはここで、1曲あたりの価値が高いってのがミソなのだ。ちなみにその曲はそれぞれピクチャーCDのような円盤状のグラフィックが用意されていて、見た目にも集めたくなるように出来ている。上手い!欲しい!聞きたい!って感じだ。

マップのフィーチャーにもついでに触れておこう、と思ったけどこれはあまり書くとネタバレになっちゃってこれから買う皆さんにとってもあまりよろしくないだろうから、遠回しにニュアンスだけを伝えるように書くと、「夢工場ドキドキパニック」と「ヨッシーアイランド」と「ピクミン」を足して3で割ったような感じ。つか全部任天堂じゃん!って感じだけど事実なのだからしょうがない。

とにかくロコロコは任天堂の良いところを絶妙に吸収咀嚼して生み出されている。難度の幅、ビジュアル、訴求対象、ゲーム性、マップ構成、プレイ時間、BGMの質、おまけ要素、、、ホント枚挙にいとまがない。実際過去においてもそうして任天堂タイトルを模したソフトは数多くリリースされてきたが、今作はそのフォロワーの中でもトップクラスだと思う。そう、ぶっちゃけまくって言うと、

 「PSPユーザーよりむしろゲームキューブユーザー向け」

な内容なのだ。
※「DSユーザー」と言わないのがミソ。
もしゲームキューブが一番稼働率が高いというご家庭であるなら、ロコロコは間違いなく受け入れられると確信する。っていうかこのゲームにそんなお堅い表現は似合わないな、「確信にゅる!」くらいにしとこう!現在の評価は★★★★☆(←限りなく満点に近い9点)

PS.バブシカさんからコメントがありましたが、ピクミンと比較してどうかってことになると正直ピクミン1の方が上というのが僕の感想。っていうかピクミンは僕にとって満点のタイトルで、評価が絶大に高いのであんまし参考にならないかも。つかここ読んでる人もピクミンやったことがない人のが多いんだろうな~。もったいない。あれは見た目で絶対損してるんだよな。やればスゲェ面白いんだけど。2は時間制限が緩くなって僕的には×。やるなら1で。ってちっとも比較になってないね(^^;)。

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2006年8月20日 (日)

ロコロコ

Locoroco 僕はかねがねゲームの面白さというのは「モチベーターとしての質の高さ」だと思っている。要するに「面白いと思わせ続ける仕組み」がどれだけ上手く仕上がっているか、こちらのエンジンを回し続けるだけのガソリンをどれだけ潤沢に供給しつづけられるかが最も面白いゲームに求められていることだと思うわけだ。

もちろんその中にはゲーム外でのやりとりも含まれる。FFやドラクエ、ポケモンを僕が好んでプレイするのもその為だ。要するにみんなでやるからこそ楽しさが増幅される、そこでしか得られない娯楽性が発生するというわけだ。だから基本的に自分の周囲もしくは世界的に売れているソフトの方が、二次的ではあれ多くのモチベーターを内包しやすいと言えるだろう。

最近傾注している極魔界村もそうしたタイトルだと言える。社会人になってオフラインでのつきあいが継続している友人が凄く少なくなった状況下に置いて、気の許せる友人が自分以外に3人も購入しているタイトルというのは、正直非常に珍しい。それも前述のミリオンタイトルでもないのに、だ。だからこそそうしたコミュニティは非常に濃いものとなりえるし、事実とても居心地が良い。

が、時としてそれは唐突に瓦解する。っていうかそんな大げさなモンじゃない。ただこないだの休みに娘が店頭で触ったとあるゲームがあまりにも面白いからぜひ買え、というのだ。っていうか自分はさほど食指を動かさなかったのだが、「そう言えば・・」と思ってファミ通を読み返してみると、こっそりと評価が絶大なのである。2.71も動くようになり、気分も大きくなっていたので、思わず買いに行ってしまった。

 ロコロコ(LOCOROCO)を。

ロコロコを起動するとSCEのロゴが表示されるだけで制作メーカーの表示はない。実際SCEが自社で作っているかどうかはわからないが、正直なところ、

 ソニーが作ったソフトの中では5指に入る

出来だと思う。いや、残り4本が全部グランツーリスモとか言うつもりはないですよ。ってそうは言ってもGT以外に思い浮かぶタイトルも、これまたなかったりするわけですけど・・・。

今日はそんなロコロコの魅力を地味に語ってみたいと思う。コレを読んでロコロコが欲しくなっても僕は責任持ちませんし、逆にちっとも欲しくならなくて「読んで損したゼ!」という場合も責任は持てません。ご了承を。

●ロコロコとはどんなゲームか

 大体このブログを読んで下さってる方というのは、そもそも普通の濃度のミノフスキー粒子などモノともしない方ばかりだと思うので、あえてコアな表現からアプローチしちゃいますと、、、

 ロコロコは非常にファジーでキャパの広い受け皿とファンシーで敷居の低いハードルの両方で猛烈にライトユーザーに訴求するやり込みゲー。

と言う感じ。直感的でわかりやすい操作系と安易なゴールで序盤とてもプレイヤーを引きつけ、その結果得られる選択肢が次の目的意識を絶妙に刺激する。もう少し具体的に説明すると、、、。

●ロコロコの操作と流れ

使うのはLRの二つのボタンと○ボタン。Lを押せば左に画面は傾き、Rを押せば右に傾く。注意したいのはキャメルトライのようにグルグル回るわけではなく、あくまで15度くらいかな、傾くだけ、という点。そして両方を押すと画面がやや下方に押し込まれる感じになり、話すと「ビョン」と弾かれるように動く。中央にいるロコロコはそれに応じて左右に転がり、跳ねたりするというわけ。

ロコロコはなんだかよくわからない食べ物を食べることでどんどん膨らんでいく。大きくなることで得られる見た目の「てれり」とした感覚も気持ちいいが、ジャンプを含めた操作感にもそれは如実にフィードバックされる。表情のあるロコロコをとにかく動かしているだけで楽しい気分になるのだ。

気持ちよく太ったところで○ボタンを押すとキングスライムは小さなスライムに分裂する。そうすることで狭い通路を通ったりレミングスよろしく分業したりも出来るというわけだ。合体するときは○を長押しするだけ、とこれもわかりやすい。

僕が感心するのはこういうファジーな見た目と演出がなんだかスゲェ技術に裏付けされているんだろうなぁということ。正直グラデーションバリバリというわけでもトゥーンシェードガリガリというわけでもないグラフィックは、止まっている状態では大したインパクトを持たない。がしかし動いている彼ら
※最大20匹となるスライムたち
それぞれがいろんな表情でこちらを見つめる様は何とも愉快!つか娘が心を奪われるのも無理ないという感じなのだ。

●やり込み要素

そんなでらカワイイロコロコたちだが、それぞれのマップをクリアする課程でいくつか手に入るものがある。まぁ「ただクリア出来ました」、ではそれほどテンションを高くするのは難しかろう。当然とも言える。

それはメインゲームとは別の「ロコロコハウス」で使うことが出来るアイテム。これはどうぶつの森のようにたくさんのアイテムの中から自分の家に配置することが出来るというものなのだが、決定的に違うのは、「その家の中にロコロコを走らせることが出来る」点だ。わかりにくくて申し訳ないが、ピタゴラスイッチやインクレディブルマシーンのように「ある地点で落ちて、ある地点で移動させ、ある地点で風車を回し、ある地点にある階段を上って、、」という箱庭を作ることが出来るのだ。

見ていてこれが何とも愉快。些細なズレで結果が変わったりもするし、動いているロコロコの表情も楽しい。当然のようにたくさんあるアイテムは全部欲しくなるし、ニクイのは複数ゲットすることにも意味があるという点。ただ見て楽しむだけじゃなく、自分で作り出す面白さ、工夫する楽しさ、集める楽しさまでも同時に満たす素晴らしいコンテンツとなっているのだ。

ちなみにそのアイテムはゲーム中に隠されたムイムイというキャラを助けることでも手にはいるが、ゲーム中食って食って食いまくったよくわからない食べ物をコインとして遊ぶことが出来る「UFOキャッチャーライクなミニゲーム」でも手に入れることが出来る。つかそれがまたニクイ!「★の数によって手に入るアイテムのレア度が異なります」だって。そりゃ★3つが欲しくなるに決まってるじゃないの!でもって大量にコインを集めて一気にプレイすれば★1や★2を掃除出来ちゃうシステムなので、★3をより安易に狙えるようになるってぇのも上手い。

●まだあるイイトコロ

Locoroco2 ゲームはとってもファンシーでかわいい画面ばかり。コレが何と!セレクトボタンを押すだけで写真も撮れてしまう。←その写真(原寸大)。安直にセーブされるので取り回しも楽チン極まりなく、意味もなく撮りたくなるお手軽な方法。当然ゲーム中でも見ることが出来る。

そして絶対触れておかなければならないのがその音楽。何語だかわかんないけどとっても「ユルイ」メロディはテレビCMでも流れているが思わず「適当に口ずさみたくなる」名曲。つか僕はかなりコレでやられました。なんつかスゲェ好きですね。PCに繋げて音を抜き出せないもんかと思うほどです。とりあえず↓公式サイトに行くと
http://www.jp.playstation.com/scej/title/locoroco/
鳴ってますが、本物はもっと音がクリアで歌詞もあり、聞き心地がいいです。

--------------------

とにかくデザインセンスがバツグンに良い。その昔「ぱらっぱらっぱー」がその突き抜けたセンスで旋風を巻き起こしましたが、自分的にはこちらの方がずっと今風で女の子ウケが良い、そうこのキャラはかなり女の子にもイケると思いますね。操作もわかりやすく、思わずPSP本体ごと体まで傾いてしまったりするかも。

 ここで僕らしいコアな視点で見るなら、、、

そう、このロコロコは対任天堂DS兵器とも言えます。とにかくPSPの「強面」な面、「マニアックなイメージ」を払拭するために送り出した身も心も柔らかなミサイル。今はそれほど大きな評価に繋がっていませんが、伊達に「ロコロコパッケージ」をリリースするだけのことはある気合いの一本だと僕は思います。DSでは女の子受けするゲームが多数リリースされていますが、個人的には「ぶつ森」の50%くらいはバリューのあるタイトルという印象ですね。★★★★☆!

個人通信:つかこのソフトをネタに新たなコミュニケーションが生まれる可能性もかなりあると思うなぁ、って誰に言ってるかわかりますよね?(笑。

| | コメント (3) | トラックバック (0)

2006年8月19日 (土)

軽く日記ぃ~

今回は内容がかなり支離滅裂かつ短いかも。まぁ気にせずスタートっ!

●眞鍋のブログ見て・・・

つか携帯で撮った写真だと思うんだけど、BlueTasuさんのもこの眞鍋さんのもなんつか

 「なぜこんなピンボケ?」

とか思った。つか眞鍋さんとこのはいつもピンボケなんだよな。ワザとか!?っていうか最近のケータイって200万画素とかじゃないの?前使ってたデジカメが130万画素で友達に、

 「オレのケータイより少ねぇじゃん」

とバカにされたことがあったんだけど、写真見ると全然比較にならないくらいそいつの撮ったヤツのが汚いわけ。メールに添付すると自動的にリサイズされるってのもあるかもしれないけど、実際問題携帯を使いこなしている層とPCを使いまくってる層は微妙にズレてると思うんだよね。だからメモカを介してPCでデータをさわるようなことをするユーザーってそんなに携帯ヘビーユーザーにはいないんじゃないかなぁとか。

まぁそうは言っても僕の携帯はmovaなんでカメラも10万画素程度。メモカスロットも付いてないどころか、

 「i-modeやってません!」

だからメールも携帯では出来ないという。つか携帯でネットとか見れちゃうと絶対仕事中に触っちゃうからね。そりゃやっぱイカンでしょうよ、と思ったりするわけです。

●PSPメモステ購入

PC関連のものを買おうという場合、モノによってはサクセスで買った方が安く安全確実早いが、モノによってはやはりヤフオクで落とした方がいい場合もある。今回調べてみるとサクセスで「ハイスピードじゃない」メモステプロデュオが10300円だったのに対し、ヤフオクではハイスピードで希望落札8200円とか8500円とか。その上送料サービスでメモステアダプタまで付いて来るという。

追っかけてみると最安で6750円の落札もあるほど。安いにもほどがあるけど、中には中国製で2ギガと言いつつ256しか認識しないとかもあるとか。つかとりあえず評価が256くらいある人から希望落札8500円で購入。それでもアマゾンやサクセスよりはかなり安い。すぐさま送金して待っていると、、、

つかさ、ウチのPCウイルスのせいだと思うんだけど、メールが凄く困った状態なんだよね。なぜなら、

 hotmailはyahooにメールを出せない(送り返される)

 アウトルックはyahooのメールを受け取れない(とにかく表示されない)

という状態。だからこちらからはアウトルックで送付して、向こうからはhotmailに書いてもらわないといけない状態。なんつかスゲェつらい。

結局それで初動が早かったにもかかわらず着荷に数日を要してやきもきした次第。こればっかりはどうしようもないというか、先方に電話番号とか緊急の連絡方法を何通りか提案する必要があると思ったりしましたね。

で、その2ギガのメモステですが、フォーマット後エクスプローラーで見るときちんと1.9ギガくらい認識してくれていて一安心。パッケージもメモステ本体にもメイドインジャパーンとカタカナでしっかりと、、、いえカタカナではありませんね。漢字で、、、漢字でもありません。まぁ書いてあったのでよしとしましょう。

つか既に空き容量が5メガ切ってるんですけど(^^;。伊達に欲しくて買っただけのことはありますね。まぁ今まで使ってた512もサブとしては十分なので、しばらくは併用していこうかなぁと言うところです。

ちなみにこのクラスのデータをやりとりしようというなら、さすがにこれまでのようなUSB1.1ではとてもじゃないが無理という結論に。つか今までは「モニターに付いてたUSBハブ」を使っていたので1.1を強いられていたわけですけど、さすがにUSB2.0用のケーブルとハブを取りつけたら転送早い早い。つかこんなならもっと早く導入すりゃよかったよ。って今時1.1使ってる人も少ないでしょうけど。

ヤマダに行ったついでにポケモンの予約もしてきました。9月28日。とりあえず各1本ずつ。やる気も十分ありますが、あと1ヶ月半先が「あっという間」に来てしまう怖さも感じていたり。時が経つのが早すぎるよね。マジで。

●ブログの目次作り

はじめたのですが、最近のから作り始めて6月で既に挫折。っていうかそもそもの目的は「つよきす」とか「モンハン」みたいなゲームで一括りになってるヤツをまとめようってことなんですよね。だからとりあえずつよきすだけでも出来ればそれでまぁいいやっていうか次はポケモンかPSOですが、その時はその時で改めてやりゃいいやって感じですね。つかまぁ「自分が見るのに」便利そうって理由なんですけどね(^^;)。

●PSPをかなり触ってる

いろいろなサイトや掲示板でいろいろなことが分かってきた今日この頃。とりあえず今日という休日の大半はそれで潰れてしまった。とりあえずココに書けないようなこともあるわけだが、書けることもある。とりあえず「やってる人はいるのか!?」という疑念拭いきれない、

 PSPでインターネット

Pspweb を試してみた。Devhookでバージョン2.71にすることでメニューの一番左に出てくるのだが、無線ルーターのある環境での設定は至極簡単。画面に表示される内容を確認しつつ○ボタンを押していくだけで設定完了。

ただ、最初はトップページになにも設定されていないので、ファイル→アドレス入力で手入力しなければならないっぽい。思わず自分のブログを入れてしまうあたり僕も小市民だな。

ちなみにこのアドレス入力のインターフェイスは携帯電話に良く似たものが採用されている。レスポンスもSONYらしくとても良いので、
※詳しくないけど各メーカーの携帯電話の中で「SONYはボタンレスポンスが良い」と されているって前価格.comで読んだってだけの話。
慣れればかなり早く入れられそう。個人的には任天堂の怪人ゾナーやどうぶつの森に使われていたインターフェイスの方が優れている気はするけどね(特にかな入力は)。

見た目は画面写真よりずっと綺麗で読みやすい。ただルーターの性能なのかPSPがヘタレなのかこのページを表示するだけでもかなり時間が掛かった。ぶっちゃけ「確認する」程度の使い方が精一杯という感じ。これもルーターの性能かもしれないけど、隣の部屋は認識したけど2階は圏外。せめて家の中ならどこでも電波が飛んでくれたら、結構使い勝手が良くなるのに、とは思ったな。ルーター替えたら良くなるのかしら。

●腹筋

昨日の腕立て以上に今日の腹筋は辛かった。なんつか体が疲れてるということなのかもしれないけど、最初の30回がそもそもつらい。
※ちなみに僕は腕立ても腹筋も30回、40回、残り頑張る、の3セットで日課を消化してたりする。意外と最初の30が一番辛かったりする。なぜなら「やり始める」ことがツライから。

それでも何とか消化して、本日腹筋も100回達成!とりあえず一つ目の目標はクリアというところ。あとは来月頭まで続けて「1ヶ月は続ける」を達成することと、スクワットの100回を頑張ること。っていうかスクワット100回が一番辛そう。やる度に足が悲鳴上げまくるし・・・。

まぁそこそこ頑張るかな。

-----------

他はほとんど何もしてなかったりして。魔界村もサーラも進んでません(ゴメンBlueTasuさん(^^;)。まぁそんな日もあるさ。っていうかお盆開けると仕事がスゲェヒマになるんだよね~。つか悲しいほどに。お客さんに来てもらう方法はねぇもんか。つかヒマなのほど疲れるこたぁないので、何かやれることを見つけないとなぁというところかな。

ではでは!

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2006年8月18日 (金)

マリンパーク御前崎

Omaezaki1 今日明日は連休だったんだけど、とりあえず日帰りで(今年多分最初で最後の)海水浴に行ってきました。場所は静岡県御前崎。僕の住んでいるところから日帰りで行けるところのうち、↓
http://beach.alamode.tv/beach556.html

ここで「日本の海水浴場○○選」みたいなのに選ばれている唯一のところだったというのがその理由。まぁ住んでるところによってはもっと綺麗で最高なところもあるんでしょうけど、例年の行動半径内で行ってたところと比べたら、

 全然イイ。

っていうか沖縄や海外のエメラルドでグリーンな海を比較対象にしちゃイケマセン。あくまで貧乏人が地元近くで楽しむ前提として、

 とってもイイ。

ところというわけです。

今日は台風も接近してきてるとあってやや怪しい空模様で、昼頃到着して思いっきり曇天のまま。加えて盆明け&平日ということもあってお客さんはかなり少なく、駐車場もほぼ一番海に近いところに止められました。
※ちなみに駐車場無料。シャワー大人500円子供300円。トイレの水道で洗えないことはないけど一応禁止。まぁあんましお金は掛からないと思う。シャワー使わなかったし。

ぶっちゃけどれだけの読者さんがこのブログでこういう話に耳を傾けるか、とは思いますが、ごくごく軽く触れておくと、

○いいところ

Omaezaki2 ・とにかく砂のキメが細かい。黒系でハワイのような真っ白な砂じゃないけど、水に溶かして砂山を作るのがスゲェ楽しかった。っていうか僕は結構砂山フェチなので、大抵海水浴に行くと興じるのですが、ここの砂、「質そのもの」はとてもいいと思いますね。でも海面までの傾斜が急なので、実際は大きいのを作るのは難しい感じ。1mmくらいの小さい虫がいて足とかときどきかまれたりしましたが、普通に遊んでる程度ではあんまし気になりませんでした。とにかくこのキメの細かさは評価大。

・水はそんな砂のせいもあって波打ち際でどうしても濁るのですが、水質そのものは結構いいと思います。青い海な感じ。

・波は個人的に大満足レベル。ビート板に毛が生えた程度のボディボードを持って行ったのですが、数分に1回くらいは乗れる程度の中波が来るし、かといって荒れてるって感じでもなかったです。御前崎と言えば太平洋岸で、台風などは車を覆い尽くすほどのデカい波が来たりして思わず笑える観光地(台風の時は普通行かないけど)だったりしますが、この海水浴場は人工の入り江になっていて、そこまで危なくはありません。平成16年に出来たって言ってたので、施設的にも結構新しいです。

・駐車場から砂浜まで100mくらいの草地。そっから海まで100mくらいの砂浜。そんなに歩かなくていいのは好印象。僕が行ったときは空いてたせいもあって、既設の日よけスペースに普通にシート敷いてくつろげました。っていうかタイミングがよかったんだと思いますけど。

×マズいところ

・細かな流木が多い。波打ち際は綺麗な砂地なんだけど、ちょっと昇れば細かい太さ5mm、長さ10cmくらいの流木がかなりたくさんある。海も時間帯によっては水が汚くなったり、そうした流木が流れてきたりしてた。スゲェ残念。

・温水シャワーがちょっと高いと思った。というのも以前かみさんが来たときはタダの水シャワーがあったのに、今日は完全に止められてたから。まぁしかたないのかも知れないけど。

・ゴミが少しあった。これも仕方ないのかも知れないけど、「ゴミ一つ無い美しい浜辺」というわけにはいかないね。

----------

それほど海水浴をする人間じゃないけど、愛知県民としては結構な満足。特にプールでは得られない砂質を楽しんだり、休憩時間のない波に揺られるのはやはりイイ。この季節はことによるとクラゲが出始めるところだけど、辛うじてセーフ。水温は曇っていたこともあって最初冷たかったけど、時折日も差してくれて、「むしろ砂が熱すぎなくて良い」感じでした。

お盆や土日を外すことが出来るなら、毎年来たくなるほど楽しめましたね。長男も「今までの海の中で一番いい」と申しておりましたし、
※一応長男はハワイ経験あり。でもオフシーズンでいい想い出ナシ(^^;)
娘もスイミングスクールに通い出して水を怖がらなくなったからか、果敢に波に翻弄されまくりつつもとても楽しんでいました。

まぁ運不運もあるのが海水浴ですが、今日の評価は★★★★☆と大満足でしたよ(^^)。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2006年8月17日 (木)

極魔界村~その3~

今日は昨日辛うじてクリアした1-2を再度見直し、残機をフルに、装備をナイフにして抜ける努力からスタート。っていうかマップが分かってるというのは何とも心強い。最初のプレイから早々にミノタウロスのところまで到達した。しかし前回たまたま手に入れていた覇王の鎧は今回なく、ここで武器を爆弾に替えたくもない。しかし目の前の下り坂に出てくるクモのなんと嫌味なことよ。ヤツめ

 「だったら爆弾でくりゃいいじゃん」

 「散弾ボウガンでも楽だと思うけど?」

などとほざきやがる。っていうかそれがしたくないからナイフで来てんじゃんかよ!

あとそこで上の方に見える鎧がどうしても欲しい!でもその鎧を取るための足場となる宝箱のスイッチがどうにもこうにもわからない。っていうか「絶対ある」のはわかってる。だって直前に娘がイージーで出してるの見たんだもん。でもそれがどこかは全く思い出せない。

結局どうだろ1時間くらいやったかな。何とか自機11、ナイフ、白鎧でクリア。昨日気づかなくて今日気づいたことは、、、

・蠅はさっさと見切り付けて先に進んだ方が楽。

・最初の溝の水面ギリギリにスイッチがある。

・バクチ鎧はスルーした方がいい。

・血の海は速攻クリアが吉。

・ワープ棒は取りに行くべし。

・1匹目のミノタウロスが出る辺りの上の壁を撃つと1up野郎

・不鮮明だけどその辺りでスイッチがあって、そのスイッチで随分前の方に何かが起こってるっぽい光が飛んでく。うーむ。リングが取れるようになるのか?

・下り坂のクモの倒し方。まず距離があるウチに1段高くなっているところに移動する。でここでクモ刈りをかわしつつ2段ジャンプ下撃ち。余裕だけど、子グモが唐突に発生するのでそれもサイクルに入れつつ撃つ。つかこいつの倒し方さえわかれば1-2は余裕。
で、1面ボスもちょっぴり苦労したけど冷静に避けて冷静に撃てばこれまた余裕でした。
で、ついに2面突入。トムニャットさんもBlueTasuさんも口を揃えて泣きが入った極魔界村の2面。っていうかこっからが本番なのかも知れないけど、、、

 「つか長ぇよ!」

自分なりに気合いの学習をしつつ進めるも全然終わる気配がない。っていうかトロル2匹に挟まれるとこ?あそこはノーダメージで抜けられるんでしょうか。覇王の鎧で魔法2発撃てば倒せるのかなぁ。でもそこまでにそれ装備してるのって大変な気もするし。っていうか雑魚をしつこくしつこーく倒してると白鎧いくつでも出るんでしょうか。僕にはわかんないことだらけです。教えてサミアドン。

とりあえずそんなわけで2-1は足場の少ないところで白鎧とバクチ鎧が見えてるトコロを抜けられない、というところまで進みました。1時間くらいかな。結構本気で頑張ったけどさすがにクリアは出来ず。とりあえず今日学習したことをメモしておくと、、、

・最初はダッシュしながらジャンプしつつ、白鎧雑魚を倒し、右のパックンフラワーを倒したら左の盾ガイコツは魔法で倒す。近辺にドリンクが出るので回復しつつサクッと左にダッシュしつつ飛んでいく。途中で鎧が剥がされたら玉が二個ある手前で雑魚を倒して復活させておく。

・玉2個の真ん中の岩を撃つと魔法使いが出てくさるので絶対撃たないように。っていうかこの玉のエリアはさっさと追い風の時に抜けちゃった方が楽。下り終わったところのファイア触手はまぁナイフでほぼ楽勝だけど、向かい風で玉に追いかけられていず、なおかつ青鎧だったら魔法2発でも倒せる。

・右への大ジャンプはキッチリ壺の上に着地すること。で、壺の左隅に立って右ジャンプ→上ジャンプでパワーアイテムをゲット。雑魚を倒しつつ焦らず無風状態で左の足場へ跳ぶ。

・ここのトロルはとりあえずシビレをシカトしても倒せるが、練習も兼ねて相手の動きを見るのも吉。動いたらジャンプで間に合う。パワーナイフなら一回かわせば十分だ。

・スイッチを入れて床を出す場面。左に何かあるようだけどとりあえず今の自分にはそれを確かめるだけの余裕がない。とっとと先に進める。2体連続で出てくるトロルは、2匹目を引きつけて倒さないと時間消失しない爆弾が避けようのない場所にドロップされることがあるので注意。

・その先のハシゴを昇るとトロルの挟み撃ち。っていうかこれは何とかならんのか!と思う。今のところコイツらの時間差シビレールアタックを余裕でかわす、というか余裕が無くてもいいからかわす方法がない。とりあえず1回食らって何とか倒せるというところ。

・そしてその先がキツイ。っていうかここまで来た回数がそもそもまだ3回くらいなので、この先どんな試練が待ち受けているのかと思うとそれだけで気が重くなるが、みんなが苦労している面なのだから自分だけじゃないと言い聞かせ、明日も頑張ろうと思った。
 おしまい。

※っていうか「おしまい」って書くとなんだかトトロみたいだな。

| | コメント (9) | トラックバック (0)

2006年8月16日 (水)

極魔界村~その2~

Gokumaka1bos まず僕は大きな勘違いをしていたことをみなさんに告白せねばならない。その勘違いというのは誰しもが大人になる課程で経験するものだし、ことさらこのような難度の高いタイトルにおいてはより顕著に顕れるものであるからして、それをつとに攻め入るような真似をするというのは、人間的に見てもあまりよろしくないと思う。だからこそこうして少々回りくどいセリフ回しで時間を稼ぎ、「ああもういいからさっさと言えよ、」と相手のいら立ちを誘い、その事実に直面したときの抵抗を少しでも緩和しようとしている次第である。まぁぶっちゃけてしまえば、これは僕にとっての免罪符のようなものだと言えるだろう。と言ってはみたものの、自分の犯したミステイクがあまりにも情けなく、穴があったら入りたいほどの心境であることは間違いない。っていうかみんな許してよ、

 1ー1が1面だって思ったんだもん・・・

要するに僕は「1面を2時間でクリア」なんざしてませんでした!ハイスミマセンスミマセンああ、すみませんねぇ、である。

 で、今日晴れてそのトラウマを解消すべくアタック・ザ・1-2。っていうかあまりにも情けないこの「アタック・ザ・1-2」。マリオで言えば最初の地下に望む際の心構え。高橋名人の冒険島で言えばまだボスと会うまでかなりある。っていうかむしろ走り抜けるくらいの勢いがついている頃であるからして、そんな心構えが必要だというだけでこの極魔界村の威容がうかがい知れるというモノである。

さて、そんなわけでせっかくなのでレビューっぽく1-2へのチャレンジを書いてみたい。っていうか当然ネタバレであるのだが、やってる人ならかなりの割合でクリアしてるところだと思うし、やってない人、やる気のない人にとってはどうせ読まないだろうことだったりするから、まぁ気にせずいく。っていうか今回の魔界村に関しては今まで無かったような謎解き要素もあったりするから一概に「ネタバレを気にしない」などとは語れない部分もあったりもするが、とりあえず自分はネットから情報を得ているわけではないので、その点許されたし。

開始直後いかにもな広間でどっかに宝箱スイッチ(以下スイッチ)がありそうな気配がするがどう飛んでも見つからない、っていうかほとんど飛んでないからもしかしたら見つかるかも知れないがまぁ先に進んでしまうことにする。

っていうか最初の岩から溝を越えるところでも

 「よく落ちるなぁ。今日はことのほかよく落ちよるわい」

と近所で見ていた釣り人のじいさんが思わず口にするほどよく落ちる。っていうか何回やっても落ちる。ヘビみたいなデカイ敵をかなりの確率で屠ることが出来るようになった今でも最初の溝であっさり落ちる。落ちまくり大会、落ちまくりコンテスト、落ちまくり世界選手権だ。

まぁとりあえずここは慎重に行けばよほど大丈夫なのでまぁ慎重に。っていうかホントは慎重に行っても落ちるからちっとも大丈夫じゃないのであるが、まぁそこはナイショということで。っていうかこの最初の岩を越えるまでに何行使ってるんだオレはっ。

次はとりあえずスイッチが入って上の方に「ビームボウガン(勝手に名称」があるところだが、こいつは今のオレには過ぎた女。とてもじゃないが手が届くほど安っぽくない。気にせず先に進むと、今度は上の方にナイフとカナダがある。正確にはカナダじゃなくてカナダの国旗の元になったと思われるような葉っぱのマークのようなアイテムがある。っていうかコレは今の時点では全く何かはわからない。とりあえず

 ソレっぽいモノ

としてだけ理解しておけばよいのであろう。ちなみにここでは「3方向ボーガン」が出るが、ぶっちゃけコレを取るかどうかは迷うところ。っていうか終盤出てくるクモを倒すにはとってもハッピーでラッキーでワンダホーでビューリホーでマーベラスでグレイトでスーパーでアヴァンギャルドで、、、まぁいいや。

とりあえずナイフで行く。

っていうかあっさり進めばあっさり進むのだが、あっさり進まないとあっさり死ぬ。ちなみに僕は1-1クリア時に自機は8機。白鎧とヤリという出で立ちであったので、とりあえず残機がゼロになった時点でロードしたりする。で、このロード、今日はそうさなぁ10回以上やったかな。まぁ気にしないけどさ。

で、ヘビだが、ヘビはぶっちゃけこれまでのランダム蠅よりはずっと戦いやすい。っていうかむしろこのヘビ塚を撃って出てくる魔術師が倒せなくて死ぬとか、思わず「正の鎧」を取ってしまってスピードについていけなくて死ぬとか、その直後の足場に出てくる蠅に翻弄されて流されてポブレオプレとかの方がずっと多い。まぁせっかくなので僕なりのパターンを数年後に久々にやろうとするかもしれない自分の為に書いておくとしようか。

まず始まったらすぐ左の岩場に「連続2段ジャンプ」で昇る。ここで「のんびり2段ジャンプ」を使うと岩場の向こうに落ちたりすることもあるので要注意。あと2段目に入ったらとりあえず振り向きながら1、2発撃っておく。

次にヤツが当然だろっという顔で向かってくるので、岩場の一番左の方に立ってガス(おならのことね)を誘い、軽く左に避けるか、そのまま上空を通過した場合は左にジャンプしながらバック撃ち。ヘビが左で水平ガスの体勢になってたら着地後すぐジャンプ撃ち。
大抵は「待ってよぉ~」と追っかけてくるので、「オレに女はいらねぇぜ(byアラジン)」という勢いでヘビ塚左に慎重に移動する。ヘビ塚にも判定があるので、ここは特に慎重に。そうすることで途中でガスを吐こうとしても、見てすぐ右に移動すればかわせるのだ、だ!(意味もなく強調)。

とにかく左に移動するときは連続2段で、岩場にいるときは基本隅ッコに立ってガスをかわすことを心がけていればまぁまずやられない。っていうかむしろこのあとに「足速」が出てくることの方が怖い。「ノロマ」の方がまだ(よく出る分)慣れて対応出来るというものだ。

とりあえず波が来るところは、さっさと行っちゃう。っていうか行っちゃえないときは死ぬ時。でもってその先にあるリングは普通に取れない。何度死んでも取れないので、とりあえず諦めた。人生諦めが肝心である。魔界村も諦めちゃおう!ウソです。まだ諦めてません。

クモはデケェやつは別に怖くないが、小さいヤツは急に島村ジョーばりの加速を見せるので要注意。っていうか島村ジョーやアラジンはみんなに通じているのか!?気にしない気にしない。オレの名は一休!。一休みも二休みもするぜ!

で、慎重に斧を投げてくるヤツを倒す頃に「上に行く?それとも右?」という看板が立ってるので、おもむろに右を選ぶと「一応は正解ね・・・フフッ」という声が聞こえてきた。っていうかこの辺りは完全に脳内プレイであるからしてみんなにはよく聞こえないかもな。

っていうかここはホントは上に行くべき何だろうと子供ながらに思った。思ったけど右に行っちゃうんだな、コレが。いや根拠はないですよ。とりあえず行ってみたらクリアだったってだけですから。ってさもあっさりと行ったような風に書いてますけど、実は全然あっさりじゃないですね。っていうかココは運良く一番強そうな鎧、まぁ仮に覇王の鎧とでもしとこうか、が出てくれて、魔法で気持ちよくクモを倒して進んじゃったというわけ。っていうかこのゲームは「運良く」なんてことはほとんど無いので、まぁ出るべくして出たんだろうけど。
※このクモ地帯はたぶんスリーウェイをパワーアップして5ウェイでクリアするのが一番楽なようにチューンしてあると思うんだけど、ある意味先の面を考えるとワナなので、やっぱり行けるならナイフがいいと思う。魔法もホントはキープしていきたいと思うけど、まぁキープしなくても1面ボスは倒せるからいいのかな。

とにかく1-2で苦労したのは間違いなく「ヘビまで」。ここで死んだ回数が全体の7割を越えてる!?いや9割くらいかも。とにかくそのくらい死んでる。っていうか1-2でもそうだったけどさ。

っていうかさ、1面ボスを倒してとりあえずセーブするじゃんか?そして1-1とか戻るとあっさり1upとか宝箱とか取った状態になってんだよな。無限UP出来ないようにくさびが打ってあるというか。でその上エライうざいスケルトンウォリアーEX!が出まくるようになっててさ、まぁEXはオレ様流のアレンジなんだけど。

結局1-1、諦めました(^^;)。っていうかむしろ最初からやりなおした方が早そうな気配。ワープ棒と炎の魔法、とりあえずの盾なんかを手に入れた状態だったけど、リングとかもあるんですよね?たぶん。まぁ2段ジャンプがなきゃ取れないかもしれないけど、もちっとしっかりとしたクリアが出来るまで頑張ってみるべぇかなぁと思った次第ですワ。

っていうかこのペースでレビュっていくのって無茶じゃない?つかさっきも書いたけどクリアした人は一様に経験済みな話だと思うし、クリア出来てない人にはこんなことを書いてもイメージとか掴めないんじゃないかと思ったりするんだけど、どうなのかしら。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2006年8月15日 (火)

つよきすノベル「すなおにハイテンション!」その2

全部読破しました。感想を変更しなければなりません。っていうか前回のは感想というより印象。ろくに読んでなかったわけですから、ある意味今回がホントの感想=レビューと言ってもイイでしょう。

 微妙→惜しい!

 ☆→★★☆(1→5)

格上げです。キャラによって作者さん(爲我井 徹←ためがいとおる)の愛情が違うというか、しっかり見てないというか、露骨に言えばカニとスバル、フカヒレの3人に対する愛が薄い。要するに

 「幼馴染み達の声はほとんど聞こえない(特にカニが)」

が、一方で素奈緒はかなりよく掴んでる。なごみんもほんの少ししか出ないけど、原作にないセリフ回し(と言ってもアレンジ程度だけど)をなかなかナチュラルな間で出してきてるし、エリーやよっぴーもまぁ及第点。あと、レオも他のノベルと比べてもトップクラスにイイ。

ただ、個人的に気に入らないというか面白くないと思ったのは、会話以外が三人称視点で描写されてること。番外編がレオの視点、素奈緒の視点と登場人物の内面を書き出していたのに対し、基本蚊帳の外からの「伝達」では、キャラクター依存度の高いつよきすにおいて正直プラスとは言い難い。要するに「部外者」が介在して物語が進むウザさが拭えないのだ。

だから、読み進めるとよくわかると思うが会話中心で組み立てられているところはとても感情移入しやすく、楽しい。ストーリーもパラダイム並に原作忠実かと思ったら全然そんなことはなく、

 「エロのないアナザーストーリー」並

※ここで言う「アナザーストーリー」とはキルタイムから出ている「二次元ゲームノベル」シリーズのこと。現在なごみんと乙女さんが出ている。

原作の後日談というわけではなく、出会いがあってつきあい始めるという部分のオリジナルノベライズ。部分的に原作をアレンジした箇所も見られ、ゲームをやった人でもきちんと楽しめるように書かれているのは好感が持てる。

ただ強いて言えば「エロがない」だけでなく、「デレが非常に短い」というのも特徴。これはかなり個人の趣味の部分だと思うけど、僕的には「心はデレってるけど告白はまだ」という時期が一番好きなので、正直ちょっと消化不良。具体的にソレが出るのは220ページ中150ページ頃。やっぱちょっと物足りない。特に素奈緒のキャラ立てがしっかり出来ているだけに、

 惜しいっ!

という感想になってしまう。っていうか読むときっと思った以上に「デレってる時が短い」と感じるはず。

あと、これに関しても触れておかなければならない。この本、

 バラバラになる。

普通に読んでるだけなのに、背表紙のノリがはがれてきて、ほとんど全ページ分解状態。つかこれは返品したら直してくれるんでしょうかね。読み倒した本ならともかく、まだ一回目の途中からボロボロ取れてきて、それも別に開いたまま置いたりしてないんですよ!?さすがにコレには参りました。サイズ的には他のつよきすノベルより幅も広かったりしますが、これはまぁ別に大した問題ではないでしょうな。

●まとめ

前回は「PS2をやってない人に」という切り口だったけど、実際読んでみるとそうじゃない。これは明らかにPS2、それも素奈緒に傾いた人向けのファンアイテムで、彼女の声が脳内プリントされてない人が読んでもその楽しさの半分も味わえないと思う。が、逆にしっかり「聞こえる」までやり込んでいれば、気持ちよくその「アナザーサイド」に没頭出来るとも言える。三人称は惜しいけど、及第点は上げられるかな。

もし同じ為我井さんが素奈緒の別エピソードを書くって言うなら、自分は買いますね。
※次はファミ通ノベル。今回ついに表紙が白猫さんじゃない!果たして!



宣伝するってわけじゃないけど、一部抜粋しちゃおかな(^^;)。コレ読んで残りが読みたくなる可能性もあると思うし、、、。マズかったら即削除するんでコメント下さい。
------------

レオは首をかいていた手を止め、素奈緒をじっと見やった。

「な、何よ?」

「おまえは痒くねーの?」

「え?」

「そこ。刺されてるぞ。胸んとこ」

そう言って、レオは素奈緒の胸のあたりを指さした。確かに開いた胸もとに二か所、赤くぷくっと膨れた刺しあとがあった。

気づいてしまうと痒さは一度に襲ってくるものだが、今の素奈緒には、そんな感覚はなかった。恥ずかしさのほうが、先に立っていたためである。

「ど、どこ見てるのよっ! これだから覗きなんかするヤツはっ!」

叫んだ素奈緒は、両手でシャツの胸もとをつかみ、生地を交差させるようにして隠した。

それまではまったく意識していなかったレオだが、改めてそんな行動に出られてしまうと、素奈緒の胸もとが妙に気になる。

レオは照れ隠しに、悪態をついた。

「蚊に刺されてるから、教えてやっただけだろ! だいたい、意識しすぎだっつーの。そんな小さい胸、誰が見るかよ!」

「なっ・・・ち、小さ・・・人が気にしてることを」

「え? 気にしてたのか?」

このひとことがまずかった。

素奈緒は顔を真っ赤にして怒り、飛びかかるようにしてレオの両肩をつかんだ。

「この、このぉっ! 気にしてるのよ! 悪かったわね、小さくて! どうせ、あんたも大きいのが好きなんでしょ!」

叫びながら、がくがくと揺する。

「や、やめろ、近衛っ。大きさなんて関係な-----」

「うるさいうるさいうるさいっ!」

「ま、まじで、やめろ! 危ねぇっ!」

-------------------------------------

はいココまで。みなさんには二人の声が聞こえてきましたか?つかレオの声はCD聞いてない人には聞こえようがないかもしれないっていうか僕にも聞こえませんが、ゲーム中のキャラと十分シンクロするリアクションだと思います。続きが気になる人は本屋に向かいましょう(^^)。
※角川の手先か!?

| | コメント (0) | トラックバック (0)

極魔界村

Gokumakatitle 仕事がひけてから最寄りのショップに行き普通に購入。まぁさすがに中古はなかったが、並んでる棚のほぼ全てのソフトが我が家のPSPで稼働するかと思うと見る目にも光が宿るというものよ。とは言ってもそんなに際限なくお財布から金銀財宝が沸いて出るわけでもないから、とりあえず目的のブツだけで帰路につく。

早速マシンを起動。つかみんなもそうだと思うけど、PSPってあんまし電源落とさないよね?とりあえずサスペンドにしておくというか、たまに調子が悪くてフリーズするくらいで基本入れっぱなし。まぁ頻繁に充電してるから電池切れってほとんど経験ないし、最悪充電池が悪くなったらそれも店で売ってるし→DSのは売ってないんだよな。
※でも使い始めた頃はあまりにも電源落とさないもんだから、メニューのバックカラーがずっと変わらず、ある日唐突に変わったときは「なんかマズいことでも起こる予兆か!?」などとひとりで焦ってたもんだった。

さて、魔界村である。既に人づてにその恐怖は耳にしている。「1面クリアするのに5年掛かった」とか「レッドアリーマーは会っただけで死ぬ」とか「今回は全5周エンド」だとか「アーケードモードクリアがトムの次のミッションに選ばれた」とか。

ここでまず僕の魔界村遍歴を少々紹介したい。と言ってもそれほどヘビーなもんじゃない。初代の頃はゲーセンに通う生活じゃなかったし、ファミコン版は2面のブタビルが超えられなくてあっさり挫折(つかまぁ借り物だったから魂入らなかったし)、アーケード「大」の頃も友人が結構な入れ込みをしつつもどっちかってぇと家庭用な人間だったし、強いて言えば中古でメガドライブを買った日にまとめて購入したソフトの中には入っていて、なんだかんだ言って1周エンドまではやったけど結局2周やる気力が沸かずに裏技を探してステージセレクトでラスボスだけ倒したり、それでいてスーファミ発売前のラインナップでは超魔界村がスゲェキラー指数で猛烈入れ込んで購入&初日3面中盤で撃沈&以降毎日1面ずつ進行しつつ最終的にクリアまでやったりした。

つか魔界村は基本学習ゲー。乱数要素も少なくはないが、ある程度「死ねば」それが身に付いてくる。もちろんただ漫然とプレイしていてはそれも叶わず、心構えとして常に「どうすればいいのか」「どうすれば死なずにここを抜けられるのか」を考えながらプレイしなければならない。操作性は大魔界村以降かなり洗練され、様々なフィーチャーを織り込みつつも操作していて不快感を催すと言うことはなくなった。効果音関係もとても心地よく、ヤリならヤリの、ナイフならナイフの「撃ち心地」があり、連打したら連打しただけ手応えがある、そんなアクションゲームらしいアクションゲームだったと言えると思う。

魔界村の番外編は、「魔界島」「謎魔界村」というイレギュラーなパズルを除いてはやはり「レッドアリーマー」が挙げられる。GB、FC、SFCと結構なハードでリリースされたそれはアーサーの宿敵レッドアリーマーを主役と据えた魔界を舞台にしたサブストーリー。と言っても難度的にはRPG風に仕上げられている分「逃げ道があるように見えなくもない」が、実際は結構難しい。っていうか当時は全部クリアしながら生きてきたつもりだが、先日久々にやったらSFC版が全然先に進めなかった。つかスキルというのは安易に低下するものよのぉ。遠い目をした瞬間である。

そうした番外編を挟みつつもロックマンほど裾野を広げきれなかったのはやはりその難度の高さゆえだろう。魔界村は言うなれば「固い食べ物」。時代は柔らかく食べやすい飲み込みやすいものに流れている。昔のように「何度も噛まなければ食べられない」物はもはや「悪」。肉だろうと野菜だろうと柔らかく瑞々しい、「人に優しい」ものが「正義」という世の中になったのだ。

しかし本当にそれは悪なのか。いやそんなはずはない。つかこないだテレビでやってたことの受け売りであるからしてそう偉そうに構えるのもどうかと思うが、「固いものからしか得られないこと」はたくさんあるのだ。強いアゴが強い体を育てるように、本物の魔界村は本物のプレイヤーを育てる。厳しさの果てにしか見えない遙かな地平を僕らは魔界村を触媒にして手にすることが出来るのだ。

 「まぁ死んだね」

つか普通に死んだ。1面中盤にいる柱から魂みたいなの吐いてくる敵いるじゃん、つかやったことがない人向きに説明するなら、「マリオで言うと初めてノコノコが出てくるあたり」と言うか、それじゃ全然わからない上にマリオと魔界村じゃ層が違いすぎるので大魔界村で例えようと思ったけどすっかりマップを忘れているので強引にモンスターハンター2DOSで例えてみると「最初にヤオザミが出るくらいの距離」とでもしておこうか。まぁそのくらいの距離に出るちょっぴり固めな雑魚がいるわけさね、

 そいつ倒すのに1時間くらい掛かった

つか学べよオレっ!あ、「オレットンバ!」は極魔作った藤原得郎さんの作品ね。つかその話は以前もしたっていうかまぁここは「デジャビュかな?」と軽く流すところ。気にするな。
とにかく同じような失敗で死ぬ。「ここで飛ぶなオレ!」「ここで飛べよオレ!」「ここで撃つなオレ!」「しゃがめよオレ!」「しゃがむなオレ!」「よく見ろオレ!」「泣くなオレ!」

自分が悪いというのがこうも突きつけられるゲームはそうないんじゃないかというくらい突きつけられるね。とにかくゲームは悪くない。難しいけど理不尽じゃない。理不尽に見えるのは

 「オマエの目が悪いからだ!喝ぁ~つ!」

そう奴らは別に気紛れで動いているわけじゃない。それぞれに毎日の暮らしがあって朝起きて歯を磨き顔を洗ってアーサーを倒しに来てるのだ。何も好きでやってるわけじゃない仕事だから仕方なくやってるのだ、それを何だ、ちょっと自分の根性がないのを棚に上げて、それでいいと思ってるのか、反省しろ反省!いや反省だけじゃだめだ、学習しろ学習!つか

 「学べよオレ!」

である。とにかく死ぬのはわかったから、どうすりゃ死なずに済むのかあわてず騒がず冷静に対処しろ。さすれば道は開かれる。

武器は今回もナイフ必須。っていうか基本ナイフ。ベースナイフ。デフォルトナイフ。ナナナナナナイティアッ!ナイフである(急に冷え込んできたな)。でもこれにはワケがある。それは、

 PSPは横に長い

だから2連射、もしくは1連射の武器だと悲しいほど弾切れ
※撃った後その弾が消えるまでは次の弾が撃てなくなる状態。
する。障害物が多いマップであればそれは全く様相を異にするが、1面のように開けた空間ではまさに地獄。つかいろんな武器があるなぁとほとほと感心する。なんでムチなんだよっと突っ込みたくもなったが、剣よりはマシか。つか爆弾と炎って二つ用意する必要があったんだろうか。謎。さすが魔界村、謎も盛りだくさんである。っていうか冷静に考えると過去の魔界村には謎なんてものはほとんどなかったな、「さすが」は全く見当はずれなコメントと言えよう。

そんなわけでナイフ以外ナイフ!(だから刺すな)で、いろんな所にいろんなものが隠れてるっぽい気配も濃厚。パワーアップとか盾とかあまつさえワープとかも出来ちゃうんだよっ!?っていうかコレ読んでる人はすべからく魔界村経験者だと思っていいんでしょうか。先輩、僕は大丈夫なんでしょうか!

個人的には足が速くなる鎧にウットリ。でもウットリしてるとすぐ食らって即ゲンナリ。次にウットリするためにはぶっちゃけ死んでまた最初からやった方がむしろ早い事実。でもそれじゃいつまで経っても先に進めないからウットリするのはとりあえず保留にしつつ少しでもがんばって先に進める努力をする。結果、

 2時間掛からず1面クリア!

偉いオレ!凄いオレ!早い!?オレ!っていうか超魔界村より絶対時間掛かってるね。まぁ別にいいけどさ。それだけタップリ楽しめてるってことだし。っていうかこれ1面クリアするまでセーブファイルすら作れないんだよね。立ち上げるたびに「データがねえぞオラ悟空!」と言われ続けて正直

 「思わずイージーでセーブするところまでやってしまいましたっ!」

ああこれを「告る」という。あれほどイージーには手を出しちゃダメってママンに言われてたのに・・・。でもこれも大人になるための大切なステップ。仕方のないことなんです。彼は悪くない。悪いのは私・・・。

で、まぁ何とかアーケードでも1面クリアしてセーブ。つかセーブすると残機とか武器の種類とかもセーブされるんだね。鎧は剥がれてから装備してのクリアだったからわかんないけど、もしかしたらこれもセーブされるのかな。だったら「足早くん」の状態でセーブするまでがんばってみたいかも。
※っていうかセーブ出来て良かったよマジで。この難度で「一気にクリア必須」だったら「極」なんて表現じゃ生ぬるいもんな。そうさなぁ、、、「セーブ不可魔界村」が怖いかな、タイトルとして。あとは「1クレジット魔界村」とか「1機で2周しなきゃダメ魔界村」とか。怖すぎる・・・考えただけで血涙が枯れるまで流れそうだし。

2面はまだあんましやってないんだけど、なんつか謎っぽい?わかんないことがありそうっぽい?つかあの宝箱取れないっぽい?みたいな。何か特定のアイテムを後半面で取ってからまた来るんだろうか。っていうかその面に来るためには必要なワープを開けとかなきゃダメなんちゃうん?いやこの難度でそこまでアコギな袋小路はないだろうし、、、。でもまぁ考えたって始まらないからとりあえず、ブログでも書こうかな(^^)。

Gokumaka1 ・・・実はブログを一通り書いたあと、地味に写真にチャレンジしてた。BlueTasuさんが「上手く撮れねぇよ姉ちゃん、、、」と泣いていたので、助け船的にアドバイスをしたりしたのだが、言ってる本人も実際にやってみるべしと思った次第。で、とりあえず左が今の時点での限界。

まず撮るのが自分だから動かせない。よってボスが登場するときに併せてほったらかしである。次に部屋は真っ暗、豆球も消す。カメラのシャッタースピードは1/20秒。1/10でもやってみたけど結構ブレが目立った。ただ、この短さだとシャープには撮れる反面シャープすぎるきらいもあった(ドット的というより光を拾い損ねる感じ?)。とりあえず絵的にはほとんど手を加えず自動補正のみ。自動的にサイズ補正されなければ結構綺麗に見えると思うんだけど、、、どうかな。

※ちなみにタイトル画面は1/5秒で撮ったモノ。ボヤケが少し目立つでしょ?カメラは以前ブログでも書いたけどパナのFZ5です。

| | コメント (7) | トラックバック (0)

まだ持ってない人向けPSP解説

先日のブログに以下のようなコメントを頂戴しました。
※Hoxyさん

>今PSPを買うか検討中なんですが、バージョンが低い(古い?)と今の新しい
>ゲームは遊べないのですか?
>あと、新しいバージョンのPSPには出来ない事が古いバージョンのPSPには出来る。
>みたいな事があるのですか?

ここにそのままレスしてもよかったのですが、せっかくなので改めて僕なりの知識と思うところを書いてみたいと思います。っていうか同じような話は過去にしてたりもしますが、まぁ好みの話題なので許されたし。

まず「今PSPを買うかどうか」ですが、ご自身の環境に非常に依存します。

PS2タイプのゲームを最近でもかなりヘビーにプレイされていて、ファミコンやGB、PCエンジンなどの古いエミュには興味もなく、普通に「携帯出来るPS2」として魅力を感じるタイトルがあるのであれば、

 ★まぁ買ってもいい

というところ。基本的にどのPSPを買っても普通にゲームをするだけなら(故障でもない限り)全て普通にプレイ可能です。ファームウェアというパソコンで言うOSに当たる部分のバージョンがもし古くても、全てのゲームの中にそのゲームを動かすのに必要十分なファームウェアアップデートのデータが入っているからです。

ただ、ここでクセモノなのがそのファームウェアのアップデートが一方通行だということ。特別な技術や知識があれば別ですが、そうでない場合一旦バージョンアップしてしまったものを古いバージョンに戻すことは出来なくなります。普通に売ってるUMDのゲームに関しては何も問題ありませんが、ユーザーが自身の手で生み出した言うなれば同人ソフトのようなものは、

 ★バージョン1.5じゃないと動かない

というケースが多々あったりするのです。ですから、「普通にPS2のようなゲームを携帯機で!」という欲求だけでなく、「有志が作ったオリジナルのアプリも動かしたい」、ということになると、必然的にバージョンの古いものを探さなくてはならなくなります。

ちなみに、ここで言う「バージョンの古いもの」とは、一口に1.5を指すわけではありません。ある程度の知識や努力、ことによっては財力にも依存しますが、「2.0や2.6」でもバージョン1.5へのダウングレードは可能だったりもするらしいのです。
※ヤフオクではその委託をやってる人もいるほどです。
また、1.51や1.52の場合は、一旦2.0にバージョンアップしてから1.5に落としたり、数こそ少ないですが、1.0の場合はそれを1.5に上げたりして足並みを揃えようとしたりもします。

で、ここで疑問に思うんじゃないかと思うのは、

 「そんなにまでして1.5にする必要があるのか」

ですよね?先ほども書きましたが、普通に売ってるゲームを普通にプレイするだけなら、別段何も問題はありません。ただ、1.5には非常に強力な

 「可能性」

という武器があるのです。汚い言い方をするなら、非常にSONYが嫌がるような使い方が出来るようになる可能性(というか既に実現している部分もあるけど)がある。

ライトな部分では、通常のPSPではテキストデータを閲覧することが出来ませんが、有志の作ったアプリではそれが可能であったり、通常PSPでは音楽を聞きながら写真を見ることが出来ませんが、有志の作ったアプリではそれが可能であったり、通常PSPでは写真は1枚1枚読み込んでは表示するためラグがかなり発生しますが、有志の作ったアプリではキャッシュに先読みしつつ表示するので切り替えがとてもスピーディだったり、、、

iTunesのようにお気に入りの音楽を素早く検索しつつ聞くことが出来るアプリ、PSPの内蔵ファイルを表示するファイラー、通常読み込めないpngファイルを読める画像ローダー、エミュレータはファミコン、GB、GBC、PCエンジン&CDROM、メガドライブ、SFC(重いのもある)、ネオジオCD、ワンダースワンなどが既に作られていて、今なお開発が進んでいます。現状ではまだ重いようなエミュでも、今後どんどん洗練されて軽くなる可能性も高いのです。

 で、

これまではその二つ、新しいバージョンのメリットと古いバージョンのメリットは相容れないものでした。新しくしてしまうと古いものは動かなくなるし、古いままでは最新のゲームは動かない。実際僕なんかは1.5で購入して当初2、3本ソフトを購入したものの、以降ファームのバージョンアップがしたくなくてずっと新しいゲームをプレイ出来ずにいました。

 言うなれば「違うハード」

というくらいの差を感じていたのです。

 しかし!

パワーユーザーというのはスゴイもので、バージョン1.5のファームのまま、バージョン2.71のファームの「フリ」をさせるアプリが開発されました。要するに「1.5←→2.71」が可能になったわけです。

それまであったこうした偽装アプリは、特定のソフト専用とも言えるもので、それでも動かないものがかなりあったりしたのですが、今主流となっていて僕が先日導入に四苦八苦した「DeviceHook」は、ほぼ完全に2.71のようにPSPを作りかえてしまうのです。でも、電源を完全に落とすと1.5に戻る。まさに夢のようなアプリ。
※だからこそこの歳でも頑張って導入したいと思ったわけですけどね(笑

 以下はかなり黒寄りな話。

そんなアプリがあるとどんなことが可能になるのか。

その前にPSPもう一つのキモとも言えるメモリースティックについて少々触れてみます。

PSPはゲームのセーブデータや前述の音楽、動画、自作アプリなどを全て着脱可能なメモリースティックに保存しています。そのメモリースティックはカードリーダーを介してパソコンでの読み書きが可能なため、ゲームデータ程度の小さなモノであれば、ネットを通じての交換なども頻繁に行うことが可能な「融通が効く」特性を持っています。
※PSP本体には基本的に付属していませんので、ユーザーが自分で購入することになります。当然サイズが大きい方が高いです。

さて、ここで問題です。もし、このメモリースティックの容量がUMDよりも大きかったとしたら、何が出来るでしょうか。

PSPバージョン1.5の真の正体はここにあります。そしてSONYが一番悔やんでるのもこの部分だと思います。パソコンとの親和性から、市販UMDをPCにリッピングして、ソフトは売り払い、メモステからアプリ経由でゲームを立ち上げてしまう。ましてやそのデータは特別なカセットや特殊なディスクじゃないと動かないようなイレギュラーではなく、ごくごく普通にやりとり可能な形式。

しかしこれまではそれでもさほど大きな問題にはなりませんでした。なぜならバージョン1.5まででしか使えないアプリ機能で動かせる市販ゲームは、所詮バージョン1.5までのものだったからです。新しいゲームをするためには新しいバージョンにしなければならず、新しいバージョンではそのワザが封印されてしまう二律背反な状態。

 でもそれが崩れた!

今PSPバージョン1.5の価格はオークションなどでもガンガン上がっています。そりゃそうですよね?「それじゃなきゃ出来ないこと」があまりにも強力なんですから。マジコンのような特殊な装置がいるわけでもなく、ちょっとした知識と努力と根性と執念と下心で誰にでも出来てしまう。

 少々視点を変えて・・・

正直メモリースティックが1ギガまでしか対応してなければ、そんなに深刻な問題にはならなかったとも思うんですよ。UMDの容量が1.8ギガくらいですから、きっちり使い切ってさえいればメモステにはどうあがいても入らないわけですから。でもSONYはスゴ録やロケーションフリーステーションと言った家電との親和性を重視した機能をPSPから切り離せない状況だったんですね。今後発売されるPS3にも言えることですが、ある種「必要悪」として大容量メモステを開発せざるを得なかった。

 そこが悲劇なんですよね。

DVDが観られるというメリットを売りに爆発的に普及させたPS2、同じ轍を踏む為にPSPに持たせた羽根は、どうやらエンジェルではなくデビルのものだった、、、という。

さてこんな話をした後で言うのもなんですが、PSPはぶっちゃけ安くありません。1.5の本体もヤフオクで未開封なら3万越えが当たり前のような状況。希望落札4万というのも普通です。そして前述のように必要十分と言えるメモリースティック2ギガは、やや取引に心配の残るヤフオクで7000円~9000円。ネット通販だと1万ちょい掛かります。また、PCとやりとりするためにUSBケーブルが1000円ほどしますし、いざ使い始めると1980円程度のヘッドフォンもかなりの確率で欲しくなるでしょう。僕自身は使っていませんが、画面に傷が付きにくくするためのシールドフィルム600円も過半数のユーザーが買っていくと店員から聞いたことがあります。当然ゲームもしたいでしょうから1本は買いますよね?5000円というところでしょうか。

 PSP1.5は今から本気でやるなら4万から5万の娯楽

なのです。

でも家庭にPCがあって、そこにそれなりのデジタルコンテンツを蓄えているような人間であれば、これはかなり面白いハードだと断言できます。携帯動画ビューワーはPSP以外にもかなりの数が出ていますが、画面の大きさでPSPを超えるものはまだまだ多くはありませんし、様々な状況で高画質の動画を見ることが出来るというのはやっぱり強いです。そして何より「有志によるアプリ開発」というPSPでしか実現出来ない武器があるのです。可能性としては初代プレステのゲームがPSPで動くようになるかもしれませんし、GBAもあり得ない話ではありません。

 PSPは、SONYにとってはデビルでもユーザーにとってはエンジェルかも知れないんですよ。
※見ようによっては「天使の皮をかぶった悪魔」とも言えるけどね。

| | コメント (4) | トラックバック (2)

2006年8月14日 (月)

ダイエット~途中経過~

5月中旬から始めたダイエット計画。ゴールの10月1日までおよそ3分の2を経過し、僕のライフスタイルも次のステージに入った。
※ちなみに「ゴール」とは、自店のパートさんとのダイエット競争のゴールのこと。お互いダイエットをし合い、減った体重の少ない方が負け。負けた方は「自腹で練乳入りアイスモナカを3個買って食う」という精神的にはそれだけで一気に5kgくらい体重が増えそうな恐怖の罰ゲームが待っている。

開始直後はとにかく間食を止め、三食のカロリーをギリギリまで抑える。以前も書いたが朝食200、昼食600、夕食500を目安とし、飲み物はペプシネックスと爽健美茶のみ。とにかく運動する気はないので摂る方を抑える計画だ。

結果1週間ほどで5kg、1ヶ月で計9kg、3ヶ月で計11kgほどのダイエットに成功している。体重は服着て68kgから裸で56kg。体脂肪は23.8%から17%。ウエストは83cmから74cmまで引き締まった。
※ちなみにウエストの9cm減ってのはスゲェデカイ。だってパンツのサイズって3cm刻みなんだよ!?3サイズ下がるってのはホントハンパねぇ。ベルトやトランクスもブカブカです。

基本的には体調も崩さず順調に来たのだが、この1ヶ月でやや翳りが見えてきた。まず僕は生来から便秘がちだったのが輪を掛けてひどくなり、前回のウンコは前々回から2週間ぶりくらいだった上にほとんど出ない有様。っていうか人間の体のメカニズムってスゲェ不思議。便秘してると体に悪いって言うけど、排泄物の絶対量って決まってないの?って感じ。要するに「腸のキャパがいっぱいになる感覚」が全然しないんだよね。

また、口内炎や歯痛も併発。これはペプシを飲んでることと無関係じゃないだろうなぁと思って対策を練ることに。っていうかペプシは僕の今の生活では唯一の「ゼロカロリーの糖分」だから、とても大切なパートナーなんだよね。結局薬局で買ったビタミンB群とカルシウムのサプリを摂るようにして、ペプシの絶対量を抑えるのを心がけることにした。

そもそもダイエットをしようと思ったのにはいくつも理由がある。まずストレートに自分が見苦しいと感じた点。特に顔に食い込むメガネがサイアクに気に入らず、腹も脚もガンガンデブっていく。正直な話色恋沙汰になるような女性が極々身近にいてその人にいいところを見せようと言うのではないので、モチベーションとしてはあくまで「自分が許せない」って程度なんだけど。

次に着る物、特にボトム関係に関する不満がある。ほんの2、3年前までは79cmや76cmのパンツやジーンズを履いていたのに、去年一年で82のズボンがもうキツい。これはホントにキツい。このまま順調に「カロリー万歳!」な生活を続けてしまっては85、88cmもありえる話だ。内臓脂肪による成人病うんぬんという話も耳にするし、いい加減ヤバイだろうと自ら警鐘である。

それから純粋に「体が重い」という現実。当たり前だけど体重の10kgはお米10kgより軽いということはない。同じ10kgなのだ。その分毎日毎日いついかなる時も体に装備して脱ぐこともままならない「呪われた防具(防御力0」。これは脱げるもんなら脱いだ方が効率がいい生活が出来るに違いない。僕は「効率がいい」ことが何より大好きなのだ。階段だってもっと軽やかに上りたいし、普通に歩いたり走ったりする上でもメリットは計り知れないはず。「体脂肪を減らそう」。

しかしこういうことはひとりでやっていてもなかなか続けられないかもしれない。そんなおり都合良く店には慢性的に体重に関して不満をこぼしているパートさんがいる。根が単純なので売り言葉に買い言葉、あっさりと勝負を受けてくれた。自分の体重が減るだけでなく、隣人に悔しい思いをさせられると思うとそれだけやる気も増すというものだ。彼女的にも強力なライバル、意志の強い隣人との勝負なら例年挫折を繰り返してきたダイエットにも弾みがつこうというものだ。
※ちなみにそのパートさんの体重は現在約3kg減。ほとんど勝負は付いていたりする(^^;)。
こうして続けてきたのだが、10日ほど前ふと思った。

 「これだけ体重が減れば、筋トレも随分楽なのでは?」

僕が動くのが嫌だったのはそもそも体が重いからだ。しかし10kgも軽くなったのならそれも随分変わってきているだろう。それに意外と階段や日々の生活が劇的に楽にはなっていない。体重と共に筋肉もそれなりに落ちてしまった可能性もある。
※摂取カロリーは全てが贅肉になるワケじゃないしね。

日頃から運動をしていない僕が急に動くとすぐさまそれが痛みとなって跳ね返ってくる。が、継続することでそれも変わっていくだろう。僕は

・腹筋か腕立てを毎日限界までやる

・前日の記録を抜く努力をする

・インターバルは空いてもいい

・出来るならスクワットもやる

・記録は毎日付ける

こんな感じで始めた。初日はもう腹がよじれるほど痛くて、二日目は腕が上がらないほど痛かったが、今はさほどでもない。3日前に初めてスクワットをやったが、これはさすがにきつくて今でもまだ立ったり座ったり(特に座る方)階段の上り下り(特に下る方)が痛くてたまらない。初日30回だった腕立てや腹筋、今はそれぞれ60と56。何とか一ヶ月続けたい。目標はそれぞれ100回。スクワットが鬼門だが毎日エクセルにメモしながらやるのは悪くない。

-------

今日の話は別にオチがあるわけじゃないので、それを期待されるとツライが、何にせよみんなが「ツライ」とか「キツい」とか「続かない」とか言ってたダイエットも、いざやってみるとそんなでもない。それほど食に対するこだわりがない、お酒を飲まない、脂っこい物がそもそもそれほど好きじゃない等、下地が予めあったのは否定しないが、毎日のようにチョコやせんべいを間食し、清涼飲料を飲んでいた生活が激変することで基本ご飯が美味しくなった。要するに「空腹を覚える」ようになった。

今では昼食夕食のカロリーはさほど気にしていない。果物だって食べるし、量だってさほど減らしているわけじゃない。飲み物も野菜生活を飲んだりもするし(200ccで66k)、それでも体重は減った。※57kgから56kgはこの3日ほどで減った。
 →筋トレのせいか?

自分がナルシストだったつもりはさらさらないが、見苦しいよりは見苦しくない方がいい。この生活を止めるとすぐにリバウンドすると言われたし、僕もそう思うけど、間食しない分サイフにも優しいし、ダイエットを始めてから下痢が一度もないという健康面でのプラスもある。
※例年だと夏はつい冷たいものを摂りすぎてよく下痢ってたんだよな。

僕は基本凝り性だからこんなことにも「著しく傾注して」しまうのかも知れないが、コレはコレである種の娯楽だと考えられれば、誰でも体重は減らせられるんじゃないかと思ったよ。
※今日だって気温40度を超える店の二階で窓を開けるのが面倒という理由だけで作業してたら、ポタポタと汗がしたたり落ちるわけさ。そうして思うのは、「ああまだ僕には流せる汗がある。こんなに嬉しいことはない。わかってくれるよね」だ。人生で一番体調が良かったのが三ヶ月だけやった高校一年の柔道部時代。体重が53kgで筋肉も付いてたと思う。あと一ヶ月半、目指すのはそこかな。

| | コメント (4) | トラックバック (0)

PSP活用進展!

一昨日熱烈アタックした彼女が今日になって振り向いてくれた。などという書き出しってどうなの?クリスです。みなさんいかがお過ごしですか?

さて、今日もまた重い腰を上げ、いろんな検索を試しつつ昨日とは別バージョンのDevhookを入手。つかコレってあっさり貼り付けちゃマズそうなので、みなさんも頑張って探して下さい。一応バージョンは

 devhook_v046

ってヤツです。当然これでググッただけじゃダメですけどね。あとこれ以外には一昨日使った「data.psar」の2.71版がいるとは思います。最初にdhインストーラーで入れて、その後Devhook上でファームを2.71にして起動に合わせて○押すだけ。昨日まではここで強制終了していたのですが、今日は無事にメニューに戻ってくれて、一番右にウェブの項目が出ていました。バージョンはもちろん

 「2.71!」
 ※直後に再起動して1.5に戻ることも確認!

後は実際に1.5では動かなかった極魔界村を買ってきてプレイするだけ。っていうか今回はハードル高かったですね。それに伴うメリットもかなり大きいので、苦労した甲斐はあったのですが、
※だって2万近くするPSPをもう一台買わなくても済んだんですからねぇ。
ホントにそれを実感出来るのは魔界村が動いてからですね(^^)。

※でも情報に誤りがあったとは言え、「裏の使い方マニュアル」にはマジ感謝かも。980円分の価値はあったな。

※でもこれ以上PSPに関することを書いていくとかなりダークになっていきそう・・・。とりあえずここらが限界かな。

※でもいざ極魔界村買ったらファームのバージョンアップを誤ってしないように細心の注意を払わなければならないね。友人に聞いたら、こないだ1.5のバリューパック(ギガパックじゃなくてバリューパックね)をオクに掛けたら27000円で落札だってさ。怖い怖い。エミュは正直別にそれほどやらないんだけど、JPGビューワーが無くなるのが痛いんだよな。

ああでもこんだけPSP使ってるんだから、いい加減もちっと大きいメモステ買ってもいいよな~。4ギガが15000円くらいになるまで待てないし。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2006年8月13日 (日)

制作人数の話

ゾロリを見てふと思った。

 「下まで降りてきてるな」

「下まで」とはスタッフの末端までを指す。そして「降りてきてる」とは要はトップ(この場合監督)の意志とスキルのことだ。

先日「子供だまし」について少し書いたが、よくよく考えればそれはアニメに限らず、ゲームや昨今であればマンガにも言える。個々のスキルが非常に高いメンバーで固められ、それぞれが自分の仕事に誇りとこだわりを持って望む場合、舵を取る人間のスキルいかんで作品はどうとでも様変わりする。

背景を書く人、キャラクターを作る人、セリフを書く人、演技を付ける人、効果を付ける人、プログラムやCGを扱う人、BGMを作る人、それを演奏する(もしくは編曲、プログラムする)人、色を指定する人、原作を書いた人、助言する人、お金を出す人、、、

きっともっといるはずだ。中には雑用だけを凄まじいスキルで消化出来る人間というのもいるかもしれない。そして案外そういうスタッフのコミュニケーション能力の高さが作品全体のクオリティに繋がることもあるかも知れない。

マンガとかなら割と個人技というかひとりで描いてひとりで仕上げることを起点としているから、結構な人気作家となってもそのクオリティが(テーマの当たりはずれこそあれ)、著しく下がることはない。むしろ回数をこなすことに寄るスキルアップで作風が洗練されていくことも多い。
※「南国アイスホッケー部」のように「別人か!?」と思うような様変わりをすることもないではないけど。

ゲームやアニメは特別な例外を除いて、現状一般市販品が個人の手によって作り出されることはまずない。場合によっては2、3人から4、5人といった小さなチームで作りきられることもあるようだが、
※初代「脳を鍛える大人のDSトレーニング」は6人だったかな。
基本「リーダー」となる人間のビジョン、スキルに大きく依存することに疑いの余地はない。ただ、それも船がデカければデカいほど経過も結果も変わってくる。

ここでいくつか例を挙げてみたい。

・宮崎駿

 彼の作品が高いクオリティを維持しているのは、(推論の域を出ないが)彼が巨大空母の舵取りに長けた人物だからではない。実際CGを多様したり、シーケンスごとにスタッフを分けたりもしていないだろうから、売り上げほどは多数のスタッフを要していない点もあるだろうが、何よりもまず

 本人の仕事量が多い

ことが挙げられるのではないか。人の5倍の能力のある人間が、人の3倍速く描き、人の2倍仕事をする。得手不得手という表現をするなら声優に関するこだわりの薄さは得意だとは言いづらいが、とにかく作画に関しては紛れもない「努力もする天才」という印象が僕にとっては強い。

既に彼の作品は「商品を生み出すサイクル」としてかなり完成されているが、前述のように本人の負担が非常に大きいのは間違いない。今後どれだけの数がリリースされるかわからないが、年齢的なこともあって、残念ながらそれほど多くはないだろうと予想する。

・宮崎吾郎

 宮崎駿の息子であり「ゲド戦記」が初監督作品となった彼だが、正直作品を見ていないからあまり断定的なことは言えない。が、もし仮に彼が本当の意味でゴッドファーザーの血を受け継ぐ者であるのなら、この年齢になる前に広く名を知らしめることとなったのではないか、と思う。父は人にやらせるより自分がやった方が早くて良いものが出来ると知っているし、事実そうして来た。もし同じ道を歩むのなら、同じだけの仕事を「こなしてこなければ」追いつくことすらままなるまい。

・ファイナルファンタジー

 あまりに巨大な戦艦である。規模で言えば間違いなく世界最大だろうと思う。だから当然トップの下にサブトップがいてサブサブトップがいて、、、と末端までの落とし込みにかなりの距離がある。しかしその末端のスタッフのスキルもまた世界トップクラスだということは忘れてはならない。「ひずみ」が発生するのはいかんせんその戦艦が「巨大すぎる」ためだ。

SFCの頃はまだそれほどでもなかったと思う。7作目においてもPS参入第一作ということで勢いと覇気のある結実を見せた。だが、8作目9作目とトップグループの迷走が見え隠れし始める。

僕は8作目が大好きだが、これが一般的かどうかという視点に立っても首を縦に振るほどではない。逆に9作目は僕らのような「やり込み系」のコアプレイヤーからしたらクズ以外の何物でもない。

FFは安定と変化を両方求められる非常に厳しいタイトルだ。ドラクエのように変わらないままでも許されるなどということはなく、かといって奇をてらった仕上がりでは賛否の比重が後寄りになってしまう、ある意味針のむしろの上で商品として結実させなければならない正直ムチャなタイトルだ。
だからただでさえ巨艦なのに、トップがその意志を貫き、クオリティを維持するのは並大抵のことではない。

 だから!

次作はいくつもの「FF13」が登場することになったのだと思う。要するに模索を余儀なくされているのだ。今回のトップ(松野氏)交代劇で露呈した巨艦の弱点を補う仕組み作りに対するテストケースであり、今後を占う重要なターニングポイント。

大きすぎる期待に応えられないのなら、その期待を小さくしてしまえばいいのか。変化を捨て安定を模索するのか。「カラーがないのがカラー」というFF、プレイヤーである僕らは文句を言うだけだけど、冷静に考えると胃が痛くなるようなタイトルなんだろうと思う。吾郎よりずっと本気度は上だろうね。

・新海誠やネガドン

以前ブログで取り上げたこともあるけど、どちらも「ひとりで」仕上げられた作品だ。僕はまだ前者は見ていないが、後者は短いながらもかなりのクオリティで、見方によっては「アドベントチルドレン」にも負けていない。トップひとりで1から10まで仕上げるということは、野球で言えば空振り三振以外は点を取られ、ホームラン以外は点を取れない「ピッチャー4番」ひとりで野球をするようなものだ。「2回まで」「4回まで」という短いルールを定めれば多少は楽になるだろうが、普通考えたらまず戦えない。
※敬遠されるってのはナシね、せめて(^^;

 が、

これもその人のスキル次第。ヤクルトの古田みたいな個人ステータスの高い人間が小中学生相手にしたとしたら、その勝敗はかなり変わってくるだろう。

要はバランスなんだと思う。堀井雄二はドラクエだからいい仕事が出来るのではないか。宮本茂も任天堂だから世界のミヤホンなのではないか。

ゾロリを僕が評価するのは、そのトップのスキルと情熱が末端までしっかりと染み渡り、個々のスキルもまた必要十分なところを限界まで磨き上げて55分に押し込んでいることだ。オープニングロールは開始早々の「いきなり終了演出」の中で行われ、エンディングロールは物語のエピローグ(セリフもあるし画面もフルアニメ)に重ねて流れる。もう55分思いっきり使い切っての作品なのだ。※テレビ枠で放送するとしたら90分は絶対必要な感じ。

桜井政広さんの作っているスマブラXには、世界中から最高のスタッフがあっという間に集められたと聞く。ブライアン・シンガーがケビン・スペイシーに声を掛けたとき、彼は脚本も読まずに快諾したという。

その人の築いてきたものが、次の一歩をより確かなものにする。消費者もまたその歴史に信頼を寄せる。重要なのはバランス。100の仕事が出来る人間が100の仕事をこなせるかどうか。10000の仕事量を舵取り出来る人間が、100の仕事×100人のスタッフを半分しか使いこなせずに完成させた結果と、1000の仕事を10人のスタッフをフルに使い切って完成させた結果は、後者の方が完成度は高く見えるような気がする。

新しい楽しさが次から次へと欲しい。でも本当はその頻度よりその質の方がずっと大切だと思う。Wiiに際して岩田社長が「軽薄短小」を重視するのも、携帯ゲームが凄まじい勢いで勢力を拡大するのも、そのバランス故の「当然の選択」なんだと思う。だからこそ、その中で突出した仕事量の結実を見つけると、とても強い輝きを放つんだと思う。それが巨大戦艦であれ、ピン芸人であれ・・・ね。

※余談だけど、「トップが末端まで」を感じさせるメーカーというとやっぱトレジャーやフロム、ネバーランドとかですかね。僕との相性は良くないですが、テクモもそうかも。基本的に「期日厳守」のソフトメーカーの方が上から下まできっちり通ってる感もある気がします。まぁ気のせいかも知れませんが。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年8月12日 (土)

アタックPSP活用!?

「アタック」などとチープにしてアグレッシブなタイトルを付けたのは他でもない。要するに「自分を鼓舞しないことにはこの手の作業はとてもじゃないが心が折れる」からである。何をするにも歳を取れば取るほどエネルギーの捻出に苦労する。大抵のことはやったならやっただけ得る物があるのだが、その費用対効果、否、効率に不平を漏らすようになっていくのだ。

が、

とりあえずこういうものは「思い立ったが吉日」。以前PSPでエミュを動かそうと思った時も、すぐさま動いたからこそ、ネットでバージョン1.5を手に入れることが出来たのだし、後手後手に回ればそれだけ手に入るモノも手に入らなくなる。現に今日最初に探したファイル

PSP_Device_Hook_Sample_Launcher_v0[1].44_FULL.rar

すらも見つけるのにかなり苦労してしまった。もっともこれを使うことが何を意味するのか、わからない方の方が多いだろうから、まずはそれを少し解説していこうと思う。

事の発端は2、3日前に書店で購入した「PSP裏の使い方マニュアル」である。時代というのは常に動いている。リアルタイムでチェックしている人なら既に化石となった情報かも知れないが、僕みたいにたまに覗く程度の人間には結構新鮮で驚きのある内容がいくつも載っていた。例えば、、、

その昔はファームウェアのバージョンが1.0でなければエミュは動かないとされていた時代があった。しかし今は1.5であれば何も問題ない。そして現実には2.0であっても1.5にダウングレードすることが出来るようになり、1.51や1.52のバージョンでも一旦2.0にバージョンアップしたのち、1.5にダウングレードするというやり方すら開発されている状況だ。
※しかし一方では基板レベルから完全にそれらを断ったものも出回り始めているらしく、そうした古いファームで稼働させられるPSPの絶対数は今後どんどん減っていくのは間違いないところだろう。

そしてその上で動くアプリケーションも、かなり強力になってきている。例えばエミュに関しても
※一部以前書いたモノもあるけど。

・SFCはクロックアップとフレームスキップ、音楽なしでかなり遊べる速度になるし、
・メガドライブは実機並

・PCエンジンはCDROMごとメモステに入れつつクロックアップでグラディウス2だって動いてしまう。

・同様にネオジオCDも動くらしいし、

ほとほと感心する次第。エミュ以外では、以前はテキスト→JPG化して見ていたのが、普通に動くテキストビューワーも登場しているし、音楽を聞きながらキャッシュで先読みしつつ画像を閲覧出来るアプリもある。
※これらは基本1.5(1.0)じゃないと動かない

-----------------

ここからかなりトーンが落ちる話になる。

結局のトコロバージョンを上げずに新しいゲームをプレイしたいというのが僕の欲求だった。要するに極魔界村がやりたいわけである。それもかなりやりたい。でもさすがにもう一台PSPを買いたくない。数日前のブログでも「誰かがそういうソフトを作ってくれないかな」と書いたところである。舌の根も乾かぬうちに

 「既に存在していた」

ことを知ってしまったら、、、そりゃもうチャレンジしてみる他ない。久々に頑張ろうというワケだ。
※念のために書くがソフトは当然購入する。悪の道には
・ソフトをダウンロードして、
・メモステも買わずに、
・PCから読み込んで、
・PSPで起動する
という流れもあるらしいが、ぶっちゃけそれは僕の望むところじゃない。大体僕は得郎さんを尊敬しているので、ここはマジで新品購入するところだ。

で、その為の話に移るが、ぶっちゃけまだ途中である。何が途中かというと、冒頭で述べたファイルを手に入れたところで止まっているくらい途中だ。とりあえず今回はそのファイルの入手について書いてみる。

まずその「PSP_Device_Hook_Sample_Launcher_v0[1].44_FULL.rar」というファイルが何なのかは僕も正直よくわからない。が、一つ言えるのは

「絶対いるもの」

らしいということだけ。だったら手に入れるしかない。まず、

http://www.ps2nfo.com/

というサイトに飛び、その画面の中央やや左あたりにある
※解像度にもよることをご承知置き下さいね。
「Register」をクリック。すると生年月日を聞いてくるので、とりあえず入力。まぁ馬鹿正直に入れる必要はないでしょうな。入力後「proseed」をクリックする。

するといつもの「同意します?」画面になるので、チェックボックスにスペースキーでチェックして「Register」をクリック。

あらかじめ「Unregistered」と入力されている「UserName」を適当な名前で上書きし、
※ここで既に使われている名前を入力すると弾かれるので、それなりに長いものにするのがオススメ。
パスワード、メールアドレス、イメージ認証(右に見えるアルファベットを入力しろってやつ)を入力。ここでついリターンキーを押したくなるのをグッと堪えて一番下にスクロールして、「CompleteRegistration」をクリックする。

すると「Thank you for registering (さっき入れた名前)」と表示されるので、その後先ほど登録したメールアドレスにPS2NFO.COMからメールが来てるのを確認。

「To complete your registration,please visit the following link:」の下のアドレスへ飛ぶ。

 これで登録完了。

そしたら
http://www.ps2nfo.com/forums/downloads.php?do=file&id=1321
ここにドーンと置いてある「Download↓」ボタンをクリックすれば、ダウンロードするかどうか聞いてきてくれるはず。

ふう。つか結構英語が中学生で止まってる人間には辛かった(^^;)。かみさんが起きてたら頼むトコだったのですが。
※かみさんは英検2級だったか。

次は順番が前後するが「ファームウェアのバージョン2.71」をゲットする。
アドレスは↓
http://www.psphacks.net/files/PSPFirmwares/

こちらは認証もなくコピペすれば簡単にたどり着けると思うけど、先ほどのサイト同様、「いつまでもあると思うなそのサイト」であるからして、やる気があるならすぐやった方がいい。別に巨大なファイルでもないし、落とすだけ落としておくというのも有りだと思うので。

他にはDevice HookとPBP Makerというツールが必要らしいが、とりあえずこれはこの本に付いてたので、それを感謝しつつ使わせてもらう。つかこれらは今手に入れられるサイトってあるんだろうか。まぁとりあえず

 「しなくていい苦労はしない」

方向で先に進めることにする。とりあえず本に書いてあったとおりにする。

・PBPMAKERを起動、2.71のEBOOT.PBPファイルをドラッグ&ドロップ

・編集→DATA.PSAR右クリック→抽出
 ※この際「*」をDATAにリネーム

・PSPを接続しフォルダを開く

・先ほどの「DATA.PSAR」と本に載っていた方のDevice hook内のdhフォルダをPSP直下にコピペ。同じくMS_ROOT内PSP内GAME内の4つのフォルダをPSP本体のPSP内のGAMEフォルダにコピペ
★ここで認証で落とした方を使わないように注意!あと本には「up0085.lzh」とあるが、実際はこのファイルではない。

・ケーブルを外してPSPメニュー内のdevhook firmware installerを起動

・○ボタンを押して1分ほどすると画面上に
「firmware Ver.'2.71' is installed」
と表示される。

・×ボタンでメニューに戻り、再びUSB接続

・一番最初に認証して手に入れたファイルを解凍し、MS_ROOT内dh内271内の「reboot.bin」を実機PSP内dh内271フォルダにコピペ。

これで動くはずだったのだが!!!

途中に★マークがあるでしょ?あーそこでまちがっちゃったんだぁねぇ。

 で、

そっからがんばりましたぁ。全部消してみたり、一旦1.5に戻そうとしてみたり、認証して落としたDevice Hookの方で起動しようとしてみたり・・・。

 でもダメ。

不幸中の幸いはバージョンが1.5のままで中途半端に上がりっぱなしにならなかったことくらい。

うーむ。こんだけがんばってもダメか・・・。つか僕のミスもあるけど、本についてたファイルがおかしかったってのも大きい気がするんだよな。つか既に

 時を逸した

感もあるけど。どたなかアドバイス頂けませんか?今日はもうダメだぁ~(T-T)。

| | コメント (5) | トラックバック (1)

2006年8月11日 (金)

ゾロリとドラえもん

今日は仕事が休みで午前中ダラダラと過ごすもそれで一日終えるのもどうかということで、行きつけのレンタル屋でお目当てのDVD

・まじめにふまじめ かいけつゾロリ なぞのお宝大さくせん

・ドラえもん のび太の恐竜2006

を借りてきた。前者は7/28、後者は8/4の発売で、人気から言ってもまぁゾロリは借りられないままあるだろうけどドラえもんは・・・と思っていたので、両方見つかってラッキー。つかレンタルはとにかく返すのを忘れがちなので、サクッと借りてサクッとリッピング。サクッと返却しました。
※つか「リッピング」ってのは伏せ字にしなきゃいけないことなの?

で、家に帰って娘と相談。「どっち先見る?」「ゾロリ」そう。ゾロリは既に一度見たことがあったので、ドラを先に、とも思ったけど、僕自身かなり「もう一度みたい指数」が高い作品だっただけにそのまま同意&視聴開始。

 「つかこんなつまらなかったっけか・・・」

映画は約55分ほど。序盤15分ほど見ての感想。コレではみんなに大声張り上げてオススメした自分の立場がない。こんな間延びした作品だったかなぁ。つかヒロインの声優も見れば気付くと思うから明かしちゃうと、相武沙紀(字違うかも)で普通にアイドルだからぶっちゃけ演技はヘタだし。

Zorori2 そんなことを考えながらも見続けていると、ドラマは派手に展開していく。そしてそれにつれて作画の気合いもどんどん加速していき、クライマックスでそれは頂点に。
※←この写真はそんなクライマックス「じゃない」部分から抜粋。ホントはかっこいいカットがもっともーーーっといっぱいあるんだけど、「絶対見て欲しい」から今回は貼り付けない。

 「やっぱゾロリは最高だぜ!」

Zorori1 ←この写真は地味だけど結構好きな場面。こういう「雰囲気のある絵」というのは古き良き東映まんが祭りを思い起こさせる。そう。ゾロリは「ペロ」なのだ!長靴を履いた猫を今風に作るとこうなるという作品なのだ!

結局はコストの掛け方なんだと思う。限りある金と人と時間をどう使うのか、監督はともかくプロデューサーの手腕はそう言うところにこそ発揮されるもんだと思う。この作品は確かに序盤テンションの上がりが鈍い。しかし全て見終えた後の気持ちよさ、中盤から終盤に掛けてのノせ方、決して下がることのない右肩上がりのグラフを描きつつ物語は終わる。

それはテンポにも言える。アニメだって映画同様カットが多ければ多いほど編集にも背景やら作画やらにも絶対的に時間やお金が掛かるはずである。しかしそこで妥協しない姿勢をしっかりと感じることが出来るのだ。思わず身を乗り出している自分が確かにいるのだ。

タイトルの「さくせん」すら漢字で書かないような年齢を対象にした幼児向け作品ではある。ではあるが、同時上映だったケロロがそうであるように、その中身は決して子供だましではない。キッチリと書いてしっかりと見せるプロの仕事で作られているのだ。

で、ドラえもんの方なのだが、、、

こちらは全くその逆。ソース的に「のび太の恐竜」ということは僕が丁度小学校低学年頃のオリジナルのリメイクであり、今まさに子供を連れて映画を見に行こうか、という世代に対する狙いが見え見えである。折しもマンネリと方向性のズレが叫ばれて毎年続いていた劇場版が途絶えたのが昨年のこと。時期を同じくして声優の総入れ替えや僕らにしてみれば「それしかない」と言っていい主題歌も今となっては昔の歌なのだ。

ぶっちゃけ声優に関してはいい。むしろそういうのもアリだと思えるチェンジ。ジャイアンやドラえもんに多少の違和感はあるが、のび太とスネ夫、しずかちゃんに関しては既に慣れた。問題はその作画だ。

ドラえもんは藤子不二雄先生の絵柄からしてそれほど複雑な線で描かれてはいない。原作とアニメを比べると、多少原作の方がズングリしてるかなぁという程度の差しかない。だからテレビアニメを劇場化する際の差別化として、昨今の「ワンニャン時空伝」や「ふしぎ風使い」なんかは、かなりキャラのディティールが変わっていた。しずかちゃんなんかまるで「少女漫画」みたいな目を煌めかせるほどの変貌ぶりだった。

確かにそれに関して賛否両論が起こるのもわからないでもない。ある意味原作のF先生に対する冒とくという風に取れなくもないからだ。

しかし、だからといって明らかな手抜きというのはどうだろう。いや、コレまで以上に描き込まれた背景やオリジナルに加えられた脚本のアレンジを言うのではない。純粋に

 キャラがキツい

専門用語がわからないのでちとかっこわるい表現になってしまうが、「肌色が一色で塗られている」シーンが非常に多い。いや、それはまだ雰囲気として狙っているモノがあるのかもしれないが、純粋にデッサンの破綻と取れるティラノサウルスとの遭遇シーンはどうなんだ!あれはあれでいいのか!なめるのもいい加減にしてくれ。
Dorakyouryu2←これが問題の場面。みんなはコレ見ても平気?
 ※ちなみにこのカットそのものは一瞬しか表示されないんだけど、このシーケンスはこのレベルの作画ばっかし。見ていて悲しくなってくる。

声優に関して、正直僕は神木隆之介くんは嫌いじゃない。むしろ大好きだが、ピー介の声としてはハスキーじゃないか。もっと人間味があった方がドラえもんのこの作風には合ってるんじゃないか。なんつかそう思えてならなかった。

Dorakyouryu1 逆に全くいいところがないかというとそれほど悪くもない。先ほども少し書いたが、画面がパンして広い背景の中に小さなキャラが描写されるような場面の雰囲気はとても映画的で見ていて気持ちいい。アレンジの加わったクライマックスシーンもきっちり泣いてしまったし(よく泣く男クリス!(^^;))、なにより昔からのファンへのサービスとして、スタッフロールの最後に差されたお遊びは素直に「上手い!」と思った。

 だからこそ手抜きが目立つ。腹が立つ。

興味が沸いた人が見ることを否定はしない。特にラストはとってもいい感じなので一見の価値もある。が、トータルするとゾロリと比べて大きく劣るというのが僕の正直な感想。「必ず来年がある」安穏としたスタンスと、「今回限りの晴れ舞台」という面持ちを感じさせるギリギリのチューニング。どちらが勝者として相応しいか、考えるまでもない。

クリス評価 ゾロリ★★★★☆ ドラえもん★☆

| | コメント (4) | トラックバック (0)

つよきすノベル~角川「すなおにハイテンション!」

Tuyokadonobe2 昨日書いてた角川版つよきすノベルを買ってきた。つかこれは結構微妙な本だと思う。正直全部読んだどころか飛ばし飛ばし散見した程度でしかないが、どうやら

 「基本はパラダイムのソレ」

っぽい。要するにPS2版の原作追体験型ノベルというわけだ。多少のディティールに違いはあれ、基本は同じように出会い同じような経験をして同じように盛り上がって終わる。明らかに未見のエピソードだったソフガレの番外編シリーズを期待すると確実にスカされる。

また、本文中のカットも「角川」らしく、エースで連載している皇ハマオ氏のもので、僕的にはこれが大きくマイナス。氏には悪いけどあの絵だったらない方がいい。特に乙女さん、なごみん、エリーがツライ。
※同様の理由でアンソロジー本「竜鳴白書」もキツかった。というかむしろ「番外編」のイラスト担当がよく描けてるってことなのかも知れない。

で何が腹立たしいかってビニールが掛かった状態だと、その本文カットを描いている人間の名前が全く見えない。「カバーイラスト 白猫参謀」だけだ。
※それも番外編のように書き下ろしのポスターが付いてるわけでもなく、非常に無難な3人(乙女、エリー、素奈緒)の立ち絵の表紙だけ。つまらんにもほどがある。

 じゃあ全くこれが勧められないのか、

ってことになると、実はそうじゃない気もする。要するに「PCオンリー」の人間がPS2を買わない(もしくは買えない)状況下で触れるなら、意味のあるソースじゃないか、ってこと。さすがに4、5000円ポンと出すかって話にもなるし、これで満足出来る人もいるかも知れないし→素奈緒ルート中心の話なので。

ただ、実際声が聞こえるかどうかという着眼でもそれほどいい評価が下せるわけじゃないし、そもそもセリフより状況説明的な部分が多くて読んでいてグルーブ感に欠ける。ましてや素奈緒に関して経験の薄いPCプレイヤーがこのノベルだけで彼女のキャラを固めるのはかなり難しい。
※「トサカくる」とか書かれてても普通に読んだらただの痛いセリフでしかないし。
 →ボイスと脚本が一緒になって初めて価値が生まれるモンだと思うし。

まぁ明日から地味に読んでいく予定なので最終的には評価が変わるかも知れないけど、現時点では☆(1/10)やね。
※「1」の部分は初の素奈緒が活字になったことに対する評価ね。

Tuyoryumehaku ※ちなみに←はアンソロジー本の表紙。つかこのくらいの解像度の写真は冒頭の角川ノベルのものと併せてネットで見つからなかったので、とりあえず自分で(またもカメラで)撮影してみた。つかそれほど価値がある絵でもないんだけどさ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

イントロクイズJ-POP版~一応終了編~

参加者が振るわなかったJ-POP編。とりあえず参加して下さった方には既にメールにて正解などをお知らせしてあったのですが、今日になってnoriくんがメールくれました。ありがとう(^^)。で、なんでそれをココに発表するかと言えば、

 トップだったBlueTasuさん60.5ptを抜いて、noriくん逆転の65.5pt!

つか歌手名やイントロ聞いても全然ピンと来なかった方が多かった今回、なんつか終了を告知することなくスルーしてしまいそうだったのですが、ドタンバで結構な正解率を見せてくれたのが嬉しくなって思わず発表することにしてしまいました。

BlueTasuさん、ぬか喜びさせてスミマセン。地味にジェネレーションギャップが作用したかも
※っていうかnoriくんは奥さんと歳が離れてる?結構最近の曲も抑えてくれて嬉しかったりして(^^;

そんなわけでnoriくんには本人の希望もあってささやかな商品を・・・。

 で、

正解は発表しないのかよっって気もしますが、

 「発表しません」

まぁ気になった人はメール下さればいつでもお送りします(^^;)。っていうかそもそも竜駆さんのおっしゃるとおりウチのブログには不似合いなテーマだったかなぁとも思いますしね。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2006年8月10日 (木)

つよきす番外編ノベル~なごみのクリスマス~

Tuyonobel1pst アマゾンに頼んでおいたブツが到着したので、今まで通りチビチビと読んでいこうかとおもっていたら、殊の外面白くて一気に読破してしまった。つか僕はホントに小説を読まないで生きてきたので、一日二日で1冊読んでしまうというのは結構なことなのです。

で、内容の方だけど、まずタイトルにもなっている「なごみのクリスマス」はシチュエーションの勝利というか、それだけで既に最低限の楽しさは確約されてるとも言える。

 「つきあい始めて初めてのクリスマスに、なごみがレオに贈り物をしようとアルバイトを始める・・・」

結局なごみんってのは意志の強さと健気さが同居してるキャラだから、大好きなレオの為ならかなりのハードルでも越えていく娘なんだよね。だから多少セリフに甘さがあっても十分力業で超えていけるというか、普通に楽しめました。

余談ですが、この本には4話+インターミッション3話が収録されていて、内1話は番外編2以降執筆している御門智さん。この方も悪くないというか、かなりキャラを掴んでいて安心して読めるのですが、メインの佐々宮ちるださんという方も、過去姉ちゃんとしようよのノベルを書いていて、結構それも読んでる自分としては信頼が置ける人だったりする。

っていうか「姉ちゃんとしようよ」は、つよきすと比べて正直エロが多く、その分ディティールが甘い作品。それでも設定はゲーム的にとてもわかりやすいし、
※総勢8人のお姉ちゃんに囲まれる生活。もちろん血は繋がってない。
つよきすとある意味かぶってるキャラもいるから、とても安心して楽しめる作品ではあったのです。まぁ全部やってないけど。

で、そのノベルでも活きるのは「エロじゃない部分」。とにかくキャラさえ立ってれば別にエロはいらないっていうか、様々なシチュエーションでのエロシーンでは下半身を刺激はしてもハートにはこない。ちょっとした嬉しさやかわいさ、繰り返される毎日の中のささやかなエピソードにこそホントの「萌え」がある気がするんだよね。
※僕が素奈緒ルートが好きなのもそんな理由。ありゃホントにディティールが良くできてる。



とりあえずつよきすが好きな人なら買う価値はあると思います。ついでに3冊出ている番外編のアウトラインと個人的評価としては、、、

1.なごみ、西崎のエロ絡みオリジナルエピソードと、乙女さんのエロなしエピソード、生徒会のエロなしエピソード。インターミッションはコレにしかないけど出来は◎。評価は★★★★。

2.生徒会エロなしエピソードが表題「お花見にいこう」。ほかよっぴーのエロエピソードと、カニの後日談的エロなしエピソード。最後はなごみんのエロ絡み親子丼エピソード。最後のはかなりキャラが立ってて、エロだけど個人的には◎。評価は★★★★☆。

3.エリーのエロエピソードが本命かと思ったけど、実際それほどでもなし。祈先生や乙女さんのエピソードもあるけど、本命は第三話。詳しくは語らないけどこの1話で3巻は報われてます。でもトータルでは★★★かな。

ちなみに「姉ちゃんとしようよ2」をプレイされた方なら、番外編2の第3話「俺とモトカノと冬の海」、番外編3インターミッションの「京の愛情日記」、番外編4の「たとえばこんな後日譚」は必読(つか「必読」ってスゲェ安っぽい表現だな。本音は「読んでみてもいいと思います」くらいにしとくかな(^^;)です。

-----------

しかし油断するとつい素奈緒ちゃんの話をしたくなる自分がいるなぁ。このセリフがいい、とかこの心の機微がいいとか、このやりとりの「普通さ」に萌えるとか。つかみんなあっさり通過して中古売りしてるのかなぁ。でもそれにしては中古を店頭で見かけないよな。キミキスはよく見るのに。やっぱ世間の評価が不等に低い気がするゼ。つか「つよきす2」出ないかなぁ。つかタカヒロさんの新作でもいいからヤリテーぜ(なんだか卑猥(^^;。

ちなみにノベルは角川からも出ましたね8/7に。ファミ通からも月末に出るみたいだし、どちらも抑えなければ、というところ。つかキャラがここまで立ってれば、あとはそれをどれだけ理解しているか、どれだけ美味しいシチュエーションを手に入れられるかの勝負だと思うんだよね。舞台さえ用意すればあとはいくらでもメンバーが盛り上げてくれると思うし。やっぱそれってうる星やつらみたいだな。つよきすにも「押井守」みたいな人が出てくると面白くなってくるのになぁ。まぁタカヒロさん(高橋留美子先生)的には面白くなくなるかも知れないけど。

※余談だけど冒頭の写真はなかなか苦労しました。つか苦労はしてないけどカメラで撮ったにしてはまぁまぁかな、と。スキャナがあればもっと綺麗に楽なんだろうけどね~。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2006年8月 9日 (水)

T-レックス

Trexhead ティラノサウルスと言えば肉食恐竜の王様というイメージがある(ティラノサウルスとはラテン語で"凶暴な王様トカゲ"だそうな)。が、正直僕の中ではアロサウルスとの差をさほど感じたことはなかった。まぁそんなのは小学校低学年レベルに触れた図鑑による記憶でしかないのだが。

しばらく前になるがNHKアーカイブスという番組でティラノサウルスが取り上げられた。さして特別な興味があるわけではなかったが、これがなかなかに面白い番組で、僕が知らなかったティラノのことがいっぱい紹介されたので、何となくその話をしてみたい。みんなも「ほほぅ」と思って貰えたら嬉しい。

まず最初に断っておかなきゃならないのは、僕はこの番組を最後まで録画し損ねていて、全部は見てないということ。なので、ある意味とても重要な

 恐竜(ティラノサウルス)たちはなぜ絶滅したのか

に関しては全く触れることが出来ない。僕が書くのは

 「ティラノサウルスの強さ」

Trexkyoshi_1 についてだ。まず紹介されたのはその歯。右の写真がその拡大図なのだが、歯の縁には「もう一つの歯」のようなのこぎり状のギザギザがあり、ステーキナイフのようによりスムーズに獲物をかみ切ることが出来るようになっている。

Trexmarumizo_1 また、その歯一本一本の根本には丸い空間がある。最初はその方が獲物を逃しにくくなるのかとでも思ったが、実際はそれによって3倍~4倍の強度を得ているという。丸い部分が力の付加を分散させ、折れるのを防ぐというのだ。
※その機能は最先端のダイヤモンドカッターにも使われているという。6800万年も前に。

Trexhikaku_1 また、ティラノの頭蓋骨を見てみると虎やライオンのそれと比べて穴が多く、一見すると華奢な印象を受ける。しかし実際は筋肉と骨を繋ぐ衝撃を吸収する多関節構造であり、凄まじい顎の力で思いっきり獲物に噛みついても歯を折る心配がないという。

またティラノサウルスの仲間には、イノシシにあるような特別に嗅覚が発達した動物に見られる器官を持ち、同時代の恐竜の中では聴覚を司る器官も特に大きく、他の肉食恐竜が気付けないような低い鳴き声や薄い臭いすら察知したという。そしてティラノサウルスは優れた視覚で物を立体的に把握出来たという。
※恐竜キングのキャラクター商品を見るとそれがよくわかる。他の恐竜はどれも頭の左右に目があるのに、ティラノだけ正面に二つ並んでいるように描写されている。

Trexbarance_1 またティラノサウルスは6トンもの体重を無駄なく支える為に体の中心に後ろ足があり、前後のバランスを無理なく取ることが出来る。移動の際も体はほとんど揺れず、無駄なく高速に(時速は20kmほどだったという)大きな歩幅で移動した。これはゴジラや僕らが小学生時代に見た「のび太の恐竜」に出てくるティラノサウルスと違い、とても理に叶っている。今ではほとんどの博物館で「ゴジラスタイル」の標本陳列は変更になっているという。Trexgozira_1

ティラノサウルスは1億6000万年の恐竜の歴史の最後に登場した。それぞれのパーツは洗練され、文字通り最強の王として君臨したのだ。

 つかこのままじゃぶっちゃけスゲェ寝覚めが悪い。

なんでこんなスゲェヤツが絶滅しちゃったんでしょうか。氷河期とか隕石とか細菌とかまぁよくわかんないわけですけど、こんな↑情報を知ると、

 みんな食っちゃったんじゃないの?

って気にもなります。だってティラノに傷が付けられるのはティラノだけ、とか紹介してるんですよ。食物連鎖の頂点がスゲェ大食いで天敵知らずだったら、、、そりゃ絶滅するんだろうよって思いますもの。

ま、昔の話やそれに伴って人間がどうこう言うつもりはありません。とりあえずジュラシックパークやキングコングのように、日常生活にこんなバケモノがいなくてよかったなぁと思う次第ですな。夜道でこんなのに襲われたら、、、ホントよかったよ絶滅しててくれて。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

非生産的な話

書いても誰も嬉しくないし誰もどうにも出来ないような話というのは、ある意味書くことに意味がない。がしかし仮に僕と同じような状況に陥ってしまった人なら誰でもそれを第三者に伝えたくなる。そんなわけで

 DVDドライブが死にました。

自分パソコン歴は高一からなので約20年くらいなのですが、こういうクラッシュ系のイベントは2回目。どちらもBUFFALO。数年前にHDDを一つ壊してかなり鬱になりましたが、今回はまぁ光学ドライブなので実質金銭的なダメージ以外はないと言えばない。まぁ単にヘッドが汚れてるだけかも知れないから、先日買ったPS2用のクリーニングディスクでも試してみようとは思うけど・・・。まぁ逝く時は逝くものだと諦めるしかないだろうね。

今ってDVD-Rっていくらくらいすんだろうね。とりあえず×4なハズなのに1枚焼くのに1時間くらい掛かってたから、既に「壊れかけてた」って事なのかも知れないけど、2層とか普通なんでしょうか。最終的に一番コストパフォーマンスの高い保存法を取るのが基本だから、今はまだ普通のRが一番だとは思うんですが。

しかし最近暑い日とそうじゃない日が頻繁に入れ替わるというか、PCもほとんど点けっぱなしですからねぇ。ちとマズいんだろうと思ったり。
※主にキャプチャのエンコード。タイマー録画もするけど。

いくらWiiだPSPだと言ってもそれはあくまでPCあっての話。パソコンがまともに動かなかったら他の娯楽は全て大幅に価値を下げるのが今の僕の暮らしですからね。あ、そうだ。これを機に書いておくと、

 メンテ以外でウチのブログが48時間更新されないようなことは、まずないと思います。ですからもしそういう事態が発生したら、とりあえずPCの調子が悪いか、僕の調子が悪いかどちらかです。まぁ生活に影響のない範囲で心配して下さい(^^;)。

とりあえず価格.comでも覗いてみるかなぁ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年8月 8日 (火)

軽く日記~

今日はさして書こうという話もない。まぁ正確にはないわけじゃないのだが、とりあえずたまには徒然なる話を挟んでも良いかという次第。

Tuyosunaoed つよきす、ついに終了。PC版ではカニのパンツを1色取り逃して99%止まりだったけど、PS2版ではそのフラグがない分気持ちよく100%。無事素奈緒ちゃんのボイスレコーダーも聞くことが出来ました。

 で、クリアしてPC、PS2両方全てを俯瞰してみると、エンディングで一番盛り上がるのは再三書いてきた「PC版よっぴーエンド」。まぁ感動系の締めくくりなので勢いに載せられる感はあるんだけど、やっぱこれが一番。PS2で言えばスバルエンドに近い感じだけどね。で、シナリオ全体で言うと前回褒め倒した素奈緒ルート。なんつかキャラがスゲェ立っていてやっぱかわいい。つか卑怯。つか上手い。感動系の話じゃなくギャルゲーのキャラにのめり込むというのはなかなかに難しいんじゃないかと思うんだけど、なごみんのインパクトと素奈緒のかわいさはホントかなり突出してたような気がする。

いろいろ録画したり写真撮ったりしたので、ホントはめいっぱい貼り付けたい気もあるんだけど、とりあえずまだ鮮度が高いウチは保留しておこうと思います。あ、地味に個人通信ですが、ぴちょんくんはやっぱPC版を買われた方がいいと思いますヨ。PS2版は素奈緒ルート以外はほとんどウチのブログで美味しいところを紹介させて頂いたので、これで30%くらいはタンノー出来るはず。残り70%が素奈緒ルートって事ですね(^^)。

イントロクイズ、まぁぶっちゃけウチのお客様の肌には合わなかったのかなぁという次第。とりあえず熱くなって正解を書くほどのこともないかなぁと思いつつ、回答して下さった方に個人的に正解メールを出させて頂く形でドロンさせてもらおうと思います。つか密かに「メールしなかったけどちょっとだけ気になってた」という方がいたら、そういう方に「モンモンを残したまま」ってのもある意味らしくていいかな、と思ったり思わなかったりですね(^^)。

「極魔界村」、結局スルーしちゃったけど結構やりたいですね。評価も悪くないみたいだし、5時間掛けて1面とかクリアしたい気もします。まぁ世の中のスゴイ人が「ファームウェアのバージョンを上げずに新しいゲームが動くようにする」ワザを作り出してくれたら、購入確定ってところですかね。

そう言えばゾロリ劇場版が発売になりましたが、なかなか機会がなくて借りに行けてません。以前声高に勧めておいてそりゃないだろうと思われるかしらね。ついでってわけでもないですが、8/25にはケロロ軍曹の劇場版が発売になりますね。のび太の恐竜2006はいつ頃なんだろ。まだアマゾンでは発売日が発表になっていません。こちらも評判が良いようなのでぜひ見たいですね。

ゲームでビッグタイトルがポケモンまでないかと思っていたら、そう言えば、と「ファンタシースターユニバース」を思い出しました。っていうか中途半端な延期をし過ぎてスッキリ忘れちゃったファンも多いんじゃないかって気もしますが、、、
※っていうかFF12にぶつけた方がオンラインのトラフィック抑制の為にもよかったんじゃないかと思うのは僕の邪推ですかねぇ。対抗馬がない方が売れるのは当然だけど、そもそも初速で終わるタイプのゲームじゃないはずなのに。
→でも逆に出来が悪いからこそ「逃げ切り」予定の発売微調整をしたのかも、と思えなくもない。そうなるとかなり質は悪いという事になってしまうのだが、、、。とりあえず発売日だけは見送った方がいいのかも。買うならフライング組や初日組の感想の後かなぁとも思ったり。

子供がデモをプレイしていて思わず「リズム天国」を衝動買い。つか僕は全然リズム感がないのですが、子供達は死ぬほどプレイして現在7面?脇から見ていても結構面白いなぁというか「Lite明るいなぁ」という印象。ご存じない方の為に軽くご説明しますと、これ、任天堂&つんく♂の音楽版メイドインワリオのようなゲーム。つかぶっちゃけ要求が結構高くてヘタレにはとてもじゃないけどついて行けない部分もあるんだけど、ある面ではなんと「時東あみ」の歌も聴けてしまうと言う隠しファクターもあったりして侮れない。っていうか時東あみは歌だけ聴いても萌えられるってモンでもないんだけどさ。密かに★★★。

衝動買いと言えばこの1週間ほどダイエット=ペプシネックス暴飲の副作用か虫歯がひどく痛む&口内炎でマジ泣きだったので、ほうれん草を食べたり、亜鉛以来久っしぶりにビタミンサプリを購入。ネイチャーメイドのビタミンB群とカルシウム。つか薬で健康になろうというつもりはないけど、こんなんで虫歯とかの痛みがホントに消えるなら安いもんだよなぁと思った。つか今日から飲み始めたのにもう痛みは半分以上消えてる。つかスゲェ!?いやいやスゲェのは昨日今日のほうれん草の方かな。

こうしてダラダラと書いていると思い出すことが結構あるもんだな。

まだ5日目だけど体の鍛練も始めた。と言っても「毎日腕立てか腹筋を出来る限界までやる」というだけなのだけど、どうせ高いハードルを設定したってクリア出来るわけないから、まぁこの程度で良いのだ。とりあえず交互にやってて今日は腕立てデー。回数は34。これをヘタレと呼ぶのは簡単だと思うけど、しょうがない体育会系じゃないんだもの。腹筋は昨日44回。それも休み休みやって。ちなみに長男にやらせたら150回(まぁ休み休みだけど)。ほんの2年前までは1回も出来ず、集中してやっていた頃でも連続55回くらいだったのに、結構ヘロッと70以上やりやがって。でも腕立ては1回も出来ず。夏休み中に何とか10回でも出来るように教えてみようかね。

キャプチャではたまに面白いCM、エロいCMとかがあると録ったりしてるんだけど、どうしてもそのCMがやってる番組が分からず、取れないのが一つ。それは今やってるグッドウィルの白い水着の女の子が出るヤツ。つか知ってる人マジで教えて欲しいです。あれ録らずに夏が終わったら結構後悔しそうな自分・・・。つかそれってどうなの? ちなみに録ったCMはまだ20本にも満たないんだけど、「牛乳」のCMは前回も今回も結構好き。思わず貼り付けてみたり↓。

「GYUNYUCM.avi」をダウンロード

Nyakkicut貼り付けついでに昔紹介だけしたNHKのプチアニメニャッキを一つ貼り付けてみる。つかサイズがデカかったんで携帯動画変換君でmpg4に再エンコードした物なんだけど、、、みんな見られるかな。中身は別段新しいどころか丁度去年の今頃やってたやつ。夏らしい内容で数あるニャッキの中でもかなりのお気に入りだったりするよ。オススメ!

「NYAKKI050802.MP4」をダウンロード

こないだの休みもプールに行ってきた愛知県安城市にある「マーメイドパレス」。その前に行ったホワイトウェイブ21とそっくりな構造で、造波、流水、ジャグジー、スライダー、幼児プール&温水、室内&屋外構成、大人500円子供200円まで同じ。こちらの方がやや古い感じで、流水プールの水深が50cmくらいしかないところがあったりしてより子供向きな感じ。まぁ行ったのが日曜だったってこともあるけど、「ファミリー指数100%」でした(^^;)。待合い室の軽食屋はホワイトウェイブより充実してたけど、とりあえずダイエットしてる自分はあっさりスルー。まぁ★★ってトコですかね。ちなみにホワイトウェイブとは車で10分ほどの距離なので、どっちかって言うならそっちをオススメします。

Youtubeを少しかじったりもしました。つかどう検索していいのかもよくわからないし、エロ関係は認証がいるんですよね?とりあえず自分が見て面白かったのは、「YOYO」「BREAK DANCE」「JUGGLING」「MAGIC」とかですかね。特にヨーヨーとジャグリングは笑っちゃうほど上手いネタがあって大満足。つかもっと高画質で見たくなりますなYoutubeは。コレに限らず。あ、あとコレって保存することって出来るの?

ちょっと興味がありつつも知り合いでやってる人がいないミクシー。つか自分のような生き方をしてる人には無縁のものなのかも知れないけど(どういうモノかもよく分かってないし)、ココでしか入手出来ない情報があるならやってみたいなぁとも思ったり。と言っても知り合いがやってない限りはどうやっても出来ないのがmixiらしいけど。

バイトの女の子のプロポーションがマジスゲェ(いい意味で)。つか性格が非常にマジメなので、ウチとしてはとても大切な戦力なんだけど、それとは無関係に「海とか行けばいいのに」とつい口にしてしまう。今時の彼氏はそういうのあんましないんだろうか。高二の夏であんな彼女がいたら海以外ねぇだろうになぁ、としみじみジジイ発言。ええそりゃもう自分が17の時はそんなこたぁ微塵もございませんでしたけどね。

Gelggjr 久々にカッコイイゲルググ(ジョニーライデン)が出品されていて注目してたんだけど、落札価格は7万円。意外と伸びないというかコレだけ作れる腕があれば、暁とかSEED系のヤツで荒稼ぎ出来るんじゃないかとも思うのだけど、やっぱ職業にするとモチベーションは下がるんだろうなとも思ったり。つか自分ゲルググそのものはさほど思い入れがあるわけじゃないけど、かっこよくないとは思わないっていうかもちっと人気があってもいいMSだと思うんだよな。小学生の頃はドムと人気を二分してたのに。
※つかそれは単に手に入りにくかったからかも知れないけど(^^;

っと思ったより書くことがあったな(^^)。みんなはどんな夏を過ごしてるのかな?

| | コメント (5) | トラックバック (0)

2006年8月 7日 (月)

キングスフィールドII

今日プールの帰りに寄ったファミコンショップで「シャドータワーアビス」が安値で売られていて、

 「あ、久々にこういうのやりたいかも」

と思って買おうかとも思ったけど、たたき売られる程度のPS2ソフトより、確実に面白かった旧作を再プレイした方がかしこいかな、と結局スルーして家路につく。つかこの店はかなりの中古充実度で、ネオジオメタスラ4、SVCカオス、サムスピ零、KOF2003なんて現物初めて見たよ。つか他にも「魂斗羅ザ・ハードコア」とかウワサのPS「北斗の拳」(3999円で結局スルーしてしまいました・・スミマセン(^^;)とか結構充実してた。まぁ全体的に値段は高いんですけども。

さて、そんなこんなで帰ってきてしばし子供達と戯れたあと開始したキングスフィールド。まずこのタイトルについてごくごく軽く説明させていただくと、

PS最初期のフルポリゴンアクションRPGで、動きは超モッサリ。自分超弱い。超簡単に死ぬ。

って内容。でも1作目から4作目までプレイした中で、それぞれにカラーがあり、

1作目・・・フロム処女作ということもあってバランスも読み込みも甘いが原石としては光を感じた作品。

3作目・・・屋外まで手を伸ばし行動半径は広くなったがその分密度は大幅に下がって、個人的にはシリーズ最低な作品

4作目・・・PS2になってかなり遊びやすくなったがいかんせんボリュームが凄く少ない。「よっしゃこれから面白くなりそうだ!」と思った途端に終わる。「中盤エンド」なゲーム。悪くはない。

こんな感じ。で、2作目は、と言うと

とにかくダンジョンの複雑さは比類ない。非常に複雑な立体構造なのに、ジャンプもなく最初のセーブポイントを見つけるのも一苦労(つかそれまでにも簡単に死ねるポイント多数)。マニュアルも不親切でアイテム関係のオンラインヘルプもないが、密かにダッシュは快適だし読み込みを感じさせるポイントも絶妙にカモフラージュしていて非常に心地よい。
※読み込み地点に広い通路を持ってきたり、狭いパイプ状の洞窟を配するなどプレイヤーに悟らせない為の腐心が見られる。この点が3作目には全くなくなっていて、そういった意味でも2作目が大好きだったりする。

序盤、プレイヤーのリーチはダガー。要するに隣接してなければ攻撃は当たらず、それも正面からでは簡単に死ぬ。
※最弱の敵は攻撃5回。敵の攻撃は3回でこちらは昇天するようなレベル。それもこちらの攻撃はゲージが溜まらないと100%のダメージを見込めないという・・・。

しかし、平行移動や絶妙なヒットアンドアウェイ、間合いを計ってこちらの攻撃の「切っ先」が敵に丁度当たるタイミングで立ち回る感覚はとても心地よく、2体相手に無傷で乗り切ったりするのもまたカクベツ。グラフィックは決して派手ではないし、ちょっとオブジェクトが多いとすぐウェイトが掛かって重重になってしまうが、それも味。基本古いソフトだし、ソフトハウスとしてもスキルを重ねた老舗ではないのだから、

 「理解してさえいれば」

十分楽しめる。もっとも、それらを全く理解せずにプレイしたらマズ間違いなく

 「このクソがっ!」

とつばを吐き捨てることになるでしょうけど。

で、ちなみに現在どうだろ3時間くらいやったかな。未だマップも手に入ってないし、そもそもMPの回復方法すら分かってない状態。まぁHPの無限回復ポイントとセーブさえあれば何とかなるって感じもあるんですけどね。でも、

 久々にやってもホント面白い!

とにかくヒリヒリするようなバランスなんだけど、どこかにルートがあるというか順序がある。ほんのちょっと頑張ってそのルートを崩した強敵を超えればそれはそれでわずかばかりのメリットもあるし、地味ながら確実に強くなっていく感じはとても心地よい。最初泣きそうだった連中が今ではホントに雑魚化してるってのは、単にパラメータだけじゃない自らのスキル向上によるものでもあるってのは、いいゲームならではの感覚でしょうしね。

でも今からはじめると言う方がいたらホント勧めるのはためらうっていうか、とにかく、

 「日本一難しいダンジョン」

と在りし日の岩崎宏昌氏に称されたような気がします。マップはたしか5枚程度ですが、その構造が非常に複雑で、何度も何度も歩いて体で覚えていく感じ。でもそんなに中古も高くないでしょうから、最初期のウィザードリィの厳しさを懐かしく思えるような人にはちょっぴりオススメしたい気持ちもあったりします。決して駄作ではないですよ(^^)。★★★★(←今やっても)。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2006年8月 6日 (日)

つよきすPS2版~近衛素奈緒ルート~

正直まだ「幼なじみで旅行」というミニルートはやっていないのですが、メインであるなごみん、エリー&よっぴー、カニ、乙女さんをクリアし、最後に残しておいた素奈緒ルートをついに昨日スタートいたしました。この娘はPS2オンリーのキャラであり、脚本家でありデザイナーのタカヒロさん最後の落とし種。以後CDや番外編小説が出てきても、それは所詮別の人の手による物であり、ある意味アンソロジーや同人誌と言った感すら漂ってしまうわけです。

さて、そんな素奈緒ルートですが、さすがにPS2版のウリということで、これまでみたく詳細に「美味しいところ」を紹介したりはいたしません。なんつかやっぱ直接自身でやって欲しい気持ちと、買って欲しい(中古で買ってるヤツのセリフじゃないけど→新品買わなかったことを少し後悔・・・)気持ちがあったりするんですよね。

ですから今回は「内容には極力直接的な触れ方をしないようにしつつ」魅力を紹介したいと思います。

彼女がどういったキャラかというのは既に雑誌やアニメなどでもかなり大きく扱われていますから、ご存じの方もいらっしゃるでしょうが、要は

 レオの『テンションに流されない』ポリシーを刻みつけた直接の原因にして中学時代の同級生

です。ぶっちゃけ「ん?中学時代の彼女?」と思ってしまいがちな設定ですが、PC版、PS2版を通じてレオはヒロインたちと「ファーストキス」をしていますから、それはありません。「生き方に影響を及ぼすきっかけではあっても、恋仲、恋心を抱く対象ではなかった」というレベルの間柄だったというところでしょう。

で、その素奈緒の方ですが、母親が舞台女優(北島マヤみたいなの?)であることもあり、演劇大好きっ娘。まぁぶっちゃけゲームではアニメほど「演劇属性」が強く打ち出されてなくて、それ以上に正義と信念を曲げないキャラとして描かれています。プレイすればより深く濃いキャラであることがわかりますが、端的に表現するなら、

「カリスマと実力のない乙女先輩に普通の女子高生的思考回路をプラスしたキャラ」

というところでしょうか。もちろん「つよきす」に登場するくらいですから思いっきり強気。それも乙女先輩以上で、その上感情的になりやすい直情型です。何にでも一生懸命ですぐ熱くなる、まぁ今のレオの対局に位置するようなキャラクターと言えるでしょうね。手を抜くことを由としない毎日が本気の生き方はプレイヤーから見ても「疲れるしキズ付くだろうな」と思えるほどで、ある意味レオの彼女に対するリアクションや心情にとても共感出来るシナリオにもなっています。

で、ここでこのルートの現時点(ゲーム内7/26)での評価なのですが、

 「はっきり言って満点!」

とにかくやっていて不満に思えるところがないだけでなく、こちらの期待をことごとく良い意味で裏切りまくってくれる。実際完全な新シナリオというわけじゃなく、PC版で言うとよっぴールートかな、そこからの引用的なシーンもありつつ二人以外のキャラを絡めたイベントも非常に多い。特に幼なじみ4人のシーン、田村&西崎シーン、フカヒレ&イガグリシーンの充実は他のルートの上を行く感じで、乙女さんもいい感じで絡んできます。
※まぁ逆に言えばなごみん、祈先生、エリーは影が薄いとも言えるけど。

笑いに関するスクリプトのキレも最高レベル。改めて言うのもなんですけど、

 「オレはこれに惹かれてつよきすを好きになったんだ!」

と自らに再確認するほど良くできてますね。番外編で「結構キャラ掴んでるじゃん」などと思った著者もいましたが、いやいやどうしてタカヒロさんとの間には超えられない大きな壁を感じました。つかそれだけ話が上手いんですよ、この人は!

そして最重要とも言える「ツンデレ」のバランスとエッセンスも絶妙としか言いようがありません。とにかく素奈緒がカワイイ!それはグラフィックによる要因は少なく、主にボイスとスクリプトによって形作られたもの。意地っ張りで負けず嫌いで意志が強くて口うるさいけど凄く真剣で正義感があって、、、そしてそんな素奈緒を見るレオの気持ちがホントプレイヤーに重なる。

 「そりゃ好きになるさね。なっちゃうさね」

よく発売後の掲示板等で「素奈緒にメロメロ」な発言を見かけたけど、あれは、もうホントしょうがない。そのくらい良くできたキャラだし、そのサイドストーリーの完成度もバツグンなんだもの。っていうか素奈緒ルートをPC版で遊びたくなる気持ちも分かるっていうかむしろ完全な新シナリオでもっともっと彼女とのエピソードに触れたくなる。
※ソフトガレージ番外編4にはそんな素奈緒エピソードが織り込まれるらしいけどタカヒロさんじゃないから現時点では微妙。せめて御門さんなら・・・。

とりあえず現状全体の中盤を終え、終盤に向かうところという感じですが、一旦最初からやりなおそうと思っています。このままラストを迎えるのはあまりにももったいなく、これまでのエピソードもあまりに素晴らしいので、

 「全部録画する方向で!」

しっかり堪能しつつ僕的つよきす祭りのクライマックスを迎えたいって感じですね(^^)。
※つかこの↑内容で「面白そう」とかって伝わったんだろうか。ネタバレには触れてないつもりだけど・・・。

 以下軽く愚痴。

つかホント面白いと思うわけですよ。なんつかラブコンとかハチクロとかちょっぴりかじるじゃないですか、古くは「BOYS BE・・・」の愛読者だった僕なわけですよ。めぞん一刻やときめきトゥナイトが大好きだった自分なワケですよ。

そりゃスポ根と比べたらラブコメは落ちるかも知れない。トレドラと比べたらアニメ絵は抵抗があるかもしれない、だけど!なんつか根底に流れてるスピリッツというか行き届いたコダワリというか、とにかく「やってて」「読んでて」「聞いてて」負けてるとは思わない。思えないんですよ。

アニメ見てゲームの質を値踏みされるのなんてサイアク。つか素奈緒ルートをクリアした人でどこが不満だったか聞いてみたい。どんな人がプレイしたのか知りたい。僕らくらいの世代でラブコメマンガの洗礼を受けた層であれば、9割は満足する出来だと思うんだけどなぁマジで。

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2006年8月 5日 (土)

ポケモンに関する心構え

あと一ヶ月ほどすると新しいポケモンが僕らの前に姿を現す。「ダイヤモンド・パール」は前作から3年と9ヶ月ぶりの正当後継者だ。

これがFFやドラクエであれば近所のコンビニで予約をし、深夜入荷と同時に購入、そそくさと家に帰り、パッケージを開けディスクをセット。予めセットしておいた座椅子に腰掛け、深夜としては少し大きめにしたボリュームでつづられるオープニングをじっくりと堪能しつつ眠さに押しつぶされるまで最初の町で出来る限りのことをする。

しかしこれがポケモンとなるとかなり趣が異なる。まず第一に近所のコンビニには入荷しないので夜間に開始するということがない。最寄りの量販店まで車を走らせ、少なくとも長男と僕の2本、へたすると娘の分も併せて3本を購入。さすがに確実に買うのが分かっているタイトルだから、クラブニンテンドーの予約ポイントもゲットしたいところだ。

で、日中に購入するということは当然仕事に休みを入れておく必要もあるし、ことによっては翌日も休日としなければ同時にスタートを切る子供達に置いてけぼりを食う恐れすらある。さすがに威厳ある父としてはそれはなんとしても避けたいところだ。

ただDSは携帯機。テレビやモニターでのプレイと比較するとどうしても手も目も疲れる。内容がとんでもなく面白ければ別だが、連続プレイはせいぜい3時間が限度だろう。

ただ今回は手ざわりが全く予測付かない「WiFiチャット」という要素もある。全国のプレイヤーと他愛ないおしゃべりをしながらポケモンを交換したり対戦できたりするという。
※通常のプレイ中にボイスチャット可能かどうか、複数の相手と同時にやりとり可能かどうかは未確認。

購入直後からきっと凄まじいまでのアクセスが為されるだろうし、あっさりとホストがパンクしてろくに機能しないことも考えられるが、それでもやっぱり遠方の知人友人とコミュニケーションしながら遊ぶというのはまさに未知数の楽しさを秘めていると思う。
※その為にWiFi接続の準備は既にしてあるし。みんなもしといた方がいいと思うよ~(^^)。

以下そんな僕の「思うところ」を箇条書きにしてみた。

・オスメスの区別はどうだろう。全種両性集められるだけの倉庫があるのか。

・ベビィポケモンやタマゴは今回もあるのか。

・移動速度が遅かったら嫌だなぁ。

・最初の3種類ってどんなのだろ。予定ではずっと初代から草で来てるから草にする予定だけど。
 →草の利点はやはり「やどりぎのたね」でHPを細かく削れる点と眠り系の技を覚える点にあると思う。これまでの流れだと水の利点は序盤に出てくるポケモンマスターが水に弱いこと。火の利点は序盤に出てくる雑魚が火に弱いことなどだけど、草はとにかく集めるのに有利という感じかな。

・一応僕がダイヤにするつもり。ダイヤ=悪、パール=鋼とした場合、悪の方が便利そうだから。

・問題は開始時間。プレイタイムがどうしても夜間に傾注することは間違いないのだけれど、そこで安易に半日内蔵時計を動かすのはどうだろう。WiFiでのコミュニケーション相手がみんな夜型とは限らないだろうし・・・。これは悩むところだ、、、、が冷静になればいつでも時計をいじったり出来るんだろうか。でもそれはそれでズルい気もするし、、、マジ悩むね。

・GBAからの移動とかって簡単に出来るようになるのかな。まぁあんましやる気もないけど。

・今回もカジノがあるんだろうか。台ごとに確率が違うってのがある意味大きなハードルだけど、せっかくだからリサーチすっかな~。

・過去の作品から何がピックアップされるかも興味深いところだけど、やっぱり基本はエスパーか。つか新ポケもまずエスパーありきだよな~。いや待て待て今回いい加減にエスパーにメスが入ってもおかしくないのではないか。対エスパー兵器も併せてきっちり押さえておく必要があるだろうな。

・作った人には悪いけど、開始直後からアニメはOFFにするつもりです。

・対戦するだけで何か手に入るとしたら、序盤5時間くらいで子供達と対戦を重ねるのもアリかもな~。もしかしたらマスターボールとかまがったスプーンとか出るかも知れないし。これはちょっと楽しみ。
→やっぱケーブル繋がなくて良いというのは便利そうだし。

・ポロックは面倒だからもうやりたくないな。

・見た目も面倒だから気にしたくないな。

・レアカラーは嬉しいからあってもいいと思うけど、もう少し確率が高くてもいい気がしたかな。

・前作はバックアップをミラーで二重にしてデータロストに対する堅牢性を高めていたらしいけど、今回もやってくれるのを期待。消えるのはマジ勘弁だもんね。

・マイクを使って集めるポケモンとかいそう?
 →特定の言葉じゃないと反応しないとか、一定以上の大声じゃないと起きないポケモンとか?
 →口笛吹いたら敵が出てきたり→そりゃドラクエか。
 →戦闘中に応援したらテンションが上がったり→それもドラクエか。

・WiFiでの交換と通常の通信交換で、それぞれでしか手に入らないポケモンとか絶対いそう。
 →今までのイベント限定ポケモンのゲットがしやすくなりそう。
  →逆に1、2種ではないたくさんの隠しポケモンがいそう。
   →ミュウスリーとかどう?

・WiFiを利用して多人数参加型のイベントや配布があったら楽しそう。
 →10万人でトーナメント。

・レベルはやっぱ100までなのだろうか。

・手持ちが6匹の時「連れて行く」でも「これ以上連れて行けません」ではなく、「どのポケモンと入れ替えますか?」にして欲しいな。

・娘の為に漢字かな交じりだけじゃなく、ひらがなカタカナだけってモードが欲しいところ。

・早いウチにポータルサイトを見つけてネットでのコミュニケーションも同時進行で楽しみたいな。

・3色目ってなんだろ。ダイヤ、パールときてサファイア、ルビー、エメラルドが押さえられてるとして、、、クリスタル系の悪とホワイト系の鋼ときたら、残りはそうだなぁ、属性的には闇かな。で、色は、、、グラファイトってところ?あとはプラチナとかもありそうだけど、色的にはパールとかぶるからどっちかって言うと黒系だと思うんだよね。でも露骨に「黒」もしくは「ダーク」だとネガティブなイメージがあるから、宇宙をイメージする「コスモ」とか「メテオ」ってのもアリかなぁ。あ、でもコスモはアースと併せて次のポケモンで使われる可能性もあると読んでみたり。

 楽しいのでもう少し続けます(^^)。

最高の硬さと最高の丸さっていうウリだからそこから第三の「最高」をイメージしていくってのもアリだよね。最高の、、、かゆみ?「ポケットモンスターとろろ!」。まぁそれはいいとして。
最高に透明、とか。ポケモンクリア。クリスタルとかぶるなぁ。逆にモノトーンから離れて多色で攻めるというのはどうだろう。ポケモンレインボー、、、安っぽ。ポケモンオーロラ、、、あるかなぁ。

あ、ダイヤもパールも白系だからもう一つも白系ってこともあるかも。ポケモンシルク、、、もしくはポケモンシルキィ。ありそう?最高にきめ細やかな絹。弱い弱いと言われ続けた虫ポケモンがついに天下を取る日が来た!ムシキング人気もあるし、オベロンやパピヨンという箔のついたキャラも過去にはあったわけだし、、、とりあえずクリス的にはグラファイト-シルキィで。みなさんはどう予想します?
※ちなみに僕はクリスタルやエメラルド、ダイヤなんかは予想して友達とかにも言ってたんですよ。まぁエメラルドは鉄板ですけど。だから今回もどれかはフックして欲しいなぁ。

・つかこれだけDSが売れまくっちゃって、ホントに買えるんだろうか・・・。
 ★一番心配。初日に各最低100万は出してもらわないと。つか1000万台売れて勢いのあるDSでのポケモン。あればあっただけ売れるんだろうな。

---------------

ま、何にしてもヘンに日和った見方をせず、ピュアな気持ちで楽しみたいですな。FFの時もそうだったけど、序盤はテンションが高いしアラも見えない。何度も書いてるけど、重要なのは楽しむこと。ネタバレかそうでないかの判断は難しいけど、じっくり腰を据えてプレイしたいとは思うよね。期待値★★★★☆!(9/10)。

| | コメント (3) | トラックバック (0)

2006年8月 4日 (金)

つよきすPS2版~乙女さん編~

Tuyops2_otome2 もう「パートいくつ」だったか忘れてしまうほど間が空いてしまったが、昨日久々にプレイして乙女さんをクリアしたので少しだけコメントを。

つか乙女さんシナリオの序盤は正直かなり眠くて、なんつかこんなだっけかなぁと思っていたのがインターバルが空いた理由。昨夜は6月の半ばくらいからの再開となった。

が、そこからは非常にスムーズにテンション↑。竜鳴祭でのカニの流暢な司会や、くーvs乙女さんの極秘偵察任務、手を繋いで下校から告白、PC版で「モラルじゃ抑えきれない」の名シーンはカットされてしまったが、以後「これからはおまえの布団で寝かせてもらう」という断定的な口調はまさしく乙女さんならでは。やはり乙女さんはこうでなくてはな、と実感しきりであった。

余談だが他のメンバーと比べて、乙女さんはPC版での声量が十分であったのか、今回新録音のボイスとの差が一番少ない気がするのも高評価なところ。アクターのスキルにも依存するんだろうけど、祈先生なんて前回も今回も声量にムラありすぎだったからね。ちょっとした声の違いで興ざめしてしまうことがあるから、これは無視できない。

追加されたイベントは↓

「tuyops2_otome1.avi」をダウンロード

と↓

「tuyops2_otome2.avi」をダウンロード

つかどっちも同じようなもんだからどっちか一つだけ貼ればいいという気もしないけど、どっちもいいセリフがあるから結局外せず両方載せてみた。他には↓

Tuyops2_otome1 のようなデートがあったりもするが、自分的にはさほどでもなかったのでスルー。つかやっぱ微妙にPS2版で新たに描かれた絵って違う気がするんだよね~。特に「笑顔の線の目」なんかが。

話的にはエロがなくても全然OKな感じ。乙女さんに慕われるというのがどういうことなのか、を考えればそれもまぁ至極当然とも言えるかも知れないけど。ただ正直他のメンツと比べてしまうと印象が薄いのも否めず、まぁ★★☆ってところかな。

| | コメント (2) | トラックバック (1)

CARSを見た

先日家族で見てきた。つかこの映画の話をする前に他のピクサーの映画について少し書いてみる。

まずぶっちゃけ映画館で観たことがあるのはこれまでに一本もなかったりする。ビデオやDVDでも自分しか観なかった物もあるし、実は我が家はそれほどピクサーに思い入れがない。世間がニモだトイストーリーだと騒いでいても、我が家のブラウン管にはケロロやカリオストロが映っていたし、実際あのCGのグラフィックよりセルアニメの方が馴染みがあるというのもあるのかも知れない。

それを踏まえつつ僕が一番好きなピクサー作品はと言えば、

・モンスターズインク

だったりする。とにかく僕はヤなやつが出てくる映画、主人公が凹む映画が好きじゃない。なんつか主役は男であれ女であれヒロイックであって欲しいし、姑息なヤツや頭の悪いヤツに心地よさをジャマされると、映画の中の悪役ではなく、直接脚本家や監督に怒りが沸いてしまうのだ。

でもこのモンスターズインクはそういうヤツがほっとんど出てこない。サリーは確かに小心者っぽく演出されたりもするが、根はイイ奴だしやるときはやる。しばらく観てないんで名前も忘れてしまったが女の子だって凄くピュアだし、かと言って観ていてハラハラやドキドキがないわけでもない。正直キャラの色物指数が高いから他の作品と比べてそれほど人気があるとは言えないかも知れないけど、個人的には頭の悪いキャラ、自分勝手なキャラが幅を利かせるファインディングニモよりはこっちが好きかなと思う。

・Mr.インクレディブル

前半はまさにスパイダーマン2の様相で主人公がヘタレまくるが、中盤以降あっさりと「デレに転ずる」とでも言おうか、気持ちよく爽やかな展開で押しまくる。浮気と誤解されるような場面でも全く物怖じせずに奥さんを抱きしめるボブのキャラは悪くない。悪役も「悪いヤツ」だがバカじゃないし、イヤなヤツじゃない。脇を固めるダッシュやバイオレット、ヘレン、フロゾンもとってもいい感じにスーパーマンで観ていてホントワクワクする。先日久々に観てもやっぱり楽しかった。
※観るのはまぁ途中からなワケですけど(^^;)

ちなみにこのインクレディブル、監督はブラッドバードという人で、かの傑作アニメ「アイアンジャイアント」の人だったりする。思えばアレも気持ちいいくらいハッピーエンドで、キャラデザインにクセがありはしたけど、非常に楽しい映画だった。ちなみにちなみに彼はエドナの声優としても参加しているらしいけど、自分が観たのは日本語だったからちょっとわかんない。

他の作品も一応見てるけど、他のは正直あんましピンとこなかったかな。

さて、そんな僕から観たカーズはと言いますと、

 「悪くないけどやっぱり感情移入しづらい」

というのが正直なところ。車に限らず擬人化したキャラクターというのは、そこで一枚フィルターがどうしても入る。順番で言えば、

 人間→人形→人型モンスター→動物・非人型モンスター→車

という感じにフィルターは色濃くなっていく気がする。もっと言うと

「マユゲでは演技は出来ても、目で演技が出来ない分不利」

という感じか。手足がないのもプラスには働きづらい。だから結局「表情が乏しい」という印象に繋がってしまう。

話の筋としては人間の代わりが丸々車になっていること以外(※まぁ虫とかも車の形をしてるけど)それほど異世界感はないんだけど、やっぱりヒロインに色気がないとか悪役に凄みがないとか、全て先ほどの「キャラの弱さ」にのしかかってきてしまう。

展開的にもシナリオ的にも絶対つまらなくはないし、絵的に最先端を感じもするけど、自分的には今ひとつだったかなぁというのが本音です。子供達の反応もいま三つくらいでしたし・・・。★★☆。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

海洋堂展

隣町の美術館でやってるから行ってみれば?と友人が教えてくれたので、今日家族で行ってきた。つってもかみさんは「値段分(800円)楽しめそうもないからいいや、」ってスルーしたけど。

入り口には大魔神の彫像があり、中にも人間の等身大の彫像がいくつかあったりしたけど、基本は海洋堂出の食玩やらフィギュアの陳列。でもとにかく言いたいのは

 カメラがダメ

なのが痛い。つかこんなの写真に取れなきゃほとんど意味がないって気がした。いくらじっくり見ていたって絶対忘れるからね。とにかくそれが堪えた。

会場は全部で3部屋。それほど広いスペースではないがモノが小さいだけあってかなりの見応え。かみさんと待ち合わせの1時間後に丁度子供達が飽きてこなければ、まぁ2時間は楽しめるコース。

最初はチョコエッグやらヴィネットなどの食玩系。中にはたまたま買ったソフトドリンクのボトルキャップで見覚えのあるものなんかもあってニヤリとしつつ、まぁ数のパワーってのはあるよなぁとシミジミ。ぶっちゃけそれほど感動はなし。

次はライダーやゴジラなどを中心とした部屋。ここにあった「カリオストロの城」の城そのものに、デフォルメキャラフィギュアがところどころ置いてあるモノはなかなかにニヤリ。子供達とワイワイ言いながら「ここに閉じこめられていたということは、、、ここから走ったんだね」とか「ここがオートジャイロの発着場で、ここから船が入ったのかな」とか。ぶっちゃけこれは家にあってもいいなぁと思った。つかヘタな絵画よりずっと客人の目を楽しませるブツだと思ったり。
※いくら高いと言っても何千万もしないだろうし

ゴジラ関係は正直言ってあそこまで並んでるとあまり差がわかんなくなるね。まぁよく見れば「これはモスゴジでこれはキンゴジでこれはビオゴジで、、、」とわかるんだけど、ディティールとか普通にゴジラだからあんまし奇をてらったモノがない。

どちらかというと機竜=メカゴジラの方がキたね。身長30cm全長40cmで2機置いてあったんだけど、どっちも超カッコエエ!つかこれだけでも写真に撮りたかった!しばらく見てたね。原型っぽかったけど違うのかな。とりあえずネットで調べたらガレキ価格で5万越えの品でした。つかマジかっこよかったもんな~。見に行く価値があると言えばまずこれかな。

ライダー関係も結構イイ感じ。カメバズーカや大砲バッファロー、アポロガイストなんかの「ツヤの有無」が何とも心地よく、大量生産製品には見えなかった。
※でも原型かどうかはわからないけど。
スカイライダーやV3が見あたらなかったのは僕が早足で通り過ぎてしまったからかな。

山口勝久作品がたくさん見られたのも良かった。ガオガイガーやエヴァ関係、当然リボルテックも飾ってあった(なぜかゲイナーはなかったけど)。間近で見るとやっぱかっこいい。あと谷明のブレンパワードに出てくると思われる何とか言うメカもしばらく見てた。松村しのぶや山口勝久も天才だとは思うけど、個人的には谷明が一番「天才が似合う」気がしたね。ヤクトミラージュの完成品も初めて見たし。
※つかアレは一般人では保管も運搬も出来るシロモノじゃないね。つか会場のディスプレイ、もう少し安定して置いてくれよ、とも思った。軽くケースに触れただけで中のフィギュアがユラユラ揺れてくれちゃって、、、倒したら焦るだろっ!みたいな。

美少女フィギュア系はほとんど置いてなくて、まぁ普通に塗って普通に仕上げたモノばかりだったという印象なのでさほどでもなし。恐竜や動物関係も結構あったけど、正直これもさほどでもなし。版権関係かサンライズのモノはほっとんど置いてなくて、ガンダム、ダンバイン、ボトムズはほぼ全滅。どちらかと言えば「動物系海洋堂」に惹かれる人が楽しめる内容だったかな。入場料大人800円で8月27日まで豊橋市美術館。最寄りの駐車場は館内で無料券を発券可能。とりあえず無難に★★☆ってところかなぁ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年8月 3日 (木)

アクセス解析

いつの間にかブログのコンパネに入っていたので覗いてみると、どうやらウチのブログ、
 一日平均400人くらいの人がのべ600回くらい

覗いてらっしゃる模様。ただリサーチ開始が5月の半ばだったようで、FF祭りの後なので、ピーク時はもう少し行っていたかもなぁとも思ったり。でもぶっちゃけ一見さんが凄く多いみたいなので、安定とはほど遠いですけど。
※でも一つのコンテンツ、例えばゲームとかに特化し過ぎるのは僕の本意じゃないので、これはこれで仕方ないかなぁとも思ったり。

ま、なんつかアレだ、結構な数の人が見てるってことがわかって正直感謝ってことだ。次の山はポケモンになるとは思うけど、何とかいろんなカテゴリーの文章を読んで貰えるように鋭意努力を惜しまぬようにしなければなぁと思った次第です。最近は傾注してるタイトルがないからどうにも内容がデコボコしちゃってますけど。

ちなみにそのアクセス解析だとどんな内容にフックしてきたとかどこからサーチしてきたとかもわかるのですが、正直現状ではまだデータ不足で、指標と呼べるレベルには達してない模様。でもこれまで一度も触れることがなかった「具体的な数字」を見ることが出来たのはやっぱ嬉しいモノですね(^^)。取るに足らないことでもいいからコメント貰えると嬉しいです。

とりあえず「目指せ100万アクセス!」
※ちなみにまだカウント開始後4万ちょい(^^;)。
内容は現状維持の方向で!!。今後とも何とぞよしなに、よしなに・・・。

| | コメント (7) | トラックバック (0)

鉄腕DASH!!

Dash060802 以前から何度か取り上げてきたけど、前回の鉄腕DASHはホント凄かった。要はDASH村にある露天風呂を作り直そうというネタなんだけど、なんつか

 あんたらホントスゲェよ・・・

って感じ。TOKIOもスタッフも協力するスペシャリストも、日曜のゴールデンタイムに相応しい内容だった。まずみなさんに想像してもらいたいのは、

 風呂を作るとはどういうことなのか

ということ。まぁ当然TOTOの代理店に電話をしてお金を払うなどということではないわけで、彼らが取った行動はこんな感じ。

・伐採予定のヒノキ(パッと見根本の直径80cmくらい?)を斬り倒し、

・そこから木材に加工してもらい(これはやってもらう)

・加工した木材をピッタリ合うように曲面と直線のものに削り

・針金のタガと竹のクギで固定して

・底板を切って削ってはめ、

・裂けてしまった板を修正しつつ目止めナシで水が漏れないようにきっちり調整し

・「鉄砲釜」という鉄製の釜戸を用意すべく、東奔西走し

・結局見つかったのがサビだらけで穴が空いた物だけだったモンだから、それを一旦ネンドで修繕してから型を取り

・既に欠損していた扉の型も作り

・原型を1500度の熱で溶かして改めて型に流して作り直し

・側面から炉を出す穴を開け

・風呂が置かれる高台に屋根と壁が開放可動するような小屋を建て

・わき水を張り、薪をくべ、

 そして風呂に入るのである。わずか1時間の番組内でいわゆる芸能人がトライする内容としてはホントにヘビー。ジッサイ画面に映っていないところではプロがやってるのかも知れない、やってるのかも知れないが、映っている場面だけでもカンナほか刃物の使い方の上達は明らかなのだ。指導する職人達がテレビに遠慮しておべんちゃらを使うはずもない。スゲェ熱い溶けた鉄を型に流し込む時も、19枚の湯船の板を一枚一枚削りだしていく時も、画面からスゲェ真剣な空気が漂ってくる。

テレビは基本的に「気持ちよくだましてくれるメディア」だと僕は思う。これを見て軽口を叩くように「どうせやってないんだろう?」と言うのはたやすい。でも僕は思いっきり信じた。メンバーと職人とスタッフと、そして今回限りでDASH村を出るヤスハラの涙を隠す仕草を。

同じ事をやろうとしても絶対出来ないと思える「仕事」。

 「ああ、この風呂って全部でいくらくらい掛かってるんだろな~」

などと下世話なことを考えてはならないと思うのだが、百万じゃ全然効かないだろうな~なんて思った。つかDASH村はときどきスゲェ仕事するから侮れない。登り窯の時も思ったけど、本気が心地よいね。

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2006年8月 2日 (水)

つよきす小説~番外編3~

Tuyokiss3 ソフトガレージから番外編ノベルの第三弾が発売されたので、さっそく購入。全部ではないがパラパラと読んでいる。つか小説というのは基本想像力の娯楽であるからしてイマジネーションが豊であればあるほど楽しめるハズである。が、しかしそのイマジネーションは所詮本人のキャパ以上には伸びることはなく、例えばセリフ一つとってもプロの声優が本気で口にするものと比較して、より以上のイメージを喚起するのは容易いことではないだろう。

僕はそんなわけでつよきすを非常に大きく評価しているのだが、こうしたノベライズに関してもその影響が色濃く出る。要するに

 本人の声が聞こえるかどうか

なのだ。思い入れが強ければ強いほど、例えば交換日記、まぁ実際それの経験者は少ないだろうから、先生との連絡帳でもいい、常日頃頻繁にコミュニケーションを取っている間柄であれば、

 文字を見て声が聞こえる

のは何ら不思議なことではないはずなのだ。特にそれが口語体であるならなおのこと。だからこうした小説、アニメやドラマのノベライズというのは、普通の小説とは違って「お手本がある映像のないアニメ」という文字にすると何ともよくわかんない表現になってしまう「ちょっぴりイレギュラーなメディア」と僕の中では捉えている。だって、「アニメ化されたら声優に幻滅した」なんて経験はそれなりにマンガをよく読んでいた人なら誰しも身に覚えがあると思うし。
※個人的には神谷明のケンシロウはキツかったね。あと原作者がいつもイメージしてセリフを書いていた、と言われた「山田康夫のコブラ」も正直自分にはキツかった。既に野沢那智で完璧刷り込まれた後だったので。
→余談ついでに。「山田康夫のコブラ」はPCエンジンのCD-ROMゲームでのみ実現している。映画版はトミーとマツの松崎しげる。テレビ版「スペースコブラ」が野沢那智。

そんなアニメやゲームのノベライズだが、何が重要かってそりゃもう

 「声が聞こえるかどうか」

が命だと思うワケデスヨ。そのセリフがそのキャラクターの口にするものであることを脳が認識するかどうか。要するに

 「こんなセリフは言うハズねぇ!」

と思ったらそれはもうノベライズとしては失格。話として面白いかどうかより、「別人」もしくは「偽物」、あるいは「そっくりさん」がしゃべってるってことになってしまう。「オレのスバルを返せ!」なのだ。

この番外編3は番外編1を書いていた人でも2を書いていた人でもない人が4編のうち2編を書いていて、その内容があまりにもツライ。シチュエーションはつよきすをして十分考えられ得るものなのだが、いかんせんセリフが生きてない。声が聞こえないのだ。「オレの乙女さんはそんな言い方はしない!」のだ。

つかなんでこんな悲しいモノが出来上がっちゃうんだろうって思った。担当とか誰かつっこんでやれよって思った。愛を注いでいたのがタカヒロさんだけだったの?彼がいなくなったらつよきすはおしまいなの?って思った。

とりあえず番外編2の方がオススメです。今のところ。番外編1は未だにアマゾンから届きません(涙)。つい先日店頭で見かけたのに・・・。「待つしかないか(cv次元)」。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

林原めぐみ

僕は別に声優属性の人間じゃないつもりだが、何人か好きな声優はいる。故人を尊ぶつもりはないが、山田康夫氏、富山敬氏、塩沢兼人氏なんかはやっぱ惜しい人を亡くしたと思ったし、現役でも古川登志夫さん、島津冴子さん、野沢雅子さん、池田秀一さんなんかも普通に大好きだし、ちょっとイレギュラーではありつつも江守徹さんのベガはとても印象に強く残っている。

そう、声優さんというのはやはり作品あっての声優。この役あってのこの人ということになる。実は僕はそんな声優ブームの一つの頂点とも言うべき「林原めぐみ」嬢は、正直あんましピンとこなかった。なんつか綾波の声を聴いてるだけじゃ小声でよくわかんねぇって感じだったのだよね。でも世の中にはいろんなモノがあるというか、まぁいいや四の五の言ってねぇでとりあえずコレ、どう?

「HURANDA-SUNOINU.mp3」をダウンロード

ぶっちゃけ僕はコレで林原めぐみが好きになりました。つかそれは本人的に非常に解せないとは思うけど。つか最初の方のフリは全く意味がなかったな(^^;)。
※↓こっちはおまけ「しゃべる綾波レイ」。
「SHABERUAYANAMI.mp3」をダウンロード

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年8月 1日 (火)

ASIMO

Asimo 前回大阪出張に行くとき、車中の友として週刊アスキーを購入。パラパラとめくる。冒頭に

 「37インチでD-sub15ピン&HDMI端子付き液晶149900円」

のモニターが載っていてスゲェ心が動く。つか1920×1080という解像度は今の環境からすれば夢のようなレベル。多少フォーカスが甘かったり応答速度が遅かったりしても、この大きさとこの価格、この装備はマジ魅力的だよなぁと一人で納得する。が、当然先立つものもなく、かみさんを説得するにはまだまだ材料不足。プレステやらWiiやらを買ったあと地味にお金を貯めて買うしかないかなぁ。まぁその頃にはもっといいモノがもっと安く出回ってるかもしれませんけど。
※ちなみに同クラスのモノより17万も安いんだとか。この価格差は無視出来ないデスヨ。マジで。

で、それはそれとして本題。

週間アスキーという雑誌は別に定期購読しているわけではなく、たまにそれこそ仕入れに行くときふと思い立って買うだけなのだが、それでも時折琴線に触れる記事が載っているから侮れない。今回はタイトル「アシモ」についての記事だった。

要約するとホンダが作ったアシモの略歴と、最新のアシモが「走ること」についてのものだったが、何というかいろいろ

 「自分の知らなかったこと」

が明かされている感覚はたまらなく心地よい。

例えば、なぜロボットが走ることを可能にする必要があるのか、という問いに対する答え。「二足歩行ロボット」であるメリットとデメリット。

「二足歩行であれば、タイヤや4つ足での移動と違って地面が平面である必要も、移動するのに広いスペースも必要ない。人間と同じ生活空間を共有する為に『二足歩行』出来るロボットにメリットがある」

が、それと同時に二足歩行は当然「倒れやすい」。それに対するアプローチとして考えられる二つの答え。一つは起き上がれること。そしてもう一つは倒れないこと。

人間は赤ちゃんから幼児、小学生と大きくなるに従って転ばなくなる。最近転んだ経験を思い出せと言われても正直即答出来ないほど「人間は倒れない」。なぜなら、それは「倒れそうになったときに姿勢を制御して倒れないようにバランスを取る」ため。ロボットを走らせるということ、走るということは、両足が宙に浮く時間を作り出すということであり、両足を宙に浮かせた状態での姿勢制御、路面や体勢や荷重移動に関する情報の整理をさせなければ走らせることは出来ない。そしてその姿勢制御技術こそが、「倒れないロボット」への布石となる、というのだ。

 「なんてクールな話なんだ・・・」

僕はこういう話に滅法弱い。なんつか「よどみない落とし込み」がなんとも美しいと感じてしまう。まだまだ2歳児にも満たない知能と3歳児並の運動神経しか持たないアシモだが、世界で走ることが出来る唯一のロボットであり、既に数百億のコストが開発に投じられているという。開発は決して平坦なものではないだろうが、こういう人がいるから世界は動いていくのだと思うし、未来が楽しみにもなるんだよな。

 アシモと握手をすると意外と柔らかいんだとか。それもなんだか未来。

※冒頭のSSはレゴのアシモ。数年前のお正月にホンダのディーラーに行くだけで貰えた。数がかなり出回ったので今でもかなり安値でヤフオクに登場する。我が家にもまだあと5つくらい未開封があったりして(^^;)。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2006年7月 | トップページ | 2006年9月 »