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2007年2月24日 (土)

モンスターハンターポータブル2~その3~

「PSPだっ!」

人から物をもらって喜ぶというのは実は難しい。それは相手との距離によって「もらって嬉しい物」が変わるからだ。子供が親からもらう小遣いは「もらって当たり前」と思っているし、バレンタインのチョコは「手作りじゃなきゃ嬉しくない」とか「美味しくないから嬉しくない」とか言う場合もある。好きでもない人から高価なものをもらって嬉しい場合があるとするなら、それはむしろもらった事が嬉しいというより、手に入ったことが嬉しさの要因であるだろう。正直な話、僕は生まれてから今までに「間違いなく嬉しかった」と呼べるプレゼントはそんなに多くない。
※ちなみに一二を争う嬉しかった物というとかみさんがクリスマスにくれたPGガンダムmkIIか、幼稚園の頃サンタさんがくれたミクロマンのロボットマンということになるだろうな。

だから僕自身何をあげるにしても「相手はそんなに嬉しくない」という点から立脚するようにしている。喜んでもらおうなんてのは所詮はエゴなのだ。「プレゼントには時間を掛けた方がいい」という以前ネタですら「その方が自分が納得できる」からだったりするのだ。

しかしだからと言って相手が喜んでくれたことが嬉しくないということは断じてない。相手の趣味や相手の年齢、相手の性格、季節、流行り、タイミングを熟考した末に贈った物に魂のこもった「ありがとうございます~!」と返事が返ってくることほど嬉しいことはない。自分が傷つかない為の保険を掛けてはおくが、その保険が適用されずに素直に幸せに身を任せることが出来るならそれにこしたことはないのである。

昨日夕方長男が帰宅してすぐに彼に包みを渡す。いつもなら「宿題やった後だからね!」などと捨てゼリフも用意するところだが、昨日が誕生日で、僕からゲーム関係のプレゼントを貰える予定が立っている以上、ウチの長男は間違いなく学校で宿題なんざ終わらせてくるに決まっているのだ。僕も触れないし、長男も弁解しない。

今長男が欲しがっている具体的なゲームタイトルはない。だから新しいゲームは何をあげてもそれなりにしか嬉しくないだろうし、そもそも今プレイしているモンスターハンター2DOSを止めてまでそれに傾注したりはしないだろう。彼の中の旬は遅れて来たハンター生活なのだ。PSPのモンハンにも興味はあるが、前日父ちゃんから「まぁ出せても5000円前後だなぁ」という話を聞いた上では既に視野からは外されている。その状況で、

 ほぼ新品ピカピカのプレイステーションポータブル
 +モンスターハンターポータブル2nd

セットでご提供である。「手ぇよく洗ってくるワ!」。流し台に向け猛ダッシュ。うがいの音すら心なしかマッハである。「母ちゃんからも出資されてるからお礼行ってきな」「わかったっ!」。

喜んで貰えると思うのは金額じゃないとは思う。喜ぶために必要なのは「いい意味での裏切り」。これしかない。感謝と歓喜は違うのだ。サイフは随分軽くなってしまったが、歓喜を買うのはなかなか難しい。あげてよかったと思っている。

さて、そんなドラマチックな出会いを果たした長男vsPSPだが、当然その先には僕との邂逅が待っている。前回一緒にやったのはPSOだったか、、、いやポケモンでそれもついこないだの話だったな(^^;。別に邂逅って程昔の話じゃなかった。スマン。

僕もキャラは作っていつでもクエストに出られる準備はしたが、それから先は一切やってない。お互いがまっさらな状態でのハンティング開始である。ろくにマニュアルも読まないスタートはPSP版の操作すらおぼつかない。とりあえずお互い初心者ではないので、訓練所を飛ばしてカウンターの姫に声を掛ける。

「ハンターランクは★3をクリアしないことには上がらないってことはさっき隣りにボケっと突っ立ってるヤツから聞いたな?だったら当然★3のをやるな!やるよな!?」

結構凄みを効かせてカーソルは既に★1★2を飛ばして★3に合わさっている。僕は思わず床に頭をこすりつけ「誠にもって申し訳ないですがそこをなんとか★1からやらせてはもらいませんでしょうか・・・」と懇願する。「チッ」という舌打ちと共に表示される★1最初のクエストは・・・

 雪山討伐クエスト ドスギアノス討伐

はぁ?これが一番簡単なクエストなんですかボス?「ったくテメぇがやりてぇっつったんだろうが!」という目で僕をにらみつけるカウンターの姉さん。長男と二人で「きっとこれが意外と簡単なんだよ」と無理矢理自分に言い聞かせ、いざクエストスタート。当然二人の装備はハンターナイフと下着姿。イチゴ柄じゃないけどカプコンと言えば下着姿だぜ!



はい死にましたよ~もうあっさりと死にました~。だいたい今までだって防御力が100以上のグラビティスーツ着たサムスみたいなカッコでぬくぬくと箱に入って育てられた自分ですからねぇ。インターバルだってあるしホットドリンクは切れるし操作は慣れてないしドスランポスより強い白ランポスのおっきぃヤツですからねぇそりゃもう死にます~。一撃でHPが8割くらい持ってかれちゃあ敵いません。敵うはずがないんですよ。

 二人して反省。

 「じゃあさじゃあさ、次は雑魚討伐にしようや」

 ブランゴ15匹討伐。ギリギリ達成。

 「やっぱキノコだよな」

 採取クエストキノコ20個納品。思わず出てきたドスランポスにいいようにボコられるが何とか死なずに達成。

つかランポスとか転んだ後にこんなにコンボ決めてきたっけか?思わず弱気になりまくる僕。おもむろに釣りを始める息子。小さな事からコツコツと。千里の道も一歩からという言葉もあることだし、まずは特産キノコやハチミツ、鉄鉱石から始めようじゃないか。イャンクック?無理無理無理無理滅相もない。僕らの実力をなめてもらっちゃ困る。まずは何でもいいから防御力を上げて、アサシンカリンガかドスバイトダガーでドスゲネポスを倒してデスパライズを作り、ドスイーオスを倒してデッドリィタバルジンを作り、徐々に徐々に、ですよ。ん?それってなんかデジャビュってる?いやいや気のせいですよ、き、の、せ、い。このまま毎日のようにカエルでトットちゃんを釣る人生が待ってるなんてことは、、、たぶん、、、きっと、、、もしかして、もしかする?

追伸:最初に姫が「これやれよ!」とばかりに提案してきた★3つのクエスト。中には敵を一切倒さずただ支給品を納品するだけでクリアになるようなものまであったりしてビックリ。まぁこれが前述の採取ツアーなわけだけど、こんなのがあるなら最初から言えよっていうかこれが★3ってのはどういう案配だいカプコンさんよぉ。でも娘もこのクエストなら余裕で出来るのでその点は高評価だったりして。レーティング?なにそれ?

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つか余談だけどPSPでのプレイって事で手元リセット出来ちゃうのが善し悪しあるかなぁとか思ったり。つかいろんな見たことないような素材がいっぱい集まってちょっと嬉しいとか思ったり。あと小心者だから二人で小さいターゲットを同時に斬り合うとどうしても同士討ちになっちゃって謝ってばっかりだったり。でもヤオザミとかのターゲットが分散するのが地味に嬉しかったり。二人してせまい採掘壁に並んでピッケルしてる姿が滑稽だったり。気安い分だけ討伐クエスト中でも採取が出来るのがお気楽な感じでよさげだと思ったり。「死ぬなよ~」とか言いながら直後に自分も死んでしまって、かつその後も自分が死んでしまってクエスト失敗になったりすると凄く深く反省したり。

 オンを楽しむにはオフでの十分な下準備は必須!

そう感じた次第。しっかり連携できれば2対1の戦いは絶対こちらに分があると思ったしね。俺たちのへっぽこ伝説は今始まったばかりだぜ!
※つかホントに始まったのか!?

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コメント

人差し指をくわえてヨダレを垂らしながら読みました、BlueTasuです、こんばんわ。

いいなー。やっぱモンハンはいいなー。
すごい楽しそう。わかる、わかるんですよ、和気あいあいとしたその空気。
 死ぬなよ~といいつつ直後で自分が死ぬとか、おいしすぎる笑いのツボという名のシチュエーション。
 あー、楽しそうだー。
 ドスギアノスってなんだろう。
 新しい装備やアイテムを早く見たい。
 まぁ我慢ですな。我慢……。

 順番逆ですが、息子さんの「PSPだ!」の歓喜の声、いいですね。
 私もやりましたもん。「スーパーファミコンだ!」って。
 あの時の感動、胸の高まりと興奮。忘れられませんもんね。
 お金で買えない価値がある。買えるものはマスターカードでって奴ですよ。明細書見て泣けますが。
 喜んでもらえてよかったですね、クリスさん。

投稿: BlueTasu | 2007年2月24日 (土) 22時53分

ちーすBlueTasuさん、娘の手前モンハンを自粛してるクリスです毎度。つか昨夜は結局疲れてやらずじまい。つかいくらなんでも

 娘のためにもう一台と1本ゲーム買う

って選択肢はさすがにないですねぇいくら僕でも(^^;。誕生日9月までにPSPが低年齢層向けにシフトするとも思えないし。でも一方では「3人でやったら楽しいかも・・・」などという恐ろしい想像がないでもなかったり。どこかにPSPと交換できるわらしべは落ちてないものか。
※ってそんなこと言い出したらBlueTasuさんの立場が全くないことに気づいていても気づかぬフリ(^^;。

ドスギアノスに関しては期待過剰になりすぎるのも逆に失礼だと思うので、とりあえず「白ランポス」の名前が変わったって程度と認識しといて下さい。たぶん新モンスターは雑誌やパッケージをにぎわせている轟竜ティガレックスだけじゃないでしょうか。

つか今日のブログでも書きますが、P2は面白いと思いますが、それ以上に凄いソフトだと感じています。僕自身のプレイ時間は少なめですが、細部をチェックすればするほど、完成度、プレイアビリティの高さを感じます。要するに良くできてます。例え一月遅れでも、BlueTasuさんが購入したら、すぐに追い抜かれてしまうでしょうね。そのくらい集中してプレイしたくなる要素がてんこ盛りです。
※って書いてるそばから「そう言えば価値観が違ったっけか?」という疑念が起こったり(^^;。まぁソコはソレってコトで。

投稿: クリス | 2007年2月25日 (日) 21時58分

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