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2007年2月 7日 (水)

中学校生活

今日は仕事で母校の中学の入学説明会に行ってきた。校長先生の「中学では勉強、自己鍛錬、友達を作る」という話のあとで生徒のナレーションによる1年間の行事をまとめたショートムービーが放映された。

僕が中学生だったのはもう20年も前の話。そりゃ建物もいくつか見慣れないものがあるし、体操服のデザインだって違う。当時いた先生で今日見かけたのは一人だけだったけど、

 「おお、覚えとるよ」

と言ってくれたのは素直に嬉しかった。特に「あんたのことは覚えとる」と言われるのは、別に飛び抜けて運動神経がいいとか頭がいいとかヤサグレてるわけじゃなかった自分としては最上の褒め言葉に聞こえる。部活も文化部で後輩と呼べる人間もいず、学校の仕事はボチボチやってはみたものの、ビジュアルが伴わないから上級生や下級生には全く認知されないキャラクター。それでも20年の時を越えて説明会に来た親御さんの中にいる「元同級生」が顔をほころばせて挨拶してくれるのはとても嬉しい。パッと名前が出なくて申し訳ない。

入学直後のオリエンテーションは学校に寝泊まりするという。ガチガチに緊張していてクラスメートでも知らない顔ぶれが半数いる教室。
※ウチの中学は二つの小学校から上がる。
きっとこの一晩でいろんなことが溶けていき、いろんなことが見えてくるんだろうと思う。当時はなかったボランティア活動の話。ああきっと僕がその場にいたら他の連中と「質より量」で競い合うんだろうなぁなんて思う。

つかただの思い出話であり既に過去このブログで取り上げたかも知れないけど、僕が中学の時は「廃品回収」がスゲェブームになったことがあった。とにかく家中にある紙という紙を持ってこいという至上命令。つか

 普通マンガ持ってこないでしょうよ!?

図鑑とか百科事典とかリヤカー何台ものダンボールが運び込まれて、一時下駄箱前がふさがるがごとくの廃品がうずたかく積まれた。重さ勝負だったから途中で「中に石を入れる」とか「水で湿らせる」とかの邪道がはびこったりもしたが、当時仕切ってくれていた担任がとてもフェアにジャッジしてくれたおかげで僕らのクラスはその一番のピークに優勝することが出来た。たぶんその週に集めた古新聞古雑誌ダンボールの総量は学校全体で7000キロぐらいだったような気がする。僕も40キロくらい貢献した気がする。っていうか温度が低いヤツなんかは、ゲリラ部隊が結成されて家に押しかけてまで要らない本や雑誌をかき集めたりしたくらいだから相当なもんだ。

 ああそう言えばその時友達が持ってきた「キャプテン」を持って帰りそうになった先生が今日久しぶりに会った先生だったなぁなんてことも思い出したよ。

修学旅行は東京ディズニーランドとか国会議事堂とか東京タワーとかに行くらしい。自分の時はTDL夜明け前くらいで行けなかったけど全然興味もなかったなぁなんて懐かしく映像を見る。

文化祭や体育祭も燃えまくった。このために生きてきたというくらい深く強く濃く携わった。一番ステージから遠い用具室の前から2年生の時僕らのクラスがやったスリラーを思い出す。衣料品店という利を活かして店の倉庫に眠るマネキンの手やカツラを使ったり、オヤジから着なくなった背広をもらってズタズタに破りまくるヤツ。メイクはお袋さんやねぇちゃんのを勝手に借りてきたりしたバックダンサーのゾンビ達。メインのマイケル役は黒のスウェット上下にオオカミのマスク。というシンプルな出で立ち。
※まぁスリラーがやりたいだけだったからネタは何でもよかったんだけどとりあえず「赤ずきん」のオオカミ登場シーンって設定だったので。

僕?僕は監督やってました。当日は照明さん。毎晩ビデオ見ながら踊りの練習にウチに来て、真剣で純粋な情熱。

もう自分が「生きてきた中の折り返し前の話」なのに、生徒の笑顔や風景や声や空気を、自分の中のいろんなところが覚えていて、次々に掘り起こされていく。受付をしていた若い女の先生、ハスキーボイスが魅力的だなぁなんて思ってたら、在校生の一人が声を掛ける。

「先生かわいー!!」

「かわいくないワ!」

既視感。ああ僕らの時も生徒からかわいいって言われた先生がいたなぁって思い返す。20年経っていろんなものが変わってる中で、変わらないものもあるよなぁって思う。教師にあるまじき行為とか服装の乱れとかスカートの短さとか・・・いろんな問題もあるんだろうけど、それでも誰一人つらくて苦しくて死にたくなるのを望んで中学に進むわけはない。

僕は高卒だけど中学と高校はホントにいい思い出しかないくらい楽しかった。今からその扉を開ける新入生たちにも、その楽しさを伝えたいって思ったけど、よく考えたらそんなことは言われなくても今からタップリ味わうことになるんだよなぁなんてね。なんだかまじめに羨ましかったな。

1年生の1月には百人一首大会があるという。これはそれまでにしっかりスキルを磨かなくては!って僕が出るワケじゃないのに、子供の練習相手として相応の実力を身につける気になってる36歳。来年は息子を4649!とか言ったりして(^^。

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