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2006年12月31日 (日)

連射のこと

しかし年末の31日大晦日に書くネタがこれか、と言う気もしないでもないが、仕方ない書きたいと思ってしまったんだから。つか今もなおPCの調子が悪く、もしかしたらこれをアップしているのがいつになく遅いかもしれないが、これまた仕方ない調子が悪いんだから。まぁ許されたし。

まずみんなは「連射」と聞いてマズ何を一番最初に思い浮かべるか。映画「ゲームキング」のオープニングにて毎秒16回以上の連射で不自然にたたき割られるスイカの映像と共に最近めっきり髪の毛が薄くなった(オレのこと?)某名人が一番か。はたまた彼が所属する会社の製品で、ゲームがコントロール出来るわけでもないのにそれっぽい見た目で思わず学校に持ってくるヤツがいたりして友達とスチール定規を使って毎秒28回の連射を記録するも勢いで持って来たその日の撃ちに壊されてしまった黄色と黒の憎いヤツシュウォッチか。

今日は地味にそんな連射の話をしていきたい。

まぁそうは言っても僕自身「連射」という言葉を意識したのは、やはり高橋名人なんだろうなぁということになる。ちょうどファミコン版スターフォースが出た頃だろうか。これまた黄色と黒のツートンカラー「ハドソンスティック」なるデバイスが世にはびこり、今まさに某アスキー社製の鋼の使者が成敗せんとするその刹那、っていうか何を書いてるんだかよくわからなくなってきたので多少修正する。

まぁ僕は当時そんな黄色い方のスティックを買って、軽快なテンポでボタンを連打する「けいれん」系の撃ち方に魅せられていた。人によってはピアノやコスリを由とする輩もいたが、前者は3歳のころからプラハでビエラ先生の弟子になり、大人になったら絶対戻ってくるからその時には必ず弟子にして下さいと約束したにもかかわらず、帰りの飛行機の中で右隣の席に座っていたおじいさんがとつぜん発作を起こし、それを抑える薬が機中を転がっていく様を見つつそれを取ってやれなかったことが原因で飛行機恐怖症になってしまって今なおビエラ先生に指示を仰ぐことも出来ずに日本の某桃の名のつく音大にいって主席でベートーベンやモーツァルトを弾いたりする人でもないので、、、ふぅ~・・・そこまでボケる必要が果たしてあるのかどうかは別として。

コスリもまた継続してやるにはどうもあの「横に長い動き」が好きになれなかったというか、今でもおもむろにモンスターハンターDOSの船長相手に使ったりもするわけだけど、まぁあくまで「短期決戦向き」と言うか、継続して1時間2時間使うには抵抗があるというのを理由に自分的には今ひとつ好きになれなかった。

「けいれん」はそれらと比べてかなり原始的というか、単純明快にしてストレートにただ早くボタンを叩くだけのワザだ。別にココに名人の影響なんざなく、単に僕は「早く叩く」ことに結構な浪漫を感じていた。つか「速く叩く」が正解だな。「早く」では朝早く、みたいな感じになっちゃうもんな。失敬失敬。つか僕年末だから大晦日だからどうかしてたよ。っていうかこの差し迫った時期になおPCの調子が悪いってどういうこっちゃねん!まぁしゃあないわな。ずっとそうなんだから・・・。来年はPC買う年になるんかなぁ・・・遠い空のお星様にでもお願いしょかなぁ・・・。何の話だっけ?そうそう僕はそんなわけで高橋名人の連射が好きでけいれん撃ちを始めたって話だっけか。

実際けいれんは便利な場面も多かった。連打と通常の撃ち方を分けるのもコスリより遙かにやりやすい。だってそこだけ「ゆっくり」にすればいいんだし、もちろん「押しっぱなし」が急に求められても対処が効く。理論的にも比較的上下動の大きいピアノや左右に激しいコスリよりもモーションが小さく相手との距離が10cmあれば十分打つことが出来るから「10cmの爆弾」なんて言われたりしたっけ、、って誰がついてきているかは別として。

タイトルとしては件のスターフォースや花形であるところのゼビウス。ゼビウスはやっぱり「256発撃ってバキュラを壊したい」って思いましたね。思わず画面内にバキュラが出ている時間をストップウォッチで計って、毎秒何発当てれば壊れるか理屈を計算した上で、「画面が横長じゃなくて縦長だったらよかったのに!」とか舌打ちしつつ冷静になると縦画面にしたところで3画面分くらい必要な事実から目を背けて生きてきました。みたいな?

僕は大体今だと毎秒10~11発アベレージくらいなのですが、当時はそのスティックのボタンが非常に押しやすくて、13秒くらい出してましたね。100m?いやいや単位が変わっているぞクリスよ。13秒じゃなくて13発だろう一晩で?一人で?っつか下ネタに走るのは予想年末なんだから冬休みに入ってお子さんたちも見てるかも知れないじゃないか。

そのくらいの数字はまぁぶっちゃけ交友関係にある友人はみなおしなべてたたき出していたというか、「普通」だったんだけど、まぁそれがのちのちまで生きたというか、この歳になってもゲームやってるやつなんざほとんどいないわけで、ある意味

 クラスで連射技能を一番有効に使った男

という気もしないでもないかな。シューティングというジャンルもスゲェ好きだしね。
※つかホントは「好きだったしね」と、過去形にしてしまいそうだったけど、ふと振り返るとついこないだ2006年で一番面白かったのは360のシューティング「ジオメトリウォーズ」かなぁなんて書いたもんだから、ここを過去形にせずにすんだっていうかよくよく考えるとあのゲームは右スティックを傾けることで猛烈なオート連射で弾が出るゲームだから、根本的にここで引用するのは間違ってはいるんだけど、とりあえず連射繋がりっつの?それもまた由っつの?そんな気がしたりする、、、戌年も今日で最後か。年男らしいことは何一つ出来なかったな。来年はイノシシ?つかこないだかみさんに「へび年」の話をしたら「そんなのないし」とか普通に切り替えされて焦ったな。つか自分がかみさんに会った年がちょうど高校3年くらいでその年の年賀状が事実上僕が書きまくった最後の年だったんだけど、一応それ「ヘビ年」だったんだけど、、なんて話すら「そうだっけ?全く覚えてないわ」とか切り替えされて軽く凹んだって言うか「ヘビ年ってあるよねぇ?」と思わず小学生の息子に振るも本人「首が痛くてそれどこじゃない」とか言われてなんだか家族の中で孤立してるオレ?みたいな空気になったのが痛かったなぁ・・・っていうか、、、何の話だっけ?

別に僕だってしたくて連射の話をしてるわけじゃない!ってことはないので気を取り直して参りましょう。つかただいまの時刻4時34分。昨日のこの時間は録画してた「のだめ」を見まくってたな。4話のSオケ初コンサートの話がスゲェ好きで思わずそこばっか何回も再生して見倒しちゃったぜ。っていうかやっぱ玉木くんはかっこいい。惚れた。彼が出てるとこだけ飛ばし飛ばし見るくらい好きだね。時折「全く男前じゃない」ように見えたり、「情熱バカ」に見えたりしつつ「最高の2枚目」にも見えるっていうかなんか昔トムクルーズに感じたような「カリスマ」を玉木宏くんに感じてる今日この頃。別に僕が男だとか女だとかは問題じゃない。人間の魅力ってのは性別や年齢だけがモノを言うワケじゃないからね。

ちと話はそれるけど、別にばぁさんだろうとじぃさんだろうと少年だろうと少女だろうとかっこいい人はかっこいいし、かわいいものはかわいいと思う。そこでロリだとかショタだとか差別用語というか変態扱いされたりするのは、「度を超して」嗜好を表に出すバカがいるからマズいんだよ。人間の感性ってのはもっと純粋に「いいものはいい」と言いたいんじゃないかなぁって思う。っていうかよく考えたら僕は言ってるな(^^;。NO問題だったぜ。

閑話休題

Puls0001 みんなは想い出の連射ゲームってある?僕はねぇまず一番に思い出したのはネオジオの「パルスター」っていう究極ドット打ちシューティングの至宝。まぁR-TYPE系学習横シューなんだけど、ボタン操作が、

 連打でゲージが上がっていき、4段階で強化される。でも溜め打ちもある。

という操作。まさに連射パッド否定。手動連射上等な作りが何とも潔くて、これやると冬でも体はぽっかぽかっていうかネオジオのスティックはカチャカチャうるせぇんだよね。まぁ丈夫なのが取り柄だけど。で、そのゲージをフルにするのがたぶん毎秒10発くらいかなぁ「無理じゃないけど本気じゃないと上がらない」くらいの絶妙さで、ゲームがただ学習で何とかなっちゃうR-TYPEとは違う熱量を伴ってたね。つか当時は独身だったんで、ネオジオのゲームとか結構買ってたんだよ。今思うと3万のソフトとかあり得ないんだけどね(^^;。あ、別に後悔はしてませんよ。その時の3万と今の3万は全く別のお金ですから。

ちなみにパルスターもその続編のブレイジングスターも今じゃエミュで普通に出来てしまう世の中になりましたが、実際問題先ほども申しましたように「手動連射してナンボ」のゲームでありますからして、コンフィグでオートファイアをONにするボタンを割り振ったりして「楽してプレイ」してもこのゲームの良さはたぶん半分くらいしかわからないと思います。っていうか今の世の中に学習型横シューをやる人間がどれほどいるのかって気はしますけどね(^^;。あ、ちなみにパルスターはシューティングゲームで僕が一番好きなゲームだったりします。もし僕と嗜好が近いかなぁもしくは気のせいか近いかもしれない気がしないでもないというか、やっぱり気のせいか。という方はぜひプレイしてみて欲しいと思いますね。1面は簡単。2面ボスがググッと難しくて、それを超えさえすれば結構ズルズルと先の方まで行ける、そんなゲームです。ラスボスのグラフィックは今なお色あせない迫力があると思いますよ~。

Zero0002 次の想い出タイトルは「ゼロウイング」。つかタイトルでスグ思い出せる人はなかなかのシューティング通かも。つか東亜の横シューって評判良くないんだよね~。正直これとヘルファイアくらいしかないんだけど、どっちも

 ムズすぎる

ケイブの「プロギアの嵐」とかだと「縦シューを横にした」感覚で遊べるのに対して、当時はやっぱいろんな模索のスタイルがあったっていうかスゲェテクニカルだったり(ヘルファイア)、モノスゲェ死ぬほど凶悪で人道無視な上に血反吐吐かせるほどの連射を要求するゲームだったりした(ゼロウイング)んだよ。だから実際僕がやったのはメガドライブ版だったりするし、そっちはそっちで結構なローカライズがされていて、だからこそ好きになったのかも知れないんだけど、そんなメガドライブ版でさえ、

 いくら僕が死ぬ気で撃っても、全然足りない

くらいの連射力が求められるゲームだった。使う武器は緑の誘導弾(SSで使ってるのはその2段階目)なんだけど、とにかく敵が硬ぇ。雑魚でも一発で倒せないっていうか中型雑魚がとにかく出まくるし、基本自機がそんなに小さくないもんだから、あまり派手に動いてかわすっていうよりとにかく連打で押し切る感じになる。

当時のメガドライブはパッドを使ってやってたんだけど、もうね5分もすると手がぐったりするっていうか、今SS撮るためにちょっとだけやったんだけど、1面の中盤までやった分なのに既にもう手が重いもの。つか眠くなってきたよパトラッシュ・・・でも最後にルーベンスの絵を見ることが出来たから、、、って感じ?これを8面とかやり続けるのはマジあり得ないんだけどってくらい連射が求められるゲームでした。

ちなみにこのメガドライブ版は難度を上げるとコンティニューの回数が「増える」仕様だったような気がする。でも実際は10回もコンティニューするほど手が保たないんだよね(^^;。これが逆に無制限だったら、間違いなく腱鞘炎になるだろうなぁってくらい。結局最後にはこのゲームのために、連射付きジョイスティックを買いました。レバーの調子が悪かったけど、あまりにも圧倒的な火力を前に「ああ惑星プロメシウムで機械の体を貰うのもいいかもな~」なんて思ったモンです。

最近のユーザーさん(と言ってもゲーム歴15年くらい?)だったら、連射と聞いて「超連射68K」を思い起こされる方もいらっしゃるでしょうね。今でもフリーウェアで公開されているWindows版がありますから興味のある方はググって貰えればすぐ見つかると思いますが、
※ホントはアドレスを張りたかったんだけどネットが切れてるので無理でござんした。つか大体明け方になるとまた繋がるようになるからそれまでの辛抱っていうかソレってどうなの?って気もしないでもないんだけど、、まぁいいや。

とにかく素晴らしいゲームです。名前に連射が付いていますが、別に連射が速い必要はありません。初心者でも序盤は気持ちよく遊べるようにチューニングしてありますし、自機の当たり判定も結構小さいです。まぁパッドはさすがに欲しいところですが、シューティングが苦手って人とかでも比較的簡単に楽しめる傑作だと思いますので、まだの方はぜひ。

っていうかフリーウェアのゲームってそんなに面白いものがたくさんあるわけじゃないと思うんですが、僕が知らないだけなのかな。正直言って心から面白い、スゲェって思ったのはこれと洞窟物語くらいかも。

商品としてプライスを付け販売出来るレベルに昇華しているものが良いというわけじゃないんだけど、割と他でみなさんにオススメして貰うタイトルとか、人気ランキングで上の方のものとかでも、正直どこかで「甘さ」とか「こだわりという名のエゴ」みたいなのが見えちゃう気がするんですよね。超連射もある意味「締め切りがないからこそ出来た作り込みというわがまま」はあるんだけど、それはあくまでクオリティアップのためのものであると思うし、視点の高さっていうかバランス感覚?みたいなものがフリーウェアのゲームは今ひとつ弱いと思うことが多いです。まぁそうは言ってもパッケージソフトですらそれが出来ていないものも多いわけですから、あまりつっこむべきではないのかも知れませんけどね。

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連射というのは言うまでもなく単純で原始的な行為ですよね。なんつか「頭が悪そう」な。でも単純だからこそ熱い部分があるのも事実で、画面内に複数の自弾が存在することを許されたその日から、多くのプレイヤーが魅せられた強力なモチベーターでもあると思います。シューティングにピンと来ない方でも、「魔界村はナイフが強い」ってことを知ってる人、好んで使う人も多いでしょ?あれだって連射の楽しさが引き金になってると思います。

ゲームのプレイだけじゃなく、メニューやコマンド操作に関しても気持ちよく早押ししてるのにしっかり付いてくるレスポンスがあるとないとじゃゲームの快適さは大違い。今よりむしろファミコン、スーファミ時代の方がそれらが良いものが多かった気がするのは、やはりROMメディアにこだわっていた任天堂の一つの側面だったのかなぁとも思います。
※まぁこだわってた理由の多くは違法コピーに対してだろうけど。
 →今となっては容量の小ささが露呈してやられまくる結果になっちゃったけど。
  →つか冷静になるとどんな容量だろうとやられるときはやられるか。
   →特殊なチップを積める分だけやっぱりROMの方が堅牢性は高いと言えるかもしれないね。

連射が減っていった時期はたぶん格闘ゲーム、ヴァンパイアの頃だと思いますね。チュンリーの百烈脚とかホンダの張り手などの連射ワザがなくなって、小中大のコンボや目押しが出てきたことで、事実上「速く叩くこと」を否定していったような気がします。シューティングにおいて幾分残ってはいるものの、それとて「1回押したら5発弾が飛ぶ」みたいなチューニングや純粋に「押してる時は連射」みたいな操作、
※まぁ「達人王」みたいにオート連射だろうと死ぬほど難しいゲームもあるけど。
軽い連射で派手な弾幕みたいなゲームが目立ってきたのもこの時期ですかね。

ボタンってのはああ見えていろんな押され方があるものです。「連射」一つとってももの凄くたくさんのフォロワーが生まれましたし、「リズミカルに押す」という着眼が伸びに伸びて大きな市場を形成したことも記憶に新しいトコロ。大人でも楽しめる「タイミングよく押す」という操作はWiiが登場した今なおゴルフゲームには欠かせないファクターと言えるでしょう。

先日コントローラーの話をしましたが、突き詰めていけばその先端にはボタンがあるわけです。「ポチッっとな」というボヤッキー氏の名言があるように、人はボタンがあったら押す生き物なのです。そして弾がたくさん出るならたくさん押してしまうように遺伝子に組み込まれているのです。のだめカンタービレでも千秋先輩がのだめのインターフォンを死ぬほど押してたじゃないですか。って対象に開きがある例えが多すぎるぜクリスよ。

今年最後にしちゃ短めだったかもしれないですが、まぁ来年もよろしくってことで!

※ネットに繋がったので超連射68Kと洞窟物語のアドレスを張っておきます。まだの人はぜひ!

●超連射68K「吉田研究所@世田谷」
http://www2.tky.3web.ne.jp/~yosshin/

●洞窟物語「開発室Pixel」※倉庫の2004にあるファイル二つです。
http://hp.vector.co.jp/authors/VA022293/
※連射も気持ちいいアクションアドベンチャーです。メトロイドが好きな人ならまず楽しめると思います。奥も深いですよ(^^)。

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2006年12月30日 (土)

つれづれなるままに・・・

まぁだいたいこの時期になると「一年を振り返る」系のネタが各所をにぎわす頃でございますが、つか別にそう大したこともなかったので今日はダラダラとテキトーなことを書いてその代わりにしたいと思います。

今年はまぁ年末にゲームネタが集中したというか、私的には360とWiiの購入、特に後者はイベントとしてかなりエネルギッシュな開幕を迎えたわけですが、ことソフトとしてこの2台で買ったのは、

●360
 プロジェクトゴッサムレーシング3、デッドライジング、カルドセプトサーガ、ブルードラゴン、地球防衛軍3、ロストプラネット

●Wii
 はじめてのWii、ゼルダの伝説トワイライトプリンセス、おどるメイドインワリオ

こんな感じ。忌憚なく感想を述べるとするなら、一番やったのが地球防衛軍3の30時間。次点ゼルダはほっとんどやってないとは言え20時間ちょいというところ。で、一番衝撃的だったのはPGR3。まぁ昨日やっても思いますがやっぱり綺麗です。今でもまだウットリできる自分がいます。で、一番面白かったのはリストにはないですが、360の体験版ジオメトリウォーズですかね。つか1000円くらいなんだから金払って正規版にすりゃいいんだけど、まぁこれが一番楽しかったかなぁと。地球防衛軍もそつなく楽しかったですけどね。

他のハードというと、やはりDSのポケモンダイヤモンドパールとPS2ファイナルファンタジー12が頭二つくらい抜けてますね。どちらも200時間以上やった気がします。この二つのソフトはハードだけじゃなく見た目もコンセプトも全く違うんですが、どちらにも共通するのは最先端の技術の塊ってことですよね。器こそDSもPS2も一世代前のスペックではありますが、やろうとしてること、投入された時間と金と人、そして回収された売上はどれも世界最高レベル。ドラクエやマリオにも言えることかも知れませんが、いくら日本のゲームが最近元気がないとか押されてるとか言っても、やっぱり強いモノは強い。詳しくはわかりませんけど、2006年一年間で一番ソフトの売上本数が多いのって任天堂じゃないんですかね。EAとかスポーツゲーム中心にスゲェ売り上げてるって聞いたけど、いくら世界が相手でもここまでミリオンセラーを出しまくってるとは正直思いづらいという気もするんですが。

あとはこれと言ったタイトルが思い浮かばないんですが、そんな中ではファンタシースターユニバースがちょっと盛り上がったかな。開幕のごたごたさ加減はある意味楽しかった気がします。いつも書いてることをまた書いて恐縮ですが、うれしいとか楽しいとかは金額に換算出来ると思うわけです。PSUで「普通にネットに繋がって普通に遊べる」状況は「普通に面白い」という感想を生みますが、あれほど繋がらないと「繋がっただけでスッゲェうれしい!」という「スッゲェ」の部分が逆に生まれてしまったわけで、それはそれで僕的にはアリだったかなぁと思います。もし何もトラブルなく普通に遊べていたら、あんなには真剣にやらなかったと思うし。
※ただゲーム自体が今ひとつだったので長続きせず終わってしまいましたけどね(^^;。
※「PSOにあった良い部分はPSUにもしっかり残してあります」コメントはウソだなと思いましたね。PSUじゃ全くレア狙う気にならなかったですから。

ハード的にはやっぱりPSPが最高ですね。動画やMP3のみならず静止画を使って小説を読んだりエミュレータ方面もファミコンやゲームボーイレベルから、PCエンジンのCDROMタイトルやSFC、GBAまで動いてしまって最新情報ではPSまで実機並みというレベル。DSのマジコンみたいに特別な機械がなくてもある程度のバージョンまではほとんど追加投資なしでいろんなことが出来てしまう魔法のマシンという印象です。来年はPS3がそうなったりするんでしょうかね。

DSは子供用にLiteを買った程度で、ソフトはまぁコンスタントに買いはしましたが、正直ポケモン以外はそれほど心躍った記憶はないですね。脳トレ、テトリス、マリオ、MG、ドラキュラ、ジャンプ、カービィ、ぶつ森くらいでしょうか。余談ですが、DSタイトルを振り返ると案外上の方に「メテオス」が来る気もします。今では全然やっていませんが、メテオスの対戦はわかりやすくて熱くなりやすい素晴らしいものだったと思います。まぁ今年のソフトじゃないですけど。

ゲームキューブはとんと買ってないですね。ハード自体はとても好きなんですが、たぶんメトロイドプライム2か、子供用の激闘忍者大戦4辺りが最後で、それ以降はそれまでに買ったソフトをぐるぐる回していた気がします。まぁソフトはWiiでも動きますし、GCのタイトルの多くはあまりポリゴンを意識させない見た目のものが多いですから、64と違って案外のちのちまで遊んでいくような気もしますね。スマブラ、エアライド、ピクミン、PSO、メトロイド辺りが私的色あせないタイトルと言う感じで。

映像作品では牙狼がやっぱ上の方かな。なんか映画もほとんど見に行かなかったし、2、3年前とは大違いという感じです。ケロロやぜんまいざむらいなんかもありましたが、それほど思い入れた記憶もなく、お笑い関係も常時チェックしてはいるものの去年ほどの盛り上がりはなかったかなぁという感じです。のだめは面白かったけどドラマそのものを見慣れていないので、結局全部見てなかったりするんですよね。録画はしてあるのですが。

音楽はもっと距離が遠のいたというか、去年はもっとずっと聞いていた気がしますが、オリコンチャートやCDTVのチェックを全然しませんでしたからね。これと言って好きな歌があったわけでもなく、有線に耳を傾けたという記憶も薄いです。今年のレコード大賞とかヒットチャート№1になるのって何の曲だろうって全然想像つかないですから。カトゥーンとかなんでしょうかねぇ。なんだかジジイになってくみたいでヤですねぇ(^^;。

レゴやプラモは2、3個買ったかどうかってレベルでこれまた距離が遠のいてしまった一年です。まぁこれらは本音として色あせるものでもありませんし、何も困ることじゃないんですが、小学生とか中学生の時は毎年のように「年越しプラモ」をしていたのを懐かしく思い出しますね。何というわけでもないけど今年は何か作ろうかしら?
※その為にはまずカラーを買わないとな~。全部固まっちゃってるだろうから。近所に売ってる店がないのがツライトコなんだよな~つかそもそも「ランナーについたまま色を塗る」ってのはどうなの?って気がするけどね。しゃあないじゃんそれが僕のスタイルなんだから!つかまだ筆塗りだよ?NO問題ですけど。

そうそうあと今年の思い出ってぇと「ダイエット」だね。5月から10月に掛けて体重が68から52kgに16キロ減。体脂肪が23.8から13くらいだっけ?すげぇやせました。でも今はもうかなり太ってます(^^;。リバウンドってほどじゃないけど、やっぱり食べたら太りますね。っていうかカロリーを気にしてないから太るという感じかも。何を食べるにも飲むにも数値を気にして摂取してさえいれば、そんなには太らないと思うってのが僕のダイエット理論ですね。まぁみんなから心配されるくらいやせたのは、それはそれでどうって気もしますけどね。

こうして書き連ねてみると意外というかまぁ味気ない一年だった感じですかねぇ。とりあえず1年で一番印象深い出来事を挙げるとするなら、

 Wii体験会で日本で一番最初にゼルダをやれる権利を蹴った事

これですかね。今思い出しても我ながらクールだったと思います。つかそのゼルダも今じゃ埃かぶってるわけですから、未来は誰にもわかんないなぁって思いますけどね~(^^;。コンゴトモヨロシク!!

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みなさんへのレス~20061230~

今日は寒い!つか衣料品店的に言うと「もっと早く寒くなってクレヨ」という感じ。みなさんいかがお過ごしでしょうか。自分は相変わらずEDF三昧。つかやっぱ面白いです。今日はインフェルノの44面。前作までのプレイヤーにわかりやすく言うところの「蜘蛛の縦洞窟面」をやってました。今回一番上から降らすのはグレネードではなくC70爆弾。リーチ40mが炸裂して焦土と化す洞窟。つかまぁその場面そのものは見れないわけですけど。

>壬生さん

すまぬがやはりレイフォースはPS基板ではござらんと思うナリ。PS基板は続編のレイストームで、レイヤーセクションという名前に変更になったのもレイ・ストームという会社(スタートリングオデッセイというのがヤフオクでヒット)があったためではなくレイフォースという会社があったためでござる。壬生さんには非常にお世話になっておりまするが、間違いは正させて下さいませ。ちなみにレイフォースがタイトーのシステム基盤かどうかは僕にもわかりませぬ。
※F2じゃないと思うのでF3かもしくは専用基板?PS互換はFX-1。PSではレイヤーセクションは発売されていないのではないかなぁ。自信はないですが。

アドレスは超サンクスです。でも友人に聞いたら一回Devhookを消して、3.02OEAとかいうファームにしてそれを3.02OEBにして、、、と結構大変な様子。Devhookを消すのが正直ちょっとためらわれるので、正直しばし静観しようかしらという感じです。それほどPSソフトに魅力がないというのも理由ですけどね~。

>トムニャットさん

11連休たぁ豪気だなぁ(^^;。つか長すぎる気もしないでもないというか、そんなに休んだら仕事行きたくなくなりそうです。
※つか自分週に2回飛び石で休みがあるだけで休みグセが付いたりするし(^^;
でもそれだけあればいくつもゲームをクリア出来てしまいますね。

ジオメトリウォーズは期待されすぎると肩すかしを食うかも知れません。つか以前5分て言いましたが、4分でした。わずか4分戦い抜くだけのゲームです。フィールドはわずか2×2画面くらいの広さで、ただそこで敵を倒し続けるだけです。でも熱い、、、と思います(^^;今日のスコアは202725点が最高でした。つかクリア出来たのがその1回っこっきりという体たらくですが。つか攻略法がありそうでないようでやっぱありそうなのも魅力かも。トムニャットさんが「このためにPGRを買ってよかった」と言って貰えることを期待しつつ・・・。

新タイトルだと1月18日に予定されている「ギアーズオブウォー」がかなり雑誌等では押されていますね。これまたEDFやロスプラ同様のサードパーソンシューティングってのが泣かせますが、えらく綺麗らしいです。まぁ自分はシャイニグフォースイクサに流れる予定なので、一応スルーですが、トムニャットさんには受ける、、、かも?個人的には体験版とかデモとかも地味に楽しいし、やればやっただけそれなりに満足出来るタイトルが多い気もしますから、じっくりチョイスして遊んで欲しいかなぁと思います。体験版やるとトゥームレイダーレジェンドも面白そうと感じるかもしれませんよ。
※いろんなハードで出てますけどね。

>CROWさん

まぁ僕は体力に任せてハードルを越えるタイプの人間ですから、あまり参考にならなかったかも知れませんね(^^;。今日ネットで調べたら僕が持っていない武器(ハーデストクリア、インフェルノクリアのご褒美は除く)があと3つか4つほどということがわかりました。
※今日2つほどゲットして現在161だったかな。
その中にはなんとZEの最上位機種も含まれており、これは正直欲しいなぁという感じ。※他はライサンダーZとマグマ砲だったかな。
巨兵進軍では限界がある気がしますので、どこかで先の面にシフトしなければ入手は難しいかと思って、今日44面に行ったのですが、やすやすとは出てくれませんね。まぁ出た時点で僕のEDFは終わるとも言えるので、出ないなら出ないで構わないという気もしないでもないんですけど(^^;。

>nobusmileさん

どもです(^^。

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2006年12月29日 (金)

地球防衛軍3~その8~

CROWさんからご質問があったので、なんとなくブログのネタとして取り上げて書いてみる。けど実はそんな大層なことなどなく、ただ少々頭痛を伴う現状を鑑みて「手抜き」をしようかってだけのことなんだけどさ。

31面「巨兵進軍」は以前も書いたとおり大小10体ほどのヘクトルのみで、他の敵が一切出てこない。ZERA-GUNやZEXランチャーであれば、比較的容易にインフェルノがクリアでき、およそ25個くらいのアイテムゲットのチャンスがある、「おいしい面」だ。

以下具体的な手順と注意点を少々。
※武器はZERA-GUNの場合。

まず開幕直後にゴロリで交差点中央まで移動即2台設置して起動。一旦スタート地点までもどって一服。まぁこの面で唯一のんびりできる時間だ。

そろそろ向かって右のヤツが倒されるかな~という頃合いを見計らってそのアイテムを取り、折り返して反対側のアイテムも取る。この時回復しかなかったり、アイテムを取ったら川越えして敵がいっぱいいる方に移動。

川向こうの交差点付近(敵が怖くて行けなかったら橋の上でも可)に2台設置即起動。また逃げる。この時開始時の地点から向かって左の遠方にある橋をヘクトルが移動しているのが確認出来た場合は、

 クリアが見える。

逆に渡ってない場合は、敵のほぼ全てがこの川越え交差点に集中するので、正直撃ち負けることも多い。川を渡ってくれさえすればリロードが溜まるたびに設置、起動を繰り返せばさほど苦もなく殲滅できるはずだ。

ちなみに集中する場合は、川越え交差点の次にもう少し奥まで移動して芝生辺りから設置すると比較的ヘクトルの集中攻撃を浴びづらい。この位置だと外周ルートを移動してくるヤツからは死角になって赤玉を食らいづらいのだ。

とにかく最後にモノを言うのは体力なので、HPのベースが低すぎる場合は、当然クリア率が下がる。運が良ければほとんど削られることなくクリアも可能だが、せめて2000くらいはないとちょっとした集中砲火であっさりエンドになってしまうだろう。自分はHPを16面の周回で稼いだが、他にオススメがあればぜひ教えて欲しいな~なんて思う。

※参考になんなかったらゴメンよ~(^^;。

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2006年12月28日 (木)

テイルズオブザワールド~レディアントマイソロジー~

テイルズ好きの友人が「これは絶対好きだからぜひやれ!」と一時的に貸してくれたのでプレイしてみた。こう言うときセーブがメモステ依存のPSPは便利だなぁと思いつつはじめてみると、

 意外とイケル。

僕はぶっちゃけテイルズシリーズが好きじゃない。経験はSFCのTOPとシンフォニアくらいしかないが、どうにもあの戦闘シーンが好きになれない。アクションなのに切り替えというのがまどろっこしいというか、サイドビューはゲーム性が弱い気がするというか、お使い色が強いクエストや、最近の作品だとダメージが序盤から三桁だったりするのもどうも受け付けない。

レディアントマイソロジー(以下RM)はそんな不満がかなり抑えられている。戦闘シーンは切り替えではあるものの、フィールドスタイルで在りし日の名作ブレイズアンドブレイドを思い起こしたし、ダメージも1桁から2桁で成長が実感しやすく、なにより序盤のみだろうが1人で好き勝手出来るのがいい。

キャラメイクもかなり好みを反映出来る作りで、「これってオンラインテイルズをフィードバックしてるのかな」と思わせる。実際「自分で作ることが出来る」という要素より、「シナリオへの依存度が薄い」ことの方がオリジナルキャラが作れるゲームのメリットは大きいと感じるタイプの人間なのだけれど、その点から見てもRMは十分納得の出来だ。主人公の性格付けは極力抑えられている。

ゲームは序盤とにかくテイルズらしいおつかいを繰り返すことになる。あっちにいってこれを取ってこい、こっちでこの敵を何匹倒せ、こればっかりである。しかしポイントはその成長曲線にある。

とにかく敵が気持ちよく強いのだ。具体的に言うと経験値10くらいしか手に入らず、次のレベルまで400か500か、という時に経験値300の強敵と戦えたりしたのだ。

 これはもう好みとしか言いようがない。

僕はこういうバランスが大好きなのだ。とにかく強くておいしい敵を倒せればそれで幸せと言ってもいい。その上そいつらはマジックアイテム
※魔法でステータスが強化された非売品武具
を落としてくれたりする。

 オレに経験値を稼がせろ!

ゲームはシンプルに僕のこの欲求に応えてくれさえすればいいのかも知れないなぁなんて思った次第。クラスチェンジやパーティプレイもあるが、このペースでいろんなマジックアイテムやらユニークアイテムやらが出てくれれば、これはもう「一種のディアブロ」と化していく。つか見た目も変わるのは結構なモチベーターになる。

誰に向けてお勧めするソフトなのか見えづらい気もするが、少なくともRMに関して言えば「テイルズファンじゃなくても楽しめる」と言えそうだ。
※ただ登場人物はファンディスクの様相というか、過去の作品のキャラクターがいっぱい出てきてるっぽい(誰一人知らないつか覚えてないけど)。それらは当然その作品ごとのキャラクターデザイナーの顔絵が起用されているので、いのまたむつみと藤島康介のキャラが同居するという何ともいびつな状態になってしまったりする。もっとも僕のように「数字命」な人間にはそれほど大した問題ではないので、あくまで「そうなっている」ということに過ぎないのではあるけどね。

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インターフェイスの話

以前も何度かしたかも知れないけどすっきり忘れてるし、またそんな話がしたくなったので書くことにする。

つかPSPのアナログスティック?の使いづらさたるやどうだ!?って思ってるのは僕だけじゃないよね?あの「まっすぐ歩けなさ加減」たるや筆舌に尽くしがたく、過去発売された全てのインターフェイスの中でも最も操作性の悪い操縦桿だと思う。
※ジョイボールやSG1000やPC用の安物ジョイパッドよりも。

ゲームをプレイする環境の中で大切というか重要なウェイトを占めると僕が考えるものが二つあるとするなら、それはズバリテレビとコントローラー。言い換えれば入り口と出口とも言えるこの二つが優れているかどうかで、ゲームの楽しさの手前、「遊びやすさ」が劇的に変わってくる。

ゲーセンに行き慣れていた頃はインターフェイスと言えばスティックが基本で、パッドでの操作はある意味「妥協」でしかなかった。側面として「アーケードがトップオブザゲーム」という信仰があったこともあるけど、実際格闘ゲームやシューティングゲームではその細かな操作のしやすさは今なお健在だと思う。

しかしそうそうスティックばかりも買っていられないし、それ以上に発売されない、家庭用ゲームでゲームセンターのそれの地位が急落するなどして、「スティックで遊ぶゲームそのものがなくなってきた」というのもある。以前は「パッドでも技が出しやすいように調整してある(ゲームキューブのとある格闘ゲー)」なんて表記もあったけど、今じゃショップでスティックを探す方が難しいくらい。ゲームの方がスティック用に作られなくなってきてる。

人それぞれ使いやすいインターフェイスというのはあると思うけど、正直デュアルショックはかなりの名機だったんじゃないかと思う。SONYは振動にしてもアナログにしても任天堂からアイデアをパチった割によりよい物に昇華するのは得意だったんだなぁと思うほどで、特にアナログスティックの部分の操作性はGCの時代になってもなお個人的に一番使いやすいと感じていた。

アナログ入力というのは、主に二つのリクエストをこなす必要があると思う。ひとつは「方向」そして「角度」。前者は正直PSPのようにスライド状の操作でない限りどのスティックでもそれほど不満を覚えたことはないが、後者は違う。軸が太ければ太いほど傾ける角度は少なくて済む。動かす範囲が狭いということはそれだけ細かな調整がしづらいということだが、一方で素早い切り返しが可能になるメリットもある。

「細かな調整が必要になるケース」というのが僕的には正直それほど魅力的な状況とは思えないのだ。例えばマリオ64でもメタルギアソリッドでも、「走る」「歩く」「ほふく前進」の3つの速度を選べればそれで必要十分だと思うし、逆に頭文字Dで言うところの啓介のようにアクセルを16段階で踏み分けるようなマネは僕らの親指には酷な要求だと思うのだ。

もっとも軸が長いということはそれだけ方向の指定も細かくしやすいから、戦闘機などの操作であれば、そのメリットはしっかりと顕れるとも言えるが、むしろ今の日本では「戦闘機より車」の操作の方がニーズがある。そして車の操作には「カウンターを当てる」というのがついて回り、軸が長く切り返しの距離が伸びれば伸びるほど、その操作がしづらくなる。結果64の3Dスティックよりデュアルショックの方が車のゲームは操作しやすい感覚を覚えたりするのだ。
※と言っても64にはレースゲームが少ないけどね。マリオカートとかディディーコングレーシングとか。

そんなインターフェイスだけど、WiiやDSみたいなイレギュラーでも、しっかりとそれを見据えたゲームさえリリースされれば何も問題はない。要するにゲームにあったコントローラーを出すか、コントローラーにあったゲームを出すかの違いなのだ。昔はそれが後者寄りだったのが、今は前者寄りになっているだけなのだ。

軽く余談だけど、僕が今まで使ったコントローラーでベスト3を挙げるとするなら、やはり「必殺コマンドコントローラー(通称必コマ)」は外せない。軽くて使いやすいSFC純正に近い(っていうか同じ?)パーツを使っていてなおリアルタイム記憶と多彩な連射モード。「壊れたらどうしよう」と思い続けながら使っていた記憶がある。それほどまでに品薄であったし、「価値がある」デバイスだった。

デュアルショックもベスト3には名を連ねるが、正直汚れが入りやすいというか、軸が削れたりボタンに汗が入り込んだりして操作性が落ちやすい。同じようにハードユースしていてもGCのパッドより気になったから、コレもある意味SONYタイマー?みたいに思ってたものだ。

閑話休題

そんなコントローラーだけど、ふと時折頭をかすめる1台がある。それはドリームキャスト用のツインスティック。言わずと知れたバーチャロン用のスティックなのだが、このスティックは本当に良くできていた。ドシンとした安定感と手に馴染む樹脂製のスティック、セガサターン版と違って高級感のあるデザインで、「これによってゲームが面白くなる感」をとても強く感じさせてくれた。

正直バーチャロン自体がそれほど僕がやったタイトルじゃないので、使った期間は短かったんだけど、もし出来るなら今でも何かコレが使えるゲームはないもんかと思う。アダプターを噛ませればMAMEでも動かせたんだろうけど、今じゃたぶん手に入らないだろうし、アサルトじゃなくても向くゲームは絶対あるとも思う。つか連邦VSジオン系のガンダム格闘とかにも使えたらいいのに。

先日長男が「父ちゃんたまには対戦格闘やろうよ」というので、重い腰を上げPS用で唯一持っているHORIのスティックをPCに挿してストZERO3やヴァンパイアをやってみたりした。しかしよもやこれほどまで技が出ないとは。

昇竜拳は、元祖ストリートファイターから昨今の作品に至る過程でどんどん出しやすくなってきたというのは、僕だけが感じていることじゃあるまい。最初どうしても出せずに「歩きながら波動拳」から練習したり、「左右100本!」を友達と特訓した覚えのあるプレイヤーもいると思う。でも比較的後発タイトルであるZERO3において、これほどリバーサル(通称サル)が出ないってのは、、、

 「これが老いというものなのか、、、」

っていうかUSBインターフェイスによる遅延が原因なんじゃないの!?と機械のせいにしたくもなる。つか本当なら押し入れの奥からVEGA9000DXとスパIIXの基盤を掘り出して、「こっちでやろうや!」と言いたいほどに技が出ないのだ。

またも余談だが、僕は2D格闘ゲームはサルが命だと思っている。相手が起きあがりに投げをやろうと出の長い技を重ねてこようとサルさえ確実に出せれば問題ない。だから僕は起きあがりは絶対ガードしないで昇竜拳を狙う。結果出なくていいようにボコられても、それは自分が悪いのだ。強制力などあるわけがないが、昔僕がゲーセンでやっていたときはみんなサルに命を賭けていた。コンボが上手いヤツは確かに強いが、美しくない。空中投げの上手いヤツはかっこいいが、地上投げを頻繁に狙うやつは情けなさが漂う。何度も言うがこれは僕の(当時やっていた僕たちの)美学なので何の強制力もない。が!

 それでサルが出来なきゃどうしようもない

のだ。リバーサルは1フレームのズレがあっても成功しない。60分の1秒ズレただけで成功しない技を狙うということは、機械も相応に反応してくれなければ話にならないのだ。僕がどの程度の確率で「本来成功するはず」のタイミングで昇竜拳を放っていたのかは定かではないが、USB接続のコントローラー
※XBOXやPS3も含む
やエミュレーターに何とも言えない限界というか、居心地の悪さを感じた瞬間だった。

他に変わったコントローラの思い出というと、やっぱりネジコンがあるね。購入当初は「なんだか上手く動かせないなぁ、つかちょっと回しただけで反応しすぎだし」と思っていたのだけれど、ソフトウェアの方で調整したら一気に使えるようになった。ちなみにネジコンのベースにはラジコンに見られる「ハンドル付きプロポ」の存在があるのかなぁと思うんだけど、見た目のインパクトではかなりネジコンに軍配って感じでしたね。

そうそうコントローラーと言えばクリスマスプレゼントのラジコン関係にも言える。64の3Dスティックが登場するはるか昔から存在した「アナログ入力」。僕の記憶が確かなら「リモコン」の歴史は遙かモノクロ鉄人28号の時代くらいまで遡ってしまう気がする。有線で繋がれて「歩く(と言っても正確には足をズリながら前に進む)か止まるか」くらいだったんじゃないかな。
※まだその当時は生まれていないんだけど。
たぶん今見ると幼稚としか見えないかもしれないアクションなんだけど、きっとその当時の子供からすれば「まさに今オレが正太郎だぜ!」ってテンションになってたんだろうな。

ラジコンの登場は正確にはいつ頃か分からないけど、たぶんスーパーカーブームの頃、1970年代前半くらいだったと思う。一度は僕もクリスマスプレゼントで貰った気がする。

当時はまだ2チャンネルというのが少なくて、「前進後進のみ」とか「前進と左右ランダムに後退」
※中に補助輪みたいなものが1つあって、それをガイドにして不確定に後進するギミック。
程度が多く、本格的に左右2本のスティックで登場したときに「どうしても欲しい!」とねだったのを覚えている。ちなみに当時僕が買って貰ったラジコンは結構大きくて、全長50cmくらい。電池もメチェメチャ食うし、スピードも2段階で変えられる=遅い&超遅いの情けないものだった。それでも駐車場で結構遊んだ記憶がある。

でもそう考えるとこのラジコンのプロポのスタイルが今なお変わらないというのは凄いことだと思う。もちろん戦車とかヘリとか中にはジェットエンジンで飛ぶ戦闘機のラジコンを有志で作っちゃうような人もいる世界なんだけど、十字キーになるわけでもなく、
※廉価版でボタン操作のものはあるけど。
今でも普通に活躍してるっつーかヘタにハンドルとかの操作より直感的で動かしやすいくらいだもんな。

ヘリのラジコンとか遊んでると、やっぱり前進して欲しいって思うし、もう一段進化が可能なら「カメラを搭載して欲しい」とか「ウインチを搭載して欲しい」とか「弾が撃てるようにして欲しい」とか思うようになるね。もちろんそれらが付いているラジコンもあるんだけど、今になってはじめて

 付けたいと思った人の気持ちがわかった

気がしたよ(^^)。そりゃザクだって弾も撃ちゃカメラも付けたいよなぁってね。

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地球防衛軍3~その7~

このゲームをプレイしたことがある人なら誰しも思うことがある。それは

 どの武器が効率がいいんだろう

リロードが短く弾数も多いけどダメージも少ない武器と、メチャリロードが長いけどダメージもデカイ武器。範囲が広いけど当てづらい武器、誘導性能が悪い、使い捨て、リーチが短いなど、様々なファクターが武器の性能を決定付ける。しかし、一様に言えるのは、

 「硬い敵には単位時間当たりのダメージ値が非常に重要」

ということ。ハード、ハーデスト、インフェルノともなれば、雑魚一匹すらそう簡単にはやられてはくれない。となればいかに効率よく倒せる武器をチョイスする、もしくは手に入れる為に頑張るか、がとても重要になってくるし、その情報が大きな意味を持つ。

前作では、僕なりの理論ってほどでもないけど、計算式を作って、それぞれの上位武器の効率を計算したりしたのだが、今回は前作以上に「射出時間」と「リロード時間に計上されない時間」がかなり大きなウェイトを占めている気がした。なので、

 実際にストップウォッチを使って計ってみることにした。

一応注意書きとして、

・あくまで手計測であり、画面中の爆発エフェクト等でウェイトが掛かったり、そもそもの誤差は絶対的にある。

・基本的に「撃ち始め」から「次の撃ち始め」までを計測。ZE-GUN10やY21インパルスなんかは、「設置時間」がかなり掛かるため、スペック上のリロード時間だけでは計れない数値を計上することになる。

・ダメージは拡散するものしないものを問わず、全弾命中を前提にしている。ボルケーノ6Wのように全弾命中させるのが事実上不可能なものもあるので注意。

・かんしゃく玉やMG30などは被爆しない距離まで離れて、もしくは被爆しない距離まで遠くに投げて爆破したもの。特にかんしゃく玉は10回連続でやった平均を算出している。
・当然ですが僕が持ってない武器はリストに入っていません。

--------------こんな感じ?

それではハッピョーしてまいりましょう。★マークは後ほど解説します。
表記は 「名前」「1ループ時間」「1ループダメージ」「毎秒ダメージ」「備考」の順です。毎秒ダメージは小数点以下切り捨てにしています。

●アサルトライフル
AF20RAR 24 25974 1082
AF21-B4 23.5 29400 1251 3点バースト手動連射
AF99ST 8.8 14000 1590 ★
AF100 14.9 28800 1932 ★

●ショットガン
ガバナー100 13.8 36000 2608 ★
スパローショットMX 8.8 19200 2181 ★

●スナイパーライフル
ファイブカードXB  14.5 9600 662
MMF200 14.5 10890 751
ライサンダーF 22.9 26600 1161 ★

●ロケットランチャー
ボルケーノB10 5.6 4000 714
ゴリアスZ 5 2500 500
ボルケーノ6W 5.4 3600 666
A3プラズマランチャー 16 20000 1250 リロード不可
スティングレイMF 7.5 7500 1000 ★

●ミサイル
FORK-X20 4.7 1800 382 ★
プロミネンスMA 21.9 15000 684

●グレネード ★
MG30 2.4 3500 1458
2連GランチャーCRUMBLE 6.7 4400 656
スティッキーグレネードα 4.4 5000 1136
スタンピードXM 9.3 30000 3225

●特殊兵器 ★
スーパーアシッドガン 9.7 16500 1701
C70爆弾 28 120000 4285
Y21インパルス 46.2 100000 2164
ZERA-GUN 56.8 32000 563 内33.7秒射出中
ZE-GUN10 57.9 80000 1381 内30秒射出中
ZEXランチャー 65 108000 1661 内40秒射出中
爆砕かんしゃく玉 2.8 9600 3428
P89バウンドガン 6.4 6000 937

---------解説

・AF99STとAF100
 前者は480mの射程とS+の精度がウリでリロード3秒。後者はリロード2秒と圧倒的な弾数がウリで射程264m精度A。超遠距離でなければ480mのリーチはかなりのもの。S+ならスナイパーライフルとしても十分使える。まぁズームがないのが玉に瑕だけど、一発が重すぎるライサンダーFよりはAF99STに軍配か。AF100は中距離戦のマストではあるが、意外と中距離で戦うケースは少ない気もするがどうか。

・ガバナー100とスパローショットMX
 爆弾や手榴弾のような特殊射撃武器を除くと、短いながらも最も威力のある通常射撃武器がガバナー100となる。しかし、実際は弾がバラけるため、超近距離でのヴァラク戦以外はコンスタントにスパローMXの方が活躍する気がする。弾数の多さもつぶしが利く。

・ライサンダーF
 腐ってもライサンダーと言いたいところだが、この連射速度の遅さは致命的。前作のダンゴムシのように遠くからちびちび当てていくような面が今回はなかった気がするので、正直出番なしかなぁとも思う。

・スティングレイMF
 ロケットランチャーは爆破範囲の広さも重要な為、一概に毎秒ダメージだけで善し悪しを計れない部分はあるが、その中でもスティングレイMFのバランスの良さは群を抜いている。ろくに当てられないボル6Wや弾速も遅く1発勝負なゴリアスZよりは遙かに使い勝手が良い。

・FORK-X20
 今回誘導兵器は見るべきモノがなかった気がする。結局のところダメージが低いのと、当てたい敵に当てづらい使い勝手の悪さが露呈した。広いマップでラスト1匹をしとめるには楽で便利だが、実際はスナイパー系の武器でも十分代替えは効く。お遊び武器かなぁ。プロミネンスは弾速が遅いので論外。

・グレネード全般
 どの武器もかなりクセがあるので、正直まだ有効利用できるとは言い難いのが実情。スタンピードXMは合計ダメージ値こそデカイが、実際は雨を降らすように爆撃するので、それほど威力はない。スティッキーグレネードαも、吸着型でリロードもそれほど長くないが、このダメージ値とリーチならガバナーやスパローの方が使い勝手はいいだろう。

・特殊兵器全般
 特殊兵器はそれぞれに一言あるので、細かく解説していく。つっても僕より詳しい人はいっぱいると思うから、あくまで参考程度に。

・スーパーアシッドガンは意外とダメージがデカく、弾と弾の間がないため、当てやすい。しかしリーチは見た目通り短く、100mくらい?結果これもショットガンに分があるのが現実か。

・C70爆弾は単位時間当たりのダメージ値が最大の武器だが、とにかく爆破範囲40mは広すぎる。設置してから必死に逃げて(ゴロン4回くらい?)、ようやっと爆破する頃にはターゲットもそこにはいないのでは?という気にもなる。でも使い方次第ではスゲェ有効かも・・・。インフェルノヘクトル大でも2発くらいで沈みそう?

・ZEガンはそれぞれに特徴があるというのは前回書いたとおり。ただ、インパルスもZE-GUN10も設置に時間が掛かるのは×だけど、全てに共通することとして、

 両手に装備して同時に起動すると攻撃力を倍に出来る。

というのは普通の武器にはない「必殺技」。特にランチャーでそれをやるとインフェルノの大ヘクトルすらもかなりあっという間に倒せるほどだ。

・爆砕かんしゃく玉は被爆しないギリギリで撃つのがちょっと難しい。前作はただ連発していればよかった分だけテクニカルにシフトしている感じか。当然全弾命中させるのは難しいが、それでもこのダメージ値は魅力的。ヴァラクに関してはやっぱこっちかなぁ。

・P89バウンドガンは他のモノはみな高速弾なのに対して、この89のみ超スローな弾が飛んでいく。射程も短く、まるで「何かのためにわざわざ用意されたスペック」とでも言いたげな内容だ。果たしてどの面のことを言っているのか。

---------------

ざっと見てきたけど、数値にして改めて俯瞰してなおZEXランチャーの強さは揺るがない。何と言っても「置いてから離れてしまえば安全」というのと、「自動で敵を狙ってくれる」というのはデカイ。今回時間を計測する上で、2面のイージーを使ったのだけれど、全ての武器の中で敵を倒し尽くしてしまってクリアになってしまったのはZERA-GUNとZEXランチャーのみ。もちろん1ループの時間が長いということはあるだろうが、それだけ敵の殲滅に優れているとも言えるだろう。

あとはやはりAF99STとAF100の安定した数値。これだけの値をたたき出しているというのは、たぶん多くのインフェルノでも活躍することだろうと思う。

参考になったかな?

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2006年12月27日 (水)

Wiiでネットブラウズ

ベータ版ではあるけれど、ショッピングチャンネルからダウンロード出来たので使ってみました。基本あのリモコンでの操作ですから、ソフトウェアキーボードすら

 指して押す

操作。正直かなり面倒くさそうに思われるかもしれませんが、正直言って、

 普通にパッドで文字を打つより楽かも

という感じ。そりゃキーボードには遠く及びませんが、慣れてくればかなりの速度で打てるようになりそう。

で、サイトはどのサイトも普通に見ることが出来るようです。とりあえず自分のブログやら適当なエロサイトやらを見てみましたがPSPで見ようとしたときのような表示に著しい時間が掛かることもなく、普通に見れます。ただ、画質自体はフォーカスの甘さというか解像度の低さというかで、正直綺麗とは言い難い。まぁ僕の場合はPCをテレビに映したことがなかったので、低解像度とは言えデカイ画面で見られること自体は悪くないと思いましたけどね。
※ちなみにグーグルマップも普通に起動しました。つか視界が狭いのとボヤけてる画面は魅力薄ではありますが。
※あと、クリックで別サイトが開くような状況だと「自動的に前のウインドウが閉じてしまう」ことによる弊害で、「もどる」が使えなくなったりしました。

とりあえずベータ版ということと、今後もっとインターフェイスが改善されるだろうことはありますが、Wiiをネット環境で楽しもうという方は、入れてみるのもいいかも、って程度の出来ですね。

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PSPでPS

今日いつもの友人と電話で話していたら、唐突にPS3を買ったという。彼はそれほどヘビーなゲーマーではないが、PSPは結構愛用していて、エースコンバット、ディスガイア、ジャンヌダルク、リッジ1&2など結構買ってまじめにやっていたりする。FF系オウガ系も好きなので、PS3を買ったのも「PSエミュでタクティクスオウガをやるため」という、ある意味潔い、ある意味PS3の機能の数億分の一くらいしか使っていないもったいないお化けに包囲されても致し方ないようなヤツだ。

で、ダラダラとしゃべっていたら、どうも現時点ですでにPS1エミュが普通にPSPで稼働するような様相らしい。アカウントやら必要になるソフトウェアやらの「超えなきゃならないハードル」は少なくないようだが、自炊したPSisoファイルを普通にPSPでプレイ出来るようになるというのは、ファンにはかなり感慨深いモノだったろうと推測してあまりある。

壬生さんからもコメントを戴いたが、ぶっちゃけそんな状況をSONYが指をくわえて見ているとは思いづらい。きっとすぐさまパッチを当てたりファームアップしたりして対策を練ってくるだろうとは思う。しかし、

 PS3のゲームをプレイすることを諦めた場合

はその限りではないとも思う。実際僕のPSPもバージョン1.5を買って以来結局それをファームアップしたいと思ったのは極魔界村だけで、それすらも結果的には偽装でくぐり抜けてしまった。出来ることが多い機械というのは、そうしたユーザー側の情熱でどんどん好き勝手されてしまう。たぶん今でこそPSエミュをPSPで動かすにはPS3が必要と言われているが、のちのちPSPだけで動かせるPSエミュが普通に出てくるんじゃないかと僕は思っている。

正直60ギガのPS3を買うお金がないから、今すぐそれを試せないのが歯がゆいという気持ちもある。しかし、一方で「じゃあアンタは何かPSソフトをPSPでやりたいものがあるの?」と問われると答えに窮してしまう。

PSソフトというのは言うまでもなくポリゴンの雄であった。時代を先取りしたバーチャル空間の提供はその時代の寵児になるべくしてなったとも言える。FF7を筆頭にしてそのタイトルは王者にこそ許される有名所が名を連ねたりもした。

 でも正直今見るとポリゴンはキツイ・・・。

だから僕的にはGBAが動くコトの方がPSが動くことよりも嬉しかったりもしたんだよな。つか今PSPでやりたいPSソフトなんて、正直「謎魔界村」と「エイブ・ア・ゴーゴー」くらいしか思い浮かばないもんな。シューティングと言えばどちらかというとセガサターンだったし。
※R-TYPEデルタくらいかなぁ。

そんなわけで、とりあえず自分としてはすぐさまお金を工面してPS3を買おうというところまでは行かなかったりするのでした。まぁ半年くらいしたら普通にPS3なしでもPSソフトが動くようになってることを期待しつつってのもあるんですけどね~。

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2006年12月26日 (火)

のだめカンタービレ最終話

Nodamelove 久々に放送時間に見ました。つかまぁマンガで読んでしまったので面白さもかなり目減りしてしまった感は否めませんでしたが、話自体上手く最終回に持って行ってるな、って感じで、ある意味金八先生の最終回にも似た寂寥感を伴う良さがありました。

 ああ卒業式なんだなぁ

って感じ。

どんなドラマでも多かれ少なかれスタッフ同士のコミュニケーションってのはあるとは思うんだけど、のだめのように「みんなが本当に練習しまくらないと出来ないシーン」というのはそれだけでかなりの充実と共有体験としての想い出作りになる。だから劇中で「当日は忙しくて写真なんか撮れないだろうから、、」とリハーサルに燕尾服を着て記念撮影をするシーンは正直グッと来た。つか

 羨ましいなぁ

って思った。

役者っていろんな役をやれる仕事だし、やりたくない役もあるかも知れないけど、きっと想い出に残る作品ってのは絶対あると思う。のだめ最終回を見ていて思ったのは、みんなの顔が

 本気で最終回。本気で千秋がこのオーケストラを卒業していく、解散してしまうということに寂しさを感じている

表情をしてるんだよね。薄っぺらな役作りでは出ない顔をみんながしてる。オーケストラシーンの演技は本当に迫真のものだったし、これが「ドラマのウソ」であることを忘れさせるほどのオーラを纏っていたと思う。そりゃ本職から見たら全然なんだろうけど、

 テレビはいかに上手く視聴者をだませるか

が重要だとも思うわけで、僕らがだまされる程度には上手かったという言い方も出来るわけで。

来週からこのドラマがなくなっちゃうのがスゲェ寂しいと思いつつ、これだけ人気が出てれば1話くらいはヨーロッパスペシャルがあるかもな~とも期待したりして終わりにしたい感じです。つかマンガ読んじゃうと先の話がつまんなくなるんだけど、実は前の方の話はマンガもドラマも見てなかったりするので、機会を見つけてちょびちょびかみさんの録ったビデオでも見ようかと思ってる次第です。でもホントオススメなので、再放送とかDVD化されたりしたら、みなさんも見るといいと思いますヨ(^^)。

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クリスマスプレゼント

毎年我が家ではクリスマスプレゼンとをあげる風習があるそうな。っていうかその前に、

 今日はえらく更新しまくるなぁ

とお思いの貴兄もいらっしゃることでしょうそうでしょう。つかまぁ深い意味なんざござんせん。たまたま久しぶりに昔書いたブログを読んでみたりしたと思いねぇ。するってぇとそこには膨大な熱を伴った長文がシャケフレークのビン一杯に詰めたミミズがごとくうごめいていたワケでさ。まぁ、

 ダレてちゃダメだな!

と。たまにはガツン書くのもよかろうて、と。最近地球防衛軍の話ばっか書いていていろんな人を置いてけぼりにしちゃあいまいか、と。そう思った次第。つかまぁ「書きゃいいってもんでもない」のは百も承知ではあるんだけど、とりあえずたくさん書いてみようかな、と。ゲームも今日はあんましやってなかったりするし(ってやったのかよとも言われそうだけど)。

閑話休題。

で、毎年何らかのプレゼントを子供二人とかみさんにあげているわけ。かみさんはまぁ適当なアクセサリーをあげることもあるし、CDとかに逃げることもあるんだけど、今年は比較的安い、というか一番安い(^^;、USBオーディオ。
※簡単に言うとi-podのようなもの。つかまぁそれで音楽を聞かなくても、最悪512メガのUSBメモリとして使えるからいいか、みたいな。つかどれほどそのニーズがあるかはともかくとして。

で、子供のプレゼントなんだけど、ぶっちゃけ子供たちは二人とも

 ゲームが一番喜ぶ

ので、ゲームをあげるのが手っ取り早いには手っ取り早い。まぁ安い買い物じゃないけど、オレ様の審美眼を持ってすれば子供たちが喜ぶタイトルを探すことなんざ鼻毛の先を折るよりも容易い。アリンコを靴で踏むより容易い。暑い日に氷を溶かすより容易いのだ。

しかし、自分のポリシーというか、

 「枕元に小さい包みがあるのってどう?」

というのがある。クリスマスはやはりかわいい包装紙につつまれたボリューミーなブツが「さあ開けろ!」とにらみつけていてこそではなかろうか。朝うつらうつらした瞳の中に入ってくるのが「ええ~っとクリスマスプレゼントどこにあるんだろ」じゃあまりに寂しくはないだろうか。

なわけでかみさんはともかく子供たちにはそれなりの包み、少なくともゲームよりは大きな包みを用意するようにしている。っていうか、

 オモチャを買う機会そのものが少なくなるじゃんか

だからクリスマスプレゼントでもいいからオモチャを探したりしたいわけ。そんな中でたまたま面白いものがあったりすればそれはそれでアリだと思うんだよね。

例えば「アスレチックゲーム」みたいなメカトロ系のオモチャだとか、Xavix系のテレビゲームでもいいし、手品とかモデルガンもいい。モデルガンなんて久々に「撃つ楽しさ」を再発見したりしたよ。まぁサバイバルゲームを嗜んでる人にとっちゃ普通なんでしょうけど。

で、今年は長男は古くは任天堂が成り上がるきっかけともなった「テレビゲーム9」の今風版。まぁぶっちゃけ僕の親から孫へのクリスマスプレゼントが僕チョイスのゲームソフトだったりするので、
※それも大体が長男が一番欲しいものだったりするので、
何をあげてもさほどグッと来たりはしないのだ。

でも娘の方がなかなか決まらず、結局5件ほど回って決めたのが

 エンツォフェラーリのラジコン

ライトが点いたり結構な速度で走ったりもするんだけど、何より「車用の充電池充電器とプロポ用の単三電池付き」というのが決め手だった。とにかくオモチャ系ラジコンのほとんどが元祖シゲキックスというかドンパッチというか、9V電池を必要とする。当然充電池じゃないので何度も買わされるハメになりかねない。単三ならともかく、そんな電池はウチの店にもないので、なかなか手が出にくいのだ。
※アルカリ専用というのもあるけど、凄く小さかったりとか。

で、話はココで終わらない。実はこのラジコンに決める前に僕が迷った物の中に「ハニービー」というヘリコプターのラジコンがあった。正確には赤外線操作なので「ラジ」コンじゃないのだけど、こいつがなかなかイカスモンで、
※デジモンみたい(^^;。つかヨコハマを肩で風切って歩いてそう「イカスモン」。つか冷静に考えるとちっともイカさないけど。

 わずか10gのヘリ

なんだよね。室内専用だけどちゃんと無線で飛ぶ。その昔僕らの子供の頃には地面にマットを敷いて、そのセンターに時計の針の先にヘリを付けたような「偽ヘリラジコン」が幅を利かせていたもんでしたが、
※あれはあれで楽しいんだけどね。上昇下降で目的の場所に着けるだけでも結構ワクワクしたし。
コイツはまぎれもない「無線操縦」。マジイカス!!

でもよーーーーく見ると

 15歳以上

って書いてある。まぁ確かにデリケートなシロモノだよなぁと思いつつ他のヘリラジも探してみると、
※っていうか今年はヘリラジに限らず「空モノ」の当たり年だったらしく、結構いろいろ出てたりしたのだ。
中には「本格3チャンネル」の文字を見つけたりした。

 「ん?3チャンネル?」

ラジコンに詳しい人ならすぐお分かりいただけると思うけど、「上と下」で1チャンネル。車で言えば「前進と後進」「左右ハンドル」で2チャンネルなのね。車だったら基本それで全て動かせるんだけど、実はここだけの話、

 ヘリコプターって空飛ぶ生き物なのよ。

空ってことは「上と下」が存在しちゃうわけ。ん?上と下で1チャンネル。左右旋回で1チャンネル。ということは、、、

 つかハニービーは前に進めないの!?

ってことがわかって非常にビックリ。そう。普通のヘリラジコンは2チャンネルで、あっても「前進後進」と「上下」の2チャンネル(旋回不可)がせいぜい。だから「本格3チャンネル」がウリになるんだよね。

 つか確かに楽しそう・・・。

でもですね。じつはこの3チャンネルラジコン。バッテリーの持ちは短いは(確か1分くらい。ハニービーは5分。それも「たっぷり5分」って書いてあったくらいだから、ヘリラジコン業界の常識に驚きますけど)価格は高いわもちろん年齢は15歳以上だわボディはデカくて室内で遊ぶには不安が残るわの三拍子。

 まぁスルーか。上下だけってのも味気ないしな。

で、ですね。まさか自分がこうして見限ったアイテムが

 「自分へのクリスマスプレゼントになってる!」

なんて夢にも見ないじゃない?つか素直に喜べないっての(^^;。つかかみさんも当然のように「前進出来ない」事実なんて知るよしもなかったとは思うんだけど、正直失速しつつ仕事に行ったわけさ。今朝の話ね。

で、まぁそれでもせっかくだからってんで開封して充電して(30分でフル充電。ちなみに車のラジコン充電器にも言えることだけど、十分な充電時間を超えて充電するのが充電池には一番よくないんだそうで、携帯とかPSP、DSとかはたぶんコンデンサーみたいなものが間に入ってるとは思うけど、ラジコンとかはかなり注意が必要。時間を気にして充電しなきゃダメってのがまた「15歳以上」な感じだけどね)、遊んでみたわけさ。

 で、これが面白れーでやんの!

要するに「上手く飛ばない」わけ。フラフラ回りまくったり、どっちに飛ぶかもわかんない。仕事中地味に「どういうゲーム性を求めればいいの?ただ上下に動くだけのヘリに!」と途方に暮れていたのがウソのよう。要するに、

 その場で回転させずに上下に揺れずにホバリングさせること

がなんと難しいことか!つかこれやってみて、吹雪の雪山に遭難者を探しに行くのがどれほど命知らずなことかが「生まれて初めて」わかりましたよ。

とにかく上手く動かすのが難しく、「上下だけ」なんてとんでもない。油断したらすぐ壁に突進、地面に撃墜。まぁ本体もパーツも軽さの塊なので、ぶつかったくらいでは壊れない(デリケートな作りなんだけど質量が低いのでダメージも低いんだね)のが救い。

 5分、結構丁度いい時間。

別に長すぎるというわけでもなく、短すぎるわけでもない。要するに単純なゲーム性ながらやっぱりぶつけないように集中する分適度な緊張感も楽しめたりする。

 意外とヒットしてる理由がわかったかも。

みたいな。正直他には潜水艦とかもあるんだよね。ホバークラフト系も新手の「空気が詰まったタイヤを寝かせた感じ」のものとか、片輪走行するようなやつとか、車輪だけみたいなのとか。つかラジコン意外と面白いかも。

余談だけど娘のカーラジコンがあまりに羨ましかったらしく、長男が母方の祖父母から自分用のラジコンをクリスマスプレゼントで買って貰ってきた。つかオマエがもっと小さい頃にオレがあげた時は全然遊ばなかったくせにな・・・。つかいつの間にこんなに書いてるんだオレは!?

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地球防衛軍3~その6~

★EDF3をやっていて、今ひとつ武器が集まりづらいなぁと思っていて、かつネタバレをよしとする人向けの内容です。つかかなり対象の狭い内容です(^^;)★

一昨日に引き続き昨日もかなりがんばった。HPも3600を越え、武器の数も158種となった。
とにかく「巨兵進軍」の面が楽しい。ZERA-GUN×2で配置しつつ迎え撃つスタイルはこれまでのプレイとは一線を画す。とにかく敵に集中砲火を浴びず、リロード切れを起こさせないように砲台を配置するだけなのだが、敵の攻撃がほとんど届かない、もしくは見ながら避けても余裕という距離で高みの見物をするというのがまず愉快。でもコンテナやアーマーは回収に行かなきゃならないし、弾が切れたら再度設置に行かなきゃならないから、ノーリスクというわけでもない。

ちなみにこのZERA-GUNというのはZEシリーズの上から3つ目か4つ目くらいの武器だ。最終的にはZEランチャーというのが強くてこれにとって代わったのだが、基本性能がかなり違っていて趣深い。

ZE-GUNは武器を撃つ動作をすることで地面にポンと設置される。種類によっては20個設置出来るものから、前述のZERA-GUNのように2個しか設置出来ないものもある。リロード時間は一様に20秒と非常に長く、そのリロードは撃ち尽くしてからじゃないと発生しないため、片手ZEだと、絶対的に20秒間の攻撃が出来ない時間が発生してしまう。しかし両手に持つことによって、片方のリロード時間中に攻撃、というサイクルを作ることが出来るのだ。特にZERAに至っては1台につきダメージ40の弾丸を400発射出することが可能で、その時間はおよそ20秒。敵の爆風等でリロードが途切れなければ、ほぼ完全にリロード時間のないダメージ40×2×毎秒20発=毎秒最大1600ダメージの攻撃をオートエイミングで自分は安全なところに居ながらにして撃ち続けてくれるという、誠にもって使える武器なのだ。

特にこのシリーズの中でもZERAが使いやすい理由として、「旋回性能の高さ」と「弾速の速さ」「毎秒射出弾数の多さ」が挙げられる。この武器より強いZEシリーズと比較すると、スペック上は劣るのだが、前述した「表示されないステータス」の高さで、実質かなり使い勝手が違ってくる。弾を発射した直後に着弾するメリットは素早い敵にも対応出来るし、威力重視じゃなく手数重視な点はヘクトルののけぞり中にもほとんど無駄なく当てられる。
※最強のZEシリーズは900×40発というスペックなんだけど、こちらだと1発目が当たってのけぞってしまったとき、3台設置の残り2台分が当たらないことがよくあるのだ。でも1発がデカすぎるからこちらの方が結果的には強いけど、、、でもなんか損した気になるんだよね(^^;。

そんな使えるZERA-GUNのおかげで、インフェルノの「巨兵進軍」もバリバリクリアしまくった。つか時折新しい強そうな武器に替えてみたりもしたけど、ZERAより使える武器はほとんどなく、っていうか前述のZEランチャー以外は全て「ZERAに戻す」という感じだった。

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EDFはとにかく新しい武器が増えるのが楽しいゲームだと思う。とにかく今よりダメージ効率のいい、使い勝手のいい武器を一つでも多く、少しでも早く手に入れたいと願うゲームだと思う。だから、その正解(もしくは正解に近いライン)に行き着いたとき、かなりモチベーションに変化が起こる。要するに「次の目標を見失いがち」になる。

とりあえず昨夜は結局4時間くらいやって、最後ハードの最終面をクリアして終えた。ここまで来るとさすがに体力のベースアップがモノを言うようにもなってきたけど、巨兵進軍で手に入れた最強クラスの武器があったればこそとも思う。この先ハーデストやインフェルノクリアという壁があるにはあるが、それを成すためにはHPのベースアップと2プレイヤーの援護、テクニックや冷静さを失わないハート、運も必要になってくるだろう。正直あんまし自信がない。

でも一つ一つの面に攻略法があるとするなら、序盤からいくつかのインフェルノをいろんな戦法を試しつつアタックしてみるのも面白いかも知れない。31面のインフェルノクリアはそれほどまでに僕に多大な武器を提供してくれたのだ。
※つか前作で死ぬほど使ったライサンダーシリーズが今回全然見せ場がなかったな。ダンゴムシがいなかったってこともあるけど、スティンガーやファイブカードが使いやすくて強かったからな。かんしゃく玉もなんか使いづらくなって、かわりにガバナーばっか使ってたりしたし。作り手の「武器性能の見直し」は上手く働いたって事かもしれないね。

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2006年12月25日 (月)

PCのこと

とにかく調子が悪い。何にもしてないのに落ちたりするし、ウイルスまみれは了承のことと言っても、エンコードの途中でかなりの確率でハングするのも困る。キャプチャのフリーズは9割以上の発生率だ。つか何とかならんのかと思って、XPのディスクを先日の大掃除でついに見つけることが出来た。

以前も少し書いたと思うけど、僕のPCのOSはボリュームライセンスのXPが入っている。要はXPも買うけど、最初にプリインストールした状態で自作パソコンを買ったので、消さなきゃそのまま使えちゃうという状況だったわけだ。で、普通に使うウチにどんどん再インストールが面倒になるほど常駐やらなんやらを入れていって、気付いたときにはサービスパック2にアップグレード出来ない状態&買ったはずのXPがなくなってしまっていたという顛末。

つか前からかなりディスク自体は探してはいたんだけど、とにかく見つからなくて、まぁ半ば諦めていたんだよね。でもたまたま家の大掃除をするみたいな雰囲気になるときってあるじゃん?じゃあそれ探してみようかみたいな空気になったりするじゃん?

で、

晴れて見つかったのだけど、結局のところインストールは出来なかった。プロフェッショナルにホームが上書き出来ないということと、他のドライブに不用意にOSを入れるのが躊躇われたというのがその理由。プロダクトキーだけ使えるようにならないかと思ったけど、結局はじかれちゃったし。

OSだけじゃなく、キャプチャーボードのソフトやドライバにも困った。とにかく途中で止まるので、公式サイトから最新版を入れようとしたらなんだかよくわかんないエラーが発生してこれまた頓挫。これちなみに今朝4時のこと。しつこくいろいろいじったり情報探したりしてなんとか動くところまでは持って行けたのだけど、これでホントに治ってるかどうかは、長時間録画してみないことにはニンともカンともというところか。

エンコードはWMV10もキャプボ付属のエンコーダーも動かない我が家のPCでは、Dr.Divxに頼らざるを得なかったのだけど、こちらもどうも芳しくなく、ネットで調べたら今のバージョンは既に無償提供になっているというので、早速インストール。つか文字で「インストール」って書くのってちょっと恥ずかしいな。「インスト」って書くとインストルメンタルみたいだし「インスコ」とか「いんすこ」とか書くと頭が悪い人みたいだからあえて「インストール」って書いてたんだけど、、、まぁいいや。

で、

試してみたらこっちも全然普通に「止まる」。キャプボと違ってPCごとフリーズじゃないのが救いではあるけど、エンコードの途中で応答しなくなる率100%。オイオイって感じだけど、とりあえずβ版を落としたのがまずかったのかしら。つかもしエンコード関係で詳しい方がいらっしゃったらぜひぜひアドバイス下さるとうれしいです。ちなみにファイルサイズで一番よく使うのが、ケロロ軍曹1話で285メガバイトくらい。テレビの映画1本で1.2ギガ弱くらいのビットレート。
※キャプボのエンコーダーは再生したんだけど、試してみたら画質の割にサイズがでかかった(12分で200メガ)ので、ちと常用は躊躇うんだよねぇ。つか「メガ」ってのは別に平気。むしろ強そうな感じがしてここをあえて「M」とか書かないのはこだわりだったりする感じ?NO問題みたいな。

ルーターの不具合は相変わらず。つかどうもルーターが悪いというよりPCが悪い様相。だって隣のサブマシンは普通にネットに繋がるし、最初360を始めた辺りから調子が悪くなったので、そっちを抜いたりもしたんだけどどうも状況は変わらず、結局今でも1日1~2回コンセントを指し直して再起動する始末。これって機械に良くないんだろうなぁと思いつつなんか打つ手はないもんか。

ルーターはNECのAターム。無線LANの電波がよく通るなら買い換えもあるかとメーカーに問い合わせたところ、正直現行機でもそれほど電波が強くなるワケじゃないとか言われて、「だったら買い換えるのもな」と尻込みしていたいのだけど、今週のファミ通にバッファローの「電波が強いルーター(仮称)」が載っていてちと心が動く。家のどこにいてもPSPでネットに繋がる環境とか、ちょっとイイ感じ。つかよくよく考えたらPSPでネットなんてしないか。

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M-1~2006~

キャプチャの調子が悪く全部は録画出来ず、なおかつエンコーダーの調子も悪く上手く圧縮出来ない状況。つかまぁ決勝のところだけ見たんだけど、

 個人的には今ひとつ。

笑いのツボってのはかなり個人差があるし、審査員は比較的そういう嗜好に依存するところよりも技術的なことや時代背景なんかを考慮してるっぽい気がするから、
※あとは会場のお客さんの反応とか
正直なんかなぁという気持ちは否めなかったけど、とりあえず言いたいのは、

 チュートリアルって面白いか?

ってことかな。なんつか見ていて何回笑った?みたいなところもあるし、役の入り方とか上手いとは思う反面あれじゃあ二人でやってる意味があんましないような気もした。ツッコミの鋭さがないというか、、、。

まぁライブという緊張感やもの凄い数の予選を勝ち抜いてくる為の運みたいなものも必要だと思うし、正直「ファンによる笑い」にはシビアな節もなくはないと思うけど、わかるにはわかるんだけど!なんつかもう少し笑いたかったなぁというのが本音。

※↓これ画質が異常に悪いけど決勝のaviファイル。この画質の悪さでも28メガくらいあるので注意。まぁ漫才なんで基本声が聞こえりゃ大丈夫かなぁとも思うけど・・・。

「m12006final.avi」をダウンロード

ついでに今年一年のお笑いを振り返ってみると、っていうか去年の年末から今年のお正月番組にかけてのお笑いからもう1年たったのかよっ!?ってことが何よりビックリするわけですが、なんつか「売れた歌」と同じくらい心に残ったコンビとかがなかった気もする。以前書いたように「NON STYLE」「ハマカーン」「タイムマシーン3号」「トータルテンボス」は昨年同様面白かったけど、突き抜けた感じはなかった気もするし、昨年M1覇者の「ブラックマヨネーズ」なんて年始め以外で漫才見たこともなかったし。まぁそう考えるとタカトシや陣内はしっかり仕事していて偉いなぁとも思ったけどね。
※陣内とかこないだのエンタのネタかなり面白かったし<録り損ねて悔しいくらい。まぁ年末年始にもう一回くらいやるだろうけど。

お笑いはやっぱりしゃべってボケてナンボだと思う。余計な振りや間はいらない。とにかく4分なり5分なりを全力疾走で駆け抜けて、終わった後は倒れ込むくらいの勢いを見せて欲しい。噛むことは別にさほど問題じゃない。重要なのは「間断のない笑い」と「爆発的な笑い」の二つだけ。

改めて言うまでもないけど、人間は笑うことが好きな生き物だと思う。それを一番簡単に成立させてくれるのが今だとこの漫才をはじめとしたお笑い番組だとも思う。一過性の流行りとして終わらせずにずっと僕たちを笑わせ続けて欲しいですね。

※余談だけど一番見たいのはやっぱ「B&B」。洋七師匠のエネルギッシュな漫才がゼヒまた見たいなぁ。半年くらい前にやったの誰か録ってないですよねぇ。

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年末年始クイズ~!!

ドンドンパフパフ毎年恒例の「年末年始クイズ」のお時間がやってまいりました。もちろんウソです大丈夫です熱はちょっとしかありません。さっき車運転しながらふと、

 「ああお正月とかしっかりやるのもいいかもなぁ」

などと思ったわけさ。つかえらいジジくさい感じがするけど、普通あんまやんないじゃん?せいぜいお正月番組見たり、初詣行くくらいで。でもたまにそういうこと思ったりすると、まぁ例年にはないお正月になったりするのかもなぁとか思ったわけさ。そうなってくるとじゃあ何がお正月なわけよ!?ってなってくるじゃない?で、題して!

 「年末年始に関係するモノをいくつ言えるかクイズ~!!!」

つかだから何よ?って言わないように。誰も答える人がいなくてもダイジョウブです泣きません男の子ですから。まぁね本気で考えるとこれがなかなか愉快だったってダケの話。誰も付いてこなくても自分が楽しければ万事OKでしょってことで、以下ルール説明~。

・クリスマス、七草がゆは含まないで、その間にまつわる物や事など。具体的に言えば12月26日以降1月6日までの年末年始にまつわるもの、お正月にちなんだものなどを手当たり次第に列挙。ただしクリスマスじゃない年末年始恒例のものであれば、24日以前のものでもOKとしてもいい気もする。もちろんその辺は「NO問題」ってことで。

・基本それがこの時期にしか聞かれないものであればOK。でも他の時にも耳にするようなものはNG。例えば「おせち」はOKでも「栗きんとん」はNG。「甘酒」は、、、OK?(聞いてどうする)。

・別に集計したりはしないけど、個人的に自分が思い浮かばなくて他の人が思い浮かんだようなものがあると「高得点」。つか集計はしないんだけど「高得点」!逆に微妙なものは0点。集計はしないけど。

・全く同じようなものはダメ。例えば元旦と1月1日みたいな。賀正と謹賀新年みたいな。

・食べ物、見るもの、聞くものなどカテゴリーは何でもOK。とにかく「年末年始を丸裸にする」勢いで参りましょう!

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さて、それでは始める前にみなさん一旦このブログを閉じて頂いて、僕と一緒に考えて下さいませ。とりあえず軽く目標として100。もちろんいい加減なものもありますから、あくまで自己責任でお願いします(^^)。僕のを読む前にやった方が絶対楽しいと思うぜ?っていうか家族や友達と競い合ってもらう場合は、「基本何でもあり」を忘れずに。




ちょっとだけ改行



やる気がない人はそのまま読んじゃうんだろうね



つか僕は本気ですよ。やるからには本気でやる!みたいな。



さて、スタートしますか。

1おせち
2年越し蕎麦
3お雑煮
4除夜の鐘
5大晦日
6行く年来る年
7百八つの煩悩
8初詣
9初日の出
10豊川稲荷
11モチをつまらせて死ぬ
12ニューイヤーコンサート
13カウントダウンパーティ
14年賀状
16お歳暮
17御年賀
18年始回り
19お年玉
20羽子板
21羽根突き
22独楽回し
23凧揚げ
24寝正月
25双六
27ふくわらい
28歌留多取り
29初売り
30福袋
31暮れの元気のご挨拶日清サラダ油セット
32日本レコード大賞
33紅白歌合戦
34FNS歌謡祭
35プライド男祭り
36新春スターかくし芸大会
37スゲェ長い大河ドラマ
38エマニュエル夫人
39門松
40もちつき
41M-1
42スゲェ長いお笑い番組
43店内のBGMが琴
44郵便局は2日が休み
45お年玉付年賀はがき
46歳末ジャンボ宝くじ
47年忘れニッポンの歌
48大晦日だよドラえもん
49年末交通安全週間
50赤い羽根共同募金
51忘年会
52新年会
53お年玉でゲーム買う
54欽ちゃんの仮装大賞
55クラス会
56初夢
57一富士二鷹三茄子
58あけましておめでとう
59新年の瞬間にジャンプして「今オレ地球にいなかった」発言
60初詣で将棋倒し
61ウン万人の人出
62ダルマ
63厄よけ
64年男
65干支
66破魔矢
67くま手
68おみくじ
69賽銭を遠くから投げて入らない
70ホームアローン
71大文字焼き
72書き初め
73黒豆を歳の数だけ食べる
74年末年始だけ買うテレビガイド
75正月休み
76正月は閉店時間が早い
77大掃除
78しめ縄飾り
79芸能人の着物姿
80罰ゲームでほっぺにスミで×
81切手シート
82元旦も休まず営業
83和尚が二人で
84誕生日が元旦(かみさんのお袋とか友達で「正一」とか
85ご祝儀相場
86仕事納め
87コタツにミカン
88ゲームの中でお正月特別のメッセージ
89プリントゴッコ
90消印がない年賀はがきをもう一回使う
91一年の計は元旦にあり
92

うーんこんなところかなぁ。でもあと9個くらいは出そうだね。つかホームアローンはクリスマスだっけ?

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ラグナシアイルミネーション

Ragunailuzenkei_1 クリスマスイブ、みなさんいかがお過ごしでしょうか。つか自分の場合、クリスマスらしいクリスマスというか、色恋沙汰を絡めたイブなんてものの経験はほとんどないわけで、幼少期より、クリスマスはプレゼントを貰うもの、大人になったらあげるもの、という認識程度しかないです。つか一人暮らししていた頃、仕事先でケーキとシャンメリーを貰えたのですが、「一人で食べるの?」なんて聞かれて妙に切なくなった思い出がフツフツと沸いてきたりこなかったりです。

Ragunailusori まぁそんなクリスマスですが、近所の蒲郡にあるラグナシアではクリスマスイルミネーションと題してヨットハーバーやら観覧車やらが電飾されておりまして、たまたまかみさんが観覧車のタダ券をもらってきたので、じゃあ行こうと一昨日の夜見に行って参りました。

Ragunailuyoto_1 つかまぁそう大したもんじゃないんですけどね(^^;。それでもヨットの形になぞられた電飾はなんかツリーみたいだったり、星座や動物の形の電飾も結構綺麗。今回は気合い入れて三脚持って行ったので、写真もまあまあ見られるものになったと思うんですが、どうでしょうか。つかあんまし意識したことがなかったけど、夜景の写真ってシャッタースピード「4秒」とかなのな。4秒って、、、何があがいてもブレる時間だし(^^;。まぁその分やわらかな光の写真が撮れるってことなんでしょうけどね。

Ragunailutonnelu ちなみに写真には全然詳しくないのですが、「夜景ポートレート」モードで撮ると、フラッシュを焚きつつ被写体である人間を写し、背景の夜景は別に撮ってる感じなのかしら。被写体の部分だけが妙に増感されて荒くなっちゃったんだけど、それでもまぁ昔のカメラと比べると雲泥の差。つか銀塩の一眼レフとかだともっとずっと綺麗に撮れるんですかねぇ。

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2006年12月24日 (日)

地球防衛軍3~その5~

相変わらず誰に向けているのかよくわかんない内容でお届けするEDF3コラム。持ってる人で情報を集めようとすればきっともっと充実したサイトは見つかるだろうし、持ってない人はきっと興味もないだろう。でもって買おうか迷ってる人にはネタバレが過ぎるというか、、、

EDFというのはそもそも「どの面がクリア出来るのか」がキモなゲームであるわけで、この程度の武器が揃ったらこの面がクリア出来るよ、とかHPこのぐらいになればこの面にアタックしてみては?的な情報が命であり、言い換えればそこで第三者からの情報を得てしまうと、自キャラの強化はある意味スムーズ過ぎるペースで進んでしまいかねない。要するに「強くはしたいけどあんまし早く強くなりすぎるのは味気ない」というわけなのだ。だって、せっかく100種類も武器があるのに、最初の10種使ってあと真ん中はろくに使わずにラスト10種に移行したらもったいないでしょ?だから出来るなら、自分で「道」を探りながら、ちょっとずつ強くなっていく=強い武器を手に入れていくのが醍醐味であり、楽しさの根幹だと思ったりするわけなのさ。

っていうか前作はもうネットでガンガン情報集めちゃって、結局自力で「何かを見つける」ということはほとんどしなかったんだよね。強いて言えば前回載せたようなデータを拾い上げて、単位時間当たりのダメージ効率を計算したのと、ソラスはこうやって倒すのが自分としてはやりやすい、みたいなのを見つけたくらいで、なんつか全部で70以上あるマップのウチ、しっかり遊び込んだのはごくごく限られていたりしたわけ。

それでもゲームの質自体がとてもよかったし、情報を得ようとも武器のゲットそのものはランダムだから、その点での妙味はしっかりあって、楽しくなかったワケじゃ全然なかった。しかし今回は土俵が360ということ、価格がフルプライスということもあって、あんまし他からは情報が得られない、なんだかボリュームも少ないしあえて探すのももったいないような気がして、地味に自分で道を探したりしてたってワケ。

そうして遊んでみるとこれがまた、

 「楽しい!」

んだよ(^^)。つか自分の中で「この面とこの面はクリア出来そうな気配がある」って面を見つけるとするじゃない。でも実際手持ちの武器で使い慣れたモノでは、どうにも光明が見えない。ヴァラク(ソラス亜種)に関しても、アルゴリズムが読み切れなくてなかなかインフェルノは倒せないし、ハーデストの2匹ヴァラクも1匹が精一杯だったりする。っていうかこの辺の会話は前作とか前々作をやってない人は完全においてけぼりっていうかEDFに興味がない人はそもそも読んでないか。

で、そんな状況だと今までのような「怪獣で武器稼ぎ」が上手く出来なくて、
※っていうかヴァラクハーデストはろくな武器が出なくて、かつ倒したあと面クリアまでの時間が異常に短い。ヴァラク2匹は1匹目でなんとか出ればいいけど、2匹クリアするのが至難の業だし(ハーデストでも)、最後のメカヴァラクに至ってはアイテムを落とさない始末。まぁ作り手も怪獣で武器を稼がせるのを良くないと思ったんだろうね。これはこれで正解だとも思いますよ。どうしても作業化しちゃいがちだから。

他で「いけそうな」面をどんどん頑張って探すことになる。つか武器がどんなのが出るかによって「がんばる」か「他を当たるか」も出てくるんだよね。要するに苦労してでもクリアしていい武器が出るなら、そこを乗り越えようという。

で、ノーマルからハードに掛けてそこそこいい武器が出た面というのは、ハーデストでも当然トライしたくなる。僕がとにかくクリアを狙っていたのは

 「31面 巨兵進軍」

ここは大小のヘクトルのみ全部で10匹ほど出るマップで、ハードではかなりいろんな武器を稼がせて貰った。しかしハーデストとなると話は別でどうしても敵に押されてしまう。この2足歩行戦車はこっちが押してる時は全然怖くないんだけど(のけぞったりしてダメージが半減するから)、数体で押してくるともうお手上げ。地上100mくらい「高い高い」をされることもあるし、さっきなんて爆炎の中から文字通り「ニョッ」と銃口が顔を出したときはマジ焦った。つか自分の身長の倍くらいあるんだぜ!?そりゃ逃げるっての。

最初の作戦は、とにかく遠方にいる時は遠方用の武器、例えばストリンガーとか誘導系とかで倒して、近くまで寄られたらガバナー50で何とかするやり方を考え、トライしていた。でもこのやり方だと遠方殲滅の攻撃力不足がたたって、どうしても近距離戦で処理しなくてはならない敵が多すぎる。結局一旦は勇気を持って退却することにした。

で、適当に雑魚相手にHPを稼いだり、時折ヴァラク2匹ハードや、ヴァラクインフェ失敗などを繰り返していたんだけど、今日は9面の「津川浦防衛戦」を「見つけた」。ここは敵も敵がヘクトル中心で遠方からじわりじわりと寄ってくるだけ。面が先ほどの巨兵進軍と比べるとかなり序盤なため、ハーデストでもさほどいい物が出るわけではないが、遠距離からかなりの数が減らせることと、マップ全体が俯瞰しやすいので武器アイテムを見つけやすいことなどが挙げられ、こいつはいけそうだと思った次第。

でも実際はハーデストともなると今ひとつ気持ちよくクリアが出来ない。今まで通りスティンガー系やファイブスターで遠方から数を減らし、最後はガバナー作戦だと減らし損ねた時にやっぱり押される。決定打に欠けるのだ。

そこで、今回いろいろ追加されたり改良が加えられた武器の中から僕がチョイスしたのが、

 「ZERA-GUN」

地面に設置して任意に起動させることで一定弾数の弾を撃ち尽くすまで周囲の敵を狙って倒す、今回から導入された新武器のキモとも言える一台。特にこのZERAは搭載弾薬400でダメージが1発あたり40。設置は一度に2台しか出来ないしリーチも150m、リロードも20秒掛かるが、とにかく首の旋回速度が速く、ヴァラクやマザーシップ、ボス昆虫などの「大物」を除けば、かなりのダメージ源となる。遠方からいつも通り連射系ロケットランチャーで減らし、後はそのままロケットランチャーを使いながらいざとなったらZEROを起動する作戦をとってみた。

 かなり安定してきた。

ここで結構がんばって武器を集めたんだけど、もしかしたらこの武器で31面もいけるかも。と思って今度はそっちにトライ。結果、

 かなり惜しい!

あと3匹から4匹まで減らすことが出来た。つか倒せそう。僕はいろいろ考えた挙げ句、20秒のリロードは怖いけど、

 両手にZERO-GUN

で戦ってみることにした。つかぶっちゃけ結果を書くとこれが正解だったのだけど、ポイントは「リロードが20秒ある」ことではなくて、「1発40ダメージの武器が毎秒何発撃ち出されるか」だったんだよね。要するに400発は1秒や2秒では撃ち尽くさない。多少のタイミングを取る必要はあるけど、1個ずつじっくり配置して起動すれば、「弾が撃てなくて泣ける」場面はほとんどなかったのだ。で、1台では時間の掛かるヘクトルも2台で攻めればほどなく落ちる。

 僕はついに31面のハーデストをクリアすることに成功した。

つかよくよく考えてみると、それって50面のウチの一つ。それも最高難度のインフェルノじゃないんだよね。武器だってまだきっと強い物があるだろうし、他にもっと効率のいい面もあったかも知れない。でもこれはこれでかなり達成感があった。現在118種の武器が集まったけど、その中で自分なりに考えに考えて出した答えがクリアに結びつく感覚というのは、とっても気持ちよかったし、やっぱりEDFは楽しいなぁとシミジミ感じたんだよね。

とりあえずここがクリア出来るようになったので、しばらくはここで武器を集める予定。つってもすぐ出なくなる可能性もあるけど、武器によってはすぐさまインフェルノの9面に移るのもアリかなぁとも思ったり。プレイ時間はまだ24時間くらいだけど、やっぱり自分にはロストプラネットより経験値がよく似合うぜ、と思ったりした次第だよ。

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2006年12月23日 (土)

急な依頼

日付が変わろうかという刹那、不意に僕の携帯がけたたましく「青い空はポケットさ」を奏でる。このくらいの時間に掛かってくる電話はぶっちゃけかなりの確率で友人からのケースが多いが、今日のそれはいつもとは違っていた。

 「○○です。ポケモンやってんスけど・・・」

すぐさま僕はピンとくる。「ははーん○○さんもポケモンを始めてどっかで詰まったんだな」。

 「え?今どの辺なの?」

 「いや始めたばっかなんですけど・・・」

またも僕はピンとくる。相手の○○さん、、面倒なので鈴木さんとしておこう。鈴木さんは僕より年上で以前から何度かブログにも書いたことがある「イカした中年」だ。Wiiの予約に並んでコミュニケーションしたのも記憶に新しい。鈴木さんはこれまで一度もポケモンをやったことがない。ここにきて始めてはみたが、右も左もわからないに違いない。僕にアドバイスを求めるのは、彼の交友関係から推察するにかなり正解に近いと言えるだろう。僕が一人勝手にまくしたてていると、彼がクチにしたのは僕の想像とは全くかけ離れた言葉だった。

 「ディアルガ捕まえるにはどうしたらいいですか?」

え?つか始めたぶんって言ったジャン!ディアルガなんてそんな簡単には無理だし。つか普通にやり慣れてる人だってテンガン山登るのに1時間とか掛かるし。初心者、それもそこまでのルートを経験してもいない真っさらでブランニューでウブなチェリーボーイには5時間掛かったって手に入れられるかどうか・・・。

 「子供が、すっごく苦労して手に入れたディアルガを消しちゃったんです・・・」

つかオヤジの威厳まるでなし夫。つかそんなダメっぽさも僕は結構好きだったりするんだけど、いくらなんでも素人には厳しすぎるハードルだぜ鈴木さん。まぁよくよく聞いてみると、セーブする前に電源を切ってしまったという。で、小学1年の長男が死ぬほど罵倒して「朝までにゲットしといてよね!!!!!」という状況らしい。ついでに補足するとかみさんもそのディアルガゲットには並々ならぬ尽力をしたらしく、「ワタシが1週間掛けて取ったのに、、、」とまで言われる始末。っていうか正確には長男の友人が取ってくれたらしいんだけど、
※かみさんは実際は何もしてないという・・・。

そんな状況下でどうすべきかを瞬時に考える。まずは自力で鈴木さんに取りに行って貰うプラン。手持ちのポケモンや道具を確認し、マスターボールを持っていないことや、レベルが一番高いポケモンで53のロズレイド、他にはドダイトスという状況。お金が3万くらいで、他のポケモンは軒並み30台というまぁウチの小学1年の娘と大差ない。この状況で何も知らない素人に電話でレクチャーしながらディアルガをゲットさせるには、マジでハンパない時間と根性がいる。まずお金を20万くらい貯めて、ハイパーボールを50個くらいと、ゴールドスプレー、きずぐすり関係を十分に用意し、催眠術が使えるポケモンをゲットして最低限のレベルまで育てる。げんきのかけらも要るだろう。それでもなお相性やワザの性能を逐一確認しながら進めるのは大変なことだ。だって鈴木さん本人は生まれてこの方一度もポケったことがないのだ。

 「かなりきついですよ~」

 「やりますよ!」

 「つかそんな簡単に言えるってことは鈴木さんポケモンをなめてるよ」

正直そう思った。子供が出来るからと言ってポケモンは簡単なゲームではない。データと戦略と戦術の裏付けに根性と運が必要な、むしろコアなタイトルなのだ。もちろん表層をなでるようなプレイであればそれほど大変ではないが、そんな中でもかなり厳しい箇所が何カ所かあるとするなら、今まさにぶつかっている壁がそのエッジの一つと呼んで良い。

 「ルーターはあるの?」

 「わかりません」

もしルーターがあるなら、僕のディアルガを鈴木さんに売ろうかとも思った。これから訪れる鈴木さんの苦労を考えると、その方がむしろ楽なんじゃないかとも思ったからだ。まぁお金取ろうと言うのは僕も一匹しか持ってないディアルガをタダで手放すのに抵抗があったからに過ぎず、別に使ってないし使う予定もないので、ぶっちゃけ構わないのではあるが。

 「でもそれってズルくないですか?」

 「じゃあわかった。それならまず今すぐに攻略本を買いに行って」

ぶっちゃけあるとないとじゃ労力に著しい差があると僕は思った。僕が電話で教えるとしても5時間も掛け続けてたら電話代だけでポケモンがもう一本買えてしまうだろう。攻略本代くらいそんな大したことじゃないと僕は思ったのだ。しかし彼は

 「ないとダメっすかねぇ」

まだなめている。今のパーティの構成やワザ、育ててある状況などこちらから見えない情報が多すぎる。ましてや僕は現役を引退して既に1ヶ月以上経とうとしてるのだ。より確実でより早いルートを提案するのが「その道のプロ」というものだろう。っていうか僕がいつからプロになったのかは今回は伏せておくが。

 「じゃ、今から持ってくる?たぶん鈴木さんががんばるよりは僕がやった方が早いと思うし」

 「あ、でもそれでもたぶん子供がゲットした時とは状況が変わっちゃいますよね?レベル30だったのが50とかになってたら子供が悲しんだりしませんか?」

割と小心者である。つかディアルガをゲットするという大儀の前には些細な犠牲はつきものであるし、子供だってそのくらいのことは覚悟の上なハズだ。むしろダディに自分がどれだけ苦労したのかを知って貰う意味でも、レベルが上がっていること自体に労をねぎらう気持ちが沸きこそすれ、嫌悪感はないだろう。でもそこまで言うなら、、、

 「じゃ僕のポケモンで救助隊を結成するから、それでゲットしよう。そうすれば長男のポケモンは一切育たないから」

本音を言うとむしろ「育てて欲しい」意図も長男にはあるのかもしれないが、この際それはそれ。まずは目の前にあるお題をクリアしてからだ。そうして始めて次のステップに移れるというものだろう。レベルなんざいつでもどこでもなんとでもなる。

結局鈴木さんは「今から5分以内に家を出ますんで、」と言って電話を切った。唐突に訪れた冬休み前の救出劇の始まりである。



鈴木さんが来るまでに僕はまず久しぶりに自分のポケモンの電源を入れる。とりあえず前回から完全に手つかずで、ぴちょんくんに申し訳ない気持ちで満たされつつも、早速メンバーの選定に入る。必要なのは、なみのり、ロッククライム、いわくだき、かいりき、催眠術、きりばらい、みねうちと、直接対決用のワザ、および雑魚掃討用のポケモンというところか。

最初メンバーにフーディンを入れてみたが、よくよく考えると現時点で長男のバッジは8個集まっていないはず。となれば言うことを聞いてくれるポケモンはレベル70までか。フーディンは既に100に届いており、他のメンバーも再度検討する必要性を帯びてきた。50~70でそこそこ強くてディアルガをゲット出来そうなメンバーを選び直す。

・みねうち、ロッククライム持ちのドラピオン
・雑魚&催眠術要員サーナイト
・きりばらい、そらをとぶ要員ヨルノズク
・格闘炎でザックリ削れ!ゴウカザル
・念のための保険要員メタグロス
・怪力岩砕きなみのり要員のヌオー

これでどうだというメンバーで固め、攻略本でルートを確認したその刹那、ドアをガチャガチャと鳴らす音が聞こえてきた!

 「ついに決戦の火ぶたが落ちた!」

鈴木さんのDSLite白充電器を早速コンセントに繋げ、すぐさまキャラ移動開始。メンバー6人を総入れ替え・・・つかこれが結構時間が掛かって既に眠くなるワタシ。でもめげずに終え、次はお金稼ぎ。よくよく見たらハイパーボールが24個にきずぐすりも90個以上あるので、よっぽど大丈夫だとは思うが、念のためにもう少しボールの補充とゴールドスプレー、なんでも直しなどを買っていく資金を集める。

いつものじいさんばあさんのところで軽く見本を見せ、あとは鈴木さんがんばって、、、
 「戦えないんですけど・・・」

 「え?」

 「話せないんですけど・・・」

 「あ、Aを押して下さい」

もし自力でディアルガゲットを目指していたら、、と思うとゾッとする一幕である。Aボタンを押さなければ話すことが出来ないというレベルのプレイヤーに科せられるハードルは高い・・・。

とりあえず10回くらいやってもらうことにする。長男も少しはダディに苦労してもらいたいのではないかという推測以前に、僕が苦労して貰いたい気持ちで一杯になった。



そんなこんなで無事ゲット。あとはおまけでゴンベとフカマル、ダンバルを交換してあげて、本日のミッションはコンプリート!おつかれさん鈴木さん(実は本名)。

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今週のファミ通

まぁコレと言った新しい情報はないというか、面白かったチェックはこんなところ。ランキングは当然私的なものなので、あまり深く考えないように。

1位 ユウジローのナショナルチーム

 長男と二人で死ぬほど笑った。近年まれに見る傑作。コスト換算するなら、100円分笑ったと言ってもいい。みんなが同じように笑えるかどうかは微妙だけど。

2位 桜井政博のコラム

 「かけっこ必勝法」。つかスゲェ。桜井さんはホントスゲェ。でも出来たら子供たちの運動会シーズンより前にこの情報を得たかった!来年まで覚えていられるかどうかわからないけど、ぜひ使って走ってみたい。運動会のチャンスがある子供が羨ましい!

3位 浜村通信のコラム

 まぁネガティブなマスコミ報道の話が取り上げられているのだけども、心中察してあまりあるというか、そう熱くなるなヒゲよ、と言いたくなった。オマエとはもう20年来のつきあいになるのだなぁと逆にシミジミ感じたりして。

4位 2007年期待の映画特集

 まぁゲームとは何にも関係ないんだけど、来年の映画が俯瞰出来たのはよかった。個人的に期待出来そうだと感じたのは、、、
※順不同

・ハリーポッターと不死鳥の騎士団
 まぁこれまでのも全部見てるしね。特筆して楽しくはないかも知れないけど、エマはかわいいので今度のも映画館に足を運びそう。

・レミーのおいしいレストラン
 ピクサーの新作。監督がMr.インクレディブルのブラッド・バードというだけで見たくなった。主人公の料理好きネズミがグルメ業界を仰天させる、というコピーも個人的に○。映画館に行くかどうかはその時のテンション次第かな。

・ナイトミュージアム
 恐竜が駆けずり回り、ジオラマのフィギュアが戦争を起こす博物館で起こる爆笑ファンタジーだとか。監督も主演も知らない人だけど、雰囲気からして面白そう。ホームアローンみたいなファンタジーなら見たいかも。

・Gガール 破壊的な彼女
 正義のヒロインが超やきもち焼きで、一途な恋心がラムちゃん的で超ラブリーなんだとか。ユマ・サーマンは嫌いじゃないけど、こういう映画は本音を言うと日本語で見たいかも。

・ストームブレイカー
 ニンテンドーDSが登場するというのはどうでもよく、単に「少年スパイアクション」というだけで見たい。スパイキッズとかコディーバングスとか古くはグーニーズにもそのテイストは見て取れると思うけど、ジュブナイルな映画は好きなんだよね。

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 意外なくらい監督で映画を探してる自分に気づいてビックリでしたね。ちなみに2006年で一番のヒットは、、、あんまし見てないからアレですが、「かいけつゾロリ劇場版」はかなり上の方かも。

5位 DSの進化はすごいところまで来ている

 「弾いて歌えるDSギターM-06」の特集記事なんだけど、もう発売されてるにもかかわらず、全然知らなかったことにまずビックリ。内容的には「思わず歌い出したくなる」という着眼が凄くクールで、先進的。20曲の収録曲は9割知ってるというのもポイント高し。つか選曲から浮かび上がるのは対象年齢の高さだったりもするけどね。個人的には「トランジスタ・ラジオ」とか「心の旅」なんかをギターの音を奏でながら歌うというのは、楽しそうだなぁとシミジミ感心した次第。つか3800円なので、来月のお小遣いで買おうかしら。
※今月は家族3人分のクリスマスプレゼントでゲームオーバーな感じ(^^;。

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まぁこんな感じかな。年末進行のビッグタイトルも一段落して、来年購入予定はアイドルマスターとシャイニングフォースイクサの2本(+DSギター?)。他にソソられるタイトルはこれと言ってないので、あとはお金貯めていって溜まり次第PS3を買おうかなぁという感じスかね。3月か4月には買えるかなぁと。それまでにPCやらルーターやらが壊れなきゃいいけど・・・。

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2006年12月22日 (金)

ロストプラネット~その1~

まずは感想の前にこのタイトルが「買いかどうか」を書いてみる。気になっていてどうしようか迷っている方に「ちっとも参考にならない」言い方をするなら、

 楽しめる人もいると思うけど、それほどでもない人もいる

そういうタイトルだと思う。ゲームは純然たるアクションで、各面を繰り越して強化されるステータスはない。それぞれの面は初プレイで1時間程度の時間が掛かり、その中で実質HPに当たるステータスや弾薬が増えることはあっても、リスタートおよび次の面には繰り越されない。あくまでサードパーソンアクションシューティングというスタンスを維持している。

だから、経験値を稼いでチクチククリアを目指したい人にはあまり向かない。オンラインでの対戦も16人同時にボイスチャットをしながら戦えると言えば聞こえはいいが、別にさほど社交性が高くなく、殺伐とした殺し合いに楽しさを見出せない人も多いと思うから、ここに大きなバリューを見出すのもまた、人それぞれと言えるだろう。

ではこのロストプラネットがどんなユーザーに訴求するかを考えたい。このゲームを「楽しい!」「買って良かった!」と思えるユーザーとは、ずばりビジュアル志向であり、アクションゲームに飢えている層だ。誤解を恐れずに言えば月下の夜想曲より血のロンドを好む人。モンハンにおいて「倒した結果得られる素材による武器作成」より、「強力なドラゴンを倒すことそのものに価値を見出せる」人だ。

僕は以前から経験値を稼ぐのが好き、ステータスの数値がモチベーションの多くを占めるという話をしてきた。見た目に関しては360の登場によってかなり影響されやすい人間であることを認識したが、正直それが難関をクリアさせるだけのモチベーターたり得るかと言えばまた別問題だ。
※買うコトに対するきっかけにはなるけど。
だから、そんな僕にとってはこのロストプラネットは、ぶっちゃけ

 こんなもんかな・・・

という感じ。もう凄くビジュアルは力(リキ)が入っていて、日本どころか世界でも数本の指に入りそうなくらいの仕上がり。メインではなくとも十分にモチベーターとして機能するほどだと思うし、操作に関しても多少の慣れは必要であっても致命的な欠陥と思えるような不具合はなさそうだ。

 だが、

基本は雑魚を倒しつつ進んでいってボスはアルゴリズムを考えつつ戦うスタイルに大きな進化はない。演出上「上手い」と思わせるシーンや爆発や煙などの視覚エフェクトと効果音に次世代感も感じるものの、やっていて「面白いぜーー!」と声を上げたくなる場面はなく、一つ一つの面をクリアしながら進むある意味懐かしいアクションゲームの印象すら喚起する。

 とにかく綺麗ではあるが新しくはない

のだ。だが、純粋にロードやセーブに関するレスポンス、メニュー回り、操作性が良く、見た目も綺麗で、そつなく遊べるゲームがどれほどあるかを考えると、このゲームの存在意義はきっちりとあると言えるとも思う。これほど派手にロケットランチャーが爆発するゲームは他にはないし、人間のモデリングも同社のデッドライジングと比較してもかなりのレベルだと思う。軽いウリと位置づけられているイ・ビョンホンの起用もユーザーの嗜好とのズレを理解してかそれほど大きく扱われていない点も好印象だ。

まだ5面をクリアしたところで、全体で何面あるかわからないが、各面のメリハリや特徴は(寒冷地のみの戦闘という点を考慮すれば)かなりよく出ていると思うし、ボス戦はかなり派手で手に汗握りまくる。つかちと緊張しすぎでちかれたナリ(^^;。
※つかこういうゲームに慣れてる人だったらきっと簡単なんだろうなぁとも思ったり。敵を倒す感覚自体はメトロイドプライムに近いけど、あれでも1から2になっていろいろ手に馴染んでる操作とかあったし。そうか、今改めて思ったけど、ロストプラネットの手触りはメトロイドプライムに近い。あっちはファーストパーソンシューティングだけど、ターゲットを狙う感覚や多少勝手にロックしてくれる感じ、グラフィックや敵の方向性なんかも似てる気がする。まぁいろいろ武器が増えたりはしないけど。

ちょい完全な余談。

昨日は手持ちのゲームをPSPで動くかどうかいくつかチェックしていたのだけど、おもむろに本気になってしまったのは「メトロイドゼロミッション」。このタイトルは初代ディスク版のアッパーバージョンというか強化移植版。サムスの動きが一新され、特有のモッサリ感が全くなくなってゲームのテンポが非常に良くなった。序盤からガンガンやれることがあるし、かといって迷わないように次の目的地を随時教えてくれる。ついつい本気になってしまったんだけど、思い返せば思い返すほどロストプラネットにメトロイドの血筋を感じる。メトロイドから成長要素、武器が増えたりHP、ミサイルタンクが増える要素なんかをごそっと抜いて、3Dにして絵を綺麗にしたらきっとこんな感じだろうと思う。いやだからなんだって話なんスけどね(^^;。ちょっとスッキリしたかなぁ~って。

閑話休題

さて、そんなこんなでなんだかんだ言って4時間以上やってるわけだけど、
※純粋なアクションゲームとしては特筆してやってる方。つかこれより前ってことになるとPSの「悪魔城年代記」くらいまで遡るかも。つかそれだって1時間やってないし。ある意味スゲェ。

普通にムズい。つかイージーとノーマルの差がわからん。とりあえず1面をコインでも探そうかと最初はノーマルでクリアしたのに面セレクトで再度イージーでプレイしてみたところ、ぶっちゃけボスで非常に時間が掛かってファーストクリアより苦労したくらい。つかボスがとにかく強い。ぶっちゃけ学ばない自分が悪いっちゃ悪いんだけど、結構動きが早くて弱点を絶妙に隠したり避けたりしながらの戦闘になるので、割と死ぬ。
※ちなみにボスで死ぬとほぼ直前から再スタート。でも電源切るとその面の最初からになるかも。セーブもあるけど怖くて試せない(^^;→面の最初まで行ったらショック。

そんな中で自分がやってて気づいたことなんかを箇条書きにしてみたいと思う。つかネタバレもあるかもしれないけど、ぶっちゃけそれほど気にするようなレベルのバレはしてないつもりなのでそのまま書いていく。

・1面ボスが泣きそうに手強いけど、とりあえずエネルギーガンよりショットガンの方が戦いやすい気がする。つかエネルギーガンは弾速も遅いしついつい溜め撃ちにこだわってしまうので結果効率が下がってしまう気がする、、、ことに今気づいた。ちなみに青枠(基本はロボ用の武器)のビームライフルみたいなやつはスゲェ強いので、個人的にはこれを大事に持って行きたい感じ。例えばボス面にロボで入って持っていた場合、壊れる前にロボから外してボス面に置いてあったりする他のロボに付け替えたいくらい使えると思う。

・手榴弾は銃で破壊すると大ダメージらしいけど、ヘタなので上手く出来ません。でも5面ボスではロボが破壊され、地味にそれ狙いでなんとか一発で倒すことが出来ました。ウソです2回目で倒すことが出来ました。見栄張ってゴメンナサイ。

・左スティック押し込み中ジャンプで前転が出来るけど、こちらの方が移動速度が速い(リンクのように)ということはない気がする。つかもちっと瞬間的に避けられる方法は用意出来なかったもんかね、稲船くん(カプコン)よ。

・3面のウンディープは倒す必要なし。ただヤツの場所を気にせずに一直線で逃げると普通に食われるので、とりあえず視点を回しつつ視野に収めた状態で逃げたい。つかコイツに何回食われたことか!つか倒せるの?あ、バイク変形ロボなどのロボはヤツの出没するエリアに入った途端に壊されます。幼い頃ロボにお母さんを殺された恨みがあるんだってさ。いや別に聞いた訳じゃないけどそんな気がしただけ。

・ボスエリアに入ったときのステータス、HPとか武器とか弾薬の数とかを仮想セーブするらしく、死ぬとその状態でやり直しになるっぽい。なので、もしあまりにも倒せない場合は、ミッションを最初からやりなおしてそこまでに少しでもいい装備と高いHPをキープしていけば、幾分クリアは容易になるかも。

・4面ボスはビームライフルの溜め撃ちをタイミングよく当てる。

・5面ボスの弱点は頭の上。視点が高くなるVSを壊されるとかなり当てづらくなるので、エリアに入ってくるときは当然VSに乗って、かつビームライフルがココでも有効なので、ぜひとも持って入りたい。右手のマシンガンが着弾した時の体液の飛沫を視認したら左手の溜め撃ちを開放する感じで当てていけば、結構当てられると思う・・・けどもっと賢い倒し方もあるかも知れない。

・コインは試しに1面で探してみたけど、かなり見つからん。つか最初の1個が見つからなかったなぁ。あ、でも教えてくれなくていいです。とりあえず自分で探したいかも知れないので。つかコインがあったらどうなるの?って感じだけど。

・初回購入特典の「ハイクオリティビジュアル設定集」は、紙質の悪い映画のパンフレットみたいな本だった。中身はスタッフの対談とキャラやモンスターの写真などなど。1ページいっぱいに1枚の写真とかを見ても、十分見るに耐える映像だったりするのを見ると、シミジミこのゲームのビジュアル完成度が高いものだと再認識させられる。まぁ金銭的価値はせいぜい200円~300円程度のモノだと思うけど、貰えるなら貰っておいてもいいかな。

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価格がとにかく高いので、気軽には買えないかも知れないけど、とにかく映像的にはエッジと呼べるものだと
※少なくとも360陣営としては
思うので、その点で興味がある方は見てみるのもいいかも知れない。ただ、腐っても「カプコンのアクション」。難度はそこそこ高いという覚悟は必要かもね。ファーストインプレ★★★☆かな。

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2006年12月21日 (木)

よつばと6巻

まぁごくごく軽い感想。つか意外と教育的な本になってきたなぁというのがまず第一。まるで親が子供に読ませるような、一般常識とかモラルとかを諭すような内容になってる気がする。よつば本人の描写もなんだか今まで見たいな「強さ」が隠れて、普通の女の子色が強くなったような。

要所要所に笑いはあるけど、これまでと比べると正直ちょっと弱いかな。

子育て系マンガは以前も紹介した

うちの三姉妹
http://ameblo.jp/3shimai/

だっちょ
http://blog.poko.daa.jp/

とかがあるけど、個人的には江川達也の、
※ここでふと「江川達也」をどう説明しようか思案する。一般的には「東京大学物語の」、という冠が一番通りがいいとは思うけど、個人的には「BE FREEの」とか「タルるートの」という呼び名を使いたい。っていうか自分は東京大学物語の「痛さ」が耐えられなくて途中で(1巻の)読むの止めちゃったんだよね。まぁ最終巻だけはかなり間をおいて読んだけど。

「タケちゃんとパパ」なんかが好きだったけど、なんだか途中で尻切れになっちゃって残念。

よつばはあくまであずまきよひこさんのオリジナルだとは思うけど、実際に子供が出来たりするとそこを中心に生活が動き出すというか、そこを中心にせざるを得ないんだよね。たぶんブログとかもそれが引き金だと思うし、マンガ家さんとかでも随所に赤ンボネタとか子供ネタが顔を出したりすると思う。
※鳥山明先生なんかは凄く顕著でした。ターボくんとか出てきたし。つかその前にまさかセンベイさんを山吹先生と結婚させるとは思わなかったな。あれってある意味かみさんへのおべっかみたいなもんだったのかなぁなんて今になって思ったり。

実生活の話でないにしてもあずまさん結婚したのかな、とか思ったクリスでした。

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PSPでGBA

昨日よつばと6巻を買いに本屋に行った際、PSP関連の本が出ていたので買ってみた。たぶん1年もすればこれがPS3関連の本に様変わりしていそうな気もしないでもないんだけど、ユーザーがいろいろ手が出せる余地を残しているマシンというのは、良きに付け悪しきに付け見守るだけでも面白く興味深い。PS3では既にWINDOWSが動いているとも聞くし、ネット上で見た中にはWiiや360までもエミュレートしかねない勢いだ。まぁ真偽はともかくホントにそんなになったらPS開幕時に囁かれた

 全てのゲームはここに集まる

がリアルな話となってくる。なんつかまぁ(いい悪いは別にして)スゲェと思うよね。で、その先兵たるPSPもまた、

 結構たくさんのゲームがここに集まる

な感じのハードになってきている。さすがにDSとかN64とかは無理でも、PSのソフトがWiiのバーチャルコンソールがごとくダウンロード販売されたり、メモステ起動のエミュレータ関連も、今では「メニューのPHOTOから起動する」という離れ業を使ってファームウェア2.80とかでも動かせるようになってきたらしい。つかスゲェ。なんでもやるなぁとシミジミ感心させられる(いい悪いは別にして)。まぁハードとしての穴が多いと言うことでもあるのかも知れないけど。

で、これまではスペック的にSFCのエミュすら正直怪しいというか、クロックを上げれば何とか遊べるかなぁってレベルであり、GBAなどカクカクの極み、いや、これって動いてるって言ってイイの?というレベルだったのが、今では多くのソフトが実機並にエミュレートされているらしい。
※と言っても半透明等特殊処理を多用した画面はかなりカクるし音も割れる。動かないタイトルもあるかも知れない。

画面も実機と同じく横長だし、ボタンのレスポンスに関してはPC上のUSB接続コントローラより若干反応が良い気すらする。つかホントスゲェなぁって思った。

とりあえずその本に載ってたアドレスを書いておくので、そっから先は自己責任で。

http://www.tfact.jp/psp/wiki/?psp_old

※ファイル gpSP_kai_26_10.zip

http://3rennet.diy.myrice.com/emu/bios.htm

※gbabios.rarを解凍後gba_bios.binにリネーム

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かなり暗めの話なので、すぐ続けて他の話をしてお茶を濁そうかな(^^;。

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2006年12月20日 (水)

体験版を出す勇気

みなさんも体験版ゲームを一度や二度はやったことがあるだろう。中には雑誌の付録として付いてきたものや、ネットでダウンロードしたもの、イベント会場で配布されたり、他のソフトに付いてくるというケースもある。

そんな体験版だが、実際体験版をプレイして買ったソフトというのはあるだろうか。もう少しシビアな表現をすれば、「買うつもりはなかったけど、体験版をやったことによって買う気になった」ソフトはあるだろうか。

はっきり言ってしまうと僕はこれまでそういうソフトが一本もなかった。大抵の体験版は製品版と比べて当然のことながら未完成であるし、最初から買うつもりであればその出来が多少マズくても「体験版だから」という理由で押し殺せる。しかし買うつもりがなかったソフトの体験版というのは、最初からかなり視点が低いところにある。全く期待していないわけだから、自腹を払って買う覚悟の裏付け等によって「好意的に考える必要がない」。

多少なり面白くても、それが「体験版で十分」というケースもある。例えば数百面あるゲームのわずか1面であっても、そこで満足してしまう、もしくは挫折してしまえばその先を見たいとは思わない。

だから体験版はよっぽど自信がある場合か、それによって二次的な営利が見込める場合(例えば武蔵伝にFFの体験版を付けてウリにしたり、体験版を添付することでファミ通の売上部数が上がったり、業者に配布し、店頭でデモをしてもらうなどして純粋な広告媒体として使ったりするケース)以外は、リスクの方が遙かに高いのだ。

だからまず僕ら消費者は、「体験版をプレイできる環境を提供してくれている時点」で、まずそのことを評価する必要がある。未完でありハイリスクローリターンであってなおタダ(もしくはタダ同然)で一部とは言え市販品をプレイさせてもらえることには感謝すべきだと思う。これまでのパッケージソフトでは叶わなかった「ちょっと試しにやってみたい」という決して安くない、そして返品の効かない嗜好品の「無理」を通してくれているのだから。

しかし、その出来不出来はやはり辛辣に下される。先ほど「買う気がなかったものを買う気になったことがなかった」と表現したが、逆はあるのだ。体験版をすることで買う気が削がれてしまうものが。

そんなような理由から体験版は「存在しない」と考えるのが普通であり当たり前だった。しかし、ネットワークが発達して今世を騒がせている三つの新ハードはどれもブロードバンドの常時接続を当たり前とした仕様になっている。ボイスチャットやメール、自分の分身を使った新たなコミュニティの形成すらも予感させるネットワーク時代が到来しつつある。そこにはこれまで以上に「口コミ」が効果を発揮する。雑誌やテレビCMだけじゃなく、実際にプレイした上での感想が発売日から猛火のごとく日本中、いや世界中すらも染め上げる。家にいながらにしてテレビのニュースより早く、Wiiのリモコンを投げちゃった画像や、飛び出すUMDや使い物にならなくなったPSPの映像を見ることが出来てしまう。

そんな時代においては、体験版の意味合いもかなり変わってくる。リスクが高いことに代わりはないが、リターンもかなり高くなる。これまではファミ通なりイベントなりが中心だった入手先が、家にいながらにしてボタンをポンポンと操作するだけでディスクを替える必要もなく遊べるようになってしまう。この便利さが、いつもなら見向きもしないタイトルすらも「試してみよう」という気にさせ、そこで初めて知ることになったり、面白さに気付いたりすれば、それはある意味最初から買うつもりだったタイトル以上に心に残ることもあり得る。なぜなら、自分のチェックを漏れていたことに驚くし、新たな楽しさの提供であることも多いからだ。

当然同じハードを持つ友人にも気軽に「やってみ」と言える。別に言われた友人だって新たに何かを用意する必要がなく、ごくごく普通に遊ぶことが出来るのだから。要はこの気安さによる分母の拡大がかなり劇的に起こる可能性が「リターン増」に繋がる。そりゃ100人が遊んで一人楽しいというゲームと、10000人が遊んで10人が楽しいというゲームだったら、後者の方が売れるのだ。

だから今後はもっと体験版が増えていくと思う。特にそもそも分母が少なく、かつ固定ファンが少ないオリジナルタイトルにその意味がある。知ってもらうことと、意外と面白いことによる「買わない→買う」スイッチを入れられる可能性も生まれるからだ。だからジャンヌダルクやロストプラネット、ロストオデッセイなどは非常に理にかなった体験版だと言える。
※まぁ最後のは「やっちゃまずかった」内容だったけど(^^;

しかし続編モノはそうではない。シリーズのファンは当然過去の作品より良いモノを期待するし、その目はシビアさを伴う。ほっておいても買う層は間違いなくいるが、そういう連中のコメントが「買おうか買うまいか迷っている」人達のテンションを下げることは十分にあり得る。というか確実にある。

そんなことを踏まえつつも僕は体験版が楽しみでならない。PS3なんざ体験版のために買いたいと思ってるくらいだ。まぁそんな気持ちになったのも、360でプレイしたロストプラネットやスーパーマンリターンズという良質の体験版があったればこそなんだけどね。グランツーリスモHDはどうなんだろうな。

ちなみに僕が「買う気がなかったのに買う気になった」のはロストプラネットが初めて。で、買う気が削がれたのはゼノギアス。最初から買う気で体験版も楽しかったのはR-TYPEデルタ「だけ」かな(^^;。あ、天外魔境IIも体験版が楽しかったや。この二つ。みんなは体験版に思い出とかあります?

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2006年12月19日 (火)

地球防衛軍3~その4~

つい2、3日前にえらくテンション落としてコメントして以来全く起動してないのですが、昨日のアクセス解析を見たら「地球防衛軍3」で飛んできた人がえらく多いんですよね。みなさん情報に飢えているのかしら。

今日はなんだかんだで久しぶりにEDFをプレイ。つかやっぱ面白れーんだよっ!ついつい時間を思いっきり忘れ去ってやってしまうんだよっ。気づいたら4時半なんだよぉ!。つかさ、今回のEDF、

 バランスは良く取れてる

と思う。なんつかソラスとかみたく安易に稼げなくなってる気がする。武器の出がスローというか、強い武器はインフェルノの後半面でしか出ないし、その次に強い武器もハーデストの後半面でしか出ない。ハーデストの序盤面よりハードの後半面のがいいものが出たりするし、結局1匹のヴァルク(ソラス亜種)相手に戦っても知れてるというか、炎の範囲が広いから、インフェルノヴァルクはソラスより手強いというか、倒してすぐクリア担っちゃうのでアイテムを取りづらくチューンされてるんだよな>ヴァルク面。まぁ、

 要するにどの面を攻めるのかが愉快!

だったりするわけさ。地味にイージーのHP稼ぎをするのも一つの手だし、気合いでハーデストに行くのもアリ。これはまぁ今までのEDFと同じと言えば同じなんだけど、ソラス法がやりづらくなった分だけ考えるし、敵の種類が少なくなったとは言っても所詮前作でもほとんど赤蟻かソラスしか戦ってなかったわけで、冷静になればあまり大きな問題でもなかったかなとも思ったり>敵の種類。まぁイイ意味での裏切りがなかったのはやっぱ残念だけど。

そんなわけで、とりあえずこの作品がやっぱりそれなり以上に勧めるに値する作品だったことを今さら再認識した次第です。

あと、補足というかおまけというか現時点で手に入ったそこそこ強い武器の効率値を書いておしまいにします。既にプレイしている人で僕と同じ辺りで詰まってる人は参考にしてみて下さいませ。
※「1R当」とは1リロードあたりという意味。「R込毎秒D」とはリロード時間を含めて毎秒どの程度のダメージが見込めるかという意味。もちろんモーション等による誤差はありますので、あくまで目安に・・・。

●ライフル

・MMF42RA 1R当 1000 R込毎秒D 250
・ストリンガーJ2 1R当 2000 R込毎秒D 148
・MMF50 1R当 13200 R込毎秒D 525 ※精度悪
・ファイブカードXA 1R当 4800 R込毎秒D 332

●ショットガン

・ガバナー50 1R当 16000 R込毎秒D 1333
・バッファローG4 1R当 20250 R込毎秒D 880

って感じ。ちなみにハードのヴァルク×2でファイブカードやバッファローG4をゲット。他は31面当たりのヘクトルしか出ない面でゲットしました(違ってたらゴメン)。ヴァルクは1匹さえ倒せば何とかなるんだけど、ハーデスト以降はなかなか手強いです。あと今回は今ひとつかんしゃく玉が上手く撃てない自分がいるし、他の武器の方が楽かもしれないので、あくまで暫定というように捉えて頂ければ幸いです。つかこの式は前作の時に自分で適当に作ったんだけど、まさか3でも使うとは思ってなかったですな(^^;。消さなくて良かった。

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超初心者向けPSPで動画を見る

これはぶっちゃけ個人通信のようなネタなので、まぁあまり興味がない人はスルーして頂戴という感じ。

先日知り合いが「PSPを買ったからエロをくれ!」というので、手持ちの512Mのメモステに適当に焼いてあげた。つかぶっちゃけそれっきりで、後のフォローは一切してないのだが、彼は僕と同い年であるがめっきりコンピュータは苦手方面なヒト。なので、この場で軽くレクチャーをしてみようという話。まぁネットくらいは繋がっていて欲しいというささやかな希望はあるのだが。

で、まず最初に用意するのは「携帯動画変換君」というソフト。ココに貼り付けてもいいんだけどまぁ窓の杜にあったのでアドレスを貼っておくことにする。ダウンロードして適当なトコロに解凍しよう。ごくごく強烈な素人向けに書くとするなら、下のアドレス

http://www.forest.impress.co.jp/lib/home/ktai/ktaipic/keitaidouga.html

にある「↓DOWNLOAD3.48MB」というトコロをクリックするとどこに保存するか聞いてくる、もしくは勝手に保存して解凍したフォルダが表示されると思うので、とりあえず保存場所を聞いてきた時はそこを探してそのファイルをクリックして解凍しよう。右クリックで解凍する場所を選べるようなら、わかりやすいところにわかりやすい名前(例えば携帯動画君とか)を付けたフォルダを作ってそこに解凍すればいい。っていうかこんな超初歩的なことすらわからないような人は正直僕のブログの常連さんにはいないんだろうけど、リアル友人にはいっぱいいる。世の中「それが普通」だということはみんな知っておいてもいいかも知れない。

で、解凍したらその中にある「Setup」というファイルをクリックする。本音を言えばその前に上に並んでるメニューの中の「ツール」→「フォルダオプション」→「表示」→「登録されている拡張子は表示しない」の左の□をクリックして緑のレ点を消してOKにしておく方がよりいい。そうすると、さっき「Setup」だった名前が「Setup.exe」と表示されるようになり、そのファイルがどんな種類なのかがわかりやすくなる。この場合の「.exe」というのが先ほどチェックした「拡張子」というやつで、このファイルは左クリックするとなんかソフトが動き出すぜ!?って意味なのだ。っていうかこういう初歩的な説明文を書くのは結構楽しいかも知れないな(^^;。

で、それを起動すると、「変換君」設定ファイルセレクター、というのが表示される。そしたら、一番下の「機種別設定:mp4ファイル、PSP向け設定(直接出力)」というところにカーソルを合わせてまずは左クリック。下に詳細が表示されるので、

 これを熟読して下さい。

特にメモリースティックのどこにどういう名前のフォルダを作って変換されたファイルを置くのかを間違えると、永遠に見れません。とりあえず「¥」マークは「そのフォルダの中のフォルダ」みたいな階層構造をあらわすマークです。とりあえずAVC設定というのは忘れて、メモステの「\MP_ROOT\100MNV01\」というところに置かなきゃダメということだけは覚えて帰るように!永遠にテストには出ないが。

OKすると今度は「携帯動画変換君」が自動的に起動する。さっきは「Setup.exe」をクリックして起動したけど、今後はその近くにある「3GP_Converter.exe」というファイルを左ダブルクリックすると、今さっき起動した「携帯動画変換君」が立ち上がる。セットアップは最初だけでよいので、とりあえず3GPなんちゃらのファイルを覚えておこう。※このファイルの上で右クリックして「ショートカットの作成」をクリックするとそのフォルダ内にもう一つ今のと同じようなファイルが出来上がる。これはさっきのファイルの「名ばかりコピー」のようなもので、わかりやすいところ、例えばデスクトップとかに左ボタンを押したままズイズイとひっぱっていって離すと、今度はそれをクリックしただけで起動出来るようになる。っていうかこの文章では意味が伝わらないかも知れないけど、覚えれば便利なので、頑張って読解してくり。

で、起動した携帯動画変換君を見ると「ここにファイルをドラッグ&ドロップ」と書いてある。この「ドラッグ&ドロップ」というのが先ほどの「左ボタンを押したままズイズイ引っ張っていって離す」という作業になる。どこぞで見つけたエロ動画をPSPで見られるような形式に変換するには、ここでそのファイルをこの窓の中に投げ込む必要があるというわけなのだ。

ちなみにここで投げ込む前、すぐ下の「機種別設定」という文字の右側にある「▼」をクリックするとズバッといろいろ表示される。最初のウチはよくわかんないと思うけど、とりあえずその中の「QVGA/15fps/512kbpsモノラル/48kbps」を選んでおけばいいと思う。まぁ全部説明しても疲れちゃうと思うので、一番重要なとこだけ説明すると、真ん中へんの「512kbps」というのが「画面の綺麗さ」だ。最初はこれを小さい数字にすれば汚くなるし、大きい数字にすれば綺麗になるとだけ覚えておけば十分だと思う。

で、投げ込む動画に関してだが、まぁ自力で探すしかない。多分今の時点では自分でそのファイルを作るのは無理だろうから、友達に聞くとか、ネットで探して落としてみるとかするしかない。もちろん探してる間には「変換する必要がない」ようなファイルも見つかるかも知れないし、「投げ込んでも変換が始まらない」ようなファイルも見つかるかも知れないが、何事も経験なので、ファイトするしかない。

そう、投げ込むとスグにそのまま変換が始まる。先ほどの「機種別設定」の下の「出力先ディレクトリ」で指定した場所にファイルが置かれるので、PSPをUSBケーブルで繋いでPSPのメニュー画面からUSB接続を選択しておけば、その指定するファイルのリストの中にPSPの場所が表示される。でもわかりやすく「PSP」とか表示されるわけじゃないので、「それっぽい場所」を自分で探さないといけないかもしれないのが注意と言えば注意だ。

個人的にはPSPを繋げずにパソコンのデスクトップに一旦変換させちゃったあと、PSPを繋いでファイルを移動した方がいいと思う。二度手間にはなるけど、その間PSPの電源を落としておけるので、本体に対して負担が少ないし、それなりに時間の掛かる作業なので(感覚には個人差があるけど、10分から1時間くらいをイメージしちくり)、ほったらかしにすることもよくある話。その際もPSPを繋げたままほっておくのは小さな子供がいるご家庭には抵抗があるだろうしね。

で、変換されたらそのファイルを前述のPSPの中にあるMP_ROOTというフォルダの中にある100MNV01というフォルダの中にドラッグ&ドロップすれば良い。運が良ければこれで見られるようになるはずだ。

エロではないけど、試しに下の動画をダウンロードして変換君を使ってPSPの中に入れてみよう。あ、始める前にメモリースティックの中の動画を消すか、PCにコピーしておくかして中身を軽くしておかないと、もしかしたらメディアが一杯で入りませんってことになるかも知れないので、ご注意を。
「pitagora8.avi」をダウンロード

※ちなみにこのファイル自体は14メガくらいあるので、結構ダウンロードするのに時間が掛かるかも。まちょと覚悟はしておけ。

健闘を祈る。

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2006年12月18日 (月)

名古屋の大須に・・・

Oosuxmas 今日は残業で帰りが遅く、その上友人としばし電話をしていたりしてPC前に到着したときには既に12時近くなっていた上にレスを書きつつ疲れて寝ちゃって今4時20分。なので、まぁごくごく軽く昨日の休みの過ごし方なんぞを書いておしまいにしたいと思う。っていうか自分はよく「軽く」という表現をするんだけど、ぶっちゃけそれが本当に軽い内容というか短い文書になっていることは少ない。でもそれでもなおそれを書き添えてしまうのは、書き始めの段階でそれほど書くことがないかな~、たぶんあっさりと終わってしまってみんなが「なんだ今日はこれだけかよ!?」って思ったりしたら、あらかじめ一言添えておくことでそのショックというか裏切り感を軽減出来るんじゃないかなぁという、言わば免罪符的な意味合いで書いていたりする。つかもし結果凄く長くなっても、このブログの読者様なら全然平気だと思うし。伸びる分には。

さて、昨日は仕事が休みで前日、っていうか朝までEDFをやり倒していたので、起きたのが11時過ぎ。まぁ当然のように子供たちもEDFをやり倒していたので横目で見ながら「今日どこに行こうか」などと話をする。つかぶっちゃけ何処かに行かなければならない理由は我が家には全くない。なぜなら

 子供たちがそもそも出たがらない

から。我が家の子供たちは別に出たら出たでそこそこ楽しむタイプだが、家にいると言われても「えーー」とか全然全くちっともこれっぽっちも言わない。むしろ「友達呼んでいいね!」くらいの前のめりさだ。つかまぁゲームが好きな子供ならある意味当然かもしれないが。

で、だからと言ってそちらに逃げるかというとそうでもない。僕は結構「物より想い出」的なところがあるので、いろいろ出かけていって「非日常」を見聞きするのがとても好きだったりするのだ。一人暮らしをしていた頃はそれほどでもなかったけど、結婚して子供たちといろいろ出歩いているウチに、やっぱり博物館やら海やらスキーやらも楽しいなぁと思った次第なのだ。

 で、

この時期既に紅葉は終わってる。それならクリスマスのイルミネーションでも見ようか、ということになって名古屋まで足を伸ばすことに。っていうかホントはもっと綺麗なところがあったんだろうけど、思い浮かんだのが大須のアーケードとせいぜい名古屋駅どまり。

でも大須は一人暮らしを始めた頃、友人が名古屋に住んでて結構行ったんだよね。PC買ったのも大須だし、PC98時代はかなりお世話になった街でもある。なんつか

 日本で一番パソコンが安い街

という印象が強いというか。で、久々に行ってみたら、これが意外と変わってる。もしかしたらアキバとかもそうなのかも知れないけど、「電気街」という印象が薄れていて、なんだか「若者の街」みたいになってる。以前はかなり元気のある店が集中していたのに、今行ったらかなり広範囲に路面でジャンクフードを売っていたり、ファッション関係の店やDVD、携帯ショップがハバを効かせていたり。もちろん中にはパーツ関連を扱う昔ながらの店もあるんだけど、、、。

で、沖縄物産系ショップの店頭でサーターアンダギーを購入し、食べながら第一アメ横ビルへ。ここは以前から「大須に行ったらここだけは寄る」という店で、なんつか「家電量販店にはないニオイ」が非常にするところとして、僕にとっての大須のアイデンティティの生命線にもなっている店。家電パーツ関連、オーディオ、ビジュアル関連の「濃いめ」の店やらパソコンのパーツ、中古やらがいろいろひしめき合っている。正直かみさんや子供たちは興味なさげではあったけど、いざ入ってみるとラジコン関連の場所でかなりいろんな「ロボット制作」パーツや書籍がおいてあって興味をそそられたりした。つかなかなか498000円のロボットをフッと買ったりはしないだろうけど。

あと結構なところでイスとサラウンドスピーカーを用意したプライベートシアター的な空間が用意されていたのに驚いた。つかそんなにこの環境を欲しがる人が多いとは思わないんだけど、
※だってまだまだ日本はコタツの普及率が高いと思うし。実際ディレクターチェアとかでDVDを見るヤツってどのくらいいるんだよ?って気がしませんか?
それでもやっぱり綺麗な画面は綺麗。つか40インチのプラズマとか液晶とかってほんの数年前まで150万くらいしたような気がするんだけど、今見てると27インチで88800円とかあるんだね。ビックリ。僕が以前買った29インチのブラウン管が確か買値83000円くらいだったと思うけど、ついに液晶のワイドがその価格帯まで落ちてきたんだなぁって思った。つか当時は29インチなんて液晶は存在すらしてなかった。
※あっても17インチくらい。だって「甘い生活」の中で美也ちゃんが「21インチの液晶だ~」って喜ぶシーンがあるくらいだもの。
時代だなぁと思ったり。で、まぁウインドウショッピングではあるんだけど、かみさんと「これはそそられるねぇ」って言ったのが

 SONYの50インチ液晶中古 189800円

画面は映ってなかったんだけど、50インチというバカが付く大きさは魅力的。さすがに6畳間に置くにはいくら僕でも抵抗があるけど、この大きさなら多少の画質の悪さはペイ出来るよなぁなんて思ったり。つか冷静に考えるとセガの「メガロ50筐体」と同じ大きさだからそれほどでもないのかも知れないけど、まぁゲーセンにあるのと一般のご家庭にあるのとじゃかなり違うけどね。

モノ的には他に「パソコンをテレビに映すダウンスキャンコンバータ」とか「PSPをFMチューナーを通してカーステから鳴らすトランスミッター」とか「ホイールの形をしたラジコン」とか「UFOキャッチャー型のオモチャ」とかに興味を引かれつつ結局何も買わずに出てきた。つか先日送料振り込み料込みで2800円くらいで落札したエネループが2480円くらいで売っててちょい凹んだけど。つか2層式のDVDメディアってまだ全然置いてないのな。もちろん聞けば出てくるけど店頭にはゼロ。ヤマダで先日聞いたら1枚980円とかだったから、まだまだ時期尚早ってコトなのかも知れないけど、こっちは意外とニーズがないから価格が下がってこないんだなぁなんて思いましたよ。

で、そんなこんなでフラフラとアイスを買ったりお好み焼きを買ったり焼き鳥を買ったりして帰ってきました。写真もいくつか撮りましたがどうしても夜間ということで三脚ナシじゃキツイですね。ほとんどブレてて、一番マシだったのが冒頭の写真。まぁ大した写真じゃないけど雰囲気くらいは伝わるかな。でも12月の土曜の夜はさすがにお客さんが多かったなぁ。

って短かったですかね(^^;。

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2006年12月17日 (日)

地球防衛軍3~その3~

つかネタバレを書いてしまいますので、気になる人は見ない方がいいというか、むしろ買うか買わないか迷ってる人が読んだら買わなくなるかも知れないような結構派手なネタバレというかだからと言って買った僕が後悔しているかと言えば全くそんなことはないというか、、、。

とにかく今回のEDF、「驚くほど短かった」。

絵も綺麗だしバランスも取れていると思うけど、とにかくボリュームが少ない。敵の種類も少ないし、難度もかなり低い。面白いけど、正直ここで終わるの!?というところで終わる。それはつまり前作で言えば、「ここで終わりじゃないよね?」というところで今作は終了してしまうわけである。

まさか3日間12時間で終わってしまうとは、、、。EDFを知っている人からしたらそっていくらなんでも短すぎじゃねえの?って思うほど、今回のは短かった。とにかく「意外性がない」。ビジュアルやら設定やらを多少なりリアルっぽくしたというコメントを否定するつもりはないが、前作がことごとくプレイヤーの期待をいい意味で(ある意味ひどい意味で?)裏切ってくれたのに対して、今作の短さたるや。

 「価格は3倍でボリュームは半分その上ペイルなし&敵の種類も半減かよっ!」

とつっこみたくなる。子供たちと面白い面白いとプレイしてきて、今日はこの辺でキリがいいから止めておこうかと思ったらそのままエンディング。いくらなんでもあんまりな仕打ち。PS3でのリリースは固いところだろうけど、今回の裏切りのキズはデカい。なんつかひどい。

買ったことを後悔していないという言葉に偽りはないが、正直強引に年末商戦に滑り込ませた感は否めない。ほどなくして廉価版がリリースされてしまうだろうことは想像に難くないが、それまでに中古屋に売ろうとは思わないあたり、己の弱さを感じてしまう次第だ。とりあえずノーマルクリア後、武器97種。現時点での評価はグッと下がって★★★。
※ちなみに前作は★★★★☆くらいあったかも。

最後に思いっきりネタバレを書くので、読む人は心して。

・怪獣は1匹、2匹、メカで終わり。超巨大なし。
・戦闘機は色違いが1種のみ。UFO型の敵は母船1種のみ。反射UFOや中型、大型、エリートなどもなく、寂しすぎる。
・アリやクモは前作と変わらない種類(黒、赤、女王)が、ムカデがいなくなったし、巨大怪獣大決戦はソラス亜種(そう呼んだ方がわかりやすいかと思って)もなく、女王とクモのみ(もちろん雑魚は出るけど)。
・ダンゴムシもいない
・歩行型戦車は「4つ足」こそいるが、凄いのは見た目だけで別にただのっしのっしと歩来ながら攻撃しているだけ。変形もしないし強化型が出るわけでもないし、母船のようにコアを倒してあっさり終わり。
・「2足」も大小あって見た目もアップで見るとかなり気合いの描写がされてはいるものの、別段両腕の差による攻撃手段がそうあるわけでもなく、
※せっかくなら「格闘タイプ」「シューティングタイプ」「変則タイプ」みたいなのがあればよかったのに。
前作のような異形種もなく、寂しい限り。
・ラスボスも超弱い。少なくとも前作でノーマルをクリアしたときはかなり苦労したし、その前の面もきつかった。今回は武器に助けられた面は否定しないけど、それを差し引いてもテクニカルじゃなくなった上にインパクトが弱まってしまった。万人にクリア出来る作りにはなったかも知れないが、ファンには物足りない。
※これは難度をハードやハーデストに上げれば済むという問題ではない。強ければ竜王は変身する必要がなくなるってわけでもないでしょ?

--------

結局のトコロボリューム不足が全ての諸悪の原因。ぶっちゃけ100面に届くかというボリュームを期待していたし、敵の種類も正直あと4倍くらい出ると思っていた。かなり夢も見ていたわけで、それらの夢が根こそぎ奪われた感覚はあまりにも切ない。

全体的に遊びやすく、難度も抑えられているから、ある意味EDF初心者にはお勧め出来るかも知れないが、それとてこの価格では別問題。正直内容的には「2の続編」というレベルには達していず、むしろ「1のビジュアル強化版」程度の出来だったと言えると思う。でもホントにEDFをこの作品からプレイしちゃった場合、3から1や2に移行した時に感じる見た目のしょぼさもまた否定出来ず、正直痛し痒しだ。

まぁ3は開き直って「ファンのための作品」程度に位置づけておけば、とりあえず問題ないのかも知れないな。面白いのは面白いんだけどね~。残念過ぎだぜサンドロット・・・。

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2006年12月16日 (土)

地球防衛軍3~その2~

Edf3_1 以前紹介したかも知れないけど、まだプレイしたことがない人、今度360版が出たのでちと興味が沸いてきた人、まぁ全く興味はないけど聞くだけ聞こうか?という人の為に地球防衛軍(以下EDF)のことを少し書いてみたいと思う。

EDFはもともとPS2のシンプル2000シリーズで発売されたアクションシューティング。フィールドはポリゴン3Dで、比較的簡素な描写、敵モンスターも言っちゃなんだけど特別洗練されたデザインというよりむしろ直球ストレートな巨大昆虫やら円盤やら。ゲーム内容と言えば街を襲ってきたそんな奴らを二種類の武器でどんどん倒すだけ。基本は敵を全滅させれば面クリアだし、アイテムを取ることで徐々にマックスHPが上がったり開始時に持ち込める武器が増えたりはするけど、基本まさに「シンプル」の名にふさわしいゲーム性。じゃあなぜそのシンプルなゲーム性なのに面白いのか。
それはズバリそのシンプルさがきっちり磨き上げられている点にある。増長なストーリーがあるわけでも過度な演出があるわけでもなく、ただただ大量の巨大な敵を自分一人で倒し尽くす。

これだけ書くと「じゃあ三国無双のようなゲーム?」と思われるかも知れないけど、全く違う。何が違うか。それはつまり

 敵が大きい!

三国無双はいくら歴戦の勇者だろうとHPが主人公の数十倍あろうと、所詮は相手は人間。もちろんそこにはそこにしかないドラマが描かれるが、EDFの相手はもっとずっとSFチックで、派手。シンプルだけど派手なのだ。

画面を埋め尽くすほどの敵の大船団や、数十匹の巨大なクモに糸を絡められる危機、あり得ない巨大怪獣の出現や地下の巣穴の底にうごめく全長数十メートルはあろうかという巨大女王アリ。でもこちらは一人死んだらゲームオーバー。

そんな状況であってもなおゲームをゲームとして楽しく成立させるのが幅広い難度設定。各面は開始時にその敵の攻撃力、HP、移動速度などが大幅に変更になる難度を選択できる(※個々にじゃないです念のため)。もっとも簡単なものと最も難しいものの難度差はぶっちゃけ言葉出来ないほどだが、ノーマルとハードだけでも僕的に「クリア出来る」「クリア出来ない」というわかりやすい差がある。そして難度が高ければ高いほど、性能のいい武器が手に入る可能性が生まれるのだ。

武器の入手は非常にわかりやすい。別にマップ上のどこそこを掘ったり、特定のボスや敵を倒したときのドロップするというのではなく、ただただ倒した後に表示された武器コンテナを取り、クリア後にそれが何なのかがわかるというもの。とにかく敵を倒し、マックスHPが上がるアイテムと武器コンテナを取り、死なない程度に回復アイテムを取り、ただただ敵を倒し続ける。中には「これ、絶対目に良くない!」という派手なレーザー攻撃をしてくるヤツもいるし、前作ではこちらの武器を反射してくるやつ、ジェットコースター並に長いムカデなんかもいる。

手に入る武器も非常に多彩だ。普通のマシンガンや倍率を上げて捉えることが出来るスナイパーライフル、リーチは短いが拡散して撃てるショットガン、有効射程距離3000mというロケットランチャーの中には同時に3発撃つことが可能なものや、弾速が毎秒5mくらいなんじゃないか?というくらい遅速ながら着弾後半径30mが焦土と化すほどの威力を持ったミサイルもあるし、誘導ミサイルや火炎放射器など枚挙にいとまがない。面によっては二種類とも同じ武器にする戦略を取ることもあるし、
※武器にはそれぞれリロード時間というものが存在し、弾を撃ち尽くすと自動的に充填される。二丁同じ武器を持っていれば少なくとも一度に撃ち尽くせる弾数が倍になる分、弱点を一時的にしか開かない敵や超遠距離の敵などに有効だったりする。

着弾爆発半径が広い武器で巣穴周辺に群がる虫どもを一気にふっとばす戦い方もある。っていうかまぁそれが基本と言えば基本だけど。
※時にはその爆風に飲まれて瀕死になることもしばしば。つか二人同時プレイだと特にそれが怖かったりする。

EDFには他に乗り物の概念もある。高速移動のバイク、強力な攻撃の戦車、文字通り空が飛べるヘリ。そして今回新たに二足歩行型パワードスーツも導入された。使い方を間違えなければかなり強いが、最初は上手く動かせずに簡単に破壊されるのがオチかも知れない。でも乗り物によって戦い方が広がるのも事実だし、現に娘なんかは戦車が大好きだったりするのだ。

前作では空を飛ぶことも出来る自キャラが登場したが今作には出てこない。今作はワイドテレビ対応で二人同時プレイの遊びやすさが格段に向上したなどが主な変化か。
※左右に分割なので。
時折読み込みか処理落ちで一瞬止まることがあるのが唯一難点らしい難点。最近あまりゲームをしなくなったような友人でも、かなりヘビーにプレイしている知り合いでも、EDFをプレイして印象が悪かった人は一人もない。シンプルでわかりやすいルールと、やればやっただけ積み重なっていくゲーム性。ビジュアルがとんでもなく綺麗というわけでも、新しい入力方法を取り入れたわけでも、今回価格が2100円というわけでもないけど、ゲームとしては非常に「楽しみやすい」内容だ。目的を達成しなければカタルシスが得られないわけじゃない。集中して物語を追わなければ自分を見失ってしまうシナリオじゃない。ただただ「ゲームは楽しい」を貫いてる。EDFはそんなゲームなのだ。

ふと思い返してファミコンソフトで一番似たゲーム性のものって何だったかなぁと考える。一瞬シューティングのようにも思えるが、僕的には「敵をどんどん倒す」「やられたら終わり」「徐々に強くなる」の三つのキーワードから「キングコング2」をチョイスしたい。もし二つのゲームをプレイしたことがある人がいたら、ぜひともコメントが欲しいところだ。
※「プレイ」と言っても「ついさっき初めてやった」ってのはナシね(^^;)。

※添付イメージは一応3のものだけど、正直コンポジットなのでPS2との差が全く感じられませんな(^^;。ゲーム中では結構綺麗なシーンなんだけど・・・。

↓ついでにデモも少々。

「EDFMOV_01.avi」をダウンロード

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2006年12月15日 (金)

地球防衛軍3~その1~

ズバリ言う。地球防衛軍(EDF)3は2と比べて「3倍の価格」ほどの進化はない。というかむしろ見た目以外ではペイルウィングもいないし、操作はデュアルショックのが慣れているしで、訴求ポイントも少ないと思われるかも知れない。ファミ通での評価も8778くらいだったし。

しかし、もしEDFを過去にプレイしたことがあり、その際に「つまんねぇゲームだなぁ」と感じず、かつ360を所有しているような方であったなら、僕は問題なくこのEDF3を勧める。
※あ、出来たらD3以上での接続環境が欲しいけど。
何も変わらないシステム。アイテムの種類も変わらないし、武器のカテゴリーや序盤の展開も今まで通り、その上値段は実売で3倍以上という足かせ。

 でもやっぱりEDFは面白いのだ。

今日仕事がひけてから買ってきて、食事の後でまずは息子と娘が二人プレイを始めたのだが、とにかく見た目が綺麗。これでもかというほど敵(メカ系)がピカピカで、アリもかなりつやつやしてる。自キャラもかなり書き込まれていて、
※上半身だけロボットのようにひねる動作は微妙かもしれないけど、あれはあれで「味」という気がしないでもないので可。
町並みも他の360タイトルと比べれば落ちるかもしれないが、過去のEDFからすれば格段に綺麗になっている。壊すのも爽快なら歩くだけでも結構楽しい。

ファミ通に読み込みに関する苦言が呈されていたが、その点は正直「かなりうるさい方」と自認する僕としては、「このタイトルなら許容範囲」というのがファンの見解。要するにプレイ中の密度が高い分だけ前後のロードは目をつぶることが出来てしまうのだ。っていうかあまりにロードが短すぎたら

 やりすぎて壊れてしまうかも
 ※あ、もちろん自分が(^^;

とすら思うのだ。ついつい機械的にHPを稼いだりするのでも、現状で別に待ち時間が長すぎるとは感じなかった。セーブもロードより遙かに短く、全然問題ないと思うし。
※ただ、死んじゃうとロードするはめになって稼いだものが全て無駄になるので、その辺りはやっぱりツライ。デモムービーとプレイで2回ロードが入るのはEDF2と同様だが、正直オプションで「2回目のデモムービーは自動的にスキップ」という項目が欲しかったところだ。

とにかくEDF3がどんなゲームかを説明するのは簡単だ。

 「2の続編」

これで全てが含まれてしまう。別に他の要素が入ったわけでもなく、純粋にただ純粋に続編なのだ。相変わらずアサルトライフルの強いヤツが手に入るのは嬉しいし、アイテムを地味に回収するのも楽しい。チクチクと戦うのも楽しいし、気合い入れて大船団相手に立ち回るのもよい。360でありながらLIVEには対応してないが、前回同様二人同時プレイは出来るし、今回は自分以外のNPCの格もかなり上がっている。

プレイ中他の隊員たちと一緒に敵と戦えるというのは殊の外心地よかった。死んでしまえばそれっきりのフライングマン
※別に面が変われば普通に復活する。
たちだが、いちいちしゃべるし、
※全然聞かないけど(^^;
意図的に撃ち漏らして自分は次のジェネレーター付近で待ち伏せするという作戦も取れる。強敵相手だと気持ちよく全滅してくれちゃって、普通に一人で戦っていた以上の孤独感を感じさせてくれちゃったりする。
※なんつの?家に一人でいるより、クラスで一人になる方が孤独、みたいな(^^;?

ちなみにこちらの弾はNPCにも二人用のもう一人にも当たるし当然ダメージも残る。ことによっては当然死ぬ。しかしNPCの弾はこちらには当たらない(二人用プレイヤーの弾は当たる)。無視していつも通りのスタイルを貫くもよし、上手く仲間にして
※リーダーに近づくと小隊ごと仲間になる。リーダーが死んじゃった小隊は各個に近づくと仲間になる。一緒に行動するもよしなのだ。

敵は今回も今まで通りの感じだが、ウワサの「4つ足」はやっぱりデカい。こればっかりはEDF3のウリでもあるので、写真を添付するような無粋なマネはしないが、とにかく「気持ちのいいデカさ」というのは間違いないところだ。

また、ハード以上の難度もかなりのものだ。つかHPと攻撃力はノーマルの4倍?めちゃめちゃ余裕にブイブイクリアした面でもハードにしたらあっさり死んだ。つかホントムズいんだけど、まぁそれもまたよしだ。

今日は3時間みっちりプレイしてHPを700程度まで上げた。初期値が200だから結構稼いだと思う。武器はノーマル17面くらいまでだからさほど増えてもいないが、今まで通りの武器を使ってプレイしている。
※別に新しいのがないわけでもないんだけどさ。
さすがに360を買ってまでやるゲームじゃないかも知れないけど、ファンなら価格に納得出来るレベルではあると思う。個人的にはひいき目も含めて★★★★☆としたいかな(^^)。

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みなさんへのレス~その5~

今日は久しぶりにゲームやりました。つかブルードラゴンやゼルダはどうなのよ?と言われそうですが、いやいやどうして、3時間みっちりというのはホント久しぶり。全く眠くもならず、テンションも下がらず。つか人には向き不向きというものがあるのだなぁとしみじみ実感です。ご挨拶が遅れました。クリスです。みなさんレスありがとーです(^^)。

>ばきしむさん

すでにご覧になられてない?もしくはレス以外は見なかったりする?コメントをたくさん頂戴したときは、一問一答するとすぐに消え過ぎちゃうので、こうしてまとめてお返事させて頂いたりするんです。ご了承を。

アニメイントロクイズは僕との年齢差が一番重要というか、生活環境とか友達関係とかがモノを言いますよね。ネットが普及してずっと聞きたかった音源が割と身近になったりしてきたからこそ成立した、というのもあったのかも。正直あまりマイナーになるとみなさん楽しめなくなってしまうので、次回の可能性は非常に薄いです。つか108問もつくらなかったら良かったのかも知れませんが、まぁテンションが全ての生き方ですからね(^^;。あんときゃ熱かったという感じで。あんましアニメネタがないブログですが、もしかしたら楽しめる時もあるかも。またのご来店を楽しみにしておりまするよ。

>きむきむさん

FF9をちょっとしかやってないというのはなんだか妙に嬉しかったり。あと8をやり直してもなおクリアする根性もまた妙に嬉しかったり。
※ちなみに自分は最初の街で99にしちゃったけどそのままクリアしたタイプ。それはそれで敵との戦闘が楽しかった記憶がありますが、今だとたぶん無理でしょうね(^^;。
8はカードゲームを嗜んでいた自分にはとてもその面で有利だったというか、人より余分に楽しめたかなぁとも思います。コマンドコントローラーやポケットステーションもフルに使って、トータル300時間くらいはやったと思います。10は8のビジュアルの方向性を踏襲してなお遊びやすくした印象があって、評価が高いんです。

12は途中で止めても全然OKです。別にクリアしたから感動したとか全くなかったですし。一応肩書きに書ける程度?
※だったらX-2クリアしろよって言われそうですけど。

カードファイターズは結局スルー。つかゲームシステムが全く分からなすぎるし、4人が4人のレビュアーに「拾って貰えない」ようでは情熱もたかが知れてるのかなぁと思ったり。買われましたか?

>GTSさん

さすがは大人のGTSさん(ってタメだけど(^^;>子供なクリス)ですね。酷評でもクールな対応に感謝です(^^。結局のトコロブルードラゴンは「DS世代」をターゲットにして拾い上げようとしたのかな、というのが今になっての僕の見解です。

PS3やらWiiやらで盛り上がる次世代戦争に、いかにして360を滑り込ませるか、ファミ通の期待の新作でも上位にランクしていましたが、そこでモノを言うキーワードは、

・鳥山明
・FFの坂口&植松ペア
・正統派コマンドRPG

と、

・DSで出戻ってきたリターンゲーマーの拾い上げ

があったのではないかな、と。とりあえずDSは買った、でゲームもまんざらじゃないと再認識する。でもPS3は高いし、Wiiは悪くないけどやっぱりRPGがやりたいよなぁと思う。鳥山明=ドラクエの印象。あれならそんなに難しくないから大丈夫かな?で、その通りの内容。うーんなんて理に叶った作り(^^;。っていうか僕も別に期待を裏切られたとは思ってませんのでご安心を。ただまぁ今はそれをやるべきじゃないかなぁと長男にも内緒で封印してあったりします。つか本来ゼルダのタメの封印だったんですけどねぇ・・・(^^;。

>壬生さん

相変わらず専門的な視点がくすぐったいやら心地よいやらで思わずニヤリです(^^)。正直難しい話はよくわかりませんが、とりあえず今日初めて店頭で60ギガPS3を売ってるの見ましたね。ヤマダで59980円だったかな。夜7時過ぎでしたから、結構「残ってる」印象が強いですね。WiiやDSLiteはありませんでした。特に後者はそこらじゅうにこれでもかと「予約出来ません、売り切れました」の文字が走り書きされてましたね。そこまでしても問い合わせる人が後を絶たないんだろうなぁという。まぁドラクエ9も出るわけだよって思いました。

EDF3は今日結構マジメに取り組みましたので、もしよかったら読んでやって下さいませ。

>BlueTasuさん

ちすです。BlueTasuさんは360ユーザーなので、今僕が一番傾注しているタイトルをプレイすることが可能なわけですが、だからといってそのソフトが楽しめるとは限らないのが微妙なところ。ブルードラゴンよりはそっちのが僕は好きなんですけどねぇ(^^;。

とりあえず年末ロストプラネットを最後に今年一年でプレイしたソフトを総括するつもりですが、時間的にはやっぱりポケモン、FF12(って今年だっけ?)、モンハン2辺りが多めですかね。もちろんプレイ時間だけがソフトの価値を決めるわけじゃないですけど。ちなみにロストプラネットを待たずしてPGR3、デッドライジング、カルド、ゼルダ(&Wiiもろもろ)、ブルードラゴン、EDF3の次世代タイトルの中ではダントツEDF3ですね。なんだかんだでやっぱり面白いっていうか「安心できるぬるま湯」がありますね。
※さしずめゼルダは「安心出来る煮え湯」というところでしょうか(^^;。
正直安くないので、もし興味があったらまずPS2のEDF2を買われることをオススメします。あれも十分最高なソフトですからね(^^)。

ブルードラゴンの影に関して、何がウリかというと別にシステマティックなスキルとかカスタマイズとかの話じゃないです。単に「良く動くデカいスタンド」
※「スタンド」はジョジョ用語ね。
ということ。自分よりドデカい影がズバーーーンと出て敵を殴るモーションを取るだけで、結構なカタルシスがあったりするわけですよ。例えばそれが単純なビジュアルショックだとしてもね。あ、でももし買う可能性があるなら、店頭とか友人とかで触らない方がいいと思いますね。ロストオデッセイと同じってのは言い過ぎだとしても、買わずに触ると失速しますよ、きっと。

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2006年12月14日 (木)

ブルードラゴン~その1~

各所での評判を追い風についついヤフオクで落札。本日着荷して少々プレイ。まぁなんつの?誌面からはオーラを感じなかったわけで、デモムービーを見てもさして心が躍ったりしなかったわけで。

とりあえず非常に辛辣なことを書いてしまうとするなら、初陣に関する心象は以前コメントしたロストオデッセイとなんら変わりない。「たたかう」「ぼうぎょ」「たいれつ」(<全く無意味な前衛後衛を入れ替えるコマンド)と回復アイテムを取ってからの「アイテム」のみ。まぁ淡々とした展開だ。つか寝てしまったわけだが。

主人公のボイスもいただけない。見た目のキャラクターに反してヒロイックすぎる。どうしても彼がしゃべってるような気になれない。声の印象だけで言えば「ナルト」の方があててる気がするが、見た目より年齢が上、声変わりしたばかりの男の子という感じの声になっていて、物語の流れには合うのかも知れないが、見た目とのギャップは否定出来ない。序盤登場する他の二人は全く問題ないだけに、妙に主人公に違和感が残る。

戦闘システムがシンプルな反面、スキルや装備などのメニューは結構凝っていて、見た目からしてなかなかかっこいい。
※ただキャラクターチェンジはRBLBではなくRTLTの方が良かった気はしたが。
レスポンスも悪くないし、その点操作していてイライラすることはほとんどなかった。セーブやロードもほぼ許容範囲だし(短いロードにまでロード中の表示が出るのはどうかと思うけど→むしろ待たせる感じがする)、動かせる様になった瞬間に「プレイアブル」と効果音&表示がされるのはかなり好印象。よくわからないアイテムも多いけど、それは物語そのもののボリュームの大きさを感じさせてくれるのでNO問題だ。

一番最初、電源を入れた直後からタイトルが表示されるまでの流れも素晴らしくよかった。非常に短いが効果的な演出で、開始直後に動かせるようになるのも嬉しい。戦闘シーンまでの時間も短く、その点も高評価。しかし作品の方向性上デモムービー(実機によるものだからムービーと称するのはおかしいかもしれないが)シーンが非常に多いのは気になるところ。正直キャラクターに魅力を感じられない→鳥山キャラはシェードよりトゥーンライクなグラフィックのが合うと思うので、見ていて凄く飛ばしたくなる→が、飛ばしたらわからなくなるので飛ばさないのがストレスに・・・。
※とりあえずロードしてやり直したところ、ワンカットずつスキップは出来る模様。つかまとめて飛ばせる方が良かった気はしたけど。

最大のウリである影が登場してからは、戦闘が格段に快適になり、戦うのが一気に楽しくなる。見た目も猛烈にかっこいいし、レスポンスが下がらないのはさすが。強いて言えば魔法のエフェクトが地味だったが、これもまだ序の序であるが故だろう。これなら続けていこうという気にさせるレベルだ。

---------

とにかく見た目以外はいたって普通。普通すぎるぐらい普通のRPGで、やってる内容はドラクエ2とかFF3とかの旧世代の内容という気がする。はっきり言って古い。不自然な場所に10ゴールドが隠されていたり、脚本的に幼稚さを感じさせたり。だからブルードラゴンに「次世代のRPG」を求めるのは明らかに間違っていると思う。ブルードラゴンは、「古き良きRPGを今風にリニューアルしたらどうなるか」という方向性を伸ばした作品であり、マシンパワーでビジュアルを最大限強化した答えという印象が(現時点では)強い。通信などのシステマティックな面で次世代を感じさせたポケモンや、テクニカルで常に新鮮なシステムを目指すFFとは全く違う切り口の「今風」だ。

ゼルダがその内容と見た目から、ほとんど今まで通りという印象があったとするならば、ブルードラゴンのそれは「最新のガワをかぶったファミコンRPG」という感じだ。作品にはどちらも未来を感じることが出来ないが、それぞれを望むファンには十分訴求出来る内容だろう。ただ、ブルードラゴンの場合、もしこれがドラクエやFFの新作であったとしたら、その志の低さはかなり叩かれるのではないかと思う。ゼルダの「らしさ」はセンスや技術力がなければ成し得ないものだが、ブルードラゴンの場合はどうしてもマンパワー、それも比較的普通のスタッフで押し切ってる感覚が拭いきれないのだ。天才のニオイがしないのだ。

見た目やボイスに抵抗が無く、ごくごく普通のRPGを気持ちよく楽しみたい向きには、かなり強力に訴求する気がする。僕の場合はどうしてもあの主人公が気に入らない、そう、まるで大ッキライなFF9の主人公みたいな気がするのだ。システム的には普通に楽しめるRPGだと思うが、とにかく挿されまくるデモシーンを「よしとする」か「うざい」とするかでこのタイトルの価値は大きく変わる気がした。ここまで酷評しておいてなんだけど、戦闘のレスポンスとビジュアルは十分評価に値すると思うので、ファーストインプレは★★★としたいと思う。つか5000円程度で買ったと思えば、★★★☆というところかな。

PS.GTSさんへ・・・

なんつか厳しい感想になってしまってスミマセンです。この原因はやはり僕とGTSさんのこの10年にプレイしたタイトルに依存するのではないかと思った次第です。自分はFFを8も9も10も11も12もかなりどっぷりやってきましたし、ドラクエもポケモンもいわゆるコマンドRPGの代表作はかなりしっかりやりつづけて来ました。だからその分「その延長」を期待する思いがGTSさんよりも強くなっているのではないかと思うわけです。未来に飢えているというか。

ですからブルードラゴンのレスポンスや影のビジュアルにはすごくそそられる反面、しつこいほどのデモやあまりにシンプルなコマンド関連に失速感を抱いてしまったというところです。

ただ、正直言ってゼルダより頭を使わない分今の僕にはお気楽に楽しめそうな事実も否めません(^^;。ダラゲー大好きなクリスとしてはさっさとウザイデモ多発地帯を抜けて稼ぎ道に入っていきたいと思う所存です。ちなみに自分は最初の地鮫戦でゲームオーバーを経験してしまいました(^^;。これに関しては文句ではないのですが、やっぱりちょっと凹みましたね(^^;;。
→ダメージが1の時点で「それが間違っている選択」だと即決しちゃったんですよ。で隊列やって防御やって、、次に攻撃した時点では時既に遅くゲームオーバーという次第です。

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ドラゴンクエスト9

Dq9proto いつの間に!という感の強いドラクエナンバリングタイトルの登場。つか最初かみさんが
「ドラクエ9が来年2月に出るんだって?」

なんて言うモンだから「んわけあるか!」ってな感じ。まぁさすがに2月はありませんでしたが、2007年予定は変わらず、という。正直今までのペースでボリュームでは採算が合わないというのも理解出来ますし、何もドラクエがFFのようなハイパーバジェットなタイトルを維持する必要もないわけです。実際ポケモンは継続して(最新スペックの据え置き機でなくとも)大きな支持を集めているわけですしね。

で、このドラクエですが、見た目はローグギャラクシーとドラクエ8を足して二で割ったような印象です。アクションRPGということでこれまでのようなコマンドによる対象年齢を選ばない作りではなくなりますが、過去の作品のようにアクションRPGだからモンスターグラフィックがしょぼくなるということもありませんし、むしろ生き生きとしたアニメーションは鳥山キャラと抜群のコラボを生むとも言えます。

Wi-Fiにフル対応するかどうかは非常に興味深いところです。人数は4人で必要十分だと思いますが、ぜひとも「4人でしゃべりながら」戦闘が出来るようになって欲しいと思いますね。キャラクターもクラスチェンジするのにかなりの時間を必要とする、「完全な職業」を意識する仕上げにして欲しいと思いますし、Wi-Fiでなくとも目の前の友人と一緒に冒険に出たり、アイテムを交換したり、対戦したりが出来たらいいなぁと夢は膨らみます。

ただ、正直スクエニ、およびレベル5がどれほどDSのアーキテクチャを把握しているかは疑問が残るところです。任天堂でさえポケモンをリリースするのにかなりの年月を要したわけですし、プレイしてみて「意外としょぼい」という感想がこぼれないとも言えません。ビジュアル依存度の低いタイトルではありますが、どうじても完成度の高い8との比較はやむを得ません。ジョーカーがグラフィック、システムともに今ひとつ印象が良くないこと、ジャンヌダルクが意外とドラクエライクなゲーム内キャラクタービジュアルで仕上げていることなどから、「DSはダメだ」なんて思われたりしないかどうしても心配せずにはいられないのです。

話はそれますが、

このタイトルに際してすぎやまこういち氏が「死ぬまでドラクエの音楽を作り続ける」とのコメントを残されていましたが、正直氏の年齢もかなり高くなってきたようにも思います。堀井雄二氏も鳥山明氏もいつまでも一線で活躍し続けられるワケじゃない。もちろん僕だっていつかは死んでしまいますが、自分より若いクリエイターで彼らと名を連ねることが出来るような才能のあるスタッフの登場が待たれますね。

ゲームは天才が作るモノだと僕は思っています。僕らがプレイしてあそこが悪いとかここをこうすればよかったのに、という感想は常に頭をもたげます。しかし、じゃあ僕にそのレベルの作品が作られるのか、と問えばもちろん答えはNOなわけです。自分を見失わず、かつ大多数の支持を得られる数百万本売れるソフトというものを仕上げるのは並大抵のハートと体力では難しいでしょう。
※よく知りませんがFFの松野氏なんかもそんな印象です。
ファミコン黎明期から活躍なさってらっしゃる方もたくさんいる業界ですが、よりネットワークが身近になってきた今日であるがゆえに、より広範囲から天才を発掘する努力みたいなのが為されてもいいのになぁと思ったりしたい次第です。

とりあえずドラクエ9は買います。っていうかDSタイトルだからせいぜい高くても6800円くらいに抑えてくるでしょう。子供と二本買いもあり得るかも知れないな(^^;。期待値★★★。<ちょい低め。

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2006年12月13日 (水)

みなさんへのレス~その4~

こんばんは~クリスです。つか最近は割とゲームより文章書いてる方が楽しい自分がいたりして(^^;。つかブログの為にゲームやってんのオレ?みたいな?もちろんNO問題なんですけどね。まぁ最初唐突に余談ですけど、無事にテレビが復活したことで、やっぱりDVDなんぞをもっと見たくなったりするわけです。以前見たものをもう一度見たいってのもあるし、新しく借りてこようみたいなのとかいろいろあります。画面の大きさは距離に比例しますから、別にPSPだって近くで見ればそれなりの迫力にはなるわけですが、解像度だけはどうしようもありません。いくら近くても荒ければ荒く見えますし、フレームレートが低ければ相応にしか綺麗には見えないのです。そんなことを考えつつマジメにDVDを見ると、やっぱ3倍録画した昔のビデオとは違うなぁと思うわけです。もちろんアテレコしてる声優さんや当時の「空気感」みたいなものもアナログビデオには封じ込められていたりしますから、それらを否定するってわけでもないんですけどね。つかDVDで見られるように昔のビデオで撮ったソースをキャプチャ出来ないかなぁって思う今日この頃。画質の悪さに目をつぶれば、テレビからPCにはコードが伸びてるわけで、、、ってまずビデオがないんだよな(^^;。

>壬生さん

PS2用D端子ケーブルは持ってないので今のウチに買っておくべきかも知れませんね。本体がなくてもとりあえずPS2にも使えるし、、、ってその前にD端子セレクターを買わなきゃならないけど。

でもHDD交換がそんな簡単に出来るとは思っていませんでした。つか羨ましい技術力と知識(^^;。PS3購入の際は壬生さんにおんぶにだっこで載せ替えしてみたい感じです。つか案外MAME専用機になったりして(^^;。
↑スゲェあり得すぎて怖いかも。

>GTSさん

日記に強力なネタバレが書かれていて戦々恐々としてしまったクリスですども!つかまずは始めてみないことには何とも言えませんが、やはり隣人がこれほど傾注しているという事実は真摯に受け止めたいですね(^^)。つか素直に面白そうです。とりあえずテレビが直ったので気兼ねなくやれそうです(^^)。

10年前がFF5とはちょい意外。つかそんな頃ですかねぇ。なんかあまりにも遠い過去のような気がしてしまいます。FF5はほんの1、2年前くらいにエミュで再クリアしたところ。つかやっぱ面白いですね。特にスタチューで赤魔導師になるまで育てるところが(ってオマエはそればっかしか!と言われそう(^^;)。でも展開的にもエンディング的にも好きな作品です。個人的な感想を言わせて貰えば10が出るまでは一番好きなFFでした。つか今振り返ると案外12の前半も評価が高かったりしますけどね。

そうだなぁ今の感覚だと、好きな順で10、8、5、11、3、12とかかなぁ。一番嫌いなのはダントツで9。7は潜水艦と山登りのミニゲームさえなければ結構好き。6も最後のスタッフロールで自分の付けた名前が役名だったみたいなクズ演出さえなければ結構好き(でもその演出の為にかなり嫌い。スゲェ嫌い)。4は嫌いじゃないけど何回再プレイしても序盤で萎えちゃう。2はこないだ再クリアしたけど結構面白かった程度。12の次は2、4、7が同率で次が1と6、かなり開いて9ってとこですかね。

ドラクエ8はモンスターを中途半端に捕まえるシステム以外は大好きですね。ある意味ブルードラゴンを僕がどう感じるかによってGTSさんと価値観のすりあわせが出来るかも知れませんね。

>トムニャットさん

ちすです。「新ハード欲しい欲しい病」出ましたか(^^;。ならば迷わず360ですね。資金調達にはご尽力頂くとして(^^;、Wiiは「思ったより大したこと無い」という印象がきっと先に出てきてしまうのではないかと思います。グラフィックレベルウンヌン以上にデバイスに対する新鮮みの薄さに驚くというか、「まだ始まったばかり」を感じるのではないか、と。PS3は正直モンハン3やFF13の頃でも十分じゃないかと思いますし、実際問題それらを動かす為にはきっと今のファームウェアからのバージョンアップが必須になるでしょうから、現状半アングラでエミュなり動画なりを見ることが出来ても、それは正直あまり大きな意味を成さないというか。

大体エミュなり動画なりを遊ぶ据え置き機、というくくりで考えるなら、別にPS3である必要はないというか、PCをテレビに接続する方法を考えた方が遙かにローコストで建設的なんですよね。ビスタのロンチに立ち会うのも一興だと思うし。

プロジェクターは超ショボイやつですが、僕的な経験上「意外とプロジェクターとスクリーンの間に気を遣う」シロモノです。つかプロジェクター本体の置き場所に困ったり、ある意味予想通りですが、凄く熱くなりますし。もちろん今のやつは違うのかも知れませんけど、自分的にはとりあえずナシかなぁ(^^;。

EDF3は正直かなり迷っていましたが、今日の一件で「出るはずだった出費」がなくなりましたので、晴れて購入決定です(^^)。まぁ点数的にはさほどでもありませんが、それは2でも同じだったし、グラフィックの素晴らしさはムービーではどうしても目減りしてしまいますから、まず何より実機で体感してみたい所存です。まぁ結果はおいおい報告しますね(^^)。

PSPはどうなんでしょ。内心SCEとしても判断に困るところかなぁというのが僕の感想。それはなぜかと申しますと、実際より儲かる可能性が残されているのは60ギガの方で、SCEとしてはその点ありがたいんだけども、一方でエントリーマシンが売れないというのは裾野が広がらないつらさもある。最終的には台数が重要だから、20ギガを売るためにその最も大きな差であるところのPSP用無線LANの周辺機器を発売する必要にも迫られる。でもそのPSPがそれに答えるだけの結果が残せていない現状(たぶん)を鑑みると、本気で注力すべきか躊躇うんじゃないかと思うんですよね。いっそのことPSPをばっさり切って20ギガのPS3をもっと売っていこうよ、という選択肢もあると思うから。

マシンとしてはとっても痛快なものですから、個人的にはPSPにもDS同様盛り上がって欲しいなぁとは思うんですけどね~。いろんな意味で。

>BlueTasuさん

カードに馬に姫にと盛り上がってて羨ましいなぁと思う今日この頃(^^;。叫び声を上げたくなるような(あ、もちろんイイ意味でね(^^;)ドラマがないかなぁと日々消化する毎日です。

しかしカルドセプってますねぇ。3000枚にも手が届いた頃かしら。そのレベルまでいくとかなり自分の思い通りのデッキが組める様になってる頃ですよね。趣味に走るもよし、強さを模索するもよし、相手を愚弄するデッキ作りも結構愉快なところじゃないかと思ったり(^^;。そうは言っても相手もいることだし、結局終わりがなかなか見えないのもカードゲームのいいところですよね。まぁリアルマネーでレアカードを入手出来ないのは善し悪しあるかも知れませんけど。

しかしまさかダイスの乱数にバグがあるとは思いませんでした。まぁ予測出来た物は直してると思うし、ハードに対する不慣れもあるにはあるでしょうけど、待ち望んだファンにしてみればかなりの裏切りには間違いないわけで、、、。それでもついて行こうというファンを大宮はもっと真剣に扱って欲しいと思いますね。メモカにパッチを当てて、ってことは出来ないんですかねぇ。

EDF=EarthDefenseForce地球 防衛 軍 ですね(^^)。ちなみにGBではSDF宇宙防衛軍というタイトルのゲームもあったようななかったような。ちなみに「地球防衛軍」という単語自体は1957年に東宝円谷で作られた特撮映画がたぶん初出ではないかと思います。ゴジラが1954年ですからかなり古い作品ですね。

ピタゴラは気分次第ですかね(^^;。あんまし間が空かないと意外と楽しめないもんですヨ(^^)。

>ランチェスさん

まめレスTHANXですども。つかゼルダに限らず、「やるときはやる」というか、まとめてやらないと次から次へと忘れていくんですよ(^^;。なんつかきりがいいところまでは進めないと次回にっちもさっちもいかなくなると言うか。でもゼルダも一旦終了の可能性大です。明日にはブルードラゴン、明後日はEDF3です。まぁ一時はどれかを完全スルーするという選択肢もあったのですが、今は「たまにはこういう贅沢に身を任せるのもいいか」とも思っています。どれか一つくらい叫び出したくなるようなタイトルがあればいいんですけどね~(^^;。

FZEROは名作ですよね。今やっても多分楽しめる気がします。画面はともかく、インターフェイスのレスポンスが気になりますね。F-ZEROなんかは特に「100分の1秒」が見えてくるタイトルじゃないですか。なんか無線でコントロールという点にいかがわしさというか、不安要素を見いだしてしまうんですよ。

でもメモリやHDDに入れたゲームをプレイするのは快適ですよね。いちいちディスク替えなくていいから。タイトル次第では僕も買おうかしら>クラシックコントローラ。つかそのタイトルって何?って気もしますけどね~(^^;。

エネループはまだ届いていませんが、どう計算しても得しそうなのでちょっぴり楽しみ。でも冷静に考えると360、Wii×2&充電予備で8本のアルカリ単三が必要だったかもとも思ったり。まぁいざとなれば店頭で買ってもいいけどね。エネループの「持ち」はアルカリと比べてどうですか?

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今日は地味にHDDの中を掃除中。のだめとかリッピングしたDVDとか。つかたまに上手く焼けて無くて360で見られないのとかあるんだよね。ってこんな話は表でしちゃまずいんでしょうか?(^^;。

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テレビを修理

先日ヤフオクで購入したSONY「KV32DX550」が、僕が仕入れに行っている間に調子を悪くし、電源を入れてもすぐに立ち上がらなくなってしまっていたのですが、
※しつこくオンオフを繰り返すと点く。一旦点けば消えることはなく、消しても30分程度以内なら普通に点く。間をおくとまた何度もオンオフ。

いよいよ症状が悪化し、昨夜などは10分ほど悪戦苦闘してようやく、という状況にまで落ちてしまいました。ここでの選択肢はこの二つ。

・修理する
・修理しない

前者の場合はサービスステーションに電話をし、出張修理に来て貰うことになります。購入時にチューナーが上手く合わせられず、もしも故障の場合はどの程度修理代がかかるのかを試算してもらったことがあったので、

・出張費3300円
・修理代10500円
・+部品代
・+消費税

で、部品代が仮に0円だったとしても14000円以上のコストが掛かることを認識していました。

ただ、最初に中古を買う段階ですでにこういった自体は想定されていたとも言え、それが嫌なら最初から新品を買うべきだったという話。でもいくら想定内とは言っても、いくらくらい部品代が掛かるかによっては買った価格3万円よりも高くなることも十分考えられるところ。次の選択肢は、、、

・修理する
・見積もりだけで修理しない

後者の場合とりあえずどのくらい部品代に掛かるかを見積もって貰って、その価格次第では修理を諦め、

・このまま完全に点かなくなるまで使う
→その後捨てる

という苦渋の選択。今の僕にはさすがにもう一台テレビを買う余力はありません。よほどの金額でない限り修理はする方向で考えていました。一旦プログレッシブの映像を目の当たりにしてしまうと、本気で元には戻れないのです。
※つかそうは言っても先立つものがなきゃどうしようもないけど(^^;。

修理は頼んだ翌日僕が昼休憩に帰る前に来てくれていました。モニターは一人では動かせないということでスタッフが二人で来てくれて、既に16本ものケーブルの刺さったモニターを今まさに開けようとしていました。

おそるおそる部品代に関して聞いてみると、

「たぶん1個1000円程度のもんだと思いますよ」

と何とも心強い返事。めちゃめちゃホッとして思わず饒舌に。最近はブラウン管が凄く少なくなっただとか、昔のテレビと比べると電子部品のサイズが大幅に小さくなっただとか、もしブラウン管そのものの故障の場合は部品代だけで10万以上掛かるだとか。

とりあえず見積もりどうこうより一旦新品部品に交換して試してみることになり、はんだごてを使って基板をジュウジュウ料理開始。僕も空腹を満たすべく昼食へ。ほどなくして僕を呼ぶ声が聞こえたので戻ると、

「無事直りましたんで」

と素敵な返事。つかやっぱスゲェ。

余談ですけど、修理出来る人ってのはやっぱいつ見てもスゲェと思いますね。レジとかパソコンとか車とかでもそうですが、修理ってのは壊れてるものを直すわけじゃないですか。ヘタしたらどこが壊れているかわからない場合も多い気がするんですよね。わかりやすくコードが切れてるとか抜けてるとかキーボードの隙間に梅ジャムが入り込んで固まっちゃったとかならともかく、そんな事例ばっかなわけはないじゃないですか。でもこうしてあれほど苦労して付けていたテレビがあっさりと点くようになっちゃうわけです。ほんの1時間ほどで。

部品は二つのICを交換したとのことで、瞬間僕の頭に「17000円くらいか。まぁ2万は覚悟していたのでマジ助かった」と安堵の吐息が漏れたその刹那、担当の兄さんが口を開きました。

「今回の部品は最近修理が多くて、、、」

なぬ?ということはパーツ不足で価格が高騰していたりするわけ?でそれを二つも使っちゃったってこと?ってことは一個3000円とかのICだったりするの?ええーー!

とうろたえていると兄さんは続けて、

「通常は故障した方の部品は置いていくのですが、その修理の原因を調べるために持って帰って調査したいので、今回は無料で結構です」

まじ?じゃあ出張費と修理代だけでいいの?ラッキー!!SONYも太っ腹だなぁ。つか壊れた部品なんざいくらでもくれてやるぜ!と僕が浮かれかけてふと気づく。

 ・・・無料ってもしかして部品代だけじゃない?

「はいですので今回は修理も交換も無料で・・・」

えええええーーーーーーーーーーー!!!!スゲェビックリ!つか今年一番嬉しかったことかも知れない。いきなり神様が僕に微笑んでくれた気がしたっつーか。俺明日死ぬかも!?つか修理に来て貰う直前に、

「まぁ『人間万事塞翁が馬』とも言うし、ここでの出費はどこかで埋め合わされると思うしかないかな。まぁWii発売前じゃなかったことをありがたいと思うべきかもなぁ」

なんて軽く達観していたので、まさに『災い転じて福と成す』感じ。何もそこまでする必要はないんでしょうけど、思わず畳に頭をすりつけるくらいお辞儀をしてしまいました(^^;。だってしょうがないじゃん嬉しかったし、感謝しまくりだったんだもの。

つかやっぱ人間だと思った。ちょっとしたやりとりでも、もし相手の気に入らない対応とかしてたら、絶対普通に修理代貰って故障部品置いて帰るところだよ。だって別にこちらはそれを覚悟してたわけだし、
※その旨も伝えていたし。
向こうとしても別に修理は修理で調査は調査という考え方だって全然出来るじゃない?そりゃ見ようによっては初期不良のある(かも知れない)パーツを使っていたという見方も出来るかも知れないけど、なんだかんだ言っても4年近くは使われていたんだから、「初期」じゃない。強めに見ても「比較的壊れやすいかも」くらいの程度でしょ。

やっぱ「ウチは全部SONYのモニターなんですよ」とか「今まではDR1を使っていて、、、あれっていいテレビですよねぇ。当時としては最高のコストパフォーマンスだったと思います」とか言って「結構テレビの中見るの楽しいですねぇ」とかも言っちゃって、って別に全部本気だしウソはないんだけど、今思えばポイント稼いでた?みたいな(^^;。

・・・ってなわけで我が家のテレビは追加投資することなく無事気持ちよく映るようになりました。明日以降いつブルードラゴンが着荷しても大丈夫です。ってもしかして『禍福はあざなえる縄のごとし』ということわざもあるように、定形外のブルードラゴンが今度は行方知れずになってて届かないとか!?うーむマジあり得そうで怖いなぁ。

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2006年12月12日 (火)

電池の話

ゼルダっつかWiiの苦言。

 「電池切れるの早すぎ!」

既に2回目だよ!?買ってからたぶん50時間はやってないと思うんだけど、いくらなんでも早すぎないかと思った。もちろん振動はオフ。体感でウェーブバードの半分くらいしか持たないような・・・。

っと思い立ったら吉日。任天堂に問い合わせしてみたところ、、、

・公称でアルカリ30時間
・ニッケル電池でもOKだが時間はテストしてない
・GIGAENERGYやオキシライドのテストもしてない
・「Wiiリモコンをつなぎなおします」の表示中の電池の消費量もテストしてない

とのこと。ウチの店では特価時10本199円でアルカリを売ってるけど、このペースだとあまりにも消費が激しい気がした。つか使い捨て電池の最大のデメリットは、正直価格ではなく「買うことと捨てること」。とにかく面倒なのよ、パッケージを開けたり捨てたりするという行動そのものが。で、次世代乾電池であるGIGAENERGYやオキシライドでそのペースが4倍くらいになればいいかなぁと思ったんだけど、どうも調べてみると「高電圧を維持する必要があるデジカメ向き」な趣が強いっぽい。ゲームのコントローラはマンガンでも普通に動く程度の電圧しか使わないので、多分そのメリットが少ないのではないかと思い、結論、

 サンヨーエネループを落札!

4本+充電器付で、定形外送料振り込み料込み2800円くらい。「1000回使える」とのコメントがあるけど、とりあえずコスト比較すると、、、
※端数はかなり適当です(^^;

・アルカリ1本20円
・エネループ1本700円(アルカリ35本分)

となり、もし仮に双方の使用時間が同じ場合でかつ3日で電池を使い切るペースとした場合で2本ずつ同時に使う前提の場合、

・アルカリ200円÷10本×同時に2本÷3日=1日辺り13.3円
 年間4855円→エネループ2800円の元を取るのに掛かる日数210日(約7ヶ月)
 年間で121.6回使用÷アルカリ1パックで5回分=年間24.3パック

・エネループ公称通り1000回充電する場合
 1000回÷年間121.6回=8.2年×2組=16.4年分で2800円
  →アルカリ16.4年分で79800円。その差28倍

ホントか!?(^^;。つか計算してるウチにワケわかんなくなってきたというか、こんなの読んでる人いるんだろうか。ただ、少なくともこれまでのゲーム環境ではGBAとネオジオポケットくらいしか使わなかった単三アルカリの消費が、Wiiでは莫大に上がることが間違いない。
※360はワイヤードコントローラを買ったのでその限りじゃないけど。
とにかく年間25パックも開封して120回も捨てなきゃならなかったのかと思うと、基本エコを考えない自分でも「ちとヤバくね?」と感じたりする。

実際はフル充電で使わないこともあるだろうけど、一方で今まで使わなかった振動をONにしたり、気軽に放置出来るメリットはある。7ヶ月はオーバーだとしても2台のリモコン使用タイトルが発売されれば、実質その半分で元が取れる計算になるから、長く見積もっても1年は掛からないだろう。

要するに何が言いたいかというと、ワイヤレス360やWiiを使われる人は充電池が結構オススメだぜ?ってことだ。つかイッコ前のゼルダの話から通しても最後の計算のところが一番書くのに時間掛かったよ(^^;。

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モチベーションとトワイライトプリンセス

その時節、年齢、競合タイトルの有無などにより、ゲームに対するモチベーションは千変万化する。時には1週間の睡眠時間の合計が10時間を切るような没入感に染められることもある一方、1ヶ月近くゲームらしいゲームをやらずにのらりくらりと過ごしてしまうこともある。隣人、友人、家族、ネットでのコミュニケーションも現代のモチベーションとは無関係じゃあるまい。

こと僕に関して言えば以下のようなファクターがモチベーションとリンクしている気がする。

・レスポンスがいい
・序盤からすぐ戦闘できる
・常にやれることがある
・常に目標がある
・(乱数がある)
・携帯ゲームである
・頭を使いすぎない
・見た目がそこそこ
・ビッグタイトル
・ニューハードタイトル
・やってる友人がいる
・効果音が気持ちいい

 等々。一つずつ言いたいこと書いていってみる。

●レスポンス

 これはもう何より重要かも知れないくらい重要。ロード、セーブ、メニューの開閉、ジャンプや攻撃の反応、移動速度、、、ゲームキューブのPSOやピクミンなんかはメニューやコマンド関係が最高に早くてやってて凄く気持ちがいい。技術的なこともそうだけど作り手の志の高さが出る部分でもある気がするな。

●序盤からすぐ戦闘

 とにかく開始しばらくデモやらストーリー紹介やらで自分で動かせない、動かせるようになっても街から出られないのはもうそれだけで萎える。萎え萎え。萎えまくり。つかやめちゃう。とにかく戦わせろって言いたいわけだけど、最近は昔で言うガントレットのような「ストーリーそっちのけ」ってタイトルが少なくなったねぇ。潔くて好きなのに。

●常にやれることがある

 これはまぁアクションゲームよりRPGが好きだ、みたいな話になっていくんだけど、気負ってシナリオを進めたくならない時ってあるじゃない?とりあえずスライム倒しておこうみたいな、お金をいくらまで貯めようみたいなさ。話を進めてもいいけど立ち止まってもいいみたいなゆとりは欲しいですね。切迫して追い立てられまくるのは疲れます。つかオヤジだから?

●常に目標がある

 さっきのは自分の選択肢。今度のは魅力的なオカズの話。手に入れたいとか強くしたいとか買いたいとか使えるようになりたいとか、純粋に何点取りたいとか何面まで行きたいとかクリアしたいとか、友達に勝ちたい強くなりたいとか、絶妙に目の前をちらつかせてくれるとやる気も出るってもんです。

●乱数がある

 これはまぁ()付けというか、上手い乱数はやる気になるけど下手な乱数はやる気を思いっきり削ぐ。アルゴリズムの妙というか、人間くさいのがいいわけじゃなくて、なんつのかな、「完璧に結果がわからない」のがいいわけじゃないというか「中途半端にわかる」のがいいみたいな。予測出来そうで出来ないというかジレンマがいいというか、わかる? あとレアアイテムなんかのドロップは「そこまでのお膳立て」が整っていれば非常に強力なモチベーターになるね。ディアブロとかPSOとか。

●携帯ゲームである

 身も蓋もない話だけど、これはモチベーターたり得るんだよね。要するにどこでも持ち歩けるというだけで「やれるチャンス」が増えるわけだから。仕入れやトイレでも出来るゲームは、通常の据え置きだったらやらないようなゲームでもやりたくなったりする。カズオとかはこの部分の依存度が凄く高いタイトルだと思います。

●頭を使いすぎない

 まぁこれもジジイゆえにという話ですけど、疲れちゃうのはイヤな年齢になってきたというか、楽しくゲームしたいじゃない?「気付く」楽しさは欲しいけど「悩む」苦しさはいらないというか、「考える」楽しさは欲しいけど「いらいら」はしたくないというか。人によってレベルの違う箇所だとは思うけどさ。

●見た目

 これは重要。単に絵がキレイというのではなく、キャラクターデザインだとかセンスだとかにも依存するところ。自分なんかはGTAとかやりたくならないんだけど、あれは明らかに見た目でモチベーションが上がらないタイプ。逆にロストプラネットなんかは見た目でかなりそそられたし、○と×で言うなら超操縦メカMG、リヴィエラ、PSUなんかは×、ポケモン、ジャンヌ、PGRなんかは○。これは割とスペックには依存しないかも知れないな。

●ビッグタイトル

 さすがにFFやドラクエというだけでやる気が出ますね。前日からそわそわして身支度を調えてから始めるゲーム。でもって大抵はそれに相応しいクオリティなので、やる気もかなりプラスに作用する感じです。昔はマリオやゼルダも入ってたけど、今はFF、ドラクエ、ポケモンが私的3強かなぁ。いまさらですがローグギャラクシーは凄く惜しかった気はしますけどね。あんなにマップが広く味気なくなければ、、、。

●ニューハードタイトル

 まぁ新ハードというのは「我が家に導入」という意味で、別に発売日直後ってわけでもないですけどね。360とか。昔だとCDROM2やネオジオ、スーパーグラフィックスなんかもスゲェワクワクしましたし、ゲームも「異次元」を感じさせてくれました。それもドリームキャストまでで、以来「ニューハード景気」はなりを潜めていたのですが、360はそんな中にあって久々にワクワクを提供してくれました。タイトル的なものもそうですが、「体験版ダウンロード」がことのほかモチベーションを刺激してくれましたね。もっとやればいいのに。っていうか「体験版でお腹いっぱい」はメーカーとしてツライでしょうけどね(^^;。

●やってる友人がいる

 最近では厳しい条件になっちゃいましたが、学生時代は紛れもなく強いモチベーターでしたね。先ほども挙げましたが、ローグギャラクシーはその面でかなり友人が買ってくれて一緒にもりあがりました。毎日連絡を取りながら気の置けない友人とゲームをバラしていく感覚は、ホントに得難いものがありますね。重ね重ね悔やまれるというか腹立たしいというか残念なタイトルだよ。

●効果音が気持ちいい

 メインには成り得ないですが、結構やる気をそそっているハズ、というのが効果音。音楽に関しては正直「別物」というか、「あ、この曲いいな」と思うことはあってもその結果ゲームのやる気が上がるというわけでもないというか、いや昔は確かにあったんですが、最近はとんとないなぁというか。
※ドルアーガや初代ドラクエ、初代ゼルダは音楽がプラスに作用したけどね~(^^;
でも効果音は違うね。やっぱ派手な音がなったり心地よいジングルが聞こえると素直に楽しいし気持ちいい。効果音は「気持ちよさ」に直結するからモチベーションが上がるんだろうね。

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別に僕はゲームにヒリヒリとした緊張感や達成感を求めていないタイプなので、モンハンなどで強敵を倒したり「し続けたい」わけでもなく、ダライアスやドラキュラの「ボスモード」を好んでプレイしたりもしない。はるか昔は買ったらクリアしたいと思ってた時期もあったと思うけど、自分で働くようになってからかな、別に面白くなかったらそこでやめてもいいと思うようになった。

ゲームは娯楽であって非生産的な物に間違いないのだから、誰かや何かに追い立てられてするものじゃない。プレイするのはすべからく「面白いから」であるべきだと思うし、「面白くない」のに続けるのは正直な話精神衛生上よろしくないとも思う。まぁさすがに大枚はたいて買ったものを自ら否定するのは結構勇気が要ることだけど。

だからこそプレイの原動力になるような強力なモチベーターのあるタイトルには惜しみなく時間を割く。文字通り寝食を削ってプレイする。以前はその「自分が認めるタイトル」が他のみんなにも認めて欲しいという気持ちが強かったけど、今は割とそうでもない。やっぱり年取って嗜好も徐々に変わってきているのを感じるし、単純な「面白いから面白い」「面白くないから面白くない」という根拠の見えない理由付けで由としてしまう節もある。昔だったら25項目に細分化してゲームの私的評価を挙げてたりもしたのに。

でも一方ではそれじゃダメだという危機感もあったりする。ゲームはやっぱり素晴らしい娯楽だと思うし、継続して付き合っていけられるだけの奥行きもある。ある程度は自分側もチューニングしていかないと、どんどん楽しめるタイトルが少なくなっていくばかりだろう。いくらつまらないモノはやらないとは言っても、遊びたくなるタイトルがなくなるのは不本意なのだ。

そんなことを思いながら僕は今ゼルダトワイライトプリンセスをやっているのだ。

つかぶっちゃけゼルダは面白くない。昨日は中3日くらいで久々に起動し、思わず5時間くらいぶっ通しでやったりもしたけど、プレイ中何度も何度も「面白くないなぁ」と思った。「面白いと思った時がないなぁ」とも思った。

話的には3人の精霊を助けたくらいの進行度なんだけど、とにもかくにも「やらされてる感」が強すぎる。例えて言うなら、「針穴の糸通し」「平均台」「100マス計算」などを次々にこなす感覚。「クリアする喜び」より「クリアできなきゃヤメロ!」的な声が凄く聞こえてくる。だから一つの謎を解いたとしても、一匹のボスを倒したとしても、「ただ次の問題が出るだけ」で嬉しさや楽しさがわいてこない。何をしたらいいか迷うような場面は全くなく、少しでもストーリーを進めようものなら全く後戻りは出来なくなる。
※当然一時的なモノではあるが、少なくとも数時間単位で束縛される。

それから見た目に関しても苦言がある。今回は前回の風のタクトからの差別化の意味もあってリアルメイドなリンクと世界観、ビジュアルなのだが、その設定のためかどうにも画面がボヤけていたり、霞が掛かっているような場面や暗いシーン(夜や洞窟)が多い。ちょっとした違和感すら見逃せないゲーム性のゼルダにおいて、この画面を注視するのは本当に疲れる。D端子で接続してなおそれは変わりなく、非常にスッキリしない。具体的に言えばどの程度の段差が登れるのかわからなかったり、マップを見なければ移動可能な道かどうかがわからなかったりする。これは過去のゼルダにはなかった「遊びにくさ」であり、前作から一番僕がやる気を削がれている点でもある。

が、一方でその原因がソフトではなく自分自らにあるかも知れないとも思う。

本人はこれまでさほど意識していなかったが、そうは言っても36歳である。体の全てのパーツは老化が加速しはじめているのだ。画面が見づらく情報を得にくいことによるストレスは、たぶん長男はほとんど感じていないだろう。その面の謎解きも遙かにスムーズに違いない。
※プレイ時間に対するゲームの進行度を比較して愕然とする。長男が2時間で通過したダンジョンに4時間掛かっていることもザラなのだ。

また、「頭を使う」という点でも老化を感じざるを得なかった。それは記憶面でのことなのだが、操作に関して新たに増え続ける技やアイテムの使い方を、すぐその翌日に忘れていたりする。気になった場所やクリアの為の必須情報なども、続けてプレイしているにも関わらずあっさり忘れて四苦八苦したりすることもある。もちろんメモを取っているものもあるが、その「メモを取る」作業すらおろそかになってしまうのも、老化と無関係じゃないだろう。

「面白くない」とは書いたが、「つまらない」わけじゃないことも書き添えておきたい。前のめりになって先に進めたくなるわけじゃないけど、あっさり投げ出して「もうやらない」というほどではないのだ。

世界は非常に丁寧に作り込まれているし、ビジュアルエフェクトやちょっとした効果音も心地よい。趣味嗜好の差はあれど、ポリゴンの人形モデルの出来は「やりたいこと」をきっちり実現出来てはいると思うし、次から次へ目標が明示され、困ったときに助言を求められるアドバイザーもいる。今現在ゼルダをやろうというユーザーにしてみれば、これこそが「正解に最も近いゼルダ」と言えるかも知れないとさえ思う。霞がかったビジュアルもハイレゾ陣営に対しての「スタイルで対抗」する手段とも言えるし。

でもなぁ自分なんだかんだでかなりのゼルダをクリアしてきているんだよな、とも思う。初代、リンク、SFC、GB、GBA、64、ムジュラ、GC・・・。
※大地、時空、4つの剣はやったけど未クリア(^^;。初代はカセット版は未クリアだったりするけど持ってはいる、みたいな。つかポルスボイスをマイクで倒せないのがツライ。
せっかくだからクリアしとけよ、という気持ちだけが僕を突き動かしている。でもいじっぱりだから自力でクリアしたいとも思ったり。でもって結果ストレスが上昇したり。なんてわがままなヤツ。つか年取るとわがままになるというのはホントかもね。

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2006年12月11日 (月)

ギャラクシークエスト(洋画)

Galaxywuest_1  まず最初にトムニャットさんに謝らなければならない。この作品はその昔いたく強力にお薦めいただき、僕もビデオを借りて見たのだけれど、ぶっちゃけ面白くないという感想しか残さなかった。とにかく序盤の仲の悪いメンバーや、空回りする酔っぱらいの船長に辟易とし、物語を全て見るまでもなく寝てしまったのだ。

しかし先日もトムニャットさんからこの名がコメントに出てきた。「銀河ヒッチハイクガイドはギャラクシークエストの合わなかったクリスさんには・・・」的な。体感では10年くらい前の作品だと思われるギャラクシークエスト。なのに今なおその名を口にするというのはどういうことか。

奇しくも古いラジオを聞き直していたら、伊集院もまた「ギャラクシークエストは2300円くらい払う価値がある」と言っていた。今ならもしかして眠らずに最後まで見られるかも知れない。

360にDVDをセットし、おもむろに再生する。



つか以前自分が途中で見なくなったのも無理ないなぁという感想が思いっきり去来する序盤。以前から再三書いているけど、僕は頭の悪いヤツが大嫌いなのだ。情けないヤツを見るとチャンネルを替えたくなるのだ。
※ライオン丸とかスパイダーマン2とかバックトゥザフューチャーのオヤジとか。
 →最後のは主人公が情けなくないから結構平気だったけど。

ストーリーテリングというのは常套手段として一旦かっこわるい主人公を見せてから、徐々に見せ場を作って磨き上げていくケースがある。その場合とにかくその対比が大きければ大きいほどカタルシスがでかくなるから、最初さえ我慢すればどんどん映画は楽しくなっていくはずなのだ。はずなのだが、、、以前はそれが我慢出来なかった。

しかし昨日は違う。DVDということもあって収録されている予告から見てテンションを上げておき、何とか序盤を乗り切ることが出来た。というか「乗り切る」という表現がまことにしっくりくる。とにかく「つかみがBAD!」な作品というのは映画に限らずマンガでもゲームでもドラマでも全然のめり込めないのだ。

さて、そんなこんなで序盤を越えてくると話は別だ。情けないクルーたちのユニフォームやともすればコスプレとも取れる敵役の特殊メイク。様々な小物・宇宙船のデザインから派手なVFX、シガニーのオッパイにいたるまで全てに整合性がある。荒唐無稽でコミカルな「あり得ない話」をいかに面白く見せるかのポイントがきっちり抑えられているのだ。

念のために書くが、この場合の「整合性」というのはつっこみどころがないというのとは違う。重要なのは世界観であり統一感、疾走感なのだ。わかりやすい伏線と気持ちのいい答え。よどみない展開に思わず中腰になってしまう自分。「そうこなくっちゃ!」などと今時安っぽいアニメにも出てこないセリフが口をついて出る。中盤以降の展開はそれほどまでに良くできているし、純粋に面白い。

そこまでの作品でありながらやはり人に勧めるのは少々ためらう。とにかく序盤の情けなさは「あそこまで落とさなくてもよかったんじゃないの?」という気すらするレベルだし、シガニー・ウィーバーを除いてコレと言ってメジャーな俳優は出ていない。味方宇宙人の表情や動きに嫌悪感を抱く向きもあろう。でもこれだけは確信する。

 最後まで見たら絶対見て良かったと思う

ギャラクシークエストはそんな作品だ。以前の評価は★1つくらいだったけど、7年越しでその評価を訂正する。これは★★★★の作品だ!

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2006年12月10日 (日)

日記~

オフクロが仕入れの時の福引きで「1等現金1万円」を当て、そのまま僕に横流ししてくれたので多少ふところがあったまった感のある今日この頃。みなさんいかがおすごしですか?

予約していたD端子ケーブルがボチボチ発売されていないかとヤマダに電話してみたところ、「○○さん(僕)なら発売日をご存じかと思って、、、」と連絡しなかったと言われ、一瞬「電話するって言ったジャン!」と思い、直後に「もしかして認められてる?」とニヤつく自分に気付く。

ヤマダやエイデンのような大手家電量販店というのは台数もさることながらお客に対する対応も画一化されていて、なかなか「お得意」になることは難しい。いくらゲームを買っていてもなかなか「人対人」のコミュニケーションにはならないのだ。

しかし、10月のWii予約から発売当日の「有言実行トップで並ぶ」は結構効いたらしく、従業員のお姉さんにも名前を覚えて貰ったりした。つかゲームのとこのマネージャー(スーパーバイザー?)にも名前と顔が繋がったような手応えを得た。

僕は小学生の昔から基本「コネ」で買ってきた。最初は近所だからという理由でのガンプラだったのが、だんだん常連になったり、お店に有益な情報を集めて提供したりと「ひいき」してもらう為には努力を惜しまない生き方をしてきた。
※まぁそれは商売にも言えることなんだけど。
だから、いくら相手が大手だからと言って、最終的に窓口になるのが人間である以上、誠実で知識があり、商売する上でメリットがあると思われれば、勢いイレギュラーのサービスに踏み込んでいけることを期待していたりする。つか要するにここで書いてしまっていいかどうか微妙だけど、いつかはヤマダでフライングゲットしたいというのが僕の野望だったりする。

だから今回のように「かいかぶられる」のはむしろ嬉しくなってしまう。まぁ連絡は欲しかったけど。

で、仕事がひけてからそそくさと店を訪れ、WiiのD端子ケーブルを購入。ついでに子供たちのクリスマスプレゼントを物色。まぁウチのオフクロから例年「喜ぶ物買ってきて」と言われるので、そっちでゲームをチョイスし、サンタさんはゲーム以外のおもちゃを例年用意する。いくらなんでもサンタさんとジジババから兄妹それぞれに2本ずつ計4本のゲームは多すぎるだろう。それでなくても12月に入ってゲーム買いまくってるというのに。

その時軽く情報収集を兼ねてブルードラゴンの話を聞いた。入荷したのは十数本で、今は欠品中。価格は6060円って言ったかな。まぁ安い。予約を入れてくれればたぶん1週間以内に入ってくると思うと言われ、もし入ってこないようなら、マイクロソフトもダメだみたいな話をする。「社運を賭けた」タイトルというのはどうやらホントっぽく、評判もかなり上々な様子だが、売上本数(お客からの問い合わせ件数)的にはもう少し盛り上がってくれてもいいのに、とのことだった。つかEDF3とロストプラネット、スゲェ悩んでるんだよね。

今週はファミ通とファミ通360を両方購入。双方のクロレビを比較すると、EDF3はファミ通8778。気になったコメントは「ロードが長い」。点数の割には4人中3人がコレを買えに名前を挙げていた辺り、可もなく不可もない印象。

対して360のクロレビは8879。気になったコメントは「煙や光などのエフェクトもきれい」。月刊となる360誌の方ではロストプラネットもレビュられていて9988。ビジュアルを褒めつつ爽快感が薄い、難度高めのアクションゲームというコメント。どちらもそこそこコレを買えでオススメされていた。

・・・まだ悩んでるんだよね(^^;。EDFは結局常連さんみなさんスルーなようだし、プレイしたらしたで普通に楽しいのは間違いないトコロなんだけど、今回はペイルウィングがなくなっていたり、リアル志向で前作までのようなおちゃらけつつも気持ちのいいこけおどしナレーションもなりを潜めてるっぽい。武器はそれぞれ使いづらかった物の調整が為されているとは書いてあったけど、正直どれほどのものかはやってみないとわからないし、何より価格的な不安もある。2000円なら安いけど、6000円だったらどうなんだろう的な。少なくともブルードラゴン買った方がいいのかな的な?

一方ロストプラネットはやはり抑えておきたいタイトルかなぁという機運上昇。どの画面写真を見ても綺麗としか言いようがないし、メカ関係もかなりかっこいい。現時点でこのゲームをハイレゾでプレイ出来る環境があるなら、買わない理由はほとんど見あたらない感じ。1画面対戦が出来ればもっとよかったけど、そうでなくとも魅力的なことには違いない。

さて、そんな状況で僕はジャンヌダルクをやっていたりする。ファームウェア2.81までDevhookで起動するようになったことと、結局長男と長女からWii助成金が出たことで資金にゆとりが生まれたので、思わずというところ。つか最初行った店では売り切れててちょっと焦ったけど。

ジャンヌはドラクエ8やローグギャラクシーのレベル5が放つ戦術シミュレーションRPG。要するにタクティクスオウガクローンの今風のものなのだが、とにかくレクチャーが非常に親切でグラフィックもかなりきっちりとした仕事をしているし、稼ぎもしやすくいろんなスキルでプレイの幅も広いので、携帯機でやるにはかなりもってこいなのだ。つか車運転しながらやれるほどじゃないけど。

つか携帯ゲームがあるとトイレ行くとき持っていく本を選ぶ時間が掛からなくて済むのがいい。僕は便秘なのでそのたびにいつも数分立ち往生してしまうのだ。っていうかそれ自体普通じゃないかもしれないが。

で、ジャンヌだが、イギリス対フランスという史実がベースをしつつもモンスターありセイントクロスありのファンタジー仕立て。ぶっちゃけネタだけ歴史から引っ張ってきてあとは好きに作りました感が強い。ただ、キャラクターのセリフは正直ブレていて、今ひとつ魂がこもっていない気がする。テキストでもムービーでもなんつか「プレイヤーおいてけぼり」感が漂っているし、そもそも上手い文章じゃない。なんつかやっぱ堀井雄二はスゲェと思ったりする感じか。

ただ、ゲームとしてはホントに手堅く遊べる作りだし、頭を使わなくてもいい分だけゼルダやカルドより敷居は低い。つかゼルダはあんまりにも長男が熱く進め過ぎてるので、自分はかなり「まぁいいか」な感じだったりするのだが。

ここの読者諸氏にジャンヌプレイヤーがどれだけいるかわからないが、とりあえずオフの友人が買ったのだけは知ってるので、彼と自分のために今日ようやっと出来るようになったスキル合成のレシピメモを書いておこうと思う。つか興味ない人はスルーして下さい。
●ジャンヌ・ダルク スキル合成レシピ●

★武器スキル

・トライスラッシュ 閃光の一撃 +月光斬
・とべ! スナイパー +サンダーボルト
・とべ! 命中+10 +サンダーボルト
・なぎはらえ! トライスラッシュ +足払い
・足払い フォースダウン +月光斬
・かぶと割り まき割り +サンダーボルト2
・おたけび フォースダウン +閃光の一撃
・ぶん回し サイクロン +まき割り
・ぶん回し 月光斬 +まき割り
・大惨劇 まき割り +かぶと割り
・スナイパー 命中+5 +フォースダウン
・スナイパー2 命中+10 +スナイパー
・スナイパー3 スナイパー2 +貫通撃
・しびれ矢 スナイパー +フォースダウン
・流星弾 ファイアボール2 +つらぬけ!
・天空の矢 とべ! +流星弾

★魔法スキル

・ファイアボール 太陽の精霊+1 +太陽の精霊+1
・ファイアボール2 ファイアボール +太陽の精霊+2
・アイスバレット 月の精霊+1 +月の精霊+1
・アイスバレット2 アイスバレット +月光斬
・サンダーボルト 星の精霊+1 +星の精霊+1
・サンダーボルト2 サンダーボルト +とべ!
・サイクロン2 ぶん回し +なぎはらえ!
・ヒール2 ヒール +HP+20
・ヒールウィンド ヒール2 +サイクロン
・ヒールウィンド ヒール +サイクロン2

★ステータススキル

・MP+20 MP+10 +月の精霊+1
・MP+30 MP+20 +月の精霊+1
・命中+10 命中+5 +命中+5
・魔法防御+3 マジックシールド +星の精霊+1

こんな感じ。まぁMP消費がデカイスキルはスグには使えない(まだ必要レベルに達していない)し、開幕すぐ撃てるわけでもないので、正直どの程度使えるかどうかは分からない部分もあるんだけど、天空の矢の「マップ上どこの敵にも当てられる」は便利そう。MP70だけど(^^;。

スキルはともかく足が遅い戦士を育てるのが大変。とりあえずフリーバトル出来る面が結構いろいろあるので、地味に稼ぎつつ育成を楽しめればいいやってとこですな。

さてさて閑話休題。

っていうか今から書く話も閑話に過ぎないのだけども、ファミ通360には付録でデッドオアアライブエクストリーム2の「エロ本」が付いていた。つかまぁ脱いでるわけじゃないんだけど、方向性はまずそれ。パラパラとめくりつつハタと気づいたことがある。つか念のために書いておくが自分は買ったことがないが、

 こいつらはダッチワイフか?

というほど表情がない。感情が欠落したポリゴン人形ゆえの萌えがあるのか?そういう市場なのか?つか自分もそれほどエロゲーを嗜んでるわけじゃないけど、ポリゴン人形ならイリュージョンというメーカーの表情の方が遙かに「生き生きとしている」と思うのは僕だけなんだろうか。

続けて別の話題。

買ってきたD端子ケーブルを接続してさっそくゼルダをやってみたのだが、正直全然綺麗になった気がしない。今日は先日から壬生さんとのやりとりで気になっていた疑問をぶつけるべくSCEにも電話して聞いたことがあるので、それも踏まえて軽く接続ケーブル関係の話をまとめてみたいと思う。

●HDMI

PS3にしかないケーブル。1080pで表示するデジタル出力で、今後主流となる可能性が高いっぽいけど、対応タイトルは現時点では少なくグランツーリスモHDくらいしかないかも。もちろん720pやそれ以下のタイトルにも対応します。つか現状では対応テレビも高いしあんまし意味無いかも。

●D端子

いろいろわかったことがありました。とりあえず「電話で聞いた内容」が全て正しいかどうかは別として、PS3のD5端子接続の将来性は何とも言えないという話。今後ソフト側がHDMIに対応はするけどD5には対応しないケースも出てくるかも知れないという話。現状ではほとんどのPS3ソフトが720p表示だけど、中には480p表示のものもあるという話。それはD2端子レベルで、PS2と同等という話。

WiiのD端子も480p?正直そんなに綺麗じゃなかったのはモニターの影響もあるのかも。GCタイトルで比較してみるとよく分かるのかな。

●AVマルチ端子

PS2のAVマルチ端子はPS3でも転用可能。でも表示はD2レベルになるらしい。D2は480p表示なので、解像度が露骨に落ちる。ただPS2を現状D1接続しているなら、D2対応テレビにAVマルチの方が綺麗になる可能性は高いとのこと。つかPS2とWiiは解像度が同じなの?

●コンポーネント端子

今日は聞き忘れた(^^;。たぶんD端子と同じだと思うけど、違うのかな。

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ケーブルは現状WiiならD端子、もしくはコンポーネント端子接続。PS3ならHDMIが最良だけど、実質グランツーリスモHDをやらない限りは720p表示のD4以下モニターD端子コンポーネント端子接続でも同レベル。360はD5接続でHDDVD1080pも可能?でもこれも対応してるソフトがほとんどないだろうから、実質720pのD4以下接続で問題ない感じ。要するにWiiだけが他の2機種と比べて解像度がカクッと落ちることがよくわかりました。なんかそれって64の画面をPS2やDCと比べてた頃を思い出すような気もしますが(^^;、じゃぁだからと言って360のゲームがGCの全てのゲームより綺麗かと言えばそんなわけはなく、やはり重要なのは作り手だろうという割と優等生なコメントを残して終わりにします(^^;。

つか先日買ったばっかの中古テレビの調子が芳しくない。つか寒くなってから今ひとつ最初に電源が立ち上がらない。
※正確には画面が表示される前にスタンバイモードに落ちる。
これを修理するとなるとかなりコストが掛かるんだろうなぁと凹み気味。しつこくやってれば映るし、インターバルをおかなければ大丈夫なんだけど、さすがに32インチテレビを付けっぱなしにし続ける度胸もないし・・・。ハズレ掴まされたかなぁっていうかせめて1月末くらいまで持ってくれれば2月のお小遣いで修理するんだけど、って妙に泥臭い話だなぁ(^^;。

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泣いても笑ってもあと20日ほどで今年も終わり。別に年の瀬に思うことなんざ「床屋行かないとなぁ」くらいだけど、それでも年男の1年があまりに早く過ぎてビックリ。つか昨日久しぶりに家電店のチラシを見たんだけど、

 「そう言えばチラシ見るのって正月以来だな・・・」

と思って愕然。つか今12月だぜ?それを正月以来って(^^;。いくら何でも光陰矢のごとし過ぎ。でも来年もきっとあっという間に過ぎ去っちゃうんだろうなぁと思うとホント怖くなる。30代半ばを過ぎたと思ったすぐ40歳だよ!?つか40ってスゲェオッサンだと思ってたけどもう目の前かよって感じ。つか自分ってそんなにオッサンか?ハタチの頃と何が変わったのか自問自答してみても、正直答えに窮する気がする。つかあまりにも変わってないことに驚くけど、強いて言えばやっぱり「出無精」になっていたりする。もっとアクティブに生きなきゃダメだと切実に思ったりする。

おもむろに一年を振り返って、来年はもっと自分から行動していこうと思うクリスでした。つかまずゼルダをクリアしろよって気もしますな(^^;。つかつかブログに逃げてる?俺。

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2006年12月 9日 (土)

みなさんへのレス~その3~

メンテの間にコメント下さったみなさんありがとうございました。つかそのメンテで何が変わったのか全くわからないのですが、ある日気づくとアクセス解析が出来てたなんてこともありますし、容量が大きくなってたなんてこともありましたので、穏やかに受け入れたいと思います。ただ、やっぱりああして更新が途絶えるとアクセス数にも如実に繁栄されるというか、簡単に言うとガクッと下がりますね(^^;。「これもある種の信用問題なんだろうなぁ」なんて思ったりします。

さて順にレスさせていただきますね~(^^。

>BlueTasuさん

すげぇくだらない話ですが、初期の頃のBlueTasuさんの名前は間にスペースが入っていましたが、今は入ってませんね。自分はアルファベットを打つのが苦手なのでATOKで変換しちゃうのですが、スペースは無理。なんかふと気安さが増した気がします(^^;。

カルドはやればやっただけ面白さが増していくタイプのゲームですから、時間を割くことが出来ればそれはそれで幸せというか、一つの決断だと思います。自分はBlueTasuさんと比べて思い入れが薄かったってコトですかね(^^;。でもその上ブルードラゴンまで、となるとまたも「他の何かが犠牲」になってしまうことになるので(^^;、ここはグッとガマンかなぁという感じです。そうは言っても自分的には地球防衛軍の方が楽しみだったりするし・・・。
※ただロストプラネットはある意味EDFとかぶるので、そっちをスルーしてブルードラゴンにするというチョイスはあるかなぁとも思ったり。うーむ。

本数が出れば中古も出回りやすくなりますが、ブルードラゴンクラスのタイトルだと中古の価格も結構高値安定かもしれませんね。評判すこぶる良いようですし。

でもあれだけ評価が貰えるタイトルを仕上げられるんだったら、なんでロストオデッセイはあんな出来になってんだろね。オマエは広井王子か!?って言いたくなります(^^;。

>ピタゴラスイッチ

ギミックに意表をつかれると「上手い!」って思いますよね。この道具をこう使ってくるか!とかこの動きを折り込んでくるか!とか。まぁボチボチ忘れた頃にアップしていきます(^^;。つかピタゴラスイッチとかって「手抜き」と思われそうでちょっと抵抗があったりするんですよねぇ。それほど書けることもないし。

>トムニャットさん

ちすです。きっちりGC版を買われたようですね。自分も最初はGC版にしときゃよかったかと思いましたが、今はまぁどっちでも一緒なんだろうなという気持ちです。別にさほどコントローラから音が鳴るのが活かされているとも思えませんし、戦闘は簡単になっているだろう手触りこそあれ、基本は謎解きなので大局に影響はありません。強いて言えば手を毛布の下に入れた状態だとコントロール出来ない
※ポインタを画面に出す必要がある場合のみ
というのがネックではありますが、これもそれほど大きなデメリットではないですしね。
大神との共通点は僕も感じましたね。コントローラをタクトのように振るということはありませんが、それとて大神+風タク+WiiTPという感じもしますし、なんたって「まんま狼」ですからね(^^;。確かに「やられた!」感はあったでしょう。

ただ、やはりネームバリューというのは強いもので、自分がいざやるとなったら、大神よりゼルダかなぁという気も致します。新鮮みのなさは安心感と表裏一体。自分は今ひとつこういうポリゴンアドベンチャーが好きになれず、「ゼルダだから」という面は否めなかったりするんですよね。

でもゼルダが週一ってのはツライですねぇ(^^;。つか自分なんてよっぽどキリのいいところで止めないと翌日だって忘れてる。つか最近はいろんなことをスグ忘れる。

思いっきり余談ですが、

記憶ってのはコップに入れた水のようなもんだと思うなんて話を今日パートさんにしました。重たくて濃い記憶は底の方に沈むから簡単には消えたりしない。軽いものほど上の方に漂うし、他の記憶が入ってきたらこぼれちゃう。水と油ほど違うものなら混じることはないけど、オレンジジュースかみかんジュースかというレベルの記憶は往々にしてごっちゃになる。だいたいどっちも橙色だし。だから本当に大事な記憶は、それに類する記憶を自分から遮断しつつ底の方まで持って行かないといけない。ゼルダを楽しみたいなら、他のゲームはやっちゃダメなんだろうなぁと自分に対しては思うわけです。つか最近の自分の記憶力からすると、そのコップの大きさって随分小さなもののような気もしますしねぇ(^^;。

個人的にはリンクよりゼルダ姫に軽く萌え(^^;。でも会うためには最初からやり直すか、どんどん進めるしかないんでしょうねぇ。

>壬生さん

PSPでは僕のブログが見られるのですが、PS3で見られなかったのはなんでなんでしょうね。つかPSPだと見られないページがいっぱいあるのもなぜだかよくわからないんですけど(^^;。

D端子がアナログで、ハイビジョンまでコピーされては、というくだりは何となく理解出来ましたが、ゲームはアナログ出力とは関係するんでしょうかね。ってまぁD端子をゲーム専用と割り切ってまで搭載してくるテレビメーカーもそうはないか。続けて質問して恐縮ですが、SONYの「AVマルチ端子」というのはどの程度のレベルなんでしょうか。D4搭載ブラウン管ならそれクラスの出力?それともD1がせいぜい?以前D1しか搭載してないテレビの時にはコンポーネントとAVマルチの違いがわからなかったのですが、それってやっぱりD1出力にしか対応してないテレビだったからですよね。つか今のテレビはD4×2なので、もしWiiと360、そしてPS3をハイレゾで見ようとしたら、必然的にD端子セレクターが必要になるなぁとか思ったものですから。AVマルチがD4対応してくれてたらそんなことしなくてもいいのですけどね~(^^;。

余談ですが、Wiiは予定外でSケーブルを購入するハメになったのですが、D端子ではキャプチャ出来ないので、これはこれで無駄な出費だったとは思わなかったです。と言いつつテレビ→キャプチャはコンポジットなので結局劣化。つかSでテレビに入れたのをコンポジットでキャプチャするのと、コンポジットでテレビに入れたのをコンポジットでキャプチャするのは、画質に違いが出るんでしょうかね。つか試してみるのに最適な映像とかってどんな映像なんだろ。なんつか「綺麗な画面」って文字で書くと単純ですが、考え出すと結構奥が深いですね(^^;)。

>SOUさん

レスどもです。いきなりで恐縮ですが、自分あんましmixiやってないのでコメントは期待に添えないかも・・。日記とかもブログと比べたら全然手抜きだし、大体毎日見なかったりするし。

ゼルダはタイトルがデカイので、今から新しいコミュニティを立ち上げるのであれば、相応のコンテンツを自ら起こさないと厳しいのではないかと思います。一日に5つ6つのネタを自らガンガン書き込んでいくとか、他では見られない情報を載せるとか。ブログもそうだと思いますが、なかなか人任せだと育つものも育たないと思いますよ。

ネットコミュニティはmixiでもブログでも掲示板でもそうですが、基本「情熱」だと思います。冷めて距離をおいてるような連中ばかりではこちらの温度も上がりません。視点次第では空回りしてるとか冷笑を浴びせられると思える内容であっても、まずは突っ走る方がいいと思いますね。自分はmixiはよくわかりませんが、エミュのさわりはじめの頃とかなんかは、ホントに情熱だけで氷を溶かしてきたりしましたからね(^^;。

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のだめカンタービレ~続き~

Nodametiaki まさか続きを書くことになるとは思わなかったけど、ブログとは本来自分の中の占める割合の大きな物が綴られるべきものなはず。となれば昨日から今日に掛けての僕のプライベートは、ゼルダでもカルドセプトでもなく「のだめカンタービレ」になってしまう。

つか前回の放送は最後10分ほど、それもコンサートが終わってかみさんから「ちょうど今いいとこが終わったとこ」って言われてから見始めた体たらく。やはり日頃からドラマを見慣れていない自分には、毎週定期的にテレビを見るという習慣がないのだ。

で、今日になってその録画を見た次第。つかやっぱ玉木宏かっこいい。

 「目力(めぢから)がある!」

あの目に見つめられたら大抵の女の子はついて行っちゃうだろうなぁというほど魅力的な目をしてる。動きやセリフも魂が入っていて「役」を感じさせない。それだけナチュラルに見えるということはその裏に相応の才能がある証でもある。真剣な演技はもはや真剣な演奏になり、真剣な演奏を見て感じる「何か」がのだめカンタービレの魅力なんだろうと思う。

実はあまりにも先が気になったモンだから続きからコミックを読んでしまった。つかかみさんはすでにチェキ済みだったわけだけど、

 コミックからは音が出ない

当たり前ながらこの差を強く感じた。以前つよきすの時に書いたように、テキストとセリフに違いがあるように、クラッシックの持つエネルギーは、その曲の描き出す情景すら視聴者に訴えかけてくる。淡泊な筆致ではドラマの中の千秋くんほどの情熱も焦燥も伝わりづらい。

マンガとして面白いのは面白いけど、ドラマのレベルを考えると、やはりその演出家の力の大きさを痛感する。

面白いマンガは何度でも読み返したくなるし、名作映画はいつ見ても名作だ。ドラマ「のだめカンタービレ」が後世に名を残す作品になるとは言わないが、これだけゲームの話ばかり書いてきている僕が久しぶりに傾注している作品だ。ふと思い出すことがあったなら、月曜の夜はテレビのチャンネルを合わせてみて欲しい。★★★★★(満点)!<安売りじゃないぜ!?

あ、あと思ったのはこれに使われている曲を弾いてるのがちゃんとした人たちだってことも重要。役者はもちろん振りだけなんだろうけど、曲が本物だからしっかり盛り上がることが出来る。これがロックだったりバラードだったりの「物語の中だけの素晴らしさ」だったら、なかなかここまで引っ張られたりはしない。全体的なクオリティアップの為の大きな要因だと思う。

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2006年12月 8日 (金)

ポート開放の仕方メモ

これは自分の覚え書きのようなものですので、とりあえずあんまし深く考えないでくださいませ。もしかしたら参考になる人がいるかも知れないと思ってブログに載せました。

昨日唐突に朝起きたらネットに繋がらなくなっていて、原因が全くわからない。前回のトラブル時は光モデムまで回線が開いておらず、僕で出来ることがない→NTTのサポートしか手だてはない状況だったので、それを試みたわけだが、今回はモデムのランプはオールグリーン。ルーターのランプもオールグリーン。なのにネットに繋がらないという状況。

とりあえずこういう状況になったときには、IEから「クイック設定WEB」というページ
※これはルーターごとに名前が違うかも。要するに「ルーター内を見るサイト」とでもお考え下さい。通常はネットに繋がって無くても開くことが出来ます。
に移動して、ルーターの再起動を掛けるのだが、そのページにすら行けない。つかこういうケースは初めてだったのでNECに電話して聞くことにする。
※ウチのルーターはNEC製AtermWR7600Hなので。

つか最初に教えて貰ったのは「コンセントの抜き差し」で再起動を掛ける、というもの。これで「直るようだとマズイ」という返答で、要するに通常作動している時はコンセントの抜き差しで直るのは故障の前兆もしくは故障に非常に近いのだという。それでもとりあえず試したらネットには繋がるようになったので、正直「まぁいいか」と思いつつ続けて話を聞くと、、

スタート→設定→コントロールパネル→ネットワーク接続→ローカルエリア接続右クリックプロパティ→インターネットプロトコル→プロパティで、「IPアドレスを自動取得」「DNSサーバーのアドレスを自動取得」になっているかどうかを聞かれ、なってないなら、自動に変更しろと言われた。

次にルーターのクイック設定WEB→基本設定→接続先設定→PPPキープアライブを使用するに変えろと言われた。

前者は「変なIPが割り振られてしまって繋がらなくなったかもしれないから、常に自動取得にすることで対応する」ためのものだと思う。後者は定期的に繋がっているかのチェックらしい。

これでとりあえずネットは繋がるようになったのだが、、、

 「ネット電話が使えなくなってる・・・」

ネット電話はポートが開放されていないと使えない。つか昨日IEが起動しなかったときでもネット電話は使えていたので(まぁたまたまかも知れないけど)、たぶん今日やった変更によるものと思われる。っていうかもしかしたらルーターのトラブルでポートがふさがってしまったのかも知れない。

とりあえずルーター上からいくら設定してもダメなので、一旦諦めていたのだが、つい先ほど「ネットが繋がるなら調べりゃいいじゃん!」ということに気づいて早速調べてみたら、、、何のことはない使ってるネット電話ページに正解が載っていた。さすがインターネット、大概のことは調べられる。

やり方はまずポート開放したいパソコンのIPアドレスを調べる。
→スタート→プログラム→アクセサリ→コマンドプロンプト→「ipconfig」と入力リターン→確認

次にそのパソコンのIPアドレスを固定する(※先ほどの設定画面)。
→スタート→設定→コントロールパネル→ネットワーク接続→ローカルエリア接続右クリックプロパティ→インターネットプロトコル→プロパティで、「次のIPアドレスを使う」にして先ほどのipconfigで表示されたものを入力。

★注意すべきは「IPアドレスがポート開放したいPCのIPアドレス(※例えば192.168.0.2)」で、「デフォルトゲートウェイがルーターのIPアドレス(※例えば192.168.0.1)」。そして下段の優先DNSサーバーは192.168.0.1。

これで後はルーター側のポート開放(ルーターによって異なるので初めての人はメーカーに聞いた方がイイかも)をすれば大丈夫。

やっぱ長く使ってるからこういうトラブルが出てくるんだろうなぁって思った。ルーターなんて特に電源入れっぱなしだもんね。ってウチの場合はPCもほとんど入れっぱなしだけど(^^;。常に録画かエンコードか焼きしてる気がする・・・。

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部屋の掃除をした

12月だからというわけでもないんだけど、今日は一念発起してPC部屋の掃除をした。

と言っても正確には「少しした」というか「全部はしてない」というか「し始めたけどたぶんこれでおしまいな気がしないでもないので、正確には『掃除した』という表現には語弊があって『しようとした』くらいに抑えておくべき何じゃないか」という感じもしますが、まぁそんな感じ。

テレビでたまにゴミ屋敷の映像が映りますが、あれって凄く身につまされます。なんつか「捨てられない病」ってあるんですよね。で、結構捨てないで取っておいた物をあとから見直したり「する」タイプだったりします。ここ一年で言うとガンダムのガシャポンだったり、カルドセプトセカンドやスト2関連の攻略本だったり、ドラゴンボールとかのコミックスだったり。むしろ「掘り起こそう」と思った時にないと凄く消沈します。

その中で結構まいどまいど処理に困るというか、悩んでしまうのがファミ通関係ですね。中には保存版としてとっておくべきだった!と思えるコラムが載っているものもあったりして、捨てたことを凄く後悔したりもする一方で、スキャナとかデジカメでページを撮影してデジタル化して保存する「仕組み」がまだ我が家にないので、結局そのまま放置してあったり。ファミ通はコラムといくつかの徹底攻略記事、あとはニューハードの記事とかを読み返すとホント楽しいんですけどね。SFCの頃はかなり後からでも「その当時のワクワク感」が蘇るようで、結構何度も楽しんだりしてました。

しかし掃除しようとして思うのはその埃の量ですね。ウチはかみさんとライフスペースが異なるので、PC部屋はホントに僕が掃除しないとどんどん埃まみれになっていくんです。なんつか「真っ白」っていうか「薄汚れた雪に染まる部屋」みたいな?まぁさすがに座ったりいつもキーボード叩いている「机の手前」部分はそこそこ綺麗だったりしますが、棚の上の方なんて、「怖い」くらいですもの。つかぞうきん掛けるとあまりに埃が多すぎて煙が出るし(^^;。

しかしとりあえず途中とは言え、自店で買ってきたボアのラグを敷き、テレビ導入時に放置してあったステレオ回りにカラーボックスを設置し、適当に掃除機を掛けたりしてそこそこ綺麗になりました。いやはや綺麗になるとゲームもはかどるな!と思ったのですが、実際は疲れて寝てしまうと言う結末(^^;。ついさっき目が覚めてブログ書いてる次第です。

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2006年12月 7日 (木)

ブルードラゴンどうなんだろ

感想を期待された方には誠に申し訳ない。ぶっちゃけ買ってません。つかみんなはどう思ってるんだろ。ファミ通のでの期待度はかなりのものだし、プレミアムパックも結構予約とか取ってるみたいだし、DVD3枚組ってのもかなり迫力があると思うし、ゼルダがアクションだったぶんビッグなコマンドRPGが年末にやりたいという期待が大きくなるのも頷けるんだけど、、、

 ぶっちゃけどうなんだろ。

画面写真を見る限りでは、とにかくステータスウィンドウを筆頭に文字が非常に小さい。あんな表示でコンポジットさせたら、マジ視認出来ないんじゃないかと懸念するんだけど、

 ぶっちゃけどうなんだろ。

そりゃムービーとか見る限りではかなり楽しそうにも見えるし、360陣営気合いの一作だとも思うけど、ホントに楽しめるかどうかは別問題。誰もやった人がいない状態で、過度な期待を掛けるのはどうかと思うんだけど。

ただ、一方で360らしい本数の少なさによる入手困難が発生したとき怖いというのもある。どうしてもやりたくなって、なのにゲームがない!という状況の切なさはそれなりにゲームを嗜んできた者なら誰しも経験があることと思う。つか僕もありますよ。DCソニックの時に。
※でも実際やることが出来たときに「感無量」になるケースって少ない気がする。大体一番欲しいときが一番テンションが高いわけで、そこをスルーして後日ってことになると、どうしても失速しちゃってるんだよね。

マーケットプレイスに体験版出ないかなぁ。つかヤフオクは5500~6000円(送料振り込み料込み)コース?イマイチ踏ん切りが付かないかも。

つかゼルダやれよ俺。

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2006年12月 6日 (水)

ゼルダの伝説トワイライトプリンセス~その2~

※ハートが4つになる程度までのネタバレを含みます。

僕はゼルダは初代が一番好きなんだけど、なぜ初代が好きだったのかを思い返すに、ズバリ一つのキーワードにぶつかる。

 「自由度」

初代ゼルダはSFC以降の作品に出てきたフィールド上の「ゲート」がほとんど存在しない。一部イカダやハシゴをつかって渡るところがないではないが、その先にあるのはほとんどがダンジョンで、フィールドはほぼ全域に渡って開始直後から自由に歩き回ることが出来る。

もちろん敵の強さはスタートから遠のけば遠のくほど強くなっていくから、マップの端っこの方での戦闘は相応のスキルが要求されるけど、それでも本来ありえないような場所に立つ面白さというのは結構カクベツなものがあった。各ダンジョンで移動系アイテムさえゲットしていれば、別にトライフォースを集めなくても先へ先へ進んでいける点もよかった。

しかし作品全体のボリュームが上がるにつれ、その方法ではシステムに破綻が生じてしまう。ぶっちゃけ「バグフィクスが出来ない」のだ。だからダンジョンの鍵は共有できなくなったし、シルバーソードを先に取ったりも出来なくなった。要するに、

 先に進む為には目の前の謎を常にクリアしていく必要が出てきた

のだ。それは僕の好きだったゼルダとは違う。

物語が進んで行き、行動半径が広がっていくと、いろんな道具を使ってこれまでのマップに見えなかった物が見えるようになってくることはある。それは取れなかった宝箱だったり燃やせなかった木だったりするけど、最近の作品ではそれすらも取って付けたような印象がぬぐえない。遊び心ではなく、義務感で埋め込まれたような印象すら受ける。

ゼルダはたぶんいろんな要望のせめぎ合いの上で、常に道を模索し続けているのだと思う。風のタクトのような作風もそうだし、4人用という提案、カプコンとのコラボ、コマンドRPGのように見た目的、量的な拡大だけで許されるタイトルじゃないから、作品ごとに「ゼルダらしさ」を常に意識させつつハードに合わせた個性も打ち出さなくてはならない。そしてその「ゼルダらしさ」の中には「ゼルダにしか成し得ない凄み」のようなものも含まれる。

実を言うと僕は、この数作に関して言えばゼルダよりメトロイドの方が好みだったりする。
※メインタイトルに限り。

メトロイドもディスクシステム黎明期を飾った素晴らしい作品だが、SFC版の猛烈な値崩れと共に一旦は表舞台から退いた。しかし、レトロスタジオという強力なスタッフを得て見事ゲームキューブで復活を果たした。GC版メトロイドはまさしく初代メトロイドのような広大なダンジョンを縦横無尽に駆けめぐるタイトルに仕上がっていると僕は思う。

しかしことトワイライトプリンセス(以下TP)に至っては、少し同情したくなる点もないではない。それはつまりWiiに関してだ。本来GCでリリースされる予定だったTPは開発途中でその方向転換を余儀なくされた。ロンチを飾るタイトルとして、現状キャラクターバリューが下降気味のマリオではなく、世界中のプレイヤーから望まれたリアルリンクを当てる。もちろん数え切れないほどのパワーアップと試行錯誤がなされたことに間違いはないだろうが、どうしてもベースラインは揺るがない。もし最初からWiiでのリリースを前提として開発されていたとしたら、GC版との同時リリースが不可能なレベルで昇華されていたとしたら、TPはこんな作品にはならなかったんじゃないかと思うのだ。

それとこれも非常に重要な点だが、「僕が『今』のプレイヤーではない」ということだ。あたまでっかちでゲーム歴だけが長く、文句ばっかたれるオヤジゲーマーに「向く」ように作る必然があろうはずはない。ゼルダに自由度を求めるプレイヤーが現状どれほどいるというのか。
※あ、念のため書いておきますが「風のタクト」での自由度は正直移動の手間と時間さえなければもっと好意的になれたと思います。あれは自由度が高いからダメだったのではなく、プレイヤーの時間を無駄に遣わせたからダメだったんだと僕は思うんですよね。

TPはそんな今風のWiiゼルダと言えるんだろうと思う。ダンジョンに入ったらクリアするまでは外に出る「理由がない」。ダンジョンに入れるようになった段階で必要な物は全て揃っている状況だし、ダンジョンから出る時にはそこをクリアしなければ出ても何も出来ない状況になっているのだ。
もちろん釣りだとか虫だとかエポナやパチンコ、弓を使ったミニゲームもきっとあると思う。でも所詮はミニゲーム。別にカジノがなければドラクエは面白くないのか、と問えばそんなことはないし、いろんなひらめきと努力に対するご褒美としてのハートのかけらはやっぱりうれしかったりする。でもやっぱり唐突に存在するゲート、文字通り鍵の掛かった門であることもあるし、異世界への境界線であることもあるけど、

 他でやることをやってからじゃないと進めない
 一旦入ったらやることやらないと出てこられない

というのはもはや「面クリア型のパズルゲーム」のようじゃないか?

・・・

僕は最初の森のダンジョンをクリアした段階なんだけど、ビジュアルも謎解きも操作に関しても新鮮さや衝撃的なものは何もなかった。強いて言えばブーメランの解釈が変わっていて使って気持ちがいい道具になっていることくらい。まだ序盤だし、Wiiリモコンとヌンチャクの操作に慣れさせる必要がある点は否めない。でも正直言って今の段階では風のタクトの方が評価は高いかな。

※これは2006/12/05夜の時点での進捗です。今はもちっと進んでます(^^;。

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ふと、、、

★ようやっと長いメンテが明けました~(^^)。つか更新されない間に来て下さったみなさんお久しぶりです。クリスは一応毎日書くのは書いてたんですよ。とりあえずまとめてアップ!

仕入れから帰ってきて領収書の整理をしていたら、早朝から並んだくせしてすっかりすっぽかしていたアピタのWii本体予約券が出てきた。

 「ああ、結局買いに行かなかったなぁ」

しみじみとしつつおもむろに書かれた内容に目を通してみると、、、

 「発売日より一週間有効」

の文字が!つかマジか?それが普通か?エイデンは整理券の有効期限を当日正午までとしていたし、ヤマダも本日限りくらいだった気がする。アピタある意味スゲェ。でもホントにあるんだろうか。発売日から3日も経って、ある意味「今が一番日本中にない」時なんじゃなかろうか。念のために電話を入れてみる。

 ・・・少々お待ち下さいませ

 ・・・あ、確かにお取り置きしてございます。金曜までに・・・

ホントにあった。

っていうか僕はこれを買うつもりじゃなかった。ぶっちゃけ周囲に欲しがる連中はいたけど、その人に定価で売るために並んだワケじゃないし、かと言って何千件出品されてるかわからないヤフオクに載せる気もない。

 自店のお客様にプレゼントしよう!

まぁ下世話な表現をするなら「客引きパンダ」ですよ。少しでも話題になればいいな、という。でも丁度その売り出しの最終日がクリスマスイブってのもいい感じじゃないですか。期間中お買い上げ頂いた方の中でたった1台ですけど、僕が寒い思いして並んだ1台ですからね。なんつか喜んで貰えたらいいなぁという。

でさ、とりあえず当たった人に電話を掛ける予定なんですが、やっぱりここは

 「もしもしサンタですが、、、」

と切り出したいところですね。すぐさま車を走らせアピタ到着。レジで申しつけると、店員一同「え?」という表情。既にカウンターの中にWiiの姿はなく、今頃になって買いに来る人の違和感を感じる。・・・ほどなくして倉庫から持ち出されてきたそれは紛れもなくWiiであり、よどみなくレジをすませると僕はアピタを後にした。

今にして思えば、「このWii取りに来なかったらワタシ買ってもいいですか?」みたいなやりとりが非常に熱く語られていたに違いない。それこそカウントダウンするくらいの勢いで、「買えたらやっぱヤフオクに出そうか」とか「ソフトはやっぱりWiiスポーツだよねぇ」なんて話がされていたに違いない。そんな夢をあっさりと打ち砕くような客だったんじゃないかと想像する。

既に発売日の喧噪も終え、店頭にはひっそりと並ぶソフトたち。クリスマスまでに本体の入荷する予定はあるんだろうか。カセット、ポン!のお手軽さがないのがちょっぴり心配だけど、家庭や恋人、友達の輪の中で、バカ笑いしながら白くてシンプルな棒を振り回す絵が目に浮かぶようだ。スペックや話題性やトラブル(Wiiのコントローラ投げちゃうトラブルとか)の話が日本中を駆けめぐった次世代ハード開幕戦。もし勝敗を決めるのが「笑顔の数」だったとしたら、間違いなくWiiがチャンピオンだと思うな。「おどるメイドインワリオ」とか相当くだらねぇぜ!?

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以下はそんなくだらなさ爆発の「おどるメイドインワリオ」より、Wiiリモコンの操作を教えてくれる「作法」の動画。ナレーションが最高である。
※実際は作法の数だけあるのでこんなもんじゃないです。

「odorumadeinwario.avi」をダウンロード

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2006年12月 5日 (火)

ゼルダの伝説トワイライトプリンセス~その1~

購入直後にプレイした時は、とにかく眠かったしゲーム自体に正直古くささを禁じ得なかった。最近のプレイタイトルはどれも「ぬるい」もしくは「ぬるいぷれいしかしていない」ので、正直まともに「頑張る」という時点で既に僕にとってハードルの高いタイトルになっていたのかもしれない。

しかし、これはゼルダ。例えその中身が本来GCで発売されるはずであったモノであったとしても、事実上最高のハードでリリースされたゼルダに他なるまい。GC版の方がプレイしやすかったとしても、メディアの容量差は何かしらに使われているはず。チープな表現になるが「つまらないのはおかしい」ビッグタイトルなハズなのだ。いくら開始直後が抑揚のない地味な展開であったとしても・・・。

 とか何とか言っちゃって。

ぶっちゃけちゃうと一番最初の村のフラグが見つけられずに1時間以上うろついていたり。つかみんなが言う情報がリンクして一つの結末へ向かうその一番最初のきっかけに気付き損ねていたり。

 でもまぁ子供には聞けませんさすがに。
 ※つか寝てるし。

なので今日は子供が寝た後でじっくり(と言えば聞こえはいいが、その実ただ謎に詰まって)村を探索。

 まぁ「あーーーーーーーーーーーーーっ」という間に見つけられたけどね。

で、先に進めるとまたも気になるポイントが。つか柱が2本立っていて、ギリギリ届くか届かないかの距離。以前長男が同じポイントで四苦八苦していたことを思い出す。つかこういう場合、

1.その先にオタカラがある

2.今は行けない

この2択。がんばってがんばって先に行けたとき初めて何があるか分かる。ましてや一つ目の柱には既に「到達した者」がいるのだ。僕は地道にジャンプを繰り返しまくった。つかたぶん体感で1時間以上やってた気がするから、実際は30分くらいだろうけど、ざっと考えて300回くらい落ちた気がする。まぁいいけどとりあえず「あんまし面白くない」と思ったのは事実。

一旦脇にそれるが、

過去のゼルダの多くは「期待を裏切らない」作りだった。何かをやろうとしたらその何かに「何かしら」のリアクションが用意されている。逆に言えば自分が気づかないトリガーがいっぱいいいいいいいっぱい隠されているのがゼルダなのだ。

だから、僕は(もしくは僕たちは)草は全部刈りたくなるし、石は押したくなり、木にはぶつかりたくなる。何かあるかどうかわからないが、「何かあるかも知れない」からいろいろやってみるし、それが楽しいのがゼルダだったはずだ。

「かも知れない」とプレイヤーに思わせるというのは非常に難しいクオリティだ。昨今のタイトル、特に続編は前作のいろいろなシステムや「面白さ」を踏襲模倣して作られる。人気が出ればその続編でなくとも、いくつものフォロワーが生まれるし、どこかしら過去の作品からエッセンスを得て作られている。

しかし、そのエッセンスの中に「期待に応えてくれるかも知れない」という感情を喚起するケースは非常に稀だ。作品全体のクオリティでならそれも十分ありえるが、ここで言う着眼点はもっともっとミニマムで、ギリギリまでディティールに凝っていることを指す。それはつまり宝箱やタンス、ゴミ箱を見たら無造作に調べたくなることとは違う。どちらかと言えば「テクスチャに手を伸ばす」ような感覚だ。

数週間前に僕がプレイした360のデッドライジングは、ある意味そういった「かも知れない」を期待させるゲームだった。靴屋で靴を履き替え、スポーツショップでゴルフクラブを拾い、本屋で本を手に取り、ミキサーにオレンジとコーヒーを入れてみるようなゲームだ。いろんなものを武器にして戦うことが出来るし、主人公の身なりも随分たくさんの様変わりをする。

しかし、序盤を過ぎればもはやそこに意外性はない。

しかしゼルダは違う。

常に何かあるんじゃないかと目をこらしていなければならない。油断して見過ごせば、そのフラグスルーのしっぺ返しがかなりの確率で訪れる。もちろんそれは「縛り」面だけでなく「可能性」の面でもかなりのものがある。ハートのかけらを全て自力で集めてクリア出来るプレイヤーはそうはいないだろう。ゼルダはそんな気持ちを凄く煽るし、煽るのが上手い。

話を戻す。

だから些細なことでも期待が裏切られると、凄く寂しい気持ちになる。

僕は経験値稼ぎが大好きだが、それはその時間が「裏切られない」からだ。低レベルでボスにアタックして全滅したときに失う時間がどうにも嫌だからだ。リトライを繰り返して1時間で倒すことが出来るボスであっても、3時間経験値稼ぎをして一発で倒せるスタイルを好む。

 柱の先はどうあっても行けなかった。
 ※もちろん現時点では。

となると僕のモチベーションは大きく下がる。つか「もう止めてしまおうか」というくらい面白くない。操作もしやすいとは言えないし(特に「左側」。通常の移動操作が、殊の外片手だけだと不安定になるのだ)、絵も綺麗とは言えない。その上ゲームまで面白くないとなれば続ける理由がない。本来ならば。

 しかし今一度僕は先ほどの言葉を思い返す。

 「これはゼルダなんだぜ?」

つかそんなこたぁ一度も書いてない気もするが、んなのは些細なことだ。要するにこのタイトルには「味わうべき何か」があるはずなのだ。FFを買ったり、ドラクエに並んだりするのと同様に、ゼルダにはゼルダにしかない何かがあるはずなのだ。風のタクトがいくら酷評であったとしても、僕自身中盤以降の移動に大きなやるせなさを抱いたとしても、おまけのフィギュア集めのシステムに魅力がほっとんどなかったとしても、、、

 僕は風のタクトをクリアしてよかったと思っているじゃないか!

序盤のボスだけじゃない、ラストダンジョンの作りや、マップ全体を縦横無尽に冒険しまくって初めて成し遂げられるクリアは、やっぱりカクベツだったじゃないか。

中には謎が難しくて腹が立つこともあるかも知れない。時には思わずネットで調べちゃうかも知れない。子供と相談して答えが見つかるかも知れないし、ちょっとしたミニゲームを競い合うのもいい。

 僕は気を取り直して物語を先に進めた。

つかさ、もう発売からかなり経ってるわけだし、買ってる人はやっている、と思えば10人中9人と右足くらいは僕より進んでると思って間違いないと思う。ぶっちゃけ引っかかってた時間が2時間近くあったりするわけで、今の時点で4時間ほどプレイしていたとしてもそれは正直「みんな知ってる」レベルだろうと思う。だから、、、

 みんな、ネタバレは絶対止めてよね!

っていうか僕はネタバレをガンガンしていきますよ!「今回のリンクはなんとオオカミになってしまうんですっ!」とか「エポナも出ますよ!」とか。いやこんなもんじゃないね。僕がついさっき、ホントについ今し方体験したネタバレも書いちゃうと、

 今回のリンクも緑の服を着ますですよ!

やっちゃいましたよ。ホントネタバレ。マジネタバレ。つかネタバレ勘弁してくれって感じ?つかまぁその程度しか進んでないわけです。ホントのホントに。

とりあえず今回は冒頭にどの程度のネタバレなのかは書きませんでしたけど、明日以降のゼルダ関連の話にはなるべく書いていくようにします。つかまだハートは3個のままですけどね。

そうそう、そんな気持ちよく終わっちゃだめだった。とりあえず気を取り直してプレイを再開したわけですが、オオカミになった直後は普通に動かしづらくて嫌だなぁって感じの印象、要するにまぁ感想は変わってなかったわけですが、しつこくプレイしていってようやく「手応え」を感じるようになりました。もっと言おうか?

 面白くなってきやがった!ワケです(^^;

つか今日も疲れていたハズですが、そこそこプレイしましたし、明日以降の「やるべきこと」も見えています。っていうかまだ序盤なのでゼルダらしい自由度も全く発揮されぬまま続けているわけですが、

 楽しみ方を見つけられれば、このゲームはどんどん楽しくなりそう

という思いはかなりあふれ出てきました。つかある意味それは風タクでも同じだったのかもしれませんけどね(^^;。とりあえずファンにはお勧めしませんが、「極力独力でクリアする気がある人」にならかなりお勧め出来ると思います。そのくらい「普通の中身」じゃないと思います。
※まぁPS3のタイトルも多くは「普通じゃない」んだろうけどさ。とりあえず生クリームの量はコストに跳ね返ってくるからね。そうそう安く売ってばかりじゃいられねぇよなぁって寝ぼけて仕事とごっちゃになってる?

とりあえずもう少し頑張ってみることにします。つか78%くらい寝てますね。自分今。

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2006年12月 4日 (月)

ピタゴラスイッチ特集!

ま、なんつの?今は大阪にいるわけで、これは前日に書いた「録音」だったりします。なので内容も超手抜き。以前好評だったピタゴラスイッチの最近キャプチャしたものをいくつかおとどけしやす。まぁコメントのしようがないというか、前回見損ねてしまった方なんかに軽くオススメしたい次第です(^^)。まぁ見るだけッスけど。

「PITAGORA3.avi」をダウンロード

「PIGAGORA4.avi」をダウンロード

「PITAGORA5.avi」をダウンロード

「PITAGORA6.avi」をダウンロード

「PITAGORA7.avi」をダウンロード

あんまし良く確認してなかったりとか、中には「これってピタゴラスイッチ?」みたいなのもなきにしもあらずかも知れませんけど、まぁそこはNO問題ってことで(^^;。

ストックはまだないではないですが、かぶってるのをチェックするのが結構面倒なので、次回はリクエスト次第と言ったところでしょうか。

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2006年12月 3日 (日)

おどるメイドインワリオ

そう言えばDSのときもそうだったっけなぁなどと数年前のことを振り返るクリスです。要するに最初に買ってきたタイトルが今ひとつ不完全燃焼だったので、改めて出かけていってもう一本というわけ。で、買ってくるついでに本日の結果をいくつか聞いてみました>ヤマダ豊川。

まず売り切れたものも何点かあるそうですが、とりあえず一番最初になくなったのが「はじめてのWii」。僕的前評ではかなり品薄を予想したレッドスティールは1本しか売れなかったそうで、Wiiスポーツ、ゼルダ、おどるは安定した数が売れたそう。

逆に思ったより売れなかったのがヌンチャクで、準備数30もまだかなり残っている様子。リモコンは早朝完売したものの、昼過ぎに追加調達が出来、今は在庫があるということでした。ちなみに本体はさすがに売り切れていましたが、PS3の20ギガは在庫がありましたね。

前発言で「はじめてのWii」が高いという話をしましたが、どうやら原価率が「プリペイドカード並」というあきれた値入らしく、ポイント還元を3%を5%にするだけで原価を切るレベルだったそうな。まぁ安いからね。

何にしても本当のクリスマス商戦はもう少しだけ先なので、今日に限って言えば日本中かなりの台数が売れつつも品薄によるトラブルは少なかったんじゃないかと予想します。

さて、

おどるメイドインワリオですが、ぶっちゃけ普通に面白いです。まぁ開始直後は複数人プレイが出来ないという事実が分かりづらく、必死に認識させようとしたりしましたが、ゲームそのものはこれまでの初代、まわる、さわるなどの集大成。まぁさすがにマイクはありませんが、中にはかなり面白い操作をさせるものもあり、パーティゲームとしてだけでなく、「Wiiに出来ること」を確認する為にもなかなか面白いソフトに仕上がっていると思います。

恒例のミニゲームの出来もよく、画面的にもゲームキューブクラスのグラフィックに仕上げたものもあったりして、やって楽しく見て面白いゲームに仕上がっています。細かなトコロですが、ロード時間が全く気にならない緊張感の持続は特筆に値するとも思いましたね。

最後にちょっとだけ忠告ですが、このゲームをプレイする時は必ずストラップに手を通してプレイした方がいいです。そうしないと非常にマズいことになるミニゲームもあったりしますので(^^;)。ファーストインプレ★★★★。

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2006年12月 2日 (土)

Wii購入!

※今日のは結構普通にドキュメントなので淡々としてます。あまり過度に期待しないで下さいね(^^;。

昨夜仕事を終えて自宅に戻ったのが8時半過ぎ。そこからいまだ決断出来ないままに夕食を取り、一考。とりあえず様子を見に行って、たくさん並んでたらそのまま並ぶ。もし誰もいなかったら帰ってくることにしつつ長男と一緒に家を出る。

行きがけの駄賃に「予約が強制キャンセルされたアイドルマスター」をゲオにて予約。この時点では誰も並んでる気配はない。

ターゲットのヤマダに行く前にすぐその正面にあるエイデンに行ってみると、

・当日販売分は51台。18歳未満の方への販売はなし。周辺機器等は開店後。

というポスターと共に並ぶためのガイドルートが設置されていた。どの程度の来客があるのかは全く見当が付かないとのこと。

そしてヤマダ豊川。既に店は閉まっており店頭「ここから並んで下さい」の張り紙の周囲には誰もいない。正面に止められた車は3台。車中に見える人影は各1~2人。当日販売台数は150台とのことで、さすがにまだ並ぶ気配はない。
※同時に「D端子ケーブルが発売延期」という張り紙も発見。非常に落ち込む。つかコンポジットでゲームしろというのかっ!それはやだなぁ・・・。

とりあえず概ね予測通り。時計はまだ10時前だったが、この調子なら朝来ても買えそうだ。つかアピタの予約はこの時点で既にどうでもよくなってきている。

帰路の途中ふと思い立って岡崎のヤマダにも様子を見に行こうと長男に提案。明日は休みだし、せっかくの前夜を楽しもうとそのまま車を走らせる。ヤマダ岡崎の2階にはトイザらスもあるから、一粒で二度おいしい。

30分ほどしてヤマダ岡崎に到着。するとこちらは豊川とは温度が違う。っていうか人数もそうだけど、先頭は5時から並んでいて文字通りストーブ持参で温度も高い。「よそから言われたけど、並ぶのは岡崎だけだって」なんてことを先頭集団から聞く。内心ちょっと羨ましいと思う。トイザらスは150台入荷に対して10人、ヤマダは180台入荷に対して15人が並んでおり、ここで有益な情報を得る。

トイザらス側の張り紙に周辺機器の入荷数が発表されていた。D端子ケーブルは事前情報通り入荷はないが、それより何より驚いたのはその総数の少なさだ。

・S端子ケーブル・・・・・2本
・コンポーネントケーブル・4本
・ヌンチャク・・・・・・14本
・Wiiリモコン・・・・・2個

スゲェ少ない!つかリモコン2個もそうだけどS端子ケーブル2本って、、、どうなの?150台に対して2個!先着2名で終わり!

あくまでトイザらスの入荷数でありヤマダがそうだとは限らないんだけど、少ないのは間違いない。はじめてのWiiやゼルダの本数はかなりのものだっただけに、不安がよぎる。ヤマダでは「1本でも入ったD端子ケーブルは僕の元へ」行く約束はしたものの、入らなかったらその限りではない。となると、、、

 並ばないとコンポジットでゲームをするハメになるっ!

長男と話をしながら車の中で熟考。出した答えは「今から並ぶ」。出来る限りの準備はしている。今夜は特に冷えるがその為にしてきた数々の施策を無駄にしないためにも、今日並ぶべきだろうという結論に至ったのだ。

となると今度はヤマダに行ったときに誰かが並んでたらどうしようという不安だ。ザラスに2本しかは入らないケーブルがヤマダに20本入る保証はない。どきどきしながらいつもの角を曲がり、駐車場に車を滑り込ませると・・・。

 さっきのまま!

つかみんなやる気ねぇなぁというか(^^;。岡崎を見習えよ!みたいなことも思ったりだ。まぁそれでも1番でなければ意味がない。僕は子供を車に残して用意してきたダンボールをセッティングし、靴下用カイロを仕込み、手袋とネックウォーマーをはめ、毛布にくるまって、僕の短く長い夜は始まった・・・。

つか寒いのだけど、正直これだけのディフェンスと現時点での気温では十分防ぎきれるレベル。つか思いの外あったかくて思わずうとうとしてしまったほどだ。

しかしほどなくして僕は目が覚める。まぁなんつか詳しいことは書けないが、つまりはそのそういうことだ(^^;。<察してくれ。全てを。

一段落して再びボックスに入る。僕が用意したダンボールは縦1m20cm奥行き60cm横40cmほどのもの。要するに立てて中に入り込む形。3方向からの風は防がれるし、敷物+毛布で背中もおしりも全く冷たくない。未だ2番手が来ないままに数時間が過ぎた。

時折PSPでゲームをやったり、伊集院のラジオを聞いたりする。2時を回った頃だろうか、ふと気づくと数人が僕の横にまばらに座っている。「やっときたか・・・」。まぁ150人分もあれば何もこんなに早く並ぶ必要は全くない。ただ出来るだけ早くに2番の人とコミュニケーションを取り、安全にトイレや買い出しに行ける状況を作り出したかった。

どうしたもんかと思案していたら、若い兄ちゃんが声を掛けてきた「何時くらいから並んでるんですか」。ホッとして思わず饒舌になる。隣には幾分スペースが空いていて、その兄ちゃんは了承を得つつ僕の隣に陣取ってくれることとなった。速攻「トイレとかの時に離席してもいいかどうか」の確約を取りつつ再びボックスイン。夜は長いのだ。

気温はどんどん冷たくなっていく。吐く息も白く、深夜のコンビニにトイレを借りに行く。カップヌードルはシーフドの濃いヤツをお湯少なめでチョイス。2度ほど靴下カイロを交換したがもはや機能していない。あまりにも温度が低いのだ。

しかし僕以外に並んでいた人の中には毛布もダンボールもフードもなくジーパンとジャンパーで雑魚寝している人もいる。つか風邪ひくぞ!と思いつつ自分の心配だろうとも思ったり。まぁ寝袋で完全防寒の人が一番だっただろうけどさ。

空が明るみだして人数が徐々に増していく。でも6時の時点でまだ20人か30人か。この時点で僕は既に買う物を決めていた。本体はD端子の延期も相まって1台に決定し転売はしない。ソフトはゼルダとはじめてのWii。ヌンチャクとS端子ケーブルは予定通りだが、ここは年末に向けて品薄になる可能性を予測してもうワンセットリモコンとヌンチャクを購入し、3コン体勢にすることとした。まぁコントローラにプレミアが付くことはそうはないかも知れないが、絶対無いとは言い切れない。僕は油断しないのだ。

明け方都合4度目(^^;のおしっこを済ませ軽い談笑をしながら時を過ごす。行列は80人ほどになり、既に手元には、

Wiiseiriken←整理番号の書かれた券が2枚(持ってるのは長男(^^;)。いよいよイメージが固まってきた。

入店は10組単位で5分のインターバルをおいて行われるとのこと。それなら僕が欲しいと思っていたものは問題なく買えるだろう。

ダンボールを片付け、長男と二人で入り口の前をフラフラしていると、店内の階段を上から数人の店員が降りてきた。いよいよだ。

つかイキナリ最初に「ポイントカードをお通し下さい」的なことを言われる。つか詳しく書いてもわかりづらいが、今回のサービスは実質的なコストダウンというか、僕らに還元される金額が少なくなるもので、はっきり言って全くありがたくなかった。いつもなら貰えるはずの200円が貰えないんだもの。

階段を上ってカウンターにメモを渡す。意外だったのは「はじめてのWii」が定価でかつポイントが3%しか付かなかったことくらいか。まぁ原価的にも一番高そうではあるけどね。

一番最初にレジを終え、僕たちはエスカレータを降りる。階下にはまだ順番を待つ数人の集団があり、屋外に出てからも行列に終わりは見えない。みんなの視線が僕に集まる。「あ、Wiiだ!」という顔で僕らを見つめる視線。

 気持ちがいい(^^。

僕の一夜はこの気持ちの為にあったんだろうと思った。

-------------

家に帰って早速パッケージを開梱し、セッティング。つか今回のWiiは360なんざ目じゃない面倒臭さだった。これから買う人のためにも簡単に手順を説明しておきたいと思う。

・ACアダプター、AVケーブルは普通に接続

・LANは基本無線なので端子はない。

・コントローラーはWiiリモコンの電池を入れるフタを開けたところにある赤いボタンを押し、ランプが4つとも点滅した状態で、本体正面のフタを開け、SDカードスロット横の赤いボタンを押すことで認識する。複数台認識させるためには、順に繰り返していけば2台目、3台目と認識される。

・センサーバーの設置をする。

 これが一つ目の鬼門。要するにリモコンの挙動を関知する為のセンサーをテレビの上または下に設置する必要がある。本音は下に設置したかったが、コードが柔らかくてテレビの下を通せないので(ヘニャってなるので)やむなく上部へ。両面テープが付いているが、「少しでっぱるように貼り付ける」必要があるので注意。まぁ奥まったところだとテレビにジャマされてしまうってことだろうね。

・Wi-Fiの接続設定をする

 自動でどんどんやっていくだけなのだが、一回目はエラーで止まってしまった。まぁ2回目には無事通ったのでちょっとした通信障害があったのかもしれない。

ちなみに接続が完了してから、各アプリケーションを起動したりする際に都合3回ほど「本体情報の更新ダウンロード」が入った。一回3分程度だが、結構「さあやるぜ!」という気持ちを削いでくれるので、事前に覚悟しておいた方がイイかも。

・・・まだゲームに入らないのか!と思われるかも知れませんが、まだ入らないのです(^^;。

続いては「Mii」の設定。Miiが何の略なのかよくわからないが、要するにゲーム中およびちょっとしたコミュニケーションツール上で表示される「自分の分身」。プロポーション、顔型、顔色、髪型、マユゲ、目、鼻、口、眼鏡やほくろなど実に多彩な項目で設定出来、本気で作ろうと思うとかなり時間が掛かる。が、その甲斐あって出来た↓これが僕の分身。つか子供たちにはそっくりと大絶賛であった(^^;。

Miicrisface_1 さて、続けて長男と長女のMiiも作ってようやっと「はじめてのWii」に入る。つかこの時点では今ひとつターゲットの動きが不安定で、正直「壊れてるのか」とも思ったが、任天堂のサポートもさすがに今日は繋がらない。結局「他のワイヤレス機器」があるのがマズいのかと360の電源を切ったり、受光部を念入りに拭いたり、離れたり近づいたりを繰り返す。でもダメ。挙げ句の果てはあまりにも上手く動かないので半ギレしてたくらい。

で、結局説明書を読んだら「テレビの後ろから強い光が当たっている」ことが原因だった。センサーが潰れちゃうということなんだろうけど、これってファミ通とかで事前にサーチ出来なかったんだろうか。つかマジ焦ったし。
※ちなみにこのトラブル時に行った別の対処として「センサーバーの感受設定」みたいなのもある。もし上手く反応しない人はそれを試してみてはいかがだろうか。

正直まともに動くようになるまでにかなり掛かったので、ここでかなり疲れてしまっていて、はじめてのWiiを少しやった後ゼルダを10分くらいやって眠気に負けてしまった(^^;。つかS端子では画面もボヤけていて、360のハイレゾ環境からは大きく劣ってしまう。っていうかもっと言うとコンポーネントで接続していたD1ゲームキューブより汚いのだ。まぁビジュアル依存で買ったゲームハードじゃないからその辺りはあまり大きな問題じゃないのかも知れないけどさ。

さて、ごくごく軽く(そりゃそうだそれぞれ10分くらいしかやってないんだから)ソフトの感想を書いておしまいにするけど、まず「はじめてのWii」は、可もなく不可もなしというソフト。最大でも二人までしか出来ず、ヌンチャクを使うゲームも8種の内一つだけ。それもリモコンだけでも操作可能というレベルなので、あくまでサンプルソフトの様相が強いには強い。が、逆にそれだけ間口が広いとも言え、初心者が「はじめて触るWiiソフト」としては必要十分な作りだったと思う。強いて言えばそれぞれのゲームでプレイヤーの名前がハイスコアとして残ればなお良かったかとも思うが、射幸心を煽るばかりがいいゲームではないし、それをしたいなら他にいくらでもタイトルはあるから、大きな問題はないだろうね。

ゼルダはホントにさわりしかやってないけど、掴みは僕的に×。時のオカリナのような荘厳さもムジュラのようなオカルティックな雰囲気も風のタクトのようないきなりクライマックスな気配もなく、あまりに淡々としている。ポリゴンモデルも正直360と比較しなくてもさほど綺麗とは言えず、GC版を買って比較してみたくなるほど↓

Zeldawiititle ゲームの操作自体は正直これまでの操作とかなり違うから、その分とまどいは禁じ得ないんだけど、慣れで何とかなるレベルかなぁとも思う。まぁ現時点での感想はそんなもんですかね。

-------------

とにかく台数がかなり出たことと、D端子ケーブルが(店は1週間ほどと言っていた)延期になったことでオクでの価格はそれほど伸びないと予想。今晩は正直かなり疲れていることもあってあまりやらないかも知れない。ホント自分でも驚くほどゼルダに熱くなってないのが寂しい感じです。みんなは買えたのかなぁ。

明日から月例の大阪出張なので、更新は微妙に間が空くことになりそうです。ご了承のほどを・・・。

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インデペンデンスデイ

ビデオ発売当時はDVDで見るという発想もなく、画質の悪いコンポジットでダビングをして何度も繰り返し見たものだった。

SF映画というのは敵が強大であればあるほど面白い。スケールの言葉通り物語はその分だけ派手になる。僕はそんな派手な映画が大好きなのだ。

スターウォーズやスーパーマンも相応に強力な敵役を用意していたし、宇宙戦争に至ってはあまりに強いのを用意しすぎて物語の収束が取れなくなったりもしていた。スターシップトゥルーパーズはかなり上手くまとめた方だろう。

インデペンデンスデイはそんな強力な敵を用意しつつも物語をきっちりとハッピーエンドに持って行った希有な作品だ。敵はサメでもなければ殺人鬼でもない。核爆弾を何個使えばいいんだというほどの質と量と大きさだ。最初に見たときは「これは本当に勝つのか!?」と思ったほどで、その疑いの気持ちが次々に現れる逆の意味での裏切りで思いっきり打ち砕かれていく。

配役もとてもいい。主人公二人は水と油のごときキャラクターの差があるが、どちらもウィットがあって才能もある。見ていて強い人間というのは本当に気持ちがいい。そうインデペンデンスデイには弱い人間がほとんど出てこない。特攻したオヤジも、二人の奥さんも、子供たちでさえこれだけの局面にも関わらず、まっすぐ立ち向かっていって勝利する。直球ではあるものの、こういう映画を理想とする人は少なくないはずだ。

ローランド・エメリッヒ監督は監督としてももちろん、脚本家としてもとても僕の好みにあっている。僕は英語に明るくないから、細かなニュアンスまでくみ取ることは出来ないが、節々に見られる一言がいちいちかっこいい。決戦前夜の大統領の演説に気持ちの高ぶりを感じたのは僕だけじゃないだろう。

とにかくこれでもか、といろんなシーケンスを折り込んで上映されたが、DVDに収録された特別版を見るとそれでもなおカットされたエピソードがあることがわかる。特攻したオヤジの下の子供が病気を患っていたり、娘の処女を奪おうとした優男が最後まで生きていて実は童貞だったり。まぁ本編の方が完成度は高いので、この辺りは何度も観ていて話を覚えてしまった人向けなのかも知れないが。

個人的にほとんど欠点らしい欠点の見あたらない本作だが、あえて挙げるとするならメインテーマが今ひとつインパクトに欠けるというか、メロディアスではないところか。スターウォーズやバックトゥザフューチャーはもちろんハリーポッターのメロディも思い出せる人は多いだろう。彼だけが映画音楽家ではないが、本作は一歩及ばなかった感が残る。

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大きいテレビを買うたびにいつもこうして映画を何本も観る日が訪れる。既に観たことがある作品が多いが、改めて見直しても十分以上に楽しめる。まぁ大体が僕が忘れっぽい性格というのもあるけど。

そんな毎日を送りつつ思うのは、やはり自分がSFが好きだということと、お金を掛けた映画が好きだということだ。クリーチャーや戦闘機が出てくるだけで僕の気持ちは何割か高ぶる。そして幸いなことにそんなSFが好きな人は世界中に本当にたくさんいて映画も一生の間に見尽くせないほどにたくさんリリースされているということだ。

既に観た映画じゃなくてもいいし、観た映画をもう一度借りて観るのもいい。つか自分が持ってるDVDをもう一度見直すのも安上がりだ。

 ん?ちょっとまてよ、、、

今日は何の日だっけか。つかゲームだけじゃない時間の使い方をするのも結構いいもんだと思ったり思わなかったりだ。
※つかこれは「録音」なので実際はもしアップ出来ない時のための保険として30日深夜に書いてたりします(^^;。まぁ気にするな気にするな。

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2006年12月 1日 (金)

XBOXで音楽を+α

360にはなかなか面白い機能がございまして、その一つに「HDDから音楽を鳴らす」というものがあったりします。買った時からHDDの中には結構な量の音楽ファイル(もちろんほとんど英語)が入っていたりするのですが、今日はコレに自分の持っているファイルを入れられないか試してみました。つってもそう大したことをしたわけではないのですが、、、。

360はLANを通じてPCとやりとりしたり、USBを通じて外部ガジェット(例えばiPODとかPSPとか)にアクセスをし、その中にある音楽やら写真やらをテレビから流したりする機能もあったりするのですが、実際はこれらは「あくまで流す」だけで、HDDの中にデータとしてストックすることは出来ません。最初は「じゃあ無理なのかな」と思っていたのですが、今日ふと思い立って調べてみると「音楽CDを入れると『本体に取り込みますか』と表示される」みたいなことが載っていたので、まずはそこから試してみました。

手持ちのCDの中にぱっとCCCDが見つからなかったので、それらが安易にリッピング出来るかどうかはわかりませんが、とりあえず普通のシングルに関しては画面の言われるまま操作することで簡単にHDDに入れることが出来ました。曲の情報、アルバム名やアーティスト、曲名などはXBOXLive環境が整ってさえいれば、そこから自動で探してきてくれるらしく、自分で改めて打ち込む必要なくリストに加えられました。結構便利ですね。

ただ、360自体にファイルビューワ的なものがないため、それらが一体どの程度のビットレートで落とされているのかはわかりません。今日20曲くらい入れてHDDの残量がどうだろ0.1ギガくらい減ったのかなぁ。チェックが曖昧で恐縮ですが、数千曲のデータベースとして使うつもりがなければさほど困るほどの低圧縮じゃない気がします。ただ、リッピングに掛かる時間は結構長くて、1曲あたり1分強。たまたまだったのかも知れませんが、何かをしながらでないと間が持ちません。ちなみにその曲を聴きながらリッピングすることは出来ませんが、曲情報を編集しながらは可能です。

次に試みたのがPCにあるmp3化したものの導入。まぁ音楽CDしか取り込めないということだったので、PC上で一旦音楽CDとして焼いたモノを取り込めるか試してみました。すると、、

 別に普通に取り込めましたが、曲情報は全てNG

まぁ当然と言えば当然な結果ですかね。でもこれでとりあえず好きな曲を掛けながらゲームをしたりも出来るようになったのは嬉しいところです。

ちなみにそれら未登録の曲データを編集する際は、USB接続のキーボードから行う以外に、ソフトウェアキーボードでももちろん出来るのですが、よくよく見ると「っ」や「ぁ」が見あたらない。いろいろ押しても「つ」は「づ」になるだけでやっぱり見あたらない。情けない話ですが、

 「っ」を打つ方法を教えてくれ!

とサポートに電話してみました(^^;。だってホントにわからなかったんだもの。そうしたところ「LTU」をローマ字変換で、、、などという答えが返ってきたので、「ふざけんな!」みたいなことを思いつつやんわりと否定。よくよく聞いてみると「Lスティックの押し込みで、、」みたいなことを言うので、「それじゃあ『づ』だろうがっ!」みたいなことをやんわりと伝達。よくよくしつこく聞いてみると、Lスティック押し込みで表示される『ぬ』のあったところに『づ』があることが発覚。これはわかりづらいと思うのだが、、、つかこの文章自体わかりづらかったね(^^;。

さてそんなこんなで音楽が鳴るようになったわけですが、ここからは全く関係ないお話。
先日買った360の有線コントローラはUSB接続であり、パッケージにもはっきりと「WINDOWSXPにも使える」ことが謳ってあります。ということは逆を言えばXP用のコントローラも360で使えるのでは?早速試してみました。使ったのはスマートジョイパッド3&デュアルショック2の組み合わせ。結果は、、、

 認識せず!

基本的にXBOXボタンがないのでパッドから認識させることもできず、もしかして、と思って一旦他のコントローラを認識させたあと抜き差ししてみても結局ダメ。PS3には同様の手順でパッドを使うことが出来るような話がファミ通に載っていたので
※これもPS3ボタンは使えないらしいけど。
こちらでも出来るかと思ったのですが、、、残念です。

あとついでに360のヘッドセットが他の機器でも使えないかと思ったのですが、端子部に余計なでっぱりがあって結局刺さりませんでした。つかDSでも使えたら便利だったのにと思うとちょっと悔しいかも。
※その出っ張りに端子などはないようですので、いっそのこと切っちゃおうかとも思いましたが、さすがに冷静になってやめました(^^;。

オチがないので最後に少しだけ余談を・・・。

今日は仕事が休みでPSPやら360やらをいろいろ触っていたのですが、PS3では既にMAMEが動いたりしているようで、PSPを本来の使い方じゃない使い方をして楽しんでいるユーザーにとっては、なんだか魅力的なお話。ただ、実際はファームアップしなければ使い物にならない=PSPと比べてソフトウェアの占める重要性が高いハードなのは間違いないので、実際にHDDからブルーレイを起動するのにはかなり時間が掛かりそうです。でも、ブルーレイじゃない、PSやPS2のソフトをHDDから起動することに関してはきっと世界中で猛烈にチャージされている気がします。現時点でのPS3は最新のグラフィックボード搭載PCよりも高性能だという話も聞きますし、PCで実現出来なかったPS2エミュをPS3で実現するというのもあり得ない話ではないように思いました。

もっともその為にはあるラインでのファームウェアバージョンの凍結は間違いなく必要でしょうから、本気でPS3を遊びたい人はPSPのように2台体勢にすることを迫られるのかもなぁなんてことも思いましたね。

・・・ふと思い立って360のサポートに再度TEL。ちなみに電話すると自動音声で「本体裏側にあるシリアル№をご用意下さい」とか言われますが、修理でなければ「ちょっと動かすのに時間が掛かるのですが、、」で押し通せます。

・他の人のHDDを外してコアシステムにはめた場合、ゲーマープロフィールなどを普通に読み込んで対戦やカード交換が可能か(カルドサーガの場合)。

 昨日BlueTasuさんと話していて、出来るのかなって話になったのを思い出したので聞いてみたところ、「問題なくできます」との答え。

・HDDを開いて他の大容量のものに交換することは可能か

 ユーザーの中にはやってる人もいるとは思うけど、マイクロソフトとしては開いた時点でサポートの対象外になるので、当然修理も出来なくなるし、オススメもしないとのこと。ついでに「今後大容量のHDDが発売される可能性はあるか」の問に対しては「検討はしているが現時点では未定」との返答でした。

・メモリーユニットとHDDで転送速度に違いがあるか

 64メガバイトのメモリーユニットにXBOXLiveからダウンロードし、ムービーなどのコンテンツを再生した場合、転送速度の遅れから映像がカクカクしたりする可能性があるか、という問に対しては「ないとは言い切れない」との返答。

また、ゲームのセーブに掛かる時間がメモリーユニットの方が時間が掛かる可能性はあるか、との問に対しては、「検証したことがないので確かなことは言えないが、これもないとは言い切れない。ただ、ユーザーサイドから『メモリーユニットの方がセーブに時間が掛かるような気がするのだけれど・・・』という類の質問が寄せられたことは今までに一度もない」とのことでした。まぁ気にするほどでもないみたいだね。

・・・でも今思えば「曲のビットレート」とか「PGR3で保存した写真ファイルをPSPに転送出来ないか」とか聞けばよかったな。PSPと違ってオフィシャルでいろんなことが出来るマシンだから、全部の機能をマニュアルに載せるのが難しいのはわかるけど、漠然ともったいない気もした。PS3なんかはもっとそういう傾向が顕著になっていったりするんでしょうかねぇ。

余談だけどWiiにも内部メモリーが512M積まれてます。そりゃ20ギガや60ギガと比べれば遙かに少ないですが、外部SDで2ギガのものを挿すことも可能なわけで、そこからエミュやら動画やらを再生するという可能性も絶対模索されるでしょうね。ある意味PS3よりユーザーの裾野は広くなるでしょうから、案外こちらの方が熱くなったりするのかも知れませんね(^^;。

明日はWiiに並びに行くかもしれない(まだ悩んでたりして(^^;)ので、更新が2日昼になるかも。その分昨日今日は密度の濃い目の話にしたつもりですが、いかがでしたでしょうか?(笑。

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