ライオン丸G
noriくんに教えてもらって早速見てみたのだが、、、なんつかまぁそのこれはいわゆるアレだ、牙狼の雨宮慶太も絡んでいるというか、現代劇になっているというか深夜枠の特撮だというかそんなこたぁどうでもよろしい。主題歌が僕の大好きな串田アキラ(に聞こえる。違ったら情けなし)だとか、その主題歌も懐かしの「風よ光よ」のアレンジだとか、造形的には悪くないとか、ところどころCGを使ってるようにも見えるとか、出ている女の子がかわいいとかそんなこたぁどうでもよろすい。
とにかく一つ言えることは、これは牙狼でもましてや鴉でもないクズ作品だってことだ。
何がクズかと言えばそれはもう主人公獅子丸が最低野郎と言うことに尽きる。一言で彼を体現するなら、
「力も度胸もないグレートティーチャー鬼塚」
って感じだ。つか最初5分+OP見て超失速。
「これは別にいらんな・・・」
という感じ。適当に飛ばして変身するところも見たけど、
「ふーん、だから?」
という感じ。とりあえず主題歌は悪くないのでそれだけ貼っておくけど、まぁなんつの?これは牙狼を100点満点で99点とするなら、マイナス5億点くらいのヘボさだってところかな。
PS.noriくんが撮り損ねたって言ってたからまた送るよ。ぜひ感想聞かせて欲しい感じ。つかいくら特撮作品に甘い人でもこれは褒められないんじゃないかなぁ。っていうか大体オフィシャルページにトレーラーとかないし、スタッフに「監督」とかディレクターの文字がない時点で「怪しい」感じはしてたけどさ。
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コメント
ムチャクチャ期待してた訳では、ないけど時間帯考えると、
牙狼の流れをくむ番組かなー?・・・と。
雨宮慶太も絡んでるし。しかしそんなにへぼかったのかー。
がっくり。
でもこんど『シルバー仮面』もリメイクするし
今度のシルバー仮面は女なのだ!!
特撮ヒーローって最近結構多いな。
投稿: nori | 2006年10月 3日 (火) 22時57分
「牙狼の流れ」がないわけじゃないんだろうけど、なんつか「イロモノ過ぎ」。これだったらカラスの方がずっと牙狼の流れをくんでると思うよ(^^;。
ps.でもエロにはちょっと期待したりして(^^;
投稿: クリス | 2006年10月 5日 (木) 03時11分
「これは牙狼でもましてや鴉でもないクズ作品だってことだ。
」、
「適当に飛ばして変身するところも見たけど、 『ふーん、だから?』という感じ。」
そうかな?それって特撮ヒーロー物への先入観やステレオタイプな認識や固定観念にガチガチに凝り固まった意見だと思うな。これを作った人は、テレビ版「アキハバラ@DEEP」も作っている(「アキハバラ」に出ていた変な外人アジタがさりげなくこの番組にも出ている。)。「アキハバラ@DEEP」ってどんな番組だったか。アキバにせい息していたどうしようもない、チャラいヘタレな連中が、現実を直視することに目覚め、常に逃げまくっていた現実から逃げないで真正面から立ち向かっていくように強くなっていく、その成長の過程をギャグ満載のコメディータッチで描いている。そのことによって、「どうせ自分みたいなへタレはどうあがいてもどうにもならないとあきらめずに、たとえ泥をかぶっても、変わろうとあがいてみることも、そんなにカッコ悪いもんじゃなく、けっこうカッコイイもんじゃないのかな。」っていう前向きなメッセージが、見てる連中にも、かなり伝わっていると思う。決してあれを見た連中のほとんどが、貴殿のいうようにただのクズ番組として一刀両断に切り捨てるのみで、何の前向きなメッセージも受け取らないってことにはなっていないと思うね。作者に前向きなメッセージを伝えたいというしっかりした意思が備わっているのであれば、こういった、一見「チャラい」、「安物」なつくりに見える形態の作品があってもいいと思う。このライオン丸Gにしても、どうしようもなくヘタレでチャラいニイちゃんが、、「アキハバラ@DEEP」のようなやり方で、しだいに逃げ回ってばかりから逃げずに現実に真っすぐ立ち向かっていくように強くなる過程を描くことで、最終的に見てる連中に少しでも前向きなメッセージが伝わる作品になるようなら、こういうのも全然OKだと思うよ。おそらく、ライオン丸Gは今後そういう展開になっていくと思う。今はチャラいニイちゃんにすぎないしし丸チャンも、それなりに強くしっかりしてくる(と予想される。)。それなのに、たった1、2話をちょっと見た程度で、早くも「クズ作品」っスか?なんとまぁ乱暴な。まぁ、貴殿にはあまりにチャラい描き方過ぎて、「クズ作品」にしか見えないのだろうけど、それはそういう一面的な見方しかできない貴殿のような人たちに特有な見方にすぎず、意外に多くの視聴者は、それほど否定的な見方はしてないし、もっと作者の前向きなメッセージをちゃんと受け止めているんじゃないかな。獅子丸がしょっちゅう股間をボリボリ掻いていたり、貴殿が「クズ作品」と呼びたい気持ちもわかるが、かんじんな時にはたとえ股間をボリボリ掻きながらでもサオリやコスKを助けに行くという描き方でも作者の前向きなメッセージは伝わると思うし、そういうやり方もありだと思う。表現には多様な方法があっていい。己の特撮ヒーロー物に対して抱いてる、先入観や固定概念から、いくつかの正統的な描き方以外の描き方をすれば即「クズ作品」と頭から決め付ける偏狭で独善的な立場からの批評は、一面的で、ゆがんだ批評にしかならないものであるという点も頭に入れて批評をしてもらいたいと思う。もう少し長い目で丁寧にこの作品を見てやってほしいものです。
投稿: ホントにホントにライオンちゃん | 2006年11月 6日 (月) 03時22分
気合いの入ったレス&感情的になっていない返信に感謝します。
自分は「アキハバラ」を見たことがないので、正直それとの比較は何とも言いようがないのですが、昨夜このコメントを見たあとテレビ欄をチェックしたらたまたまライオン丸が載っていたのでキャプチャして今し方見終えました。何話かわかりませんが、自分としてはそれなりに真剣に見たつもりです。
ただ、正直残念ながらそれほど僕の感想が変わるほどの「価値」は見出せませんでした。おっしゃるような「決めつける見方」は良くないという視点から立脚しても、相変わらず獅子丸は情けなく、殺陣はスピード感がなく、世界観は下世話で、ヒーロー物としてでなくとも「心地よく楽しめる」作品でないのは否めないと思いました。
確かに1話2話見ただけでその作品全てを語るのは愚かしいことだし、徐々に物語が膨らんでいって最後には過去に類を見ないカタルシスを与えてくれる可能性のある作品もあるとは思います。けれど、ことライオン丸Gに関しては、その為に必要と(僕が)考えているディティールの描写が、どうしても小粒作品に見えてしまう。何て言うか「こけおどし」に見えてしまうのです。
最終的に「合う合わない」という乱暴なくくりをしてしまうのもどうかとは思いますが、1話を見て受け入れられた方は、きっと2話3話と見ていてもすんなりと物語を楽しめるのかな、とも思います。否定的な意見が少ないのはそんないきさつもあるのではないでしょうか。
あとは僕が友人に勧められる際、まるで「牙狼の続編」のような勢いであったことも、僕の酷評の要因になっているようにも思います。やはり過度な期待と思いこみが、逆に作品の持つ「売り」を見つけられなくしてしまった可能性は捨て切れませんしね。
今自分の文章を読み返してみると、正直乱暴過ぎたと反省しております。ですが感想そのものはやはり変わっていないというのが、今一度見てなおの思いです。
投稿: クリス | 2006年11月 7日 (火) 23時12分