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2007年4月22日 (日)

チンクルのバルーンファイトDS

小さな小さなネタでどれだけくだらない話を水増し出来るかということを考えつつ筆を進めて参りたい。っていうかそもそもこのソフトそのものの話だけするなら、それこそ1行で足りる程度のことなのだけど、そこをあえて無駄に長くしてみたい。つかそんなにみなさんの人生無駄な時間がたくさんあるわけじゃないだろうから、むしろ短くしてこそすれ長くする意味などあろうか、という自問自答がないではないが、それを押して、今回は無意味に細かいところまで重箱の隅を突き破るかのごとき勢いで箸を突き刺していきたい。つかまぁたまにはよいではないか。

「チンクルのバルーンファイトDS」は文字通りDSソフトである。タイトルにDSと付いているのだから当たり前と言えば当たり前だが、過去に置いて「スーパー」と付いているのにスーパーファミコン用でないものや、思えば初代ドンキーコングのゲームウォッチ版も「ダブルスクリーン(略してDS)」だったような気がしないでもないからここはあえて注釈を入れておくのが優しさというものだろう。誰がなんと言おうと僕が「優しさ」と言ったら優しさなのだ。優しさなのっ!

まずそのDSのこと以上に説明すべきは「チンクルの」とか「バルーンファイト」の部分ではないかとも思うが、、、いや!ちょっと待て!それ以上にこのソフトがいったい何なのかを説明するのが先ではないのか!?物には順序というものがある。なぜ今クリスがこのソフトを取り上げたのかをみなさんにお伝えしてから、じっくりとディティールを掘り下げようじゃないか。みんなもそう思ってる。・・・だから思ってるのっ!

それは時をさかのぼること三日前の出来事じゃ。我が輩がIEに戻ると、いや家に戻ると、、、まぁたしかに家に帰って一番最初にすることはパソコンモニターの電源を入れ、
※PC自体は大抵立ち上がっている。っていうかウチは家中がPCを自由に触れるので、、、例えば小二の娘は録画したぜんまいざむらいやケロロを数え切れないくらい何度も見ているし、小六の長男はモンハン電卓やゲームやマンガ読んだりするし、かみさんは音楽掛けっぱなしで掃除したりするのだ。
IE(=インターネットエクスプローラ)を覗く=「戻る」と言えなくもないが、まぁIEというのは家の誤変換であり、要は我が家に戻ってきたということが言いたいわけだけど、、、

 ウザっって思ってるでしょ?今日はずっとこんな感じでいくよ。

PCの前に白い箱が置いてある。正確にはPCの前じゃなくてPCの横に置いてある机の上のキーボードの左斜め70度くらい手前2cmくらいの位置に、って「正確」と言いつつ「くらい」という相反する表現を使ってしまってメンゴメンゴ。ウザッ。・・・に置いてある。見たところCDケースが入っていそうな大きさ。つか最近ネットでそれっぽいものを買った記憶がない。っていうかいくら考えても思い当たらない。パソコンのパーツ?OEMのアプリ?メモリースティックプロデュオ4G?いやそれは今僕が一番欲しいものか。Sandiskでヤフオク落札価格が大体8000円弱というのが相場みたいだけど、これはちょっとというかだいぶ欲しい。っていうか新PCが来てキャプチャも復活した今、PSPでの動画生活を再開したい気持ちで一杯なのだけれど、いかんせん容量が足りぬ。4ギガでその程度の価格なら、ましてやキャプチャボードを買わずに済んだのなら、そのくらい買ったっていい、、、あ!もしかしたら寝ぼけた僕が自分のあずかり知らぬうちに入札&落札していたのか?もしくはあんまりにも僕が欲しがるものだから神様がそっと届けてくれたのかも?そうかも??

 送り主は任天堂であった。

おや?そんなところから4ギガバイトのメモリースティックプロデュオが来るはずはないぞ。だってあれはソニーだもん。PSP用だもん。任天堂はPSP出してないジャンバッカじゃねぇの?とクラスメートの頭の悪そうな千田くんに言われそう。

どうやらそれはニンテンドークラブからの郵送物のようであった。というかどうやらこれは年間で400ポイント(違うかも?)以上任天堂関連のソフトやハードを買ったウツケ者が認定されるプラチナ会員特典らしかった。つかニンテンドークラブのポイントはついこないだ何となくまとめて打ち込んだら結構な量たまっていてそれでゲームウォッチコレクションとか貰えるって算段になったりもしていたんだけど、

 すっかり忘れていた上にもう別に欲しくなくなっちゃったし。っていうか花札のが欲しいかなぁとも思いつつ、もらったらポイントがなくなっちゃうからやっぱ貰うのよそうとか思ったり。

ちなみに去年のプラチナ会員特典は「Wiiリモコン型普通のリモコン」であった。っていうかンなもん貰っても紛らわしいだけじゃん!とか思ったし、その前とかは確か「金(メッキ)のマリオ像」とかだった気がする。マリオ像はちょっと欲しかったけど、いざ来ると邪魔になるだけなので別にいらないか。

で、今年の特典が何だったのかというと、、、わかる?わかっちゃう?さぁみんなで当ててみよう!ヒントはね、んとね、ど~しよっかな~言っちゃう?ヒント言っちゃったりする?ヒントはぁ、

 DSソフト!

マジ?マジでDSソフト?ええ~それって超良くない?良くなくなくなくなくなくない?え、それってマジでDSで遊べちゃうわけ?当然市販してない非売品ってヤツだよね?何何?何てソフトなの?

 っていうかウザすぎるし。

おもむろに僕がしたことと言えばヤフオクで「チンクルの」を検索。「チンクルの」だけなら「バラ色ルッピーランド」もヒットしそうなもんだけど、何のことはない1ページ全部がバルーンファイトであった。大体4500円くらいの落札価格というところかな。まぁ去年はポケモンやらDSブームやらでかなり大量にプラチナ会員が量産されたと思うから、連邦など恐るるに足らないわけだし、価値が暴落するのも致し方ないっていうか原価ベースで考えたら正直言ってそう大したことはないというか、

 欲しがる人は多いだろうけど、企業的にはおいしいアイテム

な気がした。リモコン型リモコンの方がそれ用のラインがあるわけじゃないし、原価は高いだろうなぁって思った。ちなみにゲームウォッチコレクションに関しては大体当初1万円くらいで取引されていたから、それを踏まえても今年のプラチナ会員の人数が多いことが伺える。

正直このまま行っても値段は下がるだろうから、ということで開けちゃいました(^^)!カルドセプトのトランプやアイドルマスターも開けてないような僕が!

ハイここで感想に入っていくと思ったら大間違い。まずは「チンクル」に関して自分の知ってることを書いていきたい。

 ゼルダに出てきた人。夢見がちな35歳独身。風船で空飛んだりする。兄弟がいっぱいいる。ヒゲが濃い。緑の服は単なるコスプレ。

つかこのくらいしか知ってることがないんだよな。実は。いやシリーズ作品にはしょっちゅう顔を出してはいるんだけど、なんつかあんまし思い入れがないっていうかむしろさほど好きじゃないっていうかぶっちゃけ嫌いと言えなくもないようなキャラなんだよな。まぁなんつの?「ダメな大人」を絵に描いたような、みたいな?つか冷静に考えると35歳ってのは出た当初は年上だったのが今じゃ年下だもんな。自分より年下であんなのなんだよ!?いや~上司でも部下でも嫌だし。

そんなチンクルと、ファミコン黎明期に海外のなんとかってソフトを移植した「バルーンファイト」のコラボレーション。つか「コラボ」って言えばいいものをあえて「コラボレーション」って書くあたりやらしいな~。つかそのくらい軽く流せばいいのに、あえて拾っていくあたりが余計やらしいけど。

バルーンファイトの元になったゲームもやったけど、正直かなり面白くない。っていうかあのファンシーなアレンジってのはファミコンが大ブレイクした大きな要因だと思うんだよね。ぶっちゃけちゃうとロードランナーとか元のゲームだと全然面白くなかったもの。画面がスクロールするから状況がわかりにくいとか言われたりしたけど、オレに言わせれば味気ない画面だけで想像力だなんだとほざくオタクの戯れ言みたいなもんだと思った。つか音とかファミコン版の方が絶対気持ちよかったし。
で、

そのバルーンファイトがどんなゲームなのかというと、画面上に次から次へと現れる風船を専用のガンコントローラーでどんどん撃ちまくるゲーム。いやはやこれならDSとの相性も抜群だし、チンクルをぶら下げた風船を撃つとボーナス点。よし。これでよし!

 つか今このページを見ている人の何割がバルーンファイトを知らないのかとあえて問いたい。

ホントは右手と左手に大きな風船を付けてどんどん横スクロールで進みながら敵を倒していくゲーム。各面の最後にはボスがいて、倒すごとに次の階へ上がっていく。当時このソフトは映画を見ずに作られたと言われており、ベースになっているのは全く別のブルース・リー死亡遊技だったりするんだけど、

 これは微妙にスパルタンXの話。

実を言うとバルーンファイトはファミコンにつける外付けのコントローラーで、スティック部分が風船になっている斬新なタイプ。優しく扱わないと破裂しちゃうから要注意。でもフワッとした触感が実はかなり微妙な操作をも可能にしており、強くつまむと強いパンチが、そっとつまむと弱いパンチが出たりする。強いパンチを打つことに破裂するかも知れないと言うリスクを持たせた点が素晴らしく、全世界で10万台を超える大ヒットと、

 もちろんなってません。でまかせですから。

背中に二つの風船を付けた主人公が、うまい具合にバランスを取りながら次から次へ現れる風船を取りつつ進んでいく。途中光る星状の障害物に当たると一回でゲームオーバー。海の上を飛んでいくが、あまりに海面すれすれを飛ぶと海の中からガバチョと巨大魚にひと飲みにされるから気を付けろ!操作はAボタンでちょっと浮かぶ。連打でどんどん上昇。ほっておくと自然に落下していく。Bボタンは押しっぱなしでどんどん上昇する。基本的にどんな操作にも慣性が働いているから、押しすぎには注意!

先に進むとどんどん星が増えたり、移動したり、流れてきたりするようになる。画面上に現れるバブルを取るとフィーバーチャンス!移動速度が上がった自機を操ってこれまで障害物だった星を全て集めると1up!

 もちろんみんながルールを知ってる前提で書いてますよ。

ただしあまり星を取りすぎると自機の操作が不安定になるから気を付けろ!これがホントの「バルーントリップ!」なんちて。マジウザい。自分で書いててそうだから読んでる人はもっとかも。

つかまぁ自キャラがチンクルになって敵キャラがデクナッツになっただけですよ。っとまだウソを言うか。自キャラがリンクで敵キャラがチンクルだ。いやそれもウソ。ホントは自キャラが緑チンクルで敵キャラは兄弟チンクル。チンクルvsチンクル!チンクルバトルロワイヤル!だからウソで固めた人生ですから。

要は2画面を使ったバルーンファイトですワ。上の画面まで使うメリットはボーナス面の風船が取りやすいってだけ。別にタッチペンで操作するわけでもないし、特に新しいフィーチャーと言えば、タイトル画面からギャラリーと呼ばれるイラスト閲覧コーナーに行くことが出来るくらい。たぶんスコアとか面とかが進むとどんどん絵が増えていくんだと思うんだけど、とりあえず普通のゲームの方では4回目のボーナス面の次の次くらいまで進んで、バルーントリップも同じくらいかな。淡々としたプレイフィールは今となっては古くさい印象しかないんだけど、ゲーム自体は悪い作りじゃないし、新モードとして「4人対戦」も出来るようになったので、それがキモなのかもなぁとも思ったり。つか2画面に増えて4人対戦ならバランス自体はあまり変わってない気もするけど。

そうそうあとゲームオーバー後に他のモードで遊んでからでも続きが出来るという一種のセーブみたいなのもあった。もしかしたらコレを使うことでどんどん面が進んでいき、最終的には雷雲が画面を覆い尽くすような状況になるのかも。つかそれはそれでちょっと楽しそうな気もするけど。

でもバルーンファイトというソースとチンクルというキャラクターでこういう答えしか出なかったのかなぁという気はした。しょせんおまけソフト的位置づけだし、タダであげるものだからローコストで仕上げなければならない実情はあるんだろうけど、なんつか「懐かしいなぁ」だけでは今のプレイヤーは付いてこないんじゃないかって思った。音楽もアレンジとオリジナル両方入っていたり、パッケージもまんまDSソフトみたいで凝ってはいるんだけど、長期的にプレイさせるにはもう一つモチベーターが弱すぎる。あの老けたオヤジの絵が見たいだけで何時間もがんばれると思うなよ!?みたいな。

「お金掛けずに」、ってことを抜きにしていいならたぶん任天堂だからいくらでも打つ手はあったんじゃないかとも思うんだけど、この出来だと「しょせんはタダゲーか」って感じでせっかくもらっても裏切られたような気になってしまう方が強いんじゃないかとも思った。ちなみにプラチナ会員特典は他にもう一つあって、

 自分のMiiをプリントしたWiiリモコンの「フタ」

ってもの。フタだけではあるけど、世界で一つのリモコンが出来るというプレミアミティを考えると、案外そっちの方が嬉しいのかもなぁってバルーンファイトやった今なら思うけど、さすがに最初からそっちをチョイスは出来ないよな、とも思う。ああでもよくよく振り返ってみたら、このソフト最大の欠点はアレンジされたBGMかもな~。だってバルーンファイトに限らず、その頃の任天堂ソフトってどれも凄くBGMがイカしてて思わず口ずさめる感じだったじゃない?エキサイトバイクとかデビルワールドとか
※エキサイトバイクもデビルワールドも開始時のジングルくらいしかないけど(^^;。
バルーントリップもあの軽妙なメロディがあったからこそ楽しくプレイできたと思うんだよね。アレをもっとなんつの?オーケストラというか迫力あるアレンジでガンガン聴かせてくれたら、大きなモチベーターになった気がした。気持ちよくプレイできるなら、みたいな。

でも任天堂も自社資産をうまく使い回すよな。正直言って何度も何度もマリオに頼るのはどうかって意見もあるとは思うけど、それだって400万本とか売れちゃうとなると話は別だとも思う。そんなに売れたって事はそれだけたくさんの人がそのソフトを望んだってことで、要するに昔のファミコンソフトの流れを汲む新作にニーズがかなりあるってことなんだよな。だからこうしたバルーンファイトやニューマリのようなタイトルは今後ももっともっと出てくるだろうと思う。だいたい今週もパネルでポンのDS版がまた出るじゃない?つかあれだって以前発売されてると思ったよ。DS版が既に。それでもまだ出す。でもってソコソコ売れたりするんじゃないかとも思う。
※まぁ僕的には初代SFC版が今でも一番だと思うけど。

あ、でもそう考えていくともしかしたらDSで初代ゼルダとか出てくれるかもしれないな。見た目と音楽だけ入れ替えてもらって、別にタッチペンとか対応しなくていいからしっかり作って欲しい。DSならファミコンミニ版ではしょられてしまったポルスボイスの弱点を責めることも出来るじゃん?あれはマジ気持ちよかったのに、GBAじゃ「強敵」で片づけられちゃったもんな。うー書いてたらやりたくなってきたぜ。っていうか既にバルーンファイトとは関係ないこと書いてるし。ま、いっか。つか思ったより続けられないもんだな。あ、そうだ最後に言っとかなきゃね。

 今回の内容には多少脚色が含まれております。

 つかぶっちゃけウソも多いです。

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