くだらない話
みなさんはボールペンのインクの中に「気泡」が出来て困ったことはありませんか?まだ買ったばかりなのに、せっかくキティちゃんのマスコットが付いているのに、ちょっとした拍子に先端から入った小さな空気の塊が内部で膨張して大きな気泡になり、文字が上手く書けなくなってしまう。
まず僕が試したのは「振ってみる」ことでした。強力な遠心力でインクを外側に押し出す。ジェル系の粘度の低いものなら特に有効ですが、通常のボールペンだと正直一時的な効果しかなく、まぁそれでも少しはつくようになったからいいか、、っていうか手が疲れまくるくらい振ったわけですが。
で次は比較的ポピュラーな熱湯に入れるパターン。ボールペンを湯飲みなりコップなりに入れるという行動そのものに抵抗がないわけではありませんが、これは中のインクが高温によって溶け、下方へ流れ込んでいくという仕組み。でも僕の経験では小さな気泡の場合はこれでOKですが、大きい場合は中の空気を上部に逃がすことが出来ず、結局それほど大きな効果が得られなかったというのが実感です。もっともお湯の温度は時と共に冷めてしまいますから、沸騰した中にズブリと入れて数分、というチャレンジをしたとしたら、結果は変わったかも知れませんね。
そして禁断の方法も試しました。ズバリ「吸う!」です。これは誰しもがイメージする最後の手段ではありますが、当時バイトの男の子に「100円やるから吸え!」とそそのかしてトライさせたところ、
「見事についた!」
でもさすがに一般的とは言えませんね(^^;。ただ結果としてそれなりに有効な手段であったことは報告しておきたいと思います。
さて、そんな僕らの苦労をせせら笑うあの気泡。本日みなさんにご紹介したいのはかなり強力かつ大胆なやり方です。っていうか冷静に考えるとここまでやる必要が果たしてあるのか、という気もしないでもありませんが、、、
上部の穴から針金(クリップを直線にしたものを使用)で直接押し込み、その後でティッシュを詰め、最後に瞬間接着剤で塞ぐ。
これです。まず針金で押し込むと、それだけで気泡は跡形もなくなくなります。もうあの苦い想い出ともオサラバ。爽快感バツグンの効果が発揮されると言って良いでしょう。しかし、この気泡、実は完全になくなったわけではなく、翌日にはなぜか前日以上の大きさになって復活していたこともありました。
となればこちらにも考えがある、と考え出されたのはその「フタ」になる綿の部分の強化です。ホントは脱脂綿とかのがいいのかもしれませんが、そんなものはそうそうないのでティッシュで代用。とにかく出来る限りたくさん詰めて、力任せに押し込みます。そして最後は瞬接で固めてしまう。これをやると中の気泡が上に昇って来れない代わりに、インクが出て行くことも出来なくなりますから、ぶっちゃけ諸刃の剣っていうか諸刃の剣じゃダメなんですが(^^;、とりあえず「勝った気にはなる」ことウケアイ。もし過去に苦渋をなめさせられた記憶のある方、一度やってみてはいかが?
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コメント
伊藤家か何かでやってた方法
(1) ボールペンの真ん中辺りに輪ゴムを取り付けて
左右から輪ゴムを引っ張れる状態にする
(2) 左右の輪ゴムを押さえつつ、ボールペンを回す
(=輪ゴムが巻かれる)
(3) 輪ゴムを両側から引っ張りつつボールペンから
手を離すとボールペンが勢い良く回る
(4) ペン先にインクが押されて、
気泡は反対側に押しやられる
ので使えるようになるんだとか。
回してる間に飛んできたりしたらこわいので、試してないです。
投稿: takaaki | 2006年10月18日 (水) 01時00分
はじめましてtakaakiさん、クリスです。よもやこの話にレスが付くとは思いませんでした(^^;。ありがとうございます。
教えて頂いた方法はさすがに伊藤家で取り上げられるだけあってスマートかつ効果的っぽいですね。つか早くやってみたいとすら思います。でもそうそうそんなボールペンに巡り会えないのも事実だったりして。でもチャンスがあったらぜひやってみようとおもいます。どもでした!(^^
投稿: クリス | 2006年10月18日 (水) 22時35分