夏の魔術
今日久々に本屋に寄って帰った。昔は毎日のように通って、毎月のように特別予約でコミックを買っていたのに、
※「特別予約」:僕だけ別枠で柱にメモ貼りされてた。マンガだけで毎月10冊以上、雑誌ものべ20冊くらい買ってたから。
今じゃ「んっと前回来たのっていつだっけ?」というくらい縁遠いものになってしまっている。
第一の目的は自作系のPC本を買うこと。ヤフオクを見ていても知識が足りないから決定打に欠ける。予算は全部込みで12万弱だけどそのウェイト配分がわからないのだ。
で、とりあえず一冊買ってコミックの方へ・・・。一応1冊欲しいのがあって、それはそれで買ったんだけど、
※一応別ネタで今日アップ予定。つか今日は全部で5つくらい書く予定。
売り場で僕のハートを撃ち抜いたのは別のもの。
僕は時折店頭で「本に呼ばれる」ことがある。全く知らないマンガから「読んでみてよ。たぶん好きだよ」って声がする。それほどたくさんあるわけじゃないけど、そう言うときは大抵外さない。この「夏の魔術」もそんな感じだった。
上下巻が23日に同時発売で平置きされていて、他にももう一冊「アップフェルラント物語」という同じ田中芳樹&ふくやまけいこのコミックもリリースされたらしいが、そっちは既に品切れていた。たぶんこの名前を見た人の多くが「へ~田中芳樹ってマンガの原作もやってんだ」的な、「田中芳樹って銀英伝とか創竜伝の?」とか言うかも知れないが、僕がヒットしたのはその絵柄。既視感にも似た感覚が僕を捉え声を掛けてきたのは間違いなく「ふくやまけいこ」だった。
ふくやまけいこは絵柄を見てなるほどと思われるかも知れないが、元々は高橋留美子のアシスタントをやっていた子で、僕自身「東京物語」という作品しか知らない。でも僕はこの人の描く絵が本当に好きで、技術的なレベルでは高橋留美子に及ばないかも知れないけど、なんていうか凄く癒される感じがする。生理的に惹かれるという感じだろうか。
マンガの方は原作があるからしてふくやまけいこ節が出ているかどうかは正直分からないけど、1冊目の半分くらいまで子供たちに読み聞かせている限りでは
非常に面白い!そしてやっぱり絵がいい!
最後まで読んだらまた感想書きますが、誰か一人くらい彼女のことを知ってたらいいなぁと思った次第ですヨ(^^)。
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コメント
うわ、懐かしい! という第一声と共に現れたのがBlueTasuです、こんばんわ。
夏の魔術、懐かしいなぁ。
これ、大分前の小説ですよ。何十年前だろう。
田中芳樹先生の小説は好きなので、色々読んでますが、好きなシリーズの小説でした。
これが漫画化されてたのか……。
本屋にダッシュだな。ありがとう、クリスさん。
投稿: BlueTasu | 2007年3月25日 (日) 02時29分
結構古いのかなぁと思いつつもそんな前の作品でしたか。もうコミックスは買われたのかな。自分的には導入部はわかりやすくとても面白かったのですが、後に行けば行くほど登場人物の関係が難しいというか複雑になっていって、なんつか「見失いがち」になってしまいました。
ラストはもう1話挿した方がよかったんじゃないかなぁとか、思いましたね。悪くはなかったですが、もったいなかったかな、という感じです。
投稿: クリス | 2007年3月26日 (月) 02時38分