« よつばと6巻 | トップページ | 今週のファミ通 »

2006年12月22日 (金)

ロストプラネット~その1~

まずは感想の前にこのタイトルが「買いかどうか」を書いてみる。気になっていてどうしようか迷っている方に「ちっとも参考にならない」言い方をするなら、

 楽しめる人もいると思うけど、それほどでもない人もいる

そういうタイトルだと思う。ゲームは純然たるアクションで、各面を繰り越して強化されるステータスはない。それぞれの面は初プレイで1時間程度の時間が掛かり、その中で実質HPに当たるステータスや弾薬が増えることはあっても、リスタートおよび次の面には繰り越されない。あくまでサードパーソンアクションシューティングというスタンスを維持している。

だから、経験値を稼いでチクチククリアを目指したい人にはあまり向かない。オンラインでの対戦も16人同時にボイスチャットをしながら戦えると言えば聞こえはいいが、別にさほど社交性が高くなく、殺伐とした殺し合いに楽しさを見出せない人も多いと思うから、ここに大きなバリューを見出すのもまた、人それぞれと言えるだろう。

ではこのロストプラネットがどんなユーザーに訴求するかを考えたい。このゲームを「楽しい!」「買って良かった!」と思えるユーザーとは、ずばりビジュアル志向であり、アクションゲームに飢えている層だ。誤解を恐れずに言えば月下の夜想曲より血のロンドを好む人。モンハンにおいて「倒した結果得られる素材による武器作成」より、「強力なドラゴンを倒すことそのものに価値を見出せる」人だ。

僕は以前から経験値を稼ぐのが好き、ステータスの数値がモチベーションの多くを占めるという話をしてきた。見た目に関しては360の登場によってかなり影響されやすい人間であることを認識したが、正直それが難関をクリアさせるだけのモチベーターたり得るかと言えばまた別問題だ。
※買うコトに対するきっかけにはなるけど。
だから、そんな僕にとってはこのロストプラネットは、ぶっちゃけ

 こんなもんかな・・・

という感じ。もう凄くビジュアルは力(リキ)が入っていて、日本どころか世界でも数本の指に入りそうなくらいの仕上がり。メインではなくとも十分にモチベーターとして機能するほどだと思うし、操作に関しても多少の慣れは必要であっても致命的な欠陥と思えるような不具合はなさそうだ。

 だが、

基本は雑魚を倒しつつ進んでいってボスはアルゴリズムを考えつつ戦うスタイルに大きな進化はない。演出上「上手い」と思わせるシーンや爆発や煙などの視覚エフェクトと効果音に次世代感も感じるものの、やっていて「面白いぜーー!」と声を上げたくなる場面はなく、一つ一つの面をクリアしながら進むある意味懐かしいアクションゲームの印象すら喚起する。

 とにかく綺麗ではあるが新しくはない

のだ。だが、純粋にロードやセーブに関するレスポンス、メニュー回り、操作性が良く、見た目も綺麗で、そつなく遊べるゲームがどれほどあるかを考えると、このゲームの存在意義はきっちりとあると言えるとも思う。これほど派手にロケットランチャーが爆発するゲームは他にはないし、人間のモデリングも同社のデッドライジングと比較してもかなりのレベルだと思う。軽いウリと位置づけられているイ・ビョンホンの起用もユーザーの嗜好とのズレを理解してかそれほど大きく扱われていない点も好印象だ。

まだ5面をクリアしたところで、全体で何面あるかわからないが、各面のメリハリや特徴は(寒冷地のみの戦闘という点を考慮すれば)かなりよく出ていると思うし、ボス戦はかなり派手で手に汗握りまくる。つかちと緊張しすぎでちかれたナリ(^^;。
※つかこういうゲームに慣れてる人だったらきっと簡単なんだろうなぁとも思ったり。敵を倒す感覚自体はメトロイドプライムに近いけど、あれでも1から2になっていろいろ手に馴染んでる操作とかあったし。そうか、今改めて思ったけど、ロストプラネットの手触りはメトロイドプライムに近い。あっちはファーストパーソンシューティングだけど、ターゲットを狙う感覚や多少勝手にロックしてくれる感じ、グラフィックや敵の方向性なんかも似てる気がする。まぁいろいろ武器が増えたりはしないけど。

ちょい完全な余談。

昨日は手持ちのゲームをPSPで動くかどうかいくつかチェックしていたのだけど、おもむろに本気になってしまったのは「メトロイドゼロミッション」。このタイトルは初代ディスク版のアッパーバージョンというか強化移植版。サムスの動きが一新され、特有のモッサリ感が全くなくなってゲームのテンポが非常に良くなった。序盤からガンガンやれることがあるし、かといって迷わないように次の目的地を随時教えてくれる。ついつい本気になってしまったんだけど、思い返せば思い返すほどロストプラネットにメトロイドの血筋を感じる。メトロイドから成長要素、武器が増えたりHP、ミサイルタンクが増える要素なんかをごそっと抜いて、3Dにして絵を綺麗にしたらきっとこんな感じだろうと思う。いやだからなんだって話なんスけどね(^^;。ちょっとスッキリしたかなぁ~って。

閑話休題

さて、そんなこんなでなんだかんだ言って4時間以上やってるわけだけど、
※純粋なアクションゲームとしては特筆してやってる方。つかこれより前ってことになるとPSの「悪魔城年代記」くらいまで遡るかも。つかそれだって1時間やってないし。ある意味スゲェ。

普通にムズい。つかイージーとノーマルの差がわからん。とりあえず1面をコインでも探そうかと最初はノーマルでクリアしたのに面セレクトで再度イージーでプレイしてみたところ、ぶっちゃけボスで非常に時間が掛かってファーストクリアより苦労したくらい。つかボスがとにかく強い。ぶっちゃけ学ばない自分が悪いっちゃ悪いんだけど、結構動きが早くて弱点を絶妙に隠したり避けたりしながらの戦闘になるので、割と死ぬ。
※ちなみにボスで死ぬとほぼ直前から再スタート。でも電源切るとその面の最初からになるかも。セーブもあるけど怖くて試せない(^^;→面の最初まで行ったらショック。

そんな中で自分がやってて気づいたことなんかを箇条書きにしてみたいと思う。つかネタバレもあるかもしれないけど、ぶっちゃけそれほど気にするようなレベルのバレはしてないつもりなのでそのまま書いていく。

・1面ボスが泣きそうに手強いけど、とりあえずエネルギーガンよりショットガンの方が戦いやすい気がする。つかエネルギーガンは弾速も遅いしついつい溜め撃ちにこだわってしまうので結果効率が下がってしまう気がする、、、ことに今気づいた。ちなみに青枠(基本はロボ用の武器)のビームライフルみたいなやつはスゲェ強いので、個人的にはこれを大事に持って行きたい感じ。例えばボス面にロボで入って持っていた場合、壊れる前にロボから外してボス面に置いてあったりする他のロボに付け替えたいくらい使えると思う。

・手榴弾は銃で破壊すると大ダメージらしいけど、ヘタなので上手く出来ません。でも5面ボスではロボが破壊され、地味にそれ狙いでなんとか一発で倒すことが出来ました。ウソです2回目で倒すことが出来ました。見栄張ってゴメンナサイ。

・左スティック押し込み中ジャンプで前転が出来るけど、こちらの方が移動速度が速い(リンクのように)ということはない気がする。つかもちっと瞬間的に避けられる方法は用意出来なかったもんかね、稲船くん(カプコン)よ。

・3面のウンディープは倒す必要なし。ただヤツの場所を気にせずに一直線で逃げると普通に食われるので、とりあえず視点を回しつつ視野に収めた状態で逃げたい。つかコイツに何回食われたことか!つか倒せるの?あ、バイク変形ロボなどのロボはヤツの出没するエリアに入った途端に壊されます。幼い頃ロボにお母さんを殺された恨みがあるんだってさ。いや別に聞いた訳じゃないけどそんな気がしただけ。

・ボスエリアに入ったときのステータス、HPとか武器とか弾薬の数とかを仮想セーブするらしく、死ぬとその状態でやり直しになるっぽい。なので、もしあまりにも倒せない場合は、ミッションを最初からやりなおしてそこまでに少しでもいい装備と高いHPをキープしていけば、幾分クリアは容易になるかも。

・4面ボスはビームライフルの溜め撃ちをタイミングよく当てる。

・5面ボスの弱点は頭の上。視点が高くなるVSを壊されるとかなり当てづらくなるので、エリアに入ってくるときは当然VSに乗って、かつビームライフルがココでも有効なので、ぜひとも持って入りたい。右手のマシンガンが着弾した時の体液の飛沫を視認したら左手の溜め撃ちを開放する感じで当てていけば、結構当てられると思う・・・けどもっと賢い倒し方もあるかも知れない。

・コインは試しに1面で探してみたけど、かなり見つからん。つか最初の1個が見つからなかったなぁ。あ、でも教えてくれなくていいです。とりあえず自分で探したいかも知れないので。つかコインがあったらどうなるの?って感じだけど。

・初回購入特典の「ハイクオリティビジュアル設定集」は、紙質の悪い映画のパンフレットみたいな本だった。中身はスタッフの対談とキャラやモンスターの写真などなど。1ページいっぱいに1枚の写真とかを見ても、十分見るに耐える映像だったりするのを見ると、シミジミこのゲームのビジュアル完成度が高いものだと再認識させられる。まぁ金銭的価値はせいぜい200円~300円程度のモノだと思うけど、貰えるなら貰っておいてもいいかな。

------------------

価格がとにかく高いので、気軽には買えないかも知れないけど、とにかく映像的にはエッジと呼べるものだと
※少なくとも360陣営としては
思うので、その点で興味がある方は見てみるのもいいかも知れない。ただ、腐っても「カプコンのアクション」。難度はそこそこ高いという覚悟は必要かもね。ファーストインプレ★★★☆かな。

|

« よつばと6巻 | トップページ | 今週のファミ通 »

コメント

ども、BlueTasuです、こんばんわ。

そーいや昨日がロストプラネットの発売日でしたね。
ロストプラネットはモンハンと比べてどうなのか、というのが気になっていたのですが、クリスさんの説明でその解答が得られたような気がします。
強力なドラゴンを倒すことに価値を見出せる、これは私的なモンハンのプレイモチベーションでしたから、このロストプラネットは肌に合っているような気がします。
難易度高めなカプコンのアクション、というのも好みですし。

ただ今は時期が悪い……。

ギャロップレーサーオンラインのβテスターに当たったし、引越しも間近だし、読みたい本もたまってるし、ハルちゃんとも遊びたいしでやることいっぱいなんですよね~。
精神と時の部屋にゲームと本を持ち込んで篭もりたい心境です。

投稿: BlueTasu | 2006年12月23日 (土) 00時36分

どもですBlueTasuさん、カルドのカードリスト鬼気迫るものがありますね(^^)。非常に読み応えがありますし、やってなくてもカードの使い勝手とか思わずイメージしてる自分を見つけちゃいますよ。★4と★5のカードだけでデッキが組めれば、
※バランスはもちろん重要ですが。
かなり強いヤツが出来そうですね。まぁ好きなカードを好きなだけ手に入れるのにはハンパねぇ時間が必要だとは思いますが。
※1枚しかない状態で友人に預け、3連勝してそのカードを埋め、また賭けカードで預け、、、ってのを繰り返せば好きなだけ集めることが出来るのかしら。っていうかその前に面倒か(^^;。

さて、ロストプラネットに関してですが、ぶっちゃけ初日しかやってません。絵は綺麗だし、ゲームとしての面白さがあるのはわかるのですが、やっぱり翌日に残るものがないというのは、僕の性分とはズレるというか、同じやられちゃってリトライを繰り返すのでも、EDFの方が夢が見られる感じです。っていうか操作性はぶっちゃけどっこいどっこいかも。ロストプラネットの弱点は高速移動の手段がない点ですね。

>精神と時の部屋

息苦しそうというありきたりなリアクションはおいといて。自分は今はそうでもないかな。っていうか外界と遮断される感がツライ。時間そのものは何となくあるような気がしますね。むしろルーチンワークを外れるイベントが欲しいところです。非常にダークな話をするなら、マ○○ンとか(^^;。まぁそれはおいおい書くときも来るでしょう。ではでは!

※ちなみに最近ルーターの調子が悪くて、360を一時的にネットから外したりしてました。「ああクリスは360やってないんかなぁ」と思ったとしたら、それはそんな理由でNOだったりします(^^;。まぁ気にしてないとは思うけどさ。

投稿: クリス | 2006年12月24日 (日) 01時45分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/119981/13157089

この記事へのトラックバック一覧です: ロストプラネット~その1~:

« よつばと6巻 | トップページ | 今週のファミ通 »